JP2007032517A - 可変容量ベーンポンプ - Google Patents

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Abstract

【課題】 内部洩れを抑えられる可変容量ベーンポンプを提供する。
【解決手段】 作動流体の導入によってカムリング31をロータ25に対する偏心量が減少する方向と増大する方向にそれぞれ押圧する第一、第二カム室38、39と、この第一、第二カム室38、39に連通する第一、第二流体圧通路1、2と、この第一、第二流体圧通路1、2から第一、第二カム室38、39に導入される作動流体圧を制御する制御バルブとを備える可変容量ベーンポンプ20において、カムリング31を摺接させるカム室側壁面12aを備え、このカム室側壁面12aの第一、第二カム室38、39を画成する部位に第一、第二流体圧通路1、2をそれぞれ開口させる。
【選択図】 図2

Description

本発明は、車両のパワーステアリングの駆動源等に用いられる可変容量ベーンポンプの改良に関するものである。
従来、この種の可変容量ベーンポンプとして、図5に示すものがある(特許文献1参照)。
これについて説明すると、ベーンポンプは、ボデー21のポンプ収容凹部21aにアダプタリング22が介装され、このアダプタリング22の内側に各ベーン24を取り囲むカムリング31等が揺動可能に介装される。
アダプタリング22とカムリング31の間には第一カム室38と第二カム室39が画成される。第一、第二流体圧通路1、2を介して第一、第二カム室38、39に導入される作動流体圧力差によってカムリング31が揺動し、ポンプ容量が変化する。
アダプタリング22とボデー21の間には第一、第二流体圧通路1、2を囲む各Oリング70が介装される。各Oリング70が第一、第二流体圧通路1、2を密封し、第一、第二流体圧通路1、2からボデー21とアダプタリング22の隙間へと作動流体が洩れ出さないようにしている。
特開2001−65470号公報 特開平8−200239号公報
しかしながら、このような従来の可変容量ベーンポンプにあっては、ボデー21とアダプタリング22の隙間が大きい場合、各Oリング70が第一、第二流体圧通路1、2を密封することが難しく、第一、第二流体圧通路1、2から作動流体がボデー21とアダプタリング22の隙間へと洩れ出すことを十分に抑えられないという問題点があった。
また、ベーンポンプの組立時、ボデー21のポンプ収容凹部底面21cに嵌合されるアダプタリング22に対して各Oリング70を所定位置に介装することが難しく、各掛落の組み付け不良が生じやすい。
また、第一、第二流体圧通路1、2に導かれる流体圧を制御する図示しない制御バルブがカムリング31の外径方向に配置されるため、ボデー21の制御バルブを収装する部位が突出してベーンポンプが大型化するという問題点があった。
本発明は上記の問題点に鑑みてなされたものであり、内部洩れを抑えられる可変容量ベーンポンプを提供することを目的とする。
本発明は、回転するロータから摺動可能に突出する複数のベーンと、各ベーンの先端部を摺接させてポンプ室を画成するカムリングと、作動流体の導入によってカムリングをロータに対する偏心量が減少する方向と増大する方向にそれぞれ押圧する第一、第二カム室と、この第一、第二カム室に連通する第一、第二流体圧通路と、第一、第二流体圧通路から第一、第二カム室に導入される作動流体圧を制御する制御バルブとを備える可変容量ベーンポンプにおいて、カムリングを摺接させるカム室側壁面を備え、このカム室側壁面の第一、第二カム室を画成する部位に第一、第二流体圧通路をそれぞれ開口させたことを特徴とするものとした。
本発明によると、ベーンポンプは、カム室側壁面の第一、第二カム室を画成する部位に第一、第二流体圧通路をそれぞれ開口させたことにより、第一、第二流体圧通路をアダプタリングを貫通して設けることが回避される。このため、第一、第二流体圧通路からアダプタリングまわりの隙間へと作動流体が洩れ出す内部洩れを抑えられ、ポンプ吐出流量が削減されることなく、無駄なエネルギ消費を低減できる。
以下、本発明を車両に搭載されるパワーステアリング装置の流体圧源として設けられるベーンポンプに適用した実施の形態を添付図面に基づいて説明する。
図1に示すように、ベーンポンプ20のケーシングは、ポンプ収容凹部21aを有するボデー21と、このボデー21に結合されてポンプ収容凹部21aを閉塞するカバー11とを備える。ポンプ収容凹部21aの底にサイドプレート12が介装され、ポンプ収容凹部21aの側壁面に沿ってアダプタリング22が介装される。
図2に示すように、ベーンポンプ20のポンプ部は、ボデー21に回転可能に収装されるロータ25と、このロータ25から摺動可能に突出する複数のベーン24と、各ベーン24を取り囲むカムリング31とを主体として構成される。各ベーン24は回転するロータ25に対して放射方向に出入りしながらそれぞれの先端部をカムリング31の内周面に摺接させて各ベーン24間のポンプ室10を拡縮する。
ロータ25の駆動軸26にはエンジンからの回転が図示しないプーリおよびベルト等を介して伝達され、図にて左回り方向に回転する。ロータ25の回転に伴って各ベーン24間で拡がるポンプ室10には吸込ポート13から作動流体(作動油)が吸込まれ、各ベーン24間で収縮するポンプ室10から吐出ポート17に吐出され、ポンプ吐出通路33を介してパワーステアリング装置の流体圧シリンダへと供給される。
ベーンポンプ20は、その吐出流量を変化させる可変容量機構として、カムリング31がピン32を介して揺動可能に支持される。アダプタリング22とカムリング31の間には第一カム室38と第二カム室39が画成され、第一、第二カム室38、39に導入される作動流体圧力差によってカムリング31がピン32を介して揺動し、ポンプ容量(ポンプ押しのけ容積)が変化する。カムリング31は図2の左方向に最大に変位したときにロータ24に対する偏心量が最大になり、逆に図2の右方向に最大に変位したときに同偏心量が最小になる。
アダプタリング22の内周面に開口した溝部にはシール材15が介装され、このシール材15がカムリング31の外周面に摺接することにより第一、第二カム室38、39の間が密封される。
ボデー21にはアダプタリング22を貫通しカムリング31に追従するフィードバックピン47が介装される。このフィードバックピン47とプラグ48の間にはプランジャ49を介してカムスプリング37が介装され、カムリング31はこのカムスプリング37によって偏心量を増大させる方向に付勢される。
プラグ48はプランジャ49を摺動可能に嵌合させるシリンダ部を有し、このシリンダ部に流量検出オリフィス35が開口し、プランジャ49によって流量検出オリフィス35の開口面積がカムリング31の偏心量に応じて変えられる。流量検出オリフィス35の開口面積はカムリング31が図2の左方向に最大に変位したときに最大になり、逆に図2の右方向に最大に変位したときに最小になる。
流量検出オリフィス35は吐出通路33の途中に介装され、この流量検出オリフィス35の前後差圧によって後述する制御バルブ36を作動させ、カムリング31の偏心量を制御する。
第一、第二カム室38、39には流量検出オリフィス35の上流側の作動流体がそれぞれ導入される。第二カム室39はオリフィス59を介して流量検出オリフィス35の上流に連通し、第二カム室39に接続されるドレン通路3の開口面積が制御バルブ36によって変えられることにより、カムリング31の偏心量がメータアウト制御によって調節される。
図3に示すように、制御バルブ36には、第一、第二カム室38、39に連通する第一、第二流体圧通路1、2と、ポンプ吸込領域(タンク側)に連通するドレン通路3とがそれぞれ接続される。
制御バルブ36は、第二流体圧通路2に対してドレン通路3を開閉するスプール52と、このスプール52をドレン通路3を閉塞する方向に付勢するリターンスプリング53と、スプール52の両端に画成される第一、第二スプール室54、55とを備える。
制御バルブ36は、スプール52が流量検出オリフィス35の前後差圧に応動してドレン通路3の開口面積を変化させ、それによって吐出流量が設定値となるようカムリング31の偏心量を制御する。
ボデー21にはバルブ収容穴21dが形成され、このバルブ収容穴21dにスプール52が摺動可能に介装される。
制御バルブ36はサイドプレート12を挟んでカムリング31の側方に配置され、ロータ25の回転軸方向についてカムリング31と並んで設けられる。バルブ収容穴21dはサイドプレート12と平行かつロータ25の回転軸方向と直交して延びるように形成される。
流量検出オリフィス35の上流側は第一スプール室54に、流量検出オリフィス35の下流側は図示しないオリフィスを介して第二スプール室55に連通しており、この流量検出オリフィス35の前後差圧によって発生する力とリターンスプリング53とがバランスする位置でスプール52は止まる。
このように流量制御されつつスプール52が移動すると、第一スプール室54がボディ21の通孔4、サイドプレート12の第一流体圧通路1を形成する通孔8を介して第一カム室38と連通するとともに、サイドプレート12の第二流体圧通路2を形成する通孔9とボディ21の通孔5とを介して第二カム室39とドレン室3とが連通する。
この際、第二カム室39に対するドレン通路3との連通がノッチ58を介して行われることから、スプール52の移動量に応じて両者間の開口面積が増減制御される。
図2に示すように、カムリング31が摺接するサイドプレート12のカム室側壁面12aには吸込領域のポンプ室10に連通する通孔7と、第一、第二カム室38、39に開口する通孔8、9がそれぞれ開口する。各通孔7、8、9は、ロータ25の回転軸方向に延びるように形成される。
図1に示すように、サイドプレート12の通孔7は、ボデー21の通孔6、19と連通して、制御バルブ36のドレン通路3を構成する。ボデー21に形成される通孔6はバルブ収容穴21dの中央部に開口している。ボデー21に形成される通孔19は、その一端がバルブ収容穴21dの中央部に開口し、その他端がオイルシール61の背後室62に開口している。
図3に示すように、サイドプレート12の各通孔8、9はボデー21の各通孔4、5を介して制御バルブ36に連通する。各通孔8、9は、シール材15を挟むように配置され、カムリング31の揺動位置に係わらず常に第一、第二カム室38、39に連通する。
図4に示すように、ボデー21のポンプ収容凹部底面21cには、各通孔7、8、9の開口部を囲む環状溝21eがそれぞれ形成され、各環状溝21eにOリング40がそれぞれ介装される。Oリング40は各環状溝21eとサイドプレート12の間で圧縮され、各Oリング40によって各通孔7、8、9の密封がはかれる。
ボデー21のポンプ収容凹部底面21cには、高圧室16を画成する凹部21bが形成され、この高圧室16はサイドプレート12に形成された通孔17を介して高圧領域のポンプ室10に連通する。
ベーンポンプ20は以上のように構成されて、次に作用及び効果について説明する。
吸込通路28からカムリング31内の吸込領域に吸込まれた作動流体は各ベーン24によるポンプ作用によって加圧され、各ポンプ室10から吐出ポート17と流量検出オリフィス35を通って吐出通路33に吐出され、ポンプ吐出口34から流体圧シリンダへと供給される。この流量検出オリフィス35を通過する作動流体は図中矢印で示すように中空形状のプラグ48とプランジャ49の内側からポンプ収容凹部21aのアダプタリング22の間隙を通り、ボディ21の通孔29からポンプ吐出口34へと流れる。
流量検出オリフィス35の前後には圧力差が生じ、その前後圧力が制御バルブ36の第一スプール室54と第二スプール室55に導入される。制御バルブ36では、第一、第二スプール室54、55に導入される圧力による力とリターンスプリング53の力とがバランスする位置にスプール52を移動させる。
スプール52が第二スプール室55方向に移動するまでは第二カム室39の作動流体は排出されず、カムリング31はカムスプリング37の力と第二カム室39で発生する力によって最大偏心位置に位置している。こうしてベーンポンプ20は最大容量で吐出し、ロータ25の回転速度に略比例して吐出流量を増大させる。これにより、車両の据え切り操舵時等、ロータ25の回転速度が低い運転時にも流体圧シリンダが与える操舵アシスト力を十分に確保できる。
流量検出オリフィス35の前後差圧が上昇するのに伴って、スプール52が図の右方向に移動すると、その移動量に応じて第二カム室39の作動流体が第二流体圧通路2、ノッチ58を介してドレン通路3に排出されるとともに、第一カム室38に作動流体が導入され、カムリング31が第一、第二カム室38、39の圧力差に応じて図の右方向に移動して偏心量を減少させる。こうしてベーンポンプ20は流量検出オリフィス35の前後差圧に応じた容量に調節される。カムリング31の偏心量が減少するのに伴なってその偏心量がフィードバックピン47に伝わり、流量検出オリフィス35の開口面積がプランジャ49を介して減少するため、ロータ25の回転速度が所定値を越えて上昇するのに伴ってベーンポンプ20の吐出流量は次第に減少する。これにより、車両の走行時に流体圧シリンダが与える操舵アシスト力が適度に調節される。
ベーンポンプ20は、カムリング31を摺接させるカム室側壁面12aを備え、このカム室側壁面12aの第一、第二カム室38、39を画成する部位に第一、第二流体圧通路1、2をそれぞれ開口させたことにより、第一、第二流体圧通路1、2がアダプタリング22を貫通して設けられることが回避されるため、第一、第二流体圧通路1、2からボデー21とアダプタリング22の隙間へと作動流体が洩れ出す内部洩れを抑えられ、ポンプ吐出流量が削減されることなく、無駄なエネルギ消費を低減できる。
ボデー21とサイドプレート12の間に第一、第二流体圧通路1、2を囲む各Oリング40を介装したことにより、第一、第二流体圧通路1、2を密封し、第一、第二流体圧通路1、2からボデー21とアダプタリング22の隙間へと作動流体が洩れ出さないようにすることができる。
ベーンポンプ20の組立時、ボデー21のポンプ収容凹部底面21cに形成された各環状溝21eに各Oリング40を介装し、その後にサイドプレート12をポンプ収容凹部21aに介装し、各環状溝21eとサイドプレート12の間で各Oリング40を圧縮する。この組み付け時に、サイドプレート12はポンプ収容凹部底面21cに対して平行な姿勢でポンプ収容凹部21aの内奥へと移動されるため、サイドプレート12によって押される各Oリング40が各環状溝21eに収まり、各Oリング40の組み付け不良を防止することができる。
制御バルブ36をカムリング31の側方に配置し、ロータ25の回転軸方向について制御バルブ36とカムリング31が並んで設けられるため、従来はデッドスペースとなっていた部分を有効に活用できるとともに、制御バルブがカムリングの外径方向に配置される従来装置に比べてベーンポンプ20の小型化がはかれる。
制御バルブ36がロータ25の回転軸方向について制御バルブ36と並んで設けられるため、第一、第二流体圧通路1、2を画成する各通孔8、9をロータ25の回転軸方向に延びるように形成することが可能となる。第一、第二流体圧通路1、2がロータ25の回転軸方向に直線状に延びることにより、従来はボディやアダプタリングの外径方向から加工していた直孔に対して、回転軸やポンプ収容凹部21aと同方向に加工できることから加工性に優れ、また加工コストが大幅に低減できる。
さらに、ドレン通路3を画成する通孔7をロータ25の回転軸方向に延びるように形成することが可能となる。ドレン通路3がロータ25の回転軸方向に直線状に延びることにより、従来はボディやアダプタリングの外径方向から加工していた通孔に対して、回転軸やポンプ収容凹部21aと同方向に加工できることから加工性に優れ、また加工コストが大幅に低減できる。
また、上記したサイドプレート12に形成される各通孔7、8、9だけでなく、ボデー21に形成される通孔4、5、6、各環状溝21eもロータ25の回転軸方向に延びるため、これらの加工を容易にし、加工精度を高められる。
なお、サイドプレート12に各Oリング2を介装する環状溝を形成しても良い。
また、本発明はサイドプレート、アダプタリングを備えないベーンポンプに適用することも可能である。
また、制御バルブ36をカバー11内に収めることも可能である。
本発明は上記の実施の形態に限定されずに、その技術的な思想の範囲内において種々の変更がなしうることは明白である。
本発明の可変容量ベーンポンプは、パワーステアリング装置の流体圧源に限らず他の機械にも利用できる。
本発明の実施の形態を示すベーンポンプの縦断面図。 同じくベーンポンプの横断面図。 同じく制御バルブの断面図。 同じくポンプ収容凹部底面の正面図。 従来例を示すベーンポンプの横断面図。
符号の説明
1 第一流体圧通路
2 第二流体圧通路
3 ドレン通路
12 アダプタリング
12a カム室側壁面
20 ベーンポンプ
21 ボデー
22 アダプタリング
25 ロータ
28 ドレン通路
31 カムリング
33 吐出通路
36 制御バルブ
38 第一カム室
39 第二カム室
40 Oリング

Claims (5)

  1. 回転するロータから摺動可能に突出する複数のベーンと、各ベーンの先端部を摺接させてポンプ室を画成するカムリングと、作動流体の導入によってこのカムリングをロータに対する偏心量が減少する方向と増大する方向にそれぞれ押圧する第一、第二カム室と、この第一、第二カム室に連通する第一、第二流体圧通路と、この第一、第二流体圧通路から前記第一、第二カム室に導入される作動流体圧を制御する制御バルブとを備える可変容量ベーンポンプにおいて、
    前記カムリングを摺接させるカム室側壁面を備え、このカム室側壁面の前記第一、第二カム室を画成する部位に前記第一、第二流体圧通路をそれぞれ開口させたことを特徴とする可変容量ベーンポンプ。
  2. 前記ロータ、前記ベーン、前記カムリングが収められるボデーと、前記ロータ、前記各ベーン、前記カムリングに摺接するサイドプレートとを備え、前記ボデーとこのサイドプレートの間に前記第一、第二流体圧通路の少なくとも一方を囲むOリングを介装したことを特徴とする請求項1に記載の可変容量ベーンポンプ。
  3. 前記制御バルブが前記ロータの回転軸方向について前記カムリングと並ぶ配置としたことを特徴とする請求項1または2に記載の可変容量ベーンポンプ。
  4. 前記第一、第二流体圧通路を前記ロータの回転軸方向に延びる配置としたことを特徴とする請求項3に記載の可変容量ベーンポンプ。
  5. 前記制御バルブに接続しポンプ吸込領域に連通するドレン通路を備え、このドレン通路を前記ロータの回転軸方向に延びる配置としたことを特徴とする請求項3または4に記載の可変容量ベーンポンプ。
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