JP4664522B2 - フィンガ開閉機構付きトランスファ装置 - Google Patents

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【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、トランスファ装置に関し、更に詳しくは、被加工材を順次次の加工工程へ移送する際に各加工工程にある被加工材をフィンガにより把持して次の加工工程に移送するためにフィンガ開閉機構を備えたトランスファ装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種のトランスファ装置としては、例えば、金属帯板状の被加工素材を間欠的に一定の送り量ずつプレス機へ送給してその材料を円板状に打抜き、この打抜いた材料(ブランク材)を複数の加工工程に順次移送しながら、深絞り加工等を施すことにより完成加工品(例えば、乾電池ケース、水晶振動子ケース、化粧品キャップ、薬きょう等)を連続的に生産するものが既に知られている。
【0003】
このようなトランスファ装置において、打抜いたブランク材を把持して次の加工工程まで移送し、或いは各加工工程にある被加工材を把持して次の加工工程へ順次移送するためのフィンガ開閉機構を備えたものが、例えば実公平5−10993号公報(以下、従来技術Aという)により知られている。
【0004】
この従来技術Aに示されるフィンガ開閉機構を備えたトランスファ装置を図12及び13に示して説明すると、本機フレーム112上にこのプレス機本体の駆動源からの駆動力により所定のタイミングで各プレス加工行程間を直線往復運動する2列のトランスファバー114a、114bが平行に配置され、各トランスファバー114a、114bに開閉バー116a、116bが同一方向に摺動可能に配置されている。
【0005】
そして各トランスファバー114a、114bの対向面側に各加工工程間隔をおいて両開閉バー116a、116bの内側に向かって各一対からなるフィンガ118a、118bが水平面内で揺動自在に設けられ、常時各フィンガ118a、118bはその先端部分のフィンガツール120a、120bで被加工材を把持するようにバネで付勢され、各対のフィンガ118a、118bの基端部分に設けられるローラ122a、122bがトランスファバー114a、114bと開閉バー116a、116bとの相対移動により両開閉バー116a、116bに設けられたリニア形開閉カム124a、124bのカム面を転動することにより各対のフィンガ118a、118bが開閉され、各加工工程にある被加工材がフィンガ118a、118bにより把持されたり開放されたりするようになっている。
【0006】
そしてこのフィンガの開閉機構として、従来技術Aに示されるものは、本機フレーム112の側面に取り付けられるドラム枠体126にドラムカム128が回転可能なように水平に支承され、トランスファバー114a、114bに対して開閉バー116a、116bを相対移動させるフィンガ開閉作動レバー130をこのドラム枠体126に垂直面内で揺動自在に取り付けるとともに、フィンガ開閉作動レバー130の一端を前記開閉バー116a、116bの連結バー132にコネクティングロッド134を介して連結し、フィンガ開閉作動レバー130の他端を前記ドラムカム128の周面に刻設したカム溝136に嵌合するカムフォロア138により連繁している。
【0007】
そしてこのようにしてプレス機本体の駆動源の駆動力により前記ドラムカム128を回転駆動させ、このドラムカム128の回転に追従して移動するカムフォロア138の動きに従動して前記フィンガ開閉作動レバー130が揺動することにより開閉バー116a、116bが前記トランスファバー114a、114bの動きと同期するようにかつ独立して移動するとともに、前記トランスファバー114a、114bの停止後には独立して前記開閉バー116a、116bが移動し、各加工工程において被加工材の把持・移送・開放が行われるものである。この従来技術Aのトランスファ装置におけるフィンガ開閉機構によれば、トランスファ装置は開閉カム124a、124bを取り付けた開閉バー116a、116bとフィンガ118a、118b、これを枢支するトランスファバー114a、114bにより構成され、フィンガ118a、118bの開閉動作が開閉カム124a、124bと開閉バー116a、116bの往復運動によりスムーズに行われる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、このような従来技術Aのフィンガ開閉機構付きトランスファ装置によれば、被加工材を各加工工程に順次移送するのにトランスファバーの動きに同期して開閉バーを移動させるとともに、更に前記開閉バーを移動させる必要があるが、トランスファバーと開閉バーとはそれぞれ別に駆動されるから開閉バーの駆動ストロークとしては、トランスファバーの移動距離と、トランスファバーの移動が停止されて更に開閉バーをトランスファバーに対して相対的に移動させる距離とを足した距離ということになる。
【0009】
そのために開閉バー116a、116bを駆動するフィンガ開閉作動レバー130の動作ストロークが長くなり、又開閉バー116a、116bの駆動機構が、フィンガ開閉作動レバー130を駆動させるドラムカム128やこのフィンガ開閉作動レバー130を開閉バー116a、116bに連繁するコネクティングロッドなどの可動部分において質量と移動量とが大きくなり、慣性質量がかなり大きなものになる。そのため、プレスの回転を高速にしようとすると追従できなくなり、プレスの高速化に対応できず、生産性を高めることができないという問題があった。更にトランスファバーの移動と開閉バーの移動とを同期させる必要があってトランスファバーの移動の間開閉バーを別の駆動機構により移動させようとするとその両者との移動タイミングの調整が難しく、メンテナンス上も問題があった。
【0010】
本発明の解決しようとする課題は、上記のような駆動機構の可動部分の質量と移動量とが大きく、慣性質量がかなり大きなものになり、そのため、プレスの回転を高速にしようとすると追従できなくなり、プレスの高速化に対応できず生産性を高めることができないという問題、更には、トランスファバーと開閉バーとの移動タイミングの調整が難しいというメンテナンス上の問題を解決することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】
この課題を解決するために、請求項1に記載のフィンガ開閉機構付きトランスファ装置は、複数の加工工程が直線上に配置されるダイセットを備え、各加工工程の被加工材を把持し順次次の加工工程に移送して、スライドの下降により完成加工品を得るトランスファプレス機において、隣接する加工工程間を直線往復動自在に各加工工程を挟んで設け両端が連結した一対のトランスファバーに該一対のトランスファバーで挟まれた面内で該トランスファバーに設けた枢支ピンを中心に揺動可能に一対のフィンガを加工工程ごとに対向して設けるとともに、前記一対のトランスファバーに設けた対向するガイド面に沿って該トランスファバーに対して相対移動自在に両端が連結した一対のフィンガ開閉バーを設け、前記トランスファバーの一方の連結部に設けた揺動可能な揺動レバーと該揺動レバー先端部と前記フィンガ開閉バーの一方の連結部とを枢着して連結するリンク部材とを設け、前記揺動レバーのそれぞれの揺動端位置が前記フィンガ開閉バーのそれぞれの前後端位置に対応するように前記揺動レバーの揺動運動を前記フィンガ開閉バーの直線運動に変換するように前記トランスファバーとフィンガ開閉バーとを連繋する連繋手段と、前記フィンガと前記フィンガ開閉バーのいずれか一方に作動ピンを突設し、他方には該作動ピンが遊嵌する長溝を該フィンガ開閉バーの移動方向に対して傾斜して水平面内に設け、前記トランスファバーと前記フィンガ開閉バーとを相対移動した時に前記作動ピンと前記長溝とのカム作動により前記フィンガを前記トランスファバーに設けた前記枢支ピンを中心に揺動し対向配置したフィンガ把持部を開閉するフィンガ揺動手段と、前記スライドの昇降動に同期して回転駆動するトランスファ駆動軸にトランスファカムを固着し該トランスファカムの回転に従動して移動するカムフォロアに前記トランスファバーの他方端の連結部を連繋して該トランスファバーを前記スライドの動作に同期して往復動するトランスファ駆動手段と、前記スライドの昇降動に同期して前記揺動レバーを揺動するフィンガ開閉駆動手段とを備え、前記トランスファバーが隣接の加工工程間を往復動する時には該トランスファバーと前記フィンガ開閉バーとは前記トランスファ駆動手段により一体的に移動し、該トランスファバーが前記加工工程で移動停止した時には前記フィンガ開閉駆動手段により前記フィンガ開閉バーが該トランスファバーに対して相対的に移動し前記フィンガを開閉するようにしたものである。
【0012】
この課題を解決するために、請求項2に記載のフィンガ開閉機構付きトランスファ装置におけるフィンガ開閉駆動手段は、前記スライドの昇降動に同期して回転駆動する前記フィンガ開閉駆動軸に固着のフィンガ開閉カムと、このカムに従動するカムフォロアと一体となって定方向に往復移動するラックと、該ラックと噛み合うピニオンを取着する機体に軸承された回転軸と、該回転軸と前記揺動レバーの支点軸部とを自在継手を介して連結するフィンガ開閉作動軸とで構成し、前記スライドの昇降動に同期して前記フィンガ開閉作動軸を往復回動し、前記揺動レバーを揺動するようにしたものである。
【0013】
上記構成を有する請求項1に記載のフィンガ開閉機構付きトランスファ装置によれば、トランスファバーに設けた各一対のフィンガが閉または開の状態で、トランスファ駆動手段によりトランスファバーが隣接する加工工程へ前進または後退移動する時、フィンガ開閉バーは前記連繁手段によりトランスファバーに一体的に連繁されて前進または後退移動し、トランスファバーがその移動を停止した時、今度はフィンガ開閉駆動手段によりフィンガ開閉バーのみがトランスファバーに対して相対的に移動し、この相対移動により、前記フィンガと前記フィンガ開閉バーに設けたフィンガ揺動手段が作用しフィンガの開閉が行われることになる。
【0014】
前記フィンガ揺動手段は、前記フィンガとフィンガ開閉バーの何れか一方に作動ピンが突設され、他方にはこの作動ピンが遊嵌する長溝がフィンガ開閉バーの移動方向の面内で傾斜状に形成されるものである。これによりフィンガ開閉バーのトランスファバーに対する相対移動によりフィンガの開閉動作がスムーズに行われることになる。
【0015】
前記トランスファ駆動手段は、スライドの昇降動に同期して回転駆動するトランスファ駆動軸にトランスファカムを設け、該カムの回転に従動して移動するカムフォロアに前記トランスファバーの端部が連繁されており、これによりスライドの昇降動に同期したトランスファバーの往復移動動作が行われることになる。
【0016】
上記請求項2に記載のフィンガ開閉機構付きトランスファ装置によれば、前記フィンガ開閉駆動手段は、スライドの昇降動に同期して回転駆動する前記フィンガ開閉駆動軸に固着のフィンガ開閉カムと、このカムに従動するカムフォロアと一体となって定方向に往復移動するラックと、該ラックと噛み合うピニオンを取着する機体に軸承された回転軸と、該回転軸と前記揺動レバーの支点軸部とを自在継手を介して連結するフィンガ開閉作動軸とで構成し、スライドの昇降動に同期して前記フィンガ開閉作動軸を往復回動し、前記揺動レバーを揺動するようにしたので、前記フィンガ開閉作動軸は前記トランスファバーの前進後退の動作により前記回転軸端の自在継手を中心に揺動されるようになるため、フィンガ開閉駆動手段の動作は前記フィンガ開閉作動軸を往復回動して前記揺動レバーを揺動する動作のみで、フィンガ開閉バーのトランスファバーに対する一連の動作を達成することになる。
【0017】
【発明の実施の形態】
以下に本発明の好適な1実施形態に係るフィンガ開閉機構付きトランスファ装置について、図1〜図11を参照して詳細に説明する。図示のトランスファ装置は、帯板状の金属材料を一定の送り量ずつ間欠的にプレス機へ送給してプレス金型により円板状に打ち抜き、得られたブランク材(被加工材)を複数の深絞り加工工程に順次移送しながら深絞り加工を進め、最終的に完成加工品を製造するものである。
【0018】
このトランスファプレス機10は、図1〜図4に示されるとおり、本機フレーム12に固設されるボルスタ面14aと、該ボルスタ面14aに向けて昇降自在に設けたスライド16との間に、下台、上台、ダイホルダ、パンチホルダ、トランスファバー等からなるダイセット18が取り付けられ、具体的には、下台14の上面にダイホルダ20、及び詳細は後述するトランスファバー24が、又スライド16の下面には上台22、パンチホルダ23がそれぞれセットされている。そして下台14に設けられるダイホルダ20には、図示はしないが、複数のダイがトランスファバー24a、24bの往復移動方向に等間隔に列設されており、これに対応して上台22に設けられるパンチホルダ23には、やはり図示されないが、複数のパンチが等間隔に列設されている。
【0019】
前記下台14に取り付けられるダイホルダ20の上面には、各加工工程を間にして平行に配置される一対のトランスファバー24a、24bが両サイドのガイド枠26a、26b、26c、26dに案内されて水平面内で直線往復動自在に配設される。両トランスファバー24a、24bは、その移動方向の前後端が一体的に連結されてなるものである。
【0020】
各トランスファバー24a、24bの対向面側には、各加工工程に位置される被加工材Wを把持するための各一対からなるフィンガ28a、28bが各加工工程間隔でそれぞれのトランスファバー24a、24bに取り付けられた案内板30a、30bに枢支ピン32を介して水平面内で揺動自在に枢着され、各フィンガ28a、28bは、それぞれのトランスファバー24a、24bに設けたバネ筒34内に収容されるバネ部材36の先端部分が係留されて常に各対フィンガ28a、28bで被加工材Wを把持する方向に付勢されている。
【0021】
両トランスファバー24a、24bの対向面側にはそれぞれに形成されるガイド溝38a、38bに沿ってトランスファバー24a、24bの移動方向に、かつ該トランスファバー24a、24bに対して相対移動可能に摺動する2本のフィンガ開閉バー40a、40bが配設され、両フィンガ開閉バー40a、40bの両端部はやはり連結板42a、42bにより一体的に連結されている。尚、トランスファバー24a、24b間には適当な位置にフィンガ開閉動作バー40a、40bの浮き上がりを阻止する押え板44が架設されている。
【0022】
前記フィンガ28a、28bを枢支するトランスファバー24a、24b及び案内板30a、30bにまたがって固定された枢支ピン32は、前記フィンガ開閉バー40a、40bにトランスファバー24a、24bの移動方向に長手の長溝46が形成されていてこの長溝46内に遊嵌されており、該トランスファバー24a、24bに対してフィンガ開閉バー40a、40bの相対移動を可能にしている。
【0023】
又、フィンガ開閉バー40a、40bがトランスファバー24a、24bに対して更に相対移動される時前記各対のフィンガ28a、28bが開閉されるように、各フィンガ28a、28bにはそれぞれ作動ピン48が突設され、該各作動ピン48はフィンガ開閉バー40a、40bにトランスファバーの移動方向に対して傾斜状に設けられた長溝50内に遊嵌されている。この長溝50はトランスファバー24a、24bおよびフィンガ開閉バー40a、40bの前進方向側(被加工材Wの移送方向側)が内向きに、後退方向側が外向きに形成された傾斜状のものであって、トランスファバー24a、24bがフィンガ開閉バー40a、40bと一体で前進移動して停止した後、更にフィンガ開閉バー40a、40bが前進移動することにより前記各対のフィンガ28a、28bが前記バネ部材36の付勢力に抗して開放されるようになっている。
【0024】
次に、トランスファバー24a、24bの往復駆動手段について図1乃至図4に基づき説明すると、本機フレーム12の左側面に設けられるブラケット51にプレス機の駆動源からの駆動力により昇降するスライド16の上下運動に同期して回転駆動されるトランスファ駆動軸52が垂直に貫挿支持されるとともに、前記ブラケット51には、更に、前記トランスファバー24a、24bの移動方向に延びる2本の案内軸54a、54bが軸受部材56a、56b間に平行に支持され、該案内軸54a、54bに前記トランスファバー24a、24bと連結ブロック板58を介して一体的に連結された移動体60がトランスファバー24a、24bの移動方向に摺動自在に装着されている。
【0025】
そして前記トランスファ駆動軸52には前記トランスファバー24a、24bを直線往復動させるためのディスク状のトランスファカム62が水平面内で回転されるように設けられ、前記移動体60には該トランスファカム62の周面に沿ってトランスファバー24a、24bの移動方向に従動移動されるカムフォロア64a、64bが設けられており、前記トランスファ駆動軸52とともに前記トランスファカム62が一回転する間に前記トランスファバー24a、24bは前記下台14上のダイホルダ20上面を加工工程間のストローク分だけ一往復前進後退するようになっている。
【0026】
次にこのトランスファバー24a、24bに対してフィンガ開閉バー40a、40bを相対的に移動させるフィンガ開閉駆動手段について図5〜図9に基づいて説明すると、本機フレーム12の前記トランスファ駆動軸52とは反対側の右側面に、前記フィンガ開閉バー40a、40bをトランスファバー24a、24bに対して相対的に前進或いは後退移動させるためのフィンガ開閉作動軸66が設けられるものであって、このフィンガ開閉作動軸66の下端部が本機フレーム12の右側面に軸受部材68を介して軸承される回転軸70に自在継手72を介して回動自在に支承されている。
【0027】
そして該フィンガ開閉作動軸66の上端側に、前記フィンガ開閉バー40a、40bの連結板42aの中心部にリンク板74の一方端部位が支点ピン76を介して水平面内で揺動自在に取り付けられている。又、このリンク板74の他方端部位には揺動レバー78の揺動先端部位が支点ピン81を介してやはり水平面内で揺動自在に取り付けられている。この揺動レバー78の揺動中心部位に設けたこの揺動レバー78の揺動軸部はトランスファバー24に取着の支持体82に枢支されかつ前記フィンガ開閉作動軸66の上端部と自在継手84を介して連結されている。
【0028】
このフィンガ開閉作動軸66の両端に設けられる自在継手72、84のどちらか一方は、フィンガ開閉作動軸66の軸芯方向に伸縮する構造になっており、例えば、東洋ベアリング(NTN)社のトリボールジョイント(商品名)などを好適なものとして用いることができる。
【0029】
本機フレーム12の下部には前記トランスファ駆動軸52にベベルギア86a、86bを介して水平方向に前記フィンガ開閉バー40a、40bを往復移動させるためのフィンガ駆動軸88が軸承され、このフィンガ駆動軸88の先端に前記フィンガ開閉作動軸66を往復回動させるためのフィンガ開閉カム90設けられている。
【0030】
そして本機フレーム12に設けられるブラケット92に案内部材94を介して一端にラック96が取着されたラック板98を設け、このラック板98の他端に設けたカムフォロア100を前記フィンガ開閉カム90の板面に形成されたカム溝102に遊嵌させており、前記フィンガ駆動軸88の回転に伴って該フィンガ開閉カム90が回転することにより前記ラック板98に取着のラック96が往復動するようになっている。
【0031】
そして前記フィンガ開閉作動軸66の下端に自在継手72を介して連結される回転軸70に前記ラック96に噛合されるピニオン104が設けられており、ラック96の往復運動に伴ってピニオン104が往復回動駆動され、フィンガ開閉作動軸66がその軸を中心に往復回動駆動されるようになっている。
【0032】
尚、前記トランスファバー24a、24bの一端側の連結板面25上には、前記フィンガ開閉バー40a、40bの一端側の連結板42aに設けたストッパ板106が衝止するストッパピン108が設けられ、前記フィンガ開閉作動軸66の回動によりフィンガ開閉バー40a、40bがトランスファバー24a、24bに対して相対移動する時、すなわちフィンガ開閉バー40a、40bが加工の流れ方向とは逆方向へ後退する時にストッパピン108にストッパ板106が衝止して相対的な位置関係が確保されるようになっている。
【0033】
このように構成された本実施形態のトランスファ装置によれば、プレス機の駆動源からの駆動力により本機フレーム12に設けたスライド16が下台14に向けて昇降し、このプレス機に送給される金属帯板状の被加工素材はスライド16に設けた上台22とボルスタ面14aに設けた下台14との間でダイとパンチにより円板状のブランク材に打ち抜かれた後、前述のトランスファ装置により各加工工程に移送され、各加工工程において順次加工が施されるものである。
【0034】
そして各加工工程に位置する被加工材Wはダイセット18の上台22にセットされる図示しないパンチの下降によりフィンガ28a、28bから離れて図示しないダイの中へ絞り込まれ、スライド16の下死点位置で深絞りが完了すると、次いでスライド16の上昇に伴い移送面まで被加工材Wがノックアウトされ、フィンガ28a、28bで保持され、次いでフィンガ28a、28bで被加工材Wをつかんだまま次の行程へ移送するものである。
【0035】
そしてトランスファバー24a、24b及びフィンガ28a、28bによる被加工材Wの移送、並びにフィンガ開閉バー40a、40bのトランスファバー24a、24bに対する相対移動に伴うフィンガ28a、28bの開閉動作等のタイミングは次のようになっている。
【0036】
すなわち、プレス機の駆動源からの駆動力によりスライド16が昇降すると同時にトランスファバー24a、24bを駆動するトランスファ駆動軸52、およびこのトランスファ駆動軸52にベベルギア86a、86bを介して連繁されるフィンガ開閉駆動軸88が従動駆動されるが、前記スライド16が下降して、ブランキングあるいは各加工工程での絞り加工が行われるときに、トランスファ駆動軸52の回転駆動に伴うトランスファカム62の回転に従動して移動体60が案内軸54a、54bに沿って移動し、トランスファバー24a、24bが前進移動する。
【0037】
そしてこの時、フィンガ開閉バー40a、40bとトランスファバー24a、24bはリンク板74と揺動レバー78とで一体的に連結されているので、フィンガ開閉バー40a、40bもトランスファバー24a、24bと一体になって前進する。
【0038】
そして、フィンガ開閉駆動軸88に固定されるフィンガ開閉カム90の回転に従動してラック板98が図8中矢示a方向に移動し、ラック96に噛合するピニオン104の回転に伴ってフィンガ開閉作動軸66がその軸芯を中心に同図矢示b方向に回動し、このフィンガ開閉作動軸66の回動動作に伴い揺動レバー78が揺動軸穴82aを中心に図10中矢示c方向に揺動し、フィンガ開閉バー40a、40bに連結したリンク板74が同図中矢示d方向に引っ張られることにより該フィンガ開閉バー40a、40bがトランスファバー24a、24bに対して図10中において矢示eで示した方向に更に相対的に前進移動する。
【0039】
そしてこの時各対からなるフィンガ28a、28bに突設される作動ピン48、48・・・がフィンガ開閉バー40a、40bに形成される傾斜状の長溝50、50・・・に遊嵌されているために、フィンガ開閉バー40a、40bがトランスファバー24a、24bに対して相対的にe方向に前進移動されることにより各フィンガ28a、28bがバネ部材36の付勢力に抗して押し広げられるために、各対のフィンガ28a、28bにより把持されていた被加工材Wはその把持状態から開放されるものである。そしてこの時両トランスファバー24a、24b及び案内板30a、30bにまたがって各加工工程間隔で固着された枢支ピン32、32・・・の逃がし用長溝46がフィンガ開閉バー40a、40bに形成されているので、フィンガ開閉バー40a、40bは枢支ピン32、32・・・と干渉することなく相対運動が可能である。
【0040】
そしてスライド16の下降により各加工工程で被加工材Wの深絞り加工が行われる間、トランスファ駆動軸52の更なる回転によりトランスファバー24a、24bは元の位置まで後退移動される。この時トランスファバー24a、24bとフィンガ開閉バー40a、40bとはフィンガ開閉バー40a、40bがe方向に移動した関係でリンク板74と揺動レバー78とにより保持されているので、この状態でフィンガ開閉バー40a、40bも一緒に戻されることになる。そしてフィンガ開閉作動軸66はどちらか一方が伸縮自在な一対の自在継手72、84により連繁されているので、このトランスファバー24a、24bの後退動にスムーズに追従することができる。
【0041】
スライド16の下降により各加工工程で被加工材Wの深絞り加工が行われ、スライド16が上昇に転じ、またカム角度40°でトランスファバー24a、24bの戻りが完了し、更にカム角度が45°になると、フィンガ駆動軸88の更なる駆動により今度はラック板98がフィンガ開閉カム90のカム溝102に沿って従動移動されるカムフォロア100の移動に伴い先程とは逆方向に移動されて、それに伴いラック96に噛合されるピニオン104が逆回転されるため、フィンガ開閉作動軸66が逆方向に回動する。このため揺動レバー78が図10中の矢示c方向とは逆方向に揺動し、リンク板74も矢示d方向とは逆方向に移動するため、フィンガ開閉バー40a、40bは、今度はトランスファバー24a、24bに対して相対的に後退する方向に移動し、各加工工程にてスライド16の下降により深絞り加工を終えた被加工材Wは再び各対のフィンガ28a、28bにより把持されるが、このフィンガ28a、28bは先程この被加工材Wを把持していたフィンガ28a、28bとは違い、次のフィンガ28a、28b(被加工材Wの前進方向の隣に位置していた対のフィンガ28a、28b)ということになる。
【0042】
こうして再び各加工工程に位置される深絞り加工を終えた被加工材Wは、トランスファ駆動手段によるトランスファバー24a、24bの各加工工程間隔での前進後退、及びフィンガ開閉駆動手段によるフィンガ28a、28bの開閉の繰り返しにより、順次各加工工程へ移送されながら最終的に完成加工品が得られるものである。
【0043】
ちなみに図11は、プレス機のスライド16の昇降動作とトランスファバー24a、24bによる被加工材Wの移送動作、およびフィンガ28a、28bの開閉動作のタイミングの関係を示したものである。図示のように、各加工工程における被加工材Wの深絞り加工を終え、スライド16が下死点位置から上昇動作に転じた時点でトランスファバー24a、24bの後退移動動作が終了し、次いで各対のフィンガ28a、28bによる各加工工程での被加工材Wの把持動作が行われる。
【0044】
そしてスライド16の上昇動が上死点位置に近づいた時点(カム角度130°)でトランスファバー24a、24bの前進移動動作が始まり、その前進動が停止してまもなく(カム角度275°)フィンガ28a、28bの開動作が行われ、被加工材Wはそれぞれ次の加工工程で把持状態から開放される。その間スライド16は上死点位置から再び下降動作に転じており、それぞれ次の加工工程で被加工材Wの深絞り加工が行われるものである。
【0045】
そしてスライド16が下死点位置に近づいた頃(カム角度310°)、トランスファバー24a、24bは戻り(後退)動作に移行し、フィンガ開閉バー40a、40bとともに元の位置まで後退することになる。そして再びカム角度0°でスライド16が上昇に転じ、トランスファバー24a、24bが後退完了するとカム角度45°でフィンガ28a、28bにより被加工材Wは再び把持されてトランスファバー24a、24bの前進動により次の加工工程に移送され、上述した動作が繰り返されることになる。
【0046】
以上、本発明の一実施形態について説明したように、スライド16の昇降動のタイミングに同期してトランスファバー駆動手段によりトランスファバー24a、24bがフィンガ開閉バー40a、40bとともに移動して、次いでフィンガ開閉駆動手段によりフィンガ開閉バー40a、40bを更にトランスファバー24a、24bに対して相対的に移動させることによりフィンガ28a、28bの開閉動作が行われるものである。
【0047】
従ってフィンガ開閉バー40a、40bは、トランスファバー24a、24bの移動中はトランスファバー駆動手段により駆動され、トランスファバー24a、24bの停止後はトランスファバー24a、24bに対して相対移動させるために、トランスファバー24a、24bの駆動から独立してフィンガ開閉駆動手段によって行われるものである。又そのフィンガ開閉バー40a、40bは自在継手72、84により連繁されたフィンガ開閉作動軸66の往復回動により行われるものである。従って、フィンガ28a、28bを開閉するためのフィンガ開閉バー40a、40bの動作ストロークは短くなるため、それだけ生産スピードを上げることが可能となる。
【0048】
又、フィンガ開閉バー40a、40bの駆動負荷も軽減されるためフィンガ開閉駆動手段を非常に慣性質量の小さい機構とすることができる。更にトランスファバー24a、24bとフィンガ開閉バー40a、40bとはリンク板74と揺動レバー78とで連結され確実に一体的に移送されるものであるから、あとはフィンガ開閉バー40a、40bのトランスファバー24a、24bに対する相対的移動の同期さえとればよく、非常にメンテナンスも楽となる。
【0049】
【発明の効果】
本発明の請求項1に記載のトランスファフィンガ開閉機構付きトランスファ装置によれば、被加工材を複数の加工工程に順次移送しながら加工を進めていくに際し、フィンガにより各加工工程の被加工材を把持したままトランスファバーを移動させる時はそのフィンガを開閉させるフィンガ開閉バーもトランスファバーの駆動機構により一体的に移動させ、フィンガ開閉バーをトランスファバーに対する相対移動によりフィンガを開閉させる時にはそのフィンガ開閉バーの駆動手段により独自に駆動されるようにしたものであるから、フィンガを開閉するためのフィンガ開閉手段の動作は小さくて済み、又そのフィンガ開閉バーの駆動手段の荷重負荷も軽減されることになる。そしてこのようにフィンガ開閉駆動手段の動作を小さくできることによりプレスの高速での回転駆動が可能になるため生産スピードの向上により生産数量の増大、生産コストの低減等が図られることになる。
【0050】
又、そのフィンガ開閉バーの駆動手段も、両端が自在継手により駆動源とフィンガ開閉バーとに連繁されたフィンガ開閉作動軸の往復回動により行われるようにし、しかもその構成がフィンガ開閉駆動軸に設けられるフィンガ開閉用カムの回転に伴うラックの直線往復運動をピニオンによる往復回動運動に変換する比較的簡単なもので達成されるものであるから装置コストを軽減することができる。
【0051】
さらに、フィンガ開閉バーがトランスファバーの移動中はトランスファバーと一体的に移動し、トランスファバーの停止後はトランスファバーと相対的に移動するように連結する連繁手段は、リンク板と揺動レバーとで連繁するようにし、フィンガ開閉バーがトランスファバーに対して相対移動することによりフィンガが開閉動作するフィンガ揺動手段は、トランスファフィンガとフィンガ開閉バーの何れか一方に設けられる作動ピン48と他方に設けられる長溝50との係合関係により行われるようにしたもので、構造も簡単で実機に適用できるものであり、産業上の実益は極めて大きいものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施形態に係るトランスファプレス機の正面図である。
【図2】 図1に示したトランスファプレス機のA−A断面図である。
【図3】 図2に示されるトランスファ装置のフィンガ開閉手段を説明するために示した図である。
【図4】 図2に示されるトランスファ装置のトランスファ駆動手段を説明するために示した図である。
【図5】 図1に示したトランスファプレス機のフィンガ開閉駆動手段を説明するために示した図である。
【図6】 図3に示したフィンガ開閉駆動手段をC方向から見た図を一部破断して、又一部仮想線で示した図である。
【図7】 図3に示したフィンガ開閉手段をB方向から見た状態を一部破断して示した図である。
【図8】 図1に示したトランスファプレス機をD方向から見た状態を示した図である。
【図9】 図1に示したトランスファプレス機をE方向から見た状態を一部破断して示した図である。
【図10】 図3に示した状態と比較されるものでフィンガの開閉作動状態の説明図である。
【図11】 スライドの昇降動とトランスファバーによる被加工材の移送、及びフィンガ開閉動作との関係を示したタイミングチャートである。
【図12】 従来例として挙げたこの種のトランスファ装置のフィンガ開閉機構部を示す平面図である。
【図13】 図12に示したトランスファ装置のフィンガ開閉機構部を正面から見た図である。
【符号の説明】
10 トランスファプレス機
24a、24b トランスファバー
28a、28b フィンガ
32 枢支ピン
40a、40b フィンガ開閉バー
42a、42b 連結板
46 長溝
48 作動ピン
50 長溝
52 トランスファ駆動軸
58 連結ブロック板
60 移動体
62 トランスファカム
W 被加工材
64a、64b カムフォロア
66 フィンガ開閉作動軸
70 回転軸
72 自在継手
74 リンク板
76 支点ピン
78 揺動レバー
81 支点ピン
82 支持体
84 自在継手
86a、86b ベベルギア
88 フィンガ開閉駆動軸
90 フィンガ開閉カム
96 ラック
98 ラック板
100 カムフォロア
102 カム溝
104 ピニオン

Claims (2)

  1. 複数の加工工程が直線上に配置されるダイセットを備え、各加工工程の被加工材を把持し順次次の加工工程に移送して、スライドの下降により完成加工品を得るトランスファプレス機において、隣接する加工工程間を直線往復動自在に各加工工程を挟んで設け両端が連結した一対のトランスファバーに該一対のトランスファバーで挟まれた面内で該トランスファバーに設けた枢支ピンを中心に揺動可能に一対のフィンガを加工工程ごとに対向して設けるとともに、
    前記一対のトランスファバーに設けた対向するガイド面に沿って該トランスファバーに対して相対移動自在に両端が連結した一対のフィンガ開閉バーを設け、前記トランスファバーの一方の連結部に設けた揺動可能な揺動レバーと該揺動レバー先端部と前記フィンガ開閉バーの一方の連結部とを枢着して連結するリンク板とを設け、前記揺動レバーのそれぞれの揺動端位置が前記フィンガ開閉バーのそれぞれの前後端位置に対応するように前記揺動レバーの揺動運動を前記フィンガ開閉バーの直線運動に変換するように前記トランスファバーとフィンガ開閉バーとを連繋する連繋手段と、
    前記フィンガと前記フィンガ開閉バーのいずれか一方に作動ピンを突設し、他方には該作動ピンが遊嵌する長溝を該フィンガ開閉バーの移動方向に対して傾斜して水平面内に設け、前記トランスファバーと前記フィンガ開閉バーとを相対移動した時に前記作動ピンと前記長溝とのカム作動により前記フィンガを前記トランスファバーに設けた前記枢支ピンを中心に揺動し対向配置したフィンガ把持部を開閉するフィンガ揺動手段と、
    前記スライドの昇降動に同期して回転駆動するトランスファ駆動軸にトランスファカムを固着し該トランスファカムの回転に従動して移動するカムフォロアに前記トランスファバーの他方端の連結部を連繋して該トランスファバーを前記スライドの動作に同期して往復動するトランスファ駆動手段と、
    前記スライドの昇降動に同期して前記揺動レバーを揺動するフィンガ開閉駆動手段とを備え、
    前記トランスファバーが隣接の加工工程間を往復動する時には該トランスファバーと前記フィンガ開閉バーとは前記トランスファ駆動手段により一体的に移動し、該トランスファバーが前記加工工程で移動停止した時には前記フィンガ開閉駆動手段により前記フィンガ開閉バーが該トランスファバーに対して相対的に移動し前記フィンガを開閉することを特徴とするフィンガ開閉機構付きトランスファ装置。
  2. 前記フィンガ開閉駆動手段は、前記スライドの昇降動に同期して回転駆動する前記フィンガ開閉駆動軸に固着のフィンガ開閉カムと、このカムに従動するカムフォロアと一体となって定方向に往復移動するラックと、該ラックと噛み合うピニオンを取着する機体に軸承された回転軸と、該回転軸と前記揺動レバーの支点軸部とを自在継手を介して連結するフィンガ開閉作動軸とで構成し、前記スライドの昇降動に同期して前記フィンガ開閉作動軸を往復回動し、前記揺動レバーを揺動することを特徴とする請求項1に記載のフィンガ開閉機構付きトランスファ装置。
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