JP2007083604A - タイヤ加硫用金型、空気入りタイヤの製造方法及び空気入りタイヤ - Google Patents

タイヤ加硫用金型、空気入りタイヤの製造方法及び空気入りタイヤ Download PDF

Info

Publication number
JP2007083604A
JP2007083604A JP2005276271A JP2005276271A JP2007083604A JP 2007083604 A JP2007083604 A JP 2007083604A JP 2005276271 A JP2005276271 A JP 2005276271A JP 2005276271 A JP2005276271 A JP 2005276271A JP 2007083604 A JP2007083604 A JP 2007083604A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tire
sidewall
protrusion
pneumatic tire
mold
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2005276271A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4956948B2 (ja
Inventor
Yoshifumi Kitamura
吉文 北村
Takumi Morito
拓実 森戸
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yokohama Rubber Co Ltd
Original Assignee
Yokohama Rubber Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Yokohama Rubber Co Ltd filed Critical Yokohama Rubber Co Ltd
Priority to JP2005276271A priority Critical patent/JP4956948B2/ja
Publication of JP2007083604A publication Critical patent/JP2007083604A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4956948B2 publication Critical patent/JP4956948B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Tires In General (AREA)
  • Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
  • Heating, Cooling, Or Curing Plastics Or The Like In General (AREA)

Abstract

【課題】サイドウォール成型面に設けた窪み部や突起部に起因する外観不良を改善することが可能なタイヤ加硫用金型、空気入りタイヤの製造方法及び空気入りタイヤを提供する。
【解決手段】サイドウォール成型面1a,2aに窪み部6及び/または突起部9を設けたタイヤ用加硫金型Mである。窪み部6及び/または突起部9の断面形状が、少なくとも一方側がサイドウォール成型面1a,2aから徐々に変化する傾斜面6a,9aを有する形状になっている。
【選択図】図3

Description

本発明は、タイヤ加硫用金型、該金型を用いた空気入りタイヤの製造方法及び空気入りタイヤに関し、さらに詳しくは、サイドウォール成型面に設けた窪み部や突起部に起因する外観不良を改善ようにしたタイヤ加硫用金型、空気入りタイヤの製造方法及び空気入りタイヤに関する。
一般に、空気入りタイヤのサイドウォール部の外表面には、図形、文字、記号、数字、銘柄、品種などの標章や模様が突設或いは凹設されている。また、サイドウォール部の外表面にサイドウォール部を保護するためのプロテクト用突起を設けたものもある。このような標章等は、金型のサイドウォール成型面に窪み部や突起部を設けて成型するようにしている(例えば、特許文献1参照)。
しかしながら、サイドウォール成型面に窪み部や突起部を設けると、加硫時に流動するゴムが窪み部や突起部の領域で円滑に流れないことがあり、その結果、標章等の外観不良を招くという問題があった。
特開2004−203227号公報
本発明の目的は、サイドウォール成型面に設けた窪み部や突起部に起因する外観不良を改善することが可能なタイヤ加硫用金型、空気入りタイヤの製造方法及び空気入りタイヤを提供するものである。
上記目的を達成する本発明のタイヤ加硫用金型は、サイドウォール成型面に窪み部及び/または突起部を設けたタイヤ用加硫金型において、前記窪み部及び/または突起部の断面形状を、少なくとも一方側がサイドウォール成型面から徐々に変化する傾斜面を有する形状にしたことを特徴とする。
本発明の空気入りタイヤの製造方法は、未加硫タイヤを加硫する際に、上記タイヤ加硫用金型内に未加硫タイヤをセットして加硫することを特徴とする。
本発明の空気入りタイヤは、サイドウォール部の外表面に突起部及び/または窪み部を設けた空気入りタイヤにおいて、前記突起部及び/または窪み部の断面形状を、少なくとも一方側がサイドウォール部の外表面から徐々に変化する傾斜面を有する形状にしたことを特徴とする。
上述した本発明によれば、窪み部及び/または突起部の断面形状をサイドウォール成型面から急激に変化させずに徐々に変化する傾斜面を有する形状にしたことにより、加硫時に窪み部や突起部で流動するゴムの流れを円滑にすることができるので、残留するエアを窪み部や突起部から効果的に逃がすことができる。従って、サイドウォール成型面に設けた窪み部や突起部に起因する外観不良の改善が可能になる。
以下、本発明の実施の形態について添付の図面を参照しながら詳細に説明する。
図1〜3は本発明のタイヤ加硫用金型の一実施形態を示し、この金型Mは、環状の上下の金型1,2と、その間に配置した環状の側型3を有している。
上型1は、空気入りタイヤの一方のサイドウォール部の外表面を成型するサイドウォール成型面1aを下面に有している。下型2は、空気入りタイヤの他方のサイドウォール部の外表面を成型するサイドウォール成型面2aを上面に備えている。側型3は環状に配置された複数のセクター3Xから構成され、各セクター3Xは空気入りタイヤのトレッド面を成型するトレッド成型面3Xaを内側面に具備している。上型1及び下型2の内周側には空気入りタイヤのビード部を成型する上下のビードリング4,5が設けられている。
環状に延在するサイドウォール成型面1a,2aには、後述する図8の空気入りタイヤ10のサイドウォール部11の外表面11aに突設される標章(図形、文字、記号、数字、銘柄、品種など)12を成型するための窪み部6が設けられている。窪み部6は、図示する例では図形からなる標章12を成型する例を示し、サイドウォール成型面1a,2aの周方向Zに沿って切断した周方向断面形状(図3)において、サイドウォール成型面1a,2aから徐々に深さが深くなるように変化する平面状の傾斜面6a,6bを両側に有する断面三角形状になっている。
サイドウォール成型面1a,2aには、サイドウォール成型面の径方向に延在する微小凹部7(深さ0.3mm程度)が周方向Zに沿って所定の間隔で配列してあり、両傾斜面6a,6bは微小凹部7間に位置するサイドウォール成形面1a,2aから徐々に変化する傾斜面になっている。
サイドウォール成型面1a,2aに対する傾斜面6a,6bの傾斜角度α1は、窪み部6におけるゴム流れを良好にする観点から、4°以下にするのがよい。下限値は、加工性の点から0.5°以上にすることができる。好ましくは、1°〜2°がよい。
断面三角形状の窪み部6には、その頂点(最も深い位置)aの箇所にエアを抜くためのベントホール8が設けられている。
断面三角形状の窪み部6は、図3ではその頂点aが一方側に偏る三角形状にしたが、図4に示すように、頂点aが中央に地位する断面三角形状であってもよく、頂点aの位置は特に限定されない。また、図5に示すように、サイドウォール成型面1a,2aから徐々に深さが深くなるように変化する曲率半径の大きな球面状(断面円弧状)の傾斜面6a,6bであってもよい。この場合、傾斜面6a,6bの傾斜角度α1は、サイドウォール成型面1a,2aに接する傾斜面6a,6bの一端s1と傾斜面6a,6bの他端(球面の場合は頂点)s2とを結ぶ直線SLの角度とする。以下の図12,19,25に示す傾斜角度の場合も同様である。
図6,7に、文字Hからなる標章12を成型するための窪み部6の例を示す。このような文字Hからなる標章12であっても上記と同様にすることができる。また、図示せぬ他の標章である記号、数字、銘柄、品種なども同様である。
上述した図1〜3に示す金型を用いて製造した空気入りタイヤの例を図8〜10に示す。この空気入りタイヤ10は、サイドウォール部11の外表面11aに標章12が突設されている。タイヤ周方向Tに沿って切断した周方向断面形状(図10)において、サイドウォール部11の外表面11aから徐々に高さが高くなるように変化する平面状の傾斜面12a,12bを両側に有する断面三角形状になっている。
外表面11aには、タイヤ径方向に延在する微小リッジ13(高さ0.3mm程度)がタイヤ周方向Tに沿って所定の間隔で配列してあり、両傾斜面12a,12bは微小リッジ13間に位置するサイドウォール部11の外表面11aから徐々に変化する傾斜面になっている。サイドウォール部11の外表面11aに対する傾斜面12a,12bの傾斜角度β1は、上記傾斜角度α1と同じ角度である。
図11に図4に示す窪み部6を有する金型で加硫成型した時の標章12、図12に図5に示す窪み部6を有する金型で加硫成型した時の標章12、図13に図6に示す窪み部6を有する金型で加硫成型した時の標章12、図14に図7に示す窪み部6を有する金型で加硫成型した時の標章12の例を示す。
上述した空気入りタイヤ10は、予め成形した未加硫タイヤを加硫する際に、タイヤ加硫用金型M内にセットして加硫することにより製造する。
上述した本発明によれば、突起部からなる標章12を成型するための窪み部6の断面形状をサイドウォール成型面1a,2aから急激に変化させずに徐々に深さが深くなるように変化する傾斜面6a,6bを有する形状にしたので、加硫時に流動するゴムが窪み部6に円滑に流れ込むようになるため、残留するエアをベントホール8から効果的に逃がすことができる。従って、突起部からなる標章12の外観不良の改善が可能になる。
また、サイドウォール成型面1a,2aの周方向Zに沿って切断した窪み部6の周方向断面形状を上記のようにすることで、空気入りタイヤ10が回転した時に標章12に対する空気抵抗を低減することができるので、タイヤの転がり抵抗を改善することができる。
また、窪み部6の形状を断面三角形状や球面状に形成することにより、残留するエアを頂点aに集めることができるので、ベントホール8の数を減らすことができ、それによりベントホール8を加工する加工時間を削減して金型の生産性を高めることができる。
図15〜17は、本発明のタイヤ加硫用金型の他の実施形態を示す。この金型M’は、サイドウォール成型面1a,2aに、後述する図21の空気入りタイヤ20のサイドウォール部21の外表面21aに凹設された標章(図形、文字、記号、数字、銘柄、品種など)22を成型するための突起部9が設けられている。
突起部9は、図示する例では図形からなる標章22を成型する例を示し、環状のサイドウォール成型面1a,2aの周方向Zに沿って切断した周方向断面形状(図17)において、サイドウォール成型面1a,2aから徐々に高さが高くなるように変化する平面状の傾斜面9a,9bを両側に有する断面三角形状になっている。
両傾斜面9a,9bは、微小凹部7間に位置するサイドウォール成形面1a,2aから徐々に変化する傾斜面になっている。サイドウォール成型面1a,2aに対する傾斜面9a,9bの傾斜角度α2は、突起部9におけるゴム流れを良好にする観点から、30°以下にするのがよい。下限値は、加工性の点から0.5°以上にすることができる。好ましくは、1°〜20°がよい。
断面三角形状の突起部9は、図17ではその頂点(最も高い位置)bが一方側に偏る三角形状にしたが、図18に示すように、頂点bが中央に地位する断面三角形状であってもよく、頂点bの位置は特に限定されない。
また、図19に示すように、サイドウォール成型面1a,2aから徐々に高さが高くなるように変化する球面状(断面円弧状)の傾斜面9a,9bであってもよい。
図20に、文字Hからなる標章22を成型するための突起部9の例を示す。このような文字Hからなる標章22であっても上記と同様にすることができる。また、図示せぬ他の標章である記号、数字、銘柄、品種なども同様である。
上述した図15〜17に示す金型を用いて製造した空気入りタイヤの例を図21〜23に示す。この空気入りタイヤ20は、サイドウォール部21の外表面21aに標章22が凹設されている。タイヤ周方向Tに沿って切断した周方向断面形状(図23)において、サイドウォール部21の外表面21aから徐々に深さが深くなるように変化する平面状の傾斜面22a,22bを両側に有する断面三角形状になっている。
外表面21aには、上記と同様の微小リッジ23がタイヤ周方向Tに沿って所定の間隔で配列してあり、両傾斜面22a,22bは微小リッジ23間に位置するサイドウォール部21の外表面21aから徐々に変化する傾斜面になっている。サイドウォール部21の外表面21aに対する傾斜面22a,22bの傾斜角度β2は、上記傾斜角度α2と同じ角度である。
図24に図18に示す突起部9を有する金型で加硫成型した時の標章22、図25に図19に示す突起部9を有する金型で加硫成型した時の標章22、図26に図20に示す突起部9を有する金型で加硫成型した時の標章12の例を示す。
上述した空気入りタイヤ20も、予め成形した未加硫タイヤを加硫する際に、タイヤ加硫用金型M’内にセットして加硫することにより製造される。
このように窪み部からなる標章22を成型するための突起部9の断面形状を、サイドウォール成型面1a,2aから急激に変化させずに徐々に高さが高くなるように変化する傾斜面9a,9bを有する形状にしたので、突起部9におけるゴム流れを円滑にして残留するエアを微小凹部7に効果的に逃がすことができる。従って、窪み部からなる標章22の外観不良を改善することが可能になる。
また、サイドウォール成型面1a,2aの周方向Zに沿って切断した突起部9の周方向断面形状を上記のように形成することで、空気入りタイヤ20が回転した時に標章22に対する空気抵抗を減らすことができるので、タイヤの転がり抵抗の改善も可能になる。
本発明において、窪み部6及び突起部9は、上述したようにサイドウォール成型面1a,2aから徐々に変化する傾斜面6a,6b,9a,9bを両側に有する断面形状にするのが、外観不良をより効果的に改善する上で好ましいが、必ずしも両側を傾斜面6a,6b,9a,9bに形成する必要はなく、少なくとも一方側がサイドウォール成型面1a,2aから徐々に変化する傾斜面6a,9aを有する形状であればよい。図27,28にその一例を示す。
従って、空気入りタイヤ10,20も、標章12,22の断面形状を、少なくとも一方側がサイドウォール部11,21の外表面11a,21aから徐々に変化する傾斜面12a,22aを有する形状であればよい。
このように少なくとも一方側を傾斜面にする場合、タイヤ回転方向が指定された空気入りタイヤを成型する金型にあっては、窪み部6の場合には少なくとも一方側がタイヤ回転方向側に位置し、突起部9の場合には少なくとも一方側がタイヤ反回転方向側に位置するように配置するのがよく、これにより回転方向が指定された空気入りタイヤにおいて、突起部からなる標章12の場合には少なくとも一方側(傾斜面12a)がタイヤ回転方向側に位置し、窪み部からなる標章22の場合には少なくとも一方側(傾斜面22a)がタイヤ反回転方向側に位置するようになるので、上述した空気抵抗の低減が可能になる。
また、窪み部6及び突起部9は、周方向断面形状において傾斜面6a,6b,9a,9bを徐々に変化させるようにするのが空気抵抗の低減の点から好ましいが、それに限定されず、径方向断面形状や径方向に対して斜めに切断した断面形状においても、上述した傾斜面6a,6b,9a,9bを有する形状にしてもよい。
上記実施形態では、サイドウォール成型面1a,2aに突起部6または窪み部9を有するタイヤ加硫用金型M,M’について説明したが、突起部6及び窪み部9を有するタイヤ加硫用金型であってもよく、空気入りタイヤ10,20も突起部及び窪み部からなる標章12,22を有する空気入りタイヤであってもよい。
また、上記実施形態では、窪み部6及び突起部9が、空気入りタイヤ10,20のサイドウォール部11,21の外表面11a,21aに設けられる突起部及び窪み部からなる標章12,22を成型する例を示したが、標章12,22に代えて、空気入りタイヤ10,20のサイドウォール部11,21の外表面11a,21aに突設される模様やプロテクト用突起などの突起部や、外表面11a,21aに凹設される模様などの窪み部を成型する際にも好適に使用することができる。
本発明は、上述した上型1、下型2、側型3とを備えたセクショナル型のタイヤ加硫用金型に限定されず、上型1と下型2とからなる2分割構造のタイヤ加硫用金型であってもよい。
タイヤサイズを245/45R19で共通にし、窪み部(最大深さ2mm)の傾斜面の傾斜角度α1を2°にした図1に示す本発明金型(実施例1)を用いて、図3に示す突起部からなる標章をサイドウォール部に設けたタイヤと、窪み部(最大深さ2mm)の傾斜面の傾斜角度α1を60°にした従来金型(従来例1)を用いて、図29に示す突起部からなる標章をサイドウォール部に設けたタイヤを各100本製造した。
製造した各タイヤの標章の外観不良を以下に示す方法により評価したところ、表1に示す結果を得た。
外観不良
熟練の検査員により目視検査を実施し、各タイヤの標章の角の状態が丸くなったり、或いは欠けがある場合を外観不良ありと判定し、その結果を○、△、×の3段階で評価した。○はタイヤ100本中外観不良の発生したタイヤの数が1本以下、△は2〜5本、×は6本以上であることを示す。
Figure 2007083604
表1から、本発明は、サイドウォール部に設けた突起部からなる標章の外観不良を改善できることがわかる。
タイヤサイズを実施例1と同じにし、突起部(最大高さ2mm)の傾斜面の傾斜角度α1を2°にした図15に示す本発明金型(実施例2)を用いて、図23に示す窪み部からなる標章をサイドウォール部に設けたタイヤと、突起部(最大高さ2mm)の傾斜面の傾斜角度α1を60°にした従来金型(従来例2)を用いて、図30に示す窪み部からなる標章をサイドウォール部に設けたタイヤを各100本製造した。
製造した各タイヤの標章の外観不良を実施例1と同様に評価したところ、表2に示す結果を得た。
Figure 2007083604
表2から、本発明は、サイドウォール部に設けた窪み部からなる標章の外観不良を改善できることがわかる。
本発明のタイヤ成形用金型の一実施形態を示す半断面図である。 金型内側から見た図1の窪み部の拡大図である。 図2のA−A矢視断面図である。 窪み部の他の例を示す拡大断面図である。 窪み部の更に他の例を示す拡大断面図である。 窪み部の更に他の例を金型内側から見た状態で示す拡大図である。 窪み部の更に他の例を金型内側から見た状態で示す拡大図である。 図1のタイヤ成形用金型を用いて製造した空気入りタイヤの一例を示す部分断面図である。 図8の標章の拡大図である。 図9のB−B矢視断面図である。 標章の他の例を示す拡大断面図である。 標章の更に他の例を示す拡大断面図である。 標章の更に他の例を示す拡大斜視図である。 標章の更に他の例を示す拡大斜視図である。 本発明のタイヤ成形用金型の他の実施形態を示す半断面図である。 金型内側から見た図15の突起部の拡大図である。 図16のC−C矢視断面図である。 突起部の他の例を示す拡大断面図である。 突起部の更に他の例を示す拡大断面図である。 突起部の更に他の例を金型内側から見た状態で示す拡大図である。 図15のタイヤ成形用金型を用いて製造した空気入りタイヤの他の例を示す部分断面図である。 図21の標章の拡大図である。 図22のD−D矢視断面図である。 標章の他の例を示す拡大断面図である。 標章の更に他の例を示す拡大断面図である。 標章の更に他の例を示す拡大斜視図である。 サイドウォール成型面に設けられる窪み部の更に他の例を示す拡大断面図である。 サイドウォール成型面に設けられる突起部の更に他の例を示す拡大断面図である。 従来の金型(従来例1)を用いて製造したタイヤの標章を示す拡大断面図である。 従来の金型(従来例2)を用いて製造したタイヤの標章を示す拡大断面図である。
符号の説明
1 上型
1a サイドウォール成型面
2 下型
2a サイドウォール成型面
6 窪み部
6a,6b 傾斜面
7 微小凹部
9 突起部
9a,9b 傾斜面
10 空気入りタイヤ
11 サイドウォール部
11 外表面
12 標章(突起部)
12a,12b 傾斜面
13 微小リッジ
20 空気入りタイヤ
21 サイドウォール部
21a 外表面
22 標章(窪み部)
22a,22b 傾斜面
23 微小リッジ
M,M’タイヤ加硫用金型
T タイヤ周方向
Z 周方向
α1,α2,β1,β2 傾斜角度

Claims (21)

  1. サイドウォール成型面に窪み部及び/または突起部を設けたタイヤ用加硫金型において、前記窪み部及び/または突起部の断面形状を、少なくとも一方側がサイドウォール成型面から徐々に変化する傾斜面を有する形状にしたタイヤ加硫用金型。
  2. 前記傾斜面が前記窪み部の傾斜面の場合、前記サイドウォール成型面に対する前記傾斜面の傾斜角度が0.5°〜4°である請求項1に記載のタイヤ加硫用金型。
  3. 前記傾斜面が前記突起部の傾斜面の場合、前記サイドウォール成型面に対する前記傾斜面の傾斜角度が0.5°〜30°である請求項1に記載のタイヤ加硫用金型。
  4. 前記窪み部及び/または突起部の断面形状が、サイドウォール成型面の周方向に沿って切断した周方向断面形状である請求項1,2または3に記載のタイヤ加硫用金型。
  5. 前記タイヤ加硫用金型がタイヤ回転方向を指定された空気入りタイヤを成型する金型であって、窪み部の場合には前記少なくとも一方側がタイヤ回転方向側に位置し、突起部の場合には前記少なくとも一方側がタイヤ反回転方向側に位置する請求項4に記載のタイヤ加硫用金型。
  6. 前記窪み部及び/または突起部の断面形状を、両側にサイドウォール成型面から徐々に変化する傾斜面を有する断面三角形状または断面円弧状にした請求項1乃至5のいずれか1項に記載のタイヤ加硫用金型。
  7. 前記サイドウォール成型面に、該サイドウォール成型面の径方向に延在する微小凹部を周方向に沿って配列した請求項1乃至6のいずれか1項に記載のタイヤ加硫用金型。
  8. 前記少なくとも一方側が前記微小凹部間に位置するサイドウォール成形面から徐々に変化する傾斜面である請求項7に記載のタイヤ加硫用金型。
  9. 前記窪み部及び/または突起部が空気入りタイヤのサイドウォール部の外表面に設けられる標章、模様の内の少なくとも一つを成型するためのものである請求項1乃至8のいずれか1項に記載のタイヤ加硫用金型。
  10. 前記窪み部が空気入りタイヤのサイドウォール部の外表面に設けられるプロテクト用突起を成型するためのものである請求項1乃至8のいずれか1項に記載のタイヤ加硫用金型。
  11. 未加硫タイヤを加硫する際に、請求項1乃至10のいずれか1項に記載のタイヤ加硫用金型内に未加硫タイヤをセットして加硫する空気入りタイヤの製造方法。
  12. サイドウォール部の外表面に突起部及び/または窪み部を設けた空気入りタイヤにおいて、前記突起部及び/または窪み部の断面形状を、少なくとも一方側がサイドウォール部の外表面から徐々に変化する傾斜面を有する形状にした空気入りタイヤ。
  13. 前記傾斜面が前記突起部の傾斜面の場合、前記サイドウォール部の外表面に対する前記傾斜面の傾斜角度が0.5°〜4°である請求項12に記載の空気入りタイヤ。
  14. 前記傾斜面が前記窪み部の傾斜面の場合、前記サイドウォール部の外表面に対する前記傾斜面の傾斜角度が0.5°〜30°である請求項12に記載の空気入りタイヤ。
  15. 前記突起部及び/または窪み部の断面形状が、タイヤ周方向に沿って切断した周方向断面形状である請求項12,13または14に記載の空気入りタイヤ。
  16. タイヤ回転方向を指定された空気入りタイヤであって、突起部の場合には前記少なくとも一方側がタイヤ回転方向側に位置し、窪み部の場合には前記少なくとも一方側がタイヤ反回転方向側に位置する請求項15に記載の空気入りタイヤ。
  17. 前記突起部及び/または窪み部の断面形状を、両側にサイドウォール部の外表面から徐々に変化する傾斜面を有する断面三角形状または断面円弧状にした請求項12乃至16のいずれか1項に記載の空気入りタイヤ。
  18. 前記サイドウォール部の外表面に、タイヤ径方向に延在する微小リッジをタイヤ周方向に沿って配列した請求項12乃至17のいずれか1項に記載の空気入りタイヤ。
  19. 前記少なくとも一方側が前記微小リッジ間に位置するサイドウォール部の外表面から徐々に変化する傾斜面である請求項18に記載の空気入りタイヤ。
  20. 前記突起部及び/または窪み部が標章、模様の内の少なくとも一つである請求項12乃至19のいずれか1項に記載の空気入りタイヤ。
  21. 前記突起部がサイドウォール部を保護するプロテクト用突起である請求項12乃至19のいずれか1項に記載の空気入りタイヤ。
JP2005276271A 2005-09-22 2005-09-22 タイヤ加硫用金型、空気入りタイヤの製造方法及び空気入りタイヤ Expired - Fee Related JP4956948B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005276271A JP4956948B2 (ja) 2005-09-22 2005-09-22 タイヤ加硫用金型、空気入りタイヤの製造方法及び空気入りタイヤ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005276271A JP4956948B2 (ja) 2005-09-22 2005-09-22 タイヤ加硫用金型、空気入りタイヤの製造方法及び空気入りタイヤ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2007083604A true JP2007083604A (ja) 2007-04-05
JP4956948B2 JP4956948B2 (ja) 2012-06-20

Family

ID=37971084

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005276271A Expired - Fee Related JP4956948B2 (ja) 2005-09-22 2005-09-22 タイヤ加硫用金型、空気入りタイヤの製造方法及び空気入りタイヤ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4956948B2 (ja)

Cited By (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010260376A (ja) * 2009-04-30 2010-11-18 Yokohama Rubber Co Ltd:The 空気入りタイヤ
JP2018062200A (ja) * 2016-10-11 2018-04-19 東洋ゴム工業株式会社 空気入りタイヤ
EP3511180A1 (en) * 2018-01-10 2019-07-17 Sumitomo Rubber Industries, Ltd. Tyre
EP3533634A1 (en) * 2018-02-28 2019-09-04 Sumitomo Rubber Industries, Ltd. Tyre
EP3533633A1 (en) * 2018-02-28 2019-09-04 Sumitomo Rubber Industries, Ltd. Tyre
EP3533636A1 (en) * 2018-02-28 2019-09-04 Sumitomo Rubber Industries, Ltd. Tyre
EP3546251A1 (en) * 2018-03-26 2019-10-02 Sumitomo Rubber Industries, Ltd. Tyre
JP2021054298A (ja) * 2019-09-30 2021-04-08 住友ゴム工業株式会社 タイヤ
JP2021123310A (ja) * 2020-02-10 2021-08-30 Toyo Tire株式会社 タイヤ
US20220055416A1 (en) * 2020-08-24 2022-02-24 Sumitomo Rubber Industries, Ltd. Tire
US20220055415A1 (en) * 2020-08-24 2022-02-24 Sumitomo Rubber Industries, Ltd. Tire
US11597241B2 (en) * 2018-10-31 2023-03-07 Sumitomo Rubber Industries, Ltd. Pneumatic tire

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6243306A (ja) * 1985-08-16 1987-02-25 ザ・フアイヤ−スト−ン・タイヤ・アンド・ラバ−・カンパニ− 空気タイヤ
JPH04297310A (ja) * 1991-03-27 1992-10-21 Yokohama Rubber Co Ltd:The 空気入りタイヤ
JP2000118208A (ja) * 1998-10-09 2000-04-25 Bridgestone Corp 多数の矩形状装飾体を備えた空気入りタイヤ

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6243306A (ja) * 1985-08-16 1987-02-25 ザ・フアイヤ−スト−ン・タイヤ・アンド・ラバ−・カンパニ− 空気タイヤ
JPH04297310A (ja) * 1991-03-27 1992-10-21 Yokohama Rubber Co Ltd:The 空気入りタイヤ
JP2000118208A (ja) * 1998-10-09 2000-04-25 Bridgestone Corp 多数の矩形状装飾体を備えた空気入りタイヤ

Cited By (24)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010260376A (ja) * 2009-04-30 2010-11-18 Yokohama Rubber Co Ltd:The 空気入りタイヤ
JP2018062200A (ja) * 2016-10-11 2018-04-19 東洋ゴム工業株式会社 空気入りタイヤ
EP3511180A1 (en) * 2018-01-10 2019-07-17 Sumitomo Rubber Industries, Ltd. Tyre
JP2019119398A (ja) * 2018-01-10 2019-07-22 住友ゴム工業株式会社 タイヤ
JP7081158B2 (ja) 2018-01-10 2022-06-07 住友ゴム工業株式会社 タイヤ
EP3533636A1 (en) * 2018-02-28 2019-09-04 Sumitomo Rubber Industries, Ltd. Tyre
JP7056230B2 (ja) 2018-02-28 2022-04-19 住友ゴム工業株式会社 タイヤ
JP2019147492A (ja) * 2018-02-28 2019-09-05 住友ゴム工業株式会社 タイヤ
JP2019147493A (ja) * 2018-02-28 2019-09-05 住友ゴム工業株式会社 タイヤ
EP3533633A1 (en) * 2018-02-28 2019-09-04 Sumitomo Rubber Industries, Ltd. Tyre
EP3533634A1 (en) * 2018-02-28 2019-09-04 Sumitomo Rubber Industries, Ltd. Tyre
JP7056231B2 (ja) 2018-02-28 2022-04-19 住友ゴム工業株式会社 タイヤ
EP3546251A1 (en) * 2018-03-26 2019-10-02 Sumitomo Rubber Industries, Ltd. Tyre
US11607916B2 (en) 2018-03-26 2023-03-21 Sumitomo Rubber Industries, Ltd. Tyre
US11597241B2 (en) * 2018-10-31 2023-03-07 Sumitomo Rubber Industries, Ltd. Pneumatic tire
US11584168B2 (en) * 2019-09-30 2023-02-21 Sumitomo Rubber Industries, Ltd. Tire
JP2021054298A (ja) * 2019-09-30 2021-04-08 住友ゴム工業株式会社 タイヤ
JP7322644B2 (ja) 2019-09-30 2023-08-08 住友ゴム工業株式会社 タイヤ
JP2021123310A (ja) * 2020-02-10 2021-08-30 Toyo Tire株式会社 タイヤ
JP7445450B2 (ja) 2020-02-10 2024-03-07 Toyo Tire株式会社 タイヤ
US20220055415A1 (en) * 2020-08-24 2022-02-24 Sumitomo Rubber Industries, Ltd. Tire
US11584167B2 (en) * 2020-08-24 2023-02-21 Sumitomo Rubber Industries, Ltd. Tire
US20220055416A1 (en) * 2020-08-24 2022-02-24 Sumitomo Rubber Industries, Ltd. Tire
US11648806B2 (en) * 2020-08-24 2023-05-16 Sumitomo Rubber Industries, Ltd. Tire

Also Published As

Publication number Publication date
JP4956948B2 (ja) 2012-06-20

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4956948B2 (ja) タイヤ加硫用金型、空気入りタイヤの製造方法及び空気入りタイヤ
JP4862684B2 (ja) タイヤ加硫用成形金型
JP3391756B2 (ja) 空気入りタイヤ
JP5210548B2 (ja) タイヤトレッド加硫金型
JP5322610B2 (ja) 空気入りタイヤ及び空気入りタイヤの製造方法
JP3699362B2 (ja) タイヤ加硫金型、及びタイヤの製造方法
JP6097193B2 (ja) タイヤ加硫金型及びタイヤの製造方法
JP2009143488A (ja) 空気入りタイヤ
EP3489040B1 (en) Tire
JP5735950B2 (ja) タイヤ用モールド
JP2008273084A (ja) タイヤ加硫用金型及びそれにより加硫された空気入りタイヤ
JP4845638B2 (ja) タイヤ加硫成形型
JP4615824B2 (ja) 空気入りタイヤの製造方法及びそれに用いる加硫金型
JP4386751B2 (ja) 空気入りタイヤ
JP2000255221A (ja) 空気入りタイヤ及びタイヤ成形用金型
JP2002052537A (ja) 空気入りタイヤの加硫用金型
JP7187325B2 (ja) タイヤモールド及びタイヤ製造方法
JP7404813B2 (ja) タイヤ、金型及びタイヤ製造方法
JP7349844B2 (ja) タイヤ及びタイヤ成型モールド
WO2024122235A1 (ja) タイヤ及びタイヤ金型
JP7415128B2 (ja) タイヤ製造用加硫金型及びそれを用いた空気入りタイヤの製造方法
JP7445450B2 (ja) タイヤ
JP2005297443A (ja) 空気入りタイヤ用加硫金型及び空気入りタイヤ
USD1006724S1 (en) Tire sidewall
JP4052386B2 (ja) タイヤ金型及びそれを用いた空気入りタイヤの製造方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20080922

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20110407

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110419

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110617

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20120221

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20120305

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150330

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150330

Year of fee payment: 3

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees