JP2007064400A - 自動変速機の油圧制御装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 摩擦係合装置33を係脱させるとともにシリンダ20内を摺動可能なピストン22に対して第1油圧室23および第2油圧室24の2つの油圧室が配設され、第1油圧室23および第2油圧室24のそれぞれ独立に油路25、26を有する自動変速機の油圧制御装置であって、シリンダ20は、第1油圧室23と第2油圧室24の間の油路にブリードオリフィス20dを有し、変速過渡時に第1の油圧室23に油圧を供給するとともに、変速終了時に第1油圧室23および第2油圧室24に油圧を供給する油圧回路を備える。
【選択図】 図4
Description
本発明の実施形態1に係る自動変速機の油圧制御装置について図面を用いて説明する。図1は、本発明の実施形態1に係る自動変速機の油圧制御装置の全体構成を示した概略図である。
図7を参照すると、状態1は、前進時であり、D圧=ライン圧、R圧=0、リニヤソレノイドバルブ50の出力圧は所定圧未満であり、ライン圧ロックバルブ60はバルブ本体62が図7の下側に移動したままで作動せず、シフトバルブ70は第1ポート70aと第4ポート70dを連通させ、かつ、第3ポート70cと第5ポート70eを連通させた第1シフト状態にあり、ブレーキコントロールバルブ80はバルブ本体82が図7の右側に移動した直圧モードである。そのため、第1油圧室23にはシフトバルブ70およびブレーキコントロールバルブ80を介してリニヤソレノイドバルブ50の出力圧が流入し、第2油圧室24の油圧はシフトバルブ70を介してライン圧ロックバルブ60の第4ポート60d(EX)から排出されている状態である。第1油圧室23にエアが入ってきた場合は、第1油圧室23中のエアを、ブリードオリフィス20dを介して第2油圧室24に排出(油の排出を抑えつつエアを排出)し、第2油圧室24に入ってきたエアと油は、シフトバルブ70を介してライン圧ロックバルブ60の第4ポート60d(EX)から排出されることになる。状態1によれば、マニュアルバルブをニュートラル位置からドライブ位置に切替えるガレージ変速N→D時のガレージショックを第2摩擦ブレーキB2にて低減したり、N制御時のヒルホールド制御等に使うことができる。
図8を参照すると、状態2は、前進時であり、D圧=ライン圧、R圧=0、リニヤソレノイドバルブ50の出力圧は所定圧以上であり、ライン圧ロックバルブ60はバルブ本体62が図8の上側に移動し、シフトバルブ70は第1ポート70aと第4ポート70dを連通させ、かつ、第3ポート70cと第5ポート70eを連通させた第1シフト状態にあり、ブレーキコントロールバルブ80はバルブ本体82が図8の右側に移動した直圧モードである。そのため、第1油圧室23の油圧はシフトバルブ70およびブレーキコントロールバルブ80を介してリニヤソレノイドバルブ50が出力する最大値まで上昇し、第2油圧室24にはライン圧ロックバルブ60およびシフトバルブ70を介してD圧が供給されている状態である。状態2によれば、前進時または発進時とかストール時にトルク容量を確保できる。なお、第1油圧室23又は第2油圧室24にエアが入ってきた場合、第1油圧室23および第2油圧室24に油圧がかかっているのでエアが排出されないこともあるが、第1油圧室23および第2油圧室24に油圧がかかっている状態では第2摩擦ブレーキB2の締結が確実であるため、応答性に支障はない。
図9を参照すると、状態3は、前進時であり、D圧=ライン圧、R圧=0、リニヤソレノイドバルブ50の出力圧は所定圧未満であり、ライン圧ロックバルブ60はバルブ本体62が図9の下側に移動したままで作動せず、シフトバルブ70は第1ポート70aと第4ポート70dを連通させ、かつ、第3ポート70cと第5ポート70eを連通させた第1シフト状態にあり、ブレーキコントロールバルブ80は減圧された油圧を出力する調圧モードである。そのため、第1油圧室23の油圧は、リニヤソレノイドバルブ50の出力圧を供給元圧として、ブレーキコントロールバルブ80にて一定圧に減圧される。このとき、ソレノイドバルブ83でブレーキコントロールバルブ80のバルブ本体82の位置を可変できる。第2油圧室24の油圧は、シフトバルブ70を介してライン圧ロックバルブ60の第4ポート60d(EX)から排出されている状態である。第1油圧室23にエアが入ってきた場合は、状態1と同様、第1油圧室23中のエアを、ブリードオリフィス20dを介して第2油圧室24に排出(油の排出を抑えつつエアを排出)し、第2油圧室24に入ってきたエアと油は、シフトバルブ70を介してライン圧ロックバルブ60の第4ポート60d(EX)から排出されることになる。状態3によれば、コースト制御として使うことができる。
図10を参照すると、状態4は、前進時であり、D圧=ライン圧、R圧=0、リニヤソレノイドバルブ50の出力圧は所定圧以上であり、ライン圧ロックバルブ60はバルブ本体62が図10の上側に移動し、シフトバルブ70は第1ポート70aと第4ポート70dを連通させ、かつ、第3ポート70cと第5ポート70eを連通させた第1シフト状態にあり、ブレーキコントロールバルブ80は減圧された油圧を出力する調圧モードである。そのため、第1油圧室23の油圧は、リニヤソレノイドバルブ50の出力圧を供給元圧として、ブレーキコントロールバルブ80にて一定圧に減圧される。このとき、ソレノイドバルブ83でブレーキコントロールバルブ80のバルブ本体82の位置を可変できる。第2油圧室24にはライン圧ロックバルブ60およびシフトバルブ70を介してD圧が供給されている。状態4によれば、コースト制御から急踏み込みによる駆動時にトルク容量をすばやく確保するように使うことができる。なお、第1油圧室23又は第2油圧室24にエアが入ってきた場合、状態2と同様、第1油圧室23および第2油圧室24に油圧がかかっているのでエアが排出されないこともあるが、第1油圧室23および第2油圧室24に油圧がかかっている状態では第2摩擦ブレーキB2の締結が確実であるため、応答性に支障はない。
図11を参照すると、状態5は、前進時であり、D圧=ライン圧、R圧=0、リニヤソレノイドバルブ50の出力圧は所定圧未満であり、ライン圧ロックバルブ60はバルブ本体62が図11の下側に移動したままで作動せず、シフトバルブ70は第2ポート70bと第4ポート70dおよび第5ポート70eを連通させた第2シフト状態にあり、ブレーキコントロールバルブ80はバルブ本体82が図11の右側に移動した直圧モードである。ここでは、第2油圧室24がシフトバルブ70を介してR圧油路に連通し、第1油圧室23がブレーキコントロールバルブ80およびシフトバルブ70を介してR圧油路に連通するので、リニヤソレノイドバルブ50、ライン圧ロックバルブ60の動作に関係なく、第1油圧室23および第2油圧室24の油圧が排出される。なお、R圧油路は前進時にはマニュアルバルブ(図示せず)にて大気圧(EX)と連通した状態にある。状態5によれば、フェール時等でブレーキ油圧を急速に排出したい場合に使うことができる。
図12を参照すると、状態6は、前進時であり、D圧=ライン圧、R圧=0、リニヤソレノイドバルブ50の出力圧は所定圧以上であり、ライン圧ロックバルブ60はバルブ本体62が図12の上側に移動し、シフトバルブ70は第2ポート70bと第4ポート70dおよび第5ポート70eを連通させた第2シフト状態にあり、ブレーキコントロールバルブ80はバルブ本体82が図12の右側に移動した直圧モードである。ここでは、状態5と同様、第2油圧室24がシフトバルブ70を介してR圧油路に連通し、第1油圧室23がブレーキコントロールバルブ80およびシフトバルブ70を介してR圧油路に連通するので、リニヤソレノイドバルブ50、ライン圧ロックバルブ60の動作に関係なく、第1油圧室23および第2油圧室24の油圧が排出される。なお、R圧油路は前進時にはマニュアルバルブ(図示せず)にて大気圧(EX)と連通した状態にある。状態6によれば、フェール時等でブレーキ油圧を急速に排出したい場合に使うことができる。
図13を参照すると、状態7は、後進時であり、D圧=0、R圧=ライン圧、リニヤソレノイドバルブ50の出力圧は所定圧未満であり、ライン圧ロックバルブ60はバルブ本体62が図13の下側に移動したままで作動せず、シフトバルブ70は第1ポート70aと第4ポート70dを連通させ、かつ、第3ポート70cと第5ポート70eを連通させた第1シフト状態にあり、ブレーキコントロールバルブ80はバルブ本体82が図13の右側に移動した直圧モードである。そのため、第1油圧室23にはシフトバルブ70およびブレーキコントロールバルブ80を介してリニヤソレノイドバルブ50の出力圧が流入し、第2油圧室24の油圧はシフトバルブ70を介してライン圧ロックバルブ60の第4ポート60d(EX)から排出されている状態である。第1油圧室23にエアが入ってきた場合は、状態1と同様、第1油圧室23中のエアを、ブリードオリフィス20dを介して第2油圧室24に排出(油の排出を抑えつつエアを排出)し、第2油圧室24に入ってきたエアと油は、シフトバルブ70を介してライン圧ロックバルブ60の第4ポート60d(EX)から排出されることになる。状態7は、通常は使わないが、ブレーキ圧を精度良く制御したい場合に使うことができる。
図14を参照すると、状態8は、後進時であり、D圧=0、R圧=ライン圧、リニヤソレノイドバルブ50の出力圧は所定圧以上であり、ライン圧ロックバルブ60はバルブ本体62が図14の上側に移動し、シフトバルブ70は第1ポート70aと第4ポート70dを連通させ、かつ、第3ポート70cと第5ポート70eを連通させた第1シフト状態にあり、ブレーキコントロールバルブ80はバルブ本体82が図14の右側に移動した直圧モードである。そのため、第1油圧室23の油圧はシフトバルブ70およびブレーキコントロールバルブ80を介してリニヤソレノイドバルブ50が出力する最大値まで上昇し、第2油圧室24にはライン圧ロックバルブ60およびシフトバルブ70を介してR圧が供給されている状態である。状態8は、通常は使わないが、シフトバルブ70がスティックした場合でも最大トルク容量は無理であってもある程度後進ができることと、状態7(図13参照)からスロットルが踏み込まれた時に速やかにトルク容量を確保することができる。なお、第1油圧室23又は第2油圧室24にエアが入ってきた場合、状態2と同様、第1油圧室23および第2油圧室24に油圧がかかっているのでエアが排出されないこともあるが、第1油圧室23および第2油圧室24に油圧がかかっている状態では第2摩擦ブレーキB2の締結が確実であるため、応答性に支障はない。
図15を参照すると、状態9は、後進時であり、D圧=0、R圧=ライン圧、リニヤソレノイドバルブ50の出力圧は所定圧未満であり、ライン圧ロックバルブ60はバルブ本体62が図15の下側に移動したままで作動せず、シフトバルブ70は第1ポート70aと第4ポート70dを連通させ、かつ、第3ポート70cと第5ポート70eを連通させた第1シフト状態にあり、ブレーキコントロールバルブ80は減圧された油圧を出力する調圧モードである。そのため、第1油圧室23の油圧は、リニヤソレノイドバルブ50の出力圧を供給元圧として、ブレーキコントロールバルブ80にて一定圧に減圧される。このとき、ソレノイドバルブ83でブレーキコントロールバルブ80のバルブ本体82の位置を可変できる。第2油圧室24の油圧は、シフトバルブ70を介してライン圧ロックバルブ60の第4ポート60d(EX)から排出されている状態である。第1油圧室23にエアが入ってきた場合は、状態1と同様、第1油圧室23中のエアを、ブリードオリフィス20dを介して第2油圧室24に排出(油の排出を抑えつつエアを排出)し、第2油圧室24に入ってきたエアと油は、シフトバルブ70を介してライン圧ロックバルブ60の第4ポート60d(EX)から排出されることになる。状態9は、通常は使わないが、ブレーキ圧を低く一定で保持したい時に使うことができる。
図16を参照すると、状態10は、後進時であり、D圧=0、R圧=ライン圧、リニヤソレノイドバルブ50の出力圧は所定圧以上であり、ライン圧ロックバルブ60はバルブ本体62が図16の上側に移動し、シフトバルブ70は第1ポート70aと第4ポート70dを連通させ、かつ、第3ポート70cと第5ポート70eを連通させた第1シフト状態にあり、ブレーキコントロールバルブ80は減圧された油圧を出力する調圧モードである。そのため、第1油圧室23の油圧は、リニヤソレノイドバルブ50の出力圧を供給元圧として、ブレーキコントロールバルブ80にて一定圧に減圧される。このとき、ソレノイドバルブ83でブレーキコントロールバルブ80のバルブ本体82の位置を可変できる。第2油圧室24にはライン圧ロックバルブ60およびシフトバルブ70を介してR圧が供給されている。状態10は、状態9(図15参照)からスロットルが踏み込まれた時に速やかにトルク容量を確保することができる。なお、第1油圧室23又は第2油圧室24にエアが入ってきた場合、状態2と同様、第1油圧室23および第2油圧室24に油圧がかかっているのでエアが排出されないこともあるが、第1油圧室23および第2油圧室24に油圧がかかっている状態では第2摩擦ブレーキB2の締結が確実であるため、応答性に支障はない。
図17を参照すると、状態11は、後進時であり、D圧=0、R圧=ライン圧、シフトバルブ70は第2ポート70bと第4ポート70dおよび第5ポート70eを連通させた第2シフト状態にあり、ブレーキコントロールバルブ80は減圧された油圧を出力する調圧モードである。なお、リニヤソレノイドバルブ50およびライン圧ロックバルブ60の状態は無関係である。そのため、第1油圧室23の油圧は、R圧を供給元圧として、ブレーキコントロールバルブ80にて一定圧に減圧される。このとき、ソレノイドバルブ83でブレーキコントロールバルブ80のバルブ本体82の位置を可変できる。第2油圧室にはR圧が供給される。状態11によれば、状態12(図18参照)の通常の使い方からトルク容量をわざと減少させたい場合、例えば、リバースインビタ車速以下での走行でのD→R等に使うことができる。なお、第1油圧室23又は第2油圧室24にエアが入ってきた場合、状態2と同様、第1油圧室23および第2油圧室24に油圧がかかっているのでエアが排出されないこともあるが、第1油圧室23および第2油圧室24に油圧がかかっている状態では第2摩擦ブレーキB2の締結が確実であるため、応答性に支障はない。
図18を参照すると、状態12は、後進時であり、D圧=0、R圧=ライン圧、シフトバルブ70は第2ポート70bと第4ポート70dおよび第5ポート70eを連通させた第2シフト状態にあり、ブレーキコントロールバルブ80はバルブ本体82が図18の右側に移動した直圧モードである。なお、リニヤソレノイドバルブ50およびライン圧ロックバルブ60の状態は無関係である。ここでは、第2油圧室24がシフトバルブ70を介してR圧油路に連通し、第1油圧室23がブレーキコントロールバルブ80およびシフトバルブ70を介してR圧油路に連通するので、リニヤソレノイドバルブ50、ライン圧ロックバルブ60の動作に関係なく、第1油圧室23および第2油圧室24にR圧が供給される。状態12によれば、通常の後進時に使われ最大トルク容量を確保できる。なお、第1油圧室23又は第2油圧室24にエアが入ってきた場合、状態2と同様、第1油圧室23および第2油圧室24に油圧がかかっているのでエアが排出されないこともあるが、第1油圧室23および第2油圧室24に油圧がかかっている状態では第2摩擦ブレーキB2の締結が確実であるため、応答性に支障はない。
2 エンジン
3 油圧制御部
4 電子制御部
10 トルクコンバータ
10a タービンランナ
10b ポンプインペラ
11 入力軸
12 出力軸
20 シリンダ
20a 仕切部
20b 側壁部
20c 外周壁部
20d ブリードオリフィス
21 ケース
21a 先端部
22 ピストン
22a ブリードオリフィス
23 第1油圧室
24 第2油圧室
25 第1油路
26 第2油路
27 バネ座
28 バネ座
29 リターンスプリング
30、31、32 シールリング
33 摩擦係合装置
34 摩擦材
35 ディスクプレート
36 回転伝達部材
37 取付部材
38 スナップリング
39 ディスクスプリング
41 エンジン回転数センサ(Neセンサ)
42 入力軸回転数センサ(Ntセンサ)
43 出力軸回転数センサ(Noセンサ)
44 開度センサ(θセンサ)
45 ポジションセンサ
50 リニヤソレノイドバルブ(第1の制御バルブ)
50a 第1ポート
50b 第2ポート
50c 第3ポート
60 ライン圧ロックバルブ(第1の切換バルブ)
60a 第1ポート
60b 第2ポート
60c 第3ポート
60d 第4ポート
60e 第5ポート
61 バネ
62 バルブ本体
63 油圧室
70 シフトバルブ(第2の切換バルブ)
70a 第1ポート
70b 第2ポート
70c 第3ポート
70d 第4ポート
70e 第5ポート
80 ブレーキコントロールバルブ(第2の制御バルブ)
80a 第1ポート
80b 第2ポート
80c 第3ポート
80d 第4ポート
80e 第5ポート
80f 第6ポート
81 バネ
82 バルブ本体
83 ソレノイドバルブ
Claims (3)
- 複数の遊星歯車と、係合・非係合の組み合わせにより所定の変速段を構成可能な複数の係合要素とを有し、
前記係合要素を係合・非係合させるとともにシリンダ内を摺動可能なピストンに対して第1油圧室および第2油圧室の2つの油圧室が配設され、前記第1油圧室および前記第2油圧室のそれぞれ独立に油路を有する自動変速機の油圧制御装置であって、
前記ピストン又は前記シリンダは、前記第1油圧室と前記第2油圧室の間の油路にブリードオリフィスを有し、
変速過渡時に前記第1の油圧室に油圧を供給するとともに、変速終了時に前記第1油圧室および前記第2油圧室に油圧を供給する油圧回路を備えることを特徴とする自動変速機の油圧制御装置。 - 前記油圧回路は、
オイルポンプからのライン圧が導入されるとともに、バルブ本体の位置に応じて制御油圧を線形的に出力し、非通電状態では前記制御油圧が最大となり、通電量が小から大になるにつれて前記制御油圧が小さくなるように制御する第1の制御バルブと、
前記第1の制御バルブから出力される油圧が所定圧以上になったときにマニュアルバルブのDポート又はRポートからのライン圧を出力するとともに、前記第1の制御バルブから出力される油圧が所定圧未満になったときに油圧を排出する第1の切換バルブと、
第1シフト状態のときに前記第1油圧室と前記第1の制御バルブを連通させ、かつ、前記第2油圧室と前記第1の切換バルブを連通させるとともに、第2シフト状態のときに前記第1油圧室および前記第2油圧室と前記マニュアルバルブのRポートを連通させる第2の切換バルブと、
前記第2の切換バルブからの油圧が導入されるとともに、導入された油圧を調整して前記第1油圧室に供給する第2の制御バルブと、
前記第1の制御バルブおよび前記第2の切換バルブを制御する電子制御部と、
を備えることを特徴とする請求項1記載の自動変速機の油圧制御装置。 - 前記係合要素は、前進段と後進段で係合可能な係合要素であることを特徴とする請求項1又は2記載の自動変速機の油圧制御装置。
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