JP2007056140A - 熱融着性に優れる熱可塑性樹脂組成物および成形品 - Google Patents

熱融着性に優れる熱可塑性樹脂組成物および成形品 Download PDF

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Abstract

【課題】
本発明は、柔軟性、熱融着性に優れ、かつ残臭気が少なく物性バランスが優れた軟質熱可塑性樹脂組成物およびその成形品を提供する。
【解決手段】
硬質熱可塑性スチレン系樹脂と熱融着した成形品を構成する軟質熱可塑性樹脂組成物であって、該軟質熱可塑性樹脂組成物が、ゴム質重合体の存在下に少なくとも芳香族ビニル系単量体を含むビニル系単量体混合物をグラフト重合してなり、ゴム質重合体を40〜80重量%含有するゴム質含有グラフト共重合体20〜70重量部、デューロメーターA硬度が20〜80°であるスチレン−共役ジエン共重合体および/またはその水素添加物30〜80重量部からなる軟質熱可塑性樹脂組成物である。
【選択図】なし

Description

本発明は柔軟性、熱融着性に優れ、かつ臭気および圧縮永久歪み等の物性バランスが優れている熱可塑性樹脂組成物およびその成形品に関するものである。
優れた柔軟性を持つ熱可塑性エラストマーは建材、雑貨、機械部品等の用途で幅広く使用されており、塩化ビニル系、オレフィン系、ウレタン系、スチレン系、ポリエステル系およびそれらのアロイ等の各エラストマーなどが知られている。
一方、スチレン系樹脂は耐衝撃性や成形性といった物性バランスおよび外観に優れることから、OA機器、家電製品、一般雑貨および建材等に幅広く利用されている。
これら熱可塑性エラストマーとスチレン系樹脂とを成形時に共押出や熱融着して一体型成形品として使用することがある。しかし、上記エラストマーではスチレン系樹脂との熱融着性に問題があり、柔軟性を付した新規熱可塑性樹脂の検討が行われている。また、建材用途では、近年のシックハウス症候群対策として臭気対策が求められている。
例えば、芳香族ビニル/ジオレフィン系エラストマーとポリエステル系エラストマーからなる熱用着性に優れる熱可塑性弾性体組成物(例えば、特許文献1参照)が開示されているが、熱可塑性エラストマーはスチレン系樹脂との密着性が十分ではなかった。また、芳香族ビニルグラフトポリブタジエンと熱可塑性エラストマーからなる熱可塑性エラストマー(例えば、特許文献2、特許文献3参照)が開示されているが、これらの熱可塑性エラストマーは熱融着性と柔軟性のバランスが十分でなく、臭気も好ましくなかった。
特開平03−100045(請求項1、7) 特開2000−309675(請求項1) 特開2001−114973(請求項1)
本発明の目的は、上記した従来技術の問題点を解消し、柔軟性、熱融着性に優れ、かつ臭気および圧縮永久歪み等の物性バランスが優れている熱可塑性樹脂組成物およびその成形品を提供することにある。
上記課題を解決すべく鋭意検討した結果、特定のゴム質重合体に特定の熱可塑性エラストマーを配合し、アセトン可溶分の含有量を制御することにより柔軟性に優れ、かつ圧縮永久歪みおよび物性バランスが優れた押出成型用熱可塑性樹脂組成物を得ることを見出し、本発明に到達した。すなわち本発明は「硬質熱可塑性スチレン系樹脂(I)と熱融着した成形品を構成する軟質熱可塑性樹脂組成物(II)であって、該軟質熱可塑性樹脂組成物(II)が、ゴム質重合体(a1)の存在下に芳香族ビニル系単量体(イ)を含むビニル系単量体混合物(a2)をグラフト重合してなり、ゴム質重合体(a1)を40〜80重量%含有するゴム質含有グラフト共重合体(A)20〜70重量部、デューロメーターA硬度が20〜80°であるスチレン−共役ジエン共重合体および/またはその水素添加物(B)30〜80重量部からなることを特徴とする軟質熱可塑性樹脂組成物(II)」である。
本発明により、機械的特性を損なうことなく、柔軟性およびABS等の硬質熱可塑性スチレン系樹脂との熱融着性に優れ、かつ残臭気等の少ない、多用途に使用可能な軟質熱可塑性樹脂組成物およびその成形品が得られる。
以下に本発明の樹脂組成物について具体的に説明する。
本発明における硬質熱可塑性スチレン系樹脂(I)としては、ポリスチレン、ゴム強化ポリスチレン、アクリロニトリル−スチレン共重合体、アクリロニトリル−ブタジエン−スチレン共重合体、メタクリル酸メチル−スチレン共重合体、メタクリル酸メチル−ブタジエン−スチレン共重合体、メタクリル酸メチル−アクリロニトリル−ブタジエン−スチレン共重合体、スチレン−N−フェニルマレイミド共重合体から選ばれる1種または2種以上から選択されることが必要である。好ましくは、ポリスチレン、ゴム強化ポリスチレン、アクリロニトリル−スチレン共重合体、アクリロニトリル−ブタジエン−スチレン共重合体、メタクリル酸メチル−アクリロニトリル−ブタジエン−スチレン共重合体等が挙げられる。ただし、これらの樹脂と本発明の効果を損なわない範囲で塩化ビニル、ポリエチレン、ポリプロピレン等のポリオレフィン系樹脂、ナイロン6、ナイロン66等のポリアミド系樹脂、ポリブチレンテレフタレート、ポリカーボネイト等のポリエチレン系樹脂、ポリフェニレンスルフィドなどの樹脂とアロイ化してもかまわない。
本発明における軟質熱可塑性樹脂組成物(II)はゴム質重合体(a1)の存在下に芳香族ビニル系単量体(イ)を含むビニル系単量体混合物(a2)をグラフト重合してなり、ゴム質重合体(a1)を40〜80重量%含有するゴム質含有グラフト共重合体(A)を含有する。
ゴム質含有グラフト重合体(A)を構成するゴム質重合体(a1)としては、特に制限はないが、ジエン系ゴム、アクリル系ゴム、エチレン系ゴムなどが例示され、具体的にはポリブタジエン、ポリ(ブタジエン−スチレン)、ポリ(ブタジエン−アクリロニトリル)、ポリイソプレン、ポリ(ブタジエン−アクリル酸ブチル)、ポリ(ブタジエン−アクリル酸メチル)、ポリ(ブタジエン−メタクリル酸メチル)、ポリ(ブタジエン−アクリル酸エチル)、エチレン−プロピレンラバー、エチレン−プロピレン−ジエンラバー、ポリ(エチレン−イソブチレン)、ポリ(エチレン−アクリル酸メチル)、ポリ(エチレン−アクリル酸エチル)、などが挙げられる。これらのゴム質重合体は、1種または2種以上の混合物で使用される。なかでもポリブタジエン、スチレン−ブタジエン共重合ゴムが耐衝撃性向上の点から特に好ましく用いられる。
このゴム質重合体(a1)の重量平均粒子径は、得られる熱可塑性樹脂組成物の耐衝撃性、成形加工性、流動性、外観から0.1〜1.5μmであることが好ましく、さらに好ましくは0.15〜1.2μmである。
ビニル系単量体混合物(a2)は、芳香族ビニル系単量体(イ)を含有する。芳香族ビニル系単量体(イ)としてはスチレン、α−メチルスチレン、p−メチルスチレン、ビニルトルエン、t−ブチルスチレン、o−エチルスチレン、o−クロロスチレンまたはo,p−ジクロロスチレンが挙げられ、これらは1種または2種以上を用いることができる。好ましくは芳香族ビニル系単量体(イ)10〜99重量%、シアン化ビニル系単量体(ロ)1〜90重量%およびこれらと共重合可能な他の単量体(ハ)0〜89重量%であることが好ましい。シアン化ビニル系単量体(ロ)としては、アクリロニトリル、メタアクリロニトリルまたはエタアクリロニトリル等が挙げられるが、特にアクリロニトリルが好ましい。これらと共重合可能な他の単量体(ハ)としてはメタクリル酸メチル等の不飽和カルボン酸エステル系単量体、N−メチルマレイミド、N−シクロヘキシルマレイミド、N−フェニルマレイミド等のマレイミド化合物、マレイン酸等の不飽和ジカルボン酸、無水マレイン酸等の不飽和ジカルボン酸無水物またはアクリルアミド等の不飽和アミドなどが挙げられるが、これらに限定されるものではない。なかでもメタクリル酸メチル、N−フェニルマレイミドまたは無水マレイン酸が好ましい。
また、ゴム質含有グラフト共重合体(A)はゴム質重合体(a1)を40〜80重量%含有する。40重量%未満では柔軟性が劣り、80重量%を越えると成形時の熱安定性が低下する。好ましくは40〜75重量%、より好ましくは40〜70重量%である。
このゴム質含有グラフト共重合体(A)は、ゴム質重合体(a1)の存在下に、ビニル系単量体混合物(a2)をグラフト重合してなるものであるが、ビニル系単量体混合物全量がグラフトしている必要はなく、通常はグラフトしていない共重合体との混合物として得られたものを使用する。この混合物は本来、組成物であるが、本発明においては、ゴム質含有グラフト共重合体(A)に含まれる。ゴム質含有グラフト共重合体(A)のグラフト率に制限はないが、耐衝撃性の点から好ましくは5〜150重量%、より好ましくは10〜100重量%のものが使用される。
ゴム質含有グラフト共重合体(A)のグラフト重合の方法としては制限ないが、公知の乳化重合法、懸濁重合法、連続塊状重合法、連続溶液重合法等の任意の方法により製造でき、好ましくは乳化重合法または塊状重合法で製造される。ゴム質含有グラフト共重合体(A)中の乳化剤含有量、水分量を調整しやすいという点から、乳化重合法で製造されることが最も好ましい。
本発明における軟質熱可塑性樹脂組成物(II)は、ゴム質含有グラフト重合体(A)を20〜70重量部含有することが必要である。ゴム質含有グラフト重合体(A)が70部を超えると材料が硬くなり、デューロメータA硬度が上昇してゴム質感が得られなくなる。一方20部未満では圧縮永久歪みが上昇すると同時に材料の“こし”が低下する不具合が生じる。軟質熱可塑性樹脂組成物(II)中に存在するゴム質含有グラフト重合体(A)の量は好ましくは25〜65重量部、より好ましくは25〜60重量部である。
本発明における軟質熱可塑性樹脂組成物(II)はスチレン−共役ジエン共重合体および/またはその水素添加物(B)を含有することが必要である。スチレン−共役ジエンブロック共重合体としては、スチレン−イソプレン共重合体、スチレン−ブタジエン共重合体、スチレン−イソプレンブロック共重合体、スチレン−ブタジエンブロック共重合体等が挙げられ、その水素添加物を使用できる。特にスチレン−イソプレン共重合体、スチレン−イソプレンブロック共重合体およびその水素添加物が好ましい。
スチレン−共役ジエン共重合体および/またはその水素添加物(B)は、デュロメータA硬度が20〜80°であることが必要である。20°未満であれば成形性に劣り、80°を越えると軟質熱可塑性樹脂組成物(II)の柔軟性が劣る。好ましくは25〜60°、より好ましくは30〜50°である。
本発明の軟質熱可塑性樹脂組成物(II)は、スチレン−共役ジエン共重合体および/またはその水素添加物(B)を30〜80重量部含有することが必要である。30重量部未満では柔軟性が不十分であり、80重量部を越えると成形性が劣る。好ましくは35〜75重量部、より好ましくは40〜70重量部である。
本発明の軟質熱可塑性樹脂組成物(II)は芳香族ビニル系単量体の残存量が200ppm以下であることが好ましい。200ppmを越えると臭気が著しく好ましくない。芳香族ビニル系単量体の残存量を制御する方法としては、ゴム質含有グラフト共重合体(A)とスチレン−共役ジエン共重合体および/またはその水素添加物(B)を溶融混練する際に、ゴム質含有グラフト共重合体(A)とスチレン−共役ジエン共重合体および/またはその水素添加物(B)を合わせて100重量部に対して1〜100重量部の水を添加した後、押出機で脱気乾燥する方法、単量体トラップ剤を配合する方法等が挙げられる。
本発明の軟質熱可塑性樹脂組成物(II)は無機系化合物(C)を含有することで成形性が向上し、また、製品の形態を安定することができる。無機系化合物(C)としては、金属繊維、アラミド繊維、アスベスト、チタン酸カリウムウィスカ、ワラステナイト、ガラスフレーク、ガラスビーズ、タルク、マイカ、クレー、炭酸カルシウム、硫酸バリウム、酸化チタンおよび酸化アルミニウム等が挙げられる。外観および柔軟性の面から、酸化チタン、タルク、マイカ、炭酸カルシウムが好ましい。その含有量は0.5〜30重量部が好ましく、より好ましくは1〜20重量部である。
本発明の軟質熱可塑性樹脂組成物(II)に、本発明の目的を損なわない範囲で塩化ビニル、ポリエチレン、ポリプロピレン等のポリオレフィン、ナイロン6、ナイロン66等のポリアミド、各種エラストマー類を加えて成形用樹脂としての性能を改良することができる。また、必要に応じてヒンダードフェノール系、含硫黄有機化合物系、含リン有機化合物系等の酸化防止剤、フェノール系、アクリレート系等の熱安定剤、モノステアリルアシッドホスフェ−トとジステアリルアシッドホスフェ−トの混合物等のエステル交換抑制剤、ベンゾトリアゾール系、ベンゾフェノン系、サリシレート系等の紫外線吸収剤、有機ニッケル系、ヒンダードアミン系等の光安定剤等の各種安定剤、高級脂肪酸の金属塩類、高級脂肪酸アミド類等の滑剤、フタル酸エステル類、リン酸エステル類等の可塑剤、ポリブロモジフェニルエーテル、テトラブロモビスフェノール−A、臭素化エポキシオリゴマー、臭素化ポリカーボネートオリゴマー等の含ハロゲン系化合物、リン系化合物、三酸化アンチモン等の難燃剤・難燃助剤、カーボンブラック、顔料および染料等を添加することもできる。
本発明の硬質熱可塑性スチレン系樹脂(I)と軟質熱可塑性樹脂組成物(II)は熱融着することが可能である。硬質熱可塑性スチレン系樹脂(I)は特に制限はないが、軟質熱可塑性樹脂組成物(II)中の芳香族ビニル含有率に対する硬質熱可塑性スチレン系樹脂(I)中に(共)重合されている芳香族ビニル含有率の割合が0.75を超え8.0未満であることが好ましい。より好ましくは0.9〜6.0であり、さらに好ましくは1.2〜5.0である。
熱融着の方法としては、特に制限はなく、射出成形、押出成形、インサート成形、トランスファー成形、ブロー成形、カレンダ成形、圧縮成形など熱的に融着する条件が設定されているものであれば、いずれでもかまわない。
本発明の軟質熱可塑性樹脂組成物(II)の製造方法に関しては、バンバリーミキサー、ロール、および単軸または多軸押出機で溶融混練するなど種々の方法を採用することができる。
本発明の軟質熱可塑性樹脂組成物(II)を成形してなる成形品は電気・電子部品、自動車部品、機械機構部品、OA機器、または家電機器のハウジング部品、一般雑貨、住設建材などに使用可能である。
本発明をさらに具体的に説明するため、以下に実施例および比較例を挙げて説明するが、これら実施例は本発明を制限するものではない。なお、ここで特にことわりのない限り「%」は重量%、「部」は重量部を表す。また、重量平均ゴム粒子径については下記(1)に、グラフト率については下記(2)に、本発明品の特性については、下記(3)〜(6)試験法に準拠し評価した。
(1)重量平均ゴム粒子径
「Rubber Age Vol.88 p.484〜490(1960)by E.Schmidt,P.H.Biddison」記載のアルギン酸ナトリウム法、すなわちアルギン酸ナトリウムの濃度によりクリーム化するポリブタジエン粒子径が異なることを利用して、クリーム化した重量割合とアルギン酸ナトリウム濃度の累積重量分率より累積重量分率50%の粒子径を求めた。
(2)グラフト率
グラフト共重合体所定量(m)にアセトンを加え、3時間還流し、この溶液を8800r.p.m.(10000G)で40分間遠心分離後、不溶分を濾過し、この不溶分を60℃で5時間減圧乾燥し、重量(n)を測定した。グラフト率は下記式より算出した。ここでLはグラフト共重合体のゴム含有量である。
グラフト率(%)={[(n)−(m)×L]/[(m)×L]}×100。
(3)熱融着性
80℃で4時間乾燥した硬質熱可塑性スチレン系樹脂(I)ペレットを東芝機械(株)IS−50A射出成形機に投入し、射出成形が好適となる成形温度で50mm(幅)×60mm(長さ)×2.5mm(厚さ)の試験プレートを作成した。一方、軟質熱可塑性樹脂組成物(II)を同様に射出成形にて240℃の温度で50mm(幅)×60mm(長さ)×2.5mm(厚さ)の試験プレートを作成する。硬質熱可塑性スチレン系樹脂(I)の試験プレートの上に軟質熱可塑性樹脂組成物(II)の試験プレートを重ねてアルミ薄間に挟み、上型ヒーター、下型ヒーターそれぞれ230℃の温度で0.0034MPaの圧力にて1分間プレスする。その後プレスしたサンプルプレートを取り出して常温で1時間冷却し、硬質熱可塑性スチレン系樹脂(I)と軟質熱可塑性樹脂組成物(II)の層間の熱融着性を下記判定基準に従って評価した。
熱融着性判定基準: ◎ = 基材破壊する程強固に密着
○ = 強固に密着(重剥離)
△ = 密着(軽剥離)
× = 密着なし。
(4)デューロメーターA硬度
80℃で4時間乾燥した軟質熱可塑性樹脂組成物(II)ペレットを東芝機械(株)IS−50A射出成形機に投入し、240℃の温度条件で50mm(幅)×60mm(長さ)×2.5mm(厚さ)の試験プレートを作成する。該試験プレートを2枚に重ねてJIS−K 7215 デューロメータ硬さの試験方法:タイプA硬度の測定法に準じて評価した。
(5)臭気判定
80℃で4時間乾燥した軟質熱可塑性樹脂組成物(II)ペレットを東芝機械(株)IS−50A射出成形機に投入し、240℃の成形温度で50mm(幅)×60mm(長さ)×2.5mm(厚さ)の試験プレートを5枚作成した。成形1時間後に該試験プレート5枚を重ねてポリ袋(120mm×200mm×0.05mm)に入れ、開放口を硬く結んで封をし、23℃×55%雰囲気中に24時間放置した。その後、ランダムに選定した5人がポリ袋を開放して臭いを嗅ぎ、下記判定基準に従い臭いを判定した。このとき、意見が分れた場合は多数意見を判定結果とした。
臭気判定基準 : ◎ = 無臭
○ = 微臭
△ = 臭気あり
× = 悪臭あり。
(6)軟質熱可塑性樹脂組成物の成形性
軟質熱可塑性樹脂組成物(II)ペレットを東芝機械(株)IS−50A射出成形機にて試験プレートを作成する際、下記判定基準に従い成形性を評価した。
成形性判定基準 : ○ = 良好
△ = アウトガス多、金型への貼り付き強、樹脂焼け等が発生
× = 成型困難。
参考例1 ゴム質含有グラフト共重合体(A1)の製造
窒素置換した反応器に純水120部、ブドウ糖0.5部、ピロリン酸ナトリウム0.5部、硫酸第一鉄0.005部および表1に示した所定量のポリブタジエンラテックスを仕込み、撹拌しながら反応器内の温度を65℃に昇温した。内温が65℃に達した時点を重合開始として表1に示した所定量のモノマおよび連鎖移動剤t−ドデシルメルカプタン混合物(0.25部)を5時間掛けて連続添加した。同時に並行して、重合開始剤クメンハイドロパーオキサイド(0.2部)およびオレイン酸カリウムからなる水溶液を7時間かけて連続添加し、反応を完結させた。得られたラテックスに、2,2’−メチレンビス(4−メチル−6−t−ブチルフェノール)をラテックス固形分100重量部に対して1重量部添加し、続いて、このラテックスを硫酸で凝固後、水酸化ナトリウムにて中和し、洗浄濾過後、乾燥させてパウダー状のゴム質含有グラフト共重合体(A1)を得た。このゴム質含有グラフト共重合体(A1)の芳香族ビニルの含有率は35%であり、グラフト率は44%であった。
参考例2〜6 ゴム質含有グラフト共重合体(A2)〜(A6)の製造
組成比を表1に示す組成に変更し、参考例1のゴム質含有グラフト共重合体(A1)の製造と同様の方法で、ゴム質含有グラフト共重合体(A2)〜(A6)を得た。これらのうち、ゴム質含有グラフト共重合体(A5)は、ゴム質重合体(a1)の含有量が本発明の範囲外であり、比較例用のものである。
Figure 2007056140
参考例7 スチレン−共役ジエン共重合体および/またはその水素添加物(B1)
スチレン−共役ジエン共重合体および/またはその水素添加物(B1)として、(株)クラレ製“セプトン”2063を使用した。B1のデューロメーターA硬度は36°であり、B1中の芳香族ビニルの含有率は13%であった。
参考例8 スチレン−共役ジエン共重合体および/またはその水素添加物(B2)
スチレン−共役ジエン共重合体および/またはその水素添加物(B2)として、(株)クラレ製“セプトン”4055に出光石油化学(株)社製パラフィンオイルPW−380を200wt%油展したものを使用した。B2のデューロメーターA硬度は18°であり、B2中の芳香族ビニルの含有率は10%であった。
参考例9 スチレン−共役ジエン共重合体および/またはその水素添加物(B3)
スチレン−共役ジエン共重合体および/またはその水素添加物(B3)として、(株)クラレ製“セプトン”2104を使用した。B3のデューロメーターA硬度は98°であり、B3芳香族ビニルの含有率は65%であった。
参考例10、11 無機系化合物(C1)、(C2)
無機系化合物(C1)として、日本タルク(株)製 P3−RC81を使用した。また、無機系化合物(C2)として、GE東芝シリコーン(株)製 トスパール120(シリコーン微粒子)を使用した。
実施例1 軟質熱可塑性樹脂組成物(II−1)の製造
ゴム質含有グラフト共重合体(A1)パウダー40部、スチレン−共役ジエン共重合体および/またはその水素添加物(B1)を60部、更に無機系化合物(C1)を10部(外部)と表2に示す添加剤、および臭気対策として30部(外部)の水を加えブレンダーで1分間攪拌し、該混合物を30mmφスクリュー2軸押出機(池貝鉄工社製、PCM−30)に投入し、240℃の温度で芳香族ビニル系単量体の残存量を低減化するためにシリンダ内をベントにて−0.07MPa以下に減圧、脱気しながら溶融混練した。このときの条件は、主モータートルクの回転数は250rpm、主モータートルクは40〜50%であった。ダイノズルから吐出した溶融樹脂は水槽を介してカッターに引き取ってカッティングし、軟質熱可塑性樹脂組成物(II−1)ペレットを得た。この軟質熱可塑性樹脂組成物(II−1)ペレット中の芳香族ビニルの含有率は21.8%であり、芳香族ビニル系単量体の残存量は51ppmであった。
実施例2、3 軟質熱可塑性樹脂組成物(II−2)、(II−3)の製造
組成比を表2に示す組成に変更して、実施例1と同様にして、軟質熱可塑性樹脂組成物(II−2)、(II−3)を製造した。これら軟質熱可塑性樹脂組成物(II−2)、(II−3)中の芳香族ビニルの含有率、芳香族ビニル系単量体の残存量は、表2に示すとおりであった。
比較例1〜5 軟質熱可塑性樹脂組成物(II−4)〜(II−8)の製造
組成比を表2に示す組成に変更して、実施例1と同様にして、比較例用の軟質熱可塑性樹脂組成物(II−4)〜(II−8)を製造した。但し、比較例2、比較例3、比較例5は、臭気対策として水を加えず、さらに減圧、脱気乾燥を行わず、それ以外は実施例1と同様に臭気対策として30部(外部)の水を加え、シリンダ内をベントにて−0.07MPa以下に減圧、脱気しながら溶融混練した。また、比較例1〜5の製造においては、実施例1同様、押出機の主モータートルクを40〜50%の範囲となるように条件を調整した。
参考例12 軟質熱可塑性樹脂組成物(II−9)
比較例用の軟質熱可塑性樹脂組成物(II−9)として、オレフィンエラストマー:アドバンスト・エラストマー・システムズ社製サントプレーン201−73を使用した。II−9中の芳香族ビニルの含有率は0.01%未満であった
実施例1〜3で得られた軟質熱可塑性樹脂組成物(II−1)〜(II−3)、および参考例1〜5で得られた軟質熱可塑性樹脂組成物(II−4)〜(II−8)について、デューロメーターA硬さ、臭気、成形加工性を評価した結果を表2に示した。
Figure 2007056140
参考例13 硬質熱可塑性スチレン系樹脂(I−1)の製造
ゴム質グラフト重合体(A1)パウダー30部と変性ビニル共重合体(スチレン70部、アクリロニトリル30部を塊状重合して作成したペレット状の共重合体)70部を混合して池貝鉄工社製、PCM−30(ベント付き、30mm2軸押出機)にて230℃の温度でペレタイズを行い、ペレット状の硬質熱可塑性スチレン系樹脂を作成した。この硬質熱可塑性スチレン系樹脂中に重合されている芳香族ビニルの含有率は59.5%であった。
参考例14 硬質熱可塑性スチレン系樹脂(I−2)
硬質熱可塑性スチレン系樹脂(I−2)として、三井化学(株)製 “三井ポリプロ”J136を使用した。この材料中に重合されている芳香族ビニルの含有率は0.001%以下であった。
参考例15 硬質熱可塑性スチレン系樹脂(I−3)
硬質熱可塑性スチレン系樹脂(I−3)として、出光石油化学(株)製 “ザレック”S100を使用した。この材料中に重合されている芳香族ビニルの含有率は99.95%以上であった。
実施例4〜7 軟質熱可塑性樹脂組成物(II)と硬質熱可塑性スチレン系樹脂(I)との熱融着性の評価
以上の実施例1〜3で製造した軟質熱可塑性樹脂組成物(II−1)〜(II−3)と、参考例13、15で用意した硬質熱可塑性スチレン系樹脂(I−1)、(I−3)を用いて、前記(3)の方法に従って熱融着性の評価を行った。
比較例6〜8 軟質熱可塑性樹脂組成物(II)と硬質熱可塑性スチレン系樹脂(I)との熱融着性の評価
実施例1、比較例3、参考例12で用意した軟質熱可塑性樹脂組成物(II−1)、(II−6)、(II−9)と、参考例13、14で用意した硬質熱可塑性スチレン系樹脂(I−1)、(I−2)を用いて、前記(3)の方法に従って熱融着性の評価を行った。
以上の実施例4〜7、比較例6〜8で行った、硬質熱可塑性スチレン系樹脂(I)と軟質熱可塑性樹脂組成物(II)の組み合わせとそれらの熱融着性の評価結果を、表3に示した。
Figure 2007056140
実施例1〜3により、本発明の軟質熱可塑性樹脂組成物は、柔軟性(デューロメーターA硬度)、成形品の臭気、成形加工性が優れていることが判った。
しかし、比較例1、比較例3は、使用したスチレン−共役ジエン共重合体および/またはその水素添加物の硬度が本発明の範囲外であるため、比較例1は特に成形加工時の型離性が悪く、比較例3は材料が硬くなりゴム質感が得られなかった。比較例2はゴム質重合体(a1)の使用量が本発明の範囲外であるため、材料が硬くなり、デューロメータA硬度が上昇してゴム質感が得られなかった。比較例2、比較例3、比較例5は臭気対策として水を加えずに、さらに溶融混練時に減圧、脱気乾燥をしておらず、芳香族ビニル系単量体の残存量が200ppmを超えたために残臭気の不具合があった。
硬質熱可塑性スチレン系樹脂(I)と本発明の軟質熱可塑性樹脂組成物(II)を熱融着してなる本発明の成型品は、実施例4〜7の結果から、その熱融着性が優れていることが判った
しかし、比較例6〜8では、軟質熱可塑性樹脂組成物中の芳香族ビニル含有率に対する硬質熱可塑性スチレン系樹脂中に重合されている芳香族ビニル含有率の割合が本発明の範囲外であるため、良好な熱融着性が得られなかった。

Claims (7)

  1. ゴム質重合体(a1)の存在下に芳香族ビニル系単量体(イ)を含むビニル系単量体混合物(a2)をグラフト重合してなり、ゴム質重合体(a1)を40〜80重量%含有するゴム質含有グラフト共重合体(A)20〜70重量部、デューロメーターA硬度が20〜80°であるスチレン−共役ジエン共重合体および/またはその水素添加物(B)30〜80重量部からなることを特徴とする軟質熱可塑性樹脂組成物(II)。
  2. スチレン−共役ジエン共重合体および/またはその水素添加物(B)がスチレン−イソプレンブロック共重合体および/またはその水素添加物である請求項1記載の軟質熱可塑性樹脂組成物(II)。
  3. ビニル系単量体混合物(a2)が芳香族ビニル系単量体(イ)10〜99重量%、シアン化ビニル系単量体(ロ)1〜90重量%、およびこれらと共重合可能な他の単量体(ハ)を含む少なくとも1種以上の単量体からなる請求項1、2記載の軟質熱可塑性樹脂組成物(II)。
  4. 芳香族ビニル系単量体の残存量が200ppm以下であることを特徴とする請求項1、2、3記載の軟質熱可塑性樹脂組成物(II)。
  5. 無機系化合物(C)0.5〜30重量部含有する請求項1〜4記載の軟質熱可塑性樹脂組成物(II)。
  6. 無機系化合物(C)が酸化チタン、タルク、マイカ、炭酸カルシウムから選ばれる1種以上である請求項5記載の軟質熱可塑性樹脂組成物(II)。
  7. 硬質熱可塑性スチレン系樹脂(I)と請求項1〜6記載の軟質熱可塑性樹脂組成物(II)を熱融着してなる成形品であって、軟質熱可塑性樹脂組成物(II)中の芳香族ビニル含有率に対する硬質熱可塑性スチレン系樹脂(I)中に(共)重合されている芳香族ビニル含有率の割合が0.75を超え8.0未満である成形品。
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