JP4843034B2 - 温度センサ用リングオシレータ、温度センサ回路及びこれを備える半導体装置 - Google Patents

温度センサ用リングオシレータ、温度センサ回路及びこれを備える半導体装置 Download PDF

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Description

本発明は、温度センサ用リングオシレータ、温度センサ回路及びこれを備える半導体装置に関し、特に、基板温度に大きく依存する発振周波数を利用することにより基板温度を正確に検出することができる温度センサ用リングオシレータ、温度センサ回路及びこれを備える半導体装置に関する。
半導体装置は、それ自体の動作によって、その半導体基板の温度(基板温度)が上昇し、誤動作の原因となったり、熱暴走に到る場合がある。そこで、基板温度を正確に測定する必要がある。
例えば、MISFETのドレイン−基板間リーク電流を利用して、基板温度を測定することが知られている(特許文献1参照)。また、バイポーラトランジスタを流れる電流を利用して、パワー半導体装置の基板温度を測定することが知られている(特許文献2参照)。更に、半導体ダイオードと抵抗との直列回路における電位差を利用して、基板温度を測定することが知られている(特許文献3参照)。
なお、リングオシレータの発振周波数をpn接合からなるリーク電流発生部でのリーク電流の大きさによって制御することが知られている(特許文献4参照)。
特開昭54−073580号公報 特開平6−077409号公報 特開2004−134472号公報 特開平5−175793号公報
既存の基板温度の測定技術によっても、ある程度正確に基板温度を測定することができ、半導体装置の誤動作等を防止することができる。しかし、半導体装置の大規模化が進むにつれて、その発熱量も大きくなる。従って、より一層正確に基板温度を測定する必要がある。このために、既存の基板温度の測定技術において測定結果として得られる電流又は電圧の温度依存性よりも、温度依存性がより高い要素を測定の対象とする必要がある。
本発明は、基板温度に発振周波数が依存する性質を利用した温度センサ用リングオシレータを提供することを目的とする。
また、本発明は、基板温度に発振周波数が依存するリングオシレータを利用した温度センサ回路を提供することを目的とする。
また、本発明は、リングオシレータを用いた温度センサ回路を有する半導体装置を提供することを目的とする。
本発明の温度センサ用リングオシレータは、各々がインバータを含み、直列に接続された奇数個の単位回路からなるリングオシレータであって、前記単位回路が、前記インバータと、温度センサであって定常的にオフとされた状態におけるドレイン−ソース間のリーク電流を用いる1又は複数のFET(電界効果トランジスタ)とからなる。
好ましくは、本発明の一実施態様において、前記温度センサである1又は複数のFETが、前記インバータに直列に挿入される。
好ましくは、本発明の一実施態様において、前記温度センサである1又は複数のFETが、前記インバータの出力に接続され、転送回路を構成する。
本発明の温度センサ回路は、前述した本発明によるリングオシレータと、前記リングオシレータの発振出力と所定のクロックの一方を分周する分周回路と、前記分周回路の出力の1周期において、前記リングオシレータの発振出力と所定のクロックの他方をカウントするカウント回路と、基板温度の上限値に対応する上限設定値を保持する第1の保持回路と、前記カウント回路のカウント出力と前記第1の保持回路の上限設定値とを比較して、前者が後者を越えた場合に、第1の検出信号を出力する比較回路と、前記第1の検出信号に基づいて、回路の動作を停止させる停止信号を生成する生成回路とを備える。
本発明の温度センサ回路を備える半導体装置は、半導体基板と、前記半導体基板上に設けられた複数の回路ブロックと、前記複数の回路ブロックの各々に設けられた少なくとも1個の温度センサ回路とからなる。前記温度センサ回路は、前述した本発明による温度センサ回路からなる。
本発明の温度センサ用リングオシレータによれば、FETのドレイン−ソース間のリーク電流(サブスレッショルドリーク電流)を利用してリングオシレータを駆動することにより、基板温度をリングオシレータの発振周波数として検出することができる。前記リーク電流は基板温度に依存し、その依存の程度は既存の基板温度の測定技術において利用される電流又は電圧よりも大きい。従って、リングオシレータの発振周波数を検出することにより、正確に基板温度を測定することができる。これにより、半導体装置の大規模化が進んでも、より一層正確に基板温度を測定することができる。
また、本発明の一実施態様によれば、FETがリングオシレータを構成するインバータに直列に挿入される。また、本発明の一実施態様によれば、FETがリングオシレータを構成するインバータの出力に接続され、転送回路を構成する。これにより、リングオシレータは接続されたFETのドレイン−ソース間のリーク電流により駆動されるので、基板温度をリングオシレータの発振周波数として検出することができる。
本発明の温度センサ回路によれば、前述した本発明によるリングオシレータにより基板温度をリングオシレータの発振周波数として検出することができ、これに加えて、リングオシレータの発振出力と所定のクロックの一方を分周することにより検出した発振周波数の周期を分周比に応じて長くして、これをより正確に測定することができる。これにより、より一層正確に基板温度を測定することができる。
本発明の温度センサ回路を備える半導体装置によれば、前述した本発明によるリングオシレータを備える温度センサ回路を複数の回路ブロックの各々に備える。従って、回路ブロック毎に基板温度をリングオシレータの発振周波数として検出することができる。これにより、半導体装置の大規模化が進んでも、より一層正確に基板温度を測定することができる。
本発明の温度センサ用リングオシレータの一例を示す構成図である。 本発明の温度センサ用リングオシレータの一例を示す構成図である。 本発明の温度センサ用リングオシレータの他の一例を示す構成図である。 本発明の温度センサ回路の一例を示す構成図である。 本発明の温度センサ回路の一例を示す構成図である。 本発明の一実施形態による温度センサ回路の説明図である。 本発明の一実施形態による温度センサ回路の説明図である。 本発明の一実施形態による温度センサ回路を備える半導体装置の構成図である。 本発明の温度センサ回路の他の一例を示す構成図である。 本発明の温度センサ回路の更に他の一例を示す構成図である。
符号の説明
1 温度センサ用のリングオシレータ
2、2’ 単位回路
3 NANDゲート
4 転送回路
5 分周回路
6 同期化回路
7 カウンタ
8 カウンタ値保持ラッチ
9 上限設定値保持ラッチ
10 下限設定値保持ラッチ
11、12 コンパレータ
13、14 ORゲート
15、16 シフトレジスタ
17、18 多数決回路
100 温度センサ回路
Q11、Q12 インバータを構成するMOSFET
Q13〜Q24 温度センサを構成するMOSFET
図1及び図2は、本発明の温度センサとしての機能を有するリングオシレータの一例を示す構成図である。温度センサ用のリングオシレータ1は、図1(A)に示すように、偶数個の直列に接続されたインバータと、1個のNANDゲート3とからなる。図1(B)に示すように、Q11及びQ12はインバータを構成するMOSFETであり、Q13(Q14〜Q24も同じ)は本実施形態の温度センサを構成するMOSFETである。
インバータは、入力された信号を反転する反転回路であり、リングオシレータ1の単位回路2を構成する。従って、図1(A)において、単位回路2はインバータとして表記してある。NANDゲート3は、後述するように、事実上インバータとして機能すると考えることができる。従って、NANDゲート3はリングオシレータ1の単位回路2を構成し、リングオシレータ1は奇数個の単位回路2からなる(図3(A)においても同じ)。リングオシレータ1の最終段のインバータ2Aの出力が、入力段のインバータとして機能するNANDゲート3に入力される。以上により、直列に(及びリング状に)接続された奇数個の単位回路2からなるリングオシレータ1が構成される。単位回路2は、各々、インバータと、温度センサとして作用する、定常的にオフとされた状態におけるドレイン−ソース間のリーク電流を用いる1又は複数のFET(例えば、Q13、Q20)とを備える。リングオシレータ1の最終段のインバータ2Aの出力は、図4に示すように、リングオシレータ(ROSC)1の出力として用いられる。
単位回路2は、図1(B)に示すように、pチャネル型MOSFETQ11と、nチャネル型MOSFETQ12及びQ13とからなる。即ち、単位回路2はCMOS回路からなる。図1(B)において、ゲート電極に丸印を付したMOSFETがpチャネル型であり、ゲート電極に丸印の無いMOSFETがnチャネル型である(他の図においても同じ)。インバータと温度センサとからなる直列回路が、2個の電源線の間、即ち、電源電圧VDD(例えば3.5V)と接地電位GND(例えば0V)との間に接続される。
Q11及びQ12が実際のインバータ回路を構成する。これに対して、Q13は、その制御電極であるゲート電極Gが接地電位GNDに接続されているので、定常的にオフ(非導通)とされる。これにより、Q13においては、図2(A)に矢印で示すように、ドレインDからソースSへドレイン−ソース間のリーク電流(サブスレッショルドリーク電流)のみが流れる。従って、リングオシレータ1は、このリーク電流により駆動される。Q13において、そのオフ時に、そのドレインDからp型の半導体基板(又はウェル領域)へ流れる電流は、リングオシレータ1の駆動には寄与しない。
Q13は、基板温度の検出のために設けられるMOSFETであり、MOSFETのドレイン−ソース間のリーク電流を利用して動作する温度センサとして作用する。このリーク電流は、極めて高い温度依存性を有する。MOSFETQ13が、インバータ(インバータを構成するQ11及びQ12からなる直列回路)に直列に挿入される。即ち、リングオシレータ1の駆動電流の流れる経路に、Q13が挿入される。従って、Q13のドレイン−ソース間のリーク電流で駆動されるリングオシレータ1の発振周波数(周期)は、極めて高い温度依存性を持つ。
なお、温度センサとして用いられるMOSFETは、ドレイン−ソース間のリーク電流(サブスレッショルドリーク電流)が存在するFET(電界効果トランジスタ)などの素子であれば良い。従って、温度センサとして、例えばMISFET又はMESFET等を用いても良い。
十分な大きさのリーク電流を得るために、Q13のゲート幅Wは、図2(B)に示すように、十分に広くされる。即ち、温度センサである(即ち、インバータを構成しない)Q13のゲート幅Wは、インバータを構成する同一導電型のQ12のゲート幅よりも十分に広く(例えば、数倍〜10数倍)される。
温度センサであるQ13は、図1(B)に示すように、インバータを構成する同一導電型のQ12よりも当該インバータの出力OUTの側(出力OUTに近い位置)に設けられる。換言すれば、Q13は、Q12よりも接地電位GND(即ち、電源線)から離れた位置に設けられる。これは以下の理由による。前述のように、Q13のゲート幅Wが大きいので、これによる浮遊容量も大きい。このため、Q13をQ12よりも接地電位GNDに近い位置に設けると、Q13が持つ大きな浮遊容量によりQ12がオン(導通)となってしまう。この結果、リングオシレータ1が正しく動作しなくなり、基板温度を発信周波数により正しく検出することができなくなる。
NANDゲート3は、図2(C)に示すように、CMOS回路により構成される。Q11及びQ12のゲート電極(入力端子IN)には、リングオシレータ1の制御信号が入力される。この制御信号がオン(ハイレベル)の場合、リングオシレータ1は動作し、オフ(ロウレベル)の場合、リングオシレータ1は動作しない。図2(C)から判るように、Q11及びQ12は、事実上インバータを構成する。
Q19は、そのゲート電極が電源電位VDDに接続されているので、定常的にオフとされる。Q20は、そのゲート電極が接地電位GNDに接続されているので、定常的にオフとされる。これにより、Q19及びQ20においてはドレイン−ソース間のリーク電流のみが流れるので、リングオシレータ1はこのリーク電流により駆動される。
リングオシレータ1では、基板温度の上昇に伴ってリーク電流も増大し、結果としてリングオシレータ1の発振周波数が高くなる。本発明者の実験によれば、例えば、基板温度が1℃上昇した場合、発振周波数は数%上昇する。発振周波数の上昇の割合は、当該半導体装置103の製造プロセス等に依存し、正確に知ることができる。従って、リングオシレータ1の発振周波数を検出することにより、基板温度を正確に知ることができる。
単位回路2は、図1(B)に示す構成以外に、種々の構成を採ることができる。即ち、単位回路2は、温度センサとして用いられる1個又は複数のnチャネル型MOSFET又はpチャネル型MOSFETを含む。
図1(C)は、温度センサとして、図1(B)に図示されたQ13に代えて、pチャネル型MOSFETQ14を用いる例である。前述のように、Q14のゲート電極が電源電位VDDに接続されているので、Q14は定常的にオフとされる。Q14において、ドレイン−ソース間のリーク電流は、図2(A)とは逆に、ソースからドレインに流れる。これにより、Q14のオフ時のドレイン−ソース間のリーク電流が、基板温度の検出に利用される。前述のように、温度センサであるQ14のゲート幅は、インバータを構成する同一導電型のQ11のゲート幅よりも十分に広くされる。また、温度センサであるQ14は、インバータを構成する同一導電型のQ11よりも電源電位VDD(即ち、電源線)から離れた位置に設けることが望ましい。
図1(D)は、温度センサとして、図1(B)に図示されるQ13に対応するQ16に加えて、nチャネル型MOSFETQ15を用いる例である。Q15及びQ16のゲート電極が接地電位GNDに接続されているので、Q15およびQ16は定常的にオフとされる。これにより、Q15及びQ16のオフ時のドレイン−ソース間のリーク電流が、基板温度の検出に利用される。接地電位GND側のQ16に加えて、出力端子OUTを挟んだ反対側である電源電位VDD側にQ15が設けられている。この例によれば、リーク電流の大きさを例えば図1(B)のそれの2倍にすることができるので、基板温度をより正確に検出することができる。
図1(D)において、nチャネル型MOSFETQ15及びQ16を、共に、pチャネル型MOSFETとしても良い。この場合、これらのMOSFETのゲート電極は電源電位VDDに接続される。
図1(E)は、温度センサとして、図1(B)に図示されたQ13に対応するQ18に加えて、pチャネル型MOSFETQ17を用いる例である。Q17のゲート電極が電源電位VDDに接続されているので、Q17は定常的にオフとされる。これにより、Q18及びQ17のオフ時のドレイン−ソース間のリーク電流が、基板温度の検出に利用される。この例においても、リーク電流の大きさを例えば図1(B)のそれの2倍にすることができるので、基板温度をより正確に検出することができる。
図3は、本発明の温度センサ用リングオシレータの他の一例を示す構成図である。この例においては、温度センサであるFETが、インバータの出力に接続され、転送回路4を構成する。
この例では、単位回路2’は、図3(A)に示すように、インバータと転送回路4とからなる。転送回路4は、対応するインバータ(NANDゲート3を含む)の出力に接続される。転送回路4は、FETのドレイン−ソース間のリーク電流を利用する温度センサとして用いられる1個又は複数のMOSFETからなる。
図3(B)において、転送回路4はトランスファーゲートからなる。即ち、pチャネル型MOSFETQ21とnチャネル型MOSFETQ22の並列回路からなる。Q21及びQ22は、これらのゲート電極が、各々、電源電位VDD及び接地電位GNDに接続されているので、定常的にオフとされる。温度センサであるQ21及びQ22が、インバータに対して直列に接続される。即ち、Q21及びQ22は、インバータに対してリングオシレータ1の駆動電流の流れる経路に挿入される。従って、Q21及びQ22のドレイン−ソース間のリーク電流で駆動されるリングオシレータ1の発振周波数(周期)は、極めて高い温度依存性を持つ。これにより、Q21及びQ22のオフ時のドレイン−ソース間のリーク電流が、基板温度の検出に利用される。この例においても、リーク電流の大きさを例えば図1(B)のそれの2倍にすることができるので、基板温度をより正確に検出することができる。
単位回路2’の転送回路4は、図3(B)に示す構成以外に、種々の構成を採ることができる。図3(C)において、転送回路4は単一のpチャネル型MOSFETQ23からなる。Q23は、そのゲート電極が電源電位VDDに接続されているので、定常的にオフとされる。これにより、Q23のオフ時のドレイン−ソース間のリーク電流が、基板温度の検出に利用される。
図3(D)において、転送回路4は単一のnチャネル型MOSFETQ24からなる。Q24は、そのゲート電極が接地電位GNDに接続されているので、定常的にオフとされる。これにより、Q24のオフ時のドレイン−ソース間のリーク電流が、基板温度の検出に利用される。
なお、本発明者の検討によれば、リングオシレータ1を構成するインバータ間の配線抵抗の温度依存性を利用して、基板温度を測定することも考えられる。しかし、これでは、リングオシレータ1の発振周期に十分な温度依存性を持たせることは難しい。即ち、基板温度に対する感度が悪く、ノイズにより周期の変動が不明確になることが避けられない。
図4及び図5は、本発明の温度センサ回路の一例を示す構成図であり、一体となって本発明一実施例による温度センサ回路100を示す。
図4に図示された温度センサ回路100は、リングオシレータ(以下、ROSCという)1、分周回路5、同期化回路6、カウンタ7、カウンタ値保持ラッチ8、上限設定値保持ラッチ9、下限設定値保持ラッチ10、コンパレータ11及び12、ORゲート13及び14、シフトレジスタ15及び16、多数決回路17及び18からなる。
ROSC1の発振出力は、分周回路5で所定の周期に分周される。ROSC1の1周期は短いので、それに現れる基板温度の影響を時間に換算した値も小さい。ROSC1の出力を分周しても、分周した波形の1周期に対する基板温度の影響の割合は変化しない。しかし、当該分周により、基板温度の影響を時間に換算した値は、分周比に応じて大きくなる。従って、基板温度の影響による周波数の変化を正確に検出することができる。
分周回路5の出力は、同期化回路6でシステムクロックに同期される。これにより、当該出力は、カウンタ7がカウントするクロックに同期させられる。システムクロックは、当該半導体装置103(図8参照)の全体で用いられる基本クロックである。同期化回路6の出力は、同期リセット信号としてカウンタ7に供給され、クロックCKとしてカウンタ値保持ラッチ8に供給され、クロックCKとしてシフトレジスタ15及び16に供給される。
カウンタ7は、分周回路5の出力の1周期において、所定のクロックをカウントする。具体的には、カウンタ7は、同期化回路6の出力の1周期毎に、当該1周期における当該半導体装置103(図8参照)のシステムクロックをカウントして、そのカウント値を出力するカウント回路である。分周回路5の出力の1周期は、システムクロックの1周期よりも十分に長く(例えば、数千倍)される。カウンタ7は同期リセット信号(例えばそのハイレベルの立ち上がり)に同期してリセットされる。
カウンタ7は、そのカウント値がカウント可能な最大値を超えた(オーバーフローした)場合、カウント値をリセットして再度カウントを開始すると共に、オーバーフロー信号OVFL(ハイレベル)を出力する。信号OVFLは、後述するように、ORゲート13及び14に入力される。従って、カウンタ7がオーバーフローしてカウント値が小さくなってしまっても、後述する検出信号(ハイレベル)と同一の信号がシフトレジスタ15及び16へ入力される。即ち、信号OVFLは、当該カウント値がオーバーフローした場合に生成される擬似的な検出信号である。これにより、カウンタ7がオーバーフローした場合でも、基板温度を正しく検出することができる。
カウンタ7のカウント値は、カウンタ値保持ラッチ8に入力され、保持される。カウンタ値保持ラッチ8は、クロックCK(そのハイレベルの立ち上がり)に同期して、その時点でのカウンタ7のカウント値を取り込んで保持する。カウンタ値保持ラッチ8の保持する値(出力)は、コンパレータ11及び12に入力される。
コンパレータ11は、カウンタ7のカウント出力と上限設定値保持ラッチ9の上限設定値とを比較して、前者が後者を越えた場合に、第1の検出信号(ハイレベル)を出力する比較回路である。上限設定値保持ラッチ9は、基板温度の上限値に対応する上限設定値を保持する第1の保持回路である。具体的には、コンパレータ11はカウンタ値保持ラッチ8の出力と上限設定値とを比較する。即ち、基板温度の上限を検出する。コンパレータ11の検出出力は、ORゲート13を介して、シフトレジスタ15に入力される。
上限設定値は、基板温度がその上限値より高いか否かを判定するための信号である。即ち、上限設定値は、基板温度の上限値に対応する値(カウント値)であり、例えば85℃(図7参照)に対応する値である。基板温度の上限値は、当該半導体装置103が誤動作する可能性が生じる温度又はその直前の温度である。基板温度の上限値は、当該半導体装置103(図8参照)の製造プロセス等の種々の条件に依存して定まる。そこで、当該半導体装置103の出荷前に、当該半導体装置103の基板温度が85℃になるようにヒータにより加熱した状態でカウンタ7のカウント値が測定され、当該カウント値がカウンタ値保持ラッチ8に設定される(下限設定値についても同じ)。
シフトレジスタ15は、複数の単位回路(この例では6個)を備え、コンパレータ11が接続されたORゲート13の出力する第1の検出信号を保持しシフトする。シフトレジスタ15に入力された検出出力は、クロックCKにより、1ビットづつシフトされる。シフトレジスタ15において、奇数個(3個以上、この例では5個)のシフトレジスタ15の単位回路が保持する信号が、各々、多数決回路17に入力される。多数決回路17は、周知の回路からなり、シフトレジスタ15の奇数個の単位回路の保持する値の多数決を採って、第1の検出信号の過半数がハイレベルである場合、当該第1の検出信号を最終的な上限検出信号A(ハイレベル)として出力する。これにより、基板温度の上限の安定した検出動作を実現することができる。
図4から判るように、以上と同様にして、基板温度の下限が検出される。即ち、コンパレータ12は、カウンタ値保持ラッチ8の出力(カウンタ7のカウント出力)と、下限設定値保持ラッチ10が保持する下限設定値とを比較して、前者が後者を超えた場合、ハイレベルの第2の検出信号を出力する。下限設定値保持ラッチ10は、基板温度の下限値に対応する下限設定値を保持する第2の保持回路である。コンパレータ12の検出出力は、ORゲート14を介して、シフトレジスタ16に入力される。シフトレジスタ16の奇数個の単位回路が保持する信号が、各々、多数決回路18に入力される。多数決回路18は、入力された第2の検出信号の過半数がハイレベルである場合、最終的に下限検出信号B(ハイレベル)を出力する。
下限設定値は、基板温度がその下限値より高いか否かを判定するための信号である。即ち、下限設定値は、基板温度の下限値(例えば65℃、図7参照)に対応するカウント値である。基板温度の下限値は、その上限値よりも小さい値であり、当該半導体装置103が再度動作を開始しても誤動作する可能性がない温度である。
図5は、上限及び下限検出信号に基づいて、回路の動作を停止させる出力信号Xを生成する生成回路を示す。図5において、上限検出信号Aはフリップフロップ(FF)20に入力され、下限検出信号BはFF21に入力される。FF20の出力A’はORゲート23を介してANDゲート24に入力され、FF21の出力B’はANDゲート24に入力される。これにより、ANDゲート24から出力信号Xが出力される。出力信号Xは、FF22にフィードバック入力され、FF22の出力UはORゲート23に入力される。出力Uの働きについては後述する。
出力信号Xは、温度センサ回路100の出力であり、当該半導体装置103の停止信号である。出力信号Xがロウレベル(又は”0”)である場合、当該半導体装置103を動作させることができる(図6参照)。出力信号Xがハイレベル(又は”1”)である場合、当該半導体装置103を停止させる。なお、この停止中も、温度センサ回路100それ自体は、基板温度の検出動作を継続する。
例えば、この停止のために、出力信号Xがハイレベルの期間中、NOP(No Operation)命令を生成し、これにより、事実上、半導体装置103を停止するようにしても良い。この場合、温度センサ回路100がNOP命令の形成回路(図示せず)を含むようにしても良い。又は、この停止のために、半導体装置103の状態を不揮発性メモリ等(図示せず)に退避した後に電源を遮断して、半導体装置103を停止するようにしても良い。
図6及び図7は、本発明の温度センサ回路の動作説明図である。図6は、図4及び図5に図示された回路の出力信号の遷移と半導体装置103の動作状態との関係を示す。また、図7は半導体装置103の動作時間に応じた基板温度の変移を示す。図6及び図7に示されたa乃至eの領域・期間は互いに対応している。図6及び図7に示すように、半導体装置103が動作を開始した直後において、半導体装置103の基板温度Tは、領域aに属する。領域aにおいて、基板温度Tはその下限値T_min (=65℃)よりも低温である(T<T_min である)ので、上限検出信号A及び下限検出信号Bがロウレベルとなる。これにより、出力信号Xはロウレベルとなるので、半導体装置103を動作させることができる。
半導体装置103が動作を継続すると、基板温度Tが次第に上昇して領域bに到る。領域bにおいて、基板温度Tは、下限値T_min よりも高温であり、その上限値T_max (=85℃)よりも低温である(T_min <T<T_max である)。従って、上限検出信号Aがロウレベルとなり、下限検出信号Bがハイレベルとなり、出力信号Xはロウレベルとなるので、半導体装置103を動作させることができる。
半導体装置103が更に動作を継続すると、基板温度Tが更に上昇して領域cに到る。領域cにおいて、基板温度Tは、上限値T_max よりも高温である(T_max <Tである)ので、上限検出信号A及び下限検出信号Bがハイレベルとなる。これにより、図5に示す生成回路が、上限検出信号Aが出力される期間中、停止信号であるハイレベルの出力信号Xを生成する。これに基づいて、半導体装置103の動作が停止される。
半導体装置103が停止すると、基板温度Tが次第に低下して領域dに到る。領域dは、領域bと同一の状態である。従って、上限検出信号Aがロウレベルとなり、下限検出信号Bがハイレベルとなる。しかし、FF22の出力Uがハイレベルを維持するので、図5に示す生成回路が、上限及び下限検出信号A及びBが出力された後の期間において、上限検出信号Aが出力されずかつ下限検出信号Bが出力される期間中、ハイレベルの出力信号Xを生成する。これに基づいて、半導体装置103の動作が停止される。これにより、半導体装置103が動作を再開した後、直ちに基板温度が上限値を超えて半導体装置103が再び停止することがないようにすることができる。
半導体装置103が更に継続して停止すると、基板温度Tが更に低下して領域eに到る。領域eは、領域aと同一の状態である。従って、上限検出信号A及び下限検出信号Bがロウレベルとなり、出力信号Xはロウレベルとなるので、半導体装置103を動作させることができる。
図8は、温度センサ回路を備える半導体装置の一実施例を示す構成図である。例えば、半導体装置103は、シリコン単結晶からなる半導体基板25上に設けられた複数の回路ブロック26〜28と、複数の回路ブロック26〜28の各々に設けられた少なくとも1個の温度センサ回路100とからなる。複数の回路ブロック26〜28は、例えばキャッシュ(メモリ)26、複数のコア(コアブロック)27、コントローラ28からなる。複数のコア27の回路機能は各々異なるものであってもよく、同一機能を有するコアが同一基板上に形成されてもよい。
半導体装置103は極めて大規模な集積回路であるので、半導体装置103を構成する半導体基板(LSIチップ)25の温度(基板温度)は、その位置によって異なる。そこで、温度センサ回路100は、各々の回路ブロック26〜28に設けられる。この例では、温度センサ回路100は、斜線で示すように、各々の回路ブロック26〜28に4個設けられる。温度センサ回路100の位置は経験的に定められる。
温度センサ回路100からの出力信号Xに基づいて、当該温度センサ回路100が設けられた回路ブロック26〜28の動作が停止させられる。また、温度センサ回路100毎に、対応する回路ブロック26〜28における対応する回路、即ち、その出力信号Xにより停止させる回路を予め定めても良い。また、出力信号Xに基づいて、基板温度を低下させるのに効果的な回路のみを停止するようにしても良い。
また、例えば、複数の温度センサ回路100の出力信号Xが、例えばコントローラ28の基板温度制御部(図示せず)に入力されるようにしても良い。この場合、基板温度制御部は、予め定められた順でサイクリックに各々の温度センサ回路100からの出力信号Xを監視し、監視結果に基づいて半導体装置103の動作を制御する。例えば、ある温度センサ回路からの出力信号Xがハイレベルである場合、当該出力信号Xを出力した温度センサ回路100の属する回路ブロックの動作が停止され、他の回路ブロック26〜28の動作は継続される。なお、上述した監視結果に基づいて、半導体装置103(回路ブロック26〜28)の全体の動作を停止するようにしても良く、出力信号Xを出力した温度センサ回路100が設けられた回路ブロック及びこれに隣接する回路ブロックの動作を合わせて停止するようにしても良い。逆に、監視結果に基づいて、出力信号Xを出力した温度センサ回路100が設けられた回路ブロック周囲の回路の動作のみを停止するようにしても良い。
図9は、本発明の温度センサ回路の他の一例を示す構成図である。図9の温度センサ回路101は、図4及び図5に示す温度センサ回路100に復帰信号生成回路35を付加した例である。
半導体装置103の基板温度Tが、何らかの原因で、図7に一点鎖線で示すように、なかなか低下しない場合が考えられる。即ち、基板温度Tが、領域dに長時間留まって、領域eに到らない場合が考えられる。この場合、長時間にわたって、半導体装置103の動作を再開することができない。図9に示された温度センサ回路は、基板温度Tが領域dに留まっている場合、復帰信号生成回路35により、所定の時間を経過した後に半導体装置103の動作を再開することができるようにした例である。
復帰信号生成回路35は、図9に示すように、NANDゲート30、ORゲート31、NANDゲート32、カウンタ33、インバータ34からなる。NANDゲート30には、図5に示すFF20の出力A’の反転信号(NANDゲート30に接続されたインバータにより反転された信号)と、FF21の出力B’と、FF22の出力Uとが入力される。NANDゲート30の出力は、システムクロックと共に、ORゲート31に入力される。ORゲート31の出力は、カウンタ33に入力されてカウントされる。一方、NANDゲート32には、出力A’と、出力B’と、出力Uとが入力される。NANDゲート32の出力は、カウンタ33にそのリセット信号として入力される。カウンタ33の出力にはインバータ34が接続され、カウンタ33の最上位ビットMSBがインバータ34により反転される。この反転信号が復帰信号生成回路35の出力としてANDゲート29に入力される。
図6において基板温度Tが領域cから領域dに変化すると、出力A’がハイレベルからロウレベルに変化し、出力B’及び出力Uはハイレベルのままである。これにより、NANDゲート32の出力がハイレベルに変化するので、カウンタ33がリセットされてカウントを開始する。同時に、NANDゲート30の出力はロウレベルに変化するので、カウンタ33にはシステムクロックが入力される。この入力がカウンタ33によりカウントされる。従って、第1及び第2の検出信号が出力された後において、第1の検出信号が出力されずかつ第2の検出信号が出力される時間(領域dの時間)がカウントされ、所定の期間の経過に応じて復帰信号が生成される。
カウンタ33は、復帰信号として、カウント値の最上位ビットMSBのみを出力する。即ち、カウンタ33のカウント値のMSBが「1」(ハイレベル)となる値に達すると、カウンタ33から当該MSBの値(ハイレベル)が出力され、その反転信号がANDゲート29に入力される。従って、多数決回路18の出力がANDゲート29に入力されているにもかかわらず、強制的にANDゲート29の出力である下限検出信号Bがロウレベルとなり、図5に図示された生成回路から出力される出力信号Xもロウレベルとなる。即ち、図5の生成回路は、復帰信号に基づいて、第1及び第2の検出信号が出力された後において第1の検出信号が出力されずかつ第2の検出信号が出力される期間中であっても、出力信号Xを生成しない。これにより、基板温度Tが領域dに留まっているにもかかわらず、半導体装置103の動作を再開することができる。
図10は、本発明の温度センサ回路の更に他の一例を示す構成図である。図10の温度センサ回路102は、図4及び図5に示す温度センサ回路100において、ROSC1の出力を分周することに代えて分周回路5’によってシステムクロックを分周すると共に、カウンタ7はシステムクロックに代えてROSC1’の出力をカウントする例である。
図4及び図10から判るように、分周回路5・5’は、ROSCの発振出力とシステムクロックのいずれか一方を分周すれば良い。カウンタ7は、分周回路5又は5’の出力の1周期において、ROSCの発振出力とシステムクロックの他方をカウントする回路であれば良い。図10の例では、分周回路5’がシステムクロックを分周し、カウンタ7が分周回路5’の出力の1周期においてROSC1’の発振出力をカウントする。
図10に示されるROSC1’、分周回路5’及び同期化回路6’は、各々図4に示されるROSC1、分周回路5及び同期化回路6と同様の構成を備える。図10の例では、半導体装置103のシステムクロックが、分周回路5’に入力され分周される。分周回路5’の出力が、同期リセット信号としてカウンタ7に供給され、クロックCK’としてカウンタ値保持ラッチ8に供給され、更にクロックCK’としてシフトレジスタ15及び16に供給される。
一方、ROSC1’の出力は、同期化回路6’でシステムクロックに同期される。これにより、ROSC1’の出力とシステムは、カウンタ7がカウントするクロックに同期させられる。同期化回路6’の出力はカウンタ7に供給される。カウンタ7は、分周回路5’の出力の1周期毎に、当該1周期における同期化回路6’の出力(即ち、ROSC1’の出力)をカウントして、そのカウント値を出力する。従って、分周回路5’の出力の1周期は、ROSC1’の1周期よりも十分に長く(例えば、数千倍)される。これにより、基板温度を正確に検出することができる。
以上、説明したように、本発明によれば、基板温度をリングオシレータの発振周波数として検出し、これにより正確に基板温度を測定することができるので、半導体装置の大規模化が進むにつれてその発熱量が大きくなっても、半導体装置の誤動作等を防止することができる。
また、本発明によれば、温度センサ回路において、基板温度に比例するリングオシレータの発振周波数とシステムクロックのいずれか一方を分周することにより当該発振周波数の周期を分周比に応じて長くすることができるので、より正確に基板温度を測定することができる。
また、本発明によれば、温度センサ回路を備える半導体装置において、回路ブロック毎に、基板温度をリングオシレータの発振周波数として検出し、その動作を制御することができるので、半導体装置の大規模化が進むにつれてその発熱量が大きくなっても、より一層正確に基板温度を測定し回路の動作を制御することができ、半導体装置の誤動作等を防止することができる。

Claims (14)

  1. 各々がインバータを含み、直列に接続された奇数個の単位回路からなるリングオシレータであって、
    前記単位回路が、前記インバータと、温度センサであって定常的にオフとされた状態におけるドレイン−ソース間のリーク電流を用いる1又は複数のFETとからなる
    ことを特徴とする温度センサ用リングオシレータ。
  2. 前記温度センサである1又は複数のFETが、前記インバータに直列に挿入される
    ことを特徴とする請求項1に記載の温度センサ用リングオシレータ。
  3. 前記温度センサである1又は複数のFETが、前記インバータの出力に接続され、転送回路を構成する
    ことを特徴とする請求項1に記載の温度センサ用リングオシレータ。
  4. 各々がインバータを含み、直列に接続された奇数個の単位回路からなるリングオシレータであって、前記単位回路が、前記インバータと、温度センサであって定常的にオフとされた状態におけるドレイン−ソース間のリーク電流を用いる1又は複数のFETとからなるリングオシレータと、
    前記リングオシレータの発振出力と所定のクロックの一方を分周する分周回路と、
    前記分周回路の出力の1周期において、前記リングオシレータの発振出力と所定のクロックの他方をカウントするカウント回路と、
    基板温度の上限値に対応する上限設定値を保持する第1の保持回路と、
    前記カウント回路のカウント出力と前記第1の保持回路の上限設定値とを比較して、前者が後者を越えた場合に、第1の検出信号を出力する比較回路と、
    前記第1の検出信号に基づいて、回路の動作を停止させる停止信号を生成する生成回路とを備える
    ことを特徴とする温度センサ回路。
  5. 列に接続された奇数個の単位回路を備えたリングオシレータであって、
    前記単位回路が、
    インバータ回路と、
    前記インバータ回路に接続され、定常的にオフ状態とされた第1のFETとを備え、
    前記リングオシレータが、前記第1のFETドレイン−ソース間リーク電流により動作する
    ことを特徴とするリングオシレータ。
  6. 前記インバータが第2のFETを備え、
    前記第1のFETのゲート幅が、前記第2のFETのゲート幅よりも広く形成されている
    ことを特徴とする請求項に記載のリングオシレータ。
  7. 直列に接続された奇数個の単位回路を有するリングオシレータであって、
    前記単位回路が、
    インバータと、
    前記インバータに直列に接続され、定常的にオフ状態とされた1又は複数のFETとを有し、
    前記リングオシレータが、前記単位回路の定常的にオフ状態とされた前記1又は複数のFETのドレイン−ソース間リーク電流により駆動される
    ことを特徴とするリングオシレータ。
  8. 直列に接続された奇数個の単位回路を有し、前記単位回路が、インバータと、定常的にオフ状態とされた第1のFETとを備え、前記第1のFETのドレイン−ソース間リーク電流により駆動されるリングオシレータと、
    前記リングオシレータの発振出力と、外部から供給されるクロックの一方を分周する分周回路と、
    前記分周回路の出力の1周期において、前記リングオシレータの発振出力と前記クロックの他方をカウントするカウント回路と、
    温度の上限値に対応する上限設定値を保持する第1の保持回路と、
    前記カウント回路のカウント出力と前記第1の保持回路の上限設定値とを比較して、前者が後者を越えた場合に、第1の検出信号を出力する比較回路とを備える
    ことを特徴とする温度センサ回路。
  9. 前記温度センサ回路において、
    前記上限値よりも小さい値である温度の下限値に対応する下限設定値を保持する第2の保持回路を更に備え、
    前記比較回路が、前記カウント回路のカウント出力と前記第2の保持回路の下限設定値とを比較して、前者が後者を越えた場合に、第2の検出信号を出力するように構成された
    ことを特徴とする請求項8に記載の温度センサ回路。
  10. 前記温度センサ回路において、
    前記比較回路の出力する第1の検出信号を複数保持するシフトレジスタと、
    前記シフトレジスタに保持された第1の検出信号の多数決をとり、その結果に応じて前記第1の検出信号を出力する多数決回路とを更に備える
    ことを特徴とする請求項8に記載の温度センサ回路。
  11. 基板の温度を検出する温度センサ回路において、
    奇数個のインバータ回路が直列に接続され、前記インバータ回路を構成し定常的にオフ状態とされたFETドレイン−ソース間リーク電流により駆動されるリングオシレータと、
    前記リングオシレータの発振周波数に基づいて、前記基板の温度を判別する判別部とを備えた
    ことを特徴とする温度センサ回路。
  12. 半導体基板と、
    前記半導体基板上に設けられた回路ブロックと、
    前記回路ブロックに設けられた温度センサ回路とを有し、
    前記温度センサ回路が、更に、
    直列に接続された奇数個の単位回路を有し、前記単位回路が、インバータと、定常的にオフ状態とされたFETとを備え、前記FETドレイン−ソース間リーク電流により駆動されるリングオシレータと、
    前記リングオシレータの発振出力と所定のクロックの一方を分周する分周回路と、
    前記分周回路の出力の1周期において、前記リングオシレータの発振出力と所定のクロックの他方をカウントするカウント回路と、
    温度の上限値に対応する上限設定値を保持する第1の保持回路と、
    前記カウント回路のカウント出力と前記第1の保持回路の上限設定値とを比較して、前者が後者を越えた場合に、第1の検出信号を出力する比較回路と、
    前記第1の検出信号に基づいて、前記回路ブロックの動作を停止させる停止信号を生成する生成回路とを備える
    ことを特徴とする半導体装置。
  13. 半導体基板と、
    前記半導体基板上に設けられた回路ブロックと、
    前記半導体基板上に設けられた温度センサ回路とを有し、
    前記温度センサ回路が、更に、
    直列に接続された奇数個の単位回路を有し、前記単位回路が、インバータと、定常的にオフ状態とされたFETとを備え、前記FETドレイン−ソース間リーク電流により駆動されるリングオシレータと、
    前記リングオシレータの発振出力をカウントするカウント回路と、
    第1の温度に対応する上限設定値を保持する第1の保持回路と、
    前記カウント回路のカウント出力と前記上限設定値とを比較して、前記カウント出力が前記上限設定値を越えた場合に、第1の検出信号を出力する第1の比較回路と、
    前記第1の温度より低い第2の温度に対応する下限設定値を保持する第2の保持回路と、
    前記カウント出力と前記下限設定値とを比較して、前記カウント出力が前記下限設定値を越えた場合に、第2の検出信号を出力する第2の比較回路と、
    前記第1の検出信号および前記第2の検出信号に基づいて、前記回路ブロックの動作を停止させる停止信号を生成する生成回路とを備える
    ことを特徴とする半導体装置。
  14. 前記半導体装置において、
    前記温度センサ回路は前記回路ブロック内に設けられ、
    前記停止信号に基づいて、当該温度センサ回路が設けられた回路ブロックの動作が停止させられる
    ことを特徴とする請求項13に記載の半導体装置。
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