JPH07143705A - ファン一体化電動機 - Google Patents
ファン一体化電動機Info
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- JPH07143705A JPH07143705A JP32307093A JP32307093A JPH07143705A JP H07143705 A JPH07143705 A JP H07143705A JP 32307093 A JP32307093 A JP 32307093A JP 32307093 A JP32307093 A JP 32307093A JP H07143705 A JPH07143705 A JP H07143705A
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- fan
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 気密構造を簡素化し、部品点数を少なくして
作業性を向上させ、コストダウンを図ること。 【構成】 有底円筒状の防振ゴム46でエンドブラケッ
ト6を気密的に覆設する。これにより反ファン32側を
閉塞でき、ファン32の結露の防止ができる。気密構造
も防振ゴム46を有底円筒状としているだけなので、気
密構造を簡素化でき、気密構造の簡素化のために部品点
数を少なくでき、コストダウンが図れる。また部品点数
が少なくなるので組立性が向上し、工数の削減が図れ
る。さらにはプリント基板33からのリード線51を外
部へ導出する場合、第1の穴48に導出したリード線5
1をスリット52を介して第2の穴50に案内して該第
2の穴50から外部へ導出でき、リード線51の引出し
作業が容易となる。
作業性を向上させ、コストダウンを図ること。 【構成】 有底円筒状の防振ゴム46でエンドブラケッ
ト6を気密的に覆設する。これにより反ファン32側を
閉塞でき、ファン32の結露の防止ができる。気密構造
も防振ゴム46を有底円筒状としているだけなので、気
密構造を簡素化でき、気密構造の簡素化のために部品点
数を少なくでき、コストダウンが図れる。また部品点数
が少なくなるので組立性が向上し、工数の削減が図れ
る。さらにはプリント基板33からのリード線51を外
部へ導出する場合、第1の穴48に導出したリード線5
1をスリット52を介して第2の穴50に案内して該第
2の穴50から外部へ導出でき、リード線51の引出し
作業が容易となる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は例えば空気調和機の室
内機の吹出口に設置されるファン一体化電動機に関する
ものである。
内機の吹出口に設置されるファン一体化電動機に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】図13はこの種の空気調和機の室内機の
吹出口に設置されるファン一体化電動機の断面図を示し
ている。図13において、この電動機はブラシレスDC
モータであり、そのステータ1は、シャフト2、防振ゴ
ム3、固定子鉄心4、固定子巻線5、エンドブラケット
6等から構成されている。またロータ21は、軸受2
2、回転子ヨーク23、永久磁石24等から構成されて
おり、軸受22には防振継手31を介して送風用のファ
ン32を装着している。
吹出口に設置されるファン一体化電動機の断面図を示し
ている。図13において、この電動機はブラシレスDC
モータであり、そのステータ1は、シャフト2、防振ゴ
ム3、固定子鉄心4、固定子巻線5、エンドブラケット
6等から構成されている。またロータ21は、軸受2
2、回転子ヨーク23、永久磁石24等から構成されて
おり、軸受22には防振継手31を介して送風用のファ
ン32を装着している。
【0003】ステータ1を構成するエンドブラケット6
は板金製で、有底円筒状に形成され、ファン32側が開
口している。このエンドブラケット6の底部の中央部に
ファン32側に向けてシャフト2を圧入固定し、固定子
鉄心4の中央の穴に装着した防振ゴム3の中心穴にシャ
フト2を挿入している。固定子鉄心4には固定子巻線5
が巻装してある。
は板金製で、有底円筒状に形成され、ファン32側が開
口している。このエンドブラケット6の底部の中央部に
ファン32側に向けてシャフト2を圧入固定し、固定子
鉄心4の中央の穴に装着した防振ゴム3の中心穴にシャ
フト2を挿入している。固定子鉄心4には固定子巻線5
が巻装してある。
【0004】また固定子鉄心4の内側の周囲には複数の
穴が穿孔してあり、この穴に端子7が固定されていて、
この端子7の一端に固定子巻線5の端部が接続されてい
る。端子7の他端側はプリント基板33と接続されるよ
うになっている。このプリント基板33は、エンドブラ
ケット6の有底部にスペーサ34を介して略コ字型のス
プリング35にて支持されている。なお36はコネクタ
である。プリント基板33には固定子巻線5に電源を印
加して回転制御を行う駆動回路が実装されており、この
プリント基板33から外部へリード線37が導出されて
いる。
穴が穿孔してあり、この穴に端子7が固定されていて、
この端子7の一端に固定子巻線5の端部が接続されてい
る。端子7の他端側はプリント基板33と接続されるよ
うになっている。このプリント基板33は、エンドブラ
ケット6の有底部にスペーサ34を介して略コ字型のス
プリング35にて支持されている。なお36はコネクタ
である。プリント基板33には固定子巻線5に電源を印
加して回転制御を行う駆動回路が実装されており、この
プリント基板33から外部へリード線37が導出されて
いる。
【0005】シャフト2のファン32側の部分には軸受
22が装着してあり、軸受22のベアリング25により
回動自在となっている。この軸受22と略円筒状の回転
子ヨーク23とがリベット26等により連結固定されて
おり、この回転子ヨーク23の内周面に複数の永久磁石
24が固定子鉄心4の磁極面と相対して配設されてい
る。またエンドブラケット6の外周面には外周防振ゴム
38が配設されている。この外周防振ゴム38は円筒状
であり、ファン32側、反ファン32側が開口してい
る。
22が装着してあり、軸受22のベアリング25により
回動自在となっている。この軸受22と略円筒状の回転
子ヨーク23とがリベット26等により連結固定されて
おり、この回転子ヨーク23の内周面に複数の永久磁石
24が固定子鉄心4の磁極面と相対して配設されてい
る。またエンドブラケット6の外周面には外周防振ゴム
38が配設されている。この外周防振ゴム38は円筒状
であり、ファン32側、反ファン32側が開口してい
る。
【0006】ここで図13に示すブラシレスDCモータ
は、ロータ21に永久磁石24を使用し、固定子巻線5
には3相交流を流して回転磁界を作り、ロータ21を回
転させる構造の電動機である。永久磁石24は運転中、
ステータ1の極との間に磁石の切換わり時のコギング
(回転ムラ)が発生するが、ここでは永久磁石24の厚
さを変えてこのコギングを小さくしている。固定子巻線
5に流れる電流は、プリント基板33に実装した駆動回
路IC39に供給される電力が直流なので、駆動回路の
中で発生した交流は電気角で120度通電の矩形波とな
り、巻線5が集中巻きとなっていることも合わせて通電
の切換わり時にコギングが発生する。
は、ロータ21に永久磁石24を使用し、固定子巻線5
には3相交流を流して回転磁界を作り、ロータ21を回
転させる構造の電動機である。永久磁石24は運転中、
ステータ1の極との間に磁石の切換わり時のコギング
(回転ムラ)が発生するが、ここでは永久磁石24の厚
さを変えてこのコギングを小さくしている。固定子巻線
5に流れる電流は、プリント基板33に実装した駆動回
路IC39に供給される電力が直流なので、駆動回路の
中で発生した交流は電気角で120度通電の矩形波とな
り、巻線5が集中巻きとなっていることも合わせて通電
の切換わり時にコギングが発生する。
【0007】コギングがファン32に伝わると、製品の
振動及び騒音となり、ユーザー先で苦情が発生するおそ
れがある。したがってコギングがファン32に伝達する
のを可能な限り小さくするため、多くの対策が施されて
いる。コギングを減らすためには、永久磁石24の厚さ
を変化させる他に、シャフト2と固定子鉄心4間に防振
ゴム3を入れ、回転トルクのファン32への伝達には防
振継手31を使用し、さらに電動機は外周防振ゴム38
で製品に支持されるようにしている。図14にこの外周
防振ゴム38の構造を示す。
振動及び騒音となり、ユーザー先で苦情が発生するおそ
れがある。したがってコギングがファン32に伝達する
のを可能な限り小さくするため、多くの対策が施されて
いる。コギングを減らすためには、永久磁石24の厚さ
を変化させる他に、シャフト2と固定子鉄心4間に防振
ゴム3を入れ、回転トルクのファン32への伝達には防
振継手31を使用し、さらに電動機は外周防振ゴム38
で製品に支持されるようにしている。図14にこの外周
防振ゴム38の構造を示す。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】従来例では、図13及
び図14に示すように、外周防振ゴム38はコギングに
よる振動を吸収するために使用されていたので、円筒形
でファン32側及び反ファン32側は開放された形状に
なっている。空調機の室内ファンに多く使用されている
クロスフローファンは、ロータ21(ファン32)が回
転すると、ファン32の吸込側のみでなく、ファン32
のサイドの隙間も負圧になる。本方式のようにファン3
2のサイドに電動機を取付けると、ファン32は電動機
内部の空気も外に吐き出す働きをするので、電動機の内
部も負圧になり、電動機に穴が開いていればこの穴より
空気が吸込まれる。冷房運転中は電動機に吸込まれる空
気は、ファン32の中を流れる空気より温度が高く湿度
も高いので、吸込まれた空気はファン32に接触すると
冷やされ結露する。そしてファン32に結露した水滴
は、空調機の運転運転中に吹出口より飛散し、苦情を発
生させるおそれがある。
び図14に示すように、外周防振ゴム38はコギングに
よる振動を吸収するために使用されていたので、円筒形
でファン32側及び反ファン32側は開放された形状に
なっている。空調機の室内ファンに多く使用されている
クロスフローファンは、ロータ21(ファン32)が回
転すると、ファン32の吸込側のみでなく、ファン32
のサイドの隙間も負圧になる。本方式のようにファン3
2のサイドに電動機を取付けると、ファン32は電動機
内部の空気も外に吐き出す働きをするので、電動機の内
部も負圧になり、電動機に穴が開いていればこの穴より
空気が吸込まれる。冷房運転中は電動機に吸込まれる空
気は、ファン32の中を流れる空気より温度が高く湿度
も高いので、吸込まれた空気はファン32に接触すると
冷やされ結露する。そしてファン32に結露した水滴
は、空調機の運転運転中に吹出口より飛散し、苦情を発
生させるおそれがある。
【0009】上記エンドブラケット6の有底部には、位
置検出素子であるホールIC8を通す穴、固定子巻線5
からリード線を引出す端子7を通す穴、プリント基板3
3固定用のスプリング35を通す穴等、空気の通る穴が
多く開いている。したがって従来機は、図14に示すよ
うな外周防振ゴム38を電動機(エンドブラケット6)
の外周に被せていながら反ファン32側を塞いでいない
ので(図13参照)、ケーシングを構成する底フレーム
の電動機収納部をシールする方式を採っていた。すなわ
ち図15に示すケーシングを構成する略有底円筒状の部
材を半割した形状の底フレーム40の内側に凹状の電動
機収納部41を形成し、この底フレーム40と略対をな
す形の固定ケース42(図16参照)との突合わせ面
に、図17に示すような略コ字型のシール材43を貼り
付け、底フレーム40の電動機収納部41内に電動機を
落とし込み、固定ケース42で押さえて固定している。
また電動機のリード線37の引出口より空気の侵入があ
れば、ファン32内部での結露を防止できないので、固
定ケース42を被せる前に図18に示すようなゴムブッ
シュ44の穴45に電動機のリード線37を通し、固定
ケース42の側面にゴムブッシュ44を組込み、電動機
を固定ケース42で押さえて固定する方式を採ってい
た。
置検出素子であるホールIC8を通す穴、固定子巻線5
からリード線を引出す端子7を通す穴、プリント基板3
3固定用のスプリング35を通す穴等、空気の通る穴が
多く開いている。したがって従来機は、図14に示すよ
うな外周防振ゴム38を電動機(エンドブラケット6)
の外周に被せていながら反ファン32側を塞いでいない
ので(図13参照)、ケーシングを構成する底フレーム
の電動機収納部をシールする方式を採っていた。すなわ
ち図15に示すケーシングを構成する略有底円筒状の部
材を半割した形状の底フレーム40の内側に凹状の電動
機収納部41を形成し、この底フレーム40と略対をな
す形の固定ケース42(図16参照)との突合わせ面
に、図17に示すような略コ字型のシール材43を貼り
付け、底フレーム40の電動機収納部41内に電動機を
落とし込み、固定ケース42で押さえて固定している。
また電動機のリード線37の引出口より空気の侵入があ
れば、ファン32内部での結露を防止できないので、固
定ケース42を被せる前に図18に示すようなゴムブッ
シュ44の穴45に電動機のリード線37を通し、固定
ケース42の側面にゴムブッシュ44を組込み、電動機
を固定ケース42で押さえて固定する方式を採ってい
た。
【0010】このように従来例では、ファン32が結露
するのを防止するために、電動機を収納する部分を気密
構造にする必要があり、その気密構造が複雑であり、し
かも部品点数が増え、組立作業性が悪いという問題があ
った。
するのを防止するために、電動機を収納する部分を気密
構造にする必要があり、その気密構造が複雑であり、し
かも部品点数が増え、組立作業性が悪いという問題があ
った。
【0011】この発明は上記従来の欠点を解決するため
になされたものであって、その目的は、気密構造を簡素
化し、部品点数を少なくして作業性を向上させ、コスト
ダウンを図ることが可能なファン一体化電動機を提供す
ることにある。
になされたものであって、その目的は、気密構造を簡素
化し、部品点数を少なくして作業性を向上させ、コスト
ダウンを図ることが可能なファン一体化電動機を提供す
ることにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】そこで請求項1のファン
一体化電動機は、エンドブラケット6にシャフト2を固
着し、上記シャフト2の周囲に固定子巻線5を巻装した
固定子鉄心4を配設したステータ1と、上記ステータ1
のシャフト2に軸受22を介して装着した略円筒状の回
転子ヨーク23の内面に、上記固定子鉄心4と相対する
永久磁石24を配設したロータ21と、上記ロータ21
に装着した送風用のファン32と、上記ファン32とは
反対側のエンドブラケット6の外側面に配設され上記ス
テータ1の固定子巻線5に電源を印加してロータ21を
回転制御する駆動回路を実装したプリント基板33とで
構成されたファン一体化電動機において、有底円筒状の
防振ゴム46を上記プリント基板33及びエンドブラケ
ット6に気密的に覆設したことを特徴としている。
一体化電動機は、エンドブラケット6にシャフト2を固
着し、上記シャフト2の周囲に固定子巻線5を巻装した
固定子鉄心4を配設したステータ1と、上記ステータ1
のシャフト2に軸受22を介して装着した略円筒状の回
転子ヨーク23の内面に、上記固定子鉄心4と相対する
永久磁石24を配設したロータ21と、上記ロータ21
に装着した送風用のファン32と、上記ファン32とは
反対側のエンドブラケット6の外側面に配設され上記ス
テータ1の固定子巻線5に電源を印加してロータ21を
回転制御する駆動回路を実装したプリント基板33とで
構成されたファン一体化電動機において、有底円筒状の
防振ゴム46を上記プリント基板33及びエンドブラケ
ット6に気密的に覆設したことを特徴としている。
【0013】また請求項2のファン一体化電動機は、上
記防振ゴム46の側面にプリント基板33からのリード
線51を外部へ導出する第1の穴48を穿設すると共
に、反ファン32側となる防振ゴム46の有底部にリー
ド線51の外径に略対応した径の第2の穴50を穿設
し、上記第1の穴48から導出したリード線51を第2
の穴50に案内するためのスリット52を第1の穴48
と第2の穴50との間に形成し、上記防振ゴム46の外
周面をケーシングの内周面にて押接して該ケーシングに
より防振ゴム46を保持したことを特徴としている。
記防振ゴム46の側面にプリント基板33からのリード
線51を外部へ導出する第1の穴48を穿設すると共
に、反ファン32側となる防振ゴム46の有底部にリー
ド線51の外径に略対応した径の第2の穴50を穿設
し、上記第1の穴48から導出したリード線51を第2
の穴50に案内するためのスリット52を第1の穴48
と第2の穴50との間に形成し、上記防振ゴム46の外
周面をケーシングの内周面にて押接して該ケーシングに
より防振ゴム46を保持したことを特徴としている。
【0014】さらに請求項3のファン一体化電動機は、
上記第1の穴48を複数のリード線51を一括して導出
できる大きな穴とし、第2の穴50をリード線51の数
に合わせて複数穿設し、第1の穴48と複数の第2の穴
50との間にそれぞれスリット52を形成したことを特
徴としている。
上記第1の穴48を複数のリード線51を一括して導出
できる大きな穴とし、第2の穴50をリード線51の数
に合わせて複数穿設し、第1の穴48と複数の第2の穴
50との間にそれぞれスリット52を形成したことを特
徴としている。
【0015】請求項4のファン一体化電動機は、有底円
筒状のエンドブラケット6の中央部にシャフト2を固着
し、上記シャフト2の周囲に固定子巻線5を巻装した固
定子鉄心4を配設したステータ1と、上記ステータ1の
シャフト2に軸受22を介して装着した略円筒状の回転
子ヨーク23の内面に、上記固定子鉄心4と相対する永
久磁石24を配設したロータ21と、上記ロータ21に
装着した送風用のファン32と、上記ステータ1の固定
子巻線5に電源を印加してロータ21を回転制御する駆
動回路とで構成されたファン一体化電動機において、上
記固定子鉄心4に固定子巻線5を接続する端子7を立設
し、この端子7に少なくとも位置検出素子と固定子巻線
5結線用の部分を形成したプリント基板33を固定し、
このプリント基板33を固定したステータ1及びロータ
21を覆設したエンドブラケット56の外周面に円筒状
の防振ゴム55を気密的に覆設したことを特徴としてい
る。
筒状のエンドブラケット6の中央部にシャフト2を固着
し、上記シャフト2の周囲に固定子巻線5を巻装した固
定子鉄心4を配設したステータ1と、上記ステータ1の
シャフト2に軸受22を介して装着した略円筒状の回転
子ヨーク23の内面に、上記固定子鉄心4と相対する永
久磁石24を配設したロータ21と、上記ロータ21に
装着した送風用のファン32と、上記ステータ1の固定
子巻線5に電源を印加してロータ21を回転制御する駆
動回路とで構成されたファン一体化電動機において、上
記固定子鉄心4に固定子巻線5を接続する端子7を立設
し、この端子7に少なくとも位置検出素子と固定子巻線
5結線用の部分を形成したプリント基板33を固定し、
このプリント基板33を固定したステータ1及びロータ
21を覆設したエンドブラケット56の外周面に円筒状
の防振ゴム55を気密的に覆設したことを特徴としてい
る。
【0016】請求項5のファン一体化電動機は、上記エ
ンドブラケット56の側面にプリント基板33からのリ
ード線54を導出するための第1の穴57を穿設し、上
記防振ゴム55の側面に上記リード線54を外部に導出
するための第2の穴59を第1の穴57に対応して穿設
し、エンドブラケット56の第1の穴57から導出した
リード線54を防振ゴム55の第2の穴59に案内する
ためのスリット60を防振ゴム55の端面から第2の穴
59との間に形成し、上記防振ゴム55の外周面をケー
シングの内周面にて押接して該ケーシングにより防振ゴ
ム55を保持したことを特徴としている。
ンドブラケット56の側面にプリント基板33からのリ
ード線54を導出するための第1の穴57を穿設し、上
記防振ゴム55の側面に上記リード線54を外部に導出
するための第2の穴59を第1の穴57に対応して穿設
し、エンドブラケット56の第1の穴57から導出した
リード線54を防振ゴム55の第2の穴59に案内する
ためのスリット60を防振ゴム55の端面から第2の穴
59との間に形成し、上記防振ゴム55の外周面をケー
シングの内周面にて押接して該ケーシングにより防振ゴ
ム55を保持したことを特徴としている。
【0017】請求項6のファン一体化電動機は、エンド
ブラケット56の第1の穴57のエッジ部に位置する突
起61を防振ゴム55の内面より一体的に穿設させたこ
とを特徴としている。
ブラケット56の第1の穴57のエッジ部に位置する突
起61を防振ゴム55の内面より一体的に穿設させたこ
とを特徴としている。
【0018】
【作用】上記請求項1のファン一体化電動機では、電動
機を防振支持するために使われている防振ゴム46を有
底円筒状のカップ状とすることで、反ファン32側を閉
塞でき、結露を防止することができる。しかも気密構造
も防振ゴム46を有底円筒状としているだけなので、気
密構造を簡素化でき、気密構造の簡素化のために部品点
数を少なくでき、コストダウンを図ることができる。ま
た部品点数が少なくなるので組立性が向上し、工数の削
減を図ることができる。
機を防振支持するために使われている防振ゴム46を有
底円筒状のカップ状とすることで、反ファン32側を閉
塞でき、結露を防止することができる。しかも気密構造
も防振ゴム46を有底円筒状としているだけなので、気
密構造を簡素化でき、気密構造の簡素化のために部品点
数を少なくでき、コストダウンを図ることができる。ま
た部品点数が少なくなるので組立性が向上し、工数の削
減を図ることができる。
【0019】また請求項2のファン一体化電動機では、
プリント基板33からのリード線51を外部へ導出する
場合、第1の穴48に導出したリード線51をスリット
52を介して第2の穴50に案内して該第2の穴50か
ら外部へ導出でき、リード線51の引出し作業が容易と
なる。またケーシングの内周面にて防振ゴム46の外周
面を押接していることで、第1の穴48はケーシングに
より閉塞されると共に、第2の穴50やスリット52は
収縮することになり、電動機内部の気密性を保持するこ
とができる。
プリント基板33からのリード線51を外部へ導出する
場合、第1の穴48に導出したリード線51をスリット
52を介して第2の穴50に案内して該第2の穴50か
ら外部へ導出でき、リード線51の引出し作業が容易と
なる。またケーシングの内周面にて防振ゴム46の外周
面を押接していることで、第1の穴48はケーシングに
より閉塞されると共に、第2の穴50やスリット52は
収縮することになり、電動機内部の気密性を保持するこ
とができる。
【0020】さらに請求項3のファン一体化電動機で
は、大きな第1の穴48から一括して導出した複数のリ
ード線51を1本ずつスリット52を介して第2の穴5
0に案内できるので、リード線51の引出し作業が非常
に簡単となる。
は、大きな第1の穴48から一括して導出した複数のリ
ード線51を1本ずつスリット52を介して第2の穴5
0に案内できるので、リード線51の引出し作業が非常
に簡単となる。
【0021】請求項4のファン一体化電動機では、有底
円筒状のエンドブラケット56と円筒状の防振ゴム55
により電動機の内部を気密にできて、結露を防止するこ
とができる。このように気密構造が簡単となり、部品点
数の削減でコストダウンを図れると共に、組立作業が簡
単となって、コストの低減化を図ることができる。
円筒状のエンドブラケット56と円筒状の防振ゴム55
により電動機の内部を気密にできて、結露を防止するこ
とができる。このように気密構造が簡単となり、部品点
数の削減でコストダウンを図れると共に、組立作業が簡
単となって、コストの低減化を図ることができる。
【0022】また請求項5のファン一体化電動機では、
第1の穴57から引出したリード線54を、防振ゴム5
5をエンドブラケット56に挿入する場合に防振ゴム5
5のスリット60を介して第2の穴59に案内すること
で、プリント基板33からのリード線54を第2の穴5
9を介して外部へ容易に引出すことができる。したがっ
てリード線54の引出し作業が容易となる。しかもケー
シングの内周面にて防振ゴム55の外周面を押接してい
ることで、第2の穴59やスリット60は収縮すること
になり、電動機内部の気密性を保持することができる。
第1の穴57から引出したリード線54を、防振ゴム5
5をエンドブラケット56に挿入する場合に防振ゴム5
5のスリット60を介して第2の穴59に案内すること
で、プリント基板33からのリード線54を第2の穴5
9を介して外部へ容易に引出すことができる。したがっ
てリード線54の引出し作業が容易となる。しかもケー
シングの内周面にて防振ゴム55の外周面を押接してい
ることで、第2の穴59やスリット60は収縮すること
になり、電動機内部の気密性を保持することができる。
【0023】さらに請求項6のファン一体化電動機で
は、防振ゴム55の内面に一体的に穿設した突起61に
よりエンドブラケット56の第1の穴57から引出すリ
ード線54が第1の穴57のエッジ等で傷つくのを防止
することができる。
は、防振ゴム55の内面に一体的に穿設した突起61に
よりエンドブラケット56の第1の穴57から引出すリ
ード線54が第1の穴57のエッジ等で傷つくのを防止
することができる。
【0024】
【実施例】次にこの発明のファン一体化電動機の具体的
な実施例について、図面を参照しつつ詳細に説明する。
なお従来例と同じ部分は同じ番号を付してその説明を省
略し、外周防振ゴム等の本発明の要旨の部分について詳
述する。
な実施例について、図面を参照しつつ詳細に説明する。
なお従来例と同じ部分は同じ番号を付してその説明を省
略し、外周防振ゴム等の本発明の要旨の部分について詳
述する。
【0025】図2はブラシレスDCモータの断面図を示
し、本実施例における外周防振ゴム46は反ファン32
側は閉塞した有底円筒状に形成している。したがって電
動機内部の気密をこの外周防振ゴム46により保持して
いる。図1は外周防振ゴム46を示しており、外周防振
ゴム46の内周面の4か所にエンドブラケット6の穴9
に挿入ないし圧入して位置決めを行う円形の突起47が
穿設してある。また外周防振ゴム46の側面には四角形
の大きな第1の穴48が穿設されており、外周防振ゴム
46の底部49の端部には複数の第2の穴50が穿設さ
れている。なおこの第2の穴50の数は、プリント基板
33から引出すリード線51の数に合わせて形成してい
る。また第2の穴50の径はリード線51の外径と略同
様としている。そして上記第1の穴48と第2の穴50
との間に、外周防振ゴム46の側面から底部にかけて細
幅のスリット52がそれぞれ形成してある。ここでプリ
ント基板33からの複数のリード線51は一括して外周
防振ゴム46の側面の第1の穴48から導出され、さら
に第1の穴48から導出したリード線51は1本ずつ各
スリット52を介して第2の穴50より引出す。これに
よりリード線51は外周防振ゴム46の底部49の面と
直交方向に引出されることになる。
し、本実施例における外周防振ゴム46は反ファン32
側は閉塞した有底円筒状に形成している。したがって電
動機内部の気密をこの外周防振ゴム46により保持して
いる。図1は外周防振ゴム46を示しており、外周防振
ゴム46の内周面の4か所にエンドブラケット6の穴9
に挿入ないし圧入して位置決めを行う円形の突起47が
穿設してある。また外周防振ゴム46の側面には四角形
の大きな第1の穴48が穿設されており、外周防振ゴム
46の底部49の端部には複数の第2の穴50が穿設さ
れている。なおこの第2の穴50の数は、プリント基板
33から引出すリード線51の数に合わせて形成してい
る。また第2の穴50の径はリード線51の外径と略同
様としている。そして上記第1の穴48と第2の穴50
との間に、外周防振ゴム46の側面から底部にかけて細
幅のスリット52がそれぞれ形成してある。ここでプリ
ント基板33からの複数のリード線51は一括して外周
防振ゴム46の側面の第1の穴48から導出され、さら
に第1の穴48から導出したリード線51は1本ずつ各
スリット52を介して第2の穴50より引出す。これに
よりリード線51は外周防振ゴム46の底部49の面と
直交方向に引出されることになる。
【0026】また外周防振ゴム46の外周面は、従来例
と略同様な底フレームと固定ケースとで覆設され、固定
ケースで押さえて固定することで第1の穴48が塞がれ
ることになる。さらに外周防振ゴム46の底部49の第
2の穴50やスリット52は固定ケースにより押さえら
れることで、径方向に収縮して隙間がほとんどない状態
となり、ファン32に結露が起こらない程度に充分に気
密が保たれる。
と略同様な底フレームと固定ケースとで覆設され、固定
ケースで押さえて固定することで第1の穴48が塞がれ
ることになる。さらに外周防振ゴム46の底部49の第
2の穴50やスリット52は固定ケースにより押さえら
れることで、径方向に収縮して隙間がほとんどない状態
となり、ファン32に結露が起こらない程度に充分に気
密が保たれる。
【0027】このように本実施例では、外周防振ゴム4
6の反ファン32側が有底部49により閉塞されている
ので、従来のように底フレームにシール材を貼り付け、
電動機収納部をシールする必要がなく、電動機自体でシ
ールされる構造となっている。なお図3は固定子鉄心4
に装着される端子7を示し、この端子7の一端に固定子
巻線5が接続され、端子7の他端は図4に示すような略
L型のリセプタクル10が挿入接続されるようになって
いる。そして上記リセプタクル10を一端に設けたハー
ネス11の他端がプリント基板33にコネクタ等を介し
て接続されるようになっている。
6の反ファン32側が有底部49により閉塞されている
ので、従来のように底フレームにシール材を貼り付け、
電動機収納部をシールする必要がなく、電動機自体でシ
ールされる構造となっている。なお図3は固定子鉄心4
に装着される端子7を示し、この端子7の一端に固定子
巻線5が接続され、端子7の他端は図4に示すような略
L型のリセプタクル10が挿入接続されるようになって
いる。そして上記リセプタクル10を一端に設けたハー
ネス11の他端がプリント基板33にコネクタ等を介し
て接続されるようになっている。
【0028】図5はエンドブラケット6の底部の外周面
側にプリント基板33を配設するスペーサ34を示し、
図6に示すような略コ字型のスプリング35により、ス
ペーサ34、プリント基板33を挟持固定するようにな
っている。
側にプリント基板33を配設するスペーサ34を示し、
図6に示すような略コ字型のスプリング35により、ス
ペーサ34、プリント基板33を挟持固定するようにな
っている。
【0029】(実施例2)実施例2を図7〜図12に示
す。本実施例では、反ファン32側の部分の穴をなく
し、外周防振ゴムをシール材とした使い方をして、空気
がファン32の風の通路に入るのを防ぐ方式を採ったも
のである。また本実施例では軸方向の寸法を小さくする
ために、図9に示す駆動回路中において、電動機に組込
むのを固定子巻線5の結線と、ホールIC8を作動させ
る回路部のみとし、プリント基板33を図10に示すよ
うな形状とした。他の回路である駆動回路IC39等
は、電動機の外部に配設するようにしている。
す。本実施例では、反ファン32側の部分の穴をなく
し、外周防振ゴムをシール材とした使い方をして、空気
がファン32の風の通路に入るのを防ぐ方式を採ったも
のである。また本実施例では軸方向の寸法を小さくする
ために、図9に示す駆動回路中において、電動機に組込
むのを固定子巻線5の結線と、ホールIC8を作動させ
る回路部のみとし、プリント基板33を図10に示すよ
うな形状とした。他の回路である駆動回路IC39等
は、電動機の外部に配設するようにしている。
【0030】ホールIC8等を実装したプリント基板3
3は、図11に示す端子7を介して固定子鉄心4と一体
化されるようになっている。すなわち端子7を固定子鉄
心4の穴に挿入し(図7(a)参照)、端子7の一端に
固定子巻線5の端末を結線し、端子7の他端をプリント
基板33の内側に穿孔した穴53(図10(a)参照)
に挿入して半田付け固定し、固定子鉄心4と一体化して
いる。これによりコギングによるステータ1の振動と全
く同じ振動をする。プリント基板33へのリード線54
もその一端が半田付けされ、可能な限りフレキシブルに
固定されるように長さに余裕を持たせて後述する方法で
外周防振ゴム55の側面より導出している。
3は、図11に示す端子7を介して固定子鉄心4と一体
化されるようになっている。すなわち端子7を固定子鉄
心4の穴に挿入し(図7(a)参照)、端子7の一端に
固定子巻線5の端末を結線し、端子7の他端をプリント
基板33の内側に穿孔した穴53(図10(a)参照)
に挿入して半田付け固定し、固定子鉄心4と一体化して
いる。これによりコギングによるステータ1の振動と全
く同じ振動をする。プリント基板33へのリード線54
もその一端が半田付けされ、可能な限りフレキシブルに
固定されるように長さに余裕を持たせて後述する方法で
外周防振ゴム55の側面より導出している。
【0031】ここで電動機の内部の気密を図るエンドブ
ラケット56は、図8に示すように板金製で有底円筒状
に形成されており、ファン32側を開口した形状となっ
ている。図示するようにエンドブラケット56の側面に
は複数のリード線54を一括して導出するための第1の
穴57が穿孔されており、この第1の穴57は長四角状
で大きく穿孔してある。またエンドブラケット56の周
面の4か所には、穴58が穿設されている。
ラケット56は、図8に示すように板金製で有底円筒状
に形成されており、ファン32側を開口した形状となっ
ている。図示するようにエンドブラケット56の側面に
は複数のリード線54を一括して導出するための第1の
穴57が穿孔されており、この第1の穴57は長四角状
で大きく穿孔してある。またエンドブラケット56の周
面の4か所には、穴58が穿設されている。
【0032】図12は上記エンドブラケット56の外周
面を気密的に覆設する外周防振ゴム55を示し、この円
筒状の外周防振ゴム55の側面には、エンドブラケット
56から導出したリード線54を外部へ導出するための
第2の穴59がリード線54の数に合わせて穿設してあ
る。またこの第2の穴50の径はリード線54の外径と
略同様としてある。そして上記第2の穴59から外周防
振ゴム55の端面にかけて細幅のスリット60がそれぞ
れ形成してある。このスリット60を介してリード線5
4を第2の穴59の方向に引くことで、第2の穴59に
簡単に通すことができるようになっている。
面を気密的に覆設する外周防振ゴム55を示し、この円
筒状の外周防振ゴム55の側面には、エンドブラケット
56から導出したリード線54を外部へ導出するための
第2の穴59がリード線54の数に合わせて穿設してあ
る。またこの第2の穴50の径はリード線54の外径と
略同様としてある。そして上記第2の穴59から外周防
振ゴム55の端面にかけて細幅のスリット60がそれぞ
れ形成してある。このスリット60を介してリード線5
4を第2の穴59の方向に引くことで、第2の穴59に
簡単に通すことができるようになっている。
【0033】また外周防振ゴム55の内面部の第2の穴
59の周囲に突起61を穿設している(図7及び図12
参照)。この突起61は外周防振ゴム55の中心に向か
って穿設し、第2の穴59の周囲を囲った形としている
のは、この部分、つまり突起61がエンドブラケット5
6の第1の穴57の中に入って、該穴57のエッジ部分
に位置するようにして、リード線54がエンドブラケッ
ト56の第1の穴57のエッジ等で傷つけられるのを防
止するためである。
59の周囲に突起61を穿設している(図7及び図12
参照)。この突起61は外周防振ゴム55の中心に向か
って穿設し、第2の穴59の周囲を囲った形としている
のは、この部分、つまり突起61がエンドブラケット5
6の第1の穴57の中に入って、該穴57のエッジ部分
に位置するようにして、リード線54がエンドブラケッ
ト56の第1の穴57のエッジ等で傷つけられるのを防
止するためである。
【0034】次にプリント基板33からのリード線54
を導出する場合の手順について説明する。まずプリント
基板33からのリード線54をエンドブラケット56の
側面の第1の穴57より外部へ導出し、次いでエンドブ
ラケット56の開口面側から外周防振ゴム55を挿入し
ていく。そしてリード線54を外周防振ゴム55の端面
にスリット60を通してリード線54を第2の穴59に
外周防振ゴム55を挿入しながら通していく。
を導出する場合の手順について説明する。まずプリント
基板33からのリード線54をエンドブラケット56の
側面の第1の穴57より外部へ導出し、次いでエンドブ
ラケット56の開口面側から外周防振ゴム55を挿入し
ていく。そしてリード線54を外周防振ゴム55の端面
にスリット60を通してリード線54を第2の穴59に
外周防振ゴム55を挿入しながら通していく。
【0035】このようにして外周防振ゴム55の第2の
穴59にリード線54を通した後、第2の穴59の周囲
の突起61をエンドブラケット56の第1の穴57に挿
入し、ケーシングを構成する底フレームに電動機を組込
んだ後、固定ケースで上から押さえて固定する。そうす
るとリード線54の引出口である第2の穴59及びスリ
ット60の隙間が小さくなり、空気の侵入を防止でき
る。これによりファン32の結露を防止することができ
る。なお外周防振ゴム55の円筒部の内面に中心に向か
って突設した円形の突起62は、エンドブラケット56
の上記穴58(図8参照)に入り、外周防振ゴム55と
エンドブラケット56を固定するためのものである。ま
た外周防振ゴム55の円筒部の外周に沿って周設した突
起63の下部は、底フレームの収納部の溝に入り、上部
は固定ケースの内面の溝に入り、固定されるようになっ
ている。なおリード線54は底フレームあるいは固定ケ
ースを介して外部へ導出される。
穴59にリード線54を通した後、第2の穴59の周囲
の突起61をエンドブラケット56の第1の穴57に挿
入し、ケーシングを構成する底フレームに電動機を組込
んだ後、固定ケースで上から押さえて固定する。そうす
るとリード線54の引出口である第2の穴59及びスリ
ット60の隙間が小さくなり、空気の侵入を防止でき
る。これによりファン32の結露を防止することができ
る。なお外周防振ゴム55の円筒部の内面に中心に向か
って突設した円形の突起62は、エンドブラケット56
の上記穴58(図8参照)に入り、外周防振ゴム55と
エンドブラケット56を固定するためのものである。ま
た外周防振ゴム55の円筒部の外周に沿って周設した突
起63の下部は、底フレームの収納部の溝に入り、上部
は固定ケースの内面の溝に入り、固定されるようになっ
ている。なおリード線54は底フレームあるいは固定ケ
ースを介して外部へ導出される。
【0036】なお上記各実施例では空調機の室内機のフ
ァン一体化電動機について適用した場合を説明したが、
本発明をあらゆる用途の場合について適用できることは
言うまでもない。
ァン一体化電動機について適用した場合を説明したが、
本発明をあらゆる用途の場合について適用できることは
言うまでもない。
【0037】
【発明の効果】上記請求項1のファン一体化電動機で
は、電動機を防振支持するために使われている防振ゴム
を有底円筒状のカップ状とすることで、反ファン側を閉
塞でき、結露を防止することができる。しかも気密構造
も防振ゴムを有底円筒状としているだけなので、気密構
造を簡素化でき、気密構造の簡素化のために部品点数を
少なくでき、コストダウンを図ることができる。また部
品点数が少なくなるので組立性が向上し、工数の削減を
図ることができる。
は、電動機を防振支持するために使われている防振ゴム
を有底円筒状のカップ状とすることで、反ファン側を閉
塞でき、結露を防止することができる。しかも気密構造
も防振ゴムを有底円筒状としているだけなので、気密構
造を簡素化でき、気密構造の簡素化のために部品点数を
少なくでき、コストダウンを図ることができる。また部
品点数が少なくなるので組立性が向上し、工数の削減を
図ることができる。
【0038】また請求項2のファン一体化電動機では、
プリント基板からのリード線を外部へ導出する場合、第
1の穴に導出したリード線をスリットを介して第2の穴
に案内して該第2の穴から外部へ導出でき、リード線の
引出し作業が容易となる。またケーシングの内周面にて
防振ゴムの外周面を押接していることで、第1の穴はケ
ーシングにより閉塞されると共に、第2の穴やスリット
は収縮することになり、電動機内部の気密性を保持する
ことができる。
プリント基板からのリード線を外部へ導出する場合、第
1の穴に導出したリード線をスリットを介して第2の穴
に案内して該第2の穴から外部へ導出でき、リード線の
引出し作業が容易となる。またケーシングの内周面にて
防振ゴムの外周面を押接していることで、第1の穴はケ
ーシングにより閉塞されると共に、第2の穴やスリット
は収縮することになり、電動機内部の気密性を保持する
ことができる。
【0039】さらに請求項3のファン一体化電動機で
は、大きな第1の穴から一括して導出した複数のリード
線を1本ずつスリットを介して第2の穴に案内できるの
で、リード線の引出し作業が非常に簡単となる。
は、大きな第1の穴から一括して導出した複数のリード
線を1本ずつスリットを介して第2の穴に案内できるの
で、リード線の引出し作業が非常に簡単となる。
【0040】請求項4のファン一体化電動機では、有底
円筒状のエンドブラケットの円筒状の防振ゴムにより電
動機の内部を気密にできて、結露を防止することができ
る。このように気密構造が簡単となり、部品点数の削減
でコストダウンを図れると共に、組立作業が簡単となっ
て、コストの低減化を図ることができる。
円筒状のエンドブラケットの円筒状の防振ゴムにより電
動機の内部を気密にできて、結露を防止することができ
る。このように気密構造が簡単となり、部品点数の削減
でコストダウンを図れると共に、組立作業が簡単となっ
て、コストの低減化を図ることができる。
【0041】また請求項5のファン一体化電動機では、
第1の穴から引出したリード線を、防振ゴムをエンドブ
ラケットに挿入する場合に防振ゴムのスリットを介して
第2の穴に案内することで、プリント基板からのリード
線を第2の穴を介して外部へ容易に引出すことができ
る。したがってリード線の引出し作業が容易となる。し
かもケーシングの内周面にて防振ゴムの外周面を押接し
ていることで、第2の穴やスリットは収縮することにな
り、電動機内部の気密性を保持することができる。
第1の穴から引出したリード線を、防振ゴムをエンドブ
ラケットに挿入する場合に防振ゴムのスリットを介して
第2の穴に案内することで、プリント基板からのリード
線を第2の穴を介して外部へ容易に引出すことができ
る。したがってリード線の引出し作業が容易となる。し
かもケーシングの内周面にて防振ゴムの外周面を押接し
ていることで、第2の穴やスリットは収縮することにな
り、電動機内部の気密性を保持することができる。
【0042】さらに請求項6のファン一体化電動機で
は、防振ゴムの内面に一体的に穿設した突起によりエン
ドブラケットの第1の穴から引出すリード線が第1の穴
のエッジ等で傷つくのを防止することができる。
は、防振ゴムの内面に一体的に穿設した突起によりエン
ドブラケットの第1の穴から引出すリード線が第1の穴
のエッジ等で傷つくのを防止することができる。
【図1】(a)はこの発明の実施例の外周防振ゴムの開
口面側から見た図である。(b)はこの発明の実施例の
外周防振ゴムの(a)におけるA−A断面図である。
口面側から見た図である。(b)はこの発明の実施例の
外周防振ゴムの(a)におけるA−A断面図である。
【図2】この発明の実施例の電動機の断面図である。
【図3】(a)はこの発明の実施例の端子の右側面図で
ある。(b)はこの発明の実施例の端子の(a)におけ
るA−A断面図である。(c)はこの発明の実施例の端
子の左側面図である。
ある。(b)はこの発明の実施例の端子の(a)におけ
るA−A断面図である。(c)はこの発明の実施例の端
子の左側面図である。
【図4】この発明の実施例のリセプタクルの平面図であ
る。
る。
【図5】(a)はこの発明の実施例のスペーサの右側面
図である。(b)はこの発明の実施例のスペーサの正面
図である。(c)はこの発明の実施例のスペーサの左側
面図である。
図である。(b)はこの発明の実施例のスペーサの正面
図である。(c)はこの発明の実施例のスペーサの左側
面図である。
【図6】(a)はこの発明の実施例のスプリングの
(b)におけるA−A断面図である。(b)はこの発明
の実施例のスプリングの平面図である。(c)はこの発
明の実施例のスプリングの側面図である。
(b)におけるA−A断面図である。(b)はこの発明
の実施例のスプリングの平面図である。(c)はこの発
明の実施例のスプリングの側面図である。
【図7】(a)はこの発明の実施例2の電動機の断面図
である。(b)はこの発明の実施例2の電動機の要部平
面図である。
である。(b)はこの発明の実施例2の電動機の要部平
面図である。
【図8】(a)はこの発明の実施例2のエンドブラケッ
トの側面図である。(b)はこの発明の実施例2のエン
ドブラケットの平面図である。(c)はこの発明の実施
例2のエンドブラケットの(b)におけるA−A断面図
である。
トの側面図である。(b)はこの発明の実施例2のエン
ドブラケットの平面図である。(c)はこの発明の実施
例2のエンドブラケットの(b)におけるA−A断面図
である。
【図9】この発明の実施例の駆動回路図である。
【図10】(a)はこの発明の実施例2のプリント基板
の平面図である。(b)はこの発明の実施例2のプリン
ト基板の(a)におけるA−A断面図である。
の平面図である。(b)はこの発明の実施例2のプリン
ト基板の(a)におけるA−A断面図である。
【図11】(a)はこの発明の実施例2の端子の左側面
図である。(b)はこの発明の実施例2の端子の(a)
におけるA−A断面図である。(c)はこの発明の実施
例2の端子の右側面図である。
図である。(b)はこの発明の実施例2の端子の(a)
におけるA−A断面図である。(c)はこの発明の実施
例2の端子の右側面図である。
【図12】(a)はこの発明の実施例2の外周防振ゴム
の正面図である。(b)はこの発明の実施例2の外周防
振ゴムの右側面図である。(c)はこの発明の実施例2
の外周防振ゴムの(b)におけるA−A断面図である。
(d)はこの発明の実施例2の外周防振ゴムの左側面図
である。
の正面図である。(b)はこの発明の実施例2の外周防
振ゴムの右側面図である。(c)はこの発明の実施例2
の外周防振ゴムの(b)におけるA−A断面図である。
(d)はこの発明の実施例2の外周防振ゴムの左側面図
である。
【図13】従来例の電動機の断面図である。
【図14】(a)は従来例の外周防振ゴムの平面図であ
る。(b)は従来例の外周防振ゴムの左側面図である。
(c)は従来例の外周防振ゴムの(b)におけるA−A
断面図である。(d)は従来例の外周防振ゴムの右側面
図である。(e)は従来例の外周防振ゴムの(d)にお
けるB−B断面図である。
る。(b)は従来例の外周防振ゴムの左側面図である。
(c)は従来例の外周防振ゴムの(b)におけるA−A
断面図である。(d)は従来例の外周防振ゴムの右側面
図である。(e)は従来例の外周防振ゴムの(d)にお
けるB−B断面図である。
【図15】(a)は従来例の底フレームの正面図であ
る。(b)は従来例の底フレームの平面図である。
(c)は従来例の底フレームの(b)におけるA−A断
面図である。
る。(b)は従来例の底フレームの平面図である。
(c)は従来例の底フレームの(b)におけるA−A断
面図である。
【図16】(a)は従来例の固定ケースの正面図であ
る。(b)は従来例の固定ケースの平面図である。
(c)は従来例の固定ケースの(a)におけるA−A断
面図である。
る。(b)は従来例の固定ケースの平面図である。
(c)は従来例の固定ケースの(a)におけるA−A断
面図である。
【図17】(a)は従来例のシール材の平面図である。
(b)は従来例のシール材の側面図である。
(b)は従来例のシール材の側面図である。
【図18】(a)は従来例のゴムブッシュの側面図であ
る。(b)は従来例のゴムブッシュの平面図である。
る。(b)は従来例のゴムブッシュの平面図である。
1 ステータ 2 シャフト 4 固定子鉄心 5 固定子巻線 7 端子 8 ホールIC 21 ロータ 22 軸受 23 回転子ヨーク 24 永久磁石 32 ファン 33 プリント基板 46 外周防振ゴム 48 第1の穴 49 有底部 50 第2の穴 51 リード線 55 外周防振ゴム 56 エンドブラケット 57 第1の穴 59 第2の穴 60 スリット 61 突起
Claims (6)
- 【請求項1】 エンドブラケット(6)にシャフト
(2)を固着し、上記シャフト(2)の周囲に固定子巻
線(5)を巻装した固定子鉄心(4)を配設したステー
タ(1)と、上記ステータ(1)のシャフト(2)に軸
受(22)を介して装着した略円筒状の回転子ヨーク
(23)の内面に、上記固定子鉄心(4)と相対する永
久磁石(24)を配設したロータ(21)と、上記ロー
タ(21)に装着した送風用のファン(32)と、上記
ファン(32)とは反対側のエンドブラケット(6)の
外側面に配設され上記ステータ(1)の固定子巻線
(5)に電源を印加してロータ(21)を回転制御する
駆動回路を実装したプリント基板(33)とで構成され
たファン一体化電動機において、有底円筒状の防振ゴム
(46)を上記プリント基板(33)及びエンドブラケ
ット(6)に気密的に覆設したことを特徴とするファン
一体化電動機。 - 【請求項2】 上記防振ゴム(46)の側面にプリント
基板(33)からのリード線(51)を外部へ導出する
第1の穴(48)を穿設すると共に、反ファン(32)
側となる防振ゴム(46)の有底部にリード線(51)
の外径に略対応した径の第2の穴(50)を穿設し、上
記第1の穴(48)から導出したリード線(51)を第
2の穴(50)に案内するためのスリット(52)を第
1の穴(48)と第2の穴(50)との間に形成し、上
記防振ゴム(46)の外周面をケーシングの内周面にて
押接して該ケーシングにより防振ゴム(46)を保持し
たことを特徴とする請求項1のファン一体化電動機。 - 【請求項3】 上記第1の穴(48)を複数のリード線
(51)を一括して導出できる大きな穴とし、第2の穴
(50)をリード線(51)の数に合わせて複数穿設
し、第1の穴(48)と複数の第2の穴(50)との間
にそれぞれスリット(52)を形成したことを特徴とす
る請求項2のファン一体化電動機。 - 【請求項4】 有底円筒状のエンドブラケット(6)の
中央部にシャフト(2)を固着し、上記シャフト(2)
の周囲に固定子巻線(5)を巻装した固定子鉄心(4)
を配設したステータ(1)と、上記ステータ(1)のシ
ャフト(2)に軸受(22)を介して装着した略円筒状
の回転子ヨーク(23)の内面に、上記固定子鉄心
(4)と相対する永久磁石(24)を配設したロータ
(21)と、上記ロータ(21)に装着した送風用のフ
ァン(32)と、上記ステータ(1)の固定子巻線
(5)に電源を印加してロータ(21)を回転制御する
駆動回路とで構成されたファン一体化電動機において、
上記固定子鉄心(4)に固定子巻線(5)を接続する端
子(7)を立設し、この端子(7)に少なくとも位置検
出素子と固定子巻線(5)結線用の部分を形成したプリ
ント基板(33)を固定し、このプリント基板(33)
を固定したステータ(1)及びロータ(21)を覆設し
たエンドブラケット(56)の外周面に円筒状の防振ゴ
ム(55)を気密的に覆設したことを特徴とするファン
一体化電動機。 - 【請求項5】 上記エンドブラケット(56)の側面に
プリント基板(33)からのリード線(54)を導出す
るための第1の穴(57)を穿設し、上記防振ゴム(5
5)の側面に上記リード線(54)を外部に導出するた
めの第2の穴(59)を第1の穴(57)に対応して穿
設し、エンドブラケット(56)の第1の穴(57)か
ら導出したリード線(54)を防振ゴム(55)の第2
の穴(59)に案内するためのスリット(60)を防振
ゴム(55)の端面から第2の穴(59)との間に形成
し、上記防振ゴム(55)の外周面をケーシングの内周
面にて押接して該ケーシングにより防振ゴム(55)を
保持したことを特徴とする請求項4のファン一体化電動
機。 - 【請求項6】 エンドブラケット(56)の第1の穴
(57)のエッジ部に位置する突起(61)を防振ゴム
(55)の内面より一体的に穿設させたことを特徴とす
る請求項5のファン一体化電動機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP32307093A JPH07143705A (ja) | 1993-11-15 | 1993-11-15 | ファン一体化電動機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP32307093A JPH07143705A (ja) | 1993-11-15 | 1993-11-15 | ファン一体化電動機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07143705A true JPH07143705A (ja) | 1995-06-02 |
Family
ID=18150755
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP32307093A Pending JPH07143705A (ja) | 1993-11-15 | 1993-11-15 | ファン一体化電動機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07143705A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US9467030B2 (en) * | 2013-03-15 | 2016-10-11 | Regal Beloit Australia Pty Ltd | Air-cooled electric machine and method of assembling the same |
CN111697768A (zh) * | 2019-03-12 | 2020-09-22 | 本田技研工业株式会社 | 电动机单元 |
JP2021055963A (ja) * | 2019-09-30 | 2021-04-08 | ダイキン工業株式会社 | 空調室内機 |
-
1993
- 1993-11-15 JP JP32307093A patent/JPH07143705A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US9467030B2 (en) * | 2013-03-15 | 2016-10-11 | Regal Beloit Australia Pty Ltd | Air-cooled electric machine and method of assembling the same |
CN111697768A (zh) * | 2019-03-12 | 2020-09-22 | 本田技研工业株式会社 | 电动机单元 |
US11502581B2 (en) | 2019-03-12 | 2022-11-15 | Honda Motor Co., Ltd. | Motor unit |
JP2021055963A (ja) * | 2019-09-30 | 2021-04-08 | ダイキン工業株式会社 | 空調室内機 |
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