JPH0499328A - バイポーラトランジスタ - Google Patents
バイポーラトランジスタInfo
- Publication number
- JPH0499328A JPH0499328A JP21769590A JP21769590A JPH0499328A JP H0499328 A JPH0499328 A JP H0499328A JP 21769590 A JP21769590 A JP 21769590A JP 21769590 A JP21769590 A JP 21769590A JP H0499328 A JPH0499328 A JP H0499328A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- concentration
- type
- base region
- region
- bipolar transistor
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 238000009826 distribution Methods 0.000 claims abstract description 10
- 239000012535 impurity Substances 0.000 claims abstract description 10
- 239000000969 carrier Substances 0.000 abstract description 5
- 230000005684 electric field Effects 0.000 abstract description 5
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 4
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 3
- 238000009792 diffusion process Methods 0.000 description 3
- 239000004065 semiconductor Substances 0.000 description 3
- 239000000758 substrate Substances 0.000 description 3
- 238000005468 ion implantation Methods 0.000 description 2
- 230000003071 parasitic effect Effects 0.000 description 2
- 230000001133 acceleration Effects 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Bipolar Transistors (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は半導体装置に関し、特に電流利得を改善したバ
イポーラトランジスタに関する。
イポーラトランジスタに関する。
従来のバイポーラトランジスタ、例えばNPN型バイポ
ーラトランジスタは、第3図に示すように、P型半導体
基体5にN型埋込層4を形成し、この上にN型エピタキ
シャル層3を形成してこれらをコレクタとする。そして
、N型エピタキシャル層3にP型ベース領域2を形成し
、さらにこの上にN型エミッタ領域1を形成している。
ーラトランジスタは、第3図に示すように、P型半導体
基体5にN型埋込層4を形成し、この上にN型エピタキ
シャル層3を形成してこれらをコレクタとする。そして
、N型エピタキシャル層3にP型ベース領域2を形成し
、さらにこの上にN型エミッタ領域1を形成している。
なお、7は表面の酸化膜である。
このような従来のNPN型バイポーラトランジスタの縦
方向の不純物分布を第4図Sこ示す。N型エミッタ領域
1はピーク濃度が1020〜1021cm−3であり、
P型ベース領域2はイオン注入法等で形成したI Xl
018〜5 XIO”c m−’のピーク濃度である。
方向の不純物分布を第4図Sこ示す。N型エミッタ領域
1はピーク濃度が1020〜1021cm−3であり、
P型ベース領域2はイオン注入法等で形成したI Xl
018〜5 XIO”c m−’のピーク濃度である。
また、N型エピタキシャル層3は、1015〜10”
c m−”の−様な濃度であり、N型埋込層4はピーク
濃度が10111−x1019c m−3であり、さら
にP型半導体基体5は10“〜IQ15c m−”程度
の濃度である。
c m−”の−様な濃度であり、N型埋込層4はピーク
濃度が10111−x1019c m−3であり、さら
にP型半導体基体5は10“〜IQ15c m−”程度
の濃度である。
[発明が解決しようとする課題]
上述した従来のバイポーラトランジスタでは、コレクタ
・エミッタ間のパンチスルー現象や電流利得のコントロ
ールのために、N型エミ7タ領域1とP型ベース領域2
との間は1018c m−”以上の非常に高い濃度で接
合を形成している。このため、エミッタ・ベース接合間
に逆方向電圧を印加すると、生じる空乏層内の電界は非
常に高くなり、ホントキャリアを発生して第3図のよう
に、エミッタ・ベース接合の表面付近にトランプ準位8
を形成する。
・エミッタ間のパンチスルー現象や電流利得のコントロ
ールのために、N型エミ7タ領域1とP型ベース領域2
との間は1018c m−”以上の非常に高い濃度で接
合を形成している。このため、エミッタ・ベース接合間
に逆方向電圧を印加すると、生じる空乏層内の電界は非
常に高くなり、ホントキャリアを発生して第3図のよう
に、エミッタ・ベース接合の表面付近にトランプ準位8
を形成する。
したがって、エミッタ・ベース接合間に逆方向電圧を長
時間印加していると、第5図のようにコレクタ電流の低
い領域で電流利得が低下してくるという問題点がある。
時間印加していると、第5図のようにコレクタ電流の低
い領域で電流利得が低下してくるという問題点がある。
本発明の目的は、このような電流利得の低下を防止した
バイポーラトランジスタを提供することにある。
バイポーラトランジスタを提供することにある。
本発明のバイポーラトランジスタは、ベース領域を、不
純物濃度分布が2つ以上のピークを有し、かつ表面から
の深さが深いほどピーク濃度を高くした構成としている
。
純物濃度分布が2つ以上のピークを有し、かつ表面から
の深さが深いほどピーク濃度を高くした構成としている
。
〔作用〕
本発明によれば、ベース領域の表面側の濃度を下げるこ
とで、エミッタ領域とベース領域との接合濃度を低下さ
せ、空乏層内の電界を緩和してホットキャリアの発生を
抑制する。
とで、エミッタ領域とベース領域との接合濃度を低下さ
せ、空乏層内の電界を緩和してホットキャリアの発生を
抑制する。
〔実施例]
次に、本発明を図面を参照して説明する。
第1図は本発明の第1の実施例を示し、第3図に示した
と同様な断面構造のNPN型バイポーラトランジスタに
おける不純物分布を示した図である。なお、第3図に対
応する部分には同一符号を付しである。図において、1
は表面濃度が1020〜IQ” c rrr”のN型エ
ミッタ領域であり、2はP型ベース領域である。このP
型ベース領域2は、ピーク濃度が2 xlO”〜I X
IO” c m−”程度の低濃度P型ベース領域2Aと
、ピーク濃度がlXl0I8〜5 Xl0I8c m−
3の高濃度P型ベース領域2Bで構成されている。これ
ら2種類のベース領域は、例えばイオン注入等により加
速エネルギーとイオン注入量を変化させて形成する。ま
た、MBE法等により2段階に成して形成してもよい。
と同様な断面構造のNPN型バイポーラトランジスタに
おける不純物分布を示した図である。なお、第3図に対
応する部分には同一符号を付しである。図において、1
は表面濃度が1020〜IQ” c rrr”のN型エ
ミッタ領域であり、2はP型ベース領域である。このP
型ベース領域2は、ピーク濃度が2 xlO”〜I X
IO” c m−”程度の低濃度P型ベース領域2Aと
、ピーク濃度がlXl0I8〜5 Xl0I8c m−
3の高濃度P型ベース領域2Bで構成されている。これ
ら2種類のベース領域は、例えばイオン注入等により加
速エネルギーとイオン注入量を変化させて形成する。ま
た、MBE法等により2段階に成して形成してもよい。
また、3は1015〜10” c m−3の−様な濃度
をもつN型エピタキシャル領域、4は10′8〜101
9cm−3のピーク濃度をもつN型埋込層、5は101
4〜1015cm−3の−様な濃度のP型基板領域であ
る。
をもつN型エピタキシャル領域、4は10′8〜101
9cm−3のピーク濃度をもつN型埋込層、5は101
4〜1015cm−3の−様な濃度のP型基板領域であ
る。
このNPN型バイポーラトランジスタによれば、低濃度
P型ベース領域2AとN型エミッタ領域1間で接合を形
成するために、逆方向電圧印加時の空乏層内電界が緩和
され、ホットキャリアの発生を抑えることができる。一
方、パンチスルーや電流利得のコントロールは、高濃度
P型ベース領域2Bで行うことができる。
P型ベース領域2AとN型エミッタ領域1間で接合を形
成するために、逆方向電圧印加時の空乏層内電界が緩和
され、ホットキャリアの発生を抑えることができる。一
方、パンチスルーや電流利得のコントロールは、高濃度
P型ベース領域2Bで行うことができる。
第2図は本発明の第2実施例を示しており、同図(a)
は平面図、同図(b)はそのX−X線断面図である。
は平面図、同図(b)はそのX−X線断面図である。
第1実施例のバイポーラトランジスタにおいては、低濃
度P型ベース領域2Aの濃度が低くなると、表面での横
方向パンチスルーや寄生トランジスタが問題となってく
る。このため、この実施例ではN型エミッタ領域lを囲
むように表面濃度がI XIO”〜5 Xl、O”c
m−’程度の高濃度P型拡散層6を設け、低濃度P型ベ
ース領域2Aの周囲を高濃度P型ベース領域2Bと高濃
度P型拡散層6で囲むような構造となっている。
度P型ベース領域2Aの濃度が低くなると、表面での横
方向パンチスルーや寄生トランジスタが問題となってく
る。このため、この実施例ではN型エミッタ領域lを囲
むように表面濃度がI XIO”〜5 Xl、O”c
m−’程度の高濃度P型拡散層6を設け、低濃度P型ベ
ース領域2Aの周囲を高濃度P型ベース領域2Bと高濃
度P型拡散層6で囲むような構造となっている。
その他の縦方向不純物分布は、第1実施例と同様である
。
。
これにより、横方向パンチスルーや寄生トランジスタを
解消することができる。
解消することができる。
なお、本発明はPNP型バイポーラトランジスタについ
ても同様に適用することができる。
ても同様に適用することができる。
以上説明したように本発明は、不純物濃度分布が2つ以
上のピークを有し、かつ表面からの深さが深いほどピー
ク濃度を高くしだベース領域として構成しているので、
エミッタ領域とベース領域との接合濃度が低下されて逆
方向電圧印加時の空乏層内電界が緩和され、ホットキャ
リアの発生が抑制されて電流利得の低下を防止すること
ができる。また、ベース領域の下側の高濃度領域により
パンチスルーや電流利得のコントロールを行うことがで
きる。
上のピークを有し、かつ表面からの深さが深いほどピー
ク濃度を高くしだベース領域として構成しているので、
エミッタ領域とベース領域との接合濃度が低下されて逆
方向電圧印加時の空乏層内電界が緩和され、ホットキャ
リアの発生が抑制されて電流利得の低下を防止すること
ができる。また、ベース領域の下側の高濃度領域により
パンチスルーや電流利得のコントロールを行うことがで
きる。
第1図は本発明の第1実施例の不純物分布図、第2図(
a)および(b)は本発明の第2実施例の平面図および
そのx−X線に沿う断面図、第3図は一般的なNPN型
バイポーラトランジスタの断面図、第4図は従来のバイ
ポーラトランジスタの不純物分布図、第5図は従来のバ
イポーラトランジスタにおける電流利得特性図である。 1・・・N型エミッタ領域、2・・・P型ベース領域、
2A・・・低濃度P型ベース領域、2B・・・高濃度P
型ベース領域、3・・・N型エピタキシャル層、4・・
・N型埋込層、5・・・P型半導体基体、6・・・高濃
度P型拡散層、7・・・酸化膜、8・・・トラップ準位
。 潔さ
a)および(b)は本発明の第2実施例の平面図および
そのx−X線に沿う断面図、第3図は一般的なNPN型
バイポーラトランジスタの断面図、第4図は従来のバイ
ポーラトランジスタの不純物分布図、第5図は従来のバ
イポーラトランジスタにおける電流利得特性図である。 1・・・N型エミッタ領域、2・・・P型ベース領域、
2A・・・低濃度P型ベース領域、2B・・・高濃度P
型ベース領域、3・・・N型エピタキシャル層、4・・
・N型埋込層、5・・・P型半導体基体、6・・・高濃
度P型拡散層、7・・・酸化膜、8・・・トラップ準位
。 潔さ
Claims (1)
- 1、一導電型のコレクタ領域に逆導電型のベース領域を
有し、かつこのベース領域に一導電型のエミッタ領域を
形成してなるバイポーラトランジスタにおいて、前記ベ
ース領域は不純物濃度分布が2つ以上のピークを有し、
かつ表面からの深さが深いほどピーク濃度を高くしたこ
とを特徴とするバイポーラトランジスタ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21769590A JPH0499328A (ja) | 1990-08-18 | 1990-08-18 | バイポーラトランジスタ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21769590A JPH0499328A (ja) | 1990-08-18 | 1990-08-18 | バイポーラトランジスタ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0499328A true JPH0499328A (ja) | 1992-03-31 |
Family
ID=16708277
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP21769590A Pending JPH0499328A (ja) | 1990-08-18 | 1990-08-18 | バイポーラトランジスタ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0499328A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0786294A (ja) * | 1993-06-30 | 1995-03-31 | Nec Corp | バイポーラトランジスタ |
US5569611A (en) * | 1993-12-27 | 1996-10-29 | Nec Corporation | Method of manufacturing a bipolar transistor operating at low temperature |
DE10164176A1 (de) * | 2001-12-27 | 2003-07-10 | Austriamicrosystems Ag | Transistor |
JP2008507125A (ja) * | 2004-07-15 | 2008-03-06 | コーニンクレッカ フィリップス エレクトロニクス エヌ ヴィ | バイポーラ・トランジスタおよびその製造方法 |
-
1990
- 1990-08-18 JP JP21769590A patent/JPH0499328A/ja active Pending
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0786294A (ja) * | 1993-06-30 | 1995-03-31 | Nec Corp | バイポーラトランジスタ |
US5569611A (en) * | 1993-12-27 | 1996-10-29 | Nec Corporation | Method of manufacturing a bipolar transistor operating at low temperature |
DE10164176A1 (de) * | 2001-12-27 | 2003-07-10 | Austriamicrosystems Ag | Transistor |
DE10164176B4 (de) * | 2001-12-27 | 2007-12-27 | Austriamicrosystems Ag | Bipolartransistor |
US7629628B2 (en) | 2001-12-27 | 2009-12-08 | Austriamicrosystems Ag | Bipolar transistor including a base layer containing carbon atoms and having three distinct layers being doped with a trivalent substance |
JP2008507125A (ja) * | 2004-07-15 | 2008-03-06 | コーニンクレッカ フィリップス エレクトロニクス エヌ ヴィ | バイポーラ・トランジスタおよびその製造方法 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US4975751A (en) | High breakdown active device structure with low series resistance | |
GB2056166A (en) | Hot-electron or hot-hole transistor | |
JPH0499328A (ja) | バイポーラトランジスタ | |
US20240006477A1 (en) | SUPER-ß BIPOLAR JUNCTION TRANSISTOR AND MANUFACTURING METHOD THEREFOR | |
JPH0582534A (ja) | 半導体装置 | |
JPH01149464A (ja) | 半導体装置 | |
KR900017177A (ko) | 반도체 장치 및 그 제조방법 | |
JPH0574800A (ja) | シリコンヘテロ接合バイポーラトランジスタ | |
JPH0416443Y2 (ja) | ||
JPS6241427B2 (ja) | ||
JPH0481343B2 (ja) | ||
KR19990065744A (ko) | 콜렉터와 에미터 사이에 다이오드를 내장한 바이폴라 트랜지스터 및 그 제조방법 | |
JPH0521442A (ja) | 半導体装置 | |
JP3068510B2 (ja) | 半導体装置 | |
JPH07273127A (ja) | 半導体装置 | |
JPH04256355A (ja) | 半導体装置 | |
JPS63144569A (ja) | 半導体装置 | |
JPH0239470A (ja) | 半導体集積回路装置 | |
JPH0484438A (ja) | 半導体装置 | |
JPH0536703A (ja) | 半導体装置 | |
JPH04290234A (ja) | 半導体装置 | |
JPH05226347A (ja) | 半導体装置 | |
JP2000183073A (ja) | バイポーラトランジスタを含む半導体装置 | |
JPH0482229A (ja) | 半導体装置 | |
JPH0291949A (ja) | トランジスタ |