JP2007015297A - 感圧複写紙 - Google Patents

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Abstract

【課題】水性インクを使用した輪転型インクジェット印刷が可能な感圧複写紙において、通常の感圧複写紙に要求される発色濃度は高く、擦れ等による発色汚れもなく優れているという効果に加え、インクジェット印刷の画像濃度が高く、インクドットの滲みはなく記録画像の解像度も優れ、又耐水性にも優れた感圧複写紙を提供する。
【解決手段】紙支持体がインク定着剤として水溶性多価金属塩であるカルシウム塩、マグネシウム塩、亜鉛塩から選ばれる1種又は2種以上を含有し、かつジアルキルアミン・エピクロルヒドリン付加体を含有する。
【選択図】 なし

Description

本発明は紙支持体に顕色剤含有層又は発色剤含有層を設けた感圧複写紙に関し、更に詳細には、解像度・耐水性にも優れ、水性インクを利用した印刷への適性、特に輪転型などのインクジェット印刷適性を有する感圧複写紙に関する。
発色剤(電子供与性染料前駆体)と顕色剤(電子受容性酸性物質)を使用した感圧複写紙は、発色剤を塗工した発色剤用紙と顕色剤を塗工した顕色剤用紙から成る。発色剤は高沸点溶媒に溶解されマイクロカプセルに内包される。感圧複写紙は発色剤内包マイクロカプセルを紙支持体の裏面に塗工した発色剤用紙(以下、上用紙という)、表面(オモテ面)に顕色剤を塗工した顕色剤用紙(以下、下用紙という)として、上用紙−下用紙の塗工面を対向させ加圧印字すると加圧部のマイクロカプセルは破壊されて流出した発色剤と顕色剤が接触して呈色反応を起こして発色画像が得られる。
又、紙支持体の表面(オモテ面)に顕色剤、裏面にマイクロカプセルを塗工し、顕色剤と発色剤を1枚で兼ね備えた用紙(以下、中用紙という)として、上用紙−中用紙−中用紙・・−下用紙のように中用紙を多数枚組み合わせることにより、多くの複写記録が可能となる。
このような感圧複写紙は、複写機能を生かした各種伝票類としての利用が普及しており、伝票類等においては、従来オフセット印刷、活版印刷等によってフォーム印刷され使用されている。また、近年では、例えばインクジェット印刷等において水性インクも用いられている。
一般的な水性インクは輪転印刷等の高速用、あるいは低速用に区別されるが、何れもインク固形分は4〜7質量%であり、有色染料(有色顔料の場合もある。)以外は大部分が水であることから、誘電率が高く、熱効率に優れている。なお、一般のインクジェットプリンターの水性インクのインク固形分は15質量%以上であり、染料、水以外にインクカートリッジヘッドの乾燥防止用に不揮発性の高沸点溶媒が比較的多く含有されている。
ところで、従来から感圧複写紙、特に人や機械が読む下用紙又は中用紙の顕色剤を含有する側の面には各種の印刷をするのが通常である。また、用途により上用紙又は中用紙の発色剤を含有する側の面も人や機械が読む場合があるのでやはり印刷に対応する必要がある。しかし、印刷画像濃度が低い、解像度が低い、或いは水濡れによる耐水性が劣る等の問題があり、種々の提案が成されている。
具体的に画像濃度、解像度、耐水性向上を図る手段として顕色剤である3,5−ジ(α−メチルベンジル)サリチル酸亜鉛と顔料を含む顕色剤含有層が第4級アンモニウム基又は第3級アミン基を有するカチオン性物質を含有するという提案(例えば特許文献1参照)がある。顕色剤、バインダー及びアニオン性物質を含有する顕色剤含有層上にポリカチオン高分子電解質を含有する塗工層を設けるという提案(例えば特許文献2参照)もある。更に顕色剤含有層にジアリルアミン−(メタ)アクリルアミド共重合体等のカチオン性樹脂を1種又は2種以上含有するという提案(例えば特許文献3、特許文献4参照)もある。或いは支持体に好ましくは分子量10000以下のカチオン性樹脂等を0.2〜2.0g/m2含有させるという提案(例えば特許文献5、特許文献6、特許文献7、特許文献8参照)等が成されているが、顕色剤含有層塗工液中のバインダー等がアニオン性の場合にはカチオン性物質を含有すると塗液が増粘したり、ゲル化する現象が起こり、塗工が難しい。又、カチオン性物質が顕色剤に作用して顕色能力が落ちる。或いは顕色剤含有層上にカチオン性物質塗工層を設けると発色濃度が低下する等の問題があり、実用的には不十分である。
一方、紙支持体上に上述の各特許文献記載のカチオン性樹脂を含有させるという実験を行ない確認すると実用的に印字濃度等は使用可能レベルであるが、耐水性はもう一歩であった。
特開平3−236986号公報 特開平8−258398号公報 特開平9−202038号公報 特開2004−17359号公報 特開平9−202042号公報 特開平10−264515号公報 特開平11−11009号公報 特開2000−247016号公報
本発明の目的は紙支持体に顕色剤含有層又は発色剤含有層を設けた感圧複写紙において、通常の感圧複写紙に要求される発色濃度は高く、擦れ等による発色汚れもなく優れており、更に、水性インクを使用した印刷、特に輪転型インクジェット印刷の画像濃度が高く、水性インクの滲みもわずかで、解像度も良く、耐水性にも優れた感圧複写紙を提供することである。
本発明者は広範な研究と実験を鋭意進めた結果、紙支持体に顕色剤含有層又は発色剤含有層を設けた感圧複写紙において、紙支持体の顕色剤含有層を設ける側の面又は発色剤含有層を設ける側の面に、
1.水溶性多価金属塩であるカルシウム塩、マグネシウム塩、亜鉛塩から選ばれる1種又は2種以上を含有し、かつ、
2.下記一般式(1)又は一般式(2)で表されるジアルキルアミン誘導体を含有する
ことを特徴とする感圧複写紙により本発明の目的は達成された。
Figure 2007015297
但し、一般式(1)において、R1、R2はそれぞれ炭素数1−8のアルキル基を表す。R1、R2は、不飽和結合を有していてもよい。R1、R2は、それぞれ同一の基でも異なる基でもよい。
Figure 2007015297
但し、一般式(2)において、R3、R4、R5及びR6は、それぞれ炭素数1−8のアルキル基を表す。R3、R4、R5及びR6は、不飽和結合を有していてもよい。R3、R4、R5及びR6は、それぞれ同一の基でも異なる基でもよい。
本発明の感圧複写紙は、水性インクによる印刷の画像濃度が高く、水性インクの滲みもわずかで、解像度も良く、耐水性にも優れている。特に輪転型インクジェット印刷ではその効果が際立っている。
本発明の感圧複写紙は、上用紙、中用紙又は下用紙であり、それらの顕色剤含有層又は発色剤含有層を設けた面に、水溶性多価金属塩であるカルシウム塩、マグネシウム塩、亜鉛塩から選ばれる1種又は2種以上を含有し、かつ、前記一般式(1)または一般式(2)で表されるジアルキルアミン誘導体を含有させる。以下、まず、ジアルキルアミン誘導体から説明する。
本発明に使用するジアルキルアミン誘導体は、それ自体がインク定着剤にもなる。しかし、インク定着剤である公知のカチオン性ポリマーと共に用いるとインク定着性がより好ましいものとなる。なお、上記のジアルキルアミン誘導体は、相当するジアルキルアミン類とエピクロロヒドリンとの反応により得られるので、2分子以上のジアルキルアミン類と2分子以上のエピクロロヒドリンとの重合体(以下、ジアルキルアミン誘導体・エピクロルヒドリン重合体と呼ぶ。)も多くの場合は混在しており、該重合体はカチオン性ポリマーとして機能する。なお、重合体の多くはジアルキルアミン誘導体2ないし3分子と、エピクロロヒドリン2ないし3分子との重合体であり、それ以上に重合の進んだものは少ない。
なお、ジアルキルアミン誘導体と、ジアルキルアミン誘導体・エピクロルヒドリン重合体との区別は、末端ジアルキルアミノ基(以下、ジアルキルアミノ基を、単に、アミノ基とも呼ぶ。)以外のアミノ基ないしアンモニウム塩部分を分子中に有するかどうかで出来る。ジアルキルアミン誘導体には末端アミノ基以外の含窒素基は無い。一方、ジアルキルアミン誘導体・エピクロルヒドリン重合体には、末端アミノ基以外の含窒素基(通常は4級アンモニウム塩であり、NMRスペクトル等で末端アミノ基と判別出来る)がある。ここで、ジアルキルアミン誘導体1分子と、エピクロロヒドリン2分子とが反応したものも存在し得るが、これの場合は、含窒素基が4級アンモニウム塩となるので区別が必要な場合は重合体に属することとする。
本発明の感圧複写紙において、ジアルキルアミン誘導体と、ジアルキルアミン誘導体・エピクロルヒドリン重合体とは多くの場合、混在しているので、それらの含む含窒素基の総数のうち、40%以上、より好ましくは50%以上、更に好ましくは55%以上が末端アミノ基であれば、インク定着性の点で好ましい。
なお、末端アミノ基は相当する塩酸塩等の3級アンモニウム塩になっていても、末端アミノ基として計算する。
本発明に好ましく使用されるジアルキルアミン誘導体の原料ジアルキルアミンの具体例としては、例えば、ジメチルアミン、ジエチルアミン、ジプロピルアミン、ジイソプロピルアミン、ジブチルアミン、メチルエチルアミン、メチルプロピルアミン、メチルブチルアミン、エチルプロピルアミン、エチルブチルアミン、ジペンチルアミン、ジヘキシルアミン、ジオクチルアミン、ジアリルアミンなどが挙げられる。これらを2種以上併用して原料としてもよい。
本発明に使用するジアルキルアミン誘導体(混在するジアルキルアミン誘導体・エピクロルヒドリン重合体も含む。)の好ましい含有量(乾燥後の固形分含有量)は、紙支持体の片面への含有量が質量固形分で0.3〜1.2g/m2であり、より好ましくは0.5〜1.0g/m2である。0.3g/m2未満ではインクジェット記録画像の耐水性効果が少なくなる恐れがあり、1.2g/m2を越えると、インクジェット印刷等の印刷適性に更なる効果が得られず、顕色剤含有層又は発色剤含有層を設けた面へ印刷時の耐刷性が低下する恐れがある。ジアルキルアミン誘導体を紙支持体の両面に含有させてもよい。
また、本発明には水溶性多価金属塩であるカルシウム塩、マグネシウム塩、亜鉛塩から選ばれる1種又は2種以上も用いる。
本発明に好ましく使用される水溶性多価金属塩としてカルシウム、マグネシウム、亜鉛の塩化物、硝酸塩、酢酸塩であり、具体的に、例えば塩化カルシウム、塩化マグネシウム、塩化亜鉛、硝酸カルシウム、硝酸マグネシウム、硝酸亜鉛、酢酸カルシウム、酢酸マグネシウム、酢酸亜鉛であり、好ましくは塩化カルシウム、塩化マグネシウム、硝酸カルシウム、硝酸マグネシウム、酢酸カルシウム、酢酸マグネシウムであり、特に好ましくは塩化カルシウムである。
本発明に使用する水溶性多価金属塩の好ましい含有量は、ジアルキルアミン誘導体(混在するジアルキルアミン誘導体・エピクロルヒドリン重合体も含む。)と必要に応じて含有させる他のインク定着剤の合計量100質量部に対して0.5〜20質量部であり、より好ましくは5〜10質量部である。0.5質量部未満では印字画像濃度、耐水性に効果が少なくなる恐れがあり、20質量部を越えると耐水性が低下する恐れがある。
本発明に使用するジアルキルアミン誘導体や水溶性多価金属塩の含有方法は特に限定されないが、例えばブレードコーター、エアーナイフコーター、カーテンコーター、グラビアコーター、バーコーター、ロールコーター、サイズプレス、ビルブレードコーター等による。製造工程の短縮の点で、好ましくは紙支持体抄造時のサイズプレス方式により塗工する。その際、より好ましくは澱粉誘導体或いは公知の表面サイズ剤と混合する。
本発明に使用する紙支持体の顕色剤含有層又は発色剤含有層を設ける面には、これまで述べたジアルキルアミン誘導体や水溶性多価金属塩が含有されるが、以下、紙支持体についてのそれ以外の一般的な構成や製法を述べる。もちろん、下記の製造工程中のいずれかで、ジアルキルアミン誘導体や水溶性多価金属塩を含有させて紙支持体を得てもよい。
本発明に使用する紙支持体は木材パルプと内填用顔料を主成分として構成される。木材パルプとしてはLBKP、NBKP等の化学パルプ;GP、PGW、RMP、TMP、CTMP、CGP等の機械パルプ、DIP等の故紙再生パルプ等であり、これらのパルプは抄紙適性、塗工適性、更には印刷適性等を維持するために叩解機で叩解度(フリーネス)を調整する。パルプの叩解度はパルプの種類により異なるが、一般的に150〜500ml〔カナディアンスタンダードフリーネス(以下、CSFという):JIS P−8121〕である。
内填用顔料(填料)は不透明性、印刷適性を維持するために、例えばタルク、焼成カオリン、炭酸カルシウム、二酸化チタン等が使用されるが、混合比率はパルプ100質量部に対して5〜30質量部であり、好ましくは10〜20質量部である。
更に従来より公知のサイズ剤、歩留向上剤、カチオン化剤、紙力増強剤等の各種添加剤を混合して長網抄紙機、円網抄紙機、ツインワイヤー抄紙機等の抄紙機で酸性、中性、アルカリ性の紙支持体を得る。
本発明の感圧複写紙が上用紙又は中用紙の場合、発色剤含有層に含有させる発色剤(染料前駆体)は従来から感圧複写紙又は感熱記録紙用途において公知のものが好ましく用いられる。その具体例としては、例えば3,3−ビス(p−ジメチルアミノフェニル)−6−ジメチルアミノフタリド、3−(p−ジメチルアミノフェニル)−3−(1,2−ジメチルインドール−3−イル)フタリド、3,3−ビス(1,2−ジメチルインドール−3−イル)−5−ジメチルアミノフタリド、3,3−ビス(9−エチルカルバゾール−3−イル)−6−ジメチルアミノフタリド等のトリアリールメタン系;4,4´−ビス−ジメチルアミノベンズヒドリルベンジルエーテル、N−2,4,5−トリクロロフェニルロイコオーラミン等のジフェニルメタン系;ベンゾイルロイコメチレンブルー、p−ニトロベンゾイルロイコメチレンブルー等のチアジン系;3−メチル−スピロ−ジナフトピラン、3−フェニル−スピロ−ジナフトピラン、3−プロピル−スピロ−ジベンゾピラン等のスピロ系;ローダミン−B−アニリノラクタム、ローダミン(p−ニトロアニリノ)ラクタム、ローダミン(o−クロロアニリノ)ラクタム等のラクタム系。
3−ジメチルアミノ−7−メトキシフルオラン、3−ジエチルアミノ−6−メチル−7−クロロフルオラン、3−(N−エチル−p−トルイジノ)−7−メチルフルオラン、3−ジエチルアミノ−7−N−メチルアミノフルオラン、3−ジエチルアミノ−7−ジベンジルアミノフルオラン、3−(N−エチル−p−トルイジノ)−6−メチル−7−フェニルアミノフルオラン、3−ジエチルアミノ−6−メチル−7−フェニルアミノフルオラン、3−(N−シクロヘキシル−N−メチルアミノ)−6−メチル−7−フェニルアミノフルオラン、3−ピペリジノ−6−メチル−7−フェニルアミノフルオラン、3−ジエチルアミノ−6−メチル−7−キシリジノフルオラン等のフルオラン系等が挙げられ、1種又2種以上混合する。
本発明に使用する発色剤は高沸点溶媒に溶解してコアセルベーション法、インサイチュー重合法、界面重合法等によりマイクロカプセル化して内包する。
使用する高沸点溶媒としては、例えばジイソプロピルナフタレン等のアルキルナフタレン類、1−フェニル−1−キシリルエタン等のジアリールアルカン類、イソプロピルビフェニル等のアルキルビフェニル類、その他トリアリールメタン類、アルキルベンゼン類、ベンジルナフタレン類、ジアリールアルキレン類、アリールインダン類等の芳香族炭化水素;フタル酸ジブチル、マレイン酸ジオクチル等のエステル化合物;ヒマシ油、大豆油、綿実油等の植物油又はその変性油;鉱物油等の天然物高沸点留分等が挙げられ、1種又2種以上混合する。
本発明に使用する発色剤内包マイクロカプセルは澱粉又は澱粉誘導体の微粉末、セルロース繊維粉末等の緩衝剤;ポリビニルアルコール等の水溶性高分子結着剤;酢酸ビニル系、アクリル系、スチレン・ブタジエン共重合体ラテックス等の疎水性高分子結着剤;更に所望により蛍光増白剤;消泡剤;浸透剤;防腐剤を適宜混合して発色剤用塗工液と成し、エアーナイフコーター、カーテンコーター、グラビアコーター等の塗工方式で紙支持体の裏面に塗工量が1.5〜5.0g/m2(乾燥質量固形分)となるように塗工・乾燥して上用紙を得る。
また、本発明の感圧複写紙が下用紙または中用紙の場合に顕色剤含有層に含有させる顕色剤は従来から感圧複写し又は感熱記録紙用途において公知のものが好ましく用いられる。その具体例としては、例えば、酸性白土、活性白土、アタパルジャイト等の無機系顕色剤;フェノールホリムアルデヒド樹脂、テンペルフェノール樹脂多価金属塩、サリチル酸誘導体多価金属塩等の有機系顕色剤が挙げられ、1種を用いても又は2種以上混合して用いてもよい。
次に、下用紙を得る方法を述べる。
カオリン、焼成カオリン、炭酸カルシウム等の白色顔料;澱粉誘導体、ポリビニルアルコール等の水溶性高分子結着剤;酢酸ビニル系、アクリル系、スチレン・ブタジエン共重合体ラテックス等の疎水性高分子結着剤;更に所望により蛍光増白剤;消泡剤;浸透剤;防腐剤を適宜混合して顕色剤用塗工液と成し、ブレードコーター、エアーナイフコーター、カーテンコーター、グラビアコーター、バーコーター、ロールコーター等の塗工方式で紙支持体の表面に塗工量が1.0〜8.0g/m2(乾燥質量固形分)となるように塗工・乾燥して顕色剤層を設け、更に一般色インキ印刷時の耐刷性と複写文字の解像度向上を図るためにスーパーカレンダー、ソフトカレンダー等の平滑化装置で平滑化処理を行って下用紙を得る。
本発明の中用紙は、好ましくは、最初に上記の下用紙の製法に従い顕色剤層を設け、次いで顕色剤層を設けたのと反対側の面に前述の上用紙の製法に従って発色剤用塗工液を塗工・乾燥して得られる。
なお、本発明の感圧複写紙(上用紙、中用紙又は下用紙)を公知の感圧複写紙と組合せてもよい。
以下、最も代表的な実施例により、本発明の好適態様とその優れた効果を具体的に説明する。尚、以下において部はすべて質量部であり、%も次の例外を除き質量%である。例外として、各種の試験の項での、発色濃度や発色汚れの%は測定値基準である。また、次に説明する付加体中の含窒素基のうち、末端ジアルキルアミノ基を構成するものの比率は窒素原子数基準である。(直接、窒素原子数の比率として表現した場合も同様。)
また、実施例又は比較例において、一般式(1)ないし一般式(2)で表されるジアルキルアミン誘導体とジアルキルアミン・エピクロロヒドリンの重合体との混合物を、付加体として表現する。また、本発明は感圧複写紙に関するものの、その特徴は紙支持体にあるので、各実施例又は比較例の項では紙支持体の製造について述べ、その後で感圧複写紙の製造や評価をまとめて述べる。
実施例1
〔感圧複写紙の紙支持体作製〕
(配合)
LBKP(CSF300ml) 95部
NBKP(CSF300ml) 5部
タルク 20部
50%ロジンサイズエマルジョン 3.2部
50%硫酸バンド 4.3部
両性澱粉 2部
上記配合の1%スラリーで56.8g/m2の紙支持体を抄造した後、
6%酸化澱粉水溶液 500部
塩化カルシウム6%水溶液 50部
ジメチルアミン及びエピクロロヒドリンの付加体6%水溶液 450部
の混合液を乾燥質量固形分で両面含有量3.2g/m2(片面含有量1.6g/m2のうち、塩化カルシウム及び該ジメチルアミン・エピクロルヒドリンの付加体の合計が0.8g/m2を占める。)となるようにサイズプレスを行い、坪量60g/m2の感圧複写紙の紙支持体を得た。
なお、上記付加体中、末端ジメチルアミノ基を構成する窒素原子数はこの付加体を構成する窒素原子数の55%を占めていた。(すなわち、末端含窒素基がこの付加体を構成する含窒素基の55%を占めていた。)
実施例2
〔感圧複写紙の紙支持体作製〕
実施例1の塩化カルシウム6%水溶液に替えて塩化マグネシウム6%水溶液を用い、ジメチルアミン及びエピクロルヒドリンの付加体として、末端ジメチルアミノ基を構成する窒素原子数がこの付加体を構成する窒素原子数の45%のものを用いた以外は実施例1と同様の方法で坪量60g/m2の感圧複写紙の紙支持体を得た。
実施例3
〔感圧複写紙の紙支持体作製〕
実施例1の塩化カルシウム6%水溶液に替えて塩化亜鉛6%水溶液を用いた以外は実施例1と同様の方法で坪量60g/m2の感圧複写紙の紙支持体を得た。
実施例4
〔感圧複写紙の紙支持体作製〕
実施例1の塩化カルシウム6%水溶液に替えて塩化マグネシウム6%水溶液を用い、ジメチルアミン及びエピクロルヒドリンの付加体として、末端ジメチルアミノ基を構成する窒素原子数がこの付加体を構成する窒素原子数の50%のものを用いた以外は実施例1と同様の方法で坪量60g/m2の感圧複写紙の紙支持体を得た。
実施例5
〔感圧複写紙の支持体作製〕
実施例1の酸化澱粉等混合液の配合を次のものに置き換えた以外は実施例1と同様にして感圧複写紙の紙支持体を得た。
6%酸化澱粉水溶液 250部
塩化カルシウム6%水溶液 75部
ジメチルアミン及びエピクロルヒドリンの付加体6%水溶液 675部
(ジメチルアミン及びエピクロルヒドリンの付加体は実施例4と同様のもの。)
実施例6
〔感圧複写紙の紙支持体作製〕
実施例5で用いたジメチルアミン及びエピクロルヒドリンを実施例1で用いたジメチルアミン及びエピクロルヒドリンの付加体(末端ジメチルアミノ基を構成する窒素原子数はこの付加体を構成する窒素原子数の55%)に置き換えた以外は実施例5と同様にして感圧複写紙の紙支持体を得た。
実施例7
〔感圧複写紙の紙支持体作製〕
実施例5で用いたジメチルアミン及びエピクロルヒドリンを、末端ジメチルアミノ基を構成する窒素原子数がこの付加体を構成する窒素原子数の40%のジメチルアミン及びエピクロルヒドリンの付加体に置き換えた以外は実施例5と同様にして感圧複写紙の紙支持体を得た。
実施例8
〔感圧複写紙の紙支持体作製〕
実施例1で用いたジメチルアミン及びエピクロロヒドリンの付加体に替えてジエチルアミン及びエピクロロヒドリンの付加体(末端ジエチルアミノ基を構成する窒素原子数はこの付加体を構成する窒素原子数の55%)を用いた以外は実施例1と同様にして感圧複写紙の紙支持体を得た。
実施例9
〔感圧複写紙の紙支持体作製〕
実施例1で用いたジメチルアミン及びエピクロロヒドリンの付加体に替えて、ジメチルアミンとメチルエチルアミンとを質量比で等量混合したジアルキルアミン混合物とエピクロロヒドリンの付加体(末端ジアルキルアミノ基を構成する窒素原子数はこの付加体を構成する窒素原子数の55%)を用いた以外は実施例1と同様にして感圧複写紙の紙支持体を得た。
実施例10
〔感圧複写紙の紙支持体作製〕
実施例1で用いたジメチルアミン及びエピクロロヒドリンの付加体に替えてジブチルアミン及びエピクロロヒドリンの付加体(末端ジブチルアミノ基を構成する窒素原子数はこの付加体を構成する窒素原子数の55%)を用いた以外は実施例1と同様にして感圧複写紙の紙支持体を得た。
実施例11
〔感圧複写紙の紙支持体作製〕
実施例1で用いたジメチルアミン及びエピクロロヒドリンの付加体に替えてメチルオクチルアミン及びエピクロロヒドリンの付加体(末端メチルオクチルアミノ基を構成する窒素原子数はこの付加体を構成する窒素原子数の55%)を用いた以外は実施例1と同様にして感圧複写紙の紙支持体を得た。
実施例12
〔感圧複写紙の紙支持体作製〕
実施例1で用いたジメチルアミン及びエピクロロヒドリンの付加体に替えてジアリルアミン及びエピクロロヒドリンの付加体(末端ジアリルアミノ基を構成する窒素原子数はこの付加体を構成する窒素原子数の55%)を用いた以外は実施例1と同様にして感圧複写紙の紙支持体を得た。
比較例1
〔感圧複写紙の紙支持体作製〕
実施例1で用いた酸化澱粉等混合液1000部を、酸化澱粉6%水溶液のみ1000部に替えた以外は実施例1と同様にして感圧複写紙の紙支持体を得た。
比較例2
〔感圧複写紙の紙支持体作製〕
実施例1で用いた塩化カルシウム6%水溶液を除いた以外は実施例1と同様にして感圧複写紙の紙支持体を得た。
比較例3
〔感圧複写紙の紙支持体作製〕
実施例1で用いた塩化カルシウムに替えて塩化バリウムを用いた以外は実施例1と同様にして感圧複写紙の紙支持体を得た。
比較例4
〔感圧複写紙の紙支持体作製〕
実施例1で用いたジメチルアミン及びエピクロロヒドリンの付加体に替えてジドデシルアミン及びエピクロロヒドリンの付加体(末端ジドデシルアミノ基を構成する窒素原子数はこの付加体を構成する窒素原子数の55%)を用いた以外は実施例1と同様にして感圧複写紙の紙支持体を得た。
比較例5
〔感圧複写紙の紙支持体作製〕
実施例1で用いたジメチルアミン及びエピクロロヒドリンの付加体に替えてメチルドデシルアミン及びエピクロロヒドリンの付加体(末端メチルドデシルアミノ基を構成する窒素原子数はこの付加体を構成する窒素原子数の55%)を用いた以外は実施例1と同様にして感圧複写紙の紙支持体を得た。
上記の、実施例1〜12、比較例1〜5に記載の方法で得た感圧複写紙の紙支持体を用い、下記方法により感圧複写紙を作製して測定・評価した。
《感圧複写紙の作製》
〈マイクロカプセルの作製〉
発色剤:3,3−ビス(p−ジメチルアミノフェニル)−6−ジメチルアミノフタリド10部を溶解した高沸点溶媒:1−フェニル−1−キシリルエタン200部を5%スチレン無水マレイン酸共重合体水溶液(pH5.0)250部に添加して平均粒子径6μmとなるように乳化した。
次いで30%メラミン・ホルマリン初期縮合物水溶液20部を乳化液に添加して液温75℃で2時間反応させた後、20%水酸化ナトリウム水溶液でpH9.0として室温まで冷却し、40%のマイクロカプセル分散液を得た。
〈上用紙の作製〉
水 340部
40%マイクロカプセル分散液(上記で得たもの) 250部
小麦澱粉(粒子径20μm) 50部
48%スチレン・ブタジエン共重合体ラテックス 43.75部
上記配合を25%発色剤用塗工液とした。次いで実施例1〜12、比較例1〜5で得た感圧複写紙の紙支持体の一方面(本発明に用いるジアルキルアミン誘導体等を含有させている面。)に該塗工液をエアーナイフコーターで塗工量が3.5g/m2(乾燥質量固形分)となるように塗工・乾燥して上用紙を得た。(なお、上用紙の場合、発色剤含有層を設けた側の面を便宜上、裏面とも呼ぶ。その反対面がオモテ面である。)
〈下用紙の作製〉
水 63.2部
ピロリン酸ナトリウム 0.5部
カオリン 50部
炭酸カルシウム 50部
40%3,5−ジ(α−メチルベンジル)サリチル酸亜鉛分散液 50部
(なお、平均粒子径は3μmであった。)
10%ポリビニルアルコール水溶液 100部
48%スチレン・ブタジエン共重合体ラテックス 20.8部
上記配合を42%顕色剤用塗工液とした。次いで実施例1〜12、比較例1〜5で得た感圧複写紙の紙支持体の一方面(本願発明に用いるジアルキルアミン誘導体を含有させている面。)に該塗工液をブレードコーターで塗工量が4.2g/m2(乾燥質量固形分)となるように塗工・乾燥して下用紙を得た。(なお、下用紙の場合、顕色剤含有層を設けた側の面を便宜上、オモテ面とも呼ぶ。その反対面が裏面である。)
〈中用紙の作製〉
上記で得た下用紙の裏面に上記の上用紙作製配合の25%発色剤用塗工液をエアーナイフコーターで塗工量が3.5g/m2(乾燥質量固形分)となるように塗工・乾燥して中用紙を得た。(なお、中用紙の場合にはオモテ面は顕色剤含有層を設けた側の面、裏面は発色剤含有層を設けた側の面である。)
《発色濃度》
各実施例、比較例で得られた紙支持体を用いて作製した各上用紙−中用紙−下用紙(または各上用紙−下用紙)を重ね合わせて、1cm2あたり150kgの荷重をかけて発色させ、色差計(日本電色製)で1分後、1時間後の下用紙の発色濃度を測定した。
なお、上用紙−中用紙−下用紙(または上用紙−下用紙)に用いる紙支持体は、個々の組合せの際、それぞれ同じ実施例(又は同じ比較例)記載の方法により得たものを組合せて用いた。
発色濃度を示す次の数式による数値は小さい程、発色濃度が高いことを示す。(後述の評価結果の表には1時間後の発色濃度を示した。)
Figure 2007015297
《発色汚れ》
タテ80cm×ヨコ25cmの上用紙塗工面にタテ15cm×ヨコ15cmの下用紙塗工面を重ね合わせ、その上に3500gの発色汚れ試験用重りを載せ、下用紙を一定速度で60cm引っ張り、下用紙の10分後の発色度合いを色差計で測定し、下記の値を求めた。(必要な場合、発色汚れ試験による発色部を以下、評価部と呼ぶ。)
また、タテ80cm×ヨコ25cmの中用紙発色剤塗工面にタテ15cm×ヨコ15cmの下用紙塗工面を重ね合わせた以外は上記と同様の仕様で下記の値を求めた。次の数式で求められる数値は大きい程、発色汚れが少ないことを示す。
Figure 2007015297
《インクジェット印刷の画像濃度》
インクジェットプリンター(BJC420J:キヤノン社製)のインクタンクにサイテックス社製インク#1069黒インクを注入後、上用紙裏面(発色剤塗工面)、中用紙顕色剤塗工面、下用紙塗工面に各々テストパターン(ベタ)を印刷して1時間後の濃度をマクベス濃度計で測定した。数値は大きい程、濃度が高いことを示す。
《インクジェット印刷の耐水性》
インクジェットプリンター(BJC420J:キヤノン社製)のインクタンクにサイテックス社製インク#1040黒インク、サイテックス社製インク#1068青インク、サイテックス社製インク#1078赤インクを各々注入後、上用紙裏面、中用紙顕色剤塗工面、下用紙塗工面に各々テストパターン(文字、線、ベタ)を印字して2分後に水を滴下し、自然乾燥後に画像の滲み度合いを目視判定した。
◎印:滲みはまったくなく、解像度も優れている。
○印:滲みは僅かに認められるが、解像度も良く、実用的に問題ない。
×印:滲みが大きく、解像度も不良で実用的ではない。
以上を測定・評価結果をまとめて表1,2に示した。又表2に総合評価を示した。
《総合評価》
◎印:特に耐水性に優れ、実用的に高品位である。
○印:品質に問題なく、実用的である。
×印:特に耐水性が劣り、実用的ではない。
Figure 2007015297
Figure 2007015297
上記の各表より、発色濃度(数値が低いほど良い)は、上用紙と下用紙の組合せでも、中用紙と下用紙の組合せでも、それぞれの場合に、各実施例での結果は、各比較例での結果より優れていた。
発色汚れ(数値が高く100に近いほど良い)は、上用紙と下用紙の組合せの場合には全体に優れた結果であった。中用紙と下用紙の組合せの場合は、各実施例での結果は、各比較例での結果より優れていた。
インクジェット印刷画像濃度は、上、中、下用紙のそれぞれの場合のいずれも、各実施例での結果は、各比較例での結果より優れていた。
耐水性、解像度及び総合評価においては、上、中、下用紙のそれぞれの場合のいずれも、各実施例での結果は、各比較例での結果より格段に優れていた。

Claims (1)

  1. 紙支持体に顕色剤含有層又は発色剤含有層を設けた感圧複写紙において、紙支持体の顕色剤含有層を設ける側の面又は発色剤含有層を設ける側の面に、
    1.水溶性多価金属塩であるカルシウム塩、マグネシウム塩、亜鉛塩から選ばれる1種又は2種以上を含有し、かつ、
    2.下記一般式(1)又は一般式(2)で表されるジアルキルアミン誘導体を含有する
    ことを特徴とする感圧複写紙。
    Figure 2007015297
    (但し、R1、R2はそれぞれ炭素数1−8のアルキル基を表す。
    1、R2は、不飽和結合を有していてもよい。
    1、R2は、それぞれ同一の基でも異なる基でもよい。)
    Figure 2007015297
    (但し、R3、R4、R5及びR6は、それぞれ炭素数1−8のアルキル基を表す。
    3、R4、R5及びR6は、不飽和結合を有していてもよい。
    3、R4、R5及びR6は、それぞれ同一の基でも異なる基でもよい。)
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