JPH0536703A - 半導体装置 - Google Patents

半導体装置

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JPH0536703A
JPH0536703A JP3188631A JP18863191A JPH0536703A JP H0536703 A JPH0536703 A JP H0536703A JP 3188631 A JP3188631 A JP 3188631A JP 18863191 A JP18863191 A JP 18863191A JP H0536703 A JPH0536703 A JP H0536703A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】高速動作に適した半導体素子を有する半導体装
置を提供すること。 【構成】p形ベース領域2と、この領域を挾んでその両
側に設けられた高濃度n形エミッタ領域1及びn形コレ
クタ領域3と、第1領域内の少なくとも一部に設けられ
た、導電に寄与するキャリアを発生しない深い準位の不
純物イオンを有するp形ベース領域22とを有する半導
体装置。 【効果】接合に逆バイアスを印加した際に、深い準位の
不純物イオンを有するp形ベース領域22がp形ベース
領域2に広がる空乏層の幅を抑圧し、p形ベース領域2
の中性領域の消失を防止できるため、この領域の幅を縮
小でき高速化を図れる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、半導体装置に係り、特
に高速動作に適した半導体素子を有する半導体装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来のバイポーラトランジスタを有する
半導体装置は、フィジックス オブセミコンダクター
デバイセス 第2版 エス エム サイ著 ジョン ウ
ィリー アンド サン社 第146頁(Physics of Sem
iconductor Devices,2ndEdition,S.M.Sze,John Wi
ley & Sons,Inc.p.146)に記載されている。このバ
イポーラトランジスタの構造を図2(a)に示す。すな
わち、このバイポーラトランジスタは、表面側から高濃
度n形エミッタ領域1、p形ベース領域2、n形コレク
タ領域3、高濃度n形コレクタ領域4を設けて、npn
トランジスタを構成する。またその不純物分布を図2
(b)に示す。高濃度n形エミッタ領域の不純物濃度
1′、p形ベース領域の不純物濃度2′、n形コレクタ
領域の不純物濃度3′、高濃度n形コレクタ領域の不純
物濃度4′はそれぞれ図のような分布を持つ。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術では、ト
ランジスタの高速化を図るためにp形ベース領域2の幅
を縮小すると、コレクタ−ベース接合に逆バイアスを印
加した際にp形ベース中性領域が消失し、コレクタ−エ
ミッタ間が短絡するパンチスルー現象を生じ、このため
p形ベース領域2の幅の縮小が困難で高速動作の妨げと
なるという問題があった。一般的にスケーリング則に従
うと、パンチスルーを防止するためには、p形ベース領
域2の幅を1/aに縮小した場合、p形ベース領域2の
キャリア濃度をa2倍にする必要がある。しかしなが
ら、高濃度n形エミッタ領域1にこのスケーリング則が
適応できない。これは、高濃度n形エミッタ領域1のキ
ャリア濃度がすでに上限値であり、高速化のためにp形
ベース領域2と同様に高濃度n形エミッタ領域1を浅く
することによって、高濃度n形エミッタ領域1の総キャ
リア数がむしろ減少傾向にあるためである。このため
に、単純にスケーリング則に従ってp形ベース領域2の
キャリア濃度を高くすると電流利得の低下を招くため、
p形ベース領域2のキャリア濃度を高濃度化できず、そ
のためp形ベース領域2の幅の縮小が制限され高速化の
妨げとなっていた。
【0004】本発明の目的は、高速動作に適した半導体
素子を有する半導体装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的は、(1)第1
導電形の半導体層よりなる第1領域と、該第1領域を挾
んでその両側に設けられた第1導電形と反対導電形の第
2導電形の半導体層よりなる第2領域及び第3領域と、
該第1領域内の少なくとも一部に設けられた、導電に寄
与するキャリアを発生しない深い準位の不純物イオンを
有する第4領域とを有することを特徴とする半導体装
置、(2)上記1記載の半導体装置において、上記第4
領域の深い準位の不純物イオン濃度が上記第1領域のキ
ャリア濃度より高いことを特徴とする半導体装置、
(3)上記1又は2記載の半導体装置において、上記第
4領域は、上記第1領域内に複数設けられていることを
特徴とする半導体装置、(4)上記1、2又は3記載の
半導体装置において、上記第1領域をベース領域とし、
上記第2及び第3領域の一方をコレクタ領域、他方をエ
ミッタ領域としてバイポーラトランジスタを構成するこ
とを特徴とする半導体装置、(5)半導体基板上に、第
1導電形の半導体層よりなるベース領域と、第1導電形
と反対導電形の第2導電形のコレクタ領域及びエミッタ
領域とよりなるバイポーラトランジスタを有する半導体
装置において、上記ベース領域は、キャリアを発生する
ための不純物と導電に寄与するキャリアを発生しない深
い準位の不純物イオンとを有することを特徴とする半導
体装置、(6)上記5記載の半導体装置において、上記
深い準位の不純物イオン濃度が上記キャリアを発生する
ための不純物濃度より高いことを特徴とする半導体装
置、(7)上記5又は6記載の半導体装置において、上
記深い準位の不純物イオンは、上記ベース領域の一部分
に存在することを特徴とする半導体装置によって達成さ
れる。
【0006】
【作用】上記(1)項の記載の場合の本発明の作用を説
明する。深い準位の不純物イオンがある第4領域が、接
合に逆バイアスを印加した際に、第1領域に広がる空乏
層の幅を抑圧し、p形ベース中性領域の消失を防止でき
るため、第1領域の幅を縮小できるため素子の高速化が
図れる。また、第4領域の深い準位の不純物イオンは導
電に寄与するキャリアを発生しないため、第1領域内の
キャリア数は増加せず、電流利得を維持できる。
【0007】
【実施例】以下に、本発明の実施例を図面を用いて詳細
に説明する。 実施例1 図1(a)に本発明の実施例1の半導体装置の一次元構
造図を示す。この半導体装置はバイポーラトランジスタ
を有し、表面側から高濃度のn形エミッタ領域1、p形
ベース領域2、活性化していない、すなわち導電に寄与
するキャリアを発生しない深い準位の不純物イオンを有
するp形ベース領域22、n形コレクタ領域3、高濃度
n形コレクタ領域4を設けて、npnトランジスタを実
現している。図1(b)にこのバイポーラトランジスタ
の不純物分布図を示す。深い準位の不純物イオンを有す
るp形ベース領域の不純物濃度22′はp形ベース領域
の不純物濃度2′より高く、ほぼ同じ位置に分布してい
る。
【0008】図1に示したトランジスタの製造方法を以
下に説明する。まずキャリア濃度が約1019cm~3の高
濃度n形コレクタ領域4をアンチモンガラスからの拡散
により形成し、次いでキャリア濃度が約5×1015cm
~3のn形コレクタ領域3をエピタキシャル成長により形
成する。その後表面側からイオン打込み法によりボロン
を添加してキャリア濃度が1018cm~3程度のp形ベー
ス領域2を形成する。ここで後の熱処理温度によって決
まる活性化不純物濃度の上限以上に不純物を添加して不
純物濃度が5×1018cm~3程度の深い準位の不純物イ
オンを有するp形ベース領域22が同時に形成できる。
次いで、ヒ素をイオン打込み法で添加してアニールし、
キャリア濃度が5×1020cm~3程度の高濃度n形エミ
ッタ領域1を形成し、図1に示したトランジスタを製造
する。
【0009】図3に上記トランジスタのバイアス印加時
のバンド構造図を示す。本図を用いて本発明のトランジ
スタの動作原理を説明する。本図におけるバイアス印加
条件はトランジスタを正常動作させる場合のものであ
り、ベース−エミッタ間には順バイアスVBEが印加さ
れ、ベース−コレクタ間には逆バイアスVBCが印加され
ている。ベース−コレクタ間に印加された逆バイアスに
よってベース領域側に形成される空乏層の幅は、浅い準
位の不純物イオン2iの数及び深い準位の不純物イオン
22iの数の和で決定される。
【0010】一方、ベース中性領域において電気的動作
に寄与するキャリアは、浅い準位の不純物イオン2iに
よって価電子帯に誘起された正孔2hであり、深い準位
の不純物イオン22iは価電子帯に正孔を誘起しない。
このため、ベース領域のキャリア数は浅い準位の不純物
イオン2iの数で与えられ、エミッタ領域のキャリア数
に応じて浅い準位の不純物イオン2iの数を設定し、コ
レクタ−エミッタ間のパンチスルーを防止するために深
い準位の不純物イオン22iの数を設定すれば良い。こ
れによって、高速化のためにベース領域の幅を縮小して
も電流利得と耐圧の両立が可能となった。
【0011】実施例2 図4(a)、(b)に本発明の実施例2の半導体装置の
一次元構造図と不純物分布図を示す。本実施例では、p
形ベース領域2内に、導電に寄与するキャリアを発生し
ない深い準位の不純物イオンを有するp形ベース領域2
2を、p形ベース領域2とn形コレクタ領域3の接合部
に設けている。コレクタ−エミッタ間のパンチスルーを
防止するためには、ベース−コレクタ間に印加された逆
バイアスによってベース領域側に形成される空乏層の幅
を抑圧すれば良く、本実施例でも実施例1同様の効果が
得られた。
【0012】さらに、高濃度のn形エミッタ領域1とp
形ベース領域2の接合部には深い準位の不純物イオンを
有するp形ベース領域22が無いため、エミッタ−ベー
ス接合での空乏層の幅は維持され、トンネル電流の発生
に伴う不要のベース電流の増大を防止でき、低電流領域
まで安定した電流利得を得ることができた。なお、深い
準位の不純物イオンを有するp形ベース領域22は、イ
オン打ち込み法によってp形ベース領域2とn形コレク
タ領域3の接合部にイオンを添加して形成した。
【0013】実施例3 図5(a)、(b)に本発明の実施例3の半導体装置の
一次元構造図と不純物分布図を示す。本実施例では、p
形ベース領域2内に、導電に寄与するキャリアを発生し
ない深い準位の不純物イオンを有するp形ベース領域2
2を複数設けている。これによって、各p形ベース領域
22の深い準位の不純物イオン濃度を低減しても、ベー
ス−コレクタ間に印加された逆バイアスによってベース
領域側に形成される空乏層の幅を抑圧でき、コレクタ−
エミッタ間のパンチスルーを防止できる。すなわち、不
純物濃度が固溶度の限界を超える程度まで過度に深い準
位の不純物イオンを添加した場合、結晶欠陥が発生して
コレクタ−エミッタ間の短絡を生じる危険性があるが、
本実施例に示すように深い準位の不純物イオンを有する
p形ベース領域22を複数に分割することで、結晶欠陥
の発生を防止できる。なお、実施例2同様にエミッタ−
ベース接合近傍に深い準位の不純物イオンを有するp形
ベース領域22を設けなければ、トンネル電流の発生に
伴う不要のベース電流の増大を防止でき、低電流領域ま
で安定した電流利得を得ることができる。 深い準位の
不純物イオンを有するp形ベース領域22を複数個設け
る方法としては、加速エネルギーを変えたイオン打ち込
み法を用いた。なお、この領域は不純物濃度を制御した
エピタキシャル成長法を用いても形成できる。
【0014】実施例4 図6に本発明の実施例4の半導体装置の断面図を示す。
本実施例では、低濃度の真性p形ベース領域2内のベー
ス−コレクタ接合部近傍に、導電に寄与するキャリアを
発生しない深い準位の不純物イオンを有するp形ベース
領域22を設けている。これによって、真性p形ベース
領域2を薄層化でき、トランジスタの高速化を図ること
ができる。なお、本実施例では、高濃度の外部ベース領
域25には深い準位の不純物イオンを有する領域を設け
ず、外部ベース−コレクタ接合でのアバランシェ降伏耐
圧の低下を防止し、また外部ベース−コレクタ接合容量
が増大しない構造をとっている。
【0015】この半導体装置の製造方法について説明す
る。基板100にヒ素イオンをイオン打込み法で添加
し、高濃度n形コレクタ領域4を形成する。この場合所
望のパターンのマスクを用いて行う。イオン打込みの際
にマスクを用いることは以下も同様である。リンを含む
エピタキシャル層を成長させ、n形コレクタ領域3を形
成する。窒化シリコン(図示せず)を堆積し、ホトレジ
ストのパターンを用いて開口し、酸化してこの部分にシ
リコン酸化膜200を形成する。次に、リンイオンを1
20cm~3含む高濃度n形コレクタ引き出し層50をイ
オン打込み法で形成し、ボロンを1019cm~3含む高濃
度p形ベース領域25を形成し、さらにイオン打込みと
800℃の熱処理により、ボロンを5×1018cm~3
む深い準位の不純物イオンを有するp形ベース領域22
とボロンを1×1018cm~3含むp形ベース領域2を形
成し、さらにヒ素を1021cm~3含む高濃度n形エミッ
タ領域1をイオン打込みにより形成する。以後通常通り
電極、絶縁膜等形成して半導体層装置とする。
【0016】実施例5 図7に本発明の実施例5の半導体装置の断面図を示す。
本実施例では、ベース領域を多結晶シリコン層250で
引き出しており、外部ベース領域を微細化して外部ベー
ス−コレクタ接合容量を低減している。また、深い準位
の不純物イオンを有するp形ベース領域22は表面から
約0.1μmの深さに設け、高濃度n形エミッタ領域1
は多結晶シリコン層110からヒ素の800℃の熱拡散
で形成した。なお、図において、201はシリコン酸化
膜、1001、1002、1003は電極である。
【0017】トランジスタの高速化は接合容量の低減及
び遮断周波数の向上によって実現され、本実施例の如く
接合容量を低減した場合、導電に寄与するキャリアを発
生しない深い準位の不純物イオンを有するp形ベース領
域22を設けたことにより可能となった真性p形ベース
領域2の薄層化の高速化に対する寄与はより一層顕著に
なる。また、本実施例では、高濃度n形エミッタ領域1
を浅く形成した構造をとっており、これによって深い準
位の不純物イオンを有するp形ベース領域22の高速化
に対する寄与はより一層顕著になる。
【0018】実施例6 図8に本発明の実施例6の半導体装置の断面図を示す。
本実施例では、ベース領域を活性領域の側面に自己整合
的に設けた多結晶シリコン層250で引き出しており、
外部ベース領域を微細化して外部ベース−コレクタ接合
容量を低減している。また、素子間の分離のためにp形
の基板100に達する絶縁体層300を設けて、コレク
タ−基板間の接合容量を低減している。さらに、多結晶
シリコン層250の上面及び側面に金属(金属化合物で
もよい)210を設けて、ベース領域の引き出し部での
抵抗を低減している。この構造を用いることによって、
導電に寄与するキャリアを発生しない深い準位の不純物
イオンを有するp形ベース領域22を設けたことにより
可能となった真性p形ベース領域2の薄層化の高速化に
対する寄与はより一層顕著になる。
【0019】実施例7 図9に本発明の実施例7の半導体装置の断面図を示す。
本実施例では、支持基板500上に設けたシリコン酸化
物からなる絶縁性基板400上に、n形エミッタ領域
1、p形ベース領域2、n形コレクタ領域3、高濃度n
形コレクタ領域4を設けて、寄生容量を低減し高速化を
図っている。この半導体装置は次のようにして製造し
た。絶縁性基板400上にホトレジストのパターンを用
いて熱酸化によりシリコン酸化膜401を形成し、ヒ素
を1×1019cm~3含む高濃度n形コレクタ領域4をイ
オン打込みにより形成し、次に、深い準位の不純物イオ
ンを有するp形ベース領域22をイオンビームを細く絞
ったイオン打込みにより2つ設け、さらにこの領域を含
むp形ベース領域2全体にイオン打込みしてこの領域を
形成した。それぞれの不純物濃度は実施例4と同じであ
る。次にヒ素のイオン打込みによりn形エミッタ領域1
を形成した。ベース幅は0.2μmとした。
【0020】本実施例では、導電に寄与するキャリアを
発生しない深い準位の不純物イオンを有するp形ベース
領域22を2つ設けた例を示している。このトランジス
タ構造では、素子間の分離が容易で微細化が可能で、導
電に寄与するキャリアを発生しない深い準位の不純物イ
オンを有するp形ベース領域22を設けて真性p形ベー
ス領域2を薄層化し、高速化がより有効になった。
【0021】以上の各実施例において、半導体としてG
aAs等の他の半導体を用いても本発明の半導体装置を
実現できる。また、各実施例でのp形、n形の導電型を
逆に用いることができるのは勿論である。
【0022】
【発明の効果】本発明によれば、高速動作に適した半導
体素子を有する半導体装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1の半導体装置の一次元構造図
と不純物分布図である。
【図2】従来の半導体装置の一次元構造図と不純物分布
図である。
【図3】本発明の実施例1の半導体装置のバイアス印加
時のバンド構造図である。
【図4】本発明の実施例2の半導体装置の一次元構造図
と不純物分布図である。
【図5】本発明の実施例3の半導体装置の一次元構造図
と不純物分布図である。
【図6】本発明の実施例4の半導体装置の断面図であ
る。
【図7】本発明の実施例5の半導体装置の断面図であ
る。
【図8】本発明の実施例6の半導体装置の断面図であ
る。
【図9】本発明の実施例7の半導体装置の断面図であ
る。
【符号の説明】
1 高濃度n形エミッタ領域 1′、2′、3′、4′、22′ 不純物濃度 2 p形ベース領域 2i 浅い準位の不純物イオン 2h 価電子帯に誘起された正孔 3 n形コレクタ領域 4 高濃度n形コレクタ領域 22 深い準位の不純物イオンを有するp形ベース領域 22i 深い準位の不純物イオン 25 高濃度p形ベース領域 50 高濃度n形コレクタ引出し層 100 基板 110、250 多結晶シリコン層 200、201、401 シリコン酸化膜 210 金属 300 絶縁体層 400 絶縁性基板 500 支持基板 1001、1002、1003 電極

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】第1導電形の半導体層よりなる第1領域
    と、該第1領域を挾んでその両側に設けられた第1導電
    形と反対導電形の第2導電形の半導体層よりなる第2領
    域及び第3領域と、該第1領域内の少なくとも一部に設
    けられた、導電に寄与するキャリアを発生しない深い準
    位の不純物イオンを有する第4領域とを有することを特
    徴とする半導体装置。
  2. 【請求項2】請求項1記載の半導体装置において、上記
    第4領域の深い準位の不純物イオン濃度が上記第1領域
    のキャリア濃度より高いことを特徴とする半導体装置。
  3. 【請求項3】請求項1又は2記載の半導体装置におい
    て、上記第4領域は、上記第1領域内に複数設けられて
    いることを特徴とする半導体装置。
  4. 【請求項4】請求項1、2又は3記載の半導体装置にお
    いて、上記第1領域をベース領域とし、上記第2及び第
    3領域の一方をコレクタ領域、他方をエミッタ領域とし
    てバイポーラトランジスタを構成することを特徴とする
    半導体装置。
  5. 【請求項5】半導体基板上に、第1導電形の半導体層よ
    りなるベース領域と、第1導電形と反対導電形の第2導
    電形のコレクタ領域及びエミッタ領域とよりなるバイポ
    ーラトランジスタを有する半導体装置において、上記ベ
    ース領域は、キャリアを発生するための不純物と導電に
    寄与するキャリアを発生しない深い準位の不純物イオン
    とを有することを特徴とする半導体装置。
  6. 【請求項6】請求項5記載の半導体装置において、上記
    深い準位の不純物イオン濃度が上記キャリアを発生する
    ための不純物濃度より高いことを特徴とする半導体装
    置。
  7. 【請求項7】請求項5又は6記載の半導体装置におい
    て、上記深い準位の不純物イオンは、上記ベース領域の
    一部分に存在することを特徴とする半導体装置。
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