JP2007043086A - Icタグ、icタグの製造方法、およびicタグの製造装置、並びに、インターポーザ、インターポーザの製造方法、およびインターポーザの製造装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】ICタグの製造方法は、アンテナ基材20上にUV硬化性接着剤36を供給する工程と、アンテナ基材上にUV硬化性接着剤を介しICチップ16を配置する工程と、UV光を照射してUV硬化性接着剤を硬化させる工程と、を備えている。アンテナ基材は、基材21と、基材上に熱可塑性接着剤32を介して接着された導電体24と、を有する。ICチップの接続電極16aが導電体と向かい合うようにして、ICチップがアンテナ基材上に配置される。
【選択図】図5
Description
まず、図1乃至図10を用い、本発明によるICタグ、ICタグの製造方法、およびICタグの製造装置の一実施の形態について説明する。
このうち、まず、図1乃至図4を主に用い、ICタグについて説明する。ここで、図1はICタグを示す斜視図であり、図2は図1のII−II線に沿った断面図であり、図3は図1のIII−III線に沿った断面図であり、図4はICタグの変形例を示す斜視図である。
次に、図5乃至図10を主に用い、ICタグの製造方法およびICタグの製造装置40について説明する。ここで、図5はICタグの製造方法およびICタグの製造装置40を示す概略図であり、図6はアンテナ基材20の製造方法およびアンテナ基材の製造装置80を示す概略図であり、図7はアンテナ基材シート18を示す斜視図であり、図8はICチップ16の接続方法を説明する図であり、図9および図10はUV光の照射方法を説明する図である。
図5に示すように、ICタグの製造方法は、基材21と基材21上に熱可塑性接着剤32を介して接着された導電体24とを有するアンテナ基材20を準備する工程と、アンテナ基材20上にUV硬化性接着剤36を供給する工程と、ICチップ16の接続電極16aが導電体24の接続端子25と向かい合うようにして、アンテナ基材20上にUV硬化性接着剤36を介しICチップ16を配置する工程と、アンテナ基材20上に配置されたICチップ16を導電体24に向けて押圧しながら、ICチップ16に超音波振動を付与する工程と、UV光を照射してUV硬化性接着剤36を硬化させる工程と、を備えている。また、本実施の形態によれば、ICタグの製造方法は、UV光を照射する工程の前に、アンテナ基材20上に配置されたICチップ16周囲(側方)およびICチップ16上に、ICチップ16を取り囲むようにして、UV硬化性接着剤36を再度供給する工程を、さらに備えている。また、本実施の形態において、最初のUV硬化性接着剤36を供給する工程において、少量のUV硬化性接着剤36が供給され、これにより、超音波振動を付与する工程においてICチップ16が押圧されながら超音波振動を付与されている際、ICチップ16の側方に隣接したUV硬化性接着剤36の厚みがICチップ16の厚みより薄くなるようになっている(図5)。
図5に示されているように、本実施の形態においては、所謂枚葉状のアンテナ基材20ではなく、1枚のシート状からなる基材21上に複数のアンテナが形成されたアンテナ基材シート18(図7)が、アンテナ基材20として用意されている。図5に示すように、アンテナ基材を供給する手段42はアンテナ基材シート18を巻き取る巻取コア44を有しており、巻取コア44が回転してアンテナ基材20が供給されていく。
図5に示すように、アンテナ基材を供給する手段42の下流側に第1UV硬化性接着剤供給手段46が設けられている。また、第1UV硬化性接着剤供給手段46の下流側に配置手段50が設けられている。
図5に示すように、配置手段50の下流側に、押圧手段54および超音波振動付与手段58が設けられている。図5および図8に示すように、本実施の形態において、押圧手段54は、アンテナ基材20を下方から支持する支持部材57と、アンテナ基材20を挟んで支持部材57に対向して配置され、支持部材57に向けて進退自在な押圧部材56と、を有している。また、超音波振動付与手段58は、押圧手段54の押圧部材56に連結された超音波ホーン60を有している。
次に、UV硬化性接着剤36を再供給する工程、およびUV硬化性接着剤36を硬化する工程について説明する。
以上のように本実施の形態によれば、ICチップ16をアンテナ基材20上に固定する接着剤としてUV硬化性接着剤36を用いている。したがって、UV光照射装置71,76を用いて、加熱することなく短時間で硬化させ、ICチップ16をアンテナ基材20上に固定することができる。このため、アンテナ22として機能する導電体24を基材21へ接着するために熱可塑性接着剤32が用いられたとしても、UV硬化性接着剤36を硬化させる際に、この熱可塑性接着剤32が軟化してしまうことを防止することができ、これにより、ICチップ16とアンテナ22との間の電気的に接続状態に悪影響を及ぼすことはない。したがって、ICチップ16をアンテナ22へ短時間で強固に固定し、高品質のICタグを効率的かつ安価に製造することができる。
上述した実施の形態に関し、本発明の要旨の範囲内で種々の変更が可能である。以下、変形例の一例について説明する。
図5および図8に示すように、上述した実施の形態においては、押圧手段54がICチップ16を1個ずつアンテナ基材20に向けて押圧するようにした例を示したが、これに限られず、押圧手段54が一度に複数個のICチップ16をアンテナ基材20に向けて押圧し、一度に複数個のICチップ16がアンテナ基材20に電気的に接続されるようにしてもよい。同様に、図5、図9および図10に示すように、上述した実施の形態においては、ICチップ固定用の接着剤36にUV光を照射してICチップ16をアンテナ基材20に固定する硬化手段70が、ICチップ16を1個ずつアンテナ基材20に固定していくようにした例を示したが、これに限られず、硬化手段70が一度に複数箇所のUV硬化性接着剤36にUV光を照射し、一度に複数個のICチップ16がアンテナ基材20に固定されるようにしてもよい。
また、図5に示すように、上述した実施の形態においては、押圧手段54が配置手段50の下流側に配置されている例を示したが、これに限られず、配置手段50と押圧手段54とが同一の手段から構成されるようにしてもよい。例えば、配置手段50の吸着ノズル52がICチップ16を吸着保持してアンテナ基材20上に配置するとともに、そのままICチップ16をアンテナ基材20に向けて押圧するようにしてもよい。この場合、超音波振動付与手段58の超音波ホーン60が吸着ノズル52に連結されるようにしてもよい。
さらに、上述した実施の形態においては、アンテナ基材シート18(図7)がアンテナ基材20としてICタグの製造装置40に供給され、ICタグ10が製造されていく例を示したが、これに限られない。枚葉状のアンテナ基材20に各工程の処理を施し、枚葉状のICタグ10を製造するようにしてもよい。
さらに、上述した実施の形態においては、図5に示すように、ICタグの製造装置40が第1UV硬化性接着剤供給手段46および第2UV硬化性接着剤供給手段62を備え、第1UV硬化性接着剤供給手段46と第2UV硬化性接着剤供給手段62とが完全に別体からなる例を示したが、これに限られない。第1UV硬化性接着剤供給手段46と第2UV硬化性接着剤供給手段62とが、同一手段から構成され移動自在としてもよいし、あるいは、UV硬化性接着剤36を貯蔵するタンク等の一部分を共用するようにしてもよい。
さらに、上述した実施の形態においては、ICタグの製造装置40が第1UV硬化性接着剤供給手段46を備え、この第1UV硬化性接着剤供給手段46によって、ICチップ16をアンテナ基材20上に仮固定するためのUV硬化性接着剤36が供給される例を示したが、これに限られない。第1UV硬化性接着剤供給手段46がICチップ16上にUV硬化性接着剤36を供給するようにしてもよい。
さらには、アンテナ基材20上にICチップ16が安定して配置され得る場合には、ICタグの製造装置40から第1UV硬化性接着剤供給手段46を省くとともに、UV硬化性接着剤36を塗布する工程を省略することもできる。この場合、ICタグの製造装置40は、ICチップ16の接続電極16aが、基材21と基材21上に熱可塑性接着剤32を介して接着された導電体24とを有するアンテナ基材20の導電体24と向かい合うようにして、アンテナ基材20上にICチップ16を配置する配置手段50と、アンテナ基材20上に配置されたICチップ16を導電体24に向けて押圧する押圧手段56と、押圧手段56に連結され押圧手段56に超音波振動を付与する超音波振動付与手段58と、アンテナ基材20上に配置されたICチップ16周囲およびICチップ16上に、ICチップ16を取り囲むようにして、UV硬化性接着剤36を供給する第2接着剤供給手段62と、UV光を照射してUV硬化性接着剤36を硬化させる硬化手段70と、を備え、ICタグの製造方法は、ICチップ16の接続電極16aが、基材21と基材21上に熱可塑性接着剤32を介して接着された導電体24とを有するアンテナ基材16の導電体24と向かい合うようにして、アンテナ基材20上にICチップ16を配置する工程と、アンテナ基材20上に配置されたICチップ16を導電体24に向けて押圧しながら、ICチップ16に超音波振動を付与する工程と、アンテナ基材20上に配置されたICチップ16周囲およびICチップ16上に、ICチップ16を取り囲むようにして、UV硬化性接着剤32を供給する工程と、UV光を照射してUV硬化性接着剤36を硬化させる工程と、を備えるようになる。
さらに、上述した実施の形態において、ICタグの製造装置40が第2UV硬化性接着剤供給手段62を備え、この第2UV硬化性接着剤供給手段62によって、アンテナ基材20上に配置されたICチップ16の周囲およびICチップ16の上方に、ICチップ16を取り囲むようにしてUV硬化性接着剤36を供給する例を示したが、これに限られない。製造されるべきICタグ10に求められている品質等に応じ、ICタグの製造装置40から第2UV硬化性接着剤供給手段62を省略し、第2UV硬化性接着剤供給手段62によりUV硬化性接着剤の供給工程を省略することもできる。このように変形した一例を、図11および図12に示す。なお、図11および図12に示す変形例は、図1乃至図10に示す上述の実施の形態と、第2UV硬化性接着剤供給手段62によるUV硬化性接着剤36を供給する工程が省かれている点、および、硬化手段70の構成が異なる点において相違し、その他は略同一である。図11および図12において、上述した実施の形態またはいずれかの変形例と同一部分には同一符号を付し、重複する詳細な説明は省略する。
また、製造されるべきICタグ10に求められている品質等に応じ、変形例7として図11に示すICタグの製造装置40から押圧手段54および超音波振動付与手段58をさらに省き、これに対応し、図11に示すICタグの製造方法から、ICチップ16を導電体24に向けて押圧しながら、ICチップ16に超音波振動を付与する工程を省略するようにしてもよい。このように変形した一例を、図13に示す。なお、図13に示す変形例は、図11および図12に示す変形例7と、超音波振動を付与する工程が省かれている点において相違し、その他は略同一である。図13において、上述した実施の形態またはいずれかの変形例と同一部分には同一符号を付し、重複する詳細な説明は省略する。
さらに、上述した変形例7および変形例8において、硬化手段70の押圧部材90は、配置手段50の吸着ノズル52と別体である例を示したが、これに限られない。図12に二点鎖線で示すように、ヘッド部材91の端面91aのうちICチップ16と対面する部分において一端が開放される孔94が、押圧部材90のヘッド部材91および軸部材92に形成され、配置手段50がこの孔94に連通する吸引機構53を有するようにしてもよい。このような例においては、押圧部材90の端面91aにICチップ16を吸着保持してアンテナ基材20上に配置するとともに、押圧部材90によってICチップ16をアンテナ基材20の導電体24に向けて押圧しながら、ICチップ16と導電体24との間に介在するUV硬化性接着剤36を硬化させることができる。すなわち、本例において、配置手段50と硬化手段70とが、一部同一の構成要素によって構成されるようになる。このため、ICタグの製造装置40を小型化および簡略化することができる。
さらに、上述した変形例7において、硬化手段70の押圧部材90は、押圧手段54の押圧手段と別体である例を示したが、これに限られない。図12に二点鎖線で示すように、硬化手段70の押圧部材90に超音波振動付与手段58を連結してもよい。この場合、押部材90によりICチップ16を導電体24に向けて押圧しながら、超音波振動付与手段58の超音波ホーン60によりICチップ16に超音波を付与し、その後、押部材90によりICチップ16を導電体24に向けて押圧しながら、超音波振動付与手段58が停止した状態で、ICチップ16と導電体24との間に介在するUV硬化性接着剤36を硬化させることができる。すなわち、本例において、硬化手段70の押圧部材90が、上述した押圧手段54の押圧部材56として機能するようになっており、この結果、別途の押圧手段54を省略することができる。このため、ICタグの製造装置40を小型化および簡略化することができる。
さらに、上述した変形例7乃至変形例10において、硬化手段70の押圧部材90に上側UV光照射装置71のUV光案内部材73およびUV光照射部材72が取り付けられている例を示したが、これに限られない。当然に、硬化手段70の押圧部材90および上側UV光照射装置71の構成を適宜変更することができる。例えば、図14に示すように、硬化手段70の押圧部材90および上側UV光照射装置71を構成することができる。図14に示す例において、上側UV光照射装置71および下側UV光照射装置76は、図1乃至図10に示す上述した実施の形態の上側UV光照射装置71および下側UV光照射装置76と同一構成となっている。また、受け部材94は、上述した変形例7乃至変形例10の受け部材94と同一構成となっている。
次に、主に図15乃至図19を用い、本発明によるインターポーザ、インターポーザの製造方法、およびインターポーザの製造装置の一実施の形態について説明する。
12 インターポーザ
14 積層体
16 ICチップ
16a 接続電極
20 アンテナ基材
20a 導電体基材
21 基材
21a 基材
22 アンテナ
22a 拡大電極
24 導電体
24a 拡大電極用導電体
25 接続端子
31 シート状導電体
32 熱可塑性接着剤
36 UV硬化性接着剤
40 ICタグの製造装置
40a インターポーザの製造装置
46 接着剤供給手段(第1UV硬化性接着剤供給手段)
50 配置手段
54 押圧手段
58 超音波振動付与手段
62 接着剤供給手段(第2UV硬化性接着剤供給手段)
70 硬化手段
84 加熱打抜手段
90 押圧部材
Claims (44)
- アンテナを形成する導電体に接続電極を有するICチップを電気的に接続させてなるICタグの製造方法において、
基材と前記基材上に熱可塑性接着剤を介して接着された前記導電体とを有するアンテナ基材上または前記ICチップ上に、UV硬化性接着剤を供給する工程と、
前記ICチップの前記接続電極が前記導電体と向かい合うようにして、前記アンテナ基材上に前記UV硬化性接着剤を介し前記ICチップを配置する工程と、
UV光を照射して前記UV硬化性接着剤を硬化させる工程と、を備えたことを特徴とするICタグの製造方法。 - 基材と熱可塑性接着剤を介して基材上に配置されたシート状導電体とを有する積層体の前記シート状導電体を、所望のパターンで打ち抜くと同時に前記所望のパターンで加熱し、所望のパターンの導電体が熱可塑性接着剤を介して基材に接着されたアンテナ基材を製造する工程を、さらに備えたことを特徴とする請求項1に記載のICタグの製造方法。
- 前記UV光を照射する工程の前に、前記アンテナ基材上に配置された前記ICチップを前記導電体に向けて押圧しながら、前記ICチップに超音波振動を付与する工程を、さらに備えたことを特徴とする請求項1または2に記載のICタグの製造方法。
- 前記UV硬化性接着剤を供給する工程において、少量のUV硬化性接着剤が供給され、これにより、前記超音波振動を付与する工程において前記ICチップが押圧されながら超音波振動を付与されている際、前記ICチップ周囲のUV硬化性接着剤の厚みが前記ICチップの厚みより薄くなることを特徴とする請求項3に記載のICタグの製造方法。
- 前記UV光を照射する工程の前に、前記アンテナ基材上に配置された前記ICチップ周囲および前記ICチップ上に、前記ICチップを取り囲むようにして、UV硬化性接着剤を供給する工程を、さらに備えたことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか一項に記載のICタグの製造方法。
- 前記UV光を照射する工程において、前記アンテナ基材上に配置された前記ICチップを前記導電体に向けて押圧しながら、前記UV硬化性接着剤にUV光を照射することを特徴とする請求項1乃至3のいずれ一項に記載のICタグの製造方法。
- 前記UV硬化性接着剤を供給する工程において、少量のUV硬化性接着剤が供給され、これにより、前記UV光を照射する工程において前記ICチップが押圧されながら前記UV硬化性接着剤にUV光が照射されている際、前記ICチップ周囲のUV硬化性接着剤の厚みが前記ICチップの厚みより薄くなることを特徴とする請求項6に記載のICタグの製造方法。
- アンテナを形成する導電体に接続電極を有するICチップを電気的に接続させてなるICタグの製造方法において、
前記ICチップの前記接続電極が、基材と前記基材上に熱可塑性接着剤を介して接着された前記導電体とを有するアンテナ基材の前記導電体と向かい合うようにして、前記アンテナ基材上に前記ICチップを配置する工程と、
前記アンテナ基材上に配置された前記ICチップを前記導電体に向けて押圧しながら、前記ICチップに超音波振動を付与する工程と、
前記アンテナ基材上に配置された前記ICチップ周囲および前記ICチップ上に、前記ICチップを取り囲むようにして、UV硬化性接着剤を供給する工程と、
UV光を照射して前記UV硬化性接着剤を硬化させる工程と、を備えたことを特徴とするICタグの製造方法。 - アンテナを形成する導電体に接続電極を有するICチップを電気的に接続させてなるICタグの製造装置において、
基材と前記基材上に熱可塑性接着剤を介して接着された前記導電体とを有するアンテナ基材上または前記ICチップ上に、UV硬化性接着剤を供給する接着剤供給手段と、
前記ICチップの前記接続電極が前記導電体と向かい合うようにして、前記アンテナ基材上に前記UV硬化性接着剤を介し前記ICチップを配置する配置手段と、
UV光を照射して前記UV硬化性接着剤を硬化させる硬化手段と、を備えたことを特徴とするICタグの製造装置。 - 基材と熱可塑性接着剤を介して前記基材上に配置されたシート状導電体とを有した積層体の前記シート状導電体を、所望のパターンで打ち抜くと同時に前記所望のパターンで加熱することによって、前記所望のパターンの前記導電体が前記熱可塑性接着剤を介して前記基材に接着された前記アンテナ基材を製造する加熱打抜手段を、さらに備えたことを特徴とする請求項9に記載のICタグの製造装置。
- 前記アンテナ基材上に配置された前記ICチップを前記導電体に向けて押圧する押圧手段と、
前記押圧手段に連結され前記押圧手段に超音波振動を付与する超音波振動付与手段と、をさらに備えたことを特徴とする請求項9または10に記載のICタグの製造装置。 - 前記アンテナ基材上に配置された前記ICチップ周囲および前記ICチップ上に、前記ICチップを取り囲むようにして、UV硬化性接着剤を供給する第2の接着剤供給手段を、さらに備えたことを特徴とする請求項9乃至11のいずれか一項に記載のICタグの製造装置。
- 前記硬化手段は、前記アンテナ基材上に配置された前記ICチップに接離自在な押圧部材であって、前記ICチップに当接して当該ICチップを前記導電体に向けて押圧し得る押圧部材を有することを特徴とする請求項9または10に記載のICタグの製造装置。
- アンテナを形成する導電体に接続電極を有するICチップを電気的に接続させてなるICタグの製造装置において、
基材と前記基材上に配置された前記導電体とを有するアンテナ基材上または前記ICチップ上に、UV硬化性接着剤を供給する接着剤供給手段と、
前記ICチップの前記接続電極が前記導電体と向かい合うようにして、前記アンテナ基材上に前記UV硬化性接着剤を介し前記ICチップを配置する配置手段と、
UV光を照射して前記UV硬化性接着剤を硬化させる硬化手段と、を備え、
前記硬化手段は、前記アンテナ基材上に配置された前記ICチップに接離自在な押圧部材であって、前記ICチップに当接して当該ICチップを前記導電体に向けて押圧し得る押圧部材を有することを特徴とするICタグの製造装置。 - 前記硬化手段は、前記ICチップ側からUV硬化性接着剤に向けてUV光を照射するICチップ側UV光照射装置を有し、
前記ICチップ側UV光照射装置は、前記ICチップ周囲からUV硬化性接着剤に向けて照射されるUV光を案内するUV光案内部材であって、前記押圧部材に設けられたUV光案内部材を有することを特徴とする請求項13または14に記載のICタグの製造装置。 - 前記UV光案内部材の少なくとも一部は、前記押圧部材に内蔵されていることを特徴とする請求項15に記載のICタグの製造装置。
- 前記押圧部材の前記ICチップに当接する部分に孔が形成され、
前記配置手段は、前記押圧部材の前記孔に通ずる吸引機構を有することを特徴とする請求項13乃至請求項16のいずれか一項に記載のICタグの製造装置。 - 前記硬化手段の前記押圧部材に連結され、前記押圧部材に超音波振動を付与する超音波振動付与手段をさらに備えたことを特徴とする請求項請求項13乃至17のいずれか一項に記載のICタグの製造装置。
- アンテナを形成する導電体に接続電極を有するICチップを電気的に接続させてなるICタグの製造装置において、
前記ICチップの前記接続電極が、基材と前記基材上に熱可塑性接着剤を介して接着された前記導電体とを有するアンテナ基材の前記導電体と向かい合うようにして、前記アンテナ基材上に前記ICチップを配置する配置手段と、
前記アンテナ基材上に配置された前記ICチップを前記導電体に向けて押圧する押圧手段と、
前記押圧手段に連結され前記押圧手段に超音波振動を付与する超音波振動付与手段と、
前記アンテナ基材上に配置された前記ICチップ周囲および前記ICチップ上に、前記ICチップを取り囲むようにして、UV硬化性接着剤を供給する接着剤供給手段と、
UV光を照射して前記UV硬化性接着剤を硬化させる硬化手段と、を備えたことを特徴とするICタグの製造装置。 - 基材と、前記基材上に熱可塑性接着剤を介して接着されアンテナを形成する導電体と、を有するアンテナ基材と、
接続電極を有するICチップであって、前記接続電極が前記導電体と対面するようにして前記アンテナ基材上に配置されたICチップと、
前記アンテナ基材と前記ICチップとを互いに固定するUV硬化性接着剤と、を備えたことを特徴とするICタグ。 - 前記接続電極と前記導電体とが超音波接合されていることを特徴とする請求項20に記載のICタグ。
- UV硬化性接着剤が前記アンテナ基材上に配置された前記ICチップ周囲および前記ICチップ上に、前記ICチップを取り囲むようにして設けられていることを特徴とする請求項20または21に記載のICタグ。
- 接続電極を有するICチップと、前記接続電極に接続された導電体と、を有し、前記導電体がアンテナに接続されて用いられるICタグ用インターポーザの製造方法において、
基材と前記基材上に熱可塑性接着剤を介して接着された導電体とを有する導電体基材上または前記ICチップ上に、UV硬化性接着剤を供給する工程と、
前記ICチップの前記接続電極が前記導電体と向かい合うようにして、前記導電体基材上に前記UV硬化性接着剤を介し前記ICチップを配置する工程と、
UV光を照射して前記UV硬化性接着剤を硬化させる工程と、を備えたことを特徴とするインターポーザの製造方法。 - 基材と熱可塑性接着剤を介して前記基材上に配置されたシート状導電体とを有する積層体の前記シート状導電体を、所望のパターンで打ち抜くと同時に前記所望のパターンで加熱し、所望のパターンの導電体が熱可塑性接着剤を介して前記基材に接着された導電体基材を製造する工程を、さらに備えたことを特徴とする請求項23に記載のインターポーザの製造方法。
- 前記UV光を照射する工程の前に、前記導電体基材上に配置された前記ICチップを前記導電体に向けて押圧しながら、前記ICチップに超音波振動を付与する工程を、さらに備えたことを特徴とする請求項23または24に記載のインターポーザの製造方法。
- 前記UV硬化性接着剤を供給する工程において、少量のUV硬化性接着剤が供給され、これにより、前記超音波振動を付与する工程において前記ICチップが押圧されながら超音波振動を付与されている際、前記ICチップ周囲のUV硬化性接着剤の厚みが前記ICチップの厚みより薄くなることを特徴とする請求項25に記載のインターポーザの製造方法。
- 前記UV光を照射する工程の前に、前記導電体基材上に配置された前記ICチップ周囲および前記ICチップ上に、前記ICチップを取り囲むようにして、UV硬化性接着剤を供給する工程を、さらに備えたことを特徴とする請求項23乃至26のいずれか一項に記載のインターポーザの製造方法。
- 前記UV光を照射する工程において、前記導電体基材上に配置された前記ICチップを前記導電体に向けて押圧しながら、前記UV硬化性接着剤にUV光を照射することを特徴とする請求項23乃至25のいずれ一項に記載のインターポーザの製造方法。
- 前記UV硬化性接着剤を供給する工程において、少量のUV硬化性接着剤が供給され、これにより、前記UV光を照射する工程において前記ICチップが押圧されながら前記UV硬化性接着剤にUV光が照射されている際、前記ICチップ周囲のUV硬化性接着剤の厚みが前記ICチップの厚みより薄くなることを特徴とする請求項28に記載のインターポーザの製造方法。
- 接続電極を有するICチップと、前記接続電極に接続された導電体と、を有し、前記導電体がアンテナに接続されて用いられるICタグ用インターポーザの製造方法において、
前記ICチップの前記接続電極が、基材と前記基材上に熱可塑性接着剤を介して接着された前記導電体とを有する導電体基材の前記導電体と向かい合うようにして、前記導電体基材上に前記ICチップを配置する工程と、
前記導電体基材上に配置された前記ICチップを前記導電体に向けて押圧しながら、前記ICチップに超音波振動を付与する工程と、
前記導電体基材上に配置された前記ICチップ周囲および前記ICチップ上に、前記ICチップを取り囲むようにして、UV硬化性接着剤を供給する工程と、
UV光を照射して前記UV硬化性接着剤を硬化させる工程と、を備えたことを特徴とするインターポーザの製造方法。 - 接続電極を有するICチップと、前記接続電極に接続された導電体と、を有し、前記導電体がアンテナに接続されて用いられるICタグ用インターポーザの製造装置において、
基材と前記基材上に熱可塑性接着剤を介して接着された前記導電体とを有する導電体基材上または前記ICチップ上に、UV硬化性接着剤を供給する接着剤供給手段と、
前記ICチップの前記接続電極が前記導電体と向かい合うようにして、前記導電体基材上に前記UV硬化性接着剤を介し前記ICチップを配置する配置手段と、
UV光を照射して前記UV硬化性接着剤を硬化させる硬化手段と、を備えたことを特徴とするインターポーザの製造装置。 - 基材と熱可塑性接着剤を介して前記基材上に配置されたシート状導電体とを有した積層体の前記シート状導電体を、所望のパターンで打ち抜くと同時に前記所望のパターンで加熱することによって、前記所望のパターンの前記導電体が前記熱可塑性接着剤を介して前記基材に接着された前記導電体基材を製造する加熱打抜手段を、さらに備えたことを特徴とする請求項31記載のインターポーザの製造装置。
- 前記導電体基材上に配置された前記ICチップを前記導電体に向けて押圧する押圧手段と、
前記押圧手段に連結され前記押圧手段に超音波振動を付与する超音波振動付与手段と、をさらに備えたことを特徴とする請求項31または32に記載のインターポーザの製造装置。 - 前記導電体基材上に配置された前記ICチップ周囲および前記ICチップ上に、前記ICチップを取り囲むようにして、UV硬化性接着剤を供給する第2の接着剤供給手段を、さらに備えたことを特徴とする請求項31乃至33のいずれか一項に記載のインターポーザの製造装置。
- 前記硬化手段は、前記導電体基材上に配置された前記ICチップに接離自在な押圧部材であって、前記ICチップに当接して当該ICチップを前記導電体に向けて押圧し得る押圧部材を有することを特徴とする請求項31または32に記載のインターポーザの製造装置。
- 接続電極を有するICチップと、前記接続電極に接続された導電体と、を有し、前記導電体がアンテナに接続されて用いられるICタグ用インターポーザの製造装置において、
基材と前記基材上に配置された前記導電体とを有する導電体基材上または前記ICチップ上に、UV硬化性接着剤を供給する接着剤供給手段と、
前記ICチップの前記接続電極が前記導電体と向かい合うようにして、前記アンテナ基材上に前記UV硬化性接着剤を介し前記ICチップを配置する配置手段と、
UV光を照射して前記UV硬化性接着剤を硬化させる硬化手段と、を備え、
前記硬化手段は、前記導電体基材上に配置された前記ICチップに接離自在な押圧部材であって、前記ICチップに当接して当該ICチップを前記導電体に向けて押圧し得る押圧部材を有することを特徴とするインターポーザの製造装置。 - 前記硬化手段は、前記ICチップ側からUV硬化性接着剤に向けてUV光を照射するICチップ側UV光照射装置を有し、
前記ICチップ側UV光照射装置は、前記ICチップ周囲からUV硬化性接着剤に向けて照射されるUV光を案内するUV光案内部材であって、前記押圧部材に設けられたUV光案内部材を有することを特徴とする請求項35または36に記載のインターポーザの製造装置。 - 前記UV光案内部材の少なくとも一部は、前記押圧部材に内蔵されていることを特徴とする請求項37に記載のインターポーザの製造装置。
- 前記押圧部材の前記ICチップに当接する部分に孔が形成され、
前記配置手段は、前記押圧部材の前記孔に通ずる吸引機構を有することを特徴とする請求項35乃至請求項38のいずれか一項に記載のインターポーザの製造装置。 - 前記硬化手段の前記押圧部材に連結され、前記押圧部材に超音波振動を付与する超音波振動付与手段をさらに備えたことを特徴とする請求項請求項35乃至39のいずれか一項に記載のインターポーザの製造装置。
- 接続電極を有するICチップと、前記接続電極に接続された導電体と、を有し、前記導電体がアンテナに接続されて用いられるICタグ用インターポーザの製造装置において、
前記ICチップの前記接続電極が、基材と前記基材上に熱可塑性接着剤を介して接着された前記導電体とを有する導電体基材の前記導電体と向かい合うようにして、前記導電体基材上に前記ICチップを配置する配置手段と、
前記導電体基材上に配置された前記ICチップを前記導電体に向けて押圧する押圧手段と、
前記押圧手段に連結され前記押圧手段に超音波振動を付与する超音波振動付与手段と、
前記導電体基材上に配置された前記ICチップ周囲および前記ICチップ上に、前記ICチップを取り囲むようにして、UV硬化性接着剤を供給する接着剤供給手段と、
UV光を照射して前記UV硬化性接着剤を硬化させる硬化手段と、を備えたことを特徴とするインターポーザの製造装置。 - 基材と、前記基材上に熱可塑性接着剤を介して接着された導電体と、を有する導電体基材と、
接続電極を有するICチップであって、前記接続電極が前記導電体と対面するようにして前記導電体基材上に配置されたICチップと、
前記導電体基材と前記ICチップとを互いに固定するUV硬化性接着剤と、を備えたことを特徴とするインターポーザ。 - 前記接続電極と前記導電体とが超音波接合されていることを特徴とする請求項42に記載のインターポーザ。
- UV硬化性接着剤が前記導電体基材上に配置された前記ICチップ周囲および前記ICチップ上に、前記ICチップを取り囲むようにして設けられていることを特徴とする請求項42または43に記載のインターポーザ。
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