JP2007013922A - アンテナ装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】エレメントと、エレメントに給電を行なうストリップラインと、ストリップラインに対向する接地パターンとがプリント配線板上にパターンによって形成されたアンテナ装置に関し、小型、薄型で、多機能なアンテナ装置を提供することを目的とする。
【解決手段】本発明は、誘電体基板と、誘電体基板に形成されたアンテナエレメントパターンと、アンテナエレメントパターンに接続された給電線と、給電線に挿入されたフィルタとを有することを特徴とする。
【選択図】図3

Description

本発明はアンテナ装置に係り、特に、エレメントと、エレメントに給電を行なうストリップラインと、ストリップラインに対向する接地パターンとがプリント配線板上にパターンによって形成されたアンテナ装置に関する。
近年、レーダー測位や大伝送容量の通信が可能であることからUWB(ultra-wide band)を利用した無線通信技術が注目されている。UWBは、2002年に米国FCC(federal communication commission)により周波数帯域が3.1〜10.6GHzでの使用が認可された。
UWBは、パルス信号を超広帯域で通信を行う通信方式である。このため、UWBに用いられるアンテナには超広帯域で送受信が可能な構造が求められている。
少なくともFCCで認可された3.1〜10.6GHzの周波数帯域での使用を目的としたアンテナとして、地板と給電体から構成されたアンテナが提案されている(非特許文献1)。
図1は従来のUWB無線システムの一例のブロック構成図を示す。
従来の無線システム1は、アンテナ装置11、フィルタ12、送受信回路13から構成されている。
図2は従来のアンテナ装置11の構成図を示す。図2(A)は上面図、図2(B)は底面図を示す。
アンテナ装置11は、UWB(ultra-wide-band)にて送受信を行なうためのアンテナ装置であり、プリント配線板21の上面にエレメントパターン22及びエレメントパターン22に給電を行なうマイクロストリップライン23が形成されている。また、プリント配線板21の裏面にはマイクロストリップライン23に対面する部分に接地パターン24が形成されている。
アンテナ装置11は、エレメントパターン22の接地パターン24に対向する辺の角度θに応じて所望の特性を得ている。
2003年 電子情報通信学会 B-1-133 FCC認可UWB周波数帯の水平面内無指向性・低VSWRアンテナ、谷口琢也・小林岳彦(東京電機大)(3月22日発表 B201教室)
しかるに、この種のアンテナ装置は、パーソナルコンピュータや携帯通信機器などに搭載する要求があり、更なる小型化、薄型化が望まれていた。
本発明は上記の点に鑑みてなされたもので、小型、薄型で、多機能なアンテナ装置を提供することを目的とする。
本発明は、誘電体基板と、誘電体基板の一方の面に形成されたエレメントパターンと、誘電体基板の他方の面にエレメントパターンに並んで形成された接地パターンと、誘電体基板の一方の面に形成され、エレメントパターンに接続され、接地パターンに対面して形成されたストリップラインと、ストリップラインに接続されたフィルタとを有することを特徴とする。
本発明によれば、接地パターンを用いて、フィルタを搭載することにより、アンテナ装置に線路などの数を増やすことなく、フィルタの機能を搭載でき、これによって、送受信ユニット側にフィルタなどを設ける必要がなくなり、小型、薄型で、多機能なアンテナ装置を実現できる。
〔第1実施例〕
図3は本発明の第1実施例のブロック構成図、図4は本発明の第1実施例の斜視図、図5は本発明の第1実施例の構成図を示す。図5(A)は平面図、図5(B)は底面図、図5(C)は側面図を示す。
本実施例のアンテナ装置100は、UWBの送受信が可能なアンテナ装置であり、誘電体基板111、エレメントパターン112、接地パターン113、ストリップライン114、フィルタ115、コネクタ116から構成されている。
誘電体基板111は、ガラスエポキシ樹脂、可撓性を有するPET樹脂、カーボン、PI、LPC(液晶ポリマ)などを四角形に成形したものである。エレメントパターン112は、銅、あるいは、アルミニウムなどの導電材により誘電体基板111の一方の面に形成された略五角形状のパターンである。
接地パターン113は、エレメントパターン112と同様の銅、あるいは、アルミニウムなどの導電材により誘電体基板111の他方の面にエレメントパターン112と矢印X1、X2方向に並んで形成されたパターンである。エレメントパターン112の頂点P0を挟む辺112a、112bは、接地パターン113の辺113aに直交する軸に対して所定の角度θとなるように形成されている。角度θは、UWBの場合、例えば、63°程度に設定される。
ストリップライン114は、誘電体基板111の一方の面に接地パターン113に対面した部位に形成されており、ライン114a及びライン114bから構成されている。ライン114aは、一端がエレメントパターン112の頂点P0に接続され、エレメントパターン112の頂点P0から矢印X2方向に延出して形成されている。ライン114aの他端は、フィルタ115の一端に接続されている。
また、ライン114bは、一端がフィルタ115の他端に接続され、他端がコネクタ116の信号線に接続されている。
フィルタ115は、例えば、スタブ付リングフィルタから構成されており、波長λの周波数f0を中心周波数とし、中心周波数を対象に減衰極周波数が配置されたバンドエルミネート特性を得ている。フィルタ115は、ライン114aの他端とライン114bの一端との間に、接地パターン113に対面したパターンとして形成されている。フィルタ115は、誘電体基板111を介して対面して配置されている接地パターン113とともに定数分布回路を形成しており、所望のフィルタ特性を得ている。
フィルタ115は、リング部121とオープンスタブ部122とから構成される。リング部121は、λ/2経路部121a、第1のλ/4経路部121b、第2のλ/4経路部121cから構成される。なお、λは、中心周波数の波長である。
λ/2経路部121aは、半円状に形成されており、一端がライン114aの他端に接続され、他端がライン114bの一端に接続されている。λ/2経路部121aは、全長がλ/2に設定されている。このとき、λは、バンドエルミネート特性の中心周波数に対応する波長である。また、λ/2経路部121aのライン幅w1は、第1のλ/4経路部121b、及び、第2のλ/4経路部121cのライン幅w2に比べて太く形成されている。
第1のλ/4経路部121bは、一端がライン114aの他端に接続され、他端が第2のλ/4経路部121cの一端に接続される。第1のλ/4経路部121bは、全長がλ/4に設定されている。
第2のλ/4経路部121cは、一端が第1のλ/4経路部121bの他端に接続され、他端がライン114bの一端に接続されている。第1のλ/4経路部121bは、全長がλ/4に設定されている。
第1のλ/4経路部121aと第2のλ/4経路部121bとは、λ/2経路部121aと矢印X1、X2方向の軸xを中心として略対称となる半円状に形成されている。
オープンスタブ部122は、一端が第1のλ/4経路部11bと第2のλ/4経路部11cとの接続点から矢印Y2方向にλ/4に渡って延出しており、他端は開放されている。
上記構成により、波長λの周波数f0を中心周波数とし、中心周波数を対象に減衰極周波数が配置されたバンドエルミネート特性が得られる。
ライン114bの他端は、誘電体基板111の矢印X2方向側のエッジ部でコネクタ116に接続されている。
コネクタ116は、エッジ実装タイプのソケットコネクタであり、シールド部116a、及び、信号線コネクタ部116b、並びに、絶縁部116cから構成されている。シールド部116aは、取付部116d及びコネクト部116eから構成されている。取付部116d及びコネクト部116eは、一体に成形されている。
取付部116dは、誘電体基板111に直交するように配置され、接地パターン113に半田付けされる。取付部116dは、接地パターン113に半田付けされて、コネクタ116を誘電体基板111に固定する。コネクタ部116eは、取付部116dを矢印X1、X2方向に貫通した円筒形状をなし、取付部116dから矢印X2方向に延出しており、周囲にねじ山が形成されている。
コネクタ部116eには、プラグコネクタが螺入する。取付部116dの貫通孔には、信号線コネクト部116bが絶縁部116cを介して保持されている。プラグコネクタが取付部116dに係合したとき、信号線コネクト部116bにプラグコネクタ103の信号ピン103bが係合する。絶縁部116cは、樹脂、或いは、セラミックから構成されており、シールド部116aと信号線コネクタ部116bとの間に介在され、信号線コネクト部116bを保持するとともに、シールド部116aと信号線コネクト部116bとを絶縁する。
信号線コネクト部116bは、誘電体基板111の一方の面でライン114bの他端に半田付けされる。また、取付部116dは、誘電体基板111の他方の面で接地パターン113に半田付けされる。
プラグコネクタ103は、シールド部103a及び信号ピン103bから構成されており、同軸ケーブル101の一端に装着されている。シールド部103aは、略円筒形状をなし、同軸ケーブル101のシールド101aに接続されている。シールド部103aの内周側には、ねじ溝が形成されている。ねじ溝は、ソケットコネクタ116のコネクタ部116eの外周に形成されたねじ山に螺合する。
信号ピン103bは、シールド部103aに対して絶縁して配設されており、同軸ケーブル101の信号線101bに接続されている。信号ピン103aは、プラグコネクタ103をソケットコネクタ116に装着した際に、ソケットコネクタ116の信号線コネクト部116bに挿入される。
これによって、同軸ケーブル101のシールド部101a及び信号線101bの他端は、送受信ユニット102に接続されている。送受信ユニット102は、プリント配線板102a上に各種電子部品102bを搭載した構成とされており、アンテナ装置100を用いてUWBによる通信を行うためのユニットである。
図6は本発明の第1実施例の動作説明図を示す。図6(A)はエレメント112のVSWR特性図、図6(B)はフィルタ115の周波数特性図、図6(C)はアンテナ装置100のVSWR特性図を示す。
本実施例のアンテナ装置100のVSWR特性は図6(A)に示すエレメント112のVSWR特性に、図6(B)に示すようなフィルタ115の周波数特性を加えた特性であり、これにより、図6(C)に示すようなVSWR特性が得られる。
これによって、所望周波数をカット、例えば、UWBを用いた通信システムの場合には、既存の5.2GHzのLAN無線通信システムの周波数帯域をカットするようにフィルタ115の周波数特性を設定することにより、アンテナ装置100で既存の無線通信システムの影響を排除できる。
〔効果〕
本実施例によれば、UWB用の平面アンテナ装置において必要であった接地パターンに対面して定数分布回路によるフィルタを形成することにより、接地パターンをアンテナエレメント112とフィルタ115とで共用することができる。これによって、小型、薄型で、多機能なアンテナ装置を提供することが可能となる。
〔第2実施例〕
図7は本発明の第2実施例の斜視図、図8は本発明の第2実施例の構成図を示す。同図中、図3、図4と同一構成部分には同一符号を付し、その説明は省略する。
本実施例のアンテナ装置200は、エレメント112とコネクタ116とを接続するストリップライン211にスタブ212を設けることにより、ストリップライン211及びスタブ212によりフィルタ213を構成している。
ストリップライン211は、ライン211a及びライン211bから構成され、矢印X2方向に配置されている。ライン211aは、長さL1が「λ/4」とされ、一端がエレメント112の頂点P0に接続され、他端がライン211bの一端に接続されている。
ている。また、ライン211bは、長さL2が「λ/4」とされており、一端がライン211bの他端に接続され、他端がコネクタ116の信号線コネクト部116bに接続されている。
スタブ212は、ライン212a及びライン212bから構成されている。ライン212aは、一端がストリップライン211のライン211aとライン211bとの接続点に接続され、ストリップライン211に直交する方向である矢印Y1方向に延出されている。ライン212bは、ライン212aの他端に接続され、ストリップライン211に平行な方向で、エレメント112から離間する矢印X2方向に延出されている。ライン212aの長さをL31、ライン212bの長さをL32とすると、スタブ212の全長(L31+L32)が「λ/2」となるように、ライン212a及びライン212bの長さL31、及びL32は設定されている。
スタブ212を折曲させることにより、スタブ212の矢印Y1方向への延出量を小さくできるため、誘電体基板111の矢印Y1、Y2方向の幅を小さく設定できる。
図9は本発明の第2実施例の特性図を示す。図9(A)はエレメント112のVSWR特性図、図9(B)はフィルタ213の周波数特性図、図9(C)はアンテナ装置200のVSWR特性図を示す。
本実施例のアンテナ装置200のVSWR特性は図9(A)に示すエレメント112のVSWR特性に、図9(B)に示すようなフィルタ213の周波数特性を加えた特性であり、これにより図9(C)に示すようなVSWR特性が得られる。
これによって、所望周波数をカット、例えば、UWBを用いた通信システムの場合には、既存の4.2GHzのLAN無線通信システムの周波数帯域をカットするようにフィルタ115の周波数特性を設定することにより、アンテナ装置100で既存の無線通信システムの影響を排除できる。
〔効果〕
本実施例によれば、第1実施例と同様にUWB用の平面アンテナ装置において必要であった接地パターンに対面して定数分布回路によるフィルタを形成することにより、接地パターンをアンテナエレメント112とフィルタ115とで共用することができる。これによって、小型で、高機能なアンテナ装置を提供することが可能となる。
〔第3実施例〕
図10は本発明の第3実施例の斜視図、図11は本発明の第3実施例の構成図を示す。同図中、図4、図5と同一構成部分には同一符号を付し、その説明は省略する。
本実施例のアンテナ装置300は、フィルタ311の構成が第1、第2実施例とは異なる。本実施例のフィルタ311は、いわゆる、エッジカップルドフィルタにより構成されている。フィルタ311は、ストリップライン312、313、314、315から構成され、ストリップライン312とストリップライン313、ストリップライン313とストリップライン314、ストリップライン314とストリップライン315との結合の度合いを距離、重なりなどにより制御し、所望の周波数特性を得ている。
〔第4実施例〕
図12は本発明の第4実施例の斜視図、図13は本発明の第4実施例の構成図を示す。同図中、図4、図5と同一構成部分には同一符号を付し、その説明は省略する。
本実施例のアンテナ装置400は、フィルタ411の構成が第1乃至第3実施例とは異なる。本実施例のフィルタ411は、いわゆる、ストリップライン114上にチップ部品412、413、414を搭載することにより構成されている。
チップ部品412は、一端がストリップライン114のライン114aの他端に接続され、他端がチップ部品413、及びチップ部品414の一端に接続されている。チップ部品413は、他端がストリップライン114のライン114bの一端に接続されている。チップ部品414は、他端がスルーホール415を介して裏面に形成された接地パターン113に接続されている。
図14はフィルタ411の等価回路図を示す。
ここで、例えば、チップ部品412、413をキャパシタC、チップ部品414をインダクタLで構成することにより、ストリップライン114上に図14(A)に示すような等価回路が形成され、ハイパスフィルタの特性が得られる。また、チップ部品412、413をインダクタL、チップ部品414をキャパシタCで構成することにより、ストリップライン114上に図14(B)に示すような等価回路が形成され、ローパスフィルタの特性が得られる。
〔第5実施例〕
図15は本発明の第5実施例の斜視図を示す。同図中、図4、図5と同一構成部分には同一符号を付し、その説明は省略する。
本実施例のアンテナ装置500は、フィルタ511の構成が第1乃至第4実施例とは相違している。
図16はフィルタ511の斜視図、図17はフレキシブルプリント配線板521の斜視図を示す。
本実施例のフィルタ511は、フレキシブルプリント配線板521上に導電パターン522により、表面にショートスタブ531〜535、及び、第1のオープンスタブ付リングフィルタ536、並びに、第2のオープンスタブ付リングフィルタ537を形成するとともに、裏面全面に接地パターン538を形成し、図16(A)に示すように折曲あるいは図16(B)に示すように巻回させ、樹脂541により封入し、ユニット化した構成とされている。
本実施例によれば、減衰極で急峻に減衰させることができるバンドパス特性を得ることができる。
〔第6実施例〕
図18は本発明の第6実施例の斜視図、図19は本発明の第6実施例の構成図を示す。同図中、図4、図5と同一構成部分には同一符号を付し、その説明は省略する。
本実施例のアンテナ装置600は、ストリップライン114上にアッテネータ611を有する点で第1乃至第4実施例とは相違している。
本実施例のアッテネータ611は、フィルタ115とコネクタ116との間に設けられている。
図20はアッテネータ611の等価回路図を示す。
アッテネータ611は、抵抗R1、R2、R3から構成されている。抵抗R1は、一端がフィルタ115に接続され、他端がスルーホール612を介して接地パターン113に接続されている。抵抗R2は、一端がフィルタ115に接続され、他端がコネクタ116の信号線コネクト部116bに接続されている。抵抗R3は、一端がコネクタ116の信号線コネクト部116bに接続され、他端がスルーホール613を介して接地パターン113に接続されている。抵抗R1、R2、R3は、送受信ユニット102に入力される信号が最適になるように予め設定される。
本実施例によれば、アッテネータ611をアンテナ装置600側に搭載できるため、送受信ユニット102の構成を簡略化できる。なお、電波強度が弱い場合には、あってメータ611に代えてローノイズアンプ(LNA)を搭載するようにしてもよい。
〔第7実施例〕
図21は本発明の第7実施例の斜視図、図22は本発明の第7実施例の構成図を示す。同図中、図4、図5と同一構成部分には同一符号を付し、その説明は省略する。
本実施例のアンテナ装置700は、ソケットコネクタ711の構成が第1実施例とは相違しており、これに伴い、誘電体基板111の導電パターンも相違している。
図23はソケットコネクタ711の構成図を示す。図23(A)は上面図、図23(B)は側面図、図23(C)は底面図を示す。
本実施例のソケットコネクタ711は、表面実装型コネクタから構成されており、シールド部711a、及び、信号線コネクト部711bを絶縁部711cにより一体的にモールド成形した構成とされている。
シールド部711aは、導電材より構成され、コネクト部711d及び接続部711eから構成されている。コネクト部711dは、略円筒状をなし、矢印Z1方向に延出されており、プラグコネクタのシールドに係合する。接続部711eは、コネクト部711dに接続されており、絶縁部711cの底面、矢印Z2方向の面に表出している。
信号線コネクト部711bは、導電材より構成され、接続ピン711f及び接続部711gから構成されている。接続ピン711fは、絶縁部711cからコネクト部711dの内周側に矢印Z2方向に延出しており、プラグコネクタを装着時にプラグコネクタの信号線に接続される。接続部711gは、接続ピン711fに接続されており、絶縁部711cの底面、矢印Z2方向の面から表出している。
図24は誘電体基板111の要部の構成図を示す。図24(A)は上面図、図24(B)は側面図、図24(C)は底面図を示す。
誘電体基板111の矢印X2方向の端部には、ソケットコネクタ711を実装するための接続パターン721が形成されている。接続パターン721は、信号線接続部721a、接地接続部721b、スルーホール接続部721cから構成されている。信号線接続部721aには、ソケットコネクタ711の接続部711gが対向して配置される。信号線接続部721aとソケットコネクタ711の接続部711gとは半田付けされる。
接地接続部721bには、ソケットコネクタ711の接続部711eが対向して配置される。接地接続部721bとソケットコネクタ711の接続部711eとが半田付けされる。
また、接地接続部721bは、スルーホール接続部721cに接続されている。スルーホール接続部721cには、スルーホール731が形成されている。スルーホール731は、誘電体基板111を貫通してスルーホール接続部721cと接地パターン113とを接続する。
図25はソケットコネクタ711を誘電体基板111に搭載した状態の構成図を示す。図25(A)は平面図、図25(B)は側面図を示す。
接続部711gが信号線接続部721aに対向し、接続部711eが接地接続部721bに対向するようにソケットコネクタ711を配置し、信号線接続部721aに接続部711gを半田付けし、接地接続部721bに接続部711eを半田付けすることによりにすることにより、ソケットコネクタ711が誘電体基板111に実装される。
プラグコネクタは、同軸ケーブル101の延出方向に対して直行する方向にプラグが形成されている。
本実施例によれば、表面実装型コネクタを用いることにより、薄型化が可能となる。
〔第8実施例〕
図25は本発明の第8実施例の斜視図、図25は本発明の第8実施例の構成図を示す。同図中、図4、図5と同一構成部分には同一符号を付し、その説明は省略する。
本実施例のアンテナ装置800は、誘電体基板111がフレキシブル基板から構成されており、ソケットコネクタ711を接続するための接続部811の構成が第7実施例とは相違している。
図28、図29は接続部811の構成図を示す。
接続部811は、折曲部821を有する。折曲部821は、誘電体基板111の矢印X2方向端部のライン114bの両側部に設けられており、誘電体基板111の矢印X2方向端部に矢印X1方向に切り込み822を入れ、矢印Z1方向に折曲させることにより形成されている。これによって、折曲部821の矢印Z1方向には、接地パターン113が表出する。
折曲部821にソケットコネクタ711のシールド部711aを構成する接続部711eを半田付けすることにより、図29に示すように表面実装型ソケットコネクタ711を誘電体基板111に表面実装できる。
本実施例によれば、誘電体基板111に切り込み722を入れて、折曲させるだけで、表面実装型ソケットコネクタ711を実装するための接続部を構成できるため、パターニングする必要がなく簡単な構成で表面実装型ソケットコネクタ711を実装可能となる。
〔第9実施例〕
図30は本発明の第9実施例の斜視図、図31は本発明の第9実施例の構成図を示す。同図中、図21、図22と同一構成部分には同一符号を付し、その説明は省略する。
本実施例のアンテナ装置900は、同軸ケーブル101を接続パターン721に直接半田付けした構成とされている。
〔第10実施例〕
図32は本発明の第10実施例の斜視図、図33は本発明の第10実施例の構成図を示す。同図中、図25、図25と同一構成部分には同一符号を付し、その説明は省略する。
本実施例のアンテナ装置1000は、同軸ケーブル101のシールド101aを折曲部821に直接半田付けし、信号線101bをライン114bに直接半田付けした構成とされている。
〔第11実施例〕
図34は本発明の第11実施例の斜視図、図35は本発明の第11実施例の構成図を示す。
本実施例のアンテナ装置1100は、誘電体基板1111、エレメント1112及び接地パターン1113、コネクタ711から構成されている。
誘電体基板1111は、ガラスエポキシ樹脂、可撓性を有するPET樹脂などを四角形に成形したものである。エレメントパターン1112は、銅、あるいは、アルミニウムなどの導電材により誘電体基板111の一方の面に形成された略五角形状のパターンである。
接地パターン1113は、エレメントパターン1112と同様の銅、あるいは、アルミニウムなどの導電材により誘電体基板1111の一方の面にエレメントパターン1112に矢印X1、X2方向に並んで形成されたパターンである。エレメントパターン1112の頂点P0を挟む辺1112a、1112bは、接地パターン1113の辺1113aに直交する軸に対して所定の角度θとなるように形成されている。角度θは、UWBの場合、例えば、63°程度に設定される。
コネクタ711は、図23に示すコネクタと同一であり、接続部711gがエレメントパターン1112の頂点P0に半田付けされ、接続部711eが接地パターン1113に接続されるようにエレメントパターン1112と接地パターン1113との間に配置され、半田付けされる。
〔第12実施例〕
図36は本発明の第12実施例の斜視図、図37は本発明の第12実施例の構成図を示す。同図中、図34、図35と同一構成部分には同一符号を付し、その説明は省略する。
本実施例のアンテナ装置1200は、誘電体基板1111、エレメント1112及び接地パターン1113、同軸ケーブル101から構成されている。
同軸ケーブル101は、信号線101bがエレメントパターン1112に直接半田付けされ、シールド101aが接地パターン1113に直接半田付けされている。
〔第13実施例〕
図38は本発明の第13実施例の斜視図を示す。
本実施例のアンテナ装置1300は、平衡給電タイプのアンテナ装置であり、誘電体基板1311上にエレメント1312、1313、平衡給電路1314、1315、フィルタ1316、1317を搭載した構成とされている。
誘電体基板1311は、ガラスエポキシ樹脂、可撓性を有するPET樹脂などを四角形に成形したものである。エレメントパターン1312、1313は、銅、あるいは、アルミニウムなどの導電材により誘電体基板1311の一方の面に形成されたパターンであり、自己補対タイプの平衡給電アンテナエレメントを構成している。
平衡給電路1314及び平衡給電路1315は、いわゆる、コプレーナストリップ線路を構成している。平衡給電路1314は、一端がエレメントパターン1312に接続されており、他端が接続部1318に接続されている。平衡給電路1315は、一端がエレメントパターン1313に接続されており、他端が接続部1319に接続されている。
フィルタ1316は、例えば、平衡給電路1315の途中から外側、矢印Y2方向に延出した後、矢印X2方向に折曲されたスタブから構成されている。スタブは、全長が例えば、略(λ/2)となるように設定されている。フィルタ1317は、例えば、平衡給電路1316の途中から外側、矢印Y1方向に延出した後、矢印X2方向に折曲されたスタブから構成されている。スタブは、全長が略(λ/2)となるように設定されている。
なお、フィルタ1316、1317は、スタブ付リングフィルタやチップ部品から構成するようにしてもよい。
平衡給電路1314の他端には、接続パッド1321が形成されている。また、平衡給電路1315の他端には、接続パッド1322が形成されている。接続パッド1321、1322は、平衡給電ケーブル1330に接続される。
平衡給電ケーブル1330は、可撓性を有する誘電体基板上に接続パッド1331、1332、平衡給電線路1333、1334、接続パッド1335、1336をアルミニウムや銅などの導電材によりパターニングして形成されている。接続パッド1321、1322は、平衡給電ケーブル1330の接続パッド1331、1332に、例えば、超音波により溶着したり、異方性導電テープを熱圧着したりして接続される。
平衡給電ケーブル1330の接続パッド1331は、平衡給電線路1333の一端に接続されている。また、平衡給電ケーブル1330の接続パッド1332は、平衡給電路1334の一端に接続されている。平衡給電線路1333の他端は、接続パッド1335に接続され、平衡給電線路1334の他端は、接続パッド1336に接続される。
接続パッド1335、1336は、送受信ユニット1340に接続される。送受信ユニット1340は、プリント配線板1341上に電子部品1342などを搭載した構成とされており、平衡給電ケーブル1330を接続するための接続パッド1343、1344が形成されている。
平衡給電ケーブル1330の接続パッド1335、1336は、送受信ユニット1340の接続パッド1343、1344に例えば、超音波により溶着したり、異方性導電テープを熱圧着したりして接続される。
以上により、アンテナ装置1300と送受信ユニット1340とが平衡給電ケーブル1330を介して接続される。
本実施例によれば、アンテナ装置1300側にフィルタ1316、1317を搭載しているため、送受信ユニット1340側にフィルタを搭載する必要がなくなる。
〔第14実施例〕
図39は本発明の第14実施例の斜視図を示す。同図中、図38と同一構成部分には同一符号を付し、その説明は省略する。
本実施例のアンテナ装置1400は、エレメントパターン1411、1412の形状が第13実施例とは相違している。
本実施例のエレメントパターン1411、1412は、いわゆる、ビバルディータイプのエレメントで構成したものである。これによって、第13実施例に比べて指向性が向上する。
〔第15実施例〕
図40は本発明の第15実施例の斜視図を示す。同図中、図38と同一構成部分には同一符号を付し、その説明は省略する。
本実施例のアンテナ装置1500は、アンテナ部1511と平衡給電ケーブル部1512とを1枚の誘電体基板1513で一体に形成した構成とされている。
平衡給電ケーブル部1512には、平衡給電線路1314、1315が延在しており、平衡給電線路1314、1315の先端には、接続パッド1521、1522が形成されている。接続パッド1521、1522は、送受信ユニット1340に形成された接続パッド1343、1344に、例えば、超音波により溶着したり、異方性導電テープを熱圧着したりして接続される。
本実施例によれば、アンテナ装置1500に一体に形成された平衡給電ケーブル1512の接続パッド1521、1522と送受信ユニット1340の接続パッド1343、1344とを接続することにより、アンテナ装置1500と送受信ユニット1340とを接続することができるため、接続が簡略化できる。
図41は狭帯域アンテナエレメントパターンの一例を示す図である。
狭帯域アンテナエレメントパターン1600は、導電線路1611を屈曲させた構成とされており、その長さL及びピッチpなどによって送受信周波数特性を設定可能とされている。
〔第16実施例〕
図42は本発明の第16実施例のブロック図、図43は本発明の第16実施例の斜視図を示す。
本実施例のアンテナ装置2000は、誘電体基板2011上に複数のアンテナエレメント2021、接地パターン2022及び分配器2023並びにコネクタ2024を搭載した構成とされている。
誘電体基板2011は、ガラスエポキシ樹脂、可撓性を有するPET樹脂、カーボン、PI、LPC(液晶ポリマ)などの誘電体を板状に成形したものであり、一面にアンテナエレメントパターン2021が形成されるとともに、分配器2023及びコネクタ2024が搭載され、他面に接地パターン2022が形成されている。
アンテナエレメントパターン2021は、誘電体基板2011上に導電パターンをエッチングすることにより形成されている。アンテナエレメントパターン2021は、略ホームベースの五角形状をなし、接地パターン2022と協働してUWB通信が可能な形状とされている。アンテナエレメントパターン2021の頂点は、分配器2023に接続されている。
分配器2023は、チップ抵抗2031から構成されている。チップ抵抗2031は、複数のアンテナエレメントパターン2021とコネクタ2024との接続点と複数のアンテナエレメントパターン2021及びコネクタ2024の間に設けられており、各経路のインピーダンスが所望のインピーダンス、例えば、50Ωとなるように形成されている。
なお、分配器2023は、抵抗によるパワーデバイダに限定されるものではなく、ラットレース形ハイブリッド回路、ブランチライン型ハイブリッド回路、1/4波長分布結合型ハイブリッド回路、位相反転形ハイブリッドリングなどの他の結合器、Y形電力分配器などであってもよい。
図44は分配器2023の変形例の構成図を示す。図44(A)はラットレース形ハイブリッド回路を用いた分配器、図44(B)はブランチライン形ハイブリッド回路を用いた分配器の構成を示している。
ラットレース形ハイブリッド回路を用いた分配器2031は、入出力ポートP1にターミネータが接続され、入出力ポートP2に第1のアンテナエレメントパターン2021が接続され、入出力ポートP3にコネクタ2024が接続され、入出力ポートP4に第2のアンテナエレメントパターン2021が接続されている。
このとき、本実施例では、第1のアンテナエレメントパターン2021が接続される入出力ポートP2と第2のアンテナエレメントパターン2021が接続される入出力ポートP4とは、コネクタ2024が接続される入出力ポートP3に対して等距離に位置するための、第1のアンテナエレメントパターン2021の送受信信号と第2のアンテナエレメントパターン2021の送受信信号とは同位相とすることができる。
ブランチライン形ハイブリッド回路を用いた分配器2032は、入出力ポートP11にターミネータが接続され、入出力ポートP12に第1のアンテナエレメントパターン2021が接続され、入出力ポートP13に第2のアンテナエレメントパターン2021が接続され、入出力ポートP14にコネクタ2024が接続されている。
このとき、本実施例では、第1のアンテナエレメントパターン2021が接続される入出力ポートP12と第2のアンテナエレメントパターン2021が接続される入出力ポートP13とは、コネクタ2024が接続される入出力ポートP14に対してλ/4の距離に位置するための、第1のアンテナエレメントパターン2021の送受信信号と第2のアンテナエレメントパターン2021の送受信信号とは位相が90度変移する。
接地パターン2022は、誘電体基板2011のアンテナエレメントパターン2021が形成される面とは反対の面に導電パターンをエッチングすることにより形成されている。接地パターン2022は、複数のアンテナエレメントパターン2021の五角形状の部分を除く、五角形状の頂点より分配器2023及びコネクタ1024の側の部分に形成されている。
コネクタ2024は、同軸ケーブルへの接続を行うコネクタであり、信号線接続部2041と接地線接続部2042とから構成されている。コネクタ2024の信号線接続部2041は、導電パターン2051を介して分配器2023に接続されている。コネクタ2024の接地線接続部2042は、接地パターン2022に接続されている。
なお、本実施例では、分配器2023により2つのアンテナエレメントパターン2021を接続するようにしたが、分配器2023を複数段接続することにより3以上のアンテナエレメントパターン2021を接続することも可能である。
〔第1変形例〕
図45は本発明の第16実施例の第1変形例のブロック図、図46は本発明の第16実施例の第1変形例の斜視図を示す。同図中、図42、図43と同一構成部分には同一符号を付し、その説明は省略する。
本変形例のアンテナ装置2100は、複数のアンテナエレメントパターン2021と分配器2023との間にフィルタ回路2110を有する構成とされている。
フィルタ回路2110は、例えば、図3、図4に示すようなスタブ付リングフィルタ、あるいは、チップキャパシタ、チップインダクタ、チップ抵抗を用いたフィルタ回路から構成されている。
なお、フィルタ回路2110の周波数特性は、送受信周波数に応じて設定されており、複数のアンテナエレメントパターン2021毎に異なる周波数特性、あるは、同一周波数となるように設定される。
また、複数のアンテナエレメントパターン2021毎にアッテネータを設けるようにしてもよい。
〔第2変形例〕
図47は、本発明の第16実施例の第2変形例の構成図を示す。同図中、図42、図43と同一構成部分には同一符号を付し、その説明は省略する。
本変形例の複数のアンテナエレメントパターン2021は、その延在する方向が互いに異なる方向となるように形成されている。例えば、図47では、第1のアンテナエレメントパターン2021と第2のアンテナエレメントパターン2021とが互いに90度の角度となるように形成されている。
図48は、本発明の第16実施例の第2変形例の動作説明図を示す。
図48に示すように複数のアンテナエレメントパターン2021は、各正面方向矢印A1、A2方向に電力の分布のNULL点を有するため、その延在する方向が互いに異なる方向となるように形成することにより、図47に示すように正面方向、矢印B方向の電力の分布のNULL点を相殺できることができる。よって、アンテナ正面が明確になるので、アンテナの設置が容易となる
〔第3変形例〕
図49は、本発明の第16実施例の第3変形例の斜視図を示す。同図中、図42、図43と同一構成部分には同一符号を付し、その説明は省略する。
本変形例のアンテナ装置2200は、誘電体基板2211を複数の誘電体層2212を積層した積層構造とし、中間層に接地パターン2213を形成し、その上下層にアンテナエレメントパターン2021を形成した構成とされている。
本実施例によれば、複数のアンテナエレメントパターン2021を積層して配置できるため、誘電体基板2211を小型化することができ、よって、アンテナ装置2200を小型化できる。
なお、複数のアンテナエレメントパターン2021は、図47に示すようにその延在する方向が互いに異なる方向となるように形成するようにしてもよい。
〔その他〕
なお、上記第1〜第15実施例では、アンテナエレメントパターンとしてUWBなど超広帯域平面アンテナエレメントを例に説明を行なっているが、アンテナエレメントパターンは、狭帯域、あるいは、広帯域用平面アンテナエレメントで構成するようにしてもよい。
さらに、アンテナエレメントパターンへの給電線は、誘電体基板表面に形成されたストリップラインで構成しているが、ストリップラインを接地パターンで囲むようにしてもよい。
図50はストリップラインの変形例の構成図を示す。
図50に示すように誘電体基板2200を複数の誘電体層2211を積層した構造とし、その中間層にストリップライン2212を形成し、上下の誘電体層、及び、左右に接地パターン2213を形成して、ストリップライン2212を接地パターン2213で囲む構成としてもよい。
〔第17実施例〕
また、誘電体からなる多面体の表面にアンテナエレメントパターンを形成するようにしてもよい。
図51は本発明の第17実施例の斜視図を示す。
本実施例のアンテナ装置3000は、金属部3011、誘電体部3012、複数のアンテナエレメントパターン3013、分配器3014から構成されている。金属部3011は、金属材を四角柱状に成形した構成とされており、接地される。誘電体部3012は、一端が金属部3011の周囲を囲み、他端が金属部3011の先端から延長された形状の四角柱状に成形された焼成された構成とされている。
アンテナエレメントパターン3013は、誘電体部3012の四側面の金属部3011より延長された部分に形成されている。アンテナエレメントパターン3013は、前述のアンテナエレメントパターン2021などと同じ形状とされている。
分配器3014は、誘電体部3012の底面に搭載されたチップ抵抗3021などにより構成されており、複数のアンテナエレメントパターン3013と信号端子3031との間に設けられ、信号端子3031の信号を複数のアンテナエレメントパターン3013に分配する。なお、分配器3014は、図44(A)に示すラットレース形ハイブリッド回路を用いた分配器、図44(B)に示すブランチライン形ハイブリッド回路を用いた分配器であってもよい。
なお、金属部3011は、接地端子3032に接続されている。接地端子3032は、誘電体部3012の底面から外部に延出しており、接地される。
なお、本実施例では、四角柱状を例に説明を行ったが、N角柱(Nは3以上の整数)形状としてもよい。また、形状も角柱に限定されるものではなく、多角錐体、多面体などであってもよい。
複数のアンテナエレメントパターン3013を傾けて配置するようにしてもよい。これによって、電力の分布のNULL点をなくすことができる。
従来のUWB無線システムの一例のブロック構成図である。 従来のアンテナ装置11の構成図である。 本発明の第1実施例のブロック構成図である。 本発明の第1実施例の斜視図である。 本発明の第1実施例の構成図である。 本発明の第1実施例の動作説明図である。 本発明の第2実施例の斜視図である。 本発明の第2実施例の構成図である。 本発明の第2実施例の特性図である。 本発明の第3実施例の斜視図である。 本発明の第3実施例の構成図である。 本発明の第4実施例の斜視図である。 本発明の第4実施例の構成図である。 フィルタ411の等価回路図である。 本発明の第5実施例の斜視図である。 フィルタ511の斜視図である。 フレキシブルプリント配線板521の斜視図である。 本発明の第6実施例の斜視図である。 本発明の第6実施例の構成図である。 アッテネータ611の等価回路図である。 本発明の第7実施例の斜視図である。 本発明の第7実施例の構成図である。 ソケットコネクタ711の構成図である。 誘電体基板111の要部の構成図である。 ソケットコネクタ711を誘電体基板111に搭載した状態の構成図である。 本発明の第8実施例の斜視図である。 本発明の第8実施例の構成図である。 接続部811の構成図である。 接続部811の構成図である。 本発明の第9実施例の斜視図である。 本発明の第9実施例の構成図である。 本発明の第10実施例の斜視図である。 本発明の第10実施例の構成図である。 本発明の第11実施例の斜視図である。 本発明の第11実施例の構成図である。 本発明の第12実施例の斜視図である。 本発明の第12実施例の構成図である。 本発明の第13実施例の斜視図である。 本発明の第14実施例の斜視図である。 本発明の第15実施例の斜視図である。 狭帯域アンテナエレメントパターンの一例を示す図である。 本発明の第16実施例のブロック図である。 本発明の第16実施例の斜視図である。 分配器2023の変形例の構成図である。 本発明の第16実施例の第1変形例の動作説明図である。 本発明の第16実施例の第1変形例の斜視図である。 本発明の第16実施例の第2変形例の構成図である。 本発明の第16実施例の第2変形例の動作説明図である。 本発明の第16実施例の第3変形例の斜視図である。 ストリップラインの変形例の構成図である。 本発明の第17実施例の斜視図である。
符号の説明
100、200、300、400、500、600、700、800、900、1000
1100、1200、1300、1400、1500 アンテナ装置
101 同軸ケーブル、102 送受信ユニット
111、2011 誘電体基板、112、2021 エレメントパターン
113、2022 接地パターン
114 ストリップライン、115 フィルタ、116 コネクタ
121 スタブ付リングフィルタ
2000、2100 アンテナ装置
2023 分配器、2024 コネクタ

Claims (36)

  1. 誘電体基板と、
    前記誘電体基板に形成されたアンテナエレメントパターンと、
    前記アンテナエレメントパターンに接続された給電線と、
    前記給電線に挿入されたフィルタとを有することを特徴とするアンテナ装置。
  2. 前記フィルタは、導電パターンにより形成された分布定数回路から構成されたことを特徴とする請求項1記載のアンテナ装置。
  3. 前記フィルタは、前記給電線の途中に配置されたスタブ付リングフィルタから構成されたことを特徴とする請求項2記載のアンテナ装置。
  4. 前記フィルタは、前記給電線から延出されたスタブにより構成されたことを特徴とする請求項2記載のアンテナ装置。
  5. 前記給電線は、ストリップライン又は、マイクロストリップラインから構成されていることを特徴とする請求項1記載のアンテナ装置。
  6. 前記誘電体基板は、可撓性を有する材料から構成されていることを特徴とする請求項1記載のアンテナ装置。
  7. 狭帯域アンテナ装置、又は、広帯域アンテナ装置を構成することを特徴とする請求項1記載のアンテナ装置。
  8. 誘電体基板と、
    前記誘電体基板に形成されたアンテナエレメントパターンと、
    前記誘電体基板に形成され、前記アンテナエレメントパターンに接続された給電線と、
    前記給電線に挿入され、前記給電線上の信号レベルを調整する信号レベル調整手段を有することを特徴とするアンテナ装置。
  9. 前記信号レベル調整手段は、アッテネータ又は増幅回路であることを特徴とする請求項8記載のアンテナ装置。
  10. 前記給電線は、ストリップライン又は、マイクロストリップラインから構成されていることを特徴とする請求項9記載のアンテナ装置。
  11. 前記誘電体基板は、可撓性を有する材料から構成されていることを特徴とする請求項8記載のアンテナ装置。
  12. 狭帯域アンテナ装置、又は、広帯域アンテナ装置を構成することを特徴とする請求項8記載のアンテナ装置。
  13. 誘電体基板と、
    前記誘電体基板に形成されたアンテナエレメントパターンと、
    接地パターンと、
    前記アンテナエレメントパターンに接続された給電線と、
    信号線が前記給電線に接続され、接地線が前記接地パターンに接続されたコネクタとを有することを特徴とするアンテナ装置。
  14. 前記コネクタは、表面実装コネクタから構成されたことを特徴とする請求項13記載のアンテナ装置。
  15. 前記表面実装コネクタは、前記誘電体基板に形成されたスルーホールを介して前記接地パターンに接続されたことを特徴とする請求項13記載のアンテナ装置。
  16. 前記誘電体基板は、可撓性を有する材料から構成されており、
    前記表面実装コネクタは、前記誘電体基板を折り返すことにより前記接地パターンに接続されることを特徴とする請求項13記載のアンテナ装置。
  17. 狭帯域アンテナ装置、又は、広帯域アンテナ装置を構成することを特徴とする請求項13記載のアンテナ装置。
  18. 誘電体基板と、
    前記誘電体基板に形成されたアンテナエレメントパターンと、
    前記誘電体基板に形成された接地パターンと、
    前記アンテナエレメントパターンに接続された給電線と、
    信号線が前記給電線に接続され、接地線が前記接地パターンに接続された同軸ケーブルとを有することを特徴とするアンテナ装置。
  19. 前記同軸ケーブルは、前記誘電体基板に形成されたスルーホールを介して前記接地パターンに接続されたことを特徴とする請求項18記載のアンテナ装置。
  20. 前記誘電体基板は、可撓性を有する材料から構成されており、
    前記同軸ケーブルは、前記誘電体基板を折り返し、前記ストリップラインと前記接地パターンとを同一面に配置して、前記接地線を前記接地パターンに接続したことを特徴とする請求項18記載のアンテナ装置。
  21. 狭帯域アンテナ装置、又は、広帯域アンテナ装置を構成することを特徴とする請求項18記載のアンテナ装置。
  22. 誘電体基板と、
    前記誘電体基板の一方の面に形成された平衡給電型アンテナエレメントパターンと、
    前記誘電体基板の一方の面に形成され、前記平衡給電型アンテナエレメントパターンに給電を行なう平衡給電路とを有することを特徴とするアンテナ装置。
  23. 前記平衡給電路に接続されたフィルタとを有することを特徴とする請求項22記載のアンテナ装置。
  24. 前記フィルタは、前記平衡給電路から延出されたスタブから構成されたことを特徴とする請求項22記載のアンテナ装置。
  25. 前記誘電体基板は、可撓性を有する材料から構成されていることを特徴とする請求項22のいずれか一項記載のアンテナ装置。
  26. 狭帯域アンテナ装置、又は、広帯域アンテナ装置を構成することを特徴とする請求項22のいずれか一項記載のアンテナ装置。
  27. 誘電体基板と、
    前記誘電体基板に形成された複数のアンテナエレメントパターンと、
    前記アンテナエレメントパターンに接続された給電線と、
    前記複数のアンテナエレメントパターンと前記給電線とを接続する分配器とを有することを特徴とするアンテナ装置。
  28. 前記分配器は、電力分配器から構成されていることを特徴とする請求項27記載のアンテナ装置。
  29. 前記分配器は、ラットレース形ハイブリッド回路から構成されていることを特徴とする請求項27記載のアンテナ装置。
  30. 前記分配器は、ブランチライン形ハイブリッド回路から構成されていることを特徴とする請求項27記載のアンテナ装置。
  31. 前記複数のアンテナエレメントパターンは、互いに異なる方向に向けて配置されていることを特徴とする請求項27記載のアンテナ装置。
  32. 前記複数のアンテナエレメントパターンと前記分配器との間にフィルタ回路を有することを特徴とする請求項27記載のアンテナ装置。
  33. 前記複数のアンテナエレメントパターンは、UWBの通信が可能な形状とされていることを特徴とする請求項27記載のアンテナ装置。
  34. 誘電体部と、
    前記誘電体部の表面に形成された複数のアンテナエレメントパターンと、
    前記アンテナエレメントパターンに接続された給電線と、
    前記複数のアンテナエレメントパターンと前記給電線とを接続する分配器とを有することを特徴とするアンテナ装置。
  35. 前記誘電体部は、多角柱から構成されており、
    前記複数のアンテナエレメントパターンは、前記誘電体部の側面に形成されていることを特徴とする請求項34記載のアンテナ装置。
  36. 前記分配器は、前記誘電体部の底面に形成されていることを特徴とする請求項34記載のアンテナ装置。
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