JPH10108435A - ブラシレスファンモータ - Google Patents

ブラシレスファンモータ

Info

Publication number
JPH10108435A
JPH10108435A JP8256128A JP25612896A JPH10108435A JP H10108435 A JPH10108435 A JP H10108435A JP 8256128 A JP8256128 A JP 8256128A JP 25612896 A JP25612896 A JP 25612896A JP H10108435 A JPH10108435 A JP H10108435A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bowl
control circuit
drive control
fan motor
housing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP8256128A
Other languages
English (en)
Inventor
Seiichi Tsukitani
精一 築谷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP8256128A priority Critical patent/JPH10108435A/ja
Publication of JPH10108435A publication Critical patent/JPH10108435A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Brushless Motors (AREA)
  • Motor Or Generator Frames (AREA)
  • Connection Of Motors, Electrical Generators, Mechanical Devices, And The Like (AREA)
  • Motor Or Generator Cooling System (AREA)
  • Manufacture Of Motors, Generators (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 電子機器の冷却に使用されるブラシレスファ
ンモータにおいて、過酷な環境下で使用されても高い信
頼性を維持することを目的とする。 【解決手段】 ブラシレスファンモータのファン5に形
成された平板体8により外気を撹拌して強制的に通風口
15から流入させてモータの電子部品を冷却し、モータ
の駆動制御回路11に防湿,防滴コーティング材17を
塗布して強制流入空気に含まれる埃,湿気から駆動制御
回路11を保護することにより、過酷な環境下で使用さ
れても高い信頼性を維持することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は過酷な条件下で使用
されるブラシレスファンモータに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、高信頼性のブラシレスファンモー
タとしては、実開平2−118456号公報に記載され
たものが知られている。図3に従来のブラシレスファン
モータの構造を、図4に図3のファンモータのファンの
内面図を示す。図3において1は環状の永久磁石で碗状
のロータフレーム2の内周面に取り付けられ、ロータフ
レーム2の中心に固定されたシャフト3を回転軸として
回転子が形成されている。5は、第一の碗状部4とこの
第一の碗状部4より大きな内径を有する第二の碗状部7
と、この第二の碗状部7の外周部に取り付けられたブレ
ード6からなるファンであり、ロータフレーム2の外周
部に第一の碗状部4を圧入してロータフレーム2に保持
されている。第一の碗状部4と第二の碗状部7の間には
複数の平板体8が周方向に等間隔で放射状に設けられて
いる。9は複数の突極を設けた電磁鋼を積層したコアで
あり、各突極に固定子巻線10が巻回されて固定子を形
成している。11は前記固定子巻線10が接続され、こ
の固定子巻線10への通電信号を永久磁石1の回転位置
に応じて制御する駆動制御回路で、回路基板12と電子
部品13とで構成されている。14はハウジングで、前
記固定子と駆動制御回路11が、このハウジング14の
碗状部に包含されている。また、ハウジング14の底面
部には通風口15が設けられており、ハウジング14の
碗状部内に前記平板体8の端部が挿入されている。この
ように構成されたブラシレスファンモータでは、ファン
5の回転に伴い平板体8がモータ内部の空気をファン5
とハウジング14の隙間16から排気する。このため、
モータ内部の気圧が低下し、ハウジング14の碗状部底
面に設けられた通風口15より外気を取り入れる。この
ような空気の流れにより電子部品13が冷却されモータ
の信頼性が向上するようになされたものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の構成では、強制的に外気をモータの内部に導き内部
の電子部品を冷却することで熱に対する信頼性の向上を
図るものであるが、長期間使用されるブラシレスファン
モータでは、外気に含まれる埃,湿気等もモータ内部に
引き込まれるので電子部品の劣化あるいは回路基板のパ
ターン間の電流リークを生じ駆動制御回路の動作不良を
引き起こすおそれがあった。
【0004】本発明は、このような従来の課題を解決す
るものであり、外気中に含まれる埃,湿気から駆動制御
回路を守り、過酷な環境下でも信頼性の高いブラシレス
ファンモータを提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明は、強制的に外気をモータの内部に導き内部の
電子部品を冷却する構造のブラシレスファンモータにお
いて、この電子部品を含む駆動制御回路の表面に防湿,
防滴コーティング材を塗布したものである。これによ
り、外気に含まれる埃,湿気等から駆動制御回路が保護
されるので、過酷な環境下でも信頼性の高いブラシレス
ファンモータを提供することができる。
【0006】
【発明の実施の形態】上記課題を解決するために本発明
は、碗状のロータフレーム及び該ロータフレームの内壁
内周面に環状に配置され二極以上に着磁された永久磁石
からなる回転子と、該回転子の外周部に碗状に形成され
た部分と複数のブレードからなるファンと、固定子巻線
と、前記回転子の位置に応じて前記各固定子巻線に通電
信号を交互に出力する駆動制御回路と、前記固定子巻線
と駆動制御回路を包含し且つファンモータの環状風洞部
を形成し且つ底面に通風口を有するハウジングとよりな
るブラシレスファンモータであって、前記ファンはロー
タフレームを保持する第一の碗状部と、ブレードを支え
る第二の碗状部と、第一と第二の碗状部の間に放射状に
配置され且つ端部は前記ハウジングの駆動制御回路を包
含するハウジングの碗部に挿入された複数の平板体とよ
りなり、前記駆動制御回路はその表面に塗布された防
湿,防滴コーティング材とを備えたブラシレスファンモ
ータである。
【0007】また、本発明は、上記ブラシレスファンモ
ータの駆動制御回路は電子部品とこの電子部品を実装す
る回路基板とからなり、この回路基板の銅箔パターンの
特に狭い間隔の箇所のみに防湿,防滴コーティング材を
塗布したものである。
【0008】これらの構成により、外気を強制的にモー
タ内部に導き電子部品の発熱を抑えると共に、強制流入
空気に含まれる埃,湿気からも駆動制御回路を保護する
という作用を有する。
【0009】
【実施例】以下本発明の実施例について、図面を用いて
説明する。
【0010】(実施例1)図1において1は環状の永久
磁石で碗状のロータフレーム2の内周面に取り付けら
れ、ロータフレーム2の中心に固定されたシャフト3を
回転軸として回転子が形成されている。5は、第一の碗
状部4とこの第一の碗状部4より大きな内径を有する第
二の碗状部7と、この第二の碗状部7の外周部に取り付
けられたブレード6からなるファンであり、ロータフレ
ーム2の外周部に第一の碗状部4を圧入してロータフレ
ーム2に保持されている。第一の碗状部4と第二の碗状
部7の間には複数の平板体8が周方向に等間隔で放射状
に設けられている。9は複数の突極を設けた電磁鋼を積
層したコアであり、各突極に固定子巻線10が巻回され
て固定子を形成している。11は前記固定子巻線10が
接続され、この固定子巻線10への通電信号を永久磁石
1の回転位置に応じて制御する駆動制御回路で、回路基
板12と電子部品13とで構成されている。この駆動制
御回路11は、防湿、防滴コーティング材17が表面全
体に塗布されている。14はハウジングで、前記固定子
と駆動制御回路11が、このハウジング14の碗状部に
包含されている。また、ハウジング14の底面部には通
風口15が設けられており、ハウジング14の碗状部内
に前記平板体8の端部が挿入されている。このように構
成されたブラシレスファンモータでは、ファン5の回転
に伴い平板体8がモータ内部の空気をファン5とハウジ
ング14の隙間16から排気する。このため、モータ内
部の気圧が低下し、ハウジング14の碗状部底面に設け
られた通風口15より外気を取り入れる。このような空
気の流れにより電子部品13は発熱を抑制され、また駆
動制御回路11は防湿,防滴コーティング材17が表面
全体に塗布されるので、強制流入外気に含まれる埃,湿
気から駆動制御回路11が保護され信頼性を向上させる
ことができる。
【0011】(実施例2)電子部品13の耐湿性が良い
場合は、図2に示すように、回路基板12の銅箔パター
ンの特に狭い間隔の箇所であって、特に強制流入外気に
含まれる埃,湿気により電流リークが生じた場合に回路
動作に大きく影響する箇所に限定して塗布することによ
り、実施例1と同様な効果が得られるだけでなく、電子
部品13がコーティング材17に覆われないので、外気
による冷却効果を高めることができる。
【0012】
【発明の効果】上記実施例から明らかなように、請求項
1記載の発明によれば、外気を強制的にモータ内部に取
り込むことにより電子部品が冷却でき、同時にこれら外
気に含まれる埃,湿気から駆動制御回路を保護できて過
酷な環境下でも信頼性の高いブラシレスファンモータを
提供することができる。
【0013】また、請求項2記載の発明によれば実施例
1と同様な効果が得られるだけでなく、電子部品13が
コーティング材17に覆われないので、外気による冷却
効果を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1によるブラシレスファンモー
タを示す構造図
【図2】本発明の実施例2によるブラシレスファンモー
タを示す構造図
【図3】従来のブラシレスファンモータの構造図
【図4】従来のブラシレスファンモータのファン内面図
【符号の説明】
1 永久磁石 2 ロータフレーム 3 シャフト 4 第一の碗状部 5 ファン 6 ブレード 7 第二の碗状部 8 平板体 9 コア 10 固定子巻線 11 駆動制御回路 12 回路基板 13 電子部品 14 ハウジング 15 通風口 16 隙間 17 コーティング材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI H02K 15/12 H02K 11/00 X

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】碗状のロータフレーム及び該ロータフレー
    ムの内壁内周面に環状に配置され二極以上に着磁された
    永久磁石からなる回転子と、該回転子の外周部に碗状に
    形成された部分と複数のブレードからなるファンと、固
    定子巻線と、前記回転子の位置に応じて前記各固定子巻
    線に通電信号を交互に出力する駆動制御回路と、前記固
    定子巻線と駆動制御回路を包含し且つファンモータの環
    状風洞部を形成し且つ底面に通風口を有するハウジング
    とよりなるブラシレスファンモータであって、前記ファ
    ンはロータフレームを保持する第一の碗状部と、ブレー
    ドを支える第二の碗状部と、第一と第二の碗状部の間に
    放射状に配置され且つ端部は前記ハウジングの駆動制御
    回路を包含するハウジングの碗部に挿入された複数の平
    板体とよりなり、前記駆動制御回路はその表面に塗布さ
    れた防湿,防滴コーティング材とを備えたブラシレスフ
    ァンモータ。
  2. 【請求項2】駆動制御回路は電子部品とこの電子部品を
    実装する回路基板とからなり、この回路基板の銅箔パタ
    ーンの特に狭い間隔の箇所のみに防湿,防滴コーティン
    グ材を塗布した請求項1記載のブラシレスファンモー
    タ。
JP8256128A 1996-09-27 1996-09-27 ブラシレスファンモータ Pending JPH10108435A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8256128A JPH10108435A (ja) 1996-09-27 1996-09-27 ブラシレスファンモータ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8256128A JPH10108435A (ja) 1996-09-27 1996-09-27 ブラシレスファンモータ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH10108435A true JPH10108435A (ja) 1998-04-24

Family

ID=17288297

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8256128A Pending JPH10108435A (ja) 1996-09-27 1996-09-27 ブラシレスファンモータ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH10108435A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006149063A (ja) * 2004-11-18 2006-06-08 Nidec Shibaura Corp プリント配線基板
US8029251B2 (en) 2006-09-12 2011-10-04 Nidec Corporation Fan having conical impeller cup
KR101143681B1 (ko) 2005-08-29 2012-05-09 엘지전자 주식회사 브러시리스 직류모터 및 그의 제작방법

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006149063A (ja) * 2004-11-18 2006-06-08 Nidec Shibaura Corp プリント配線基板
KR101143681B1 (ko) 2005-08-29 2012-05-09 엘지전자 주식회사 브러시리스 직류모터 및 그의 제작방법
US8029251B2 (en) 2006-09-12 2011-10-04 Nidec Corporation Fan having conical impeller cup

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3534889B2 (ja) 回転電機の固定子構造
JP2008017607A (ja) ブラシレスファンモータ
JPH10108435A (ja) ブラシレスファンモータ
JP3370514B2 (ja) ブラシレス電動機
JP2007089282A (ja) 外転形永久磁石モータ及びそれを使用した洗濯機
JP2003235229A (ja) モールドモータ
JP4203245B2 (ja) 送風機
JP3166707B2 (ja) ブラシレス振動モータ
JPH05211741A (ja) Dcブラシレスモーターポンプ
JP2003235213A (ja) モールドモータ
JPH07264820A (ja) コンデンサ誘導電動機
KR200301282Y1 (ko) 외곽 모멘트를 갖는 환풍용 팬
JPH06141507A (ja) 放熱フィン付きファンモータ
JP2003254281A (ja) 電動流体ポンプ
JPS62115772U (ja)
JP2004072828A (ja) 界磁制御モータ
JPH0998554A (ja) 電動機
JPS60222593A (ja) Dcブラシレスフアンモ−タ
JPS5967860A (ja) アキシヤルギヤツプ形モ−タ
JPS62189960A (ja) ブラシレスモ−タ
JPS59191878U (ja) ブラシレスモ−タ
JPH06303753A (ja) キャンドモータポンプ
JPS62290344A (ja) ブラシレスモ−タの位置検出装置
JPS59109275U (ja) 回転電機
JPS6042077U (ja) アウタ−ロ−タ形ブラシレスモ−タ

Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20040302