JPH06303753A - キャンドモータポンプ - Google Patents

キャンドモータポンプ

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Publication number
JPH06303753A
JPH06303753A JP10880193A JP10880193A JPH06303753A JP H06303753 A JPH06303753 A JP H06303753A JP 10880193 A JP10880193 A JP 10880193A JP 10880193 A JP10880193 A JP 10880193A JP H06303753 A JPH06303753 A JP H06303753A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
fixed
stator
end bracket
permanent magnet
rotor
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP10880193A
Other languages
English (en)
Inventor
Kiyotomo Ishita
清倫 井下
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nidec Advanced Motor Corp
Original Assignee
Nidec Servo Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nidec Servo Corp filed Critical Nidec Servo Corp
Priority to JP10880193A priority Critical patent/JPH06303753A/ja
Publication of JPH06303753A publication Critical patent/JPH06303753A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Landscapes

  • Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)
  • Brushless Motors (AREA)
  • Motor Or Generator Frames (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 固定子の駆動巻線の洩れ磁束が磁気検出器に
作用する事が無いキャンドモータポンプを得る。 【構成】 回転軸をエンドブラケット14より突出せし
めた軸端に位置検出用の永久磁石20を別個の部材とし
て設け回転子7の永久磁石8と同じ極数に着磁して設
け、位置検出用の永久磁石20の外周面に空隙を介して
対向し磁気検出器16を設けて回転子8の磁極位置を検
出するように構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、キャンドモータポン
プ、特に温水循環ポンプ等に適するキャンドモータポン
プに関する。
【0002】
【従来の技術】図2により従来技術の内容・構成を説明
する。モータケーシング12とエンドブラケット14と
に囲まれた固定子室2に巻線6を巻装した固定子4が設
けられ、前記固定子4の内周に非磁性体で形成されたキ
ャン11が、前記モータケーシング12とエンドブラケ
ット14の内側端面に水密的に固着して設けられて前記
キヤン11の内側に回転子室3を形成し、該回転子室3
の中に前記モータケーシング12とエンドブラケット1
4に夫々設けた軸受10により廻転自在に支承した回転
軸9に固着され永久磁石8を備えた回転子7を配置し、
前記モータケーシング12より突出した回転軸9にイン
ペラ15が固着され、インペラ15の外周に設けられた
ポンプケーシング13とモータケーシング12とで囲ま
れたポンプ室1が形成されている。
【0003】又、前記固定子室2に設けられた固定子4
の端部で巻線6の端部近傍に磁気検出器16が前記回転
子7に設けられた永久磁石8の外周面と小空隙を介して
対向するように配置され、さらに、この磁気検出器16
は基板17に固定されこの基板17は前記エンドブラケ
ット14の内側端面に固定される構造となっている。
【0004】そして、前記固定子4に巻装された巻線6
が別途設けられる通電制御回路(図示していない)に接
続され、前記磁気検出器16の出力信号で生成されたタ
イミングによって通電されることにより固定子4の内周
面に回転磁界が発生し、キャン11を隔てて回転子7の
永久磁石8を回転駆動し、従って一体を成すインペラ1
5を駆動してポンプとしての機能を果たすものである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述の如き従来の構成
においては、磁気検出器16が固定子室2の内部に配置
され固定子4の巻線6の近くに位置するため巻線6に大
電流が流れた時に発生する漏れ磁束に影響され永久磁石
8の回転位置を正確に検出できないことがある。又、巻
線6とキャン11の隙間が十分得られず、更に巻線6の
コイルエンドが軸方向に長くなった場合、組立作業に困
難を来す如き問題があった。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明に成るキャンドモ
ータポンプは、回転子の位置を検出する位置検出用磁石
をモータの駆動用磁石とは別個の部材としてエンドブラ
ケットより突出させた軸端に設け、該位置検出用磁石と
対向して磁気検出器を設けるように構成する。
【0007】
【作 用】上述の如き構成においては、固定子の巻線が
発生する洩れ磁束の影響を受けないため磁気検出器出力
の信頼性が高まり、又位置検出器を固定子と別に設けた
ため組立作業が容易となり、更に位置検出用磁石と磁気
検出器の空隙が小さくできるから位置検出用磁石の磁束
が十分磁気検出器に鎖交するので検出感度が高くなると
いう作用効果がある。
【0008】
【実施例】以下図面によって本発明の実施例を説明す
る。図1は本発明に成るキャンドモータポンプの例を示
す断面図であるが、上述の図2の従来例と異なる点は位
置検出用磁石20をモータ駆動用の永久磁石8とは別個
に設けたことと、磁気検出器16の位置と取付構造であ
る。図1において回転軸9のインペラ側と反対の軸端を
エンドブラケット14より突出させ、該軸端にネジを設
け、非磁性体で形成された支持部材23に固着した位置
検出用磁石20を前記軸端に装着し、ナット22により
固着する。位置検出用磁石20は駆動用の前記永久磁石
8と同じ極数に着磁され、前記回転軸9の軸端に固着す
る時に前記永久磁石8の磁極の位置とある関係を持たせ
て固定する。
【0009】又、支持部材23は中心にナット22を収
容出来る内径と深さを有する凹部を設けてあり、ナット
22が軸方向に突出しないように形成されている。位置
検出用磁石20の外周に空隙を介して非磁性部材で形成
されたカバー18を水密的にエンドブラケツト14の端
面に固着し、エンドブラケット14の端面に設けた基板
17に位置検出器16を固着してカバー18を介して前
記位置検出用磁石20と対向させて配置する。
【0010】本発明に成るキャンドモータポンプの組み
立て手順は、モータケーシング12に巻線6を巻装した
固定子4を組付け、キャン11を固定子4の内周に装着
し、回転子7を回転子室に挿入してエンドブラケット1
4を組付けてモータ部を部分完成した後にエンドブラケ
ット14より突出した軸端に位置検出用磁石20を固着
し、カバー18をエンドブラケツト14の後部端面に水
密的に取付ける。位置検出器16と固定子の4の巻線6
との回転方向の関係位置は基板17に設けた長孔に沿っ
て基板とエンドブラケット14との関係位置を移動させ
て固定する事が出来る構造で、巻線の通電タイミングを
調整できるようになっている。
【0011】
【発明の効果】本発明に成るキャンドモータポンプは、
上述のような構成であるからモータ部の組み立てと位置
検出部の組み立てを分離して行えるので組立作業性が良
く、また固定子の巻線より発生する洩れ磁束の影響を受
けないので磁気検出器の出力が安定して得られ信頼性が
向上するという如き効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に成るキャンドモータポンプの構造の例
を示す断面図である。
【図2】従来技術に成るキャンドモータポンプの構造の
例を示す断面図である。
【符号の説明】
1 ポンプ室 2 固定子室 3 回転子室 4 固定子 5 鉄心 6 巻線 7 回転子 8 永久磁石 9 回転軸 10 軸受 11 キャン 12 モータケーシング 13 ポンプケーシング 14 エンドブラケット 15 インペラ 16 磁気検出器 17 基板 18 非磁性部材で形成されたカバー 20 位置検出用磁石 22 ナット 23 支持部材

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 駆動巻線を巻装した固定子をモータケー
    シングとエンドブラケットに囲まれた固定子室に配置
    し、前記固定子の内周に非磁性体で形成されたキャンを
    前記モータケーシングとエンドブラケットの内側の端面
    に水密的に固着して前記キャンの内側に形成した回転子
    室に、前記モータケーシングとエンドブラケットに設け
    た軸受により回転自在に支承した回転軸に固着され永久
    磁石を備えた回転子を配置し、前記モータケーシング側
    に突出した回転軸にインペラを設け、前記インペラの外
    周にポンプケーシングを設けると共に、前記回転子に備
    えた永久磁石の磁極位置を検出する磁気検出器を前記固
    定子室に設けたキャンドモータポンプにおいて、前記回
    転軸のインペラ側と反対の軸端をエンドブラケットより
    突出せしめ、該軸端に前記永久磁石と同じ極数に着磁し
    た位置検出用磁石を固着し、該位置検出用磁石の外周に
    空隙を介して非磁性体で形成されたカバーを前記エンド
    ブラケットに水密的に固着し、前記カバーの外周に前記
    位置検出用磁石と対向して磁気検出器を設けた構成を特
    徴とするキャンドモータポンプ。
  2. 【請求項2】 前記位置検出用磁石は非磁性体で形成さ
    れた支持部材に固着され、該支持部材はナツトによって
    前記廻転軸に固着され、該支持部材の内径の少なくとも
    一部に前記ナットの外径よりも大きい凹部を設け、該ナ
    ットが前記支持部材の凹部の内側に配置されることを特
    徴とする請求項1のキャンドモータポンプ。
JP10880193A 1993-04-13 1993-04-13 キャンドモータポンプ Pending JPH06303753A (ja)

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JP10880193A JPH06303753A (ja) 1993-04-13 1993-04-13 キャンドモータポンプ

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JP10880193A JPH06303753A (ja) 1993-04-13 1993-04-13 キャンドモータポンプ

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ID=14493831

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JP10880193A Pending JPH06303753A (ja) 1993-04-13 1993-04-13 キャンドモータポンプ

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JP (1) JPH06303753A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN112510903A (zh) * 2020-11-18 2021-03-16 江苏航天动力机电有限公司 一种便于转运的永磁电机

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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