JPH0462927A - 半導体装置 - Google Patents

半導体装置

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JPH0462927A
JPH0462927A JP17304090A JP17304090A JPH0462927A JP H0462927 A JPH0462927 A JP H0462927A JP 17304090 A JP17304090 A JP 17304090A JP 17304090 A JP17304090 A JP 17304090A JP H0462927 A JPH0462927 A JP H0462927A
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JP
Japan
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region
resistance region
resistance
emitter
conductivity type
Prior art date
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Pending
Application number
JP17304090A
Other languages
English (en)
Inventor
Hideo Suzuki
英雄 鈴木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
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Publication date
Application filed by NEC Corp filed Critical NEC Corp
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Publication of JPH0462927A publication Critical patent/JPH0462927A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は半導体装置に関し、特にエミッタバラスティン
グ抵抗を備えた高周波、高出力のトランジスタの構造に
関する。
〔従来の技術〕
一般に、動作周波数100MH2以上、出力電力IW以
上の高周波、高出力トランジスタにおいては、エミッタ
近傍より発生する熱の集中が原因とされるトランジスタ
の不均一動作を避けるために、エミッタ領域とエミッタ
電極の間に抵抗体(以下エミッタバラスティング抵抗と
称する)を入れ、負帰還をかけることによりエミッタ電
流を均一にしてトランジスタ全体の動作を均一化し、高
出力電力化を図っている。
第3図は、従来のこの種の1−ランジスタの断面図であ
り、ここではNPN型トランジスタの例を示している。
第3図に示すように、このトランジスタは、比抵抗0.
5〜2.5Ω・cmのN型半導体基板1をコレクタ領域
とし、このN型半導体基板1にシート抵抗がIKΩ/口
程度、接合深さが0.4μm程度のP型ベース領域2が
形成されている。ベース領域2の外周には接合深さが1
μm程度のP−型ヘースリング領域3が形成され、ベー
ス領域2内には接合深さが0.2μm程度のN゛゛エミ
ッタ領域4と、接合深さが0.2μm程度のベースコン
タクト領域5が形成されている。
一方、N型半導体基板1内には、エミッタハラスティン
グ抵抗としての、シート抵抗が10〜100Ω/口程度
、接合深さが0.5〜2.0μm程度のP゛型低抵抗領
域6形成されている。この抵抗領域6は所望の比較的低
いシート抵抗を得るためにボロンを拡散することにより
形成している。
なお、N型エピタキシャル層20表面には絶縁膜7が選
択的に形成され、絶縁膜7上には、電極配線8,9.1
0が形成されている。電極配線8はエミッタ領域4と抵
抗領域6を接続し、電極配線9は抵抗領域6と図外のエ
ミッタ電極とを接続し、電気配線10は、ベースコンタ
クト領域5と図外のベース電極を接続している。
〔発明が解決しようとする課題〕
上述した従来のエミッタパラスティング抵抗は、拡散法
によるP゛型低抵抗領域6構成されているため、N型半
導体基板1との間に接合容量をもっている。このN型半
導体基板1はコレクタとして構成され、P゛型低抵抗領
域6エミツタに接続されているので、この接合容量はコ
レクタ・エミンタ間の寄生容量となる。高周波、高出力
トランジスタのうちで、コレクタ電圧を12〜20V程
度で使用するトランジスタにおいては、この接合容量は
、MO3容量等、他の寄生容量に比べ大きな値となって
いる。
このようなコレクタ・エミッタ間寄生容量は、ベース接
地型トランジスタにおいては、帰還容量として作用する
ため、1−ランジスタの電力利得の安定性を劣化させる
という問題がある。また、エミッタ接1也型トランジス
タにおいては、出力寄生容量として作用するため、利得
帯域幅が低減されるという問題がある。
本発明の目的は、このような特性上の問題を解消した半
導体装置を提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
本発明の半導体装置は、第1導電型の半導体基板内に形
成した第2導電型の抵抗領域の少なくとも下部に、該抵
抗領域よりも不純物濃度の低い第2導電型の第2の抵抗
領域を形成している。
この場合、抵抗領域の下部および周囲に第2の抵抗領域
を形成し、あるいは下部のみに第2の抵抗領域を形成す
る。
〔作用] 本発明によれば、第2の抵抗領域の低不純物濃度によっ
て、半導体基板と抵抗領域との接合面に生じる空乏層を
拡大し、抵抗領域における接合容量を低減し、コレクタ
・エミyり間寄生容量を低減する。
〔実施例〕
次に、本発明を図面を参照して説明する。
第1図は本発明によるトランジスタの第1実施例の断面
図である。同図において、第3図と同一部分には同一符
号を付しである。すなわち、 比抵抗0.5〜2.5Ω
・cmON型半導体基板1をコレクタ領域とし、このN
型半導体基板1にシート抵抗がIKΩ/口程度、接合深
さが0.4μm程度のP型ベース領域2が形成されてい
る。ベース領域2の外周乙こは接合深さが1μm程度の
P−型ベースリング領域3が形成され、ベース領域2内
には接合深さが0.2μm程度のN゛゛エミッタ領域4
と、接合深さが0.2μm程度のベースコンタクト領域
5が形成されている。
一方、N型半導体基板1内には、エミッタハラスティン
グ抵抗として、シート抵抗が10〜100Ω/口程度、
接合深さが0.5〜2μm程度の不純物濃度が比較的高
いP゛型低抵抗領域6、例えばボロンを拡散することに
より形成されている。そして、このP”型抵抗領域6の
外周および下部には、抵抗領域6より不純物濃度の低い
P−型の第2の抵抗領域11が形成されている。この第
2の抵抗領域11は、抵抗領域6を形成する前にボロン
のイオン注入、およびそのドライブイン工程により形成
される。ボロンイオン注入条件を、例えば加速エネルギ
ー50KeV 、  ドープ量5×10I310l3程
度とし、ドライブイン条件を110(1”c、  4時
間程度とすれば、接合深さ2μm程度のP−型抵抗領域
11が形成できる。
なお、N型半導体基板1の表面には絶縁膜7が選択的に
形成され、絶縁膜7上には電極配線8゜9.10が形成
されている。電極配線8ば、エミッタ領域4と抵抗領域
6を接続し、電極配線9は抵抗層7と図外のエミッタ電
極を接続し、電極配線10はベースコンタクト領域5と
図外のベース電極を接続していることは言うまでもない
この構成によれば、抵抗領域6および第2の抵抗領域1
1はそれぞれエミッタハラスティング抵抗として作用し
、その抵抗値は不純物濃度の高い(シート抵抗の低い)
抵抗領域6によって決定される。
そして、この第2の抵抗領域11を抵抗領域6の下部お
よび周囲に設けることにより、N型半導体基板1とP゛
型低抵抗領域6の接合面に生じる空乏層を第2の抵抗領
域11において拡大させることができ、この空乏層の幅
寸法によって定められる接合容量を低減し、コレクタ・
エミッタ間寄生容量を低減することができる。
したがって、ベース接地型トランジスタにおいては、ト
ランジスタの電力利得の安定性を向上させ、エミッタ接
地型トランジスタにおいてはトランジスタの利得帯域幅
を増大することが可能となる等、特性の優れた高周波、
高出力トランジスタを得ることができる。
第2図は本発明の第2実施例の断面図であり、第1図と
同一部分には同一符号を付してその説明は省略する。
この実施例では、抵抗領域6の下部にのみ抵抗領域6よ
り不純物濃度の低いP−型の第2の抵抗領域12が形成
されている。この第2の抵抗領域12は、抵抗層6を形
成する前に、加速エネルギーを高く(例えば100Ke
V以上)にしてボロンをイオン注入し、その後、ドライ
ブイン工程を施すことにより形成される。
この実施例においても、第1実施例と同様に、トランジ
スタにおける高周波特性を改善することができる。また
、この実施例においては、抵抗領域6の接合深さが比較
的浅い場合にこの構造を用いることで、ドライブイン工
程の熱処理を1000’C程度に下げることが可能とな
り、ドライブイン工程による格子欠陥の発生する割合を
低く押さえることができる利点がある。
〔発明の効果〕
以上説明したように本発明は、半導体基板内に形成した
抵抗領域の少なくとも下部に、該抵抗領域よりも不純物
濃度の低い第2の抵抗領域を形成しているので、半導体
基板と抵抗領域との接合面に生じる空乏層を第2の抵抗
領域によって拡大し、その接合容量を低減して、コレク
タ・エミッタ間寄生容量を低減することができる。これ
により、電力利得の安定性を高め、利得帯域幅を改善し
た高周波、高出力トランジスタを得ることができる効果
がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第1実施例の断面図、第2図は本発明
の第2実施例の断面図、第3図は従来の半導体装置の断
面図である。 1・・・N゛゛半導体基板、2・・・P型ベース領域、
3・・・P−型ベースリングw4域、4・・・N+型エ
ミッタ領域、5−P ”型ベースコンタクト領域、6・
・・P゛型低抵抗領域7・・・絶縁膜、8,9.10・
・・電極配線、11・・・第2の抵抗領域(P−抵抗領
域)、12・・・第2の抵抗領域。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、第1導電型の半導体基板に第2導電型のベース領域
    を形成し、このベース領域に第1導電型のエミッタ領域
    を形成したトランジスタと、前記半導体基板に形成され
    、前記トランジスタのエミッタ領域に接続される第2導
    電型の抵抗領域とを備える半導体装置において、前記抵
    抗領域の少なくとも下部に、該抵抗領域よりも不純物濃
    度の低い第2導電型の第2の抵抗領域を形成したことを
    特徴とする半導体装置。 2、抵抗領域の下部および周囲に第2の抵抗領域を形成
    してなる特許請求の範囲第1項記載の半導体装置。
JP17304090A 1990-06-30 1990-06-30 半導体装置 Pending JPH0462927A (ja)

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JP17304090A JPH0462927A (ja) 1990-06-30 1990-06-30 半導体装置

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JPH0462927A true JPH0462927A (ja) 1992-02-27

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ID=15953093

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JP17304090A Pending JPH0462927A (ja) 1990-06-30 1990-06-30 半導体装置

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007064400A (ja) * 2005-08-31 2007-03-15 Aisin Seiki Co Ltd 自動変速機の油圧制御装置
JP2009085387A (ja) * 2007-10-02 2009-04-23 Mazda Motor Corp 自動変速機

Cited By (2)

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JP2007064400A (ja) * 2005-08-31 2007-03-15 Aisin Seiki Co Ltd 自動変速機の油圧制御装置
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