JPH0546319B2 - - Google Patents

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JPH0546319B2
JPH0546319B2 JP60111935A JP11193585A JPH0546319B2 JP H0546319 B2 JPH0546319 B2 JP H0546319B2 JP 60111935 A JP60111935 A JP 60111935A JP 11193585 A JP11193585 A JP 11193585A JP H0546319 B2 JPH0546319 B2 JP H0546319B2
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    • B41M5/124Duplicating or marking methods; Sheet materials for use therein using pressure to make a masked colour visible, e.g. to make a coloured support visible, to create an opaque or transparent pattern, or to form colour by uniting colour-forming components
    • B41M5/1246Application of the layer, e.g. by printing
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
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Description

【発明の詳細な説明】
(発明の分野) 本発明は感圧記録シートに関する。更に詳細に
は、電子供与性発色剤と電子受容性顕色剤との発
色反応を利用した感圧記録シートに関する。 (従来技術) 電子供与性発色剤と電子受容性顕色剤との発色
反応を利用した感圧記録シートは、ノーカーボン
紙又は感圧複写紙として広く知られており、例え
ば、米国特許2711375号、同2712507号、同
2730456号、第2730457号、同3617334号、特公昭
38−18317号、同47−1178号、同47−20972号等に
その例が見られる。 最も代表的な感圧複写紙の形態としては次の様
な例があげられる。即ち、適当な電子供与性発色
剤を適当な溶媒に溶解し、これをマイクロカプセ
ルに含有せしめ、シート上に塗布した「上葉紙」、
電子受容性の顕色剤をシート上に塗布した「下葉
紙」、シートの片面にマイクロカプセルを塗布し、
他の一方の片面に顕色剤を塗布した「中葉紙」が
あり、使用に際しては、上葉紙と下葉紙を夫々の
塗布面が対抗するように重ね合せるか、多数枚の
複写を得たい時には、上葉紙と下葉紙との間に一
枚ないし複数枚の中葉紙を挿入する。このように
重ね合わされてセツトを成す感圧複写紙にタイプ
或いは筆記圧を加えると加圧部のマイクロカプセ
ルが破壊され内部の発色剤が油と共に顕色剤層に
転移して反応し、発色像が得られる。 この様な感圧複写紙は各種の事務用紙として伝
票やコンピユーター用紙に広く使用されており、
極めて有用性の高いものである。 感圧記録シートの最とも重要な要件としては、
タイプライターや筆記による発色性に優れ、か
つ、製造工程、加工工程の取り扱い時における汚
れ、所謂、加工カブリの少ないことが挙げられ
る。 従来、加工圧力でのカブリの減少に対しては、
マイクロカプセル保護剤の使用が汎用されてお
り、例えば、セルロース微粉末(米国特許
2711375号)、デンプン粒子(英国特許1232347号、
特公昭47−1178号、同48−33204号)、ガラスビー
ズ(米国特許2655453号)熱膨張性高分子粒子
(特開昭48−32013)等の使用が知られているが、
これらの方法ではいずれも加工カブリは減少する
が複写時の発色濃度が低下してしまう。そこで、
工業的には発色濃度の低下を補う為にマイクロカ
プセルの塗布量を増やしたり、発色剤の含有量を
増すなどの手段をとつている。がいずれもコスト
高となり不利となる等の問題があつた。 更に、デンプン等水溶性高分子のマイクロカプ
セル保護剤を予め塗布し、その上にマイクロカプ
セルを塗布する方法(特開昭55−111288、同54−
150210、同48−87908、特公昭55−7398、同47−
41365)も提案されているが、予期される程の改
良効果は得られていないのが現状である。 (発明の目的) 本発明の目的は、製造工程、加工工程での汚
れ、即ち加工カブリが少なく、あわせて、タイプ
ライターや手書きなどの複写時の発色濃度の優れ
た感圧記録シートを得ることにある。 (発明の構成) 本発明の上記目的は、篩分法(JIS P−8207)
で測定した繊維長分布において、24メツシユ残重
量(%)と42メツシユ残重量(%)との和が55%
以下である原紙を用いた感圧記録シートにより達
成された。 本発明における篩分法での繊維長分布の測定は
製紙用パルプのフルイ分ケ試験方法JIS P−8207
で求めたものであるが、具体的には、絶乾量とし
て10gの試料を標準離解体機により充分離解した
のちパルプ篩分試験機(例えば(株)東洋精機製作所
製)に15分間かけ、24メツシユ、42メツシユ、80
メツシユ、150メツシ呼び寸法各710μ、350μ、
177μ、105μの4槽の篩分槽の残分、及び、第4
層目(150メツシユ)の通過分より、各フラクシ
ヨンの百分率(重量%)を求めたものである。 従つて、24メツシユ残及び、42メツシユ残が多
いということは、長繊維成分の比率が多いことを
意味する。 本発明の篩分法による繊維長分布は製紙紙料の
繊維長分布を規定したものであるが、感圧記録シ
ートを再離解して測定した繊維長分布についても
同様に規定出来る。この場合は感圧記録シートの
塗布層を温水で除去後、JIS P−8207の方法に従
い測定すればよく、24メツシユ残重量%と42メツ
シユ残重量%との和が55%以下になれば、本発明
の範囲である。 本発明者らは、加工カブリが少なく、あわせ
て、発色性の優れた感圧記録シートを生み出すべ
く、鋭意研究を進めた処、篩分法での繊維長分布
において、24メツシユ残重量%と42メツシユ残重
量%との和を55%以下にした原紙を使用すること
により、意外なことに感圧記録シートの加工カブ
リが顕著に減少し、かつ、発色濃度が向上するこ
とを見い出した。 本発明で使用されるパルプは木材パルプ
(LBKP、NBKP、LBSP、NBSP等)ワラ、エ
スパルト等の一般の植物繊維パルプに置きかえて
も用いることができる。本発明の目的に対して
は、木材パルプを用いることが好ましい。木材パ
ルプとしてはブナ、カバ、ハンノキ、ナラ、タ
ブ、シイ、シラカバ、白楊、ポプラ、タモ、ドロ
ヤナギ、ユーカリ、マングローブ、ラワン等の広
葉樹パルプ及び、アカマツ、クロマツ、トドマ
ツ、エゾマツ、モミ、シガ、スギ、ヒノキ、カラ
マツ、シラベ、トウヒ、ヒバ、ベニマツ、ダクラ
スフア、ヘムロツク、ホワイトフアー、スプルー
ス、シーダ、ペイン、メルクシマツ、ラジエータ
パイン等の針葉樹パルプがある。更に好ましくは
広葉樹パルプ(L材)と針葉樹パルプ(N材)の
比率、L材/N材比=50/50〜100/0が好まし
い。 最つとも好ましくは、L材/N材=80/20〜
100/0の配合比が良い。これは、N材比が多す
ぎると長繊維成分の減少が難しい為である。 本発明の繊維長分布を得る為には、ビーター
や、リフフアイナーなどの叩解で、叩解処理を行
うことが好ましく、カナダ標準水度(JIS P−
8121)で650c.c.以下、100c.c.以上の範囲が良く、更
に好ましくは550c.c.以下、150c.c.以上の範囲であ
り、最つとも好ましくは450c.c.以下、200c.c.以上の
範囲である。これは、水度が大きすぎると長繊
維分の減少が難しい為である。 又、水度が小さすぎると長繊維分は減少する
が、出来上つた原紙の剛度低下や、寸度安定性不
良などの問題が出てくる為である。 本発明は係る原紙は、上記繊維長分布を有する
パルプを主体として、その他添加物よりなるもの
であり、添加物としてはクレー、炭酸カルシウ
ム、タルク等の填量やケン化ロジン、ロジンエマ
ジヨン、アルケニルコハク酸塩、アルキルケテン
ダイマー、アルメニル無水コハク酸、ポリマー型
カチオンサイズ剤等の内添サイズ剤や、硫酸バン
土、等の定着剤、又、ポリアクリルアミド、デン
プンなどの紙力増強剤や色調、白色度をコントロ
ールする為に染料、顔料、螢光染料等も使用する
ことができる。又、デンプン、変性デンプン(酸
化デンプン、酵素デンプン、α−化デンプンな
ど)、デンプン誘導体(ヒドロキシエチル化デン
プン、エーテル化デンプン、エステル化デンプ
ン、ジアルデヒドデンプンなど)、繊維素誘導体
(CMC、HEC、MC)、及びニカツ、カゼイン、
ゼラチン、アルギン酸ソーダなどの天然品及びそ
の誘導体、ラテツクス類(SBR、NBR、ネオプ
レンなど)、ポリビニルアルコール、変性PVA、
スチレン−無水マレイン酸共重合物、アクリルア
ミド、スチレン−アクリルアミド共重体、ポリウ
レタン重合物、アルキルエテンダイマー、フツ素
樹脂、ポリ酢酸ビニル、酢酸ビニル−無水マレイ
ン酸共重合物、などの合成品をサイズプレス等で
表面サイズしてやつても良い。 又、必要に応じ、上記表面サイズ剤に顔料、染
料、架橋剤などを併用しても良い。 本発明に係る原紙は、適当な電子供与性発色剤
を適当な溶媒に溶解し、これをマイクロカプセル
に含有せしめ、シート上に塗布する「上葉紙」、
電子受容性の顕色剤をシート上に塗布する「下葉
紙」、シートの片面にマイクロカプセルを塗布し、
他の一方の片面に顕色剤を塗布した「中葉紙」シ
ートの片面に、マイクロカプセルと顕色剤を混合
塗布又は重層塗布した「自己発色紙」のいずれに
対しても、加工カブリを減少させ、優れた発色濃
度を得ることが出来る。 本発明において、マイクロカプセルとは、塩基
性の無色の発色剤を溶解した油性液を内蔵物と
し、これを水及び油性液の双方に不溶な高分子物
質よりなる壁材で被覆した微小カプセルであり、
1〜20μの平均粒径を有するものを指称する。壁
材としては、ゼラチン−アラビアゴムの如きポリ
カチオンとポリアニオンの組合せによるものやポ
リイソシアネートーポリアミン、ポリイソシアネ
ートーポリオール、尿素−ホルムアルデヒド、メ
ラミン−ホルムアルデヒド等の如き重縮合系組成
物の組合わせによるもの等が用いられる。 かようなマイクロカプセルの製造方法として
は、水溶液からの相分離法(米国特許第2800457
号、同第2800458号明細書、特公昭47−16166号、
同54−32755号公報等)、外部重合法(特公昭38−
12518号、特開昭47−42380号、同50−8780号、同
51−9079号、同52−66878号、同53−84881号、同
53−84882号、同53−84883号公報、特願昭54−
126968号等)、界面重合法(特公昭38−19574号、
同42−446号、同42−771号、42−2882号、42−
2883号、同42−8693号、同42−9654号、同42−
11344号公報、英国特許第950443号、同第1046409
号明細書等)、油滴中での壁材の重合による方法
(特公昭36−9168号、同49−45133号公報等)、或
いは融解分散冷却法(英国特許第952807号、同第
965074号明細書等)が用いられる。 本発明において発色剤とはエレクトロンを供与
して、或いは酸などのプロトンを受容して発色す
る性質を有するものであつて、とくに限定されな
いが、通常ほぼ無色で、ラクトン、ラクタム、サ
ルトン、スピロピラン、エステル、アミドなどの
部分骨格を有し、顕色剤と接触してこれらの部分
骨格が開環もしくは開裂する化合物が用いられ
る。具体的には、クリス.タルバイオレツトラク
トン、ベンゾイルロイコメチレンブルー、マラカ
イトグリーンラクトン、ローダミンBラクタム、
1,3,3−トリメチル−6′−エチル−8′−ブト
キシインドリノベンゾスピロピランなどがある。 これらの発色剤は溶媒に溶解してカプセル化せ
しめられる。 溶媒としては天然又は合成油を単独又は併用し
て用いることができる。溶媒の例として、綿実
油、灯油、パラフイン、ナフテン油、アルキル化
ビフエニル、アルキル化ターフエル、塩素化パラ
フイン、アルキル化ナフタレン、ジアリーヌエタ
ンなどを挙げることができる。 本発明においてバインダーとしては、例えばス
チレン−ブタジエンラバーラテツクス、スチレン
−ブタジエン−アクロニトリルラテツクス、スチ
レン−ブタジエン−無水マレイン酸共重合体ラテ
ツクス、アクリル酸エステル系ラテツクス、酢酸
ビニル系ラテツクス等のラテツクス;プロテイン
(例えば、ゼラチン、アラビアゴム、アルブミン、
カゼインなど)、セルロース(例えば、カルボキ
シメチルセルロース、ヒドロキシエチルセルロー
スなど)、サツカロース(例えば、寒天、アルギ
ン酸ソーダ、デンプン、カルボキシメチルデンプ
ン、リン酸デンプンなど)の如き水溶性天然高分
子化合物;ポリビニルアルコール、ポリビニルピ
ロリドン、ポリアクリル酸、ポリアクリルアミ
ド、イソブチレン−無水マレイン酸共重合体、エ
チレン−無水マレイン酸共重合体、ポリビニルベ
ンゼンスルホン酸などの如き水溶性合成高分子化
合物などを挙げることができる。 本発明において、保護剤としては、常温で固体
の粒子状物質が好ましい。具体例としては、でん
ぷん粒子(たとえば、英国特許第1232347号等)、
重合体微粉末(米国特許第3625736号等)、発色剤
を含まないマイクロカプセル粒子(英国特許第
1235991号等)、セルロース微粉末(米国特許
2711375号)、タルク、カオリン、ベントナイト、
ろう石、酸化亜鉛、酸化チタン、アルミナ等の無
機物粒子等が挙げられ、その平均粒子サイズは体
積平均直径で3から50ミクロン、好ましくは5か
ら40ミクロンが適当である。更にこれらの粒子は
発色剤を含有するマイクロカプセルより大きい方
が効果的である。 本発明において顕色剤とは、エレクトロンを受
容するか或いはプロトンを供与する性質を有する
もので、前述した発色剤と接触して発色する吸着
又は反応性化合物であり、例えば酸性白土、ベン
トナイト、カオリン等の粘土鉱物、フエノール−
ホルマリンノボラツク、金属処理ノボラツク、芳
香族カルボン酸の亜鉛塩などがあげられる。 顕色剤液には、タルク、上質クレー、水酸化ア
ルミニウム、炭酸カルシウム、カオリン、焼成カ
オリン、酸性白土、けいそう土、ゼオライト、活
性白土、酸化亜鉛、酸化マグネシウムなどの無機
顔料や、バインダーとしてカルボキシ変性スチレ
ンブタジエンラテツクス、PVA、でんぷん、
HECなどの水溶性高分子を用いることが出来る。 又、分散方法としては、例えば、サンドミル、
アトライターボールミル、横型サンドミル(ダイ
ノミル)、などのメデイアを用いる分散機により、
顕色剤や無機顔料粒子を8μ以下に微粒子分散す
るのが好ましい。 こうして得られる顕色剤ないし発色剤に用いら
れる種々の添加剤、バインダー、酸化防止剤、ス
マツジ防止剤、界面活性剤や塗布方法、使用方法
等については、米国特許2711375、同3625736、英
国特許1232347、特開昭50−44012号、同50−
50112号、同50−127718号、同50−30615号、米国
特許3836383号、同3846331号などに於て良く知ら
れている。 これら塗布方法としては、ブレード塗布、エア
ーナイフ塗布、バー塗布、ロツド塗布、ローラー
塗布、ビルブレード塗布、カーテン塗布、フアウ
ンテン塗布、グラビア塗布、スプレー塗布、デイ
ツプ塗布、エクストロージヨン塗布等の従来公知
の塗布方法が使用可能である。更に場合によつて
は適当な印刷方法や塗布方法による部分印刷を行
なうことも可能である。 更に従来感圧複写紙の製造技術において周知の
助剤、例えばアルギン酸ソーダ、ポリアクリル酸
ソーダなどの如き分散剤ないし、粘度調節剤や消
泡剤等も適宜使用可能である。 かくして得られる本発明の感圧記録シートはタ
イプライターや手書きなどの複写時には高い発色
濃度を与え、又、加工圧(5〜20Kg/m2)がかか
つた時はカブリの少ない、優れた発色特性を備え
ている。 (発明の実施例) 以下実施例により本発明を更に具体的に説明す
るが、本発明はこれに限定されるものではない。 以下において重量部は部と、重量%は%と略記
する。また塗布量はすべて乾量基準とする。 実施例及び比較例で用いたマイクロカプセル液
及び顕色剤液は次のように調製した。 〔マイクロカプセル液の調整〕 PH4に調整されたポリビニルベンゼンスルホン
酸の一部ナトリウム塩(平均分子量500000)の
4.4%水溶液100部に、2.5%のCVL及び2%の
BLMBを溶解したジイソプロピルナフタレン100
部を乳化分散して平均粒径4.5μのo/wエマジヨ
ンを得た。別にメラミン6部、37%ホルムアルデ
ヒド水溶液11部、水83部を60℃に加熱撹拌して30
分後に透明なメラミンとホルムアルデヒド及びメ
ラミン−ホルムアルデヒド初期縮合物の混合水溶
液を得た。この混合水溶液を上記エマルジヨンに
添加混合し、撹拌しながら20%酢酸水溶液にPHを
6.0に調節し、液温を65℃に上昇し30分保持しカ
プセル化を終了した。 この液にエーテル澱粉の20%水溶液200部、澱
粉粒子(平均粒径40μ)47部及びタルク10部を添
加した。 ついで界面活性剤としてジオクチルスルホコハ
ク酸ソーダの2%水溶液32部を添加し、更に水を
添加して固形分濃度を20%に調節し、マイクロカ
プセル液を調整した。 〔顕色剤液の調製〕 活性白土25部、炭酸カルシウム75部、酸化亜鉛
10部、3,5−ジ−α−メチルベンジルサリチル
酸亜鉛10部、ヘキサメタリン酸ナトリウム1部を
水200部を用いケーデイミルにて分散し、この液
を更に、横型サンドミル(シンマルエンタープラ
イズ社製ダイノミル)にて、体積平均粒径3μ以
下になるまで微分散した。 得られた分散液を8%ポリビニルアルコール
(クラレ製PVA−117)水溶液125部とカルボキシ
変性SBRラテツクス(住友ノーガタツク製SN−
304)を固形分として10部の混合バインダー中に
撹拌混合しながら添加し、固形分濃度が20wt%
になるように加水調整し塗布液を得た。 実施例 1 パルプとしてLBKP100部を用い、ダブルデイ
スクリフアイナーにて350c.c.(CSF)に叩解し、
パルプに対し、1%のロジン、2%の硫酸アミ
ン、10%のタルクを添加し、表1に示すような繊
維長分布を有するパルプ紙料とした。これを長網
抄紙機で抄紙し、酸化でんぷん水溶液にて1.0
g/m2(固形換算)サイズプレス処理後、カレン
ダー処理し、秤量40g/m2、厚味52μの原紙を得
た。この原紙の表面に前述のマイクロカプセル液
を4.0g/m2(固形分)、又、裏面に前述の顕色剤
液を5.0g/m2(固形分)、エアーナイフコーター
にて塗布し、「中葉紙」の感圧記録シートを得た。 実施例 2 パルプとして、LBKP85部、NBKP15部を用
い、ダブルデイスクリフアイナーにて250c.c.
(CSF)に叩解した以外は実施例1と同様に処理
して、「中葉紙」の感圧記録シートを得た。なお、
この時の繊維長分布は第1表に示した。 比較例 1 パルプとして、LBKP70部、NBKP30部を用
いダブルデイスクリフアイナーにて、500c.c.
(CSF)に叩解した以外は、実施例1と同様に処
理して、「中葉紙」の感圧記録シートを得た。な
お、繊維長分布は第1表に示した。 比較例 2 パルプとして、LBKP50部、NBKP50部を用
い、リフアイナーにて250c.c.(CSF)に叩解した
以外は、実施例1同様に処理して、「中葉紙」の
感圧記録シートを得た。この時の繊維長分布は第
1表に示した。
【表】 以上の結果より、本発明の感圧記録シートは、
加工カブリが少なく、発色濃度の高い、優れた特
性を持つことがわかる。 なお、繊維長分布の()内は感圧記録シートを
再離解後、測定した繊維長分を示した。 なお、第1表における加工カブリ濃度とタイプ
ライター濃度は以下の様にして測定した。 <加工カブリ濃度> 中葉紙のマイクロカプセル塗設面と顕色剤塗設
面を対向する様に2枚重ね、圧力が可変出来る油
圧式加重圧計で10Kgcm2の圧力をかけて発色させ、
1日後の発色濃度を分光光度計にて測定した。 <タイプライター濃度> 中葉紙のマイクロカプセル塗設面と顕色剤塗設
面を対向する様に2枚重ねて、タイプライターに
て「m」字を密に印字発色させ、1日後の発色濃
度を分光光度計にて測定した。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 篩分法(JIS P−8207)で測定した繊維長分
    布において24メツシユ残重量%と42メツシユ残重
    量%との和が55%以下である原紙を用いることを
    特徴とする感圧記録シート。
JP60111935A 1985-05-24 1985-05-24 感圧記録シ−ト Granted JPS61270187A (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP60111935A JPS61270187A (ja) 1985-05-24 1985-05-24 感圧記録シ−ト
GB8612590A GB2177128B (en) 1985-05-24 1986-05-23 Pressure sensitive recording sheets
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