JP2004013264A - 半導体装置の製造方法 - Google Patents

半導体装置の製造方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2004013264A
JP2004013264A JP2002162559A JP2002162559A JP2004013264A JP 2004013264 A JP2004013264 A JP 2004013264A JP 2002162559 A JP2002162559 A JP 2002162559A JP 2002162559 A JP2002162559 A JP 2002162559A JP 2004013264 A JP2004013264 A JP 2004013264A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cell
layout
design
semiconductor device
manufacturing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP2002162559A
Other languages
English (en)
Inventor
Takami Kitamura
北村 貴美
Eiichi Okamura
岡村 栄一
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Renesas Technology Corp
Hitachi Solutions Technology Ltd
Original Assignee
Renesas Technology Corp
Hitachi ULSI Systems Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Renesas Technology Corp, Hitachi ULSI Systems Co Ltd filed Critical Renesas Technology Corp
Priority to JP2002162559A priority Critical patent/JP2004013264A/ja
Publication of JP2004013264A publication Critical patent/JP2004013264A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Design And Manufacture Of Integrated Circuits (AREA)

Abstract

【課題】セルのレイアウト設計の品質が向上し、設計工数の短縮を図ることのできる半導体装置の製造方法を提供する。
【解決手段】単一でデザインルールを満たしているセルを対象に、隣接して起こり得るすべての仮想パターンを前記セルの周囲に生成し、前記セルおよび前記生成された仮想パターンについてデザインルールの検証を行うことにより、セルのレイアウト設計の品質が向上し、モジュールおよびチップ設計の設計工数の短縮が図れる。
【選択図】    図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、半導体装置の製造方法に関し、特にレイアウト設計の検証工程におけるデザインルールの検証に適用して有効な技術に関する。
【0002】
【従来の技術】
たとえば、本発明者が検討した技術として、半導体装置の製造に使用するマスクのパターン設計(レイアウト設計)の方法として、以下の方法が考えられる。
【0003】
すなわち、このレイアウト設計は、一般に、コンピュータを用いて自動または人手で行うが、1つのチップ全体をそのままレイアウト設計するのではなく、機能や論理的なまとまり等により小さな欠片(以下、セルという)にチップを細分化し、そのセル単位でレイアウト設計を行う。
【0004】
そして、個々のセルのレイアウト設計が完了した後、セルを任意の位置に配置してセル間を配線することにより、チップ全体のレイアウト設計を行う。
【0005】
以上のセルおよびチップのレイアウト設計の際、半導体装置の製造プロセスの描画工程の都合や電気的特性などから遵守しなければならないルールがある。
【0006】
そこで、セル単位、複数のセルを組み合わせたモジュール単位およびチップ単位で、レイアウトがこれらのルールに違反していないか、検証ツールを用いて確認することが行われている。
【0007】
しかし、セルのレイアウト設計の際、セルの外周には他のセルのパターンが配置されていないため、一般的な検証ツールのみでは、セル内部のパターンとセル周辺のパターンとの間の干渉を確認することができない。
【0008】
一般的なレイアウト設計の検証方法として、DRC(Design Rule Check)、ERC(Electrical Rule Check)、LVS(Layout Versus Schematic)などがある。
【0009】
DRCは、製造プロセス条件から定められた設計ルールのチェックを行うものであり、たとえば、パターンの最小線幅、最小間隔などのルールをチェックする。
【0010】
ERCは、電気的な設計ルールのチェックを行うものであり、たとえば、電源系の短絡・切断、入力ゲートの開放、出力ゲートの短絡などのルール違反を検出する。
【0011】
LVSは、レイアウト設計されたパターンが、意図した回路と一致しているか否かをチェックするものであり、たとえば、レイアウトデータからトランジスタなどの素子とその接続情報などを抽出し、意図した回路との比較を行う。
【0012】
なお、このようなレイアウト設計の検証に関する技術としては、たとえば昭和62年9月29日、日刊工業新聞社発行の「CMOSデバイスハンドブック」P171〜P183に記載される技術などが挙げられる。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、前記のようなレイアウト設計の検証の技術について、本発明者が検討した結果、以下のようなことが明らかとなった。
【0014】
モジュールやチップのレイアウト設計をする際、セルは部品となり、その基準枠をもとに配置される。その場合、セル単体でデザインルールを検証してあっても、他のセルなどと隣接することにより、重なり合うパターンが発生し、その組み合わせによっては、デザインルールを満たさないパターンとなる場合がある。
【0015】
また、セル単位で、前述のレイアウト設計の検証を行う場合、セルをモジュールまたはチップに配置するときの不具合、たとえば、隣接によって起こるデザインルール違反は、上記検証の対象ではなかった。
【0016】
このようなセル内部のパターンとセル周辺のパターンとの間の干渉を検出するためには、実際のセルを対象セルの周辺に配置してデザインルールの検証をする方法が考えられるが、周辺に配置するセルのパターンによっては、干渉せずに検証を通り抜け、チップ設計にこのセルを使用するときに、問題となる場合がある。
【0017】
このような問題を解決するためには、単体で存在するセルすべての組み合わせについて検証する方法が考えられるが、その組み合わせは、膨大であるため、現実的な解決策ではない。
【0018】
また、セルを部品として使用しているチップ等の設計部署によって、発生する問題の内容が異なるため、同時期に多発した場合、設計効率低下の原因ともなる。さらには、セルの供給元の信用も損なう結果となる。
【0019】
また、モジュールまたはチップのレイアウト設計段階で、デザインルール違反が発見された場合、チップなどの設計部署が独自に修正するか、セルを供給する部署へフィードバックして、セルを修正していたため、チップの設計工数が増加する要因となっていた。
【0020】
そこで、セルを設計する段階で、より高品質な部品としてのセルを開発するためには、あらゆる配置条件を満たす検証が必要となる。
【0021】
そこで、本発明の目的は、レイアウト設計の検証工程を有する半導体装置の製造方法において、セルに隣接して起こり得るすべてのパターンをセルの周囲に生成した後、デザインルールの検証を行うことにより、セルのレイアウト設計の品質が向上し、設計工数の短縮を図ることのできる半導体装置の製造方法を提供するものである。
【0022】
本発明の前記ならびにその他の目的と新規な特徴は、本明細書の記述および添付図面から明らかになるであろう。
【0023】
【課題を解決するための手段】
本願において開示される発明のうち、代表的なものの概要を簡単に説明すれば、次のとおりである。
【0024】
すなわち、本発明による半導体装置の製造方法は、レイアウト設計の検証工程において、セルに隣接して起こり得るすべてのパターンを前記セルの周囲に生成した後、デザインルールの検証を行うものである。
【0025】
また、本発明による半導体装置の製造方法は、レイアウト設計の検証工程において、パターン発生条件を含む外部定義ファイルに基づき、セルに隣接して起こり得るすべてのパターンを前記セルの周囲に生成した後、デザインルールの検証を行うものである。
【0026】
また、本発明による半導体装置の製造方法は、レイアウト設計の検証工程において、単一でデザインルールを満たしているセルを対象に、前記セルに隣接して起こり得るすべてのパターンを前記セルの周囲に生成した後、デザインルールの検証を行うものである。
【0027】
また、本発明による半導体装置の製造方法は、レイアウト設計の検証工程において、単一でデザインルールを満たしているセルを対象に、パターン発生条件を含む外部定義ファイルに基づき、前記セルに隣接して起こり得るすべてのパターンを前記セルの周囲に生成した後、デザインルールの検証を行うものである。
【0028】
よって、前記方法によれば、モジュールおよびチップのレイアウトを考慮した検証を行うことになるので、セルのレイアウト設計の品質が向上し、設計工数の短縮および開発費の低減を図ることができる。
【0029】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、実施の形態を説明するための全図において、同一部材には同一の符号を付し、その繰り返しの説明は省略する。
【0030】
(実施の形態1)
図1は本発明の実施の形態1である半導体装置の製造方法において、デザインルールの検証工程の処理フローを示す概略図、図2は本発明の一実施の形態である半導体装置の製造方法において、セルの周囲に仮想パターンを生成する様子を示す概略図、図3および図4は本発明の一実施の形態の半導体装置の製造方法において、セルおよび該セルの周囲に生成した仮想パターンを示すレイアウト図、図5は本発明の一実施の形態の半導体装置の製造方法において、レイアウト設計の検証工程の手順を示すフロー図である。
【0031】
まず、図1により、本実施の形態1の半導体装置の製造方法におけるデザインルールの検証ツールについて説明する。
【0032】
本実施の形態1の半導体装置の製造方法におけるデザインルールの検証ツールは、たとえば、外部定義ファイル11、データベース12、処理プログラム13、エラーフラグ14などからなり、市販のレイアウトエディタ10を利用して構成されている。
【0033】
レイアウトエディタ10は、レイアウトを生成する市販のツールであり、図形生成機能、図形演算機能などを有している。
【0034】
外部定義ファイル11は、独自に調査したパターン発生条件、デザインルールから必要な項目を抜粋して記述した検証ルールなどを含むファイルであり、これにより、仮想パターン23を生成する際の位置や大きさなどが決定される。
【0035】
データベース12は、セルのレイアウト情報などが含まれているデータベースである。
【0036】
処理プログラム13は、独自に開発したプログラムであり、インターフェース機能、データベース読み込み機能、エラー掃き出し機能などを有し、コマンドにより各処理を実行する。
【0037】
エラーフラグ14は、デザインルールの検証の結果、エラー情報を表示するものである。
【0038】
次に、図1、図2、図3および図4により、本実施の形態1の半導体装置の製造方法におけるデザインルールの検証工程(以下、LRCという)の処理フローについて説明する。
【0039】
たとえば一例として、単一でデザインルールを満たすセルを対象に以下の処理を行う。まず、処理プログラム13により、データベース12および外部定義ファイル11から必要な情報を読み込む。
【0040】
次に、処理プログラム13内のコマンド操作により、外部定義ファイル11の情報に基づいて図形演算および図形生成を行い、セル基準層21を基準にセルの周囲に仮想パターン23を生成する。この際、セルに隣接して起こり得るすべての仮想パターン23が外部定義ファイル11のパターン発生条件などに基づいて生成される。
【0041】
たとえば一例として、セル内部のパターン22と生成した仮想パターン23の関係を図2に示す。単一セルのレイアウトは、セル基準層21、セル内部のパターン22などから構成される。セル基準層21は、セルの大きさなどレイアウトの基準となるべきパターンを示すものであり、セル基準層21のパターンを基準にして仮想パターン23が生成される。セル内部のパターン22は、トランジスタなどの素子や配線などを構成するパターンである。外部定義ファイル11には、パターン生成間隔dなどパターン発生条件が記述されており、それに基づいて仮想パターン23が生成される。
【0042】
また、他の一例として、セルに隣接して仮想パターン23が生成された場合のレイアウトを図3に示す。この例では、外部定義ファイル11に基づいて、セル基準層21のX軸最小値Xmin,X軸最大値Xmaxに対し、幅Wの仮想パターン23がY軸Y1〜Y2間,Y3〜Y4間に生成されている。
【0043】
さらに、他の一例として、セルの周囲に仮想パターン23が生成された場合のレイアウトを図4に示す。この例では、外部定義ファイル11に基づいて、セル基準層21のX軸最小値Xmin,X軸最大値Xmaxに対し幅W1、Y軸最小値Ymin,Y軸最大値Ymaxに対し幅W4の間隔を空け、各々W2,W3の幅を持つ仮想パターン23が生成されている。
【0044】
以上のようにして仮想パターン23が生成された後、処理プログラム13内のコマンド操作により、セル内部のパターン22と生成された仮想パターン23とを合成してデザインルールの検証を行い、その結果としてエラーフラグ14にエラー情報を掃き出す。この一連の処理(LRC)はレイアウトエディタ10の内部で行われる。
【0045】
次に、図5により、本実施の形態1の半導体装置の製造方法におけるレイアウト設計の検証工程のフローの一例を説明する。
【0046】
本実施の形態1の半導体装置の製造方法におけるレイアウト設計の検証は、たとえば、DRC(Design Rule Check)52、ERC(Electrical Rule Check)53、LVS(Layout Versus Schematic)54および前述のLRC55などから構成される。セル単位でレイアウト設計されたセルデータ51に対して一般的なDRC52,ERC53,LVS54を行う。そして、DRC52,ERC53,LVS54の検証結果にエラーがない場合(OK)は、前述のLRC55を実行し、DRC52,ERC53,LVS54の検証結果にエラーがある場合(NG)は、当該エラーを修正し、再度、DRC52,ERC53,LVS54を行う。次に、LRC55の検証結果にエラーがない場合(OK)は、モジュールまたはチップ設計の担当部署へ当該セルが供給され、モジュールまたはチップの設計が行われる。LRC55の検証結果にエラーがある場合(NG)は、当該エラーを修正して、再度、DRC52,ERC53,LVS54およびLRC55を実行する。
【0047】
よって、以上のように、セルに隣接して起こり得るすべてのパターンをセルの周囲に仮想的に生成した後、デザインルールの検証を行うこと(LRC)により、セル単一で検証を行っているにも関わらず、実質的には、隣接するセルのすべての組み合わせについて検証しているのと同じ効果を得ることができる。
【0048】
すなわち、LRC55を実行することにより、単一のセルのDRC52では、検出することができなかったセル相互間の干渉についても検証することが可能となり、モジュールおよびチップレイアウトの検証におけるエラー発生を抑制することができ、セルの品質向上・高付加価値化、開発期間の短縮および開発費の低減を図ることができる。
【0049】
(実施の形態2)
図6は本発明の実施の形態2である半導体装置の製造方法において、デザインルールの検証工程(LRC)の処理フローを示す概略図である。
【0050】
また、本実施の形態2である半導体装置の製造方法において、セルの周囲にパターンを生成する様子を示す概略図は図2と、セルおよび該セルの周囲に生成したパターンを示すレイアウト図は図3および図4と、レイアウト設計の検証工程の手順を示すフロー図は図5と、それぞれ同じであるので説明は省略する。
【0051】
まず、図6により、本実施の形態2である半導体装置の製造方法におけるデザインルールの検証ツールについて説明する。
【0052】
本実施の形態2である半導体装置の製造方法におけるデザインルールの検証ツールは、たとえば、外部定義ファイル61、ソースファイル62、処理プログラム63、市販のレイアウト検証ツール60、エラーソースファイル64、サマリーリスト65などから構成されている。
【0053】
レイアウト検証ツール60は、DRC等を行う市販のツールであり、図形生成機能、図形演算機能などを有している。
【0054】
外部定義ファイル61は、独自に調査したパターン発生条件、デザインルールから必要な項目を抜粋して記述した検証ルールなどを含むファイルであり、これにより、仮想パターン23を生成する際の位置や大きさなどが決定される。
【0055】
ソースファイル62は、セルのレイアウト情報などが含まれているファイルである。
【0056】
処理プログラム63は、独自に開発したプログラムであり、外部定義ファイル61、ソースファイル62、レイアウト検証ツール60の間のインターフェース機能などを有している。
【0057】
エラーソースファイル64は、レイアウト検証ツール60によるLRCの結果を格納するファイルである。
【0058】
サマリーリスト65は、レイアウト検証ツール60によるLRCの結果を表示するリストである。
【0059】
次に、図6および図2により、本実施の形態2である半導体装置の製造方法におけるデザインルールの検証工程(LRC)の処理フローについて説明する。
【0060】
たとえば一例として、単一でデザインルールを満たすセルを対象に以下の処理を行う。まず、処理プログラム63により、ソースファイル62および外部定義ファイル61から必要な情報を読み込む。
【0061】
次に、処理プログラム63のインターフェース機能によりソースファイル62および外部定義ファイル61の情報に基づいて図形演算および図形生成を行い、セル基準層21を基準にセルの周囲に仮想パターン23を生成する。この際、セルに隣接して起こり得るすべての仮想パターン23が外部定義ファイル61のパターン発生条件などに基づいて生成される(図2)。
【0062】
仮想パターン23の生成方法は、実施の形態1と同じであるので、説明は省略する(図3、図4)。
【0063】
次に、市販のレイアウト検証ツール60により、セル内部のパターン22と生成された仮想パターン23とを合成してデザインルールの検証を実施し、その結果としてエラーソースファイル64およびサマリーリスト65にエラー情報を掃き出す。
【0064】
よって、以上のように、独自に開発した処理プログラ63を介することにより、市販のレイアウト検証ツール60のDRCの機能がLRCとなり、実施の形態1と同じような効果を得ることができる。
【0065】
以上、本発明者によってなされた発明をその実施の形態に基づき具体的に説明したが、本発明は前記実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能であることはいうまでもない。
【0066】
たとえば、前記実施の形態1および2においては、単一のセルについて通常のDRC52を行った後に、当該セルの周辺に仮想パターン23を生成して、セル内部のパターン22と生成された仮想パターン23を合成してデザインルールの検証を行う方法について説明したが、これに限定されるものではなく、単一のセルについて通常のDRCを行うことなく、同時にDRCとLRCによるデザインルールの検証を行うことも可能である。
【0067】
以上の説明では、主として本発明者によってなされた発明をその属する技術分野であるレイアウト検証工程におけるデザインルールの検証に適用した場合について説明したが、これに限定されるものではなく、たとえば、OPC(光近接効果補正)やウェハ全面で平坦化のためのCMP(化学機械研磨)技術用パターンの擬似配置によるレイアウトパターンとの干渉チェックなどに適用することも可能である。
【0068】
【発明の効果】
本願において開示される発明のうち、代表的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば、以下のとおりである。
(1)セルに隣接して起こり得るすべてのパターンをセルの周囲に生成した後、デザインルールの検証を行うこととしたので、セル単一で検証を行っているにも関わらず、実質的にはすべての組み合わせでセルを隣接させた状態で検証しているのと同じ効果を得ることができる。
(2)モジュールおよびチップのレイアウトを考慮した検証を行うことになるので、セル周辺に対しての整合性だけではなく、擬似生成で考慮されているすべての組み合わせに対して整合性の保証を得ることができる。また、セルのレイアウトパターンの付加価値を高め、かつ、品質の向上を図ることができる。
(3)TEG(Test Element Group)チップおよび製品チップでセル配置間の不具合を撲滅することによって、セル供給部署へのフィードバックを防ぎ、開発工数の短縮および開発費の低減を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1である半導体装置の製造方法において、デザインルールの検証工程の処理フローを示す概略図である。
【図2】本発明の一実施の形態である半導体装置の製造方法において、セルの周囲に仮想パターンを生成する様子を示す概略図である。
【図3】本発明の一実施の形態である半導体装置の製造方法において、セルおよび該セルの周囲に生成した仮想パターンを示すレイアウト図である。
【図4】本発明の一実施の形態である半導体装置の製造方法において、セルおよび該セルの周囲に生成した仮想パターンを示すレイアウト図である。
【図5】本発明の一実施の形態である半導体装置の製造方法において、レイアウト設計の検証工程の手順を示すフロー図である。
【図6】本発明の実施の形態2である半導体装置の製造方法において、デザインルールの検証工程の処理フローを示す概略図である。
【符号の説明】
10 レイアウトエディタ
11 外部定義ファイル
12 データベース
13 処理プログラム
14 エラーフラグ
21 セル基準層
22 セル内部のパターン
23 仮想パターン
51 セルデータ
52 DRC(Design Rule Check)
53 ERC(Electrical Rule Check)
54 LVS(Layout Versus Schematic)
55 LRC
56 モジュール、チップ設計
60 レイアウト検証ツール
61 外部定義ファイル
62 ソースファイル
63 処理プログラム
64 エラーソースファイル
65 サマリーリスト
d  パターン生成間隔
Xmin X軸最小値
Xmax X軸最大値
Ymin Y軸最小値
Ymax Y軸最大値

Claims (4)

  1. レイアウト設計の検証工程を有する半導体装置の製造方法であって、
    セルに隣接して起こり得るすべてのパターンを前記セルの周囲に生成した後、前記セルおよび前記生成されたパターンについてデザインルールの検証を行う工程を含むレイアウト設計の検証工程を有することを特徴とする半導体装置の製造方法。
  2. レイアウト設計の検証工程を有する半導体装置の製造方法であって、
    パターン発生条件を含む外部定義ファイルに基づき、セルに隣接して起こり得るすべてのパターンを前記セルの周囲に生成した後、前記セルおよび前記生成されたパターンについてデザインルールの検証を行う工程を含むレイアウト設計の検証工程を有することを特徴とする半導体装置の製造方法。
  3. レイアウト設計の検証工程を有する半導体装置の製造方法であって、
    単一でデザインルールを満たしているセルを対象に、前記セルに隣接して起こり得るすべてのパターンを前記セルの周囲に生成した後、前記セルおよび前記生成されたパターンについてデザインルールの検証を行う工程を含むレイアウト設計の検証工程を有することを特徴とする半導体装置の製造方法。
  4. レイアウト設計の検証工程を有する半導体装置の製造方法であって、
    単一でデザインルールを満たしているセルを対象に、パターン発生条件を含む外部定義ファイルに基づき、前記セルに隣接して起こり得るすべてのパターンを前記セルの周囲に生成した後、前記セルおよび前記生成されたパターンについてデザインルールの検証を行う工程を含むレイアウト設計の検証工程を有することを特徴とする半導体装置の製造方法。
JP2002162559A 2002-06-04 2002-06-04 半導体装置の製造方法 Withdrawn JP2004013264A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002162559A JP2004013264A (ja) 2002-06-04 2002-06-04 半導体装置の製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002162559A JP2004013264A (ja) 2002-06-04 2002-06-04 半導体装置の製造方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2004013264A true JP2004013264A (ja) 2004-01-15

Family

ID=30431271

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2002162559A Withdrawn JP2004013264A (ja) 2002-06-04 2002-06-04 半導体装置の製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2004013264A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006318978A (ja) * 2005-05-10 2006-11-24 Toshiba Corp パターン設計方法
JP2007086587A (ja) * 2005-09-26 2007-04-05 Renesas Technology Corp マスクパターン設計方法および半導体装置の製造方法
JP2007086586A (ja) * 2005-09-26 2007-04-05 Renesas Technology Corp マスクパターン設計方法および半導体装置の製造方法

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006318978A (ja) * 2005-05-10 2006-11-24 Toshiba Corp パターン設計方法
JP2007086587A (ja) * 2005-09-26 2007-04-05 Renesas Technology Corp マスクパターン設計方法および半導体装置の製造方法
JP2007086586A (ja) * 2005-09-26 2007-04-05 Renesas Technology Corp マスクパターン設計方法および半導体装置の製造方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8103983B2 (en) Electrically-driven optical proximity correction to compensate for non-optical effects
US8028259B2 (en) Automated method and apparatus for very early validation of chip power distribution networks in semiconductor chip designs
US7919981B2 (en) Integrated circuit design based on scan design technology
US6502229B2 (en) Method for inserting antenna diodes into an integrated circuit design
US20050172253A1 (en) Automatic placement and routing device, method for placement and routing of semiconductor device, semiconductor device and manufacturing method of the same
JP2007072960A (ja) 半導体集積回路装置のレイアウト方法及びそのレイアウトプログラム
US6185726B1 (en) System and method for efficiently designing integrated circuit devices
JP2010257164A (ja) 半導体集積回路装置の設計方法およびプログラム
US7353476B2 (en) System, method and computer program product for designing connecting terminals of semiconductor device
JP2004013264A (ja) 半導体装置の製造方法
JP3304912B2 (ja) Asic設計方法およびasic設計装置
JP4177123B2 (ja) 配線図形検証方法、プログラム及び装置
JP2004094362A (ja) 故障検証装置
JP2006155524A (ja) 半導体集積回路の検証方法、検証装置および検証プログラム
TW552535B (en) Method of integrated circuit design flow
JP2004336022A (ja) 集積回路製造プロセスにおいて設計意図をキャプチャして使用する方法および装置
JP4987787B2 (ja) 配置検証装置
JP3925679B2 (ja) 半導体装置および半導体設計装置
JP2011060117A (ja) 半導体集積回路設計支援装置および半導体集積回路の設計方法
JP4563286B2 (ja) 回路自動生成装置
US11092885B2 (en) Manufacturing methods of semiconductor devices
JPH10303306A (ja) 論理補償回路
JP2009135134A (ja) 半導体集積回路設計方法
JPH10247206A (ja) 半導体集積回路装置の設計方法および設計装置
JP2009004700A (ja) スペアセルの挿入/配置方法

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20050906