JP5219681B2 - トランスファプレス装置及びプレス方法 - Google Patents
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Description
本発明のトランスファプレス装置は、互いに対を成す複数の上金型及び下金型が一列に並べられ、ワークを掴む複数のフィンガユニットが設けられたフィードバーによって上金型及び下金型の間を前記ワークが搬送されながら前記ワークに順次プレス加工が施されるプレス本体と、該プレス本体の前段に設けられて板材またはコイル材からブランクが打ち抜かれるブランキングステージと、前記ブランクをプッシャによって前記プレス本体に供給するブランクプッシャ機構と、前記プレス本体のスライダを昇降させる動力源の駆動力の一部を前記フィードバーと前記プッシャとにそれぞれ伝達するためのカム重合体と、を備え、前記カム重合体は、カム板に形成された輪郭曲線の溝に従動節が嵌め込まれる前記駆動力を前記プッシャに伝達する正面カムと、連結棒により適宜間隔をあけて配置された1対の従動子からなる従動節が前記カム板の外周に形成された輪郭曲面に当接し前記駆動力を前記フィードバーに伝達する平面カムと、を有し、前記正面カムと前記平面カムとは前記カム板において表裏一体に設けられ、前記正面カムに形成された輪郭曲線は、前記ブランキングステージにおいて前記ブランクが打ち抜かれたときに前記プッシャが前記ブランクに接触しない退避位置から、前記複数のフィンガユニットのうち前記ワークの搬送方向において最も上流側にあるフィンガユニットによって前記ブランクが把持される第一把持位置まで前記プッシャを移動させ、且つ、前記第一把持位置から前記退避位置まで前記プッシャを移動させるために、前記フィードバーが前記搬送方向に直線移動する移動範囲よりも前記搬送方向の上流側に長い移動範囲で前記プッシャを移動させる曲線形状を有することを特徴としている。
この発明によれば、前記フィードバーと前記プッシャは前記動力源の駆動力によって駆動され、その動作のタイミングが個別に定められているため異なるタイミングで駆動される。
さらに、前記駆動力はまず、前記動力源から前記カム重合体へ伝達される。このとき、前記カムの動作は動力源の動作と同期している。さらに、前記カム重合体は、その表裏にカムを備え、該カムに表裏で異なる軌跡を形成したことにより、該軌跡にしたがってフィードバーとプッシャがそれぞれ往復動される、その動作は前記動力源の動作と物理的に同期している。
さらに、2つのカムは確動カムとして動作が規定される。さらに、前記カム機構に備えられた前記正面カムは簡便な構造である一方、前記平面カムは該平面カムに連結される装置を高精度に動作させる。
さらに、前記正面カムは前記ブランクの搬送に用いられ、一対の従動子が当接される前記平面カムは、プレス工程においてより高い精度が要求されるワーク搬送に使用される。これによりプレス装置全体の動作を高速化したときにもワークは各プレス工程へ正確に搬送される。
この発明によれば、フィードバーに対する最適な往復タイミングとプッシャに対する最適な往復タイミングのそれぞれに対応しつつ、前記動力源の動作に完全に同期する。ここで、プッシャに対する最適な往復タイミングとは、前記ブランキングステージにおいて前記ブランクが打ち抜かれたときに、プッシャの復路工程が完了しており、ブランク受け取り位置へと搬送された前記プッシャが前記ブランクに接触しない位置で停止していることである。
本実施形態のトランスファプレス装置1のプレス部1aとブランキングプレス部1bと搬送部21は、すべて動力源2によって駆動される。まず、動力源2によって生じた回転力が、第一動力伝達経路3を介してリンク機構4に伝達される。ここで動力変換手段によって回転力は往復運動へと変換される。この往復運動がスライダ5へ伝達され、スライダ5と一体をなすパンチ6aを下降させる(パンチ下降工程D1)。このとき薄板材供給機構によって、パンチ6aとダイ14の隙間に薄板材7が供給されており、パンチ下降工程D1に連続して、パンチ6aがブランク抜き孔13に挿入され、薄板材7に剪断力がかかり、ブランク65が打ち抜かれる(ブランク打ち抜き工程D2)。ブランク打ち抜き工程D2の後期では、さらに下降しているパンチ6aの先端に挿通された安定ピン12によってブランク65は鉛直下方へ付勢される。このとき、スライダ5の下降に伴いスライダ5に固定された上金型6bはベース5aに固定された下金型6cに圧下し、よってベース5a上にあるワーク66はプレスされる。
たとえば、本実施形態では、平面カム33はカム重合体29の表面に形成した突出部とされているが、これに限らず、平坦な板材によって平面カムを構成してもよい。
1a プレス部(プレス本体)
1b ブランキングプレス部(ブランキングステージ)
2 動力源
5 スライダ
6a パンチ
6b 上金型
6c 下金型
7 薄板材(板材またはコイル材)
29 カム重合体
33 平面カム
35 正面カム
37 従動子
38 従動子
39 アタッチメント(連結棒)
40 従動節
45、46 フィードバー
47 フィードバーユニット
54 レバーユニット(従動節)
62 プッシャ
65 ブランク
66 ワーク
D2 ブランク打ち抜き工程
B3 プッシャ往路工程(ブランク搬送工程)
B2 プッシャ退避工程
C2 フィードバーアドバンス工程(ワーク搬送工程)
E2 プレス工程
Claims (3)
- 互いに対を成す複数の上金型及び下金型が一列に並べられ、ワークを掴む複数のフィンガユニットが設けられたフィードバーによって上金型及び下金型の間を前記ワークが搬送されながら前記ワークに順次プレス加工が施されるプレス本体と、
該プレス本体の前段に設けられて板材またはコイル材からブランクが打ち抜かれるブランキングステージと、
前記ブランクをプッシャによって前記プレス本体に供給するブランクプッシャ機構と、
前記プレス本体のスライダを昇降させる動力源の駆動力の一部を前記フィードバーと前記プッシャとにそれぞれ伝達するためのカム重合体と、
を備え、
前記カム重合体は、
カム板に形成された輪郭曲線の溝に従動節が嵌め込まれる前記駆動力を前記プッシャに伝達する正面カムと、
連結棒により適宜間隔をあけて配置された1対の従動子からなる従動節が前記カム板の外周に形成された輪郭曲面に当接し前記駆動力を前記フィードバーに伝達する平面カムと、
を有し、
前記正面カムと前記平面カムとは前記カム板において表裏一体に設けられ、
前記正面カムに形成された輪郭曲線は、前記ブランキングステージにおいて前記ブランクが打ち抜かれたときに前記プッシャが前記ブランクに接触しない退避位置から、前記複数のフィンガユニットのうち前記ワークの搬送方向において最も上流側にあるフィンガユニットによって前記ブランクが把持される第一把持位置まで前記プッシャを移動させ、且つ、前記第一把持位置から前記退避位置まで前記プッシャを移動させるために、前記フィードバーが前記搬送方向に直線移動する移動範囲よりも前記搬送方向の上流側に長い移動範囲で前記プッシャを移動させる曲線形状を有する
ことを特徴とするトランスファプレス装置。 - 請求項1に記載のトランスファプレス装置であって、
前記カム重合体は、前記動力源により、前記プレス本体の動作と同期した所定の速度で定速回転し、
前記正面カムに形成された輪郭曲線は、前記ブランキングステージにおいて前記コイル材から前記ブランクが打ち抜かれる工程中に前記プッシャを前記退避位置で停止させる曲線形状を有する
ことを特徴とするトランスファプレス装置。 - 請求項1または2に記載のトランスファプレス装置を用いたプレス方法であって、
前記フィードバーによる前記ワークの搬送工程と、前記プッシャによる前記ブランクの搬送工程とが互いにタイミングをずらされており、前記ブランキングステージにおいて前記ブランクが打ち抜かれたときに、前記プッシャが前記ブランクに接触しない位置に退避して停止していることを特徴とするプレス方法。
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