JP2003254281A - 電動流体ポンプ - Google Patents

電動流体ポンプ

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Publication number
JP2003254281A
JP2003254281A JP2002057797A JP2002057797A JP2003254281A JP 2003254281 A JP2003254281 A JP 2003254281A JP 2002057797 A JP2002057797 A JP 2002057797A JP 2002057797 A JP2002057797 A JP 2002057797A JP 2003254281 A JP2003254281 A JP 2003254281A
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JP
Japan
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stator
partition
rotor
winding
fluid pump
Prior art date
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Pending
Application number
JP2002057797A
Other languages
English (en)
Inventor
Atsushi Deai
淳志 出合
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Aisin Corp
Original Assignee
Aisin Seiki Co Ltd
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Publication date
Application filed by Aisin Seiki Co Ltd filed Critical Aisin Seiki Co Ltd
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Pending legal-status Critical Current

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  • Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)
  • Iron Core Of Rotating Electric Machines (AREA)
  • Insulation, Fastening Of Motor, Generator Windings (AREA)
  • Motor Or Generator Frames (AREA)
  • Connection Of Motors, Electrical Generators, Mechanical Devices, And The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】モータ部への防水性能を維持したまま、モータ
部の性能を向上する。 【解決手段】回転軸10と、回転軸10に固定され、磁
石を備えるロータ11と、ロータ11の外周に配置され
放射方向に突出部12aを有する耐腐食材質のステータ
12と、ステータ12の外周に沿って配置されステータ
12の突出部12aを収納するくぼみ13aを有する隔壁
13と、隔壁13のくぼみ13aの外側に巻かれた巻線
14と、隔壁14の外側にステータ12の突出部12a
に対向して置かれるリング状のバックヨーク15と、回
転軸10とともに回転し流体を駆動するインペラ16と
を備えた。

Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、電気的に作動し、
流体を駆動する電動流体ポンプに関し、例えば、自動車
のエンジン冷却用のウォータポンプとして利用可能な電
動流体ポンプに関する。 【0002】 【従来の技術】この種のポンプとしては、特開2000
−104548号公報や特開2001−304198号
公報に開示されたように、永久磁石をつけたロータと、
ロータの外周に配され巻線が巻かれたステータとをモー
タ部として備え、ロータとステータ間に薄いカップ状の
隔壁を設ける構造をしている。また、ロータに接続され
たインペラを有するポンプ部を備えている。巻線への通
電により、ロータが付勢され、ロータにつながっている
インペラが回転して流体を吐出する。隔壁により、イン
ペラ側の流体がロータの周りに侵入しても電気回路側に
流体が漏れないという利点がある。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】しかし、このような構
造では、巻線を行うためにティースの間の間隔を大きく
取らなければならず、性能が落ちる問題があった。 【0004】また、隔壁には普通、樹脂材料を用いるた
め、ステータ挿入用に、ある程度クリアランスを持たね
ばならず、それがエアギャップの増大につながり、性能
ロスになっていた。ここで、隔壁が薄いと、ポンプ回路
中に異物が入った場合、隔壁が破壊される可能性もあ
り、隔壁を薄くできないため、これもエアギャップの増
大につながっていた。 【0005】更に、この種のモータ本体、特に巻線部分
を樹脂モールディングしようとすると、隔壁にモールデ
ィングの圧力が内周側に向けてかかる。隔壁の内周側は
空間であるため、隔壁の変形を引き起こす可能性もあ
る。または圧力の弱いモールディングしかできないとい
う問題がある。 【0006】そこで、本発明は、モータ部への防水性能
を維持したまま、モータ部の性能を向上することを課題
とする。 【0007】 【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
め、本発明は、請求項1に記載のように、回転軸と、回
転軸に固定され、磁石を備えるロータと、ロータの外周
に配置され放射方向に突出部を有する耐腐食材質のステ
ータと、ステータの外周に沿って配置されステータの突
出部を収納するくぼみを有する隔壁と、隔壁のくぼみの
外側に巻かれた巻線と、隔壁の外側にステータの突出部
に対向して置かれるリング状のバックヨークと、回転軸
とともに回転し流体を駆動するインペラとを備えた。 【0008】 【発明の実施の形態】図1は本発明の一実施形態に係る
電動流体ポンプの断面図を示すものである。 【0009】この電動流体ポンプは、図1に示すよう
に、回転軸10と、回転軸10に固定され、磁石を備え
るロータ11と、ロータ11の外周に配置され放射方向
に突出部12aを有する耐腐食材質のステータ12と、
ステータ12の外周に沿って配置されステータ12の突
出部12aを収納するくぼみ13aを有する隔壁13
と、隔壁13のくぼみ13aの外側に巻かれた巻線14
と、隔壁13の外側にステータ12の突出部12aに対
向して置かれるリング状のバックヨーク15と、回転軸
10とともに回転し流体を駆動するインペラ16とを備
えている。 【0010】インペラ16はポンプハウジング17の中
に回転可能に支持されている。 【0011】ステータ12は、略T字状の部分を持つ部
材をリング状につなぎ合わせた中空の星型形状をした薄
板を重ねたもので、本実施態様では6極を備えている。
隣り合う略T字状の部分は、ごく狭い幅でつながれてい
る。このステータ12の材質は、例えば、SOS430
−CPなどのステンレス鋼板である。T字状の上の部分
12bはロータ11に対向するように置かれ、ロータ1
1に沿って湾曲している。 【0012】隔壁13は、例えば、樹脂で作られた非磁
性材である。くぼみ13aは放射方向に突出しており、
その外周に、ステータ12の突出部12aを取り巻くよ
うに、巻線14が巻かれている。 【0013】バックヨーク15はリング状の薄板を重ね
たものである。バックヨーク15の材質は、例えば、J
IS C2552、50A1000などのケイ素鋼板で
ある。尚、バックヨーク15を薄板でなく焼結材として
もよい。 【0014】本実施態様の電動流体ポンプの製造方法に
ついて説明する。 【0015】まず、ステータ12の周りに隔壁13を樹
脂モールディングで一体成形する。次に、隔壁13に巻
線14を巻き、更に外側にバックヨーク15を配置す
る。巻線14は、隔壁13の外側から巻かれるので、非
常に巻きやすい。この後、図2に示すように、ステータ
12、隔壁13、巻線14、バックヨーク15を樹脂モ
ールディングで一体成形し、モータハウジング20を形
成する。 【0016】モータハウジング20は、内部にロータ1
1が挿入された後、ポンプハウジング17に固定され
る。 【0017】本実施態様においては、巻線に通電する
と、ステータ12の略T字状の部分からロータを通して
磁界が発生する。この磁界は隣のステータ12の略T字
状の部へ回り、隔壁13を介してバックヨーク15へ流
れ、再び隔壁13を介して元のステータ12の略T字状
の部分に戻る。それぞれのステータ12の略T字状の部
分に対応する巻線の電流を切り替えることでロータが回
転する。ここで、隣り合うステータ12の略T字状の部
分はつながれているが、ごく狭い幅であるので、磁気飽
和状態にあり、性能に大きな影響はない。 【0018】本実施態様において、ステータを略T字状
での薄板で構成し、先に隔壁13を作っておいてからス
テータを隔壁のくぼみに差し込むようにしてもよいが、
本実施態様のほうがステータの位置が安定している。 【0019】 【発明の効果】この種のモータでは、通常、ステータと
バックヨークは一体となっており、巻線を内側から巻か
なければならないため、非常に巻きにくい。しかし、請
求項1に記載されたモータによれば、巻線は、一番狭い
ティース間を通さずに、外側から巻くことができるの
で、巻線を巻きやすくなる。このため、巻線に自由度が
でき、線率の向上=性能アップになる。また、ステータ
の間に巻線を通さなくてよいため、ティースの間隔も狭
くでき、性能が向上する。 【0020】また、隔壁の厚みを厚くできるので、強度
的にも性能向上できる。 【0021】また、仮に、回転するロータ部分の異物が
入っても、隔壁が壊れることはない。 【0022】更に、巻線部分を樹脂モールディングする
場合、隔壁の内側にステータがあるため、隔壁にモール
ディングの圧力が内周側に向けてかかっても、隔壁の変
形のおそれはない。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明の一実施形態に係る電動流体ポンプの断
面図である。 【図2】図1のモータハウジングの断面図である。 【図3】図2のモータハウジングのA−A断面図であ
る。 【符号の説明】 10 回転軸 11 ロータ 12 ステータ 12a 突出部 13 隔壁 13a くぼみ 14 巻線 15 バックヨーク 16 インペラ 17 ポンプハウジング 20 モータハウジング
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H02K 7/14 H02K 7/14 B Fターム(参考) 3H022 AA01 BA01 BA03 CA50 CA51 DA19 DA20 5H002 AA07 AA09 AB04 AB06 AC07 AE08 5H604 AA08 BB01 CC01 CC05 CC14 DB01 PB04 PE01 PE06 QA01 QB12 QB17 5H605 AA17 BB05 CC09 CC10 DD09 DD16 DD36 EA14 EA15 FF06 GG12 GG13 GG18 5H607 AA05 AA12 BB01 CC01 DD01 DD08 DD19 FF05 FF06 JJ01 JJ10 KK07

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】回転軸と、該回転軸に固定され、磁石を備
    えるロータと、該ロータの外周に配置され放射方向に突
    出部を有する耐腐食材質のステータと、該ステータの外
    周に沿って配置され前記ステータの突出部を収納するく
    ぼみを有する隔壁と、該隔壁のくぼみの外側に巻かれた
    巻線と、前記隔壁の外側に前記ステータの突出部に対向
    して置かれるリング状のバックヨークと、前記回転軸と
    ともに回転し流体を駆動するインペラとを備えた電動流
    体ポンプ。
JP2002057797A 2002-03-04 2002-03-04 電動流体ポンプ Pending JP2003254281A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006304594A (ja) * 2005-04-22 2006-11-02 Isa Innovation Sa 電気モータの溝付き部品
CN102678575A (zh) * 2012-05-21 2012-09-19 宁波巨神制泵实业有限公司 液压潜水泵

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2006304594A (ja) * 2005-04-22 2006-11-02 Isa Innovation Sa 電気モータの溝付き部品
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