JP2007024667A - 温度検出回路およびそれを用いた発振周波数補正装置 - Google Patents

温度検出回路およびそれを用いた発振周波数補正装置 Download PDF

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Abstract

【課題】MOSトランジスタを用いた温度検出手段において、移動度の製造ばらつきや、温度依存性に影響を受けない安定した出力特性を有する温度検出回路を実現する。
【解決手段】同一の導電型で異なったチャネルサイズに形成された一対のディプレッション型トランジスタM1,M2を電源Vdd,Vss間に直列接続し、第1のトランジスタM1はゲートとソースが接続され、ドレインが第1の電源Vddへ、第2のトランジスタM2はゲートとドレインが接続され、ソースが第2の電源Vssへ、それぞれ接続された構成を有し、第1のトランジスタM1のソースと第2のトランジスタM2のドレインとの接続点から温度に比例した電圧を出力する。
【選択図】図1

Description

本発明は、通常のCMOSプロセス技術を利用し、定常的な消費電流を抑制した温度検出回路を実現する半導体集積回路およびそれを用いた発振周波数補正装置に関する。
図6は、従来のバイポーラトランジスタを用いた温度検出回路の構成図であり、図7は特公平1−26493号公報(特許文献1参照)に記載のバイポーラトランジスタをダーリントン接続した構成の温度検出回路の図である。
図6においては、ベースおよびコレクタを共通接続したバイポーラトランジスタを定電流で駆動し、その順方向電圧の温度依存性を温度検出手段として利用する形式であって、いわゆるPN接合ダイオードの順方向電圧の温度依存性を利用する方法と同種のものである。
また、図7においては、出力感度を上げるために、複数のバイポーラトランジスタをダーリントン接続した構成であって、2個以上ダーリントン接続した高感度温度センサと、これに一定電流を供給する定電流回路とを同一基板上にCMOS製造プロセスで同時に作成する。なお、図6と同様の素子を複数個直列接続する方法も知られている。
図8は、特開平3−139873号公報(特許文献2参照)で提案されている温度検出回路の構成図である。
この回路は、MOSトランジスタのしきい値の温度依存性を温度検出手段として利用する温度検出回路であって、ゲートとドレインを共通接続した、いわゆるダイオード接続状態のMOSトランジスタを定電流で駆動し、ゲート−ソース間に生じる電圧を温度検出手段として利用している。温度検出手段81と定電圧発生手段82と定電流回路832とP型MOSトランジスタ831から構成される。ダイオード接続されたMOSトランジスタのゲート−ソース間電圧は駆動する定電流の値によって温度依存性が変化することが知られており、微小な電流領域では、しきい値の温度依存性が支配的に効いてゲートーソース間電圧は負の温度傾斜を示し、ある電流より上の領域では移動度の温度依存性が支配的に効いて正の温度傾斜を示す。
図8の回路では、ダイオード接続されたMOSトランジスタ811を微小な電流領域で駆動して、しきい値の温度依存性を取り出し、更に出力感度を増すためにダイオード接続したMOSトランジスタ812〜812を複数直列接続する方法が示されている。
図9は、特公昭63−26547号公報(特許文献3参照)で提案されている温度検出用半導体集積回路の構成図である。
この回路は、温度依存のない基準電圧を発生する回路ブロック97と、同様の構成で温度依存性のある出力電圧を発生するブロック98の出力値を比較する構成である。各ブロック97,98では、しきい値の異なる2種類のMOSトランジスタ912,914がカレントミラーで駆動されており、これら2種類のMOSトランジスタ912,914のしきい値の差で規定される出力電圧を発生する構成である。ブロック97においては、2種類のトランジスタ912と913,914と915のペアのチャネルコンダクタンスを揃えてあるのに対して、ブロック98ではトランジスタ916と917,918と919のペアのチャネルコンダクタンスの比を意図的に異なったものとされている。
このため、ブロック98の出力Vs2は温度依存性のある基準電圧となるので、温度センシング素子として使用することができる。この基準電圧Vs2は、抵抗920と921とオペアンプ99により、所定温度で検出できるように分圧し、その後にコンパレータ910によりVs1とVs’2とを比較して所定温度になったことを検出し、出力バッファ911を介して出力する。
特公平1−26493号公報 特開平3−139873号公報 特公昭63−26547号公報
1)従来のバイポーラトランジスタを定電流駆動し、ベースーエミッタ間電圧を出力する構成の温度検出手段では、まず一段のトランジスタから得られる感度が概ね−2mV/℃で低いという問題があった。また、同様の素子を複数直列接続した構成や、トランジスタをダーリントン接続して出力感度を上げる方法が提案されているが、直列接続の構成ではプロセス構造が複雑になるという問題や、ダーリントン接続では電流増幅率の関係から初段に流れる電流が小さすぎてノイズに対して敏感であったり、そうでない場合には後段に流れる電流が大きくなって全体の消費電流が増大するか、回路自体の消費電流によって素子が発熱し、検出精度を劣化させるか、あるいは面積が大きくなる、という問題があった。
2)一方、MOSトランジスタのしきい値を利用する温度検出手段は、一般的なCMOSプロセスを用いての実現が可能で、しかもバイポーラトランジスタを用いた場合に比べて回路全体の消費電流の低減が期待できる。しかしながら、前記の特許文献2に示されている温度検出回路は、素子を動作させる電流領域が規定されているにもかかわらず、定電流源の構成について明確に言及されておらず、温度依存性の少ない定電流源の実現方法や回路に最適な定電流源の構成が示されていない。半導体内に設けられる定電流源はその構成に応じた温度依存性を有するのが一般的であるが、この従来例では電流値が変動した場合の影響について考慮されていない。
3)また、前記の特許文献3に示されている温度検出用半導体集積回路では、基準電圧を発生するブロック97を基本として回路を構成している。この形式の基準電圧発生回路は、しきい値の異なるMOSトランジスタ912と914の移動度とその温度依存性が概ね等しく製造できるという前提に立ち、常温での移動度の違いをチャネルのアスペクト比等を調整することによって打ち消している。しかし、この前提条件は、実際の製造工程の影響をしばしば受け、標準状態でチャネルコンダクタンスを最適に設計しても全温度範囲では移動度の不一致によって基準電圧が湾曲し、また製造ばらつきによって基準電圧の温度傾斜が正または負に反転することが知られている。
特許文献3(図9)の回路は、このようなブロック97および98を用いて構成されているため、移動度の製造ばらつきによる影響を回避することができない。
(目的)
本発明の目的は、上記の従来の問題点を解決するもので、MOSトランジスタを用いた温度検出手段において、移動度の製造ばらつきや、温度依存性に影響を受けない安定した出力特性を有する温度検出回路およびそれを用いた発振周波数補正装置を提供することにある。
1)本発明の温度検出回路は、同一の導電型で異なったチャネルサイズに形成された一対のディプレッション型トランジスタを電源間に直列接続し、第1のトランジスタはゲートとソースが接続され、ドレインが第1の電源へ、第2のトランジスタはゲートとドレインが接続され、ソースが第2の電源へ、それぞれ接続された構成を有し、第1のトランジスタのソースと第2のトランジスタのドレインとの接続点から温度に比例した電圧を出力する(請求項1、図1参照)。
また、2)同一の導電型で異なったチャネルサイズに形成され、ゲートとソースが第1の電源に接続された第1のディプレッション型トランジスタと、ゲートとドレインが接続され、ソースが第1の電源に接続された第2のディプレッション型トランジスタを有し、第1のディプレッション型トランジスタとは異なる導電型で、ゲートとドレインが第1のディプレッション型トランジスタのドレインへ、ソースが第2の電源に接続された第3のトランジスタと、ゲートが第3のトランジスタのゲートへ、ドレインが第2のディプレッション型トランジスタのドレインへ、ソースが第2の電源にそれぞれ接続された第4のトランジスタとからなる構成を有し、第2および第4のトランジスタのドレイン接続点から温度に比例した電圧を出力する(請求項2、図2(a)参照)。
3)上記1)または2)に記載の温度検出回路において、前記温度に比例した電圧の出力信号を、演算増幅器と抵抗で構成された増幅回路あるいは加算回路に入力し、該出力信号を任意に増幅もしくは変換して出力する(請求項3、図3参照)。
4)上記3)に記載の温度検出回路において、前記増幅回路あるいは加算回路の出力信号をA/D変換器に入力し、該A/D変換器において、該出力信号と別に設置された基準電圧とを比較し、温度情報をディジタル出力する(請求項4、図4(a)参照)。
5)本発明の発振周波数補正装置は、上記4)に記載の温度検出回路を用いたクロックジェネレータまたはリアルタイムクロック等の発振周波数補正装置であって、前記A/D変換器の出力で得られる温度情報をもとに発振周波数を補正する(請求項5、図5参照)。
6)上記2)に記載の温度検出回路において、前記第2のトランジスタのドレイン端子にそのドレインを、前記第4のトランジスタのドレイン端子にそのソースを、前記第3のトランジスタのドレイン端子にそのゲートを、それぞれ接続した、該第4のトランジスタと同一導電型の第5のトランジスタを追加し、更に第3のトランジスタのドレインに接続されていた第3のトランジスタおよび第4のトランジスタのゲートを該第5のトランジスタのソースに接続する(請求項6、図2(b)参照)。
7)上記2)に記載の温度検出回路において、前記第3のトランジスタおよび前記第4のトランジスタと高電源端子との間に、該第3および第4のトランジスタと同一導電型の第6および第7のトランジスタをそれぞれ直列に接続し、該第6および第7のトランジスタのゲートを共通接続して前記第3のトランジスタのソース端子へ接続する(請求項7、図2(c)参照)。
8)上記7)に記載の温度検出回路において、前記第6および第7のトランジスタのゲートを共通接続して前記第3のトランジスタのドレイン端子へ接続し、前記第3および第4のトランジスタのゲートへは、別回路で生成される定電圧を入力するように接続する(請求項8、図2(d)参照)。
9)上記1)に記載の温度検出回路において、前記第1のトランジスタは飽和領域で動作し、前記第2のトランジスタは3極管領域で動作するとき、前記第1のトランジスタおよび第2のトランジスタを貫通する電流I,I、および温度に比例した出力電圧Vは、それぞれ下式(1)(2)(3)で表わされる(請求項9、図1参照)。
Figure 2007024667
Figure 2007024667
Figure 2007024667
10)上記4)に記載の温度検出回路において、前記A/D変換器に入力される基準電圧に接続され、かつ前記増幅回路あるいは加算回路の帰還抵抗R31、抵抗R32を介して演算増幅器の(−)入力端子に接続されるバイアス電圧発生回路を追加した場合、前記A/D変換器への入力電圧V’は、下式(4)で表わされる(請求項10、図4(b)参照)。
Figure 2007024667
本発明によれば、下記の如き効果を奏する。
1)温度検出手段を一種類のディプレッション型トランジスタで構成したため、少ない素子数で温度検出手段を構成できると共に、出力電圧および出力特性がしきい値とチャネルのアスペクト比のみで決定され、移動度のばらつきや変動、さらには温度検出手段の動作電流に左右されない安定した出力を得ることができる(請求項1、図1参照)。
2)上記1)で実現される作用効果の他に、基盤とトランジスタの導電型の組み合わせによらず、トランジスタの基盤バイアス効果を回避することができる。また、出力電圧および出力特性を、チャネルのアスペクト比によって設定する方法の他、カレントミラーの電流比を用いても設定することができる(請求項2、図2参照)。
3)上記1)と2)の温度検出手段の出力信号を増幅回路に入力して取り出す構成であるため、上記1)や2)で設定していたチャネルのアスペクト比やカレントミラーの電流比の他、増幅回路の増幅率でも出力信号の出力感度を調整することができる。このため、アスペクト比や電流比を過大にすることなく、出力感度を高めることが可能である。また、出力感度を製造後に調整することも容易であり、さらに加算回路と組み合わせて出力値を変換することができる(請求項3、図3参照)。
4)上記3)の温度検出手段と基準電圧の出力値をAD変換器において比較し、ディジタル出力することにしたため、温度検出回路において、消費電流を抑制しながら、移動度のばらつきや変動に対して安定した出力を得ることができる。また、基準電圧に温度依存性が存在しても、上記3)の出力感度を高めたり、出力変換を併用することにより実質的に問題とならないレベルにすることができる(請求項4、図4参照)。
5)上記4)の温度検出回路による温度情報によって、クロックジェネレータあるいはリアルタイムクロックの発振周波数や時刻情報を温度補償する構成を有しているため、温度補償型のクロックジェネレータやリアルタイムクロックを構成する場合に消費電流を抑制したMOSトランジスタのみを用いてシステムを構築することができる(請求項5、図5参照)。
以下、本発明の実施例を、図面により詳細に説明する。
(第1の実施例)
図1は、本発明の第1の実施例に係る温度検出回路の構成図である。
ディプレッション型NチャネルトランジスタM1およびM2が、第1の電源端子(Vdd)と第2の電源端子(Vss)間に直列に接続され、トランジスタM1のドレインが高電圧端子Vddへ、トランジスタM2のソースが低電圧端子Vssへそれぞれ接続されている。
また、トランジスタM1のゲートとソース、トランジスタM2のゲートとドレインは出力端子Vaに共通接続されている。上記の構成において、電源電圧が十分に高い場合、トランジスタM1は飽和領域で動作し、トランジスタM2は3極管領域(可変抵抗領域)で動作することとなる。
ここで、端子Vaの電圧(Va)に対して、トランジスタM1およびM2を貫通する電流I1,I2はそれぞれ次式(5),(6)のように導かれる。
Figure 2007024667
Figure 2007024667
なお、μn :電子の表面移動度
ox :単位面積あたりのゲート容量
,A:トランジスタM1,M2のチャネル幅W/チャネル長WL(アスペクト比)
t1,Vt2:トランジスタM1,M2のしきい値
温度センサの出力を表す式中に、移動度μnやゲート容量Coxが含まれると、そのばらつきによって計算値が変化したり、移動度μn自身の温度変化によって出力特性が影響を受けるため、できればこれらを消去して、プロセスのばらつきによる影響を低減することが望ましい。
上記(5)式および(6)式において、移動度μn、単位面積あたりのゲート容量Cox、さらにチャネルのアスペクト比A,Aを乗じて計算される値は、一般にチャネルコンダクタンスと呼ばれる値であるが、半導体基板上の近接した領域に物理的、電気的条件を等しく配置された同一形式のトランジスタにおいては、移動度μn、ゲート容量Cox、およびしきい値等の素子値は実質的に等しいと見なすことができる。従って、I=I、Vt2=−|Vt1|=Vtd、としてVについて解くと、
Figure 2007024667
td:ディプレッション型トランジスタのしきい値
となる。
ここで、上記(7)式中のA,Aは、MとMのチャネルの幅W/チャネル長L(アスペクト比)であって、サイズを調整することにより傾斜をコントロールすることができる。
また、Vの温度傾斜は次の(8)式で与えられる。
Figure 2007024667
(7)式および(8)式から明らかなように、出力電圧Vの絶対値および温度傾斜の条件式は、ディプレッション型トランジスタのしきい値とチャネルのアスペクト比のみで決定され、移動度が影響を与える項を含まない。
一般に移動度の温度傾斜は非線形であるのに対して、しきい値の温度傾斜は概ね−1〜−2mV/℃の線形とみなせることが知られている。現実的な値として、M1およびM2のアスペクト比を1:8とすれば、出力電圧Vの値は|2×Vtd|であり、温度傾斜は同しきい値の温度傾斜の−2倍で与えられる。
ここで、出力特性をアスペクト比で単純に設定できる効用は大きく、例えばバイポーラトランジスタを用いた従来技術では、ダーリントン接続などで確保していた出力感度を、本実施例の検出手段では単に両トランジスタのアスペクト比を変更すれば済むことになる。
また、この時、トランジスタが動作する電流領域を改めて検証する必要もない。
このように、本実施例の回路では、温度検出回路を一種類のディプレッション型トランジスタで構成したため、出力電圧、出力特性を決定する要素に移動度が介在せず、ディプレッション型トランジスタのしきい値とレイアウト上の比精度のみで決定される。このため、製造ばらつきで変動する要素が少なく、安定した出力が得られると共に、検出回路の内部を貫通する電流値の範囲を特定の領域に限定する必要もなく、設計自由度の高い温度検出手段を提供することができる。
(第2の実施例)
図2(a)〜図2(d)は、それぞれ本発明の第2の実施例に係る温度検出回路の構成図である。
前述の第1の実施例は理想的にはトランジスタM1のバックゲートがV電位であることが望ましい。しかし、P基盤を用いたCMOSプロセスでは、一般的にはこの場合Vss電位となり、トランジスタM1の基盤バイアス効果のため出力電圧に若干の誤差を生じる。そのような場合には、カレントミラーを用いてトランジスタM1を貫通する電流をトランジスタM2へ折り返す構成とすることができる。
図2(a)に示すようなディプレッション型NチャネルトランジスタM1とPチャネルトランジスタM3の直列接続と、ディプレッション型NチャネルトランジスタM2とPチャネルトランジスタM4の直列接続が電源間に接続され、トランジスタM1のゲートとソースおよびM2のソースは低電源端子Vssへ、カレントミラーを構成するトランジスタM3およびM4のソースは高電源端子Vddへ、ゲートはトランジスタM3およびM1のドレインへ、それぞれ共通接続し、さらにトランジスタM2のゲートとドレインおよびトランジスタM4のドレインは出力端子aに共通接続されている。
第2の実施例では、第1の実施例のようにチャネルのアスペクト比を用いた手法の他にカレントミラーの電流比を用いても出力電圧および温度傾斜を設定することができる。
例えば、トランジスタM1およびM2のアスペクト比を等しくし、流れる電流比を1:αとすれば、出力電圧Vaは、
Figure 2007024667
となる。
また、Vの温度傾斜は次の(10)式で与えられる。
Figure 2007024667
上記(9)式および(10)式においても、第1の実施例と同様に、移動度が介在する項は含まれず、出力電圧および出力特性はディプレッション型トランジスタのしきい値とカレントミラーの電流比で決定されることが判る。
このように、第2の実施例によると、検出手段の素子数や電流パスは増えるが、基盤バイアス効果が影響する場合にも対応でき、またチャネルのアスペクト比の他、カレントミラーの電流比を用いても、第1の実施例と同様に出力電圧と出力特性を設定することができる。
第2の実施例では、カレントミラーの機能をトランジスタM3およびM4のみで構成しているが、実際には、図2(a)の回路構成では、両トランジスタのソース−ドレイン間電圧が多くの電源電圧条件において一致せず、カレントミラーの電流比が正確に再現されないという問題がある。この場合、出力電圧が理論式から外れたり、あるいは電源電圧依存性を含んだものとなる可能性がある。
第2の実施例を広い電源電圧範囲で使用する場合には、カレントミラーの構成を図2(b)、あるいは図2(c)、さらには図2(d)のように変更するのが効果的である。
図2(b)は、ウィルソンカレントミラー回路を採用した形式であって、素子数的には図2(a)の回路に一つのPチャネルトランジスタM5を追加するだけで実現可能である。ただし、トランジスタM5のしきい値に起因してトランジスタM3,M4のソース−ドレイン間電圧には若干のずれが残るため、出力電圧にわずかに誤差を生じ、また最低動作電圧はおよそPチャネルトランジスタのしきい値分上昇する。
次に、図2(c)は、カスコードカレントミラー回路を採用した形式であって、トランジスタM3,M4と高電源端子Vddとの間にPチャネルトランジスタM6,M7をそれぞれ直列に接続し、M6およびM7のゲートを共通接続してトランジスタM3のソース端子へ接続している。これによれば、カレントミラー回路の左右のトランジスタ対におけるソース−ドレイン間電圧が高精度に保たれるため、電流比が正確に再現されて出力電圧の精度が向上する。ただし、最低動作電圧の上昇は図2(b)と同程度である。
次に、図2(d)は、低電圧動作に対応したカスコードカレントミラー回路を採用した形式であって、トランジスタM6およびM7のゲートを共通接続してトランジスタM3のドレイン端子へ接続し、トランジスタM3およびM4のゲートへは、別回路(例えば同図20のような構成)で生成される定電圧が入力されている。これによると、広い電源電圧範囲において電流比が正確に保たれるようになり、最低動作電圧の上昇も抑制される。
(第3の実施例)
図3は、本発明の第3の実施例に係る温度検出回路の構成図である。
本実施例は、前述の第1の実施例あるいは第2の実施例による温度検出手段の出力信号を、抵抗R31,R32と演算増幅器30からなる増幅回路31で増幅し、温度に対する出力感度を上げる構成にしている。第1の実施例や第2の実施例の温度検出手段は出力感度をチャネルのアスペクト比で設定できるので、理論的には任意の感度設定が可能である。しかし、実際には、極端なアスペクト比を設定すると、製造工程における加工精度の影響がトランジスタ間でアンバランスとなり、想定した特性が得られないことが懸念される。
そのような場合には、本実施例の回路を用い、温度検出手段のアスペクト比は適当な値に設定しながら出力感度を抵抗で設定された増幅率にて取り出すことができる。
すなわち、図2に示す第2の実施例で、チャネルのアスペクト比を大きくとって、例えば1:100にすれば、感度はしきい値に換算して約9倍に増すが、精度が低下することになるので、図3の回路を用い、温度検出手段の増幅率を同2倍(アスペクト比で1:8)に抑えて、増幅回路31で例えば4.5倍とする。
勿論、抵抗の一部に可変抵抗やトリミング手段を採用し、増幅率を調整する構成としてもよい。
また、R32の接続先をVss以外の固定電位としてDC的なオフセットを与えたり、更に公知の加算回路と組み合わせて変換することも可能である。
(第4の実施例)
図4(a)は、本発明の第4の実施例に係る温度検出回路の構成図であり、図4(b)は図4(a)の応用例に係る温度検出回路の構成図である。
本実施例(図4(a))は、前述の第3の実施例による温度検出手段(出力電圧Va’)と、別に設けられた基準電圧Vrefを含み、両出力(Va’とVref)をAD変換器41へ入力して比較し、その結果をディジタル出力する構成の温度検出回路である。ここで、入力される基準電圧Vrefは、例えば各種公知の基準電圧発生回路を用いて発生される電圧や、物理的に設けられた固定電位である。また、基準電圧が若干の温度依存性を有している場合には、その精度に応じて比較対象すなわち第3の実施例で構成される回路手段の増幅率を増し、基準電圧Vrefの温度依存性による誤差を実質的に問題とならないレベルに設定することができる。
具体的な数値例で示すと、例えばVtd=−0.3V、しきい値の温度依存性が−1.2mV/℃のディプレッション型トランジスタを用いて約4倍の出力感度を設定した場合、常温での出力値Va’は1.2V程度、温度傾斜は4.8mV/℃=4000ppm/℃となる。これと±100ppm/℃の変動幅を持つ基準電圧を比較する場合、常温から±40℃変化して1℃の誤差を生じる計算となる。
また、さらに図4(b)のように構成すれば、
Figure 2007024667
となって、常温での出力値を変えずに温度傾斜だけを増すことが可能なため、例えば8000ppm/℃として±80℃変化して1℃の誤差とすることも可能である。
図4(b)のVbiasはここではバッファー出力の形をとっているが、レギュレータ出力や固定電源で与えてもよいし、勿論、他の加算回路と併用して構成してもよい。
(第5の実施例)
図5は、本発明の第5の実施例に係る温度検出回路をクロックジェネレータへ適用した場合の構成図である。
本実施例は、図4(a)(b)に示す第4の実施例による温度検出回路のディジタル出力を用いて、発振周波数を補正する仕組みを備えたクロックジェネレータあるいはリアルタイムクロックである。圧電振動子を用いたクロックジェネレータあるいはリアルタイムクロックの発振周波数は、通常、温度によって変動することが知られている。
この発振周波数を補正する方法としては、温度検出回路により温度情報を入手し、得られた温度情報に応じて発振容量を切り替える方法、あるいは分周段を調整して時刻情報を補正する方法が一般的である。一方、リアルタイムクロックにおいては、組み込まれる装置上で常に駆動する部品となるため、低消費電流であることが重要視される。
図4(a)、図4(b)に示す第4の実施例による温度検出回路は、MOSトランジスタを用いた温度検出手段を採用し低消費電流で動作可能なため、本実施例の構成とした場合、温度補正の仕組みを備えたリアルタイムクロックやクロックジェネレータにおいて、全体の消費電流の増加を抑制することができる。
本発明の第1の実施例に係る温度検出回路の構成図である。 本発明の第2の実施例に係る温度検出回路の構成図である。 同じく第2の実施例の応用例に係る温度検出回路の構成図である。 同じく第2の実施例の応用例に係る温度検出回路の構成図である。 同じく第2の実施例の応用例に係る温度検出回路の構成図である。 本発明の第3の実施例に係る温度検出回路の構成図である。 本発明の第4の実施例に係る温度検出回路の構成図である。 同じく第4の実施例の応用例に係る温度検出回路の構成図である。 本発明の第5の実施例に係る温度検出回路の構成図である。 従来のバイポーラトランジスタを用いた温度検出回路の構成例図である。 従来のバイポーラトランジスタをダーリントン接続した温度検出回路の構成図である。 従来のMOSトランジスタを用いた温度検出回路の構成例図である。 従来のMOSトランジスタを用いた温度検出回路の他の構成例図である。
符号の説明
M1,M2,M8:ディプレッション型NチャネルMOSトランジスタ
M3,M4,M5,M6,M7,M9:ディプレッション型PチャネルMOSトランジスタ
20:別回路
30,40:増幅回路
31:演算増幅器
41:A/D変換器
42:バイアス電圧回路
51:クロックジェネレータまたはRTC
81:温度検出手段
82:定電圧発生回路
Va:出力電圧
Va’:補正出力電圧
Vdd:高電源電圧
Vss:低電源電圧
Vref:基準電圧
R31,R32,R41,R42:抵抗

Claims (10)

  1. 同一の導電型で異なったチャネルサイズに形成された一対のディプレッション型トランジスタを電源間に直列接続し、第1のトランジスタはゲートとソースが接続され、ドレインが第1の電源へ、第2のトランジスタはゲートとドレインが接続され、ソースが第2の電源へ接続された構成を有し、
    前記第1のトランジスタのソースと前記第2のトランジスタのドレインとの接続点から温度に比例した電圧を出力することを特徴とする温度検出回路。
  2. 同一の導電型で異なったチャネルサイズに形成され、ゲートとソースが第1の電源に接続された第1のディプレッション型トランジスタと、
    ゲートとドレインが接続され、ソースが第1の電源に接続された第2のディプレッション型トランジスタと、
    前記第1のディプレッション型トランジスタとは異なる導電型で、ゲートとドレインが前記第1のディプレッション型トランジスタのドレインへ、ソースが第2の電源に接続された第3のトランジスタと、
    ゲートが前記第3のトランジスタのゲートへ、ドレインが前記第2のディプレッション型トランジスタのドレインへ、ソースが第2の電源へそれぞれ接続された第4のトランジスタとを有し、
    前記第2および第3のトランジスタのドレイン接続点から温度に比例した電圧を出力することを特徴とする温度検出回路。
  3. 請求項1または2に記載の温度検出回路において、
    前記温度に比例した電圧の出力信号を、演算増幅器と抵抗で構成された増幅回路あるいは加算回路に入力し、該出力信号を任意に増幅もしくは変換して出力することを特徴とする温度検出回路。
  4. 請求項3に記載の温度検出回路において、
    前記増幅回路あるいは加算回路の出力信号をA/D変換器に入力し、該A/D変換器において、該出力信号と別に設置された基準電圧とを比較し、温度情報をディジタル出力することを特徴とする温度検出回路。
  5. 請求項4に記載の温度検出回路を用いたクロックジェネレータまたはリアルタイムクロック等の発振周波数補正装置であって、
    前記A/D変換器の出力で得られる温度情報をもとに発振周波数を補正することを特徴とする発振周波数補正装置。
  6. 請求項2に記載の温度検出回路において、
    前記第2のトランジスタのドレイン端子にそのドレインを、前記第4のトランジスタのドレイン端子にそのソースを、前記第3のトランジスタのドレイン端子にそのゲートを、それぞれ接続した、該第4のトランジスタと同一導電型の第5のトランジスタを追加し、更に前記第3のトランジスタのドレインに接続されていた第3のトランジスタおよび第4のトランジスタのゲートを前記第5のトランジスタのソースに接続したことを特徴とする温度検出回路。
  7. 請求項2に記載の温度検出回路において、
    前記第3のトランジスタおよび前記第4のトランジスタと高電源端子との間に、該第3および第4のトランジスタと同一導電型の第6および第7のトランジスタをそれぞれ直列に接続し、該第6および第7のトランジスタのゲートを共通接続して前記第3のトランジスタのソース端子へ接続したことを特徴とする温度検出回路。
  8. 請求項7に記載の温度検出回路において、
    前記第6および第7のトランジスタのゲートを共通接続して前記第3のトランジスタのドレイン端子へ接続し、前記第3および第4のトランジスタのゲートへは、別回路で生成される定電圧を入力するように接続したことを特徴とする温度検出回路。
  9. 請求項1に記載の温度検出回路において、
    前記第1のトランジスタは飽和領域で動作し、前記第2のトランジスタは3極管領域で動作するとき、前記第1のトランジスタおよび第2のトランジスタを貫通する電流I,I、および温度に比例した出力電圧Vは、それぞれ下式(1)(2)(3)で表わされることを特徴とする温度検出回路。
    Figure 2007024667
    Figure 2007024667
    Figure 2007024667
  10. 請求項4に記載の温度検出回路において、
    前記A/D変換器に入力される基準電圧に接続され、かつ前記増幅回路あるいは加算回路の帰還抵抗R31、抵抗R32を介して演算増幅器の(−)入力端子に接続されるバイアス電圧発生回路を追加した場合、前記A/D変換器への入力電圧V’は、下式(4)で表わされることを特徴とする温度検出回路。
    Figure 2007024667
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