JP4351118B2 - フィンガ開閉式トランスファ装置 - Google Patents

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Description

本発明は、トランスファ装置に関し、更に詳しくは、ワークを順次次の加工工程へ移送する際に各加工工程にあるワークをフィンガにより把持して次の加工工程に移送するフィンガ開閉機構を備えたトランスファ装置に関するものである。
従来、この種のトランスファ装置としては、例えば、金属帯板状の被加工素材を間欠的に一定の送り量ずつプレス機へ送給してその材料を円板状に打抜き、この打抜いた材料(ブランク材)を複数の加工工程に順次移送しながら、深絞り加工等を施すことにより完成加工品(例えば、乾電池ケース、水晶振動子ケース、化粧品キャップ、薬きょう等)を連続的に生産するものが既に知られている。
このようなトランスファ装置において、打抜いたブランク材を把持して次の加工工程まで移送し、或いは各加工工程にある被加工材を把持して次の加工工程へ順次移送するためのフィンガ開閉機構を備えたものが知られている。(例えば、特許文献1参照)。また、別の従来例として、フィンガを保持するトランスファバー自体が開閉動作を行うものが公知になっている(例えば、特許文献2参照)。
具体的には、特開2002−321030号公報に記載の従来技術1のトランスファ装置は、複数対のフィンガが保持される一対のトランスファバーとそのフィンガを開閉させる一対のフィンガ開閉バーとを備え、このトランスファバーとフィンガ開閉バーとを相対移動可能に連繋してトランスファ駆動手段により一体的にワーク搬送方向へ移送し、フィンガ開閉駆動手段によりトランスファバーとフィンガ開閉バーとの相対位置を変更させることによりフィンガを開閉させるものである。
また、特開2001−96327号公報に記載の従来技術2に示されるものは、一対のトランスファバーを上下移動させるとともに把持位置と非把持位置とに遠近移動させる上下遠近移動機構と、この上下遠近移動機構を駆動する上下遠近駆動機構とを備えて、移送中のワーク底面が、ダイまたはノックアウトの上面に摺接しないようにして次の加工工程へワークを順次搬送するようにしたものである。
特開2002−321030号公報 特開2001−96327号公報
しかしながら、上記した従来の、例えば特許文献1に示されるトランスファ装置のように、トランスファバー上にフィンガ開閉バーが設置されていると可動部品の質量が重く、慣性力が大きくなって、高速化できないという問題がある。
さらに、特許文献2のようにフィンガを保持するトランスファバー自体が開閉動作を行うものは高速運転時、トランスファバーの中央部に撓み振動が発生し、被加工材のフィンガによる把持不良の原因となり問題があった。
本発明の解決しようとする課題は、一対のトランスファバーのワーク移送方向への往復移動と、一対のフィンガ開閉バーの平行状態を保ったまま揺動する平行移動とを、それぞれ別駆動源により独立して行うことにより、可動部質量が軽量化され、慣性力が小さくなり、トランスファバーの高速移動を可能とすると共に、フィンガ開閉バーの開閉動作の迅速化を図ることにより、従来のものより高速運転が可能なフィンガ開閉式トランスファ装置を提供することにある。そしてこれによりワークの加工スピードを高め、生産性の向上を図るものである。
上記課題を達成するため、請求項1の発明に係るフィンガ開閉式トランスファ装置は、ワーク移送方向に等ピッチに設けられた複数の加工工程を挟んで、ワーク移送方向にピッチで往復移動可能に設けられた一対のトランスファバーと、一対のトランスファバーに互いが対峙して取り付けられ、外力が作用する突出部を一体的に有しかつ弾性部材によりワーク把持方向に付勢されて開閉可能な複数対のフィンガと、トランスファバーに平行に外側位置に設けられ、かつフィンガがワークを把持するときの弾性部材の撓み代として設定された隙間を持って突出部が遊挿可能な溝がワーク移送方向に沿って形成されるとともに、一端側が固定軸を支点にして揺動可能に平行に並置された複数の平行リンクの他端側各々に連結されて、平行状態を保ったまま揺動して平行移動が可能な一対のフィンガ開閉バーと、一対のトランスファバーを一体的にワーク移送方向に往復移動するトランスファ駆動部と、一対のフィンガ開閉バーを平行リンクを介してそれぞれ対称的に平行移動するフィンガ開閉駆動部とで構成し、トランスファ駆動部により一対のトランスファバーをワーク移送方向に往復移動すると同時に、フィンガ開閉駆動部により、フィンガ開閉バーに形成の溝とフィンガに設けた突出部とを係合させながら、一対のフィンガ開閉バーをそれぞれ対称的に平行移動し、トランスファバーに取り付けられたフィンガをワーク把持方向に開閉するようにしたことを最も主要な特徴とする。
請求項2の発明は、請求項1に記載のフィンガ開閉式トランスファ装置において、設定された隙間は、フィンガがワークを正常に把持するときの弾性部材の撓み代にワークを正常に把持できない場合の更なる撓み代を加えて設定された隙間であることを特徴とする。
請求項の発明は、請求項1乃至2に記載のフィンガ開閉式トランスファ装置において、フィンガに設けられた突出部はローラで構成されたことを特徴とする。
請求項の発明は、請求項1乃至に記載のフィンガ開閉式トランスファ装置において、フィンガは、ワーク移送方向に直交する方向に往復動可能であることを特徴とする。
請求項5の発明は、請求項1乃至4のいずれかに記載のフィンガ開閉式トランスファ装置において、トランスファ駆動部及びフィンガ開閉駆動部の少なくとも一方は、確動カム機構を介して動力伝達することを特徴とする。
請求項6の発明は、請求項1乃至4のいずれかに記載のフィンガ開閉式トランスファ装置において、トランスファ駆動部及びフィンガ開閉駆動部の少なくとも一方は、クランク機構を介して動力伝達することを特徴とする。
請求項7の発明は、請求項1乃至6のいずれかに記載のフィンガ開閉式トランスファ装置において、トランスファ駆動部及びフィンガ開閉駆動部は、サーボモータを駆動源とすることを特徴とする。
請求項8の発明は、請求項1乃至7のいずれかに記載のフィンガ開閉式トランスファ装置において、一対のトランスファバーの外側に撓み防止用のガイドを設置したことを特徴とする。
本発明の請求項1に記載のフィンガ開閉式トランスファ装置によれば、トランスファ駆動部により一対のトランスファバーをワーク移送方向に往復移動すると同時に、フィンガ開閉バーに形成の溝とフィンガに設けた突出部とを係合させて、独立してフィンガ開閉駆動部により一対のフィンガ開閉バーを対称的に平行状態を保ったまま揺動して平行移動をし、トランスファバーに取り付けられたフィンガを開閉することができる。(以下、平行状態を保ったまま揺動して平行移動することをを単に平行移動という。)
したがって、一対のトランスファバーの往復移動と一対のフィンガ開閉バーの平行移動とは、独立して行われるので、それぞれの可動部の質量が軽減されプレス機の高速化に対応できる。また、一対のフィンガ開閉バーがワーク移送方向と交差する方向へ平行移動することにより、その分力としてワーク把持方向に一対のフィンガを開閉することが可能となる。
また、一対のフィンガは、一対のトランスファバーに弾性部材により閉じる方向に付勢されつつ取り付けられ、かつフィンガの後端部に設けた突出部とフィンガ開閉バーの溝との間は設定された隙間を持たせたので、フィンガでワークを把持するときは、フィンガがワークに当接後も、ワークに当接したときの弾性部材の付勢力により把持されるようにすることができ、その結果一定の付勢力でワークを把持することができるので、ワークを安定してかつ傷が生じないように把持することができる。
本発明の請求項2に記載のフィンガ開閉式トランスファ装置によれば、一工程で把持を失敗しても、フィンガは後退代が確保されているので、フィンガ開閉バーは所定量前進することができ、他の工程でのワークの把持が可能となる
また、フィンガは、フィンガ開閉バーが内側方向に平行移動するときは、ワークに当接するまでは弾性部材の伸張とともに閉じられ、当接後は弾性部材とともにその位置が保持され、フィンガ開閉バーのみが移動する。また、フィンガ開閉バーが外側方向に平行移動するときは、フィンガ開閉バーの内側の溝壁がカムフォロアに当接するまでは、弾性部材の長さが維持されフィンガの位置が保持され、内側の溝壁がカムフォロアに当接したあとは、弾性部材が圧縮されるとともに、フィンガはワークから離反し始め開かれる。ここで、フィンガ開閉バーが内側方向に平行移動するときは、フィンガはフィンガ開閉バーとともに弾性部材に押圧される形で閉じられるが、プレスが高速回転になり弾性部材の付勢力では追従できないときは、フィンガ開閉バーの溝の外側の壁によりフィンガ突出部が押圧されて閉じられ、その結果、確実なタイミングでフィンガを閉じることができるようになる。また、フィンガ開閉バーが外側方向に平行移動するときも、弾性部材の付勢力に打ち勝ちながらフィンガ開閉バーの溝の内側の壁によりフィンガ突出部が押圧されて開かれるので、プレスが高速回転になったときにも、確実なタイミングでフィンガを開くことができる。その結果、プレスの高速化が可能となる。
請求項によると、フィンガに設けられた突出部はローラで構成したので、平行移動するフィンガ開閉バーに形成の溝と係合する部分が少なくなり、また特に転がりローラにした場合、摩擦抵抗が軽減され摩耗が減少し、滑らかな動作となり高速化と高寿命化が可能となる。
請求項によると、一対のフィンガは、ワーク移送方向に直交する方向に往復動可能であるので、効率よくワークを把持することが可能となる。また、ワークに対するフィンガの把持中心の芯だし作業が簡単になる。
請求項5によると、トランスファ駆動部及びフィンガ開閉駆動部の少なくとも一方は、確動カム機構を介して動力伝達するようにしたので、トランスファバー及びフィンガ開閉バーの少なくとも一方は、ダンピングがなくなり高速運転が可能となる。
請求項6の発明によると、トランスファ駆動部及びフィンガ開閉駆動部の少なくとも一方は、クランク機構を介して動力伝達するようにしたので、トランスファバー及びフィンガ開閉バーの少なくとも一方は、スムーズな往復移動ができ高速運転が可能となる。
請求項7の発明によると、トランスファ駆動部及びフィンガ開閉駆動部の少なくとも一方は、サーボモータを駆動源とするようにしたので、トランスファバー及びフィンガ開閉バーは、それぞれ独立して往復移動の速度及び位置の制御が可能となり、高速でのプレス運転及び高精度な位置決めが可能となる。
請求項8の発明によると、一対のトランスファバーの外側に撓み防止用のガイドを設置したので、ワークを把持するときの反力によるトランスファバーの撓みが抑えられ、トランスファバーの平行状態が保持されることによりワークを確実に把持することが可能となり、さらに高速度での生産の安定化が図られることになる。
以下に本発明の一実施形態に係るフィンガ開閉式トランスファ装置について説明する。図1は、一実施形態としてのフィンガ開閉式トランスファ装置を取り付けたトランスファプレス機の主要部分を示す正面視断面図である。また、図2は図1のトランスファプレス機のA−A矢視図である。このトランスファプレス機は、帯板状の金属材料を一定の送り量ずつ間欠的にプレス機へ送給して、金型により、円板状に打ち抜き、得られたワークWを複数の深絞り加工工程に順次移送しながら、深絞り加工を進め、最終的に完成加工品を製造するものである。
図1、2に示すように、このトランスファプレス機10には、昇降自在に設けたスライド16下面とボルスタ面14との間に、図示しないが、上台と下台からなるダイセットが設けられている。すなわち、スライド16下面にはパンチホルダが工程ごとに取り付けられた上台が、ボルスタ面14上にはダイホルダが加工工程ごとに取り付けられた下台が設けられている。そして、ダイホルダにはダイが、パンチホルダには、ダイに対峙してパンチが取り付けられている。各加工工程においてパンチとダイとの協働でプレス加工されたワークWは、図示左から右に向かって移送される。
ダイは、加工工程ごとに、ワークWの移送方向に等ピッチに複数設けられ、各ダイに対峙して複数のパンチが等ピッチに設けられている。各加工工程を挟んでワーク移送方向に一対のトランスファバー24A,24Bが、平行に往復移動可能に設けられている。トランスファバー24A,24Bは、トランスファプレス機10の左側側面に取り付けられた、サーボモータ15aを駆動源とするトランスファ駆動部18に連結されており、このトランスファ駆動部18により工程間ピッチで往復移動される。
トランスファバー24A,24Bの外側には、このトランスファバー24A,24Bに平行に、一対のフィンガ開閉バー26A,26Bが、一端側が固定台23等に固定された固定支点ピン25a,25a,25aに揺動可能に軸支された3個の平行リンク17、17,17の他端側に、移動支点ピン25b、25b、25bを介して、それぞれ平行状態を保ったまま揺動して平行移動可能に軸支され、いわゆる平行リンク機構を構成している。一対のフィンガ開閉バー26A,26Bの図示右側のそれぞれの基端部は、連結リンク29a,29bの両端に設けられた支点ピン30a、30bを介して、取付基板57に相対位置変更可能に連結されている。これらの連結により、一対のフィンガ開閉バー26A,26Bは取付基板57の往復移動により、連結リンク29a,29bを介して、一端側の固定支点ピン25a,25a,25aを支点にして揺動する平行リンク17、17,17の他端側移動支点ピン25b、25b、25bとともに、平行状態を保ったまま揺動する平行移動が可能となっている。また、フィンガ開閉バー26A,26BにはワークWの移送方向に沿って上面中央に長溝状の溝22a、22bが形成されている。
取付基板57は、トランスファプレス機10の右側側面に取り付けられた、サーボモータ15bを駆動源とするフィンガ開閉駆動部19と連結されており、フィンガ開閉駆動部19により取付基板57が往復移動され、それにより一対のフィンガ開閉バー26A,26Bは平行移動をする。
各トランスファバー24A,24Bには、各加工工程ごとにワークWを把持するための複数対のフィンガ28A,28Bが対向して設けられている。図7はフィンガ28A,28BがワークWを把持している状態の平面図である。図8は図7のB−B矢視図である。図に示すように、トランスファバー24A,24Bにはワーク移送方向と直交するワーク把持方向に貫通孔24a、24bが加工工程に対応して穿孔され、ブッシュを介してフィンガ28A,28Bが摺動可能に挿入されている。各フィンガ28A,28Bは、図7に示すように、それぞれ把持部28Aa,28Baと基軸部28Ab,28Bbとで構成されている。
フィンガ28A,28Bの基軸端にはカムフォロア32(請求項に記載の突出部又はローラ)が設けられており、このカムフォロア32がフィンガ開閉バー26A、26B上面のワークWの移送方向の溝22a,22bに、所定の間隙を持たせて遊挿されている。そのフィンガ28A,28Bの基軸段付き部には弾性部材34がセットされ、フィンガ28A,28Bは常時ワークWを把持する方向に付勢されている。フィンガ28A,28Bの開閉動作は、ワーク移送方向と交差する方向へ平行移動するフィンガ開閉バー26A,26Bのワーク把持方向への分力によって開閉される。
また、フィンガ開閉バー26A,26B上面に溝22a,22bを設けることで、フィンガ開閉バー26A,26Bが外側へ平行移動したときに、ワークW側(内側)の溝壁によりカムフォロア32を押圧し、弾性部材34の付勢力に打ち勝って、強制的にフィンガ28A,28Bを開き、内側へ移動したときに、カムフォロア32が弾性部材34の付勢力によりワークW側(内側)の溝壁に押圧されながら、開閉バー26A,26Bの移動とともにフィンガ28A,28Bを閉じる。この閉じるときに、弾性部材34によるフィンガ閉動作の応答遅れがあれば、外側の溝壁でこれを押圧し補助し、確実なフィンガ開閉動作を可能としている。これにより高速化に対応することができる。
図8で説明すると、フィンガ部には、トランスファバー24A,24Bに対してフィンガ28A,28Bが常時ワークWを把持する方向に付勢する弾性部材34が設けられている。フィンガ開閉バー26A,26Bが内側方向に平行移動するとき、フィンガ28A,28Bは、ワークWに当接するまでは弾性部材34の伸張とともに閉じられ、当接後は、弾性部材34は当接時の長さを維持したまま、その位置が保持され、カムフォロア32と内側の溝壁との間に隙間が生じる。そしてフィンガ開閉バー26A,26Bが前進端まで達すると、内側の溝壁とカムフォロア32との間に隙間g1が生じ、そのときの弾発力によりワークWは把持される。また、このフィンガ28A,28BがワークWを把持しているとき、フィンガ開閉バー26A,26B上面の溝22a,22bの外側の溝壁とカムフォロア32の間には隙間g2が生じるように設定されている。隙間g2は、弾性部材34の更なる撓み代である。図8はこのときのワークWを把持した状態を示している。
フィンガ開閉バー26A,26Bが外側方向に平行移動するとき、フィンガ開閉バー26A,26Bの内側の溝壁がカムフォロア32に当接するまでは、弾性部材34の長さが維持されつつフィンガ28A,28Bはワークを挟持した状態でその位置が保持され、フィンガ開閉バーのみが移動し、フィンガ開閉バー26A,26Bの内側の溝壁とカムフォロア32との隙間g1が縮められる。そして、内側の溝壁がカムフォロア32に当接したあとは、弾性部材34が圧縮されるとともに、フィンガ28A,28BはワークWから離反し始め開かれる。
フィンガ28A,28Bの閉動作中に、ある加工工程でワーク把持部28Aa,28aにワークWがうまく把持されなく、フィンガ28A,28Bが所定位置に達しない場合には、フィンガ開閉バー26A,26Bとカムフォロア32の間に更なる撓み代の隙間g2が設けられているので、その加工工程のフィンガ28A,28Bのみがg2が小さくなり、フィンガ開閉バー26A,26B自体は所定位置まで移動可能となっている。そのため、他の工程のワークWは正規に把持することができるようになっている。
また、トランスファバー24A,24Bのワーク把持方向のたわみを防止するために、トランスファバー24A,24Bの外側(フィンガ開閉バー26A,26B側)にガイドローラ21がそれぞれ片側に複数個ずつ設置されている。これによりトランスファバー24A,24Bのたわみを防止し真っ直ぐな状態に保つことが可能となり、ワークWの把持ミスを防止することができる。
次にトランスファ駆動部18について図1及び図3に基づき説明する。図3は本実施形態のトランスファ駆動部18の平面図である。本機フレーム11の左側面に設けられたブラケット13aに、サーボモータ15aからの駆動力によりスライド16の上下移動に同期して回転駆動されるトランスファ駆動軸41が、軸受を介して回転自在に垂直に支持されている。更に、ブラケット13aには、ワーク移送方向に延びる2本の案内軸43a,43bが固定部材45a,45b間に平行に取り付けられている。この案内軸43a,43bには、トランスファバー24A,24Bの左端部を連結する連結板46を把持して係合する連結ブロック板47が一体的に取り付けられた移動体49が、ワーク移送方向に往復移動可能に装着されている。
トランスファ駆動軸41には、トランスファバー24A,24Bを直線往復移動させるための確動カム40が、水平面内で回転可能に図示しないキーにより回り止めされて取り付けられている。この確動カム40の回転に伴ってその周面に沿ってワーク移送方向に従動するカムフォロア42a,42bが、移動体49に設けられており、トランスファ駆動軸41とともに確動カム40が一回転する間に、移動体49と一体的に取り付けられたトランスファバー24A,24Bは、加工工程間のピッチだけ一往復移動するようになっている。
このトランスファ駆動部18には、カム機構に換えクランク機構を用いることも可能で、そのクランク機構を用いたトランスファ駆動部18Aを図4に示す。本機フレーム11の左側面に設けられるブラケット13aに、サーボモータ15aからの駆動力によりスライド16の上下移動に同期して回転駆動されるトランスファ駆動軸61が、軸受を介して回転自在に垂直に支持されている。更に、ブラケット13aには、ワーク移送方向に延びる2本の案内軸43a,43bが固定部材45a,45b間に平行に取り付けられている。この案内軸43a,43bには、移動体69がワーク移送方向に往復移動可能に装着されている。移動体69には、トランスファバー24A,24Bの左端部を連結する連結板46を把持して係合する連結ブロック板47が一体的に取り付けられている。
そしてトランスファ駆動軸61には、トランスファバー24A,24Bを直線往復移動させるための回転体60が、水平面内で回転可能に図示しないキーにより回り止めされて取り付けられている。回転体60の偏心位置には、一方端が移動体69にピン62aにより回転可能に結合されている連結部材64の他方端が、ピン62bにより回転可能に結合されている。そして、トランスファ駆動軸61とともに回転体60が一回転する間に、トランスファバー24A,24Bは回転体60の中心から偏心位置までの偏心量の2倍で、すなわち加工工程間のピッチだけ一往復移動するようになっている。
次にフィンガ開閉バー26A,26Bを平行移動するフィンガ開閉駆動部19について図1,5に基づいて説明する。本機フレーム11の右側面には、フィンガ開閉バー26A,26Bを平行移動させるためのフィンガ開閉駆動部19が、ブラケット13bを介して設けられている。すなわち、ブラケット13bにサーボモータ15bを駆動源とし回転駆動されるフィンガ開閉駆動軸51が軸受を介して回転自在に垂直に支持され、また、ブラケット13bの軸受部材55a,55bには、図示しない軸受ブッシュを介して、ワーク移送方向に摺動可能に2本の移動軸53a,53bが平行に取り付けられている。この移動軸53a,53bのフレーム11側端は連結ブロック57により一体的に固定されており、この連結ブロック57とフィンガ開閉バー26A,26Bとは、連結リンク29a,29b及びその両端の支点ピン30a、30bを介して、それぞれ回動可能に取り付けられ連結されている。移動軸53a,53bには移動体59a,59bが一体的に取り付けられ、軸受部材55a,55bに設けた図示しない軸受ブッシュに案内されて、移動軸53a,53bとともに移動体59a,59bはワーク移送方向に移動可能となっている。
そして、フィンガ開閉駆動軸51には、上下2枚のカムで構成された確動カム50が、図示しないキーにより回り止めされて水平面内で回転可能に取り付けられている。移動体59a,59bには、確動カム50の回転に伴って、その周囲に沿ってワーク移送方向に従動するカムフォロア52a,52bが設けられている。フィンガ開閉駆動軸51とともに確動カム50が回転すると、カムフォロア52a,52bを介して、移動体59a,59b、移動軸53a,53b、連結ブロック板57が一体的に往復移動する。同時に連結リンク29a,29b、及び6個の平行リンク17を介して、フィンガ開閉バー26A,26Bがワーク移送方向と交差する方向に平行移動する。
フィンガ開閉駆動部19は、カム機構に換えて、クランク機構によっても駆動することが可能である。そのフィンガ開閉駆動部19Aを図6に基づいて説明する。本機フレーム11の右側面にフィンガ開閉駆動部19Aがブラケット13bを介して設けられている。すなわち、ブラケット13bに、サーボモータ15bに回転駆動されるフィンガ開閉駆動軸71が軸受を介して回転自在に垂直に支持され、また、ブラケット13bの軸受部材55a,55bには、図示しない軸受ブッシュを介して、ワーク移送方向に摺動可能に2本の移動軸53a,53bが平行に取り付けられている。この移動軸53a,53bのフレーム11側端は連結ブロック57により一体的に固定されており、この連結ブロック57とフィンガ開閉バー26A,26Bとは、連結リンク29a,29b及びその両端の支点ピン30a、30bを介して、それぞれ回動可能に取り付けられ連結されている。また、移動軸53a,53bには移動体79が一体的に取り付けられており、この移動体79、移動軸53a,53b、連結ブロック57は、軸受部材55a,55bに設けた図示しない軸受ブッシュに案内されて、一体でワーク移送方向に移動可能となっている。
クランク駆動軸71には、回転体70が図示しないキーにより回り止めされて水平面内で回転可能に取り付けられている。回転体70の偏心位置には、一方端がピン72bにより移動体79に回転可能に結合された連結部材74の他方端が、ピン72aにより回転可能に結合されている。そして、クランク駆動軸71とともに回転体70が一回転すると、連結部材74を介して、移動体79、移動軸53a,53b、連結ブロック板57が一体的に、回転体70の中心から偏心位置までの偏心量の2倍のピッチだけ往復移動する。同時に、連結リンク29a,29b、及び6個の平行リンク17を介して、フィンガ開閉バー26A,26Bが、ワーク移送方向と交差する方向に平行移動する。
このように構成された本実施形態のフィンガ開閉式トランスファ装置によれば、スライド16がボルスタ面14に向けて昇降することにより、このプレス機に送給される金属帯板状の被加工素材は、ダイとパンチの協働により円板状のワークWに打ち抜かれ、その後、フィンガ開閉式トランスファ装置により次の各加工工程に移送され、順次プレス加工が施される。
各加工工程に位置するワークWは、スライド16の下降により、パンチとともにダイの中へ送り込まれ、フィンガ28A,28Bから離れて絞り加工され、下死点位置まできて絞りが完了する。次いでワークWは、スライド16の上昇に伴い移送面までノックアウトされ、フィンガ28A,28Bで把持され、さらにパンチが上昇しワークWから離れると次の工程へ移送される。
次に、スライド16、トランスファバー24A,24B、フィンガ開閉バー26A,26B及びフィンガ28A,28Bの動作を図9を元に説明する。図9は、プレス機のスライド16、トランスファバー24A,24B、フィンガ開閉バー26A,26B及びフィンガ28A,28Bの動作タイミング線図である。
トランスファ駆動軸41およびフィンガ開閉駆動軸51は、スライド16が昇降するのに同期して、個々に駆動される。まず、上死点にあるスライド16が、図示プレス角度180°で下降を始めると、ワークWをフィンガ28A,28Bで把持して前進途中であるトランスファバー24A,24Bが、トランスファ駆動部18で駆動されてさらに前進し、プレス角度220°で前進端まで達したあと、さらにスライド16が下降することにより、パンチがワークWとともにダイの中に挿入され、各加工工程においてブランキング及び絞り加工が行われる。このスライド16の下降端間際、プレス角度280°で、フィンガ開閉駆動部19で駆動されて、フィンガ開閉バー26A,26Bが平行状態を保ったまま揺動しながら後退し、その後退によりカムフォロア32がフィンガ開閉バー26A,26B上面の溝22a,22bの内側壁に押圧されてフィンガ28A,28Bが開かれる。そしてプレス角度310°で、フィンガ28A,28Bが開かれたまま、カムフォロア32が溝22a,22bの中を通過しながら、トランスファバー24A,24Bが後退し前工程の位置に戻り待機する。
プレス角度0°で、スライド16はパンチとともに上昇し、それに連れてノックアウトされながら、ワークWが移送高さまで上昇する。プレス角度60°で、フィンガ開閉バー26A,26Bがワーク移送方向と交差する内側方向へ前進し始め、プレス角度80°でフィンガ28A,28Bが閉じられワークWを把持する。プレス角度130°で、フィンガ28A,28Bが閉じられワークWを把持したまま、カムフォロア32が溝22a,22bの中を通過しながら、トランスファバー24A,24Bが前進し、ワークWは次工程へ移送される。そして、プレス角度180°でスライド16が再度下降し始める。こうして再び各加工工程に位置されるワークWは、トランスファ駆動部18によるトランスファバー24A,24Bの各加工工程ピッチでの前進後退、及びフィンガ開閉駆動部19によるフィンガ28A,28Bの開閉の繰り返しにより、順次各加工工程へ移送されながら最終的に完成加工品が得られる。
ここで、トランスファバー24A,24Bの往復移動は、図3に示す実施例トランスファ駆動部18においては、確動カム40の回転に従動して、移動体49が連結板46とともにワーク移送方向へ移動して行われる。又は、図4に示す実施例トランスファ駆動部18Aにおいては、回転体60の回転を連結部材64で直線運動に変換して、移動体69が連結板46ともにワーク移送方向へ移動して行われる。また、フィンガ開閉バー26A,26Bの平行移動は、図5に示す実施例フィンガ開閉駆動部19においては、確動カム50の回転に従動するカムフォロア52a,52bとともに、移動体59a、59bが移動軸53a,53b、連結ブロック板57と一体的に移動することにより、連結リンク29a,29b及び複数の平行リンク17を介して行われる。又は、図6に示す実施例フィンガ開閉駆動部19Aにおいては、回転体70の回転を連結部材74で直線運動に変換して、移動体79が移動軸53a,53b、連結ブロック板57と一体的に移動することにより、連結リンク29a,29b及び複数の平行リンク17を介して行われる。
そして、フィンガ28A,28Bの開閉は、フィンガ開閉バー26A,26Bの平行移動により、フィンガ開閉バー26A,26B上面のワークWの移送方向の溝22a,22bの内側壁とカムフォロア32との係合により行われる。すなわち、フィンガ開閉バー26A,26Bが前進し内側へ揺動する平行移動をすると、溝22a,22bの内側壁にカムフォロア32が弾性部材34の付勢力により当接しながら、フィンガ28A,28Bは閉じられる。フィンガ開閉バー26A,26Bが後退し外側へ揺動する平行移動をすると、溝22a,22bの内側壁が、弾性部材34の付勢力に打ち勝ち、カムフォロア32を引張りながら、フィンガ28A,28Bは開かれる。
以上、本発明の一実施形態について説明したように、スライド16の昇降移動のタイミングに同期して、トランスファ駆動部18又は18Aにより、トランスファバー24A,24Bがワーク移送方向に直線往復移動し、フィンガ開閉駆動部19又は19Aによりフィンガ開閉バー26A,26Bがワーク移送方向と交差する方向へ平行移動するものである。トランスファバー24A,24Bとフィンガ開閉バー26A,26Bを別置きにし、それぞれ別の駆動とすることにより、可動部質量が軽量化され、慣性力が小さくなるため高速可能となり、生産スピードを上げることが可能となる。
なお、本発明に係るフィンガ開閉式トランスファ装置は、上述した実施の形態に何ら限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において、さまざまな形態に構成することができる。例えば、上述の実施例において、フィンガに設けられた突出部は転がり式のカムフォロアであるが、単なる円柱状の突起であってもよいし、滑り式のローラであってもよい。
本発明の一実施形態のフィンガ開閉式トランスファ装置を取り付けたトランスファプレス機の主要部分を示す正面視断面図である。 図1に示したトランスファプレス機のA−A矢視図である。 トランスファ駆動部を示す図である。 その他の実施例によるトランスファ駆動部を示す図である。 フィンガ開閉駆動部を示す図である。 その他の実施例によるフィンガ開閉駆動部を示す図である。 フィンガ部を示す図である。 図7のB−B断面図である。 スライド、トランスファバー、フィンガ開閉バー及びフィンガの動作を示すタイミング線図である。
符号の説明
10 トランスファプレス機
15a,15b サーボモータ
17 平行リンク
18,18A トランスファ駆動部
19,19A フィンガ開閉駆動部
21 ガイドローラ
22a,22b 溝
23 固定台
24A,24B トランスファバー
26A,26B フィンガ開閉バー
28A,28B フィンガ
29a,29b 連結リンク
32 カムフォロア
34 弾性部材
40 確動カム
50 確動カム
W ワーク

Claims (8)

  1. ワーク移送方向に等ピッチに設けられた複数の加工工程を挟んで、前記ワーク移送方向に前記ピッチで往復移動可能に設けられた一対のトランスファバーと、
    前記一対のトランスファバーに互いが対峙して取り付けられ、外力が作用する突出部を一体的に有しかつ弾性部材によりワーク把持方向に付勢されて開閉可能な複数対のフィンガと、
    前記トランスファバーに平行に外側位置に設けられ、かつ前記フィンガが前記ワークを把持するときの弾性部材の撓み代として設定された隙間を持って前記突出部が遊挿可能な溝が前記ワーク移送方向に沿って形成されるとともに、一端側が固定軸を支点にして揺動可能に平行に並置された複数の平行リンクの他端側各々に連結されて、平行状態を保ったまま揺動して平行移動が可能な一対のフィンガ開閉バーと、
    前記一対のトランスファバーを一体的に前記ワーク移送方向に往復移動するトランスファ駆動部と、
    前記一対のフィンガ開閉バーを前記平行リンクを介してそれぞれ対称的に平行移動するフィンガ開閉駆動部とで構成し、
    前記トランスファ駆動部により前記一対のトランスファバーを前記ワーク移送方向に往復移動すると同時に、前記フィンガ開閉駆動部により、前記フィンガ開閉バーに形成の前記溝と前記フィンガに設けた前記突出部とを係合させながら、前記一対のフィンガ開閉バーをそれぞれ対称的に平行移動し、前記トランスファバーに取り付けられた前記フィンガを前記ワーク把持方向に開閉するようにしたことを特徴とするフィンガ開閉式トランスファ装置。
  2. 前記設定された隙間は、前記フィンガが前記ワークを正常に把持するときの弾性部材の撓み代にワークを正常に把持できない場合の更なる撓み代を加えて設定された隙間であることを特徴とする請求項1に記載のフィンガ開閉式トランスファ装置。
  3. 前記フィンガに設けられた前記突出部はローラで構成されたことを特徴とする請求項1乃至2に記載のフィンガ開閉式トランスファ装置。
  4. 前記フィンガは、前記ワーク移送方向に直交する方向に往復動可能であることを特徴とする請求項1乃至に記載のフィンガ開閉式トランスファ装置。
  5. 前記トランスファ駆動部及び前記フィンガ開閉駆動部の少なくとも一方は、確動カム機構を介して動力伝達することを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載のフィンガ開閉式トランスファ装置。
  6. 前記トランスファ駆動部及び前記フィンガ開閉駆動部の少なくとも一方は、クランク機構を介して動力伝達することを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載のフィンガ開閉式トランスファ装置。
  7. 前記トランスファ駆動部及び前記フィンガ開閉駆動部は、サーボモータを駆動源とすることを特徴とする請求項1乃至6のいずれかに記載のフィンガ開閉式トランスファ装置。
  8. 前記一対のトランスファバーの外側に撓み防止用のガイドを設置したことを特徴とする請求項1乃至7のいずれかに記載のフィンガ開閉式トランスファ装置。
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