JP2007008712A - 金属帯状体の送り装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】金属帯状体10を所定方向に送る際に、プレス装置の駆動手段によって往復動可能に設けられた往復動プレート50を金属帯状体10の送り方向に移動し、往復動プレート50と同一方向に移動する移動ブロック54上に設けられた保持ブロック56と上下動ブロック68との間に金属帯状体10を把持して所定方向に移送し、往復動プレート50を金属帯状体10の送り方向と反対方向に移動する際には、保持ブロック56と上下動ブロック68とによる金属帯状体10の把持を解除する。
【選択図】 図1
Description
図11に示すプレス装置18では、熱交換器用フィンの被加工材であるアルミニウム等の金属から成る金属帯状体10は、コイル状に巻かれたアンコイラー12からピンチロール14を経て引き出される。引き出された金属帯状体10は、オイル付与装置16に挿入され、加工用オイルをその表面に付着された後、プレス装置18内に設けられた金型装置20に供給される。
金型装置20は、内部に上下動可能な上型ダイセット22と、静止状態にある下型ダイセット24とが設けられている。この金型装置20を通過した金属帯状体10には、穿設された透孔等が所定の方向に所定の間隔で形成されている。
かかる金属帯状体10は、所定方向に所定距離移送された後、カッター26によって所定長さに切断されてスタッカ28に収容される。
この図11に示すプレス装置18には、透孔等が形成された金属帯状体10を、カッター26の方向に間欠的に移送する移送手段としてのヒッチフィーダが設けられている。
かかるヒッチフィーダとしては、下記特許文献に、図12及び図13に示すヒッチフィーダが提案されている。
このレバー40の上端部には、図13に示す様に、リンク46が連結されており、往復動プレート50をガイド48に沿って往復動することができる。
かかる往復動プレート50には、図13に示す様に、先端面が傾斜面に形成された送りピン200が設けられている。この送りピン200は、図14に示す様に、その先端部が往復動プレート50の上方に突出するようにバネ202によって付勢されている。
一方、往復動プレート50が、矢印A方向に対して反対方向である矢印B方向に移動する際には、送りピン200の先端面の傾斜面が、透孔11の周縁と摺接して矢印B方向に移動し、送りピン200にバネ202の付勢力に抗する力が作用して、送りピン200は往復動プレート50内に次第に押し込まれる。このため、往復動プレート50が、矢印B方向に移動する際には、金属帯状体10の送りを停止できる。
この様に、往復動プレート50を往復動することによって、金属帯状体10を矢印A方向に間欠的に送ることができる。
また、金属帯状体10に透孔11を穿設しない場合には、図12〜図14に示すヒッチフィーダを用いることができない。
この点、金属帯状体を把持して送る装置によれば、透孔の形成の有無を問わず金属帯状体を所定方向に送ることができる。
そこで、本発明の課題は、金属帯状体を把持して所定方向に送る簡易な金属帯状体の送り装置を提供することにある。
すなわち、本発明は、金属帯状体を把持して所定方向に送る金属帯状体の送り装置において、該送り装置には、駆動手段によって金属帯状体の送り方向及びその反対方向に往復動する往復動プレートと、前記往復動プレート上に設けられ、前記往復動プレートの往復動方向に対して直交する両端縁近傍の各々に対向して固定された固定部材から成る一対の固定部材間に、前記往復動プレートの移動方向に掛け渡されているシャフトに移動可能に設けられていると共に、前記一対の固定部材との間に設けられた弾性部材によって往復動プレ−トの所定位置に保持されている移動ブロックと、前記移動ブロックの上方の所定位置に位置して、前記移動ブロックと共に移動する保持ブロックと、前記移動ブロックと保持ブロックとの間に設けられ、前記保持ブロックに対して上下動可能に設けられている上下動ブロックと、前記上下動ブロックと移動ブロックとの間に設けられ、前記往復動プレートが金属帯状体の送り方向に移動する際には、前記保持ブロックと上下動ブロックとの間に金属帯状体を把持するように、前記上下動ブロックを保持ブロックの方向に押し上げ、且つ前記往復動プレートが金属帯状体の送り方向に対して反対方向に移動する際には、前記保持ブロックと上下動ブロックとによる金属帯状体の把持を解除するように、前記上下動ブロックを往復動プレートの方向に押し下げる上下カム部とを具備することを特徴とする金属帯状体の送り装置にある。
この上下カム部を、一対の固定部材間に設け、前記上下カム部を構成する下カム部を、前記一対の固定部材間に位置する移動ブロック上に載置した板状部材に形成し、前記板状部材を、移動ブロックの金属帯状体の送り方向及び前記送り方向に対して反対方向への各移動が終端近傍に到達し、前記移動ブロックの各終端方向への移動がストッパに当接して停止すると共に、前記往復動プレートが一対の固定部材と移動ブロックとの間に設けられた弾性部材の弾発力に抗して終端方向に更に移動する際に、前記一対の固定部材を構成する一方の固定部材による押圧によって他方の固定部材側方向に移動するように、前記移動ブロックよりも幅広に形成された幅広部材とすることにより、上カム部と協働して容易に上下動ブロックを押し上げる又は押し下げることができる。
また、金属帯状体の送り方向に往復動プレートが移動する際には、前記金属帯状体が送れるように、前記金属帯状体を開放し、前記往復動プレートが金属帯状体の送り方向に対して反対方向に移動する際には、前記金属帯状体を所定位置に位置決めするように、前記金属帯状体を把持して所定位置に位置決めする位置決め手段を設けることによって、往復動プレートが金属帯状体の送り方向に対して反対方向に移動する際に、金属帯状体を位置決めした状態で停止しておくことができる。このため、金属帯状体を次工程に送って加工を施す際に、位置ズレ等に因る再度の位置出し操作を不要にでき、加工速度の向上を図ることができる。
更に、移動ブロック、保持ブロック及び上下動ブロックを金属帯状体の送り方向及び前記送り方向に対して反対方向に移動する際に、前記移動ブロックと往復動プレートとを連結し、他方、前記移動ブロックの各移動方向への移動が終端近傍に到達した際に、前記移動ブロックと往復動プレートとの連結を解除する連結部材を設けることによって、移動ブロックと往復動プレートとの連結を確実に行なうことができる。
一方、往復動プレートを送り方向に所定距離移動させた後、送り方向と反対方向に移動する際には、上下カム部材によって上下動ブロックを下方に降下させて、金属帯状体の把持を解除した保持ブロックと上下動ブロックとは、往復動プレートと共に送り方向と反対距離移動させる。この間は、金属帯状体は停止状態にある。
かかる往復動プレートの往復動の際に、上下動ブロックの昇降動作を繰り返すことによって、金属帯状体を所定方向に送ることができる。
この様に、本発明に係る金属帯状体の送り装置では、金属帯状体の送りを往復動プレートの往復動によって行なっているため、従来のプレス装置内に設けられた金属帯状体の送り装置の往復動プレートを用いることができ、本発明に係る金属帯状体の送り装置をプレス装置内に設けることができる。
かかる往復動プレート50を用いた本発明に係る金属帯状体の送り装置の一例を図1に示す。図1は、金属帯状体の送り装置の一例を示す正面図であり、往復動プレート50の一端から突出する突出部50aには、図12に示す駆動手段を構成するレバー40の上端部に連結された図13に示すリンク46が連結される。
この往復動プレート50は、図12に示す駆動手段及び図13に示すリンク46によって、基台25上に設けられた固定ブロック52a、52bによって支承されたガイド48に沿って往復動する。
かかる固定ブロック52aと支持ブロック66とによって、図2に示す様に、金属帯状体10が載置される載置プレート64a,64bが支承されている。載置プレート64aには、送り装置に供給される金属帯状体10が載置され、載置プレート64bには、送り装置によって送られた金属帯状体10が載置される。
更に、移動可能に設けられた移動ブロック54は、第1の一対の固定部材との間に設けられた弾性部材としてのバネ62,62によって往復動プレ−ト50の中央部近傍に保持されている。
保持ブロック56は、その端部が図3に示す様に、移動ブロック54上に載置された載置ブロック91上に載置され、且つ保持ブロック56及び上下動ブロック68を貫通し、移動ブロック54に一端が固着されているピン71によって、移動ブロック54上の所定位置に固定されている。
かかる保持ブロック56に対して上下動可能に設けられている上下動ブロック68は、ピン71の他端部に設けられたフランジ72と上下動ブロック68との間に設けられた付勢部材であるバネ74によって、移動ブロック54側に付勢されている。
かかる上下カム部80は、図2に示す様に、上下動ブロック56側に固設された上カム部76と、移動ブロック54側に設けられた下カム部78とから構成される。上カム部76及び下カム部78の各々の対向面には、凹凸部が形成されている。
この下カム部78は、固定部材82a,82bの間に位置する移動ブロック54上に載置した、移動ブロック54よりも幅広の幅広部材78aに形成されており、上カム部76の凹凸部と対応する凹凸部は、幅広部材78aの上カム部76との対向面に形成されている。
このため、図2に示す様に、幅広部材78aの一端が固定部材82aに当接する場合には、上カム部76と下カム部78とに形成された凸部同士が互いに当接し、上下動ブロック68を図3に示すバネ74の付勢力に抗して上方に押し上げ、保持ブロック56の弾性体56bと上下動ブロック68の弾性体68bとの間に金属帯状体10を把持できる。
一方、幅広部材78aが固定部材82bの方向にスライドし、幅広部材78aの他端が固定部材82bに当接する場合には、上カム部76と下カム部78とに形成された凹部と凸部とが嵌合し、上下動ブロック68は図3に示すバネ74の付勢力によって移動ブロック54に押し付けられ、保持ブロック56の弾性体56bと上下動ブロック68の弾性体68bとの間に把持された金属帯状体10を解除できる。
この位置決め部84は、位置決め保持ブロック84aと位置決め上下動ブロック84bとから構成され、位置決め上下動ブロック84bは固定ブロック52bに設けられた位置決めカム部86によって上下動する。
位置決め保持ブロック84aは、横断面形状がコ字状の補強材85aによって補強されて、図3に示すピン71と同様なピン73(図1)によって固定ブロック52bの上方に固定されている。
更に、位置決め上下動ブロック84bも、図3に示すピン71と同様なピン73(図1)とバネ74と同様なバネ(図示せず)とによって、固定ブロック52bの内方に付勢されている。
かかる下部カム部56bが、両者の凸部同士が接合する方向にスライドしたとき、位置決め上下動ブロック84bは位置決め保持ブロック84aの方向に上昇し、位置決め保持ブロック84aと位置決め上下動ブロック84bとの当接面に設けられたウレタンゴム等の弾性材料から成る弾性体85b,85bとの間に金属帯状体10を把持し、金属帯状体10を位置決めする。
他方、下部カム部56bが、両者の凸部と凹部とが嵌合する方向にスライドしたとき、位置決め上下動ブロック84bは固定ブロック52bの方向に降下し、位置決め保持ブロック84aと位置決め上下動ブロック84bとの間に把持されていた金属帯状体10の把持を解除できる。
かかる下部カム部86bを形成する幅広材87は、固定ブロック52bと対向する固定ブロック52aにスライド可能に挿入されたスライド部材88とシャフト90によって連結されており、シャフト90は往復動プレート50を貫通している。
図3及び図4に示す保持手段92には、移動ブロック54上に載置された載置ブロック91に一端部が載置されて固着された固着部材94と、この固着部材64の他端部側に内壁面が傾斜面に形成された谷状の凹部94aと、往復動プレート50に設けられた、凹部94aと凹凸係合する係合面が傾斜面に形成された山状の凸状部98とが形成されている。
この凸状部98内に形成された凹部98aには、往復動プレート50に設けられたピン97の先端部が挿入されてガイドされている。かかるピン97は、往復動プレート50に形成された凹部50bの底部側に固設されて、先端部が往復動プレート50の上面から突出している。
更に、凸状部98は、往復動プレート50に形成された凹部50bに配設された付勢部材としてのバネ95によって固着部材94側に付勢されているため、固着部材94の凹部94aと凸状部98とは確実に凹凸係合できる。
この様に、バネ95によって、固着部材94の凹部94aと凸状部98とが凹凸係合し、移動ブロック54と往復動プレ−ト50とを係合して、移動ブロック54を往復動プレ−ト50の所定の位置に確実に保持できる。
一方、バネ95の付勢力に抗して凸状部98が往復動プレ−ト50側に押圧されたとき、固着部材94の凹部94aと凸状部98との凹凸係合が解除されて、移動ブロック54と往復動プレ−ト50との係合が解除されるため、移動ブロック54はバネ62,62のみによって所定位置に位置決めされている。
図1〜図4に示す往復動プレート50を固定ブロック52b方向に移動すると、図5に示す様に、保持ブロック56及び上下動ブロック68の固定ブロック52b方向への移動が終端近傍に到達したとき、固定ブロック52bに設けられているストッパ99b、99bが移動ブロック54に当接し、移動ブロック54が固定ブロック52b方向に更に移動することを阻止する。
また、移動ブロック54と往復動プレート50とを係合する保持手段92では、移動ブロック54の固定ブロック52b方向への移動が阻止された状態で往復動プレート50が更に固定ブロック52b方向に移動すると、往復動プレート50に設けられた凸状部98の傾斜面は、図7に示す様に、固着部材94の凹部84aの傾斜面に摺接して移動し、凸状部98はバネ95の凹部94a方向への付勢力に抗して往復動プレート50側に徐々に押し込まれる。
従って、凹部94aと凸状部98との凹凸係合が徐々に解除され、移動ブロック54,上下動ブロック68及び保持ブロック56は、ストッパ99b、99bと当接した状態を保持しつつ、往復動プレート50のみが固定ブロック52b方向に移動できる。
このため、往復動プレート50に設けられた固定部材82a,82bから成る第2の一対の固定部材間に設けられた上下カム部80のうち、上下動ブロック68側に固設された上カム部76も停止状態にある。
しかし、固定部材82a,82bは、往復動プレート50に設けられているため、固定部材82aが、移動ブロック54に近接して、下カム部78が形成された幅広部材78aの一端に当接して押圧し、図8に示す様に、幅広部材78aを固定部材82b方向に移動する。
この幅広部材78aの固定部材82b方向への移動によって、上カム部76と下カム部78との凹凸部が嵌合し上下動ブロック68は降下して、保持ブロック56の弾性体56bと上下動ブロック68の弾性体68bとの間に隙間を形成でき、弾性体56b,68b間に把持していた金属帯状体10の把持を解除できる。
図8に示す状態で往復動プレート50の固定ブロック52b方向への移動が停止し、往復動プレート50は金属帯状体10の送り方向に対して反対方向の固定ブロック52a方向への移動を開始する。
往復動プレート50が固定ブロック52a方向に移動を開始したとき、移動ブロック54は、バネ62,62によって所定位置に付勢されているため、凸状部68の傾斜面は往復動プレート50の移動に伴なって、凹部94aの傾斜面に摺接してバネ95の付勢力により凹部94a内に徐々に押し込まれる。このため、往復動プレート50が固定ブロック52a方向に所定距離移動したとき、図4に示す様に、凹部94aと凸状部68とが凹凸係合し、移動ブロック54と往復動プレ−ト50とを係合する。移動ブロック54と往復動プレ−ト50とが係合したとき、移動ブロック54はバネ62,62の付勢力と相俟って往復動プレート50の中央部近傍に確実に保持される。
かかる図9に示す状態を保持して、往復動プレート50は、固定ブロック52aの方向に移動し、保持ブロック56と上下動ブロック68との固定ブロック52a方向への移動が終端近傍に到達したとき、固定ブロック52aに設けられているストッパ99a、99aが移動ブロック54に当接し、移動ブロック54の固定ブロック52a方向への移動を阻止する。
この際に、図4に示す保持手段92を構成する、凹部94aと凸状部68との凹凸係合が解除される。
更に、往復動プレート50が固定ブロック52a方向に移動して、図4に示す保持手段92を構成する、凹部94aと凸状部68との凹凸係合を解除する。この際に、往復動プレート50に設けられている固定部材82bが、移動ブロック54に近接して、下カム部78が形成された幅広部材78aの一端に当接して押圧し、図10に示す様に、幅広部材78aを固定部材82a方向に移動する。かかる幅広部材78aの移動によって、上カム部76と下カム部78との凸部が当接して上下動ブロック68が上昇し、保持ブロック56との間で金属帯状体10を把持する。
同時に、往復動プレート50の端面が、図10に示す様に、固定ブロック52aに設けられたスライド部材88の端面に当接して押圧する。この押圧によってスライド部材88とシャフト90によって連結された幅広材87をスライドし、上部カム部86aと下部カム部86bとの凹凸部が嵌合する。このため、位置決め上下動ブロック84bが降下して、位置決め保持ブロック84aとの間に隙間が形成され、金属帯状体10の把持が解除される。
図1〜図4に示す金属帯状体の送り装置によれば、金属帯状体10を上下動ブロック68と保持ブロック56との間で把持して、所定方向に送ることができる。このため、金属帯状体10に穿設する透孔径等を変更しても、送り装置の部材変更を伴なわず金属帯状体10を送ることができる。
更に、図1〜図4に示す金属帯状体の送り装置では、図14に示す如く、送りピン200を用いないため、金属帯状体10と送りピンとの摺接等に起因する金属帯状体10の変形も防止できる。
他方、金属帯状体10の送り方向と逆方向に、上下動ブロック68と保持ブロック56とを移動する際には、位置決め上下動ブロック84bと位置決め保持ブロック84aとの間に金属帯状体10を把持し、金属帯状体10を位置決めされた状態で停止しておくことができる。
従って、プレス加工等が施された金属帯状体10を次工程に送って更に加工を施す際に、加工部分について再度の位置出し操作を不要にでき、加工速度の向上を図ることができる。
尚、図1〜図10においては、付勢部材としてのバネ62,62と上下カム部80とを、異なる場所に設けていたが、同一箇所に設けてもよい。
18 プレス装置
25 基台
50 往復動プレート
52a,52b固定ブロック
54 移動ブロック
56 保持ブロック
56b,68b 弾性体
56a 上部カム部
62,74 バネ
68 上下動ブロック
76 上カム部
78 下カム部
78a 幅広部材
80 上下カム部
82a ,82b 固定部材
84 位置決め部
86 位置決めカム部
86a 上部カム部
86b 下部カム部
87 幅広材
88 スライド部材
90 シャフト
92 保持部材
94a 凹部
94 固着部材
95 バネ
97 ピン
98 凸状部
99a,99b ストッパ
Claims (5)
- 金属帯状体を把持して所定方向に送る金属帯状体の送り装置において、
該送り装置には、駆動手段によって金属帯状体の送り方向及びその反対方向に往復動する往復動プレートと、
前記往復動プレート上に設けられ、前記往復動プレートの往復動方向に対して直交する両端縁近傍の各々に対向して固定された固定部材から成る一対の固定部材間に、前記往復動プレートの移動方向に掛け渡されているシャフトに移動可能に設けられていると共に、前記一対の固定部材との間に設けられた弾性部材によって往復動プレ−トの所定位置に保持されている移動ブロックと、
前記移動ブロックの上方の所定位置に位置して、前記移動ブロックと共に移動する保持ブロックと、
前記移動ブロックと保持ブロックとの間に設けられ、前記保持ブロックに対して上下動可能に設けられている上下動ブロックと、
前記上下動ブロックと移動ブロックとの間に設けられ、前記往復動プレートが金属帯状体の送り方向に移動する際には、前記保持ブロックと上下動ブロックとの間に金属帯状体を把持するように、前記上下動ブロックを保持ブロックの方向に押し上げ、且つ前記往復動プレートが金属帯状体の送り方向に対して反対方向に移動する際には、前記保持ブロックと上下動ブロックとによる金属帯状体の把持を解除するように、前記上下動ブロックを往復動プレートの方向に押し下げる上下カム部とを具備することを特徴とする金属帯状体の送り装置。 - 上下カム部が、上下動ブロックに固設された上カム部と、移動ブロック側に設けられた下カム部とから構成され、
前記下カム部が、移動ブロックの金属帯状体の送り方向及び前記送り方向に対して反対方向への各移動が終端近傍に到達したとき、前記上カム部と協動して上下動ブロックを押し上げる又は押し下げることができるように、前記移動ブロックに沿って移動可能に設けられている請求項1記載の金属帯状体の送り装置。 - 上下カム部が、一対の固定部材間に設けられており、前記上下カム部を構成する下カム部が、前記一対の固定部材間に位置する移動ブロック上に載置された板状部材に形成され、
前記板状部材が、移動ブロックの金属帯状体の送り方向及び前記送り方向に対して反対方向への各移動が終端近傍に到達し、前記移動ブロックの各終端方向への移動がストッパに当接して停止すると共に、前記往復動プレートが一対の固定部材と移動ブロックとの間に設けられた弾性部材の弾発力に抗して終端方向に更に移動する際に、前記一対の固定部材を構成する一方の固定部材による押圧によって他方の固定部材側方向に移動するように、前記移動ブロックよりも幅広に形成された幅広部材である請求項2記載の金属帯状体の送り装置。 - 金属帯状体の送り方向に往復動プレートが移動する際には、前記金属帯状体が送れるように、前記金属帯状体を開放し、前記往復動プレートが金属帯状体の送り方向に対して反対方向に移動する際には、前記金属帯状体を所定位置に位置決めするように、前記金属帯状体を把持して所定位置に位置決めする位置決め手段が設けられている請求項1〜3のいずれか一項記載の金属帯状体の送り装置。
- 移動ブロック、保持ブロック及び上下動ブロックを金属帯状体の送り方向及び前記送り方向に対して反対方向に移動する際に、前記移動ブロックと往復動プレートとを連結し、他方、前記移動ブロックの各移動方向への移動が終端近傍に到達した際に、前記移動ブロックと往復動プレートとの連結を解除する連結部材が設けられている請求項1〜4のいずれか一項記載の金属帯状体の送り装置。
Priority Applications (3)
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