JP2007086587A - マスクパターン設計方法および半導体装置の製造方法 - Google Patents
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- G03F1/36—Masks having proximity correction features; Preparation thereof, e.g. optical proximity correction [OPC] design processes
Abstract
【解決手段】 半導体回路パターンの基本構成をなすセルライブラリパターンにあらかじめ単独配置時のOPC処理が行われたセルライブラリパターンを用いて半導体チップを作成する。複数のセルライブラリを配置してマスクパターンを設計し、セルライブラリに施されたOPCの補正量を、周囲に配置したセルライブラリのパターンの影響を考慮して変化させる。さらに対象としているセルを含め周辺セルの配置が同じであるセル群を抽出し、それをセルセットとして登録し、同一のセルセットに対してはその内部のOPCを再演算することなくコピーで作成する。
【選択図】 図35
Description
本発明の実施の形態1に係るマスクパターンは、コンピュータ等を用いて設計される。本発明の有効性を検証するため、図3に示すSRAMのゲートに使われているマスクパターンの1つをセルとして、これに本発明を適用した。まず、周辺環境によりマスクパターンの転写に影響があるかどうかの検証実験を行った。次に、その中でも影響が最も強いパターンに、本発明手法である遺伝的アルゴリズムを用いたパターン設計手法を適用し、最適化できるかどうかの検証実験を行った。以降で述べる実験では、図38に示すようなリソグラフィ条件の下、検証を行った。
まず、マスクパターンが周辺環境の違いにより、影響があるかどうかの検証実験を行った。図4に検証に用いたパターンを示す。これら10個のパターンは、90nmの幅で設計されているため、理想的な線幅は90nmとなっている。本実験では、これらの転写パターンを作成し、図5(図3のS12の拡大)に示す幅A(S31)と間隙B(S32)の長さの2つの値を評価値として比較することで、周辺環境の影響を検証する。
検証実験1で実証された、周辺環境による影響を、本発明の手法により解決できるかどうかの検証実験を行った。本検証実験2では、最も簡単な例として、検証実験1において最も影響のあったパターンのP3(図7)を、最も理想に近いP1(図8)のマスクパターンを目標に、最適化するシミュレーションを行った。本シミュレーションでは、図9(図3のS12の転写パターンの拡大)に示したセル内の2箇所S71及びS72を最適化パラメータとして、本発明手法により最適化を行った。
本シミュレーションでは、図9に示すS71とS72を最適化パラメータとすることから、変数ベクトルXをX=(x1, x2)のように2次元ベクトルとみなし、各要素xi(i=1,2)を実数で表現する。なお、S73は常にS72と等しい値を取るものとした。
適応度を陽関数で定義することはできないため、以下のような、4ステップからなる適応度計算の手続きを採用する。
上記「初期化:染色体表現の定義」において決められたルールに従い、ここでは2つの実数値要素からなるベクトルを染色体とする。染色体数Nは100とし、擬似乱数発生器を使用して100個の染色体をランダムに生成する。
上記「初期化:評価関数の決定」において決められた、染色体の評価手順に従って、全ての染色体を評価し、適応度を計算する。
本実施の形態1では、ルーレット選択を使用する。これは、各染色体が次世代に生存できる確率を適応度に比例させる方式である。すなわち、適応度が高ければそれだけルーレット上の配置が多くなり、ルーレットを回した時の当たる確率が大きくなる。具体的には、染色体集団のサイズをN、i番目の染色体の適応度をFi、全染色体の適応度の総和をΣとしたとき、各染色体を(Fi÷Σ)の確率で抽出する手続きをN回繰り返すことで実現される。上記の場合、染色体数は100なので、100回繰り返すことにより次世代の染色体100個が選ばれることになる。
本実施の形態1では、一様交叉を使用する。これは、各染色体集団から2つの染色体を選び出し、各遺伝子座において、遺伝子である変数を交換するかどうかをランダムに決定する方法である。具体的には、選び出された2つの染色体を、それぞれX1=(x1 1, x1 2)とX2=(x2 1, x2 2)とし、1/2の確率で0または1を出力する乱数発生を2回行う。1度目の乱数は、1番目の遺伝子座に対するもので、1ならばx1 1とx2 1を交換し、0ならば交換しない。2番目の遺伝子座に対する処理も同様である。
本実施の形態1では、一様分布に従う突然変異率PMで選び出された遺伝子座に対し、正規分布に従って生成された乱数を足し合わせる処理を採用する。ここで、突然変異率PM=1/50、正規分布の平均u=0、標準偏差σ=5×10^9に設定した。
本実施の形態1では、設計値との誤差が0である染色体が発見されたとき、あるいは染色体の評価を5000回行ったときに探索を終了することにした。
本発明に係るマスクパターン設計方法で設計したマスクを用いて、半導体集積回路装置の製造を行った他の例について説明する。
本実施の形態2において、各変数は図形の寸法を直接的に示す実数として扱う。すなわち、変数ベクトルXの各要素xi(i=1,2,...,10)を実数で表現し、それぞれは図16におけるpi(i=1,2,...,10)に対応するものとする。
染色体の適応度を得るための方法として、ここでは実施例1と同様の手続きを採用する。ただし、ステップ(3)における寸法の測定は図19に示す4箇所で行った。通常の半導体チップの製造において、要求される寸法精度に関して、わずかな誤差も許されない部分や、精度が要求されない部分が混在している。そこで、高い精度が要求される部分を選択的に寸法計測して適応度計算を行うことにより、マスク設計者の意図を反映した最適化を行いやすくなる。同様に、マスク設計段階において、光近接効果の出やすい箇所を特定することが可能な場合、適応度を算出するときに、その部分に大きく重み付けを施すことにより、調整の難しい箇所から優先的に最適化が行われやすくなる。
前記実施の形態1と同様に、ランダムに初期染色体集団を発生させる。探索速度を向上させるために、モデルベースOPCで補正した結果に微小な摂動をかけた初期集団からスタートしてもよい。
前記実施の形態1と同様に、上記「初期化:評価関数の決定」において決められた、染色外の評価手順に従って、全ての染色体を評価し、適応度を計算する。
前記実施の形態1と同様に、ルーレット選択法を使用する。トーナメント選択法やランク選択法などの交叉方式や、MGG(Minimal Generation Gap)方式などの世代交代モデルを使用してもよい(参考文献:佐藤ら,「遺伝的アルゴリズムにおける世代交代モデルの提案と評価」, 人工知能学会誌, Vol.12, No.5, 1997)。
前記実施の形態1と同様に、一様交叉を使用する。その他に、ランダムに選択された遺伝子座を交換するのではなく、荷重平均して得られる値を用いてもよい。
前記実施の形態1と同様に、正規分布に従って生成される乱数を用いた突然変異を使用する。探索速度や精度を向上させるため、集団全体の適応度の向上速度を監視し、一定期間以上向上しなかった場合に突然変異率を一時的に増大させるAdaptive Mutation法を併用してもよい。
前記実施の形態1と同様に、設計値との誤差が0が一定値以下となった場合、あるいは染色体の評価回数が一定値以上になった場合に探索を終了させる。
前記実施の形態1記載のマスクパターン生成方法を用いてSRAM部分と論理回路部分を持つシステムLSIを製造した。そのシステムLSIの最小ゲート幅は40nmで、最小ピッチは160nmである。論理回路部は任意ピッチ配線を許し、セル間では最小間隔以外の配置制限も設けていない。このため従来からのIPが継承でき、プラットフォームとしての展開性が高く、多品種に応用できるレイアウトルールとなっている。
本発明の調整すべき変数の他の実施例を示す。図22の1001は対象としたセルライブラリのセルで、この中に形成されたパターンはセル単体でのOPCが施されている。この中で周囲の影響によりOPCの修正を受けるパターンの含まれる領域がハッチングされたペリフェラル領域でその領域の幅1002は露光装置の露光波長λと使用したレンズの開口数NA、および使用したレジストの酸拡散定数、規格寸法精度などに依存するが、約2λ/NAである。
図23に示されたゲート幅w1、コンタクト−拡散層間合わせ余裕d1,d2、隣接セル間との解像不良(パターン繋がり不良)回避余裕s1,拡散層へのゲート配線乗り上げ不良回避余裕s2が再OPC調整部位である。ゲート幅w1が規格の精度に収まらない場合は狭チャネル効果によるトランジスタ特性の劣化、コンタクト−拡散層間合わせ余裕d1,d2が取れなくなると接触抵抗の増加による導通不良が起こる。
図28に示されたゲート長l1、隣接セル間との解像不良(パターン繋がり不良)回避余裕s4、拡散層へのゲート配線乗り上げ不良回避余裕s3、アクティブ領域からの突き出し量p1が再OPC調整部位である。ゲート長l1が規格の精度に収まらない場合はトランジスタの閾値電圧コントロールがままならなくなってトランジスタ特性がおおいにばらつき回路動作が不安定となる。
図32はアクティブ領域からの突き出し補正の例である。設計レイアウトは図32(a)に示すような矩形なレイアウトであるが、実際パターン転写を行うと、露光光の回折およびレジストの酸拡散などの効果によってパターン端が図32(b)のように丸まった形状となる。この丸まり部がアクティブ領域にかかるとパンチスルーなどの現象によりトランジスタ特性が劣化する。そこで一定量以上の突き出しが確保されなければならない。図32(c)に示すように、この場合の変数はゲート端に幅h3、長さh4のハンマーヘッドとした。これらの変数を前述の遺伝的アルゴリズム手法を用いて調整した。
図33にコンタクト層のレイアウト例を示す。外部セルの影響を受けてOPCを再補正するパターンは外部セルのパターン1008a〜eからの相互作用領域1009a〜eにかかるパターンで、図中1006a〜eで示される。この相互作用領域の半径はレジストの酸拡散定数、規格寸法精度などに依存するが、約2λ/NAである。図34に示すように、この再OPCのかかるパターン1006fの変数は高さh5、幅h6であり、またその中心位置1020も変数として位置ずれ補正も行う。これらの変数を前述の遺伝的アルゴリズム手法を用いて調整した。
本実施の形態5は、同じバリエーションのセルで囲まれたセル群をセルセットとして一塊のものとみなし、さらにOPC処理効率を向上させるもので、図35を参照しながら手順を説明する。
さらに、上記OPC補正に遺伝的アルゴリズム処理を用いるとOPC再補正時間は短縮される。
100 染色体
101a〜101f 光透過部
102a〜102f 遮光部
110 単位セル
111n n型半導体領域
111p p型半導体領域
112 多結晶シリコン層
112A ゲート電極
113 金属層
113A〜113C,114A 配線
115,119 絶縁膜
116 シリコン窒化膜
117 レジスト膜
117a〜117f レジストパターン
118 溝
120 ゲート絶縁膜
121a,121b 層間絶縁膜
1002 幅
1003 セル部境界領域
1004 アクティブ領域(拡散層領域)
1005 ゲートおよびゲート配線
1005a ゲート配線パターン
1006 導通孔
1009a〜1009e 相互作用領域
1020 中心位置
2012 空間
2013,2015〜2018 セルセット
2014 セルセット内セル境界部
2020 チップ
CNT コンタクトホール
M1〜M6 マスク
NW n型ウエル領域
TH スルーホール
Claims (14)
- 以下の工程を含むマスクパターン設計方法:
(a)マスクパターンを露光してパターンを形成する際に生じる形状変化を補正する第1の近接効果補正の処理をセルに施し、そのセル群をセルライブラリに登録する工程;
(b)前記セルライブラリを用いて複数のセルを配置してマスクパターンを設計する工程;
(c)前記セルの配置が同一のセル群を抽出する工程;
(d)前記セルライブラリの前記セルに施した第1の近接効果補正の補正量を、周囲に配置したセルパターンの影響を考慮して変化させる第2の近接効果補正工程;
(e)前記同一のセル群に対し、前記工程(c)の第2の近接効果補正結果をコピーする工程。 - 以下の工程を含むマスクパターン設計方法:
(b1)マスクパターンを露光してパターンを形成する際に生じる形状変化を補正する第1の近接効果補正の処理が施されたセル群が登録されたセルライブラリを用いて複数のセルを配置してマスクパターンを設計する工程;
(c)前記セルの配置が同一のセル群を抽出する工程;
(d)前記セルライブラリの前記セルに施した第1の近接効果補正の補正量を、周囲に配置したセルパターンの影響を考慮して変化させる第2の近接効果補正工程;
(e)前記同一のセル群に対し、前記工程(c)の第2の近接効果補正結果をコピーする工程。 - 以下の工程を含むマスクパターン設計方法:
(c1)マスクパターンを露光してパターンを形成する際に生じる形状変化を補正する第1の近接効果補正の処理が施されたセル群が登録されたセルライブラリを用いて複数のセルが配置されたマスクパターンに対して、前記セルの配置が同一のセル群を抽出する工程;
(d)前記セルライブラリの前記セルに施した第1の近接効果補正の補正量を、周囲に配置したセルパターンの影響を考慮して変化させる第2の近接効果補正工程;
(e)前記同一のセル群に対し、前記工程(c)の第2の近接効果補正結果をコピーする工程。 - 請求項1〜3のいずれか1項に記載のマスクパターン設計方法において、
前記第2の近接効果補正に遺伝的アルゴリズムを用いる。 - 請求項1〜3のいずれか1項に記載のマスクパターン設計方法において、
辺単位で同一配置を抽出し、前記第2の近接効果補正結果のコピーを行う。 - 以下の工程を含むマスクパターン設計方法:
(f)セルが単独で配置されたときのパターン転写形成に伴う第1の近接効果補正を施し、そのセル群をセルライブラリに登録する工程;
(g)前記セルライブラリを用いて複数のセルを配置する工程;
(h)前記複数のセルが配置されたパターンに対し、隣り合うセルの組み合わせを抽出する工程;
(i)前記組み合わせの中で規定以上の回数が出てくる組み合わせをセルセットとして抽出する工程;
(j)前記セルセットを構成するセル間境界近傍においてセル間近接による相互干渉により生じるパターン変形を補正する第2の近接効果補正工程;
(k)複数のセルあるいは前記セルセットを近接して配置することによりパターン間の相互干渉により生じるパターン変形を補正する第3の近接効果補正工程。 - 以下の工程を含むマスクパターン設計方法:
(g1)セルが単独で配置されたときのパターン転写形成に伴う第1の近接効果補正が施されたセル群が登録されたセルライブラリを用いて複数のセルを配置する工程;
(h)前記複数のセルが配置されたパターンに対し、隣り合うセルの組み合わせを抽出する工程;
(i)前記組み合わせの中で規定以上の回数が出てくる組み合わせをセルセットとして抽出する工程;
(j)前記セルセットを構成するセル間境界近傍においてセル間近接による相互干渉により生じるパターン変形を補正する第2の近接効果補正工程;
(k)複数のセルあるいは前記セルセットを近接して配置することによりパターン間の相互干渉により生じるパターン変形を補正する第3の近接効果補正工程。 - 以下の工程を含むマスクパターン設計方法:
(h1)セルが単独で配置されたときのパターン転写形成に伴う第1の近接効果補正が施されたセル群が登録されたセルライブラリを用いて複数のセルが配置されたパターンに対して、隣り合うセルの組み合わせを抽出する工程;
(i)前記組み合わせの中で規定以上の回数が出てくる組み合わせをセルセットとして抽出する工程;
(j)前記セルセットを構成するセル間境界近傍においてセル間近接による相互干渉により生じるパターン変形を補正する第2の近接効果補正工程;
(k)複数のセルあるいは前記セルセットを近接して配置することによりパターン間の相互干渉により生じるパターン変形を補正する第3の近接効果補正工程。 - 以下の工程を含んで作製したマスクを用いた半導体装置の製造方法:
(a)マスクパターンを露光してパターンを形成する際に生じる形状変化を補正する第1の近接効果補正の処理をセルに施し、そのセル群をセルライブラリに登録する工程;
(b)前記セルライブラリを用いて複数のセルを配置してマスクパターンを設計する工程;
(c)前記セルの配置が同一のセル群を抽出する工程;
(d)前記セルライブラリの前記セルに施した第1の近接効果補正の補正量を、周囲に配置したセルパターンの影響を考慮して変化させる第2の近接効果補正工程;
(e)前記同一のセル群に対し、前記工程(c)の第2の近接効果補正結果をコピーする工程。 - 以下の工程を含んで作製したマスクを用いた半導体装置の製造方法:
(b1)マスクパターンを露光してパターンを形成する際に生じる形状変化を補正する第1の近接効果補正の処理が施されたセル群が登録されたセルライブラリを用いて複数のセルを配置してマスクパターンを設計する工程;
(c)前記セルの配置が同一のセル群を抽出する工程;
(d)前記セルライブラリの前記セルに施した第1の近接効果補正の補正量を、周囲に配置したセルパターンの影響を考慮して変化させる第2の近接効果補正工程;
(e)前記同一のセル群に対し、前記工程(c)の第2の近接効果補正結果をコピーする工程。 - 以下の工程を含んで作製したマスクを用いた半導体装置の製造方法:
(c1)マスクパターンを露光してパターンを形成する際に生じる形状変化を補正する第1の近接効果補正の処理が施されたセル群が登録されたセルライブラリを用いて複数のセルが配置されたマスクパターンに対して、前記セルの配置が同一のセル群を抽出する工程;
(d)前記セルライブラリの前記セルに施した第1の近接効果補正の補正量を、周囲に配置したセルパターンの影響を考慮して変化させる第2の近接効果補正工程;
(e)前記同一のセル群に対し、前記工程(c)の第2の近接効果補正結果をコピーする工程。 - 以下の工程を含んで作製したマスクを用いた半導体装置の製造方法:
(f)セルが単独で配置されたときのパターン転写形成に伴う第1の近接効果補正を施し、そのセル群をセルライブラリに登録する工程;
(g)前記セルライブラリを用いて複数のセルを配置する工程;
(h)前記複数のセルが配置されたパターンに対し、隣り合うセルの組み合わせを抽出する工程;
(i)前記組み合わせの中で規定以上の回数が出てくる組み合わせをセルセットとして抽出する工程;
(j)前記セルセットを構成するセル間境界近傍においてセル間近接による相互干渉により生じるパターン変形を補正する第2の近接効果補正工程;
(k)複数のセルあるいは前記セルセットを近接して配置することによりパターン間の相互干渉により生じるパターン変形を補正する第3の近接効果補正工程。 - 以下の工程を含んで作製したマスクを用いた半導体装置の製造方法:
(g1)セルが単独で配置されたときのパターン転写形成に伴う第1の近接効果補正が施されたセル群が登録されたセルライブラリを用いて複数のセルを配置する工程;
(h)前記複数のセルが配置されたパターンに対し、隣り合うセルの組み合わせを抽出する工程;
(i)前記組み合わせの中で規定以上の回数が出てくる組み合わせをセルセットとして抽出する工程;
(j)前記セルセットを構成するセル間境界近傍においてセル間近接による相互干渉により生じるパターン変形を補正する第2の近接効果補正工程;
(k)複数のセルあるいは前記セルセットを近接して配置することによりパターン間の相互干渉により生じるパターン変形を補正する第3の近接効果補正工程。 - 以下の工程を含んで作製したマスクを用いた半導体装置の製造方法:
(h1)セルが単独で配置されたときのパターン転写形成に伴う第1の近接効果補正が施されたセル群が登録されたセルライブラリを用いて複数のセルが配置されたパターンに対して、隣り合うセルの組み合わせを抽出する工程;
(i)前記組み合わせの中で規定以上の回数が出てくる組み合わせをセルセットとして抽出する工程;
(j)前記セルセットを構成するセル間境界近傍においてセル間近接による相互干渉により生じるパターン変形を補正する第2の近接効果補正工程;
(k)複数のセルあるいは前記セルセットを近接して配置することによりパターン間の相互干渉により生じるパターン変形を補正する第3の近接効果補正工程。
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