JP2007023877A - ファンモータ - Google Patents

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Abstract

【課題】ファンモータの送風効率を向上しつつインペラ部をヨークに対して強固に取り付ける。
【解決手段】ファンモータ1は、回転することにより空気の流れを発生するインペラ部2、および、インペラ部2を中心軸J1回りに回転するモータ3を備える。インペラ部2は、モータ3のロータ部32のヨーク321に取り付けられ、ヨーク321と共に回転する。ファンモータ1では、インペラ部2の環状部21がヨーク321の開口部3214にインサート成形により固着されているため、インペラ部2をヨーク321に対して強固に取り付けることができる。また、ヨーク321の外側面3216がインペラ部2から露出しているため、インペラ部2の複数の翼22の内側の空間を大きくすることができ、ファンモータ1の送風効率を向上することができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、送風に用いられる電動式のファンモータに関する。
従来より、軸方向に吸気して径方向に排気する遠心ファン型のファンモータでは、回転軸を中心とする周方向に配列された複数の翼を有するインペラが設けられ、当該インペラの中央部に設けられたカップ状の部位に、界磁用磁石を内側面に有するとともに円筒状で磁性を有する金属製のヨークが圧入されて取り付けられることにより、インペラが回転軸の周りにおいて回転可能とされる。このようなインペラでは、カップ状の部位の外側面に連結部を介して複数の翼が配置されており、当該カップ状の部位および複数の翼は合成樹脂にて一体成形されている。複数の翼の内側には、複数の翼とカップ状の部位の外側面との間に環状の空間が形成されている。
遠心ファン型のファンモータでは、複数の翼の内側の空間を大きくする(すなわち、各翼の回転軸側の端部とヨークが圧入されるカップ状の部位の外側面との間の距離を大きくする)ことにより、大量の空気を吸い込んで送風効率を向上することができる。しかしながら、送風効率の向上のために翼の内側の空間を大きくしてヨークの径を小さくすると、磁気回路が小さくなってモータ効率が低下してしまう。また、複数の翼の外径を固定して内径を大きくすると翼面積が小さくなって送風量が低下してしまい、逆に、複数の翼の翼面積を固定して内径を大きくするとインペラが大型化してしまう。
そこで、ヨークとインペラとの取り付けを工夫することによりヨークの外側面を覆うインペラのカップ状の部位を省略し、翼の内側の空間を大きくしてファンモータの送風効率を向上する様々な技術が提案されている。
例えば、特許文献1では、有底円筒状の永久磁石回転子の外側面のうち開口近傍の一部と羽根(インペラ)の中央部に設けられた円筒部の内側面とを圧入、接着またはカシメにより固定する技術が開示されている。また、特許文献2では、永久磁石回転子の開口の全外周に鍔を設け、遠心ファン(インペラ)の底板に設けた切り起こしにより鍔をカシメ固定する技術が開示されている。
実開昭58−109594号公報 特開平7−75288号公報
ところで、特許文献1の電動送風機では、永久磁石回転子の外側面におけるインペラとの当接領域の軸方向の長さが短いため、圧入や接着による固定では、インペラを永久磁石回転子に対して強固に取り付けることができない。カシメによる固定では、係合部の形成やカシメ作業が必要となり、作業効率が低下してしまう。特許文献2のモータファンにおいても同様である。
また、上述した合成樹脂製のインペラのカップ状の部位の内側面に永久磁石回転子(すなわち、円筒状で磁性を有する金属製ヨークの内側面に界磁用磁石が取り付けられているもの)を圧入する場合、圧入力による応力によりインペラが割れてしまうことがある。特に、比較的大型の送風機において、インペラが破損する可能性が高い。しかしながら、圧入力を小さくすると、永久磁石回転子をインペラに強固に取り付けることができず、永久磁石回転子がインペラから抜けてしまう恐れがある。
一方、このような送風機が低温環境において使用された場合、樹脂製のインペラが金属製のヨークよりも収縮することにより、インペラの取付部近傍が割れてしまう可能性がある。
本発明は、上記課題に鑑みなされたものであり、ファンモータの送風効率を向上しつつインペラ部をヨークに対して強固に取り付けることを主な目的としており、さらには、熱変形によるインペラ部の破損を防止することも目的としている。
請求項1に記載の発明は、ファンモータであって、ベース部と、前記ベース部に取り付けられる電機子と、前記電機子との間で所定の中心軸を中心とするトルクを発生する界磁用磁石と、前記中心軸を中心とする略有底円筒状であって開口部が前記電機子側を向き、外側面が露出するとともに内側面に前記界磁用磁石が固定されるヨークと、前記中心軸を中心に前記ヨークを前記ベース部に対して回転可能に支持する軸受機構と、前記ヨークの前記開口部または前記外側面にインサート成形にて取り付けられ、前記ヨークと共に回転することにより前記ヨークの底部側および前記開口部側の少なくとも一方から空気を取り込んで前記中心軸から離れる方向に前記空気を排出するインペラ部とを備え、前記インペラ部が、前記開口部または前記外側面から外側に向かって広がる板状の環状部と、前記ヨークから外側に離間して前記中心軸を中心とする周方向に配列され、それぞれが前記環状部の前記ヨーク側の主面から前記中心軸に平行に伸びる複数の翼とを備える。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載のファンモータであって、前記インペラ部の前記環状部が、前記ヨークの前記開口部の外周上において、または、前記ヨークの前記外側面上において、前記中心軸を中心とする周方向に間欠的に当接する複数の当接部を備える。
請求項3に記載の発明は、請求項2に記載のファンモータであって、前記環状部が前記インサート成形時に形成され、前記環状部において複数のウェルドラインが前記中心軸を中心として放射状に広がり、前記複数のウェルドラインのそれぞれが前記複数の当接部のうち隣接する2つの当接部の間を通る。
請求項4に記載の発明は、請求項1ないし3のいずれかに記載のファンモータであって、前記ヨークの前記開口部が、前記中心軸に対して垂直に外側に広がるとともに前記インペラ部の前記環状部が取り付けられる環状のフランジ部を備える。
請求項5に記載の発明は、請求項4に記載のファンモータであって、前記インペラ部の前記環状部が、前記フランジ部の一方の主面に当接する第1当接部と、前記フランジ部の他方の主面に当接するとともに前記第1当接部との間で前記フランジ部を挟持する第2当接部とを備える。
請求項6に記載の発明は、請求項1ないし5のいずれかに記載のファンモータであって、前記インペラ部の前記環状部および前記ヨークの一方において、他方と対向する部位に穴部または凹部が形成され、前記他方が、前記穴部に挿入され、または、前記凹部と係合して前記中心軸を中心とする周方向に関して前記ヨークに対する前記インペラ部の回転を防止する突起部を備える。
本発明では、ファンモータの送風効率を向上しつつインペラ部をヨークに対して強固に取り付けることができる。また、インペラ部の成形と同時に、インペラ部とヨークとの取り付けを行うことができる。請求項2および3の発明では、熱変形によるインペラ部の破損を防止することができる。
請求項4および5の発明では、インペラ部のヨークに対する取付部の構造を簡素化することができる。請求項6の発明では、インペラ部がヨークに対して周方向にずれることを防止することができる。
図1は、本発明の第1の実施の形態に係る遠心ファン型のファンモータ1の構成を示す図であり、中心軸J1を含む平面で切断した縦断面を示す。図1に示すように、ファンモータ1は、回転することにより空気の流れを発生するインペラ部2、および、インペラ部2に接続されてインペラ部2を中心軸J1回りに回転するモータ3を備える。ファンモータ1は、インペラ部2を取り囲んで空気流路を形成する(すなわち、インペラ部2の回転により発生した空気の流れを制御して空気を送出する)ためのハウジング(図示省略)に収納され、例えば、電気製品や電子機器を空冷するための電動ファンとして用いられる。
モータ3は、アウターロータ型のモータであり、固定組立体であるステータ部31、および、回転組立体であるロータ部32を備え、ロータ部32は、後述する軸受機構を介して中心軸J1を中心にステータ部31に対して回転可能に支持される。以下の説明では、便宜上、中心軸J1に沿ってロータ部32側を上側、ステータ部31側を下側として説明するが、中心軸J1は必ずしも重力方向と一致する必要はない。
ステータ部31は、ハウジングに固定されてステータ部31の各部を保持するベース部311を備え、ベース部311は、中心軸J1を中心とする略円筒状であってベース部311から上側(すなわち、ロータ部32側)に突出する軸受保持部312を備える。軸受保持部312の内側には、軸受機構の一部となる玉軸受313,314が中心軸J1方向の上部および下部に設けられ、玉軸受314の上側には予圧用のバネ317が設けられる。
ステータ部31は、また、軸受保持部312の外周に取り付けられる(すなわち、軸受保持部312の周囲にてベース部311に取り付けられる)電機子315、および、電機子315の下側にてベース部311に取り付けられるとともに電機子315に電気的に接続される回路基板316をさらに備える。
ロータ部32は、中心軸J1を中心とする略有底円筒状であって開口3211が下側(すなわち、ステータ部31側)を向く磁性を有する金属製のヨーク321、ヨーク321の内側面3212に取り付けられて電機子315と対向する略円筒状の界磁用磁石322、および、ヨーク321の底部(すなわち、ヨーク321の上端の略円板状の部位)3213から下側に突出するシャフト323を備える。
ヨーク321では、開口3211近傍の部位(すなわち、ヨーク321の電機子315側を向く下端部であり、以下、「開口部」という。)3214が、中心軸J1に対して略垂直に外側に広がる略円環状のフランジ部3215を備え、フランジ部3215にはインペラ部2が取り付けられる。
図1に示すように、ファンモータ1では、ヨーク321の外側面3216がインペラ部2の一部により覆われることなく、インペラ部2から露出した状態とされる。なお、ヨーク321の外側面3216がインペラ部2から露出した状態には、ヨーク321の外側面3216に、例えば、表面保護等を目的とした樹脂等の薄膜が形成されている場合において、当該薄膜の表面がインペラ部2から露出している状態を含むものとする。すなわち、ファンモータ1では、通常ヨーク321として捉えられる部分の外側面が、インペラ部2に覆われずに露出した状態とされる。
シャフト323は、ヨーク321の底部3213にカシメ固定されたブッシュ324に圧入固定されることによりヨーク321に取り付けられており、軸受保持部312に挿入されて玉軸受313,314により回転可能に支持される。ファンモータ1では、シャフト323および玉軸受313,314が、中心軸J1を中心にヨーク321をベース部311に対して回転可能に支持する軸受機構の役割を果たし、回路基板316を介して電機子315に供給される駆動電流が制御されて電機子315と界磁用磁石322との間で中心軸J1を中心とするトルク(すなわち、回転力)が発生することにより、ヨーク321と共にシャフト323、および、ヨーク321に取り付けられているインペラ部2が中心軸J1を中心として回転する。なお、シャフト323はブッシュを介さず、ヨーク321に直接取り付けられてもよい。
インペラ部2は、ヨーク321の開口部3214から外側(すなわち、中心軸J1から離れる方向)に向かって広がる板状の環状部21、および、ヨーク321から外側に離間して中心軸J1を中心とする周方向に等間隔に配列される複数(本実施の形態では、11枚)の翼22を備え、環状部21は、開口部3214のフランジ部3215にインサート成形にて取り付けられている。
環状部21は、フランジ部3215と略同一面上にて外側に広がり、ベース部311の外周近傍において下向きに傾斜し、さらに、翼22の中心軸J1側の端部近傍から外側に向かって回路基板316と略同一面上にて広がる。環状部21の上面の外周側には、図3に示すように、渦巻き状に配列された複数(本実施の形態では、11本)の円弧状の浅い溝219aが形成されている。また、環状部21の下面の外周側には、図2に示すように、溝219aに対応して渦巻き状に配列された複数の円弧状の突出部219bが設けられている。
複数の翼22のそれぞれは、環状部21の上面(すなわち、ヨーク321側の主面)から中心軸J1に略平行に伸びる。複数の翼22は、円錐台状の外側面を有する環状の連結部により上端部を連結されて一体成形されている。一体化された翼22は、環状部21の各溝219aに位置決めされ、超音波溶着により環状部21に固定される。ファンモータ1では、インペラ部2がヨーク321と共に回転することにより、インペラ部2の上側(すなわち、ヨーク321の底部3213側)から空気が取り込まれて中心軸J1から離れる方向に排出される。
図2および図3は、ロータ部32のヨーク321、および、ヨーク321に取り付けられたインペラ部2の環状部21を示す底面図および平面図である。図4および図5は、ヨーク321および環状部21を図2中に示すA−AおよびB−Bの位置で切断した部分断面図である。
図2ないし図5に示すように、環状部21の内縁側の円環状の部位211は、中心軸J1を中心とする周方向の全周に亘って、ヨーク321のフランジ部3215の上側の主面に当接する。以下、環状部21のフランジ部3215の上面に当接する部位211を、「上部当接部211」という。環状部21は、図2および図4に示すように、中心軸J1を中心とする周方向においてフランジ部3215の下側の主面に間欠的に当接する複数(本実施の形態では、11個)の下部当接部212を備え、フランジ部3215は、環状部21の上部当接部211と下部当接部212との間にて挟持される。
環状部21は、また、複数の下部当接部212をそれぞれ上部当接部211に連結するとともにヨーク321の開口部3214の外周上(すなわち、フランジ部3215の外周面上)において中心軸J1を中心とする周方向に間欠的に当接する複数(本実施の形態では、11個)の側部当接部213を備える。環状部21では、下部当接部212および側部当接部213が、周方向に等間隔にて配置される。
図2および図5に示すように、ヨーク321のフランジ部3215では、中心軸J1を中心とする周方向に等間隔に配置されるとともにフランジ部3215を上下方向(すなわち、中心軸J1方向)に貫通する複数(本実施の形態では、8個)の穴部3217が、環状部21の上部当接部211と対向する部位に形成される。また、環状部21は、フランジ部3215の複数の穴部3217にそれぞれ挿入され、中心軸J1を中心とする周方向に関してヨーク321に対するインペラ部2の回転を防止する複数(本実施の形態では、8個)の突起部214を備える。
上述のように、インペラ部2の環状部21は、ヨーク321のフランジ部3215にインサート成形にて取り付けられている。環状部21がインサート成形により形成される際には、所定形状の内部空間を有する金型にヨーク321が収容され、金型に設けられた複数のゲートから加熱溶融された樹脂材料が注入される。ゲートから注入された樹脂材料は、複数のゲートの間で合流して金型の内部空間に充填され、金型が冷却されて樹脂材料が固化することにより、環状部21がヨーク321のフランジ部3215に固着した状態で射出成形される。
環状部21では、複数のゲートから注入された樹脂材料の合流部にウェルドラインが形成される。ウェルドラインは、金型内を流動する樹脂材料において、他の部位よりも温度が低下している樹脂材料の端部同士が合流すること等により形成される。このように、成形材料の状態が異なるため、ウェルドラインにおける強度は通常、他の部位よりも低くなる。
図6は、ヨーク321および環状部21を示す底面図であり、環状部21に形成された複数のウェルドライン215を破線にて示す。また、金型のゲートに対応する位置に形成されたゲート痕216も併せて示す。環状部21の形成に利用される金型では、各ゲートが、環状部21の各側部当接部213および下部当接部212に対応する部位の外側(すなわち、突出部219bの間に位置するゲート痕216に対応する位置であって、平面視において、中心軸J1と各側部当接部213に対応する部位とを通る直線上であって各側部当接部213に対応する部位の中心軸J1とは反対側)に形成されている。各ゲートからは、実質的に同じ射出圧にて樹脂材料が射出されるため、いずれのウェルドライン215も隣接するゲートの中間近傍に形成される。このため、複数のウェルドライン215が、環状部21において中心軸J1を中心として放射状に広がるとともに、複数のウェルドライン215のそれぞれが、複数の側部当接部213のうち隣接する2つの側部当接部213の間を通る。
以上に説明したように、ファンモータ1では、インペラ部2の環状部21がヨーク321の開口部3214にインサート成形により固着されているため、インペラ部2とヨーク321との当接領域が比較的小さい場合であっても、インペラ部2をヨーク321に対して強固に取り付けることができる。また、インペラ部2の成形と同時に、インペラ部2とヨーク321との取り付けを行うことができる。
ファンモータ1では、ヨーク321の外側面3216がインペラ部2から露出しているため(すなわち、ヨーク321の外側面3216と翼22とが直接対向するため)、ヨークの外側面がインペラ部に覆われているファンモータに比べて、中心軸J1を中心とする径方向において、インペラ部2の複数の翼22の内側の空間を大きくする(すなわち、翼22の中心軸J1側の端部と当該端部に対向する中心軸J1周りの部位(本実施の形態では、ヨーク321の外側面3216)との間の距離を大きくする)ことができる。このため、ファンモータ1の送風効率を向上することができる。
また、ヨーク321の外側面3216を露出させることにより、ヨーク321内部において電機子315等から発生する熱をヨーク321の外部に容易に放出することができ、ファンモータ1の温度上昇を効率的に抑制することができる。
ファンモータ1では、インペラ部2の環状部21が、開口部3214において中心軸J1に略垂直に外側に広がるフランジ部3215に取り付けられることにより、インペラ部2のヨーク321に対する取付部の構造を簡素化することができる。また、フランジ部3215が、環状部21の上部当接部211および下部当接部212により上下方向から挟持されることにより、インペラ部2の取付部の構造を簡素化しつつインペラ部2をヨーク321に対してより強固に取り付けることができる。さらには、フランジ部3215の穴部3217に環状部21の突起部214が挿入されているため、ロータ部32およびインペラ部2の回転時に、インペラ部2がヨーク321に対して周方向にずれてしまうことをより確実に防止することができる。また、突起部214により環状部21とヨーク321との接触面積が増大するため、環状部21とヨーク321との固着力をより大きくすることができる。
インペラ部2では、環状部21の複数の側部当接部213が、ヨーク321の開口部3214の外周上において、周方向に間欠的にフランジ部3215の外周面に固着されている。したがって、ファンモータ1が低温環境において使用される際等に樹脂製の環状部21が金属製のヨーク321よりも収縮した場合であっても、各側部当接部213が周方向において遊び(すなわち、変形可能な空間)を有するため、環状部21に生じる周方向の応力を小さくすることができ、熱変形(特に、熱収縮)によるインペラ部2の破損を防止することができる。
さらには、複数のウェルドライン215のそれぞれが隣接する2つの側部当接部213の間を通る(すなわち、各ウェルドライン215の中心軸J1側の端部が側部当接部213と重ならない)ように環状部21がインサート成形されることにより、他の部位よりも強度が低いウェルドライン215に熱収縮時の応力が大きく作用することを避けることができ、熱変形(特に、熱収縮)によるインペラ部2の破損をより確実に防止することができる。
図7は、ヨーク321に取り付けられる環状部21の他の好ましい例を示す底面図であり、図8は、ヨーク321および環状部21を図7中に示すC−Cの位置で切断した部分断面図である。なお、環状部21は、中心軸J1に対して垂直に外側に広がる板状とされてもよい。
図7および図8に示す例では、環状部21の内周側が間欠的に複数箇所において切り欠かれており、切り欠き部213bの間の部位213aの内周面とフランジ部3215の外周面とが当接している。すなわち、環状部21の内周側の複数の部位213aが、ヨーク321の開口部3214の外周上において中心軸J1を中心とする周方向に間欠的に当接する複数の当接部となる。以下、環状部21の内周側の部位213aを当接部213aという。
図7および図8に示すように、当接部213aの上面および下面には、環状部21のフランジ部3215の上面および下面に当接するとともにフランジ部3215を挟持する上部当接部211aおよび下部当接部212aが設けられている。環状部21は、インサート成形によりヨーク321の開口部3214に取り付けられ、複数の当接部213aの間の切り欠き部213bは、金型内に突起を突出させること等により、環状部21のインサート成形時に同時に形成される。また、ウェルドライン(図示省略)は、切り欠き部213bに対応する部位に放射状に形成されている。
図7および図8に示す例でも、複数の当接部213aの周方向の側方に遊び(すなわち、変形可能な空間であって切り欠き部213bに相当する。)があるため、低温環境において環状部21がヨーク321よりも収縮した場合であっても、環状部21に生じる周方向の応力を小さくすることができ、熱変形(特に、熱収縮)によるインペラ部2の破損を防止することができる。なお、環状部21およびヨーク321の熱収縮率がおよそ等しい場合等、熱変形によるインペラ部2の破損が生じる可能性が低い場合には、フランジ部3215の全周に亘って当接する当接部が環状部21に設けられてよい。
次に、本発明の第2の実施の形態に係るファンモータについて説明する。図9は、第2の実施の形態に係るファンモータのヨーク321aおよびインペラ部2を示す部分断面図である。第2の実施の形態に係るファンモータでは、図1に示すファンモータ1と異なり、ヨーク321aの開口部3214にフランジ部は設けられない。
図9に示すように、第2の実施の形態に係るファンモータでは、インペラ部2の環状部21aが、ヨーク321aの下端(すなわち、開口部3214)近傍の外側面3216にインサート成形にて取り付けられる。環状部21aの内周側においてヨーク321aに当接する部位(以下、「当接部」という。)213bは、ヨーク321aの外側面3216の一部を円筒状に覆って形成されており、外側面3216の当接部213bに覆われていない領域はインペラ部2から露出した状態とされる。これにより、第1の実施の形態と同様に、インペラ部2をヨーク321aに対して強固に取り付けることができるとともにファンモータの送風効率を向上することができる。
ヨーク321aの下端近傍には、周方向に間欠的に配列された穴部3217aがヨーク321aの側面に形成されており、環状部21aの当接部213bには、穴部3217aに挿入される突起部214aがインサート成形により形成される。これにより、第1の実施の形態と同様に、インペラ部2の回転時に、インペラ部2がヨーク321aに対して周方向にずれてしまうことをより確実に防止することができる。
環状部21aでは、当接部213bは、中心軸J1を中心とする周方向において、ヨーク321aの外側面3216に間欠的に当接してもよい。換言すれば、環状部21aは、ヨーク321aの外側面3216において周方向に間欠的に当接する複数の当接部を備える。これにより、ファンモータが低温環境において使用される際等に樹脂製の環状部21aが金属製のヨーク321aよりも収縮した場合であっても、第1の実施の形態と同様に、熱変形(特に、熱収縮)によるインペラ部2の破損を防止することができる。
第2の実施の形態に係るファンモータでは、環状部21aと複数の翼22とが一体成形されている。また、環状部21aには、当接部213bと翼22との間において、周方向に配列された複数の貫通穴217が形成されており、インペラ部2が回転することにより、環状部21aの下側から貫通穴217を介して空気が取り込まれて翼22に供給される。また、必要に応じて、環状部21aの上側の空気が貫通穴217を介して環状部21aの下側へと供給される構造とすることもできる。
ファンモータでは、インペラ部2が回転することにより、インペラ部2の上下両側から空気が取り込まれる構造とされてもよい。図10は、ヨーク321aに取り付けられる環状部21aの他の好ましい例を示す部分断面図である。図10に示す例では、環状部21aが、ヨーク321aの外側面3216の中心軸J1方向における中間近傍にインサート成形により強固に取り付けられる。この場合、インペラ部2の上下両側から取り込まれた空気は、環状部21aにより案内されて翼22に円滑に供給される。図10に示す例でも、ヨーク321aの外側面3216の大部分はインペラ部2から露出した状態とされるため、ファンモータの送風効率を向上することができる。
以上、本発明の実施の形態について説明してきたが、本発明は上記実施の形態に限定されるものではなく、様々な変更が可能である。
第1の実施の形態に係るファンモータ1では、インペラ部2のヨーク321に対する周方向のずれを防止するという観点からは、フランジ部3215の穴部3217に代えて、環状部21の突起部214と係合する凹部がフランジ部3215の上側の主面に形成されてもよい。また、フランジ部3215の外周が切り欠かれて凹部が形成され、当該凹部と環状部21に形成された突起とが係合されてもよい。あるいは、フランジ部3215の外周に形成された凹部に環状部21の側部当接部213が係合することにより、環状部21がヨーク321に取り付けられるとともにインペラ部2のヨーク321に対する周方向のずれが防止されてもよい。ファンモータ1では、フランジ部3215に突起部が形成され、環状部21に当該突起部が挿入される穴部(または、当該突起部と係合する凹部)が形成されてもよい。
第2の実施の形態に係るファンモータでも同様に、穴部3217aに代えて凹部(切り欠き部)がヨーク321aの外側面3216に形成されてもよく、また、穴部(または凹部)が環状部21aの当接部213bに設けられて、当該穴部に挿入される突起部がヨーク321aの外側面3216に設けられてもよい。
第1の実施の形態に係るファンモータの構成を示す断面図である。 ヨークおよび環状部を示す底面図である。 ヨークおよび環状部を示す平面図である。 ヨークおよび環状部を示す部分断面図である。 ヨークおよび環状部を示す部分断面図である。 ヨークおよび環状部を示す底面図である。 ヨークおよび環状部の他の例を示す底面図である。 ヨークおよび環状部の他の例を示す部分断面図である。 第2の実施の形態に係るファンモータのヨークおよびインペラ部を示す部分断面図である。 ヨークおよびインペラ部の他の例を示す部分断面図である。
符号の説明
1 ファンモータ
2 インペラ部
21,21a 環状部
22 翼
211,211a 上部当接部
212,212a 下部当接部
213 側部当接部
213a,213b 当接部
214,214a 突起部
215 ウェルドライン
311 ベース部
313,314 玉軸受
315 電機子
321,321a ヨーク
322 界磁用磁石
323 シャフト
3212 内側面
3213 底部
3214 開口部
3215 フランジ部
3216 外側面
3217,3217a 穴部
J1 中心軸

Claims (6)

  1. ファンモータであって、
    ベース部と、
    前記ベース部に取り付けられる電機子と、
    前記電機子との間で所定の中心軸を中心とするトルクを発生する界磁用磁石と、
    前記中心軸を中心とする略有底円筒状であって開口部が前記電機子側を向き、外側面が露出するとともに内側面に前記界磁用磁石が固定されるヨークと、
    前記中心軸を中心に前記ヨークを前記ベース部に対して回転可能に支持する軸受機構と、
    前記ヨークの前記開口部または前記外側面にインサート成形にて取り付けられ、前記ヨークと共に回転することにより前記ヨークの底部側および前記開口部側の少なくとも一方から空気を取り込んで前記中心軸から離れる方向に前記空気を排出するインペラ部と、
    を備え、
    前記インペラ部が、
    前記開口部または前記外側面から外側に向かって広がる板状の環状部と、
    前記ヨークから外側に離間して前記中心軸を中心とする周方向に配列され、それぞれが前記環状部の前記ヨーク側の主面から前記中心軸に平行に伸びる複数の翼と、
    を備えることを特徴とするファンモータ。
  2. 請求項1に記載のファンモータであって、
    前記インペラ部の前記環状部が、前記ヨークの前記開口部の外周上において、または、前記ヨークの前記外側面上において、前記中心軸を中心とする周方向に間欠的に当接する複数の当接部を備えることを特徴とするファンモータ。
  3. 請求項2に記載のファンモータであって、
    前記環状部が前記インサート成形時に形成され、前記環状部において複数のウェルドラインが前記中心軸を中心として放射状に広がり、前記複数のウェルドラインのそれぞれが前記複数の当接部のうち隣接する2つの当接部の間を通ることを特徴とするファンモータ。
  4. 請求項1ないし3のいずれかに記載のファンモータであって、
    前記ヨークの前記開口部が、前記中心軸に対して垂直に外側に広がるとともに前記インペラ部の前記環状部が取り付けられる環状のフランジ部を備えることを特徴とするファンモータ。
  5. 請求項4に記載のファンモータであって、
    前記インペラ部の前記環状部が、
    前記フランジ部の一方の主面に当接する第1当接部と、
    前記フランジ部の他方の主面に当接するとともに前記第1当接部との間で前記フランジ部を挟持する第2当接部と、
    を備えることを特徴とするファンモータ。
  6. 請求項1ないし5のいずれかに記載のファンモータであって、
    前記インペラ部の前記環状部および前記ヨークの一方において、他方と対向する部位に穴部または凹部が形成され、
    前記他方が、前記穴部に挿入され、または、前記凹部と係合して前記中心軸を中心とする周方向に関して前記ヨークに対する前記インペラ部の回転を防止する突起部を備えることを特徴とするファンモータ。
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