JP2007075932A - スローアウェイチップ - Google Patents

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Abstract

【課題】旋削加工における倣い加工において、被削材への干渉を防止するスローアウェイチップを提供する。
【解決手段】菱形板状を基本形とし、対向する上下面11A、11Bの少なくともいずれか一方の菱形面に形成したすくい面31と、側面12に形成した逃げ面32との交差稜線部に切刃33bを形成したスローアウェイチップ10Aにおいて、前記菱形面に直交する方向からみて、基本形である前記菱形面の仮想輪郭形状と同一形状をなす中央基部20と、この中央基部20からそれぞれ外側に向かって延びる一対の鋭角コーナ部30とを少なくとも備え、前記鋭角コーナ部30を前記菱形面の仮想輪郭形状よりも幅狭に形成し、当該鋭角コーナ部30に形成した一対の切刃33bのなす頂角εr2を前記菱形面の仮想輪郭形状における頂角εr1よりも小さくし20°以上且つ35°未満の範囲とした。
【選択図】図1

Description

本発明はスローアウェイチップに関し、特に倣い加工及びぬすみ加工用のスローアウェイチップに関する。
従来、旋削加工における倣い加工やぬすみ加工には、比較的複雑形状への対応が可能で、被削材への干渉が避けられることから、ISO規格に規定された菱形板状で、そのコーナ部の頂角が35°であるV型、55°であるD型又は80°であるC型のスローアウェイチップが使用されてきた。
しかしながら、最近では複雑形状の部品が増加する傾向にあり、前記のV型のスローアウェイチップを使用しても、ISO規格に規定された単一のバイトホルダでは被削材への干渉が避けられない。この問題を解決するため、以下の対策を行っていた。1つめは、スローアウェイチップの取付け角度が異なる複数種のバイトホルダを使用することにより干渉を回避するものである。2つめは、スローアウェイチップの取付け角度をISO規格外の特殊な取付け角度としたバイトホルダを製作して干渉を回避するものである。1つめの対策においては、バイトホルダの種類が増えるため工具コストの高騰、工具管理の煩雑さの問題が生じてしまう。さらに、複数のバイトホルダ間における刃先位置のわずかなズレによって加工した部品形状の加工精度が悪化する問題があった。2つめの対策においては、バイトホルダは1種類となるが、被削材の加工形状に応じて、その都度バイトホルダの設計製作を行わなければならないため、工具コスト、製作納期の面で理想的な対策とはいえなかった。
従来の倣い加工用のスローアウェイチップにおいては、前述した問題点の解決を意図したものはない。特殊な切刃構成を有する従来スローアウェイチップを図11及び図12に例示する。図示した従来スローアウェイチップ1は、三角形板、菱形板又は平行四辺形板を基礎にして、ノーズ3とこのノーズ3から振分けられた両側面5との接続部分に、弧状のえぐり部4をそれぞれ形成することにより、全体的にノーズ3の角度が減少して凸出状態にあることを特徴とするものである。
このような構成を有する従来スローアウェイチップ1は、前記ノーズ3が凸出状態にあることから、端面アウトフィード加工でも、実質的に横切刃角が大きくなり、このため切屑も幅狭で厚いものが生成されることから切屑の処理が容易になる(例えば、特許文献1参照)。
実開昭56-132009号公報
図11及び図12に例示した従来スローアウェイチップ1は、被削材への干渉を回避するものではなく、端面アウトフィード加工における切屑の処理を容易にすることを意図したものであるため、前述した、ISO規格に規定されたスローアウェイチップを使用するときの問題を解決するものではなかった。本発明は、このような課題に鑑みなされたものであり、その目的とするところは、旋削加工における倣い加工において、被削材への干渉を防止するスローアウェイチップを提供することにある。
上記の課題を解決するため、請求項1記載の発明は、略多角形板状をなし、対向する一対の多角形面の少なくともいずれか一方にすくい面が形成されるとともに、このすくい面に交差する側面に逃げ面が形成され、これらすくい面と逃げ面との交差稜線部に切刃が形成されてなるスローアウェイチップにおいて、前記多角形面に直交する方向からみて、前記多角形面のコーナ部には、頂角を鋭角とした鋭角コーナ部が少なくとも1つ備えられ、この鋭角コーナ部には、その先端部に円弧状のコーナと、このコーナからそれぞれ延びる一対の切刃が形成されるとともに、前記一対の切刃のなす頂角が20°以上且つ35°未満の範囲とされていることを特徴とするスローアウェイチップである。
また、請求項2記載の発明は、菱形板状を基本形とし、対向する上下面の少なくともいずれか一方の菱形面にすくい面が形成されるとともに、このすくい面に交差する側面に逃げ面が形成され、これらすくい面と逃げ面との交差稜線部に切刃が形成されてなるスローアウェイチップにおいて、前記菱形面に直交する方向からみて、基本形である前記菱形面の仮想輪郭形状と同一形状をなす中央基部と、この中央基部からそれぞれ外側に向かって延びる一対の鋭角コーナ部とが少なくとも設けられ、前記鋭角コーナ部は、前記菱形面の仮想輪郭形状よりも幅狭に形成されるとともに、当該鋭角コーナ部に形成された一対の切刃のなす頂角は、前記菱形面の仮想輪郭形状における頂角よりも小さく、20°以上且つ35°未満の範囲とされていることを特徴とするスローアウェイチップである。
以上の構成を有する請求項1及び請求項2記載の発明は、ISO規格に規定されたV型のスローアウェイチップにくらべ、鋭角コーナ部の頂角が小さくなっているため、被削材への干渉が生じにくくなる。そのため、1種類のバイトホルダで加工することが可能となり工具コストの高騰や工具管理の煩雑さの問題、及び複数のバイトホルダ間における刃先位置のわずかなずれによって生じる加工誤差の問題が解消される。鋭角コーナ部の頂角を20°以上且つ35°未満の範囲に限定したのは、20°未満になると、当該コーナ部の強度が低下し欠損や破損を生じるおそれがあり、35°以上になると、干渉を回避する優位性がなくなるためである。
請求項3記載の発明は、請求項2記載のスローアウェイチップにおいて、前記基本形である菱形面がISO規格に規定された頂角35°のV型、頂角55°のD型、頂角80°のC型のなかから選択された菱形面とされ、この菱形面の仮想輪郭形状と同一形状をなす中央基部が設けられていることを特徴とするものである。そうすれば、前記基本形である菱形面から構成された中央基部は、ISO規格に規定されたV型、D型、C型のうちいずれかと同一形状に形成されることから、この中央基部を利用して、既存のISO規格に準じたバイトホルダに装着することができる。そのため、バイトホルダの集約及び工具コスト削減に有効である。
請求項4記載の発明は、請求項1〜3のいずれか1項記載のスローアウェイチップにおいて、前記すくい面の表面には、切刃から連続して内側に向かって延びるブレーカ溝が形成されるとともに、このブレーカ溝の内側には、上方に向かって突出するブレーカ突起が形成されていることを特徴とするものである。このブレーカ溝及びブレーカ突起が切屑を一定方向に流出するように制御するため、加工面は切屑によって傷付けられることがなく良好な面粗さに仕上げられる。
請求項5記載の発明は、請求項2又は3記載のスローアウェイチップにおいて、前記中央基部と前記鋭角コーナ部の間に遷移部を介在させることにより、前記鋭角コーナ部の先端部に形成された円弧状のコーナの曲率中心及び曲率半径が、ISO規格に規定されたV型、D型、C型のなかから選択された菱形面の仮想輪郭形状における円弧状のコーナの曲率中心及び曲率半径と略一致するように形成されていることを特徴とするものである。前記遷移部を中央基部と鋭角コーナ部との間に介在させることによって、前記鋭角コーナ部の先端に形成された円弧状のコーナについて、その円弧を所望の中心位置及び曲率半径に適宜変更することができる。特に、本発明のスローアウェイチップの基本形として、V型、D型、C型のうちいずれかより選択された菱形面の仮想輪郭形状における円弧状のコーナと、その中心位置及び曲率半径を略一致させた場合には、従来から使用されているV型、D型、C型のうちいずれかのスローアウェイチップから本発明のスローアウェイチップに取替えたとき、バイトホルダ上のコーナの刃先位置が維持されるため、加工に際して工具軌跡の変更が不要となり、従来スローアウェイチップとの互換性に優れる。
次に、本発明を適用した実施形態であるスローアウェイチップについて図を参照しながら説明する。図1は、第1の実施形態であるスローアウェイチップの斜視図である。図2は図1に示すスローアウェイチップを上面に直交する方向からみた平面図である。図3及び図4は、それぞれ従来スローアウェイチップ及び第1の実施形態のスローアウェイチップを用いた加工状態を説明する図である。
図1及び図2において、スローアウェイチップ10Aは、頂角εr1が35°の菱形であるISO規格のVNMG160404(ISO1832)を基本形としたスローアウェイチップであり、平面視中央部には、2点鎖線で示した基本形である菱形と等しい輪郭形状で構成された中央基部20を有し、この中央基部20から遷移部40を介して外側に向かってそれぞれ延びる一対の鋭角コーナ部30を有している。
平面視で、それぞれの鋭角コーナ部30は、その先端部に形成された円弧状のコーナ33aと、このコーナ33aからそれぞれ延びる一対の切刃33bからなり、前記コーナ32aの一部を除いて、基本形である菱形の仮想輪郭形状(2点鎖線)よりも幅狭となり、且つ頂角εr2が25°に形成されている。前記頂角εr2は20°以上且つ35°未満の範囲にあればよい。
平面視で、遷移部40は、中央基部20と鋭角コーナ部30との間に介在していて、さらに、これら中央基部20と鋭角コーナ部30の間にそれぞれ延びる一対の直線からなる当該遷移部40の輪郭形状は、中央基部20から鋭角コーナ部30に向かうにしたがって前記基本形である菱形の仮想輪郭形状(2点鎖線)に対して漸次幅狭となるように傾斜している。したがって、前記一対の直線からなる遷移部40の輪郭形状における頂角εr3は、前記中央基部20の頂角εr1である35°よりも大きくなっている。遷移部40の頂角εr3の大きさは、鋭角コーナ部30の頂角εr2の大きさや当該鋭角コーナ部30の2等分線方向の長さLcに応じて任意に選択される。
本スローアウェイチップ10Aにおいては、遷移部40が中央基部20と鋭角コーナ部30との間に介在することによって、前記鋭角コーナ部30の先端に形成された円弧状のコーナ33aは、その円弧を所望の中心位置及び曲率半径に適宜変更できるようになっている。具体的には、鋭角コーナ部30のコーナ33aは、その円弧の中心位置及び曲率半径が基本形であるVNMG160404(ISO1832)のコーナ部に形成されたコーナ33a'と等しくなるように形成されている。なお、遷移部40の輪郭形状は、直線状以外にも曲線状にしてもよい。その場合、遷移部40は、被削材への干渉が回避されるために、前記基本形である菱形の仮想輪郭形状(2点鎖線)よりも幅狭となるように形成されるのが望ましい。
図1において、スローアウェイチップ10Aは、その一対の鋭角コーナ部30の2等分線と基本形である菱形の2等分線とが一直線上にあり、この2等分線を含み当該スローアウェイチップ10Aの厚さ方向に平行な平面を基準として対称形状とされ、さらに、当該スローアウェイチップ10Aを厚さ方向に2等分し且つ前記厚さ方向に直角に交わる平面を基準として上下面11A、11Bが対称形状とされていて、上面11A、下面11Bのいずれかを択一的に使用可能となっている。
鋭角コーナ部30のコーナ33a及び切刃33bに連なる上下面11A、11B及び側面12には、それぞれすくい面31及び逃げ面32が形成されている。本実施形態では、逃げ面32はすくい面31に直角に交差する平坦面で構成され、いわゆるネガの形式となっている。一方、上下面11A、11Bには、切刃33bの内側に、当該切刃33bに沿ってブレーカ溝31aが設けられている。このブレーカ溝31aの内側には鋭角コーナ部30の2等分線方向でコーナ33aに向かって延びるブレーカ突起34が形成されている。
中央基部20及び遷移部33においても、上下面11A、11Bと側面12は直角に交差しており、側面12は平坦面で構成されている。上下面11A、11Bには、鋭角コーナ部30のすくい面31に設けたブレーカ溝31aが連続して延びていて、その内側には平坦面で構成されたボス面13が切刃33bよりも0.1mm〜1.0mmの範囲の高い位置に設けられている。本実施形態において、ボス面13は切刃33bよりも0.2mm高くなっていて、スローアウェイチップの厚さである下面側のボス面13から上面側の切刃33bまでの高さは、基本形であるVNMG160404(ISO1832)と同じ4.76mmであり、上下のボス面13間の厚さは4.96mmとなっている。
さらに、スローアウェイチップ10Aの中央部には、上下面11A、11Bに設けられたボス面13を厚さ方向に貫通する取付け穴14が設けられている。
上述した構成を有したスローアウェイチップ10Aは、少なくともコーナ33a及び切刃33bが超硬合金、サーメット、セラミックス等の硬質材料、もしくは、ダイヤモンド又は立方晶窒化硼素を含有した多結晶焼結体からなる。超硬合金、サーメット、セラミックス等の硬質材料からなる場合には、プレス成形、焼結によって既述した完成形状に成形することによって、研削によって成形する方法よりも製造コストを大幅に小さくすることができる。コーナ33a及び切刃33bにホーニングを付す場合には、焼結後に研磨加工によって行われる。また、高い加工精度が要求される場合には、コーナ33a及び切刃33bに連なる側面12、上下面11A、11Bの少なくともいずれか一方研削されることが望ましい。
スローアウェイチップ10Aの基本形である菱形は、本実施形態で採用した頂角εr1が35°のV型だけでなく、頂角εr1が55°のD型、頂角εr1が80°のC型等のISO規格に準じたものを採用することができる。
次に、本実施形態のスローアウェイチップ10Aを用いた倣い加工について、図3及び図4を用いて説明する。図3は本実施形態のスローアウェイチップを装着したスローアウェイ式バイトによる倣い加工の状態の一例を示す図である。図4はISO規格に規定されたスローアウェイチップVNMG160404を装着したスローアウェイ式バイトによる倣い加工の状態を説明する図である。
図3において、本実施形態のスローアウェイチップ10Aは、VNMG160404(ISO1832)と同一輪郭形状をなす中央基部20を利用して、MVQNR型(ISO5608)のバイトホルダ50Aに取付けられている。すなわち、バイトホルダ50Aの先端部上面には、平面視V字型を呈した切欠き段部からなるチップ座51が形成されていて、スローアウェイチップ10Aは、すくい面31が形成された上面11を上方側に向け、下面11Bに設けられたボス面13を前記チップ座の底面51aに当接させるとともに、当該スローアウェイチップ10Aの側面12のうち、中央基部20の一対の側面22をチップ座51の平面視V字型をなす一対の拘束壁面51bにそれぞれ当接させた状態で載置され、取付け穴14に挿通したクランプネジ60をチップ座の底面51aに設けた雌ネジ穴(図示しない)にねじ込むことによって取付けられている。
さらに、バイトホルダ50Aには、クランプ駒53とこのクランプ駒53を挿通する締付けネジ54からなるクランプ手段55が、前記締付けネジ54をチップ座51の後方側に近接したバイトホルダ50Aの上面に設けた雌ネジ穴に螺合することによって付設されていて、前記締付けネジ54をねじ込むことによって、クランプ駒53を下降させてスローアウェイチップ10Aの上面11に設けたボス面13をチップ座の底面51a側に押圧し強力にクランプしている。
バイトホルダ50Aの先端側に位置し、切削加工に使用される鋭角コーナ部30は、その2等分線がバイトホルダ50Aの基端側に設けられたシャンク部の軸心CLに対する傾斜角度αが45°となっている。そして、前記鋭角コーナ部30の一対の切刃33bは、それぞれ前記軸心CLに対して平行及び直角な方向に対する傾斜角度β1、β2がそれぞれ約32.5°となっている。
一方、図4の(a)において、従来スローアウェイチップ100であって、本実施形態の基本形状であるVNMG160404(ISO1832)は、バイトホルダ50Aに、本実施形態のスローアウェイチップ10Aと同じ取付け姿勢で取付けられている。したがって、頂角εr1が35°のコーナ部30に形成された一対の切刃33aは、バイトホルダ50Aの軸心CL方向及びこの軸心CLに直交する方向に対する傾斜角度β1、β2がそれぞれ約27.5°となっている。
図3及び図4の(a)において、本スローアウェイチップ10A及び従来スローアウェイチップ100がそれぞれ取付けられたスローアウェイバイトは、外周面61に対して30°で傾斜するテーパー面62aを有する外周テーパー部62、及び、端面63に対して30°で傾斜するテーパー面64aを有する端面テーパー部64を加工する。従来スローアウェイチップ100を用いた場合には、切刃33bが外周テーパー部62及び端面テーパー部64の双方に干渉してしまい、それぞれのテーパー面62a、64aを所定のテーパー角度に加工することができないが、本スローアウェイチップ10Aを用いた場合には、鋭角コーナ部30は、従来スローアウェイチップ100であるVNMG160404(ISO1832)よりも幅狭且つ小さい頂角εr2で形成され、干渉を回避できる領域が拡大されているため、それぞれのテーパー面62a、64aに干渉することなく加工することができる。既述したとおり鋭角部30における頂角εr2を20°以上且つ35°未満の範囲に限定したのは、20°未満になると、当該鋭角コーナ部30が幅狭になりすぎて強度が低下し欠損や破損を生じるおそれがあり、35°以上になると干渉を回避する効果が基本形であるVNMG160404(ISO1832)に対して同等以下となるからである。
本スローアウェイチップ10Aにおいては、その鋭角コーナ部30の2等分線方向の長さLcが2mm未満になると干渉を回避する効果が得られにくくなり、前記長さLcが12mmを超えるとスローアウェイチップ10Aが大型化してコストが高騰したり、中央基部20が相対的に小さくなってチップ座51への取付け安定性が低下したりするおそれがある。そのため、前記長さLcは2mm〜12mmの範囲にあるのが好ましい。
さらに、本スローアウェイチップ10Aにおいては、その鋭角コーナ部30におけるコーナ33aの円弧の中心位置及び曲率半径が、本スローアウェイチップ10Aの基本形であり従来から使用されてきたVNMG160404(ISO1832)と一致させてあることから、VNMG160404(ISO1832)から本スローアウェイチップ10Aに取替えたときのバイトホルダ上のコーナ33aの刃先位置が維持される。そのため、本スローアウェイチップ10Aを使用においては、コーナの刃先位置の補正又は加工プログラム等による工具経路の変更といった煩雑さがなく、従来スローアウェイチップとの互換性がきわめて優れている。
図4の(b)において、従来スローアウェイチップ100を用いた場合でも、外周テーパー部62のテーパー面62a及び端面テーパー部64のテーパー面64aのそれぞれに切刃33bが干渉しないように取付け姿勢を変更した2種類のバイトホルダ501、502を用いれば、干渉問題はなくなるが、バイトホルダの種類が増え、場合によってはISO規格外の特殊バイトホルダとなってしまうおそれがある。それに対して、本スローアウェイチップ10Aを用いた場合には、上述したように単一且つISO規格に規定されたバイトホルダ50Aを用いて、切刃33bがそれぞれのテーパー面62a、64aに干渉することなく加工することができるため、工具コストの高騰や工具管理の煩雑さの問題、ならびに取付け姿勢の異なる複数のバイトホルダ間におけるコーナ33aの位置のわずかなずれによって生じる加工誤差の問題が解消される。
本スローアウェイチップ10Aは、ISO規格に規定されたV型と同一形状をなす中央基部20を利用して既存のISO規格に準じたバイトホルダに装着可能である。したがって、バイトホルダの集約及び工具コスト削減に有効である。しかも、中央基部20は、その基本形となるV型の従来スローアウェイチップとほぼ等しい強度が得られるうえに、チップ座51に装着したときの高い取付け安定性が確保される。なお、基本形状にD型、C型を適用した場合、及び基本形状にV型を適用し且つ鋭角コーナ部30の頂角εr2をおよそ25°未満とした場合には、バイトホルダの周面が鋭角コーナ部30の側面32の一部又は全体よりも出っ張ってしまうので、この出っ張りは機械加工により適宜削除すればよい。
しかも、本スローアウェイチップ10Aにおいて、そのすくい面31には、コーナ33a及び切刃33bから連続して内側に向かって延びるブレーカ溝31aと、このブレーカ溝31aの内側に配され突出するブレーカ突起34とが形成されていて、これらブレーカ溝31a及びブレーカ突起34が切屑を一定方向に流出するように制御するので、加工面は切屑によって傷付けられることがなく良好な面粗さに仕上げられる。
次に、第2の実施形態であるスローアウェイチップについて、図を参照しながら説明する。図5は第2の実施形態であるスローアウェイチップの斜視図である。図6は図5に示す第2の実施形態における他の例を示す斜視図である。図7は図5に示すスローアウェイチップをバイトホルダに装着した状態を示す図である。以下、本実施形態の説明において、第1の実施形態と同一構成については、説明を省略し、図中の同一部分には同一符号を付して示す。
図5において、スローアウェイチップ10Bは、第1の実施形態と同様に菱形を基本形としているが、その菱形面をなす上下面11A、11B間の厚さが前述した第1の実施形態のスローアウェイチップ10Aよりも大幅に拡大されている。前記厚さが増すほどスローアウェイチップ10Bの強度、特に鋭角コーナ部30の強度が高まる。この厚さは、鋭角コーナ部30の強度の向上及び被削材への干渉の回避を考慮して、5mm〜20mmの範囲にあるのが好ましい。このようにスローアウェイチップ10Bの厚さの範囲を限定したのは、5mm未満になると強度向上の効果が得られにくくり、20mmを超えると強度向上のメリットよりも大型化によるコストアップのデメリットのほうが大きくなるからである。さらに、中央基部20の側面22の中央部には、取付け穴14が前記厚さ方向に直交し且つ一対の鋭角コーナ部の2等分線に直交する方向に沿って貫設されている。
中央基部20の側面22の一部又は全部には、取付け穴14の開口部を取り囲むようにして上下面11A、11Bにそれぞれ直交し且つ一対の鋭角コーナ部30の2等分線に平行な平坦面からなる取付け基準面22bが形成されている。さらに、本スローアウェイチップ10Bでは、第1の実施形態における遷移部40が省略されており、中央基部20の両端部から直に一対の鋭角コーナ部30がそれぞれ外側に向かって延びている。
本実施形態のスローアウェイチップ10Bは、コーナ33a及び切刃33bに連なる逃げ面32がネガの形式となっていて、上下面11A、11Bを択一的に使用することによって両面を使用することができるものであるが、図6に示すように、上面11A側の設けたコーナ33a及び切刃33bに連なる逃げ面32がそれぞれ当該コーナ33a及び当該切刃33bから遠ざかるにつれ内側に向かうように傾斜したポジの形式でもよい。この場合、切刃33bから下面11Bにわたってポジの逃げ面32aを形成してしまうと、下面11Bの面積が狭くなってチップ座51への着座が不安定になったり強度が低下したりするおそれがあるので、ポジの逃げ面32aは、切刃33bから厚さ方向の途中まで形成し、それ以降をネガの形式で形成するのが好ましい。ただし、ポジの逃げ面32aの厚さ方向の幅は、少なくとも逃げ面摩耗幅よりも大きくすべきであり、具体的には0.5mm〜3.0mmの範囲にあるのが好ましい。
図7において、本スローアウェイチップ10Bは、その上面11Aを上方側に向け、その下面11Bに形成したボス面13をバイトホルダ50Bの先端部上面に形成された切欠き段部からなるチップ座の底面51aに当接するとともに、当該バイトホルダ50B側を向く取付け基準面22b、ならびに当該バイトホルダ50Bの基端側に位置し且つ前記取付け基準面22bの反対側に位置する中央基部の側面22及び鋭角コーナ部の側面32を、前記チップ座の底面51aから立ち上がるそれぞれの拘束壁面51bに当接した状態で載置され、さらに取付け穴14に挿通したクランプネジ60を前記取付け基準面22bに当接する拘束壁面51bに設けた雌ネジ穴(図示しない)にねじ込むことによって取付けられている。
本スローアウェイチップ10Bにおいては、既述した第1の実施形態の効果に加え、倣い加工中にコーナ33a及び切刃33bに作用する切削抵抗の主分力方向に肉厚が確保されることから、中央基部20及び鋭角コーナ部30の強度が大幅に高められる。特に、中央基部20よりも幅狭且つ突出していて、頂角εr2が35°未満となる鋭角コーナ部30にあっては、コーナ33a及び切刃33bの耐チッピング性や耐欠損性がきわめて高くなる。さらに、チップ座の拘束壁面51bに当接する取付け基準面22b、ならびに中央基部20及び鋭角コーナ部30の側面の面積が拡大されるのでチップ座51への取付け安定性が高くなる。
次に、第3の実施形態であるスローアウェイチップについて、図を参照しながら説明する。図8は第3の実施形態であるスローアウェイチップの斜視図である。図9は図8に示すスローアウェイチップを上面に直交する方向からみた平面図である。図10は図8に示すスローアウェイチップをバイトホルダに装着した状態を説明する図である。本実施形態の説明において、第1の実施形態と同一構成については、説明を省略し、図中の同一部分には同一符号を付して示す。
図8及び図9において、スローアウェイチップ10Cは、平面視で略三角形状をなし、図9中2点鎖線内にある、略三角形面の中央部には中央基部20が形成され、この中央基部20から放射方向に延びる3つのコーナ部に、鋭角コーナ部30がそれぞれ形成されてなるものである。すなわち、それぞれの鋭角コーナ部30は、それぞれの2等分線が前記三角形面の中心で交差するように形成されている。それぞれの鋭角コーナ部30の平面視形状は、第1及び第2の実施形態と同一であり、コーナ33aからそれぞれ延びる一対の切刃33bのなす角度は20°以上且つ35°未満の範囲とされている。そして、スローアウェイチップ10Cは、その上面11A及び下面11Bが表裏対称形状とされ、それぞれに設けられた切刃33bから延びる逃げ面32が上面11A及び下面11Bに直角に交差するネガの形式とされていて、上下面11A、11Bならびに3つの鋭角コーナ部30を択一的にインデックスし、合計6つのコーナを使用することが可能なスローアウェイチップである。仮に逃げ面32をポジの形式として、上面11Aに設けた切刃33bだけを使用する態様とした場合でも、3つのコーナが使用可能である。さらに、中央基部20の中央部には、第1の実施形態と同様に上面11Aと下面11Bを貫通する取付け穴14が設けられている。
図10において、本スローアウェイチップ10Cを装着するバイトホルダ50Cの先端部上面には、切欠き段部からなるチップ座51が形成されている。本スローアウェイチップ10Cは、その上面11A又は下面11Bのいずれか一方をすくい面31として上方側に向け、他方に形成されたボス面13を前記チップ座の底面51aに当接するとともに、切削に使用されない2つの鋭角コーナ部30のバイトホルダ50C側を向く側面32を前記チップ座の底面51aから立ち上がる拘束壁面51bにそれぞれ当接した状態で載置され、取付け穴14に挿通したクランプネジ60を前記チップ座の底面に設けた雌ネジ穴にねじ込むことによって、バイトホルダ50Cに取付けられている。
スローアウェイチップ10Cは、第1の実施形態と同様に、バイトホルダ50Cの先端側に位置し切削に使用される鋭角コーナ部30は、その2等分線がバイトホルダ50Cの基端側に設けられたシャンク部の軸心CLに対する傾斜角度αが45°となっている。そして、前記鋭角コーナ部30の一対の切刃33bは、それぞれ前記軸心CLに対して平行及び直角な方向に対する傾斜角度β1、β2がそれぞれ約32.5°となっている。
本スローアウェイチップ10Cにおいては、既述した第1の実施形態の効果に加え、使用可能なコーナ数が増加することにより、コーナ単価が小さくなることにより、工具費の削減が可能となる。特に本スローアウェイチップ10Cのように上下面11A、11Bで6コーナ使用可能なものにおいては、その効果がきわめて高くなる。
本発明の第1の実施形態であるスローアウェイチップの斜視図である。 図1に示すスローアウェイチップの平面図である。 図1に示すスローアウェイチップを用いた加工状態を説明する図である。 従来スローアウェイチップを用いた加工状態を説明する図である。 第2の実施形態であるスローアウェイチップの斜視図である。 第2の実施形態のスローアウェイチップにおける他の形態の斜視図である。 図5に示すスローアウェイチップをバイトホルダに装着した状態を説明する図である。 第3の実施形態であるスローアウェイチップの斜視図である。 図8に示すスローアウェイチップの平面図である。 図8に示すスローアウェイチップをバイトホルダに装着した状態を説明する図である。 従来スローアウェイチップの平面図である。 他の従来スローアウェイチップの平面図である。
符号の説明
10A、10B、10C、100 スローアウェイチップ
11A 上面
11B 下面
12、22、32、42 側面
13 ボス面
14 取付け穴
15 凹部
20 中央基部
22b 取付け基準面
30 鋭角コーナ部
31 すくい面
31a ブレーカ溝
32 逃げ面
33a コーナ
33b 切刃
34 ブレーカ突起
40 遷移部
50A、50B、50C、501、502 バイトホルダ
51 チップ座
51a チップ座の底面
51b チップ座の拘束壁面
60 クランプネジ
70 クランプ手段
71 クランプ部材
72 締付けネジ

Claims (5)

  1. 略多角形板状をなし、対向する一対の多角形面の少なくともいずれか一方にすくい面が形成されるとともに、このすくい面に交差する側面に逃げ面が形成され、これらすくい面と逃げ面との交差稜線部に切刃が形成されてなるスローアウェイチップにおいて、
    前記多角形面に直交する方向からみて、前記多角形面のコーナ部には、頂角を鋭角とした鋭角コーナ部が少なくとも1つ備えられ、この鋭角コーナ部には、その先端部に円弧状のコーナと、このコーナからそれぞれ延びる一対の切刃が形成されるとともに、前記一対の切刃のなす頂角が20°以上且つ35°未満の範囲とされていることを特徴とするスローアウェイチップ。
  2. 菱形板状を基本形とし、対向する上下面の少なくともいずれか一方の菱形面にすくい面が形成されるとともに、このすくい面に交差する側面に逃げ面が形成され、これらすくい面と逃げ面との交差稜線部に切刃が形成されてなるスローアウェイチップにおいて、
    前記菱形面に直交する方向からみて、基本形である前記菱形面の仮想輪郭形状と同一形状をなす中央基部と、この中央基部からそれぞれ外側に向かって延びる一対の鋭角コーナ部とが少なくとも設けられ、前記鋭角コーナ部は、前記菱形面の仮想輪郭形状よりも幅狭に形成されるとともに、当該鋭角コーナ部に形成された一対の切刃のなす頂角は、前記菱形面の仮想輪郭形状における頂角よりも小さく、20°以上且つ35°未満の範囲とされていることを特徴とするスローアウェイチップ。
  3. 前記基本形である菱形面がISO規格に規定された頂角35°のV型、頂角55°のD型、頂角80°のC型のなかから選択された菱形面とされ、この菱形面の仮想輪郭形状と同一形状をなす中央基部が設けられていることを特徴とする請求項2記載のスローアウェイチップ。
  4. 前記すくい面の表面には、切刃から連続して内側に向かって延びるブレーカ溝が形成されるとともに、このブレーカ溝の内側には、上方に向かって突出するブレーカ突起が形成されていることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項記載のスローアウェイチップ。
  5. 前記中央基部と前記鋭角コーナ部の間に遷移部を介在させることにより、前記鋭角コーナ部の先端部に形成された円弧状のコーナの曲率中心及び曲率半径が、ISO規格に規定されたV型、D型、C型のなかから選択された菱形面の仮想輪郭形状における円弧状のコーナの曲率中心及び曲率半径と略一致するように形成されていることを特徴とする請求項2又は3記載のスローアウェイチップ。
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