JP6676815B1 - プレス装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】従来よりパンチの設計の自由度が高いプレス装置を提供する。【解決手段】本開示のワーク供給装置45(プレス装置)は、ノックアウトピン53に上向きの付勢力を付与するために第1と第2の2つの付勢機構151,152を備えている。そして、第1パンチ51とノックアウトピン53とがワーク90を挟んだ状態でダイ60に対して降下することでプレス加工を行う瞬間は、ノックアウトピン53が第1と第2の2つの付勢機構151,152による付勢力を受けてワーク90を下方から押圧し、ワーク90の膨出変形を防ぐ。また、ワーク90がプレス加工された直後に、第1遮断機構153により第1付勢機構151からノックアウトピン53への付勢力の伝達が遮断され、ノックアウトピン53によるワーク90への押圧が抑えられた状態で排出位置まで降下する。【選択図】図2

Description

本開示は、パンチとダイとノックアウトピンとが協働してワークに加工を行うプレス装置に関する。
従来のプレス装置として、ダイの上面に配置された板金の一部をワークとして第1パンチでダイの貫通孔に押し込んで、ワークを板金から打ち抜く打抜加工を行い、その打抜加工の直後に第1パンチの内側から第2パンチが下方に延びてノックアウトピンとの間でワークを挟んで排出位置まで移動するものが知られている(例えば、特許文献1参照)。また、別の従来のプレス装置として、ダイの上面に配置された筒状のワークをパンチでダイの貫通孔に押し込んで絞り成形又はしごき成形を行い、その後、さらにパンチが降下してダイの下方のワーク排出空間までワークを移動するものが知られている(例えば、特許文献2参照)。また、上述したプレス装置では、ワークがパンチと共に降下する過程において、ワークが板金から打ち抜かれる瞬間や、ワークが絞り成形される瞬間に、ワークがパンチから離れる側に膨らむように変形し得る。その変形を防ぐために、ノックアウトピンがワークをパンチ側に向けて押圧している。
特開2016−203212号(段落[0030]、図13)
特開平11−090547号(段落[0038]、図4)
しかしながら、上記した従来のプレス装置は、ワークが板金から打ち抜かれた後、及び、ワークが絞り成形された後に、パンチ及びワークと共にノックアウトピンが降下するに従って、ノックアウトピンによるワークへの押圧力が徐々に増す構造になっている。このため、パンチには、ノックアウトピンの押圧力に耐え得る強度が必要とされ、パンチの設計の自由度が制限されていた。そこで、従来よりパンチの設計の自由度が高いプレス装置の開発が求められている。
上記課題を解決するためになされた請求項1の発明は、パンチとノックアウトピンとがワークを挟んだ状態でダイに対して降下することで前記ワークにプレス加工を行ってから、前記パンチと前記ノックアウトピンとが前記ダイの下方の排出位置まで移動し、そこから前記ワークが側方に排出されるプレス装置において、前記ノックアウトピンに上向きの第1付勢力を付与する第1付勢機構と、前記ノックアウトピンに上向きの第2付勢力を付与する第2付勢機構と、前記ワークにプレス加工を行った直後に、前記第1付勢機構に対して上方への移動を規制するように干渉して、前記第1付勢機構から前記ノックアウトピンへの力の伝達を遮断する第1遮断機構と、前記ワークが前記排出位置に到達した後、前記ノックアウトピンに対して上方への移動を規制するように干渉して、前記ノックアウトピンから前記ワークへの力の伝達を遮断する第2遮断機構と、を備えるプレス装置である。
請求項2の発明は、前記パンチは、筒形の第1パンチと、その内側に嵌合した第2パンチとからなる複合パンチであって、前記プレス加工は、前記ダイの上面に配置された板金の一部を前記ワークとして前記第1パンチと前記ノックアウトピンとで挟んで打ち抜く打抜加工であり、前記打抜加工の直後に前記第1パンチの内側から前記第2パンチが下方に延びて前記ノックアウトピンとの間で前記ワークを挟んで前記排出位置まで移動する請求項1に記載のプレス装置である。
請求項3の発明は、前記第1付勢機構は、前記ノックアウトピンの下方の延長線上に配置されて、上下に移動可能に支持された押上ロッドと、前記押上ロッドを上方に向けて付勢する圧縮コイルばね、圧縮ガスその他の弾性部材と、を備えてなり、前記第2付勢機構は、前記ノックアウトピンに挿通される圧縮コイルばねと、前記ノックアウトピンに設けられ、前記圧縮コイルばねに上方から当接するばね上当接部と、前記圧縮コイルばねに下方から当接するばね下当接部と、を備えてなる請求項1又は2に記載のプレス装置である。
請求項4の発明は、水平に延びるカム駆動シャフトと一体に回転する第1及び第2のカムが設けられ、前記第1遮断機構には、前記第1のカムに従動し、前記押上ロッドの上端部に対して、上方への移動を規制する位置と、その規制を解除する位置とに回動する第1レバーが備えられ、前記第2遮断機構には、前記ノックアウトピンと横並びに配置されて上下方向に延びかつ、上下に移動可能に支持されたアシストロッドと、前記アシストロッドに固定されて前記ノックアウトピン側に張り出し、前記ノックアウトピンのうち前記ばね下当接部より下側部分が貫通する貫通孔を有する干渉部材と、前記ノックアウトピンに設けられ、前記干渉部材に下方から対向する段付突部と、前記第2のカムに従動し、前記アシストロッドの下端部に対して、上方への移動を規制する位置と、その規制を解除する位置とに回動する第2レバーとが備えられている請求項3に記載のプレス装置である。
請求項1のプレス装置は、ノックアウトピンに上向きの付勢力を付与するために第1と第2の2つの付勢機構を備える。そして、パンチとノックアウトピンとがワークを挟んだ状態でダイに対して降下することでプレス加工を行う瞬間は、ノックアウトピンが第1と第2の2つの付勢機構による付勢力を受けてワークを下方から押圧し、ワークの膨出変形を防ぐ。また、ワークがプレス加工された直後に、第1遮断機構により第1付勢機構からノックアウトピンへの付勢力の伝達が遮断され、ノックアウトピンによるワークへの押圧が抑えられた状態で排出位置まで降下する。すると、その排出位置で、第2遮断機構によってノックアウトピンの上方への移動が規制されて、ワークがノックアウトピンから押圧されなくなり排出位置から側方に排出される。このように、本開示のプレス装置では、ノックアウトピンを上方に付勢する付勢機構が2つ備えられ、ワークがプレス加工された直後に一方の付勢機構による付勢力が断絶されるので、パンチが降下する過程でノックアウトピンから受ける最大の押圧力を従来より小さくすることができる。これにより、従来よりパンチの設計の自由度が高くなる。
ここで、上記した請求項1のプレス加工は、ダイの上面に配置された板金の一部をワークとしてパンチとノックアウトピンとで挟んで板金から打ち抜く打抜加工であってもよいし、ダイの上面に配置された筒形のワークとしてパンチとノックアウトピンとで挟んでダイの貫通孔に押し込み、絞り成形又はしごき成形する成形加工であってもよい。さらには、請求項1のプレス加工は、上記した打抜加工で打ち抜かれたワークを筒形に成形する打抜成形加工であってもよい。
請求項2のプレス装置のように、打抜加工を行うパンチが複合パンチであって、筒形の第1パンチで板金からワークを打ち抜いた後に、第1パンチの先端から第2パンチが延びてくる場合、本開示によれば、打抜加工の直後に、パンチがノックアウトピンから受ける押圧力が小さくなるので、従来は実現不能であった細い第2パンチを備えた複合パンチの実現が可能になる。
請求項3及び4の構造によれば、第1付勢機構の付勢力の出力部となる押上ロッドが、ノックアウトピンの下方の延長線上に配置されているので、そうではない第2付勢機構に比べて第1付勢機構の付勢力を大きくすることができる。これによりパンチがノックアウトピンから受ける押圧力を大幅に軽減することができる。
第1実施形態のトランスファプレス機の正面図 ワーク供給装置の正断面図 ワーク供給装置の側断面図 ワーク供給装置の側断面図 ワーク供給装置の側断面図 ワーク取出装置の一部の斜視図 第2実施形態のトランスファプレス機の正面図 ワーク供給装置の側断面図 ワーク供給装置の側断面図 ワーク供給装置の側断面図 第3実施形態のトランスファプレス機の側断面図 トランスファプレス機の側断面図 トランスファプレス機の側断面図 トランスファプレス機の側断面図 第4実施形態のワーク供給装置の側断面図 ワーク供給装置の平断面図 ノックアウトピンの斜視図
[第1実施形態]
以下、図1〜図6を参照して、本開示の「プレス装置」としてのワーク供給装置45を備えたトランスファプレス機10の一実施形態について説明する。図1に示すように、このトランスファプレス機10は、複数のパンチ15をラム14の下端部に一定ピッチで水平一列に並べて備えている。以下の説明において、複数のパンチ15の並び方向を「横方向H1」といい、横方向H1と直交する水平方向を「前後方向H2」という。また、「図1における左、右」を単に「左、右」という。
トランスファプレス機10のフレーム11は、台座部11Dから鉛直に起立しかつ横方向H1で対向する1対の側壁11A,11Bの間にラム支持壁(図示せず)、ボルスタ支持壁12等が差し渡された構造をなしている。そして、ラム支持壁に図示しないスライドガイドを介してラム14が上下に移動可能に支持されている。また、1対の側壁11A,11Bの間には、ラム支持壁より上側にカムシャフト17が差し渡され、そのカムシャフト17のカム(図示せず)にラム14が係合している。
カムシャフト17の一端部は、右側の側壁11Bより側方に突出し、その突出部分に大ギヤ18と図示しない複数の伝達部品(プーリー、タイミングベルト及びギヤ等)を介して連結されたインバータモータ(図示せず)によりカムシャフト17が回転駆動されて、ラム14が上下に往復移動する。
ボルスタ支持壁12は、1対の側壁11A,11Bの下端部の間に差し渡され、その上面にはボルスタ16が固定されている。また、ボルスタ16の上面には、複数のダイホルダ13Hが固定され、それらダイホルダ13Hの上面に形成された凹部に複数のパンチ15に対応する複数のダイ13が受容されて固定されている。そして、上下で対向する複数のパンチ15及びダイ13がペアになって複数の加工ステージSTが構成されている。
図2に示すように、複数のパンチ15の左隣には、複合パンチ50が備えられている。その複合パンチ50とパンチ15との間隔は、パンチ15同士の間隔と同じになっている。また、複数のダイホルダ13Hの左隣には、それらダイホルダ13Hより上下方向に大きなダイホルダ48が備えられ、そのダイホルダ48の上面に形成された凹部内に複合パンチ50に対応するダイ60が固定されている。そして、複合パンチ50とダイ60とに係わる部分が、特許請求の範囲の「プレス装置」に相当するワーク供給装置45になっていて、図3に示すように、そこで板金89から円板状のワーク90が打ち抜かれる。ワーク供給装置45については、後に詳説する。
図1に示すように、ワーク供給装置45で生成されるワーク90は、トランスファ装置91によって加工ステージSTに搬送される。そのトランスファ装置91には、複数のダイホルダ13Hの上面上で横方向H1に延びる1対のレール92(図3参照。図2には、一部のみが示されている)が備えられ、それら1対のレール92が前後方向H2で対向している。また、1対のレール92には、図3に示された複数対のフィンガー94が備えられている。それら複数対のフィンガー94は、レール92の長手方向においてパンチ15同士の間隔と同じ間隔で並んでいる。また、各対のフィンガー94は、前後方向H2にスライド可能に支持されると共に、圧縮コイルばね95によって互いに接近する側に付勢されている。なお、各対のフィンガー94は、それらの間にパンチ15やノックアウトピン53が進退することで開閉する。
トランスファ装置91は、カムシャフト17から動力を受けて動作し、1対のレール92が、ラム14の昇降動作に同期して横方向H1に往復動作を繰り返す。これにより、ワーク90がワーク供給装置45から右隣の加工ステージST、さらには、その右隣の加工ステージSTへと順次、搬送されて加工されていく。
トランスファ装置91がカムシャフト17から動力を受けるために、図1に示すように、フレーム11の左側方には、垂直シャフト40が備えられている。垂直シャフト40は、フレーム11の上端寄り位置から下端寄り位置まで延び、フレーム11の側壁11Aから側方に突出する支持突部11Tによって回転可能に支持されている。また、垂直シャフト40の上端部は、側壁11Aを貫通したカムシャフト17の一端部に傘歯車40Gを介して連結されている。さらに、垂直シャフト40の中間部には、図示しないカムが一体回転可能に備えられている。そのカムは、1対のレール92の間に差し渡された図示しない1対の梁部の間に配置されている。そして、カムが梁部と摺接しながらカムシャフト17に連動して回転することで、1対のレール92が前述したようにラム14の昇降動作に同期して往復動作を繰り返す。
フレーム11の側壁11A,11Bの下端部の間には、カムシャフト42が差し渡されている。そして、そのカムシャフト42の一端部がフレーム11の側壁11Aを貫通し、垂直シャフト40の下端部と図示しない傘歯車によって連結されている。
カムシャフト42のうち各加工ステージSTの真下位置には、図示しない複数のカムが一体回転可能に固定されている。また、各ステージSTに備えられたノックアウトピン43がカムに摺接して上下方向に往復移動する。そして、各加工ステージSTのパンチ15がワーク90をダイ13の成形孔に押し込んで成形する際に、ノックアウトピン43がワーク90の下面を押圧してワーク90の下方への膨出を規制し、パンチ15が上昇する際に、ワーク90をダイ13の成形孔から確実に押し出す。
なお、本実施形態では、ワーク供給装置45で板金89から打ち抜かれたワーク90は、最初の加工ステージST(左端の加工ステージST)で筒状に成形され、搬送方向の下流側の加工ステージSTに進むに従い徐々に細長い筒状に成形される。そして、搬送方向の終端の加工ステージSTからその隣に備えた図示しないシュートへとトランスファ装置91によってワーク90が排出される。
以下、ワーク供給装置45について説明する。図2に示すように、ワーク供給装置45のダイホルダ48は、前述の通り、各加工ステージSTのダイホルダ13Hより高くなっている。また、ダイホルダ48には、横方向H1に貫通する横孔48Aが備えられ、その横孔48Aの内側下面が、各加工ステージSTのダイホルダ13Hの上面と面一に配置されている。
図3に示すように、横孔48Aの断面形状は、上下方向より前後方向H2に長い長方形をなし、その横孔48Aの前後方向H2の両端部を前述した1対のレール92が横方向H1に貫通している。そして、後述するようにワーク供給装置45が板金89から打ち抜いたワーク90が1対のフィンガー94で挟まれて加工ステージSTへと搬送される。そのために、複数対のフィンガー94のうち左端の1対のフィンガー94の対向面には、円板状のワーク90の縁部に係合する係合溝94Aが形成されている。なお、本実施形態では、ワーク90が1対のフィンガー94で挟まれる位置が、特許請求の範囲の「排出位置」に相当する。
ダイホルダ48の上面には、板金カバー49が固定されている。板金カバー49は、横方向H1の両端部に1対の脚部を有し、ダイ60を跨いだ状態に固定されて、ダイ60に対して上方から隙間を空けて対向している。また、板金カバー49のうちダイ60の貫通孔61の同軸上には、貫通孔49Aが形成され、その貫通孔49Aを介して複合パンチ50がダイ60の貫通孔61に突入する。
板金カバー49とダイ60との間の隙間には、板金89が前後方向H2に貫通している。そして、ダイホルダ48の前側又は後側に配置された図示しない板金供給装置が板金89を保持してその板金89をダイ60の上面に当接させた状態に維持すると共に、ラム14の昇降動作に同期して板金89を移動する。
図2に示すように、ダイホルダ48及びボルスタ16には、ダイ60の貫通孔61の同軸上に貫通孔65が形成されている。また、ボルスタ支持壁12の前後方向H2の中央部には、部品収容空間12Aが備えられてボルスタ支持壁12を上下に貫通し、貫通孔65と連通している。そして、複合パンチ50に対応するノックアウトピン53が、ボルスタ支持壁12の下端からダイホルダ48に亘って延びている。
そのノックアウトピン53は、上端寄り位置に分割部53Lを有し、複合パンチ50及びダイ60の形状に応じて分割部53Lより上側のピン本体部53Hが交換される。また、ノックアウトピン53のうち分割部53Lより下側のピン本体支持部53Jは、ピン本体部53Hより太くなっている。これに対応して、前述した貫通孔65は、ダイホルダ48の下端寄り位置から下方が段付き状に拡径されている。さらに、図3に示すように、ピン本体部53Hにおける上端寄り位置には、上方に向かって縮経したテーパー部53Tが備えられ、そのテーパー部53Tより上側の先端小径部53Aがダイ60の貫通孔65に下方から遊嵌可能になっている。ノックアウトピン53のピン本体支持部53Jの構造に関しては、後に説明する。
図3に示すように、複合パンチ50は、円筒形の第1パンチ51と、その内側に嵌合した第2パンチ52とからなる。第1パンチ51は、ラム14(図1参照)に固定されている。一方、第2パンチ52は、第1パンチ51に対して上下に移動可能に支持されている。また、図1に示すように、第2パンチ52の上端部には、シーソー型のレバー54の一端部が連結されている。そのレバー54の長手方向の中間部は、例えばフレーム11の側壁11Aに回動可能に支持されている。レバー54の他端部は、垂直シャフト40と一体回転するロール部55のカム溝55Aに係合している。これにより、第1パンチ51と第2パンチ52が同期して昇降する。
複合パンチ50とノックアウトピン53とは、以下のように協動して、板金89からワーク90を打ち抜く。即ち、複合パンチ50が板金89に向かって降下し、板金89に到達する前の状態では、ノックアウトピン53は、その上端面がダイ60の上面と面一となる原点位置に配置されている。また、複合パンチ50は、第2パンチ52の下端部が第1パンチ51内に受容された状態になっている。そして、図4に示すように、複合パンチ50が板金89に到達して第1パンチ51が板金89の一部を加圧してダイ60の貫通孔61内に押し込む。
このとき、板金89の一部は第1パンチ51に押されて下方に膨らもうとするが、ノックアウトピン53は、後述する第1及び第2の圧縮コイルばね73,83によって原点位置に向けて付勢されているので板金89の下方への膨出変形が抑えられる。そして、第1パンチ51が板金89の一部をワーク90として打ち抜く。
ワーク90が板金89から打ち抜かれると、その直後に、第2パンチ52が第1パンチ51から下方に延び始める。そして、第2パンチ52とノックアウトピン53との間にワーク90が挟まれた状態のまま1対のフィンガー94の係合溝94Aまで(つまり、排出位置まで)押し下げられる。このとき、ノックアウトピン53の大径部53Bが1対のフィンガー94に挟まっているので、ワーク90は1対のフィンガー94の対向面に触れずに係合溝94Aまで降下する。そして、ワーク90が係合溝94Aに到達すると、図5に示すように、ノックアウトピン53のピン本体部53Hの大径部53Bが1対のフィンガー94から下方に丁度抜けて、ワーク90の縁部が係合溝94Aに係合する。
その後、ノックアウトピン53はさらに降下してワーク90から離間し、第2パンチ52は上昇してワーク90から離間する。その前に第1パンチ51は上昇し始めていて、その第1パンチ51より速い上昇速度で第2パンチ52が上昇して第1パンチ51内に収まる。そして、1対のレール92がスライドしてワーク90がワーク供給装置45からその隣の加工ステージSTへと排出される。また、ワーク90は、その加工ステージSTのパンチ15に押されてダイ13に押し込まれると、1対のレール92が元の位置へとスライドして戻る。
前述した第1と第2の圧縮コイルばね73,83によって、ノックアウトピン53が付勢力される機構について以下説明する。図2に示すように、ノックアウトピン53のピン本体支持部53Jの上端位置と、中間位置と、下端位置とには、上から順番に第1突部56A,第2突部56B,第3突部56Cが設けられて側方に段付き状に突出している。また、ボルスタ支持壁12の下面には、下側支持ベース111が固定され、図6に示すように、下側支持ベース111に形成された貫通孔111Aにノックアウトピン53における第2と第3の突部56B,56Cの間部分が直線移動可能に貫通している。
また、下側支持ベース111から上方に複数の支持脚112に延びていて、それら支持脚112が上側支持ベース113に支持されている。その上側支持ベース113には、上下方向に貫通すると共に側方に開口した溝部113Aが形成され、その溝部113Aを、ノックアウトピン53のうち第1と第2の突部56A,56Bの間部分が上下に貫通している。
そして、図2に示すように、ノックアウトピン53のうち上側支持ベース113より上側部分に前述の第2圧縮コイルばね83が挿通されて、第1突部56Aと上側支持ベース113との間で突っ張り状態になってノックアウトピン53を上方に付勢している。
また、ノックアウトピン53の同軸上の真下位置には、フレーム11の台座部11Dにシリンダ114が固定されている。そのシリンダ114には、押上ロッド115が上下に直線移動可能に支持されかつシリンダ114の上方に突出している。そして、前述の第1圧縮コイルばね73が、シリンダ114内に収容されてそのシリンダ114の底面と押上ロッド115との間で突っ張り状態になり、押上ロッド115を介してノックアウトピン53を上方に付勢するようになっている。
本実施形態のワーク供給装置45では、上記した第1圧縮コイルばね73とシリンダ114と押上ロッド115とを含んで特許請求の範囲の第1付勢機構151が構成されている。また、上記した第2圧縮コイルばね83と第1突部56Aと上側支持ベース113とを含んで特許請求の範囲の第2付勢機構152が構成されている。なお、第1突部56Aは、特許請求の範囲の「ばね上当接部」に相当し、上側支持ベース113は、特許請求の範囲の「ばね下当接部」に相当する。また、第2突部56Bは、特許請求の範囲の「段付突部」に相当する。
本実施形態のワーク供給装置45には、第1付勢機構151からノックアウトピン53への付勢力の伝達を遮断するための第1遮断機構153と、ノックアウトピン53からワーク90への付勢力の伝達を遮断するための第2遮断機構154とが設けられている。図6に示すように、第1遮断機構153は、前述したカムシャフト42と、カムシャフト42に従動して回動する第1レバー44Aとを含んでなる。また、第2遮断機構154は、カムシャフト42と、カムシャフト42に従動して回動する第2レバー44Bと、前述したノックアウトピン53の第2突部56Bと後述するアシストロッド57及び干渉部材58とを含んでなる。
第1と第2のレバー44A,44Bは、共に略U字形に湾曲し、中間位置をボルスタ支持壁12(図1及び図2参照)に回転可能に支持され、両端部が回動軸より下方に位置した構造をなしている。また、第1と第2のレバー44A,44Bの一端部には、ローラ構造のカムフォロア44Kが取り付けられている。また、カムシャフト42には、第1と第2のレバー44A,44Bに対応した第1と第2のカム42A,42Bが一体回転可能に備えられている。
そして、第1レバー44Aの一端部のカムフォロア44Kが第1カム42Aに対向し、第1レバー44Aの他端部である作用部が、押上ロッド115の上端部に連結されている。これにより、第1カム42Aにて第1レバー44Aのカムフォロア44Kが押し上げられて第1レバー44Aの作用部が押上ロッド115を押し下げ、第1付勢機構151からノックアウトピン53への付勢力の伝達を遮断することが可能な第1遮断機構153が形成されている。
一方、第2レバー44Bの一端部のカムフォロア44Kは、第2カム42Bと対向し、第2レバー44Bの他端部である作用部は、次述するアシストロッド57の下端部に連結されている。図2に示すように、アシストロッド57は、部品収容空間12A内でおけるノックアウトピン53の左隣で上下方向に延びている。また、アシストロッド57の上端位置と下端寄り位置とには、第1突部57A,第2突部57Bが設けられて側方に段付き状に突出している。そして、アシストロッド57の第1と第2の突部57A,57Bの間部分が、下側支持ベース111と上側支持ベース113とに形成された貫通孔111B,113Bに直線移動可能に支持されている。
また、アシストロッド57のうち上側支持ベース113と下側支持ベース111との間部分には、干渉部材58が固定されてノックアウトピン53側に延びている。図6に示すように、干渉部材58の先端部には、上下方向に貫通しかつ側方に開口した溝部58Aが形成され、その溝部58Aをノックアウトピン53のうち上側支持ベース113と第2突部56Bとの間部分が上下に貫通している。これらにより、第2カム42Bにて第2レバー44Bのカムフォロア44Kが押し上げられて第2レバー44Bの作用部がアシストロッド57を押し下げ、さらに、そのアシストロッド57を介してノックアウトピン53を押し下げて、ノックアウトピン53からワーク90への付勢力の伝達を遮断する第2遮断機構154が形成されている。
第1遮断機構153と第2遮断機構154は、以下のタイミングで付勢力の伝達を遮断するように第1と第2のカム42A、42Bが形成されている。即ち、複合パンチ50が板金89に向かっている降下し、板金89に到達する前の状態では、第1と第2のレバー44A,44Bの各カムフォロア44Kは、第1と第2のカム42A,42Bから浮いているか軽く接触した状態になっている。これにより、アシストロッド57は第2レバー44Bから移動の規制を受けず、ノックアウトピン53もアシストロッド57の干渉部材58から移動の規制を受けない。そして、第1付勢機構151の押上ロッド115も、第1レバー44Aから規制を受けていないので、押上ロッド115がノックアウトピン53を押し上げる。これに加え、第2付勢機構152の第2圧縮コイルばね83によってもノックアウトピン53は上方に押し上げられる。
つまり、ノックアウトピン53は、第1付勢機構151(第1圧縮コイルばね73)と第2付勢機構152(第2圧縮コイルばね83)の付勢力を上方に向かうように受ける。そして、ノックアウトピン53の第3突部56Cが下側支持ベース111に当接して前述の原点位置に位置決めされる。また、この状態で、第1圧縮コイルばね73及び第2圧縮コイルばね83は、自然状態より圧縮変形されている。さらに、本実施形態では、このとき、第1圧縮コイルばね73による付勢力の方が、第2圧縮コイルばね83による付勢力より大きくなっている。
そして、第1パンチ51が板金89の一部をワーク90として打ち抜いてノックアウトピン53がワーク90を介して第1パンチ51に押される際には、第1及び第2の圧縮コイルばね73,83がさらに圧縮変形されて、十分な押圧力がワーク90に付与され、ワーク90の下方への膨出変形が防がれる。
ワーク90が板金89から打ち抜かれると、その直後のタイミングで、第1レバー44Aのカムフォロア44Kが第1カム42Aに押し上げられる。そして、押上ロッド115が第1レバー44Aの作用部に押し下げられ、ノックアウトピン53から離間する。つまり、第1付勢機構151がノックアウトピン53から縁切りされる。これにより、ノックアウトピン53に付与される付勢力が急峻に小さくなる。そして、前記縁切りの直後のタイミングで、第1パンチ51から第2パンチ52が下方に延びてきてワーク90と共にノックアウトピン53を押し下げていく。このとき、アシストロッド57は、干渉部材58がノックアウトピン53の第2突部56Bに当接した状態を保って自重で降下するか、そうでない場合には、干渉部材58が第2突部56Bに隣接した状態を保って降下するように第2レバー44Bのカムフォロア44Kが第2カム42Bに押し上げられてアシストロッド57が第2レバー44Bの作用部によって押し下げられていく。そして、ワーク90が1対のフィンガー94に挟持されたタイミング、つまり、ワーク90が排出位置に到達したタイミングで、第2レバー44Bのカムフォロア44Kが第2カム42Bに強く押し上げられてアシストロッド57の干渉部材58がノックアウトピン53の第2突部56Bを押し下げ、ノックアウトピン53をワーク90から下方に離間させる。
また、ワーク90が加工ステージSTに搬送されたら、第1と第2のレバー44A,44Bの各作用部が上昇するように第1と第2のカム42A,42Bによるカムフォロア44Kへの押し上げ量が減少していき、ノックアウトピン53が原点位置に戻る。
本実施形態のワーク供給装置45の構成に関する説明は以上である。上述したように、本実施形態のワーク供給装置45は、ノックアウトピン53に上向きの付勢力を付与するために第1と第2の2つの付勢機構151,152を備えている。そして、第1パンチ51とノックアウトピン53とがワーク90を挟んだ状態でダイ60に対して降下することでプレス加工(打抜加工)を行う瞬間は、ノックアウトピン53が第1と第2の2つの付勢機構151,152による付勢力を受けてワーク90を下方から押圧し、ワーク90の膨出変形を防ぐ。また、ワーク90がプレス加工された直後に、第1遮断機構153により第1付勢機構151からノックアウトピン53への付勢力の伝達が遮断され、ノックアウトピン53によるワーク90への押圧が抑えられた状態で排出位置まで降下する。すると、その排出位置で、第2遮断機構154によってノックアウトピン53の上方への移動が規制されて、ワーク90がノックアウトピン53から押圧されなくなり排出位置から側方に排出される。
このように本実施形態のワーク供給装置45では、ノックアウトピン53を上方に付勢する付勢機構151,152が2つ備えられ、ワーク90がプレス加工(打抜加工)された直後に一方の付勢機構151による付勢力が断絶されるので、複合パンチ50の第2パンチ52が降下する過程でノックアウトピン53から受ける最大の押圧力を従来より小さくすることができる。また、第1付勢機構151の付勢力の出力部となる押上ロッド115が、ノックアウトピン53の下方の延長線上に配置されているので、そうではない第2付勢機構152に比べて第1付勢機構151の付勢力を大きくすることができる。これにより複合パンチ50の第2パンチ52がノックアウトピン53から受ける押圧力を大幅に軽減することができる。これらにより、従来より複合パンチ50の設計の自由度が高くなり、従来は実現不能であった細い第2パンチ52を備えた複合パンチ50の使用が可能になる。
[第2実施形態]
本実施形態のトランスファプレス機10Aは、図7〜図10に示されている。本実施形態のトランスファプレス機10Aが備えるワーク供給装置45Aは、プレス加工として打抜成形加工を行う点が、単に打抜加工を行う前記第1実施形態のワーク供給装置45と異なる。以下、本実施形態のワーク供給装置45Aの構造のうち第1実施形態のワーク供給装置45と異なる構成に関してのみ説明する。
図7に示すように、本実施形態のトランスファプレス機10Aは、複数の加工ステージSTのパンチ15が取り付けられたラム14とは別の駆動源によって駆動されるラム14Aをワーク供給装置45A用に備えている。
ワーク供給装置45Aには、図8に示すように、第1パンチ51Aと第2パンチ52Aとからなる複合パンチ50Aに対し、第1パンチ51A用の第1ダイ60Aと、第2パンチ52A用の第2ダイ60Bとを備えられ、第1ダイ60Aの下に第2ダイ60Bが重ねられてダイホルダ48B(図7参照)に保持されている。なお、第1パンチ51A及び第2パンチ52Aの断面形状は楕円形になっている。
第2ダイ60Bの貫通孔61Bは、第1ダイ60Aの貫通孔61Aより一回り小さい略相似形をなしている。また、第1ダイ60Aの上面と貫通孔61Aの内面とが交差する貫通孔61Aの開口縁がエッジ状に尖っているのに対し、第2ダイ60Bの貫通孔61Bの開口縁は丸みを帯びている。
ワーク供給装置45Aのノックアウトピン53Xは、上端部に押圧プレート53Yが固定されている。また、図示しないが、ノックアウトピン53Xのうちダイホルダ48Bより下側部分には、前記第1実施形態で説明した第1付勢機構151,第2付勢機構152、第1遮断機構153,第2遮断機構154が備えられている。
また、トランスファ装置91の1対のフィンガー94の対向面には、上端寄り位置に、下方を向いた段差面94Bが備えられている。さらに、ノックアウトピン53Xの外側には、1対のフィンガー94を開閉するためのブロック体38が嵌合している。ブロック体38には、ノックアウトピン53Xが貫通する貫通孔38Aが形成されると共に、ブロック体38の上面には押圧プレート53Yが受容される凹部38Dが形成されている。さらに、ブロック体38は、その下面から下方に延びる複数のシャフト38Cによって昇降可能に支持され、それらシャフト38Cの外側に挿通された圧縮コイルばね38Bによって上端位置に付勢されている。そして、図9に示すように、上端位置に配置されたブロック体38によって、1対のフィンガー94が開かれる。
本実施形態のワーク供給装置45Aでは、ノックアウトピン53Xが原点位置に配置されると、そのノックアウトピン53Xの上面(詳細には、押圧プレート53Yの上面)が第1ダイ60Aの上面と面一になる。また、このとき図示しない第1付勢機構151と第2付勢機構152によりノックアウトピン53Xは原点位置に付勢されている。この状態で、第1パンチ51Aと第2パンチ52Aとが、第1ダイ60A上の板金89の一部を第1ダイ60Aの貫通孔61A内へと押し込み、板金89から板状のワーク90Aが打ち抜かれる(図9参照)。その直後に第2パンチ52Aが第1パンチ51Aから下方に突出して、ワーク90Aを第2ダイ60Bの貫通孔61Bに押し込み筒状のワーク90Bに成形される(図10参照)。すると、その後、第1遮断機構153によって第1付勢機構151からノックアウトピン53Xへの付勢力が遮断される。
そして、図10に示すように、ワーク90Bの上端部が1対のフィンガー94の段差面94Bより下方に位置する排出位置に到達したところで、第2遮断機構154によってノックアウトピン53Xの上方への移動が規制される。また、ワーク90Bが排出位置に到達する前に押圧プレート53Yがブロック体38の凹部38Dに収まる。そして、ワーク90Bが排出位置に到達する直前にノックアウトピン53Xがブロック体38を下方に押してブロック体38を1対のフィンガー94の間から排除する。本実施形態の構成によっても第1実施形態と同様の作用効果を奏する。
[第3実施形態]
本実施形態のトランスファプレス機10Bは、図11〜図14に示されている。このトランスファプレス機10Bは、全体は図示されていないが、第2実施形態のトランスファプレス機10A(図7参照)と略同一の構造をなし、ワーク供給装置45Aと複数の加工ステージSTとを備えている。
また、このトランスファプレス機10Bは、第2実施形態のトランスファプレス機10Aと同様に、ワーク供給装置45Aで生成される楕筒形のワーク90Bを、複数の加工ステージSTで徐々に絞り、最後の加工ステージSTに至るまでの間に、断面が細長い長方形の角筒状に成形する。そして、最後の加工ステージSTでは、ワーク90Bの表面の傷の発生を抑えるために、図12に示すようにワーク90Bをダイ13の下方の排出位置まで押し下げる。そして、その排出位置からトランスファプレス機10Bの側方に排出する。そのために、ダイ13の下方には、排出位置まで押し下げられたワーク90Bを側方に搬送する搬送装置91Wと、排出位置のワーク90Bからパンチ15を離脱させるための1対の係止爪202とが備えられている。
なお、搬送装置91Wは、トランスファ装置91と同様に1対のレール92に1対のフィンガー94を備えた構造をなしている。また、1対のフィンガー94は、エアシリンダ200によって開閉されるようになっている。また、本実施形態では、トランスファ装置91の複数対のフィンガー94もエアシリンダ200で開閉されるようになっている。さらに、1対の係止爪202もエアシリンダ200にて開閉されるようになっている。
図11に示すように、最後の加工ステージSTのノックアウトピン53Zは、前記第1実施形態で説明したノックアウトピン53の第1から第3の突部56A〜56C(図2参照)のうち第1と第2の突部56A,56Bのみを有し、その第2突部56Bがノックアウトピン53Zの下端部に配置されている。
また、図13に示すように、ノックアウトピン53Zの下方の同軸上には、第1付勢機構151Vが設けられている。第1付勢機構151Vは、前記第1実施形態で説明した第1付勢機構151の内部の第1圧縮コイルばね73を、弾性部材としての圧縮空気に替えた構造になっている。
また、本実施形態では、サーボモータ303X,303Yを駆動源とした第1遮断機構153Vと第2遮断機構154Vとが備えられている。
具体的には、第1遮断機構153Vは、ボルスタ支持壁12の前面と台座部11Dと上面との間に差し渡された支持ベース309を備える。そして、ボールねじ機構300のボールねじ300Aの下端部と上端寄り位置とが支持ベース309によって回転可能に支持されている。また、サーボモータ303Xは、ボールねじ300Aと平行に配置されて支持ベース309に固定され、サーボモータ303Xの出力軸とボールねじ300Aの上端部とがプーリ304とタイミングベルト305とを介して連結されている。
また、支持ベース309のうち第1付勢機構151V側を向いた面には、上下方向に延びる1対のガイドレール301が備えられている。1対のガイドレール301には、複数のスライダ302Aがスライド可能に係合し、それらスライダ302Aが固定された昇降ベース302にボールねじ機構300のボールナット300Bが固定されている。
そして、昇降ベース302から第1干渉部材306Xが水平に延び、その第1干渉部材306Xの先端部を上下に貫通する貫通孔に、押上ロッド115の上端部が嵌合している。また、押上ロッド115の上端部には、1対のフランジ115A,115Bが上下に並べて備えられ、第1干渉部材306Xはそれら1対のフランジ115A,115Bの間に配置されている。これにより、図14に示すように、サーボモータ303Xを駆動源にして第1干渉部材306Xが昇降する。そして、第1干渉部材306Xにて押上ロッド115(詳細には、フランジ115B)を押し下げて第1付勢機構151Vからノックアウトピン53Zへの付勢力の伝達を遮断することができる。
一方、第2遮断機構154Vは、ボルスタ支持壁12を挟んで第1遮断機構153Vの反対側に配置され、第1遮断機構153Vと同じ構造を有し、サーボモータ303Yを駆動源にして第2干渉部材306Yが昇降するようになっている。そして、その第2干渉部材306Yの先端部の貫通孔にノックアウトピン53Zにおける第1と第2の56A,56Bの間部分が貫通している。これにより、図14に示すように、第2干渉部材306Yでノックアウトピン53Z(詳細には、第2突部56B)を押し下げてノックアウトピン53Zからワーク90Bへの付勢力の伝達を遮断可能としている。
また、ノックアウトピン53Zのうち第2干渉部材306Yと第1突部56Aの間部分には第2圧縮コイルばね83が挿通され、第2圧縮コイルばね83と第1突部56Aと第2干渉部材306Yとによって第2付勢機構152Vが構成されている。
本実施形態のトランスファプレス機10Bに含まれる最後の加工ステージSTのプレス装置でも、上述した第1及び第2の本実施形態のワーク供給装置45,45Aと同様に、パンチ15とノックアウトピン53Zとがワーク90Bを挟んだ状態でダイ13に対して降下することでプレス加工(絞り加工又はしごき加工)を行う瞬間は、ノックアウトピン53Zが第1と第2の2つの付勢機構151V,152Vによる付勢力を受けてワーク90Bを下方から押圧し、ワーク90Bの膨出変形を防ぐことができる。また、ワーク90Bがプレス加工された直後に、第1遮断機構153Vにより第1付勢機構151Vの押上ロッド115をノックアウトピン53Zから縁切りすることができる。そして、ノックアウトピン53Zによるパンチ15及びワーク90Bへの押圧が抑えられた状態で排出位置までワーク90Bを降下させることができる。そして、その排出位置で、第2遮断機構154Vによってノックアウトピン53Zの上方への移動を規制して、ワーク90Bを側方に排出することができる。また、本実施形態の構成では、ノックアウトピン53Zが降下する際に、第2干渉部材306Yの位置を適宜変更することで、第2付勢機構152Vによるノックアウトピン53Zへの付勢力も変更することができる。
[第4実施形態]
以下、図15〜図17には本実施形態のトランスファプレス機のワーク供給装置45Bについて説明する。なお、本実施形態のトランスファプレス機は、ワーク供給装置45B以外は、第1実施形態のトランスファプレス機10と略同一の構造をなしている。
また、下記の点で本実施形態のワーク供給装置45Bは、第1実施形態のワーク供給装置45と共通している。即ち、図15に示すように、本実施形態のワーク供給装置45Bは、板金89の一部の下面にノックアウトピン130が当接した状態で複合パンチ50の第1パンチ51にて板金89の一部をダイ60の貫通孔61に押し込んでワーク90として打ち抜く。その後、第1パンチ51から下方に延びて第2パンチ52とノックアウトピン130との間でワーク90が挟まれた状態で降下する。そして、1対のフィンガー94の係合溝94Aにワーク90が係合した位置からノックアウトピン130はさらに降下すると共に第2パンチ52は上昇する。そして、それらノックアウトピン130及び第2パンチ52が1対のフィンガー94の間から待避してから、1対のフィンガー94が加工ステージSTへとワーク90を搬送する。また、上記ノックアウトピン130の下方には、第1実施形態で説明した第1及び第2の付勢機構151,152と、第1及び第2の遮断機構153,154とが備えられ、それらは第1実施形態と同様に動作する。
以下の点で、本実施形態のワーク供給装置45Bは、第1実施形態のワーク供給装置45と異なる。即ち、図17に示すように、ノックアウトピン130の周面のうち周方向で180度離れた2箇所には、1対の縦溝131が形成されている。1対の縦溝131は、角溝形状をなし、ノックアウトピン130の上面にも開口している。また、1対の縦溝131は、1対のフィンガー94の対向方向と直交する方向に並ぶように配置されている。
図16に示すように、1対のフィンガー94の対向方向と直交する方向でノックアウトピン130を間に挟んだ2位置には、1対のワーク落下防止部材134が設けられている。図17に示すように、それら1対のワーク落下防止部材134は、直方体状の支持ブロック132から係合部133が突出した構造をなしている。支持ブロック132がダイホルダ48に固定され、図示しないが支持ブロック132の上面がフィンガー94の下面と同じ高さかそれより僅かに下方となる位置に配置されている。
係合部133は、1対のフィンガー94の対向方向と直交する方向に延びる角柱状をなし、支持ブロック132の側面と上面とから突出し、ノックアウトピン130の縦溝131に係合している。また、図示しないが、係合部133の上面は、1対のフィンガー94の係合溝94Aに係合したワーク90の下面と同じ高さかそれより僅かに下方となる位置に配置されている。
本実施形態の構成によれば、ワーク90が1対のフィンガー94に挟持された後、そのワーク90からノックアウトピン130が離間しても、1対のワーク落下防止部材134よってワーク90が落下することが防がれる。なお、1対のフィンガー94が搬送方向に移動するときには、係合部133は1対のフィンガー94と干渉せずに通過する。
[他の実施形態]
本発明は、前記実施形態に限定されるものではなく、前記第1〜第4実施形態を適宜、組み合わせた構成についても本発明の技術的範囲に含まれ、さらに、要旨を逸脱しない範囲内で種々変更して実施することができる。
42 カムシャフト
42A 第1カム
42B 第2カム
44A 第1レバー
44B 第2レバー
45,45A,45B ワーク供給装置(プレス装置)
50,50A 複合パンチ
51,51A 第1パンチ
52,52A 第2パンチ
53,53X,53Z,130 ノックアウトピン
56A 第1突部(ばね上当接部)
56B 第2突部(段付突部)
57 アシストロッド
58 干渉部材
60 ダイ
60A 第1ダイ
60B 第2ダイ
61,61A,61B 貫通孔
73 第1圧縮コイルばね
83 第2圧縮コイルばね
89 板金
90,90A,90B ワーク
111 下側支持ベース
113 上側支持ベース(ばね下当接部)
114 シリンダ
115 押上ロッド
151,151V 第1付勢機構
152,152V 第2付勢機構
153,153V 第1遮断機構
154,154V 第2遮断機構
306X 第1干渉部材
306Y 第2干渉部材

Claims (4)

  1. パンチとノックアウトピンとがワークを挟んだ状態でダイに対して降下することで前記ワークにプレス加工を行ってから、前記パンチと前記ノックアウトピンとが前記ダイの下方の排出位置まで移動し、そこから前記ワークが側方に排出されるプレス装置において、
    前記ノックアウトピンに上向きの第1付勢力を付与する第1付勢機構と、
    前記ノックアウトピンに上向きの第2付勢力を付与する第2付勢機構と、
    前記ワークにプレス加工を行った直後に、前記第1付勢機構に対して上方への移動を規制するように干渉して、前記第1付勢機構から前記ノックアウトピンへの力の伝達を遮断する第1遮断機構と、
    前記ワークが前記排出位置に到達した後、前記ノックアウトピンに対して上方への移動を規制するように干渉して、前記ノックアウトピンから前記ワークへの力の伝達を遮断する第2遮断機構と、を備えるプレス装置。
  2. 前記パンチは、筒形の第1パンチと、その内側に嵌合した第2パンチとからなる複合パンチであって、
    前記プレス加工は、前記ダイの上面に配置された板金の一部を前記ワークとして前記第1パンチと前記ノックアウトピンとで挟んで打ち抜く打抜加工であり、
    前記打抜加工の直後に前記第1パンチの内側から前記第2パンチが下方に延びて前記ノックアウトピンとの間で前記ワークを挟んで前記排出位置まで移動する請求項1に記載のプレス装置。
  3. 前記第1付勢機構は、
    前記ノックアウトピンの下方の延長線上に配置されて、上下に移動可能に支持された押上ロッドと、
    前記押上ロッドを上方に向けて付勢する圧縮コイルばね、圧縮ガスその他の弾性部材と、を備えてなり、
    前記第2付勢機構は、
    前記ノックアウトピンに挿通される圧縮コイルばねと、
    前記ノックアウトピンに設けられ、前記圧縮コイルばねに上方から当接するばね上当接部と、
    前記圧縮コイルばねに下方から当接するばね下当接部と、を備えてなる請求項1又は2に記載のプレス装置。
  4. 水平に延びるカム駆動シャフトと一体に回転する第1及び第2のカムが設けられ、
    前記第1遮断機構には、
    前記第1のカムに従動し、前記押上ロッドの上端部に対して、上方への移動を規制する位置と、その規制を解除する位置とに回動する第1レバーが備えられ、
    前記第2遮断機構には、
    前記ノックアウトピンと横並びに配置されて上下方向に延びかつ、上下に移動可能に支持されたアシストロッドと、
    前記アシストロッドに固定されて前記ノックアウトピン側に張り出し、前記ノックアウトピンのうち前記ばね下当接部より下側部分が貫通する貫通孔を有する干渉部材と、
    前記ノックアウトピンに設けられ、前記干渉部材に下方から対向する段付突部と、
    前記第2のカムに従動し、前記アシストロッドの下端部に対して、上方への移動を規制する位置と、その規制を解除する位置とに回動する第2レバーとが備えられている請求項3に記載のプレス装置。
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