JP2007107492A - レジャービィークル用エンジン - Google Patents

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Abstract

【課題】 外観的にシンプルな且つ冷却水の供給がより短かい通路長さで行える自動二輪車に好適なレジャービィークル用エンジンを提供することを目的とする。
【解決手段】 クランクケース2が少なくとも2分割され、該2分割されたクランクケース2の間にクランクシャフト1を回転自在に保持するように複数のメインジャーナル固定ボルト4によってクランクケース側に取着した、4サイクルエンジンEであり、複数のメインジャーナル固定ボルト4による取着領域の下方に、オイルポンプ7を配置するとともに、このオイルポンプ7の回転軸7Sに対して、ウォーターポンプ9の回転軸9Sが同軸上になるよう該ウォーターポンプ9を、オイルポンプ7の側方に、配置した。
【選択図】 図1

Description

本発明は、自動二輪車、自動三輪車等のレジャービィークル用、特に自動二輪車用として好適な、液冷式の4サイクルエンジンに関する。
レジャービィークル、例えば、自動二輪車用の4サイクルエンジンは、性能はもとより、その外観の美しさが、評価の重要なポイントの一つになっている。
このような状況下において、水冷式の4サイクルエンジンの場合、ウォーターポンプは専らエンジン本体の外方に該エンジン本体と離間した別体状に配設され、このウォーターポンプの吸入口は、自動二輪車の前輪後方に配置されたラジエータの吐出口と、ゴムホースによって接続され、また、前記ウォーターポンプの吐出口は、ゴムホースを介して、エンジンのシリンダあるいはシリンダヘッドに設けられた冷却水通路の供給口と接続されている(特許文献1参照)。
特開2004−330990号公報。
前述のように、エンジンの外方をゴムホースが延設されていると、カウリングのない自動二輪車の場合には、一般に「黒色」をし外観上目立つ「ゴムホース」によって、自動二輪車の外観美が損なわれてしまうことがある。また、ゴムホースの場合、エンジンの振動に起因して該ゴムホースが干渉物に擦れることによって発生する磨耗対策などが必要となる。
本発明はこのような状況に鑑みておこなわれたもので、外観的にシンプルですっきりした且つ冷却水の供給がより短かい通路長さで行える自動二輪車に好適なレジャービィークル用エンジンを提供することを目的とする。
前記本発明の目的は、以下の構成からなるレジャービィークル用エンジンによって解決される。つまり、本発明にかかるレジャービィークル用エンジンは、クランクケースが少なくとも2分割され、該2分割されたクランクケースの間にクランクシャフトを回転自在に保持するように複数のメインジャーナル固定ボルトによってクランクケース側に該クランクシャフトを取着した、レジャービィークル用の4サイクルエンジンであって、
前記複数のメインジャーナル固定ボルトによる取着領域の下方に、オイルポンプを配置するとともに、このオイルポンプの回転軸に対して、ウォーターポンプの回転軸が同軸上になるよう該ウォーターポンプを前記オイルポンプの側方に配置したことを特徴とする。
前述のように構成された本発明にかかるレジャービィークル用エンジンによると、一般にクランクシャフトを回転自在に支持する一対のメインジャーナル軸受(ベアリング)を該メインジャーナル1つ当たり2本のメインジャーナル固定ボルト(メインジャーナル軸受用の固定ボルトをいう)で固定するが、そのメインジャーナル軸受固定ボルトの取着領域の下方に、オイルポンプが位置されるため、それと同軸上に回転軸を有するように配置されるウォーターポンプは、エンジンのクランクケースの側部に外観上エンジン本体と一体感をもって配置することができる。そして、このような位置にウォーターポンプが配置されると、このウォーターポンプの吐出口をクランクケース壁内に形成した冷却水通路の供給口と、直接、つまりゴムホースを介することなく接続することが可能となる。
このため、ウォーターポンプとエンジン本体との間にゴムホースが露出して配置されることはなく、従って、外観上、極めてシンプルな外観を呈することが可能となる。
また、冷却水も、エンジン壁内の剛体からなる冷却水通路のみを通ってシリンダやシリンダヘッド側へ供給されるため、極めてスムーズに供給されることになる。
また、前記レジャービィークル用エンジンにおいて、前記オイルポンプが前記クランクケースと別体に構成されていると、オーバーホールをおこなう際にも、このオイルポンプを取着しているボルトを取り外すことによって、簡単にエンジン本体から該オイルポンプを取り外すことができ、かかる状態では、前記メインジャーナル固定用ボルトを、クランクケース下方から容易に取り外すことが可能となる。つまり、オーバホールが容易なエンジンとなる。
また、前記レジャービィークル用エンジンにおいて、前記ウォーターポンプが前記クランクケースと別体に構成されていると、同様にオーバホールする際に、あるいはウォーターポンプの点検をおこなう際に、容易にエンジン本体から取り外して、簡単に実施することができるエンジンとなる。
また、前記レジャービィークル用エンジンにおいて、前記ウォーターポンプの吐出口が、前記クランクケースの壁内に形成された冷却水通路(ウォータジャケット等)の供給口に直接接続されていると、好ましい実施形態となる。
また、前記レジャービィークル用エンジンにおいて、前記冷却水通路が、前記クランクケースの前壁に沿って下方から上方へ向けて形成されていると、ウォーターポンプの吐出口から容易にエンジンの上方部位の要冷却部位(シリンダやシリンダヘッド等)へ供給できる構成を実現できる。
また、本発明にかかるレジャービィークル用エンジンにおいて、前記冷却水通路が、クランクケースの後壁に沿って下方から上方へ向けて形成されていると、自動二輪車に搭載されて走行中に前方から流れる空気で冷却されることがないエンジンのシリンダ後方へ温度の低い冷却水を供給できることから、好ましい実施形態となる。
前述のように構成された本発明にかかるレジャービィークル用エンジンによると、ウォーターポンプからゴムホースを介することなく、シリンダやシリンダヘッドへ冷却水を供給することが可能となり、外観美が製品評価の重要なポイントの一つとなる自動二輪車等のレジャービィークルにおいて、シンプルな外観のエンジンを得ることができる。
以下、本発明にかかるレジャービィークル用エンジンを、レジャービィークルの一種である自動二輪車用の水冷式4サイクルエンジンを例に挙げて、そのエンジンの実施形態を図面を参照しながら具体的に説明する。
図1は本発明の一実施形態にかかるレジャービィークル用エンジン(内燃機関)の全体の概略の構成を一部断面して示す側面図、図2は図1に示すエンジンにおけるオイルポンプとウォーターポンプ部分の配置状態を示す図1のII−II矢視での部分拡大図である。
図1に図示するように、本実施形態にかかる4サイクルエンジンEは、複数の気筒(この実施形態の場合4気筒)を有する。そして、エンジンEのクランクシャフト1は、略上下に2分割されたクランクケース2の割り面2Cの間に、メインジャーナル軸受(ベアリング)3を介して、回転自在に支承されている。なお、本実施形態では、前記クランクケース2は、エンジンE後方の変速装置M、ジェネレータ17部分、モーメントバランサ16部分のケーシングと一体になっているが、必ずしもこれらのケーシングと一体になっている必要はなく、これらのケーシングと別体となっていてもよい。
そして、前記クランクシャフト1を回転自在に保持する、前記クランクケース2の上部クランクケース2Uと下部クランクケース2Lとは、メインジャーナル固定ボルト4によって取着されている。具体的には、図2に図示するように、クランクシャフト1を回転自在に保持するメインジャーナル軸受3(図1参照)1個(1つ)当たり、1対(2本)のメインジャーナル固定ボルト4によって取着されている。
従って、この実施形態のように、4気筒エンジンの場合、前記クランクシャフト1は5個のメインジャーナル軸受3によって、回転自在に保持され、各メインジャーナル軸受3は、1対のメインジャーナル固定ボルト4によって固定される。このため、クランクシャフト1は、合計10本のメインジャーナル固定ボルト4によって(前記メインジャーナル軸受3を介して)、回転自在に取着されることになる。なお、図2では、図面の都合上、エンジンEの左端部の2対のメインジャーナル固定ボルト4とその取着穴5のみが図示されている。従って、実際には、図2の右側には、図示しない3対(6本)のメインジャーナル固定ボルト4とその取着穴5が存在している。
そして、図1に示すように、前記メインジャーナル固定ボルト4の取着領域(各メインジャーナル固定ボルト4間を結んだ内方の領域)の下方には、図2に示すように、該クランクケース2とは別体になった、オイルポンプ7が配設されている。そして、この実施形態のように、エンジンがドラインサンプ型である場合には、前記オイルポンプ7は、その上方に位置する前記クランク室Crの底部2m(図2参照)に対して複数の取着ボルト8によって着脱自在に取着されている。しかし、前記底部2mが存在しないウエットサンプ型エンジンの場合には、前記オイルポンプ7は、前記メインジャーナル軸受3のハウジング部分あるいはそこから付設されている取付部(図示せず)に、ボルトによって着脱自在に取着される。従って、前記ドラインサンプ型エンジンであるかウエットサンプ型エンジンであるかにかかわらず、前記オイルポンプ7は、複数の取着ボルト8を取り外すことによって、エンジン本体E1、具体的にはクランクケース2(正確には下部クランクケース2L)側から、簡単に取り外すことができるように構成されている。
また、前記オイルポンプ7は、この実施形態のように、ドラインサンプ型エンジンの場合には、上方が前記クランク室Crの底部2mによって、また側方および下方がオイルパン25(図1参照)によって覆われている。そして、このオイルパン25は、下部クランクケース2Lの下端に、複数の取着ボルト26(図1参照)によって取着されている。従って、オイルポンプ7を取り外す際には、図1に図示するように、前記下部クランクケース2Lにオイルパン25を取着している取着ボルト26を取り外して、クランクケース2からオイルパン25を先に取り外しておく必要があることは言うまでもない。また、ここで「別体になった」とは、オイルポンプ7(あるいはウォーターポンプ9)が、クランクケース2側から取り外した状態においても、ポンプとしての機能を果たすように、クランクケース2の一部をオイルポンプ7の隔壁やポンプケーシング等の一部として利用していない形態を言う。
そして、図2に図示するように、前記オイルポンプ7の回転軸7Sと同軸上に、ウォーターポンプ9の回転軸9Sが位置するように、該ウォーターポンプ9が配置されている。このウォーターポンプ9は、図2に図示するように、前記オイルポンプ7の側方で本エンジンEの側部(この場合、エンジンの左側部)に位置することになる。このウォーターポンプ9も、前記クランクケース2とは別体になり、従って、ウォーターポンプ9をクランクケース2側に取着する複数の取着ボルト24を取り外すことによって、このウォーターポンプ9を、クランクケース2側から取り外すことができる。また、前記オイルポンプ7に対して、このウォーターポンプ9は別体になっている。ただ、ウォーターポンプ9の回転軸9Sとオイルポンプ7の回転軸7Sは、凹凸形状からなる係合構造(噛み合い構造)31によって、回転方向に対して、一体に回転するよう係合している。そして、前記回転軸9Sは回転軸7Sから単にその軸方向に引き抜くことによって、互いに、分離することが可能となっている。
そして、図2に図示するように、前記ウォーターポンプ9は、エンジンEの本体部分E1の側方に隣接して外観上一体の如く配置され、該ウォーターポンプ9の吐出口9dは、前記クランクケース2に形成された冷却水通路10の供給口10iに液密式に接続されている。なお、図2において、参照番号32は、液密式に接続するためのパッキンを示す。
そして、図1に図示するように、前記冷却水通路10は、エンジンEのクランクケース2から、その上方のシリンダ11およびシリンダヘッド12部分の冷却水通路19に連通している。前記シリンダ11およびシリンダヘッド12部分では、前記冷却水通路19は、該シリンダ11およびシリンダヘッド12の全周域(シリンダ11の前方域から側方域および後方域にかけての部分、シリンダヘッド12の前方域から側方域および後方域にかけての部分)に至って形成されているウォータージャケット33と一体に形成され、シリンダ11およびシリンダヘッド12の要冷却部分を冷却することができるよう構成されている。
そして、前記冷却水通路19の排出口19eは、エンジンEの上部に設けられており、この排出口19eから、図3に図示するように、エンジンE前方に配設されているラジエータ20の供給口に短いゴムホース21を介して接続される。
また、図1に図示するように、前記オイルポンプ7(図2参照:ウォーターポンプ9の紙面奥方に位置する)の前方には該オイルポンプ7から圧送されるオイルを冷却するためのオイルクーラ13が付設されている。また、このエンジンEには、前記クランクシャフト1から変速装置M側へ動力を伝達する入力軸14と、変速装置M内部の図示しない変速用歯車列を介して前記入力軸14から伝達された回転を変速して出力する出力軸15を備えた当該変速装置Mが付設されている。さらに、このエンジンEには、振動を低減させるためのモーメントバランサ(単に「バランサー」とも呼ばれる)16と、ジェネレータ(発電機)17が付設されている。そして、エンジンEのシリンダヘッド12の後部には、スロットルボディ(図示せず)を取着するための取着部28が設けられており、また、シリンダ12の前部には排気管(図示せず)を取着するための排気管接続部29が設けられている。
また、本実施形態では、前記クランクケース2には、前記クランクシャフト1、モーメントバランサ16、ジェネレータ17の各回転軸芯(ジェネレータ17の回転軸は図示せず)を結ぶ線に沿って、前記割り面2Cが形成されている。また、前記クランクシャフト1と前記入力軸14との間は、図示しない歯車列を介して、動力が伝達されるよう構成されている。また、前記オイルポンプ7の回転軸7S(図2参照)には、前記クランクシャフト1側から図示しないギヤ列を介して、動力が伝達されるよう構成されている。
そして、前述のように構成された本実施形態にかかる自動二輪車30の水冷式の4サイクルエンジンは、以下のような作用効果を奏する。つまり、
前述のように、図2に示すように、前記ウォーターポンプ9の吐出口9dとクランクケース2内に形成された冷却水通路10の供給口10iとは直接接続され、従って、ウォーターポンプ9からエンジンEの冷却水通路19へは、従来のようにゴムホースを介することなく、前記冷却通路10を介して冷却水が供給され、且つ、エンジンEの下部からエンジンEの上部へはエンジンEのシリンダ11およびシリンダヘッド12の各壁内に形成された冷却通路19を通って冷却水が供給される。このため、目立つ黒色のゴムホースが、エンジンEの外方を、下部から上部へ延設されることがない。
このため、図3に図示するように、外観が重要視される自動二輪車30に搭載された場合には、シンプルな外観を得ることができる。
また、ウォーターポンプ9から冷却水通路10,19にかけて、全て剛性の高い通路で構成されるため、通路形状が冷却水の圧力の変動によって変化することがないため、圧力損失の低い状態で冷却水を供給することができる点でも優れた構成となる。
また、前記ウォーターポンプ9やオイルポンプ7をエンジン本体E1から取り外して点検したり修理したする場合にも、前述のように、簡単に取り外すことができる点で好ましい構成となる。
ところで、前記実施形態では、自動二輪車用のエンジンを例に挙げて説明したが、他のレジャービィークルの場合にも、エンジンが外観から見えるところに配置される場合には、同様に外観上の作用効果を得ることができることは言うまでもない。
また、前記実施形態では、オイルポンプ7の前方側に、つまりエンジンEの前壁内に冷却水通路10を形成している。
しかし、これに代えて、図4に図示するように、オイルポンプの後方側(変速装置M側)のエンジンEの後壁側へウォーターポンプ9の吐出口9dが位置するような構成にして、該吐出口9dを、エンジンEのクランクケース2の後壁に形成した冷却水通路10の供給口10iに接続して、エンジンEの後壁内の冷却通路10,19を経て下部から上方へ冷却水を供給するように構成してもよい。かかる構成では、エンジン後壁の比較的冷却風が当たらない部分へ温度の低い冷却水を最初に供給することができるため、エンジンの前部と後部とで、温度分布が均等なエンジンとすることができる点で好ましい。なお、図4において、図1と同じ主な構成には同じ参照番号を付して、詳しい説明は省略する。
また、前記各実施形態において、オイルポンプとウォーターポンプが別体になっているが、該オイルポンプとウォーターポンプを一体のものとしてもよい。
なお、前記オイルポンプ7は、前述した実施形態のようにエンジンがドライサンプ型である場合には、クランク室Cr外に配置されることになり、また、エンジンがウエットサンプ型である場合には、クランク室Cr内に配置されることなる。
本発明にかかるレジャービィークル用エンジンは、各種のレジャービィークル等に利用することができる。
本発明の一実施形態にかかるレジャービィークル用エンジンの全体の概略の構成を示す側面図である。 図1に示すエンジンにおけるオイルポンプとウォーターポンプとの配置を示す図1のII−II矢視部分拡大図である。 図1に示すエンジンを搭載した自動二輪車の全体側面図である。 図1〜図3に示すエンジンとは別の実施形態にかかるエンジンの構成を示す、図1に対応するエンジンの側面図である。
符号の説明
1…クランクシャフト
2…クランクケース
4…メインジャーナル固定ボルト
7…オイルポンプ
7S…オイルポンプの回転軸
9…ウォーターポンプ
9S…ウォーターポンプの回転軸
E…エンジン

Claims (6)

  1. クランクケースが少なくとも2分割され、該2分割されたクランクケースの間にクランクシャフトを回転自在に保持するように複数のメインジャーナル固定ボルトによってクランクケース側に該クランクシャフトを取着した、レジャービィークル用の4サイクルエンジンであって、
    前記複数のメインジャーナル固定ボルトによる取着領域の下方に、オイルポンプを配置するとともに、このオイルポンプの回転軸に対して、ウォーターポンプの回転軸が同軸上になるよう該ウォーターポンプを前記オイルポンプの側方に配置したことを特徴とするエンジン。
  2. 前記オイルポンプが前記クランクケースと別体に構成されていることを特徴とする請求項1記載のエンジン。
  3. 前記ウォーターポンプが前記クランクケースと別体に構成されていることを特徴とする請求項1又は2記載のエンジン。
  4. 前記ウォーターポンプの吐出口が、前記クランクケースの壁内に形成された冷却水通路の供給口に直接接続されていることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1の項に記載のエンジン。
  5. 前記冷却水通路が、前記クランクケースの前壁に沿って下方から上方へ向けて形成されていることを特徴とする請求項4記載のエンジン。
  6. 前記冷却水通路が、前記クランクケースの後壁に沿って下方から上方へ向けて形成されていることを特徴とする請求項4記載のエンジン。
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