JPH0775288A - モータファン - Google Patents
モータファンInfo
- Publication number
- JPH0775288A JPH0775288A JP21830493A JP21830493A JPH0775288A JP H0775288 A JPH0775288 A JP H0775288A JP 21830493 A JP21830493 A JP 21830493A JP 21830493 A JP21830493 A JP 21830493A JP H0775288 A JPH0775288 A JP H0775288A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- fan
- circuit board
- rotor
- stator
- recess
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- Motor Or Generator Frames (AREA)
- Connection Of Motors, Electrical Generators, Mechanical Devices, And The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 給湯器など主に屋外で使用されるモータファ
ンにおいて、埃や水に対する信頼性の向上、ファン固定
の確実化、ロータのバランス修正の高精度化およびファ
ン圧損低減による高効率化を目的とする。 【構成】 ファンケーシング9の反吸込口側に凹部91
を設け、そこに回路基板8を備え、回路基板ごと樹脂封
止剤10で充填するか、またはファンケーシングの反吸
込口側の凹部を封止板11で覆い隠してしまう構成にす
る。さらには、永久磁石回転子にファンケーシングの凹
部の内径よりも大きなつばを設けるか、または遠心ファ
ンの底板をファンケーシングの凹部の内径よりも大きく
することでモータファンの埃や水に対する信頼性の向
上、ファン固定の確実化、ロータのバランス修正の高精
度化およびファン圧損低減による高効率化が実現でき
る。
ンにおいて、埃や水に対する信頼性の向上、ファン固定
の確実化、ロータのバランス修正の高精度化およびファ
ン圧損低減による高効率化を目的とする。 【構成】 ファンケーシング9の反吸込口側に凹部91
を設け、そこに回路基板8を備え、回路基板ごと樹脂封
止剤10で充填するか、またはファンケーシングの反吸
込口側の凹部を封止板11で覆い隠してしまう構成にす
る。さらには、永久磁石回転子にファンケーシングの凹
部の内径よりも大きなつばを設けるか、または遠心ファ
ンの底板をファンケーシングの凹部の内径よりも大きく
することでモータファンの埃や水に対する信頼性の向
上、ファン固定の確実化、ロータのバランス修正の高精
度化およびファン圧損低減による高効率化が実現でき
る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、給湯器等屋外用機器に
使用される燃焼用空気を送風するモータファンに関する
ものである。
使用される燃焼用空気を送風するモータファンに関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】近年、給湯器等に使用される燃焼用空気
を送風するモータファンにおいて、モータファンの高効
率化、高信頼性化が強く要望されている。
を送風するモータファンにおいて、モータファンの高効
率化、高信頼性化が強く要望されている。
【0003】以下に従来のモータファンについて説明す
る。図4は従来のモータファンの構造断面図を示すもの
である。図4において、1は鉄心、2は絶縁体、3は巻
線、4は永久磁石回転子、5は軸受、6はハウジング、
7は遠心ファン、8は回路基板、12はファンケーシン
グである。
る。図4は従来のモータファンの構造断面図を示すもの
である。図4において、1は鉄心、2は絶縁体、3は巻
線、4は永久磁石回転子、5は軸受、6はハウジング、
7は遠心ファン、8は回路基板、12はファンケーシン
グである。
【0004】従来のモータファンは、遠心ファン7が永
久磁石回転子4に圧入のみで固定されており、またモー
タ駆動用回路基板8はファンケーシング9の中にむき出
しになって保持されている構成となっている。
久磁石回転子4に圧入のみで固定されており、またモー
タ駆動用回路基板8はファンケーシング9の中にむき出
しになって保持されている構成となっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
の構成では、システムキッチンの足元暖房などの屋内用
途においては埃や水に対する対策が不要であったが、こ
のままの構成で給湯器などの屋外用途に使用すると、フ
ァンケーシング12の吸込口から埃や水を吸い込み、そ
の埃や水が回路基板8に付着し回路が誤動作を起こし、
最悪の場合回路破壊に至ることやモータ内部に埃や水が
侵入し、モータが回転不能に至るという問題点、また、
永久磁石回転子4のバランスは、永久磁石回転子の側面
を削り修正しなければならず、容易にバランスの精度が
得られないという問題点、また、遠心ファン7が永久磁
石回転子4に圧入のみで固定されているため、モータフ
ァン運転中に永久磁石回転子4が空転し遠心ファン7が
回転せず送風できなくなり、最悪の場合遠心ファン7が
永久磁石回転子4から抜けてしまい実用に供することが
できなくなるという問題点を有していた。
の構成では、システムキッチンの足元暖房などの屋内用
途においては埃や水に対する対策が不要であったが、こ
のままの構成で給湯器などの屋外用途に使用すると、フ
ァンケーシング12の吸込口から埃や水を吸い込み、そ
の埃や水が回路基板8に付着し回路が誤動作を起こし、
最悪の場合回路破壊に至ることやモータ内部に埃や水が
侵入し、モータが回転不能に至るという問題点、また、
永久磁石回転子4のバランスは、永久磁石回転子の側面
を削り修正しなければならず、容易にバランスの精度が
得られないという問題点、また、遠心ファン7が永久磁
石回転子4に圧入のみで固定されているため、モータフ
ァン運転中に永久磁石回転子4が空転し遠心ファン7が
回転せず送風できなくなり、最悪の場合遠心ファン7が
永久磁石回転子4から抜けてしまい実用に供することが
できなくなるという問題点を有していた。
【0006】本発明は上記従来の問題点を解決するもの
であり、屋外用途でも防塵、防水の面で信頼性が高く、
また容易に精度良く永久磁石回転子のバランス修正を行
うことができ、さらに永久磁石回転子の空転や遠心ファ
ンの脱落を防ぐことができる優れたモータファンを提供
することを目的とする。
であり、屋外用途でも防塵、防水の面で信頼性が高く、
また容易に精度良く永久磁石回転子のバランス修正を行
うことができ、さらに永久磁石回転子の空転や遠心ファ
ンの脱落を防ぐことができる優れたモータファンを提供
することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】これらの目的を達成する
ために、本発明のモータファンはファンケーシングの反
吸込口側の凹部に回路基板を備え、ファンケーシングの
反吸込口側の凹部を、回路基板と一体的に樹脂封止剤で
充填、または回路基板と一体的に封止板で覆い隠してし
まう構成を有している。
ために、本発明のモータファンはファンケーシングの反
吸込口側の凹部に回路基板を備え、ファンケーシングの
反吸込口側の凹部を、回路基板と一体的に樹脂封止剤で
充填、または回路基板と一体的に封止板で覆い隠してし
まう構成を有している。
【0008】さらに、永久磁石回転子の端部の全外周に
つばを設け、かつつばの外径がファンケーシングの凹部
の内径よりも大きくとる構成、もしくは遠心ファンの底
板の外径をファンケーシングの凹部の内径よりも大きく
とり、かつ切り起こしおよび芯出しガイドを設けた構成
を有している。
つばを設け、かつつばの外径がファンケーシングの凹部
の内径よりも大きくとる構成、もしくは遠心ファンの底
板の外径をファンケーシングの凹部の内径よりも大きく
とり、かつ切り起こしおよび芯出しガイドを設けた構成
を有している。
【0009】
【作用】上記構成によれば、ファンケーシングの反吸込
口側に設けた凹部に回路基板を樹脂充填または封止板で
一体的に覆い隠すことにより、回路基板はファンケーシ
ング内でむき出しにならないため、埃や水が回路基板に
侵入し付着することがなくなり、回路の誤動作や破壊を
防ぐことができる。また、樹脂封止剤や封止板によって
ファンケーシングの反吸込口側が疑似平面になるためフ
ァンの圧損の低減が図れる高効率のモータファンが実現
できる。
口側に設けた凹部に回路基板を樹脂充填または封止板で
一体的に覆い隠すことにより、回路基板はファンケーシ
ング内でむき出しにならないため、埃や水が回路基板に
侵入し付着することがなくなり、回路の誤動作や破壊を
防ぐことができる。また、樹脂封止剤や封止板によって
ファンケーシングの反吸込口側が疑似平面になるためフ
ァンの圧損の低減が図れる高効率のモータファンが実現
できる。
【0010】また、永久磁石回転子の端部の全外周に、
ファンケーシングの凹部の内径より大きい外径のつばを
設けることにより、回転子のつばのファン効果によって
埃や水が回路基板やモータ内部に侵入し付着することが
なくなり、回路の誤動作や破壊およびモータの回転不能
を防ぐことができる。また、回転子のつばをカットする
ことにより回転子のバランスを精度良く容易に修正する
ことができる。
ファンケーシングの凹部の内径より大きい外径のつばを
設けることにより、回転子のつばのファン効果によって
埃や水が回路基板やモータ内部に侵入し付着することが
なくなり、回路の誤動作や破壊およびモータの回転不能
を防ぐことができる。また、回転子のつばをカットする
ことにより回転子のバランスを精度良く容易に修正する
ことができる。
【0011】さらに、遠心ファンの底板外径をファンケ
ーシング凹部の内径より大きくとり、切り起こしや芯出
しガイドを設けることにより、遠心ファンのファン効果
により埃や水が回路基板やモータ内部に侵入し付着する
ことがなくなり、回路の誤動作や破壊およびモータの回
転不能を防ぐことができる。また、切り起こしや芯出し
ガイドを利用するため遠心ファンを確実に回転子に固定
することができ、回転子の空転や遠心ファンの脱落を防
ぐことができる。また、遠心ファンの底板をカットする
ことにより遠心ファンを保持する回転子のバランスを精
度良く容易に修正することができる。
ーシング凹部の内径より大きくとり、切り起こしや芯出
しガイドを設けることにより、遠心ファンのファン効果
により埃や水が回路基板やモータ内部に侵入し付着する
ことがなくなり、回路の誤動作や破壊およびモータの回
転不能を防ぐことができる。また、切り起こしや芯出し
ガイドを利用するため遠心ファンを確実に回転子に固定
することができ、回転子の空転や遠心ファンの脱落を防
ぐことができる。また、遠心ファンの底板をカットする
ことにより遠心ファンを保持する回転子のバランスを精
度良く容易に修正することができる。
【0012】
【実施例】(実施例1)以下本発明の一実施例につい
て、図面を参照しながら説明する。
て、図面を参照しながら説明する。
【0013】図1(a)において、1は鉄心、2は絶縁
体、3は巻線、4は永久磁石回転子、5は軸受、6はハ
ウジング、7は遠心ファン、8は回路基板、9はファン
ケーシング、91はファンケーシング凹部、10は樹脂
封止剤である。
体、3は巻線、4は永久磁石回転子、5は軸受、6はハ
ウジング、7は遠心ファン、8は回路基板、9はファン
ケーシング、91はファンケーシング凹部、10は樹脂
封止剤である。
【0014】回路基板8はファンケーシング9の反吸込
口側に設けた凹部91に配置され、樹脂封止剤10によ
って充填されている。このため、回路基板8は完全密封
され、屋外用途でも埃や水が回路基板に侵入して付着す
ることがなく、回路の誤動作や破壊を防止することがで
きる。また、ファンケーシング9の反吸込口側は疑似平
面になるため、空気の流れがスムーズとなり、乱流が発
生しないためファン圧損の低減を図ることができ、高効
率とすることができる。
口側に設けた凹部91に配置され、樹脂封止剤10によ
って充填されている。このため、回路基板8は完全密封
され、屋外用途でも埃や水が回路基板に侵入して付着す
ることがなく、回路の誤動作や破壊を防止することがで
きる。また、ファンケーシング9の反吸込口側は疑似平
面になるため、空気の流れがスムーズとなり、乱流が発
生しないためファン圧損の低減を図ることができ、高効
率とすることができる。
【0015】(実施例2)以下本発明の第2の実施例に
ついて、図面を参照しながら説明する。
ついて、図面を参照しながら説明する。
【0016】図1(b)において、1は鉄心、2は絶縁
体、3は巻線、4は永久磁石回転子、5は軸受、6はハ
ウジング、7は遠心ファン、8は回路基板、9はファン
ケーシング、91はファンケーシング凹部、11は封止
板である。
体、3は巻線、4は永久磁石回転子、5は軸受、6はハ
ウジング、7は遠心ファン、8は回路基板、9はファン
ケーシング、91はファンケーシング凹部、11は封止
板である。
【0017】回路基板8はファンケーシング9の反吸込
口側に設けた凹部91に配置され、封止板11によって
覆い隠されている。このため、上記実施例1と同様回路
基板8は完全密封され、ファンケーシング9の反吸込口
側は疑似平面になるため、屋外用途でも高信頼性であ
り、かつファン圧損の低減を図り高効率とすることがで
きる。
口側に設けた凹部91に配置され、封止板11によって
覆い隠されている。このため、上記実施例1と同様回路
基板8は完全密封され、ファンケーシング9の反吸込口
側は疑似平面になるため、屋外用途でも高信頼性であ
り、かつファン圧損の低減を図り高効率とすることがで
きる。
【0018】(実施例3)以下本発明の第3の実施例に
ついて、図面を参照しながら説明する。
ついて、図面を参照しながら説明する。
【0019】図2(a)において、1は鉄心、2は絶縁
体、3は巻線、4は永久磁石回転子、41は永久磁石回
転子4の端部の全外周に設けたつば、5は軸受、6はハ
ウジング、7は遠心ファン、8は回路基板、9はファン
ケーシング、91はファンケーシング凹部である。
体、3は巻線、4は永久磁石回転子、41は永久磁石回
転子4の端部の全外周に設けたつば、5は軸受、6はハ
ウジング、7は遠心ファン、8は回路基板、9はファン
ケーシング、91はファンケーシング凹部である。
【0020】つば41の外径をファンケーシングの凹部
91の内径よりも大きくすることにより、つば41とフ
ァンケーシング9とで防塵、防水構造が形成され、また
つば41のファン効果によってファンケーシング9の吸
込口から吸い込まれた埃や水は回路基板8やモータ内部
に侵入し付着することはなくなり、回路の誤動作や破壊
およびモータの回転不能を防ぐことができる。
91の内径よりも大きくすることにより、つば41とフ
ァンケーシング9とで防塵、防水構造が形成され、また
つば41のファン効果によってファンケーシング9の吸
込口から吸い込まれた埃や水は回路基板8やモータ内部
に侵入し付着することはなくなり、回路の誤動作や破壊
およびモータの回転不能を防ぐことができる。
【0021】また、図3(a)の永久磁石回転子の正面
図に示すように、つば41の周縁部を切削部42のよう
に切削することにより、容易にかつ精度良く永久磁石回
転子4のバランス修正を行うことができる。
図に示すように、つば41の周縁部を切削部42のよう
に切削することにより、容易にかつ精度良く永久磁石回
転子4のバランス修正を行うことができる。
【0022】(実施例4)以下本発明の第4の実施例に
ついて、図面を参照しながら説明する。
ついて、図面を参照しながら説明する。
【0023】図2(b)において、1は鉄心、2は絶縁
体、3は巻線、4は永久磁石回転子、41は永久磁石回
転子4の端部の全外周に設けたつば、5は軸受、6はハ
ウジング、7は遠心ファン、71は遠心ファン7の底
板、72は底板71に設けた切り起こし、73は底板7
1に設けた芯出しガイド、74は遠心ファン7の羽根、
75は遠心ファン7の側板、8は回路基板、9はファン
ケーシング、91はファンケーシング9の凹部である。
体、3は巻線、4は永久磁石回転子、41は永久磁石回
転子4の端部の全外周に設けたつば、5は軸受、6はハ
ウジング、7は遠心ファン、71は遠心ファン7の底
板、72は底板71に設けた切り起こし、73は底板7
1に設けた芯出しガイド、74は遠心ファン7の羽根、
75は遠心ファン7の側板、8は回路基板、9はファン
ケーシング、91はファンケーシング9の凹部である。
【0024】底板71の外径がファンケーシングの凹部
91の内径よりも大きいため、底板71とファンケーシ
ング9とで防塵、防水構造が形成され、また底板71の
ファン効果によって、ファンケーシング9の吸込口から
吸い込まれた埃や水は回路基板8やモータ内部に侵入し
付着することはなくなり、回路の誤動作や破壊、モータ
の回転不能を防ぐことができる。
91の内径よりも大きいため、底板71とファンケーシ
ング9とで防塵、防水構造が形成され、また底板71の
ファン効果によって、ファンケーシング9の吸込口から
吸い込まれた埃や水は回路基板8やモータ内部に侵入し
付着することはなくなり、回路の誤動作や破壊、モータ
の回転不能を防ぐことができる。
【0025】また、図3(b)のように芯出しガイド7
3で、永久磁石回転子4と遠心ファン7の芯を合わせな
がら、つば41に切り起こし72でかしめ固定を行うこ
とにより、遠心ファン7を確実に永久磁石回転子4に固
定することができ、永久磁石回転子4の空転や遠心ファ
ン7の脱落を防ぐことができ、底板71の周縁部を切削
部76のように切削することにより、容易にかつ精度良
く永久磁石回転子4のバランス修正を行うことができ
る。
3で、永久磁石回転子4と遠心ファン7の芯を合わせな
がら、つば41に切り起こし72でかしめ固定を行うこ
とにより、遠心ファン7を確実に永久磁石回転子4に固
定することができ、永久磁石回転子4の空転や遠心ファ
ン7の脱落を防ぐことができ、底板71の周縁部を切削
部76のように切削することにより、容易にかつ精度良
く永久磁石回転子4のバランス修正を行うことができ
る。
【0026】本発明は上記した実施例に限定されるもの
ではない。
ではない。
【0027】
【発明の効果】以上のように本発明は、ファンケーシン
グの反吸込口の凹部に、モータ駆動用回路基板を設け、
その部分を樹脂封止剤で充填したり封止板で覆い隠すこ
とによって、回路の誤動作および破壊を防ぐことがで
き、屋外用途でも防塵、防水の面で信頼性が高く、かつ
ファン圧損の低減が図られ高効率とすることができる優
れたモータファンを実現できる。
グの反吸込口の凹部に、モータ駆動用回路基板を設け、
その部分を樹脂封止剤で充填したり封止板で覆い隠すこ
とによって、回路の誤動作および破壊を防ぐことがで
き、屋外用途でも防塵、防水の面で信頼性が高く、かつ
ファン圧損の低減が図られ高効率とすることができる優
れたモータファンを実現できる。
【0028】また、永久磁石回転子の端部の全外周につ
ばを設け、かつつばの外径をファンケーシングの凹部の
内径よりも大きくすることによって、回路の誤動作や破
壊、モータの回転不能を防ぐことができ、屋外用途でも
防塵、防水の面で信頼性が高く、かつ容易に精度良く永
久磁石回転子のバランス修正を行うことができる優れた
モータファンを実現できる。
ばを設け、かつつばの外径をファンケーシングの凹部の
内径よりも大きくすることによって、回路の誤動作や破
壊、モータの回転不能を防ぐことができ、屋外用途でも
防塵、防水の面で信頼性が高く、かつ容易に精度良く永
久磁石回転子のバランス修正を行うことができる優れた
モータファンを実現できる。
【0029】さらに、回転子に保持される遠心ファンの
底板の外径をファンケーシングの凹部の内径よりも大き
くし、かつ切り起こしおよび芯出しガイドを設けること
によって、回路の誤動作や破壊、モータの回転不能を防
ぐことができ、屋外用途でも防塵、防水の面で信頼性が
高く、かつ容易に精度良く永久磁石回転子のバランス修
正を行うことができるとともに、永久磁石回転子の空転
や遠心ファンの脱落を防ぐことができる優れたモータフ
ァンを実現できる。
底板の外径をファンケーシングの凹部の内径よりも大き
くし、かつ切り起こしおよび芯出しガイドを設けること
によって、回路の誤動作や破壊、モータの回転不能を防
ぐことができ、屋外用途でも防塵、防水の面で信頼性が
高く、かつ容易に精度良く永久磁石回転子のバランス修
正を行うことができるとともに、永久磁石回転子の空転
や遠心ファンの脱落を防ぐことができる優れたモータフ
ァンを実現できる。
【図1】(a)は本発明の第1の実施例におけるモータ
ファンの構造断面図 (b)は本発明の第2の実施例におけるモータファンの
構造断面図
ファンの構造断面図 (b)は本発明の第2の実施例におけるモータファンの
構造断面図
【図2】(a)は本発明の第3の実施例におけるモータ
ファンの構造断面図 (b)は本発明の第4の実施例におけるモータファンの
構造断面図
ファンの構造断面図 (b)は本発明の第4の実施例におけるモータファンの
構造断面図
【図3】(a)は本発明の第3の実施例におけるモータ
ファンの永久磁石回転子の正面図 (b)は本発明の第4の実施例におけるモータファンの
永久磁石回転子の正面図
ファンの永久磁石回転子の正面図 (b)は本発明の第4の実施例におけるモータファンの
永久磁石回転子の正面図
【図4】従来のモータファンの構造断面図
1 鉄心 2 絶縁体 3 巻線 4 永久磁石回転子 5 軸受 6 ハウジング 7 遠心ファン 8 回路基板 9,12 ファンケーシング 10 樹脂封止剤 11 封止板 41 つば 42,76 切削部 71 遠心ファンの底板 72 底板に設けた切り起こし 73 芯出しガイド 74 遠心ファンの羽根 75 遠心ファンの側板 91 ファンケーシング凹部
フロントページの続き (72)発明者 加藤 久孝 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 土肥 裕司 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内
Claims (5)
- 【請求項1】 複数のスロットを有する鉄心と、前記鉄
心のスロットに絶縁層を介して施された巻線とを有する
固定子と、前記固定子の磁極面と対向して配置される永
久磁石回転子と、前記回転子を回転自在に保持する軸受
と、前記軸受を前記固定子に保持するハウジングと、前
記回転子に保持された遠心ファンと、前記固定子に電気
的に接続されたモータ駆動用回路基板と、前記回路基板
を保持するファンケーシングとを備えたモータファンに
おいて、前記ファンケーシングの反吸込口側に凹部を設
け、前記凹部に前記回路基板を取り付け、前記凹部を樹
脂封止剤で充填し前記回路基板と一体的に封止したこと
を特徴とするモータファン。 - 【請求項2】 複数のスロットを有する鉄心と、前記鉄
心のスロットに絶縁層を介して施された巻線とを有する
固定子と、前記固定子の磁極面と対向して配置される永
久磁石回転子と、前記回転子を回転自在に保持する軸受
と、前記軸受を前記固定子に保持するハウジングと、前
記回転子に保持された遠心ファンと、前記固定子に電気
的に接続されたモータ駆動用回路基板と、前記回路基板
を保持するファンケーシングとを備えたモータファンに
おいて、前記ファンケーシングの反吸込口側に凹部を設
け、前記凹部に前記回路基板を取り付け、前記凹部を封
止板で覆い隠し前記回路基板と一体的に封止したことを
特徴とするモータファン。 - 【請求項3】 複数のスロットを有する鉄心と、前記鉄
心のスロットに絶縁層を介して施された巻線とを有する
固定子と、前記固定子の磁極面と対向して配置される永
久磁石回転子と、前記回転子を回転自在に保持する軸受
と、前記軸受を前記固定子に保持するハウジングと、前
記回転子に保持された遠心ファンと、前記固定子に電気
的に接続されたモータ駆動用回路基板と、前記回路基板
を保持するファンケーシングとを備えたモータファンに
おいて、前記ファンケーシングの反吸込口側に凹部を設
け、前記凹部に前記回路基板を取り付け、前記回路基板
の端部の全外周につばを設けたことを特徴とするモータ
ファン。 - 【請求項4】 前記回転子の端部の全外周に設けたつば
の外径が、前記ファンケーシングの凹部の内径よりも大
きいことを特徴とする請求項3記載のモータファン。 - 【請求項5】 複数のスロットを有する鉄心と、前記鉄
心のスロットに絶縁層を介して施された巻線とを有する
固定子と、前記固定子の磁極面と対向して配置される永
久磁石回転子と、前記回転子を回転自在に保持する軸受
と、前記軸受を前記固定子に保持するハウジングと、前
記回転子に保持された遠心ファンと、前記固定子に電気
的に接続されたモータ駆動用回路基板と、前記回路基板
を保持するファンケーシングとを備えたモータファンに
おいて、前記ファンケーシングの反吸込口側に凹部を設
け、前記凹部に回路基板を取り付け、前記遠心ファンの
底板の外径が前記ファンケーシングの凹部の内径よりも
大きく、かつ切り起こしおよび芯出しガイドを設けたこ
とを特徴とするモータファン。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21830493A JPH0775288A (ja) | 1993-09-02 | 1993-09-02 | モータファン |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21830493A JPH0775288A (ja) | 1993-09-02 | 1993-09-02 | モータファン |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0775288A true JPH0775288A (ja) | 1995-03-17 |
Family
ID=16717746
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP21830493A Pending JPH0775288A (ja) | 1993-09-02 | 1993-09-02 | モータファン |
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Country | Link |
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JP (1) | JPH0775288A (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO1998019382A1 (de) * | 1996-10-28 | 1998-05-07 | Papst-Motoren Gmbh & Co. Kg | Verfahren zum isolieren des stators eines elektronisch kommutierten gleichstrommotors |
JP2008101475A (ja) * | 2006-10-17 | 2008-05-01 | Japan Servo Co Ltd | モータファン |
JP2013245658A (ja) * | 2012-05-29 | 2013-12-09 | Minebea Co Ltd | 遠心送風ファン |
US8690547B2 (en) | 2005-07-15 | 2014-04-08 | Nidec Corporation | Fan |
CN106030997A (zh) * | 2014-02-27 | 2016-10-12 | 罗伯特·博世有限公司 | 具有极壳的电机 |
US9494161B2 (en) | 2012-11-08 | 2016-11-15 | Nidec Servo Corporation | Motor |
-
1993
- 1993-09-02 JP JP21830493A patent/JPH0775288A/ja active Pending
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2017506871A (ja) * | 2014-02-27 | 2017-03-09 | ローベルト ボツシユ ゲゼルシヤフト ミツト ベシユレンクテル ハフツングRobert Bosch Gmbh | 磁極ハウジングを備える電動機 |
US10355553B2 (en) | 2014-02-27 | 2019-07-16 | Robert Bosch Gmbh | Electric machine comprising a pole housing |
CN106030997B (zh) * | 2014-02-27 | 2019-10-15 | 罗伯特·博世有限公司 | 具有极壳的电机 |
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