JP2007066209A - メディア用サーバ装置、メディア用サーバ制御方法及びプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】 保有デジタルコンテンツの合計サイズの膨大化に適切に対処しつつ、ネットワークプレーヤにおける再生の利便性も維持できるメディア用サーバ装置40を提供する。
【解決手段】 移動制御手段41は、ネットワーク記憶装置57へ、内蔵記憶装置51内の一部の保有デジタルコンテンツを移動させる。リスト情報提示手段42は、保有デジタルコンテンツのリスト提示要求に対し、内蔵記憶装置51及びネットワーク記憶装置57に記憶されているデジタルコンテンツを保有デジタルコンテンツとするリスト情報を返す。探索手段43は、データ送信要求に対して、該保有デジタルコンテンツが現在、どこに記憶されているかを探索する。コンテンツデータ送信処理手段44は、探索結果がネットワーク記憶装置57あれば、該当のデータがネットワーク記憶装置57からネットワークプレーヤ56へストリーム配信されるようにする。
【選択図】 図5

Description

本発明は、HDD型ポータブルプレーヤ等のメディア用サーバ装置、メディア用サーバ制御方法及びプログラムに関し、詳しくはデジタルコンテンツ量の膨大化に円滑に対処できるメディア用サーバ装置、メディア用サーバ制御方法及びプログラムに関するものである。
DLNA(Digital Living Network Alliance)では、家電、PC及びモバイル機器の相互互換性を保障するためのガイドラインを定めている。そのガイドラインに準拠した機器を家庭内のネットワークに接続すると、相互に接続され、音楽、写真、動画といったデジタルコンテンツを共有するようになっている。DLNAに準拠した機器は、家庭内のネットワークだけでなく、将来的に自動車内ネットワークにも利用されることが予想される。以下、DLNAに準拠した機器が接続されているネットワークを「DLNAネットワーク」と呼ぶことにする。
一方、HDD型ポータブルプレーヤは、ユーザに携帯されて、HDD(ハードディスク装置)に多数の楽曲を保有し、楽曲を再生可能になっている。このようなHDD型ポータブルプレーヤの使用態様として、ユーザは、自分のHDD型ポータブルプレーヤを、無線LANや有線LANを介して自宅又は自動車のDLNAネットワークへ接続し、一人で、又は家族若しくは知人等の仲間と共に、HDD型ポータブルプレーヤの保有楽曲をネットワークプレーヤで再生して、聴くことが考えられる。
特許文献1は、テレビ番組を録画するハードディスクレコーダにおいて、ハードディスクが、大容量ながら、記憶済みのコンテンツデータが膨大となって、新しいテレビ番組を録画する空き容量がわずかとなったとき、記憶しているコンテンツの中から所定の条件に該当するものを自動的に削除することを開示する。
特開2004−208204号公報
HDD型ポータブルプレーヤをメディア用サーバ装置として使用し、HDD型ポータブルプレーヤと同一のネットワークへ接続されている各ネットワークプレーヤからHDD型ポータブルプレーヤの保有楽曲を適宜、再生することは便利であるが、HDD型ポータブルプレーヤのHDDは、大容量とは言え、容量に制限があるため、記憶できる楽曲には、制限がある。
また、ユーザが、HDD型ポータブルプレーヤを携帯して外出する場合、外出中に聴取する楽曲は、その時々によって希望が異なることがあり、HDD内の保有楽曲が多くなると、外出ごとに、一部の保有楽曲を適宜入れ替えたい希望が生じることがある。
HDD型ポータブルプレーヤのHDDには楽曲以外に映像も取り込むこととしたり、HDD型ポータブルプレーヤを夫婦又は兄弟で共有したりする場合も考えられ、そのような場合は、HDD型ポータブルプレーヤのHDDに記憶させたいデジタルコンテンツの合計サイズは大幅に増える。
特許文献1のハードディスクレコーダは、空き容量が少なくなった場合に、新規のコンテンツをさらに記憶するためには、記憶済みの一部のコンテンツデータを削除するしか方法がなかった。削除の代わりに、DVD−R等の記憶媒体に移すとしても、移したコンテンツは、ハードディスクレコーダにおいて適宜、再生することは困難である。
本発明の目的は、保有デジタルコンテンツの合計サイズの膨大化に適切に対処しつつ、ネットワークプレーヤにおける再生の利便性も維持できるメディア用サーバ装置、メディア用サーバ制御方法及びプログラムを提供することである。
本発明のメディア用サーバ装置は、デジタルコンテンツを記憶する内蔵記憶装置を装備し、ネットワーク接続中では、ネットワークプレーヤからのデータ送信要求に対して該当デジタルコンテンツの該当データを内蔵記憶装置からネットワークプレーヤへストリーム配信する。本発明のメディア用サーバ装置は次の手段を有している。
ネットワークへ接続されていてデータを記憶自在となっているネットワーク記憶装置へ、内蔵記憶装置内の一部の保有デジタルコンテンツを移動させて保管させる移動制御手段、
ネットワークプレーヤからのメディア用サーバ装置の保有デジタルコンテンツのリスト提示要求に対し、内蔵記憶装置に残っているデジタルコンテンツと内蔵記憶装置からネットワーク記憶装置に移動させてネットワーク記憶装置において保管しているデジタルコンテンツとを内蔵記憶装置の保有デジタルコンテンツとするリスト情報をネットワークプレーヤへ送信するリスト情報送信手段、
ネットワークプレーヤから保有デジタルコンテンツのデータ送信要求に対して、該保有デジタルコンテンツが現在、どこに記憶されているかを探索する探索手段、及び
探索結果がネットワーク記憶装置であれば、該当のデータがネットワーク記憶装置からネットワークプレーヤへストリーム配信されるようにするデジタルコンテンツデータ送信処理手段。
本発明の制御方法が適用されるメディア用サーバ装置は、デジタルコンテンツを記憶する内蔵記憶装置を装備し、ネットワーク接続中では、ネットワークプレーヤからのデータ送信要求に対して該当デジタルコンテンツの該当データを内蔵記憶装置からネットワークプレーヤへストリーム配信する。本発明の制御方法は次のステップを有している。
ネットワークへ接続されていてデータを記憶自在となっているネットワーク記憶装置へ、内蔵記憶装置内の一部の保有デジタルコンテンツを移動させるステップ、
ネットワークプレーヤからのメディア用サーバ装置の保有デジタルコンテンツのリスト提示要求に対し、内蔵記憶装置及びネットワーク記憶装置に記憶されているデジタルコンテンツを保有デジタルコンテンツとするリスト情報をネットワークプレーヤへ送信するステップ、
ネットワークプレーヤから保有デジタルコンテンツのデータ送信要求に対して、該保有デジタルコンテンツが現在、どこに記憶されているかを探索するステップ、及び
探索結果がネットワーク記憶装置であれば、該当のデータがネットワーク記憶装置からネットワークプレーヤへストリーム配信されるようにするステップ。
本発明のプログラムは、前述のメディア用サーバ装置の各手段としてコンピュータを機能させる。本発明のプログラムは、また、前述の制御方法の各ステップをコンピュータに実行させる。
本発明によれば、一部の保有デジタルコンテンツを内蔵記憶装置からネットワーク記憶装置へ移しつつも、メディア用サーバ装置の保有デジタルコンテンツに関するネットワークプレーヤの再生のためのリスト送信要求やデータ送信要求については、すべてのデジタルコンテンツがあたかも内蔵記憶装置に残されているように、実施できる。結果、保有デジタルコンテンツの合計量の増大を図りつつ、メディア用サーバ装置の保有デジタルコンテンツについてのネットワークプレーヤにおける再生を支障なく実施できる。
図1はHDD型ポータブルプレーヤ10の正面図である。HDD型ポータブルプレーヤ10は、本体11と、該本体11へジャックを挿抜自在とするヘッドホン12とを備え、ユーザ19(図2)のポケット等に入れて携帯できる寸法及び重量となっている。HDD型ポータブルプレーヤ10は内蔵バッテリの電力により駆動され、該内蔵バッテリは適宜充電可能になっている。本体11の前面には、カラーLCD14及び操作キー配列部15がそれぞれ上側及び下側に配設されている。操作キー配列部15は複数個の操作キー16を含む。HDD型ポータブルプレーヤ10のHDD(図示せず)には、多数の楽曲が所定のフォーマットで記録され、それら楽曲は、適宜、再生自在になっている。HDD型ポータブルプレーヤ10は、無線LAN用の内蔵無線機を装備している。
ユーザ19は、本体11を一方の手に持ちつつ、操作キー16を他方の手で操作して、HDD型ポータブルプレーヤ10に種々の指示を出し、所望の楽曲を選択、再生開始させる。ユーザ19は、ヘッドホン12の左右の放音部を左右の耳に挿入して、楽曲の再生音を聴くようになっている。
図2はHDD型ポータブルプレーヤ10の移動例の説明図である。自宅21及び自動車22には、DLNAネットワークが構築されている。ユーザ19は、例えば、自動車22を運転して、自宅21からショッピングセンター23へ向かい、ショッピングセンター23の駐車場で自動車22を駐車させ、ショッピングセンター23において、買い物をする。ユーザ19は、HDD型ポータブルプレーヤ10を携帯し、自動車22内へ持ち込み、自宅21又は自動車22内では、自宅21又は自動車22内のネットワークを利用して、自宅21又は自動車22内のネットワークプレーヤからHDD型ポータブルプレーヤ10の保有楽曲を再生指示し、ネットワークプレーヤ用のスピーカより楽曲を聴くことができる。また、ユーザ19は、また、自宅21、自動車22及びショッピングセンター23において、HDD型ポータブルプレーヤ10を単体で使用して、HDD型ポータブルプレーヤ10の保有楽曲をヘッドホン12から適宜聴くことができる。
図3はHDD型ポータブルプレーヤ10が接続されるネットワーク26の状況図である。ネットワーク26は、DLNAネットワークであり、例えば自宅21内に構築される。ネットワークプレーヤ27はLANケーブル28を介してネットワーク26へ接続される。HDD型ポータブルプレーヤ10、ネットワークプレーヤ31及びパーソナルコンピュータ32は無線によりネットワーク26へ接続される。ネットワークHDD35は、LANケーブル36を介してネットワーク26へ接続され、HDD型ポータブルプレーヤ10からの遠隔制御によりデータを読み書き自在になっている。パーソナルコンピュータ32はサーバ及びクライアントとして使用可能である。HDD型ポータブルプレーヤ10は楽曲及び映像その他のコンテンツの配信に関してサーバとなる。ネットワークHDD35は、HTTPサーバとなることもできる。
DLNAネットワークの用語では、楽曲を配信するHDD型ポータブルプレーヤ10は「DMS(Digital Media Server)」と呼ばれ、また、楽曲の配信を受けるネットワーク26,31は「DMP(Digital Media Player)」と呼ばれる。
説明の便宜上、HDD型ポータブルプレーヤ10の保有楽曲について、それらをヘッドホン12で聴くことを「自己再生」と呼び、それらを、ネットワーク26等のネットワークを介してネットワークプレーヤ27,31等のネットワークプレーヤで聴くことを「ネットワーク再生」と呼ぶことにする。例えば、ネットワークプレーヤ27は自宅21のリビングに置かれ、ネットワークプレーヤ31は自宅21の寝室に置かれている場合、ユーザは、HDD型ポータブルプレーヤ10を書斎又は食堂に置いたまま、リビングのネットワークプレーヤ27においても、寝室のネットワークプレーヤ31においてもネットワーク再生でHDD型ポータブルプレーヤ10の楽曲を聴くことができる。
自宅21や自動車22におけるネットワーク再生による楽曲聴取者は、ユーザ19のみであったり、ユーザ19とさらに家族や知人等とであったりする。ネットワークプレーヤ27でネットワーク再生する場合について説明する。ネットワークプレーヤ27は、自宅21や自動車22に配備されているものとする。
ユーザは、ネットワークプレーヤ27を操作して、HDD型ポータブルプレーヤ10の保有楽曲についてのリスト情報の送信をHDD型ポータブルプレーヤ10に要求する。HDD型ポータブルプレーヤ10は、この要求に対して、リスト情報を、ネットワーク26を介してネットワークプレーヤ27へ送る。ネットワークプレーヤ27のユーザは、HDD型ポータブルプレーヤ10から受信したリスト情報に基づきネットワークプレーヤ27の表示器に表示される楽曲のリストを見て、再生希望の楽曲を指定する。ネットワークプレーヤ27は、ユーザの指定指示に基づき指定楽曲のデータを送るよう、HDD型ポータブルプレーヤ10に要求する。HDD型ポータブルプレーヤ10は、この要求に対して該当のデータをストリーム配信でネットワークプレーヤ27へ送信する。ネットワークプレーヤ27における再生音の出力速度は、データ量換算でストリーム配信によるデータ送信速度より低いので、ストリーム配信では、1個の楽曲に係るデータが、ネットワークプレーヤ27からの断続的な各データ送信要求ごとに、所定量ずつ、送信される。
UPnP AVProtocolの中で定義されているCDS(コンテントディレクトリサービス)では、リスト情報形式のメタデータについて規定する。HDD型ポータブルプレーヤ10は、自分が保有するコンテンツをネットワークプレーヤ27においてリスト表示するために、該メタデータを利用できる。
図4はHDD型ポータブルプレーヤ10のHDDにおけるコンテンツの管理構造を示している。なお、UPnP/DLNAの用語では、「コンテンツ」はアイテムと呼ばれている。コンテナ1〜3は、ルートの下の第1階層に作られる。コンテナ4〜9は第2階層に作られる。コンテンツ1〜13は第3階層に作られる。コンテナ及びコンテンツ間の親子関係は図4に記載されているとおりである。
例えば、第1階層の各コンテナは、アーティストに対応し、第2階層の各コンテナはアルバムに対応する。コンテンツとは、楽曲に限定されず、動画等の映像の他の再生対象のコンテンツであってもよいとする。1個のコンテンツは、音楽用CDの1個のトラックに相当し、ビデオ用DVDにおける1個又は複数個のチャプターに相当する。
HDD型ポータブルプレーヤ10は、ネットワークプレーヤ27又は31からのHDD型ポータブルプレーヤ10の保有楽曲のリスト提示要求に対し、図4のツリー構造に係るリスト情報をネットワークプレーヤ27又は31へ返す。該リスト情報はXMLで記述した情報であり、これを入手したネットワークプレーヤ27又は31はXMLの記述の解析に基づきリストを表示器に表示する。
HDD型ポータブルプレーヤ10は、ネットワーク26との接続中、保有楽曲の一部を適宜、ネットワークHDD35へ移動及びネットワークHDD35からの返却を可能にしている。該移動及び返却は、コンテナ単位、コンテンツ単位で、実施できる。コンテナ単位の移動及び返却では、上位のコンテナに関しては、それに属するサブコンテナ及びコンテンツを全部、含めたものになる。例えば、図4のコンテナ2とその子孫関係にあるサブコンテナ7及びコンテンツ6〜8が、丸ごと、ネットワークHDD35へ移される。HDD型ポータブルプレーヤ10に残っている保有楽曲のサイズ総計+HDD型ポータブルプレーヤ10のHDDからネットワークHDD35へ移動させてそこで保管する楽曲のサイズ総計が、HDD型ポータブルプレーヤ10のHDDの容量を超える場合もあり得る。
HDD型ポータブルプレーヤ10は、ネットワークプレーヤ27等からのリスト提示要求及びデータ送信要求に対して、そのHDDからネットワークHDD35へ移動している保有楽曲についても、HDDに残っている保有楽曲についてと同様に、対応する。
例えば、図4のコンテナ2とその子孫関係にあるサブコンテナ7及びコンテンツ6〜8が、丸ごと、ネットワークHDD35へ移されている場合も、HDD型ポータブルプレーヤ10がネットワークプレーヤ27等へ提示するリスト情報は、図4のツリー構造に係るもの、すなわちコンテナ2とその子孫関係にあるサブコンテナ7及びコンテンツ6〜8のツリー構造部分を含む全体のツリー構造に係るものとする。換言すると、HDD型ポータブルプレーヤ10のHDDのコンテンツが図4のツリー構造状態にある場合に、一部のコンテンツがネットワークHDD35へ移動されても、図4のツリー構造状態は、変更されることなく、維持されて、リスト情報に利用される。また、各コンテナ及びコンテンツが現実に内蔵HDD及びネットワークHDD35のどちらに記憶されているかが管理される。
また、図4のコンテナ2とその子孫関係にあるサブコンテナ7及びコンテンツ6〜8が、丸ごと、ネットワークHDD35へ移されている場合も、HDD型ポータブルプレーヤ10は、ネットワークプレーヤ27等からの例えばコンテンツ6のデータを送信する要求に対して、コンテンツ6の該当データが、それを要求して来たネットワークプレーヤへ送信されるように、処理する。処理の具体的方法は後述する。
図5はメディア用サーバ装置40のブロック図である。メディア用サーバ装置40は、デジタルコンテンツを記憶するネットワーク記憶装置57を装備し、ネットワーク接続中では、ネットワークプレーヤ56からのデータ送信要求に対して該当デジタルコンテンツの該当データを内蔵記憶装置51からネットワークプレーヤ56へストリーム配信する。
メディア用サーバ装置40は、移動制御手段41、リスト情報提示手段42、探索手段43及びコンテンツデータ送信処理手段44を有している。メディア用サーバ装置40は、さらに、返却制御手段47を追加装備することもできる。メディア用サーバ装置40の一例はHDD型ポータブルプレーヤ10であるが。メディア用サーバ装置40の内蔵記憶装置51は、HDDに限定されず、大容量のフラッシュメモリ等のその他のものであってもよい。ネットワークプレーヤ56の一例は、ネットワークプレーヤ27である。ネットワーク55の一例はネットワーク26である。ネットワーク記憶装置57の一例はネットワークHDD35である。
移動制御手段41は、ネットワーク55へ接続されていてデータを記憶自在となっているネットワーク記憶装置57へ、内蔵記憶装置51内の一部の保有デジタルコンテンツを移動させて、保管させる。リスト情報提示手段42は、ネットワークプレーヤ56からのメディア用サーバ装置40の保有デジタルコンテンツのリスト提示要求に対し、内蔵記憶装置51に残っているデジタルコンテンツと内蔵記憶装置51からネットワーク記憶装置57に移動させてネットワーク記憶装置57において保管しているデジタルコンテンツとを内蔵記憶装置51の保有デジタルコンテンツとするリスト情報をネットワークプレーヤ56へ送信する。
探索手段43は、ネットワークプレーヤ56から保有デジタルコンテンツのデータ送信要求に対して、該保有デジタルコンテンツが現在、どこに記憶されているかを探索する。コンテンツデータ送信処理手段44は、探索結果がネットワーク記憶装置57であれば、該当のデータがネットワーク記憶装置57からネットワークプレーヤ56へストリーム配信されるようにする。
デジタルコンテンツとは、例えば、楽曲又は映像(動画又は静止画)である。ネットワーク55へのメディア用サーバ装置40及びネットワークプレーヤ56の接続は有線及び無線のいずれでもよい。ネットワーク55は、例えば自宅21又は自動車22(図2)において構築されているものである。したがって、ネットワーク記憶装置57の配置場所は、自宅21に限定されず、自動車22もあり得る。
移動制御手段41が、内蔵記憶装置51内の保有デジタルコンテンツの中からネットワーク記憶装置57へ移動するデジタルコンテンツをどのような基準で選択するかは任意である。例えば、(a1)現時点より過去所定期間内にメディア用サーバ装置40及び/又はネットワークプレーヤ56のユーザが一度も再生していないデジタルコンテンツ、(a2)メディア用サーバ装置40における自己再生がなく、ネットワーク記憶装置57におけるネットワーク再生のみでしか用いられないデジタルコンテンツ、(a3)再生頻度が少ない方から所定番目のデジタルコンテンツまでの全部、又は(a4)所定サイズ以上のデジタルコンテンツを、今回の移動対象とすることができる。
移動制御手段41がその保有デジタルコンテンツの一部を内蔵記憶装置51からネットワーク記憶装置57へ移動する理由は任意である。例えば、(b1)内蔵記憶装置51が、今までに格納したデジタルコンテンツによりほぼいっぱいになり、新しいデジタルコンテンツを格納するには所定の空き容量が必要であるとユーザが考えたからとか、また、(b2)将来利用することもあるかも知れず、削除に代えて、ネットワーク記憶装置57に移しておこうとユーザが考えたとかである。
メディア用サーバ装置40では、一部の保有デジタルコンテンツを内蔵記憶装置51からネットワーク記憶装置57へ移動させたにもかかわらず、メディア用サーバ装置40の保有デジタルコンテンツをネットワーク再生する際のリスト情報の要求及びデータ送信の要求について、すべてのデジタルコンテンツが内蔵記憶装置51になお保管されているときと同一のユーザ操作を維持することができるので、ネットワークプレーヤ56におけるネットワーク再生の使用勝手が良好となる。
ネットワーク記憶装置57へ移動させたデジタルコンテンツのデータについての、ネットワーク記憶装置57からネットワークプレーヤ56への送信は、間接的な送信と直接的な送信とがある。
間接的な送信では、コンテンツデータ送信処理手段44は、ネットワーク記憶装置57に該当データをメディア用サーバ装置40宛てへ送信させて、次に、ネットワーク記憶装置57から受信した該当データを、メディア用サーバ装置40からネットワークプレーヤ56宛てへ送信する。
ネットワークプレーヤ56への間接的な送信の具体例では、コンテンツデータ送信処理手段44は、ネットワークプレーヤ56からのリストリーム配信要求をネットワーク記憶装置57へ転送するのではなく、ネットワークプレーヤ56からのリストリーム配信要求をメディア用サーバ装置40が受け取り、該当するデジタルコンテンツ(DLNAでは「アイテム」と呼ぶもの。)のデータをネットワーク記憶装置57から取得し、それをネットワークプレーヤ56へ送出する。この動作だけであれば、コンテンツデータ送信処理手段44は、必ずしも内蔵記憶装置51にデータをコピーする必要はなく、データを少しずつネットワーク記憶装置57からメディア用サーバ装置40内のバッファメモリに取得し、これをネットワークプレーヤ56へ送出するだけでも実現できる。
直接的な送信では、コンテンツデータ送信処理手段44は、ネットワークプレーヤ56へ、該当データ及びネットワーク記憶装置57を特定できる情報を送信し、ネットワーク記憶装置57から該当データをネットワークプレーヤ56宛てへ直接送信させる。
ネットワークプレーヤ56への直接的な送信の具体例では、ネットワーク記憶装置57にHTTPサーバ機能を実装するならば、メディア用サーバ装置40からネットワークプレーヤ56に送られるデジタルコンテンツに関するメタデータ中に「実際のコンテンツのデータをHTTP−GETで取得するときにアクセスすべきアドレス(URI)」の値としてネットワーク記憶装置57内の該当データのURIを記述することにより、ネットワークプレーヤ56にデータをネットワーク記憶装置57から(HTTP−GETにより)取得させる。
メディア用サーバ装置40は返却制御手段47を追加装備することができる。返却制御手段47は、ネットワーク記憶装置57へ移動済みのデジタルコンテンツについて、所定条件に該当するものはネットワーク記憶装置57からメディア用サーバ装置40へ返却させる。
所定条件とは、例えば、ネットワーク記憶装置57へ移動したデジタルコンテンツの中で、最近、自己再生が行われたものとか、自己再生及びネットワーク再生に関係なく再生が最近行われたものとかである。なお、ここで、「自己再生」とは、メディア用サーバ装置40が、内蔵記憶装置51に残っているデジタルコンテンツを単体で再生することのみならず、内蔵記憶装置51からネットワーク記憶装置57へ移動してそこで保管中のデジタルコンテンツを単体で再生することを含む。例えば、内蔵記憶装置51からネットワーク記憶装置57へ移動して保管中のデジタルコンテンツが、移動後、1回でも自己再生又はネットワーク再生のために呼び出されたら、該デジタルコンテンツをネットワーク記憶装置57から内蔵記憶装置51へ戻す(返却させる)ように処理することができる。
好ましくは、リスト情報提示手段42は、ネットワークプレーヤ56へ送信するリスト情報には、各デジタルコンテンツが現在、内蔵記憶装置51及びネットワーク記憶装置57のどちらに記憶されているかをネットワークプレーヤ56の表示リストおいて識別できる情報を含ませる。
ネットワークプレーヤ56は、各デジタルコンテンツが現在、内蔵記憶装置51及びネットワーク記憶装置57のどちらに記憶されているかを識別できる情報をメディア用サーバ装置40から受けて、例えば、ユーザへの表示リストには、内蔵記憶装置51に記憶されているデジタルコンテンツとネットワーク記憶装置57に記憶されているデジタルコンテンツとを別々の色で名前表示したり、ネットワーク記憶装置57に記憶されているデジタルコンテンツについては、内蔵記憶装置51に記憶されているものよりも薄い色で名前表示したりする。
メディア用サーバ装置40及びネットワークプレーヤ56は、ネットワーク55に正常に接続されているにもかかわらず、ネットワーク記憶装置57は、電源が切れていたりして、メディア用サーバ装置40は、ネットワーク記憶装置57へ移動済みのデジタルコンテンツについて、ネットワークプレーヤ56からデータ送信要求を受けても、ネットワークプレーヤ56への現実のデータ送信が困難となることが起こり得る。これに対処して、メディア用サーバ装置40は、ネットワーク記憶装置57がネットワーク55に接続されているか否かを調べる接続検出手段(図示せず)を装備し、ネットワーク記憶装置57がネットワーク55へ非接続の場合には、そのことがネットワークプレーヤ56における表示リストに表現されるような処理をネットワークプレーヤ56が行えるように、所定の情報を、リスト情報提示手段42は、ネットワークプレーヤ56へのリスト情報に含めることができる。この場合、ユーザは、ネットワークプレーヤ56の表示器におけるデジタルコンテンツのリストから、ネットワーク記憶装置57に保管中のデジタルコンテンツについて、(c1)それがネットワークプレーヤ56からの再生指示に対して現実に再生可能であるか、(c2)ネットワークプレーヤ56からの再生指示に対して再生できないかを識別できる。
なお、(c2)に係るデジタルコンテンツについては、メディア用サーバ装置40からネットワークプレーヤ56へ送信するリスト情報から除外させて、ネットワークプレーヤ56の表示リストには、表示されないように仕組むこともできる。
内蔵記憶装置51に保管中のデジタルコンテンツ(「実保有コンテンツ」と仮に呼ぶことにする。)とネットワーク記憶装置57に保管中のデジタルコンテンツ(「仮想保有コンテンツ」と仮に呼ぶことにする。)とをネットワークプレーヤ56のユーザに識別させるための、メディア用サーバ装置40からネットワークプレーヤ56へ送るリスト情報の具体的な構造例について述べる。UPnPやDLNAの仕様には仮想保有コンテンツと実保有コンテンツを区別するのに使用できる適当なフラグ等は定義されていない。またDMPのGUIはDMPが生成しているものであり、DMPを製造するメーカーが任意にデザインするものであるため、DMSがその表示色等を変えさせることはできない。したがって、デジタルコンテンツのタイトルに例えば”*”を付け加えるなどしたり、あるいはデジタルコンテンツのXML中に拡張タグ、例えば <kenwood:BackUp> を定義し、このタグを認識できるDMPであればその値(例えば1と0)によってデジタルコンテンツが仮想保有か実保有かを判断し、異なった色等でGUIに表示する。
デジタルコンテンツの著作権保護では、複数の記憶装置に、同一のデジタルコンテンツの重複部分が例えば再生時間換算で数秒以上存在することを認めないようになっているものがあり、このようなデジタルコンテンツを内蔵記憶装置51からネットワーク記憶装置57へ移動している期間に、ネットワーク55の障害等が起きて、移動作業が中断されると、元のデジタルコンテンツの回復が内蔵記憶装置51及びネットワーク記憶装置57のいずれにおいてもできないという事態となり、ユーザに損害を与える。
これに対処するための措置として、好ましくは、移動制御手段41は、ネットワーク記憶装置57からネットワーク記憶装置57へのデジタルコンテンツの移動中にネットワーク障害が起きたら回復不可能なデジタルコンテンツについては、ネットワーク記憶装置57からネットワーク記憶装置57への移動対象としないことが好ましい。
あるいは、移動制御手段41は、ネットワーク記憶装置57からネットワーク記憶装置57へのデジタルコンテンツの移動中にネットワーク障害が起きたら回復不可能なデジタルコンテンツについては、ユーザに事前に許可を受けてから該デジタルコンテンツの移動を実施する。
図6はメディア用サーバ制御方法65のフローチャートである。メディア用サーバ制御方法65はメディア用サーバ装置40(図5)に対応する。メディア用サーバ装置40について説明した具体例は、メディア用サーバ制御方法65の具体例としても適用される。メディア用サーバ制御方法65が適用されるメディア用サーバ装置40は、デジタルコンテンツを記憶する内蔵記憶装置51を装備し、ネットワーク接続中では、ネットワークプレーヤ56からのデータ送信要求に対して該当デジタルコンテンツの該当データを内蔵記憶装置51からネットワークプレーヤ56へストリーム配信する。
メディア用サーバ制御方法65は、移動処理ルーチン、リスト情報送信ルーチン及びデジタルコンテンツデータ送信ルーチンを含む。移動処理ルーチンは、例えばユーザの指示により実行される。リスト情報送信ルーチンは、メディア用サーバ装置40がネットワークプレーヤ56からリスト情報送信要求を受け付けることに伴い、実行される。デジタルコンテンツデータ送信ルーチンは、メディア用サーバ装置40がネットワークプレーヤ56からデータ送信要求を受け付けることに伴い、実行される。
メディア用サーバ制御方法65の移動処理ルーチンにおいて、S68では、ネットワーク55へ接続されていてデータを記憶自在となっているネットワーク記憶装置57へ、内蔵記憶装置51内の一部の保有デジタルコンテンツを移動させ、保管させる。
メディア用サーバ制御方法65のリスト情報送信ルーチンにおいて、S71では、内蔵記憶装置51に残っているデジタルコンテンツと内蔵記憶装置51からネットワーク記憶装置57に移動させてネットワーク記憶装置57において保管しているデジタルコンテンツとを内蔵記憶装置の保有デジタルコンテンツとするリスト情報をネットワークプレーヤ56へ送信する。
メディア用サーバ制御方法65のデジタルコンテンツデータ送信ルーチンにおいて、S74では、ネットワークプレーヤ56から保有デジタルコンテンツのデータ送信要求に係るデジタルコンテンツが現在、どこに記憶されているかを探索する。S74における探索結果がネットワーク記憶装置51であれば、該当のデータがネットワーク記憶装置57からネットワークプレーヤ56へストリーム配信されるようにする。S76では、ネットワーク記憶装置57から該当のデータをネットワークプレーヤ56へ送信する。
図6のデジタルコンテンツデータ送信ルーチンのS76は、ネットワークプレーヤ56への間接的な送信例を示したものである。直接的な送信では、前述したように、ネットワークプレーヤ56へ、該当データ及びネットワーク記憶装置57を特定できる情報を送信し、ネットワーク記憶装置57から該当データをネットワークプレーヤ56宛てへ直接送信させるので、リスト情報送信ルーチンのS71で、直接送信の処理は完了しており、S76は省略される。
S76の第1の具体例では、ネットワーク記憶装置57に該当データをメディア用サーバ装置40宛てへ送信させて、次に、ネットワーク記憶装置57から受信した該当データを、メディア用サーバ装置40からネットワークプレーヤ56宛てへ送信する。
S76の第2の具体例では、ネットワークプレーヤ56へ、該当データ及びネットワーク記憶装置57を特定できる情報を送信し、ネットワーク記憶装置57から該当データをネットワークプレーヤ56宛てへ直接送信させる。
メディア用サーバ制御方法65には、返却ルーチンを追加することも可能である。該返却ルーチンのステップでは、ネットワーク記憶装置57へ移動済みのデジタルコンテンツについて、所定条件に該当するものはネットワーク記憶装置57から内蔵記憶装置51へ返却させる。
好ましくは、S71において、ネットワークプレーヤ56へ送信するリスト情報には、各デジタルコンテンツが現在、内蔵記憶装置51及びネットワーク記憶装置57のどちらに記憶されているかをネットワークプレーヤ56の表示リストおいて識別できる情報を含ませる。
好ましくは、S68では、内蔵記憶装置51からネットワーク記憶装置57へのデジタルコンテンツの移動中にネットワーク障害が起きたら回復不可能なデジタルコンテンツについては、内蔵記憶装置51からネットワーク記憶装置57への移動対象としない。
S68では、また、内蔵記憶装置51からネットワーク記憶装置57へのデジタルコンテンツの移動中にネットワーク障害が起きたら回復不可能なデジタルコンテンツについては、ユーザに事前に許可を受けてから該デジタルコンテンツの移動を実施するようにしてもよい。
メディア用サーバ装置40の技術思想はプログラムとして具体化可能である。すなわち、該プログラムでは、メディア用サーバ装置40の各手段としてコンピュータを機能させる。メディア用サーバ制御方法65の技術思想も、プログラムとして具体化可能である。すなわち、該プログラムでは、メディア用サーバ制御方法65の各ステップをコンピュータに実行させる。
本発明を最良の形態について説明したが、本発明は、これに限定されず、要旨の範囲内で種々の形態により実施可能であることは言うまでもない。
HDD型ポータブルプレーヤの正面図である。 HDD型ポータブルプレーヤの移動例の説明図である。 HDD型ポータブルプレーヤが接続されるネットワークの状況図である。 HDD型ポータブルプレーヤのHDDにおけるコンテンツの管理構造を示す図である。 メディア用サーバ装置のブロック図である。 メディア用サーバ制御方法のフローチャートである。
符号の説明
40:メディア用サーバ装置、41:移動制御手段、42:リスト情報提示手段、43:探索手段、44:コンテンツデータ送信処理手段、47:返却制御手段、51:内蔵記憶装置、55:ネットワーク、56:ネットワークプレーヤ、57:ネットワーク記憶装置、65:メディア用サーバ制御方法。

Claims (9)

  1. デジタルコンテンツを記憶する内蔵記憶装置を装備し、ネットワーク接続中では、ネットワークプレーヤからのデータ送信要求に対して該当デジタルコンテンツの該当データを前記内蔵記憶装置からネットワークプレーヤへストリーム配信するメディア用サーバ装置において、
    ネットワークへ接続されていてデータを記憶自在となっているネットワーク記憶装置へ、前記内蔵記憶装置内の一部の保有デジタルコンテンツを移動させて保管させる移動制御手段、
    ネットワークプレーヤからの前記メディア用サーバ装置の保有デジタルコンテンツのリスト提示要求に対し、前記内蔵記憶装置に残っているデジタルコンテンツと前記内蔵記憶装置から前記ネットワーク記憶装置に移動させて前記ネットワーク記憶装置において保管しているデジタルコンテンツとを前記内蔵記憶装置の保有デジタルコンテンツとするリスト情報を前記ネットワークプレーヤへ送信するリスト情報送信手段、
    ネットワークプレーヤから保有デジタルコンテンツのデータ送信要求に対して、該保有デジタルコンテンツが現在、どこに記憶されているかを探索する探索手段、及び
    探索結果が前記ネットワーク記憶装置であれば、該当のデータが前記ネットワーク記憶装置から前記ネットワークプレーヤへストリーム配信されるようにするデジタルコンテンツデータ送信処理手段、
    を有していることを特徴とするメディア用サーバ装置。
  2. 前記デジタルコンテンツデータ送信処理手段は、前記ネットワーク記憶装置に前記該当データを前記メディア用サーバ装置宛てへ送信させて、次に、前記ネットワーク記憶装置から受信した前記該当データを、前記メディア用サーバ装置から前記ネットワークプレーヤ宛てへ送信することを特徴とする請求項1記載のメディア用サーバ装置。
  3. 前記デジタルコンテンツデータ送信処理手段は、前記ネットワークプレーヤへ、該当データ及び前記ネットワーク記憶装置を特定できる情報を送信し、前記ネットワーク記憶装置から前記該当データを前記ネットワークプレーヤ宛てへ直接送信させることを特徴とする請求項1記載のメディア用サーバ装置。
  4. 前記ネットワーク記憶装置へ移動済みのデジタルコンテンツについて、所定条件に該当するものは前記ネットワーク記憶装置から前記内蔵記憶装置へ返却させる返却制御手段、
    を有していることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載のメディア用サーバ装置。
  5. ネットワークプレーヤへ送信するリスト情報には、各デジタルコンテンツが現在、前記内蔵記憶装置及び前記ネットワーク記憶装置のどちらに記憶されているかを前記ネットワークプレーヤの表示リストおいて識別できる情報を含ませる前記リスト情報送信手段、
    を有していることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載のメディア用サーバ装置。
  6. 前記内蔵記憶装置から前記ネットワーク記憶装置へのデジタルコンテンツの移動中にネットワーク障害が起きたら回復不可能なデジタルコンテンツについては、前記内蔵記憶装置から前記ネットワーク記憶装置への移動対象としない前記移動制御手段、
    を有していることを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載のメディア用サーバ装置。
  7. 前記内蔵記憶装置から前記ネットワーク記憶装置へのデジタルコンテンツの移動中にネットワーク障害が起きたら回復不可能なデジタルコンテンツについては、ユーザに事前に許可を受けてから該デジタルコンテンツの移動を実施することを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載のメディア用サーバ装置。
  8. デジタルコンテンツを記憶する内蔵記憶装置を装備し、ネットワーク接続中では、ネットワークプレーヤからのデータ送信要求に対して該当デジタルコンテンツの該当データを前記内蔵記憶装置からネットワークプレーヤへストリーム配信するメディア用サーバ装置の制御方法において、
    ネットワークへ接続されていてデータを記憶自在となっているネットワーク記憶装置へ、前記内蔵記憶装置内の一部の保有デジタルコンテンツを移動させて保管させるステップ、
    ネットワークプレーヤからの前記メディア用サーバ装置の保有デジタルコンテンツのリスト提示要求に対し、前記内蔵記憶装置に残っているデジタルコンテンツと前記内蔵記憶装置から前記ネットワーク記憶装置に移動させて前記ネットワーク記憶装置において保管しているデジタルコンテンツとを前記内蔵記憶装置の保有デジタルコンテンツとするリスト情報を前記ネットワークプレーヤへ送信するステップ、
    ネットワークプレーヤから保有デジタルコンテンツのデータ送信要求に対して、該保有デジタルコンテンツが現在、どこに記憶されているかを探索するステップ、及び
    探索結果が前記ネットワーク記憶装置であれば、該当のデータが前記ネットワーク記憶装置から前記ネットワークプレーヤへストリーム配信されるようにするステップ、
    を有していることを特徴とするメディア用サーバ制御方法。
  9. 請求項1〜7のいずれかに記載のメディア用サーバ装置における各手段としてコンピュータを機能させるためのプログラム。
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