JPH0614906Y2 - トランスファプレスのリフトダウン装置 - Google Patents

トランスファプレスのリフトダウン装置

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JPH0614906Y2
JPH0614906Y2 JP1989000281U JP28189U JPH0614906Y2 JP H0614906 Y2 JPH0614906 Y2 JP H0614906Y2 JP 1989000281 U JP1989000281 U JP 1989000281U JP 28189 U JP28189 U JP 28189U JP H0614906 Y2 JPH0614906 Y2 JP H0614906Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、トランスファプレスのリフトダウン装置に関
する。詳しくは、平行四辺形リンク機構を形成する2つ
のリンクの揺動運動によりフィードバーにリフトダウン
動作を行なわせるものである。
[従来の技術] トランスファプレスでは、一対のフィードバーにクラン
プ・アンクランプ動作、アドバンスリターン動作および
リフトダウン動作を行なわせることにより製品を自動搬
送している。
従来の代表的,一般的なリフトダウン装置を第16図お
よび第17図に示す。
第16図に示されたいわゆるラックピニオン方式は、長
寸のシャフト11とこのシャフト11に固定されたピニ
オン12,12とフィードバー20,20を支持する各
リフトピン13,13に一体的なラック14,14から
なり、シャフト11をスライドの昇降と関連させて可逆
回転することによりフィードバー20,20にリフトダ
ウン動作を行なわせるように構成されている。なお、シ
ャフト11はスプライン軸とされフィードバー20,2
0のクランプ・アンクランプ動作を許容するものと形成
されている。
一方、第17図に示したいわゆるクランク方式は、スプ
ライン軸19で連結され、各クランク部16をリフトピ
ン17の穴18に嵌装させたクランクシャフト15から
なり、クランクシャフト15をスライドの昇降と関連さ
せて可逆回転することによってフィードバー20,20
にリフトダウン動作を行なわせるように構成されてい
る。
なお、両図において、10はラック、ピニオンからなる
駆動ユニットである。
[考案が解決しようとする課題] しかしながら、上記従来のいずれの方式にも次のような
問題点を有している。
すなわち、ラックピニオン方式は、その構成要素である
ラック,ピニオンが他の部品に比較して非常に高価であ
るから、リフトストロークの小さいプレス機械等にはコ
スト高で採用し難い。また、リフトストロークが小さい
割には設置スペースが大きいばかりかリフトストローク
の調整の時間的、労力的負担が大きいという問題があ
る。
一方、クランク方式は、クランクシャフト15を回転さ
せることから大型となり設置スペースも大きい。しか
も、リフトストロークの調整にはその偏心量を変更しな
ければならないので、前記と同様に時間的、労力的負担
が大きいばかりか構造が複雑でコスト高を招く。
また、両方式ともシャフト11、クランクシャフト15
に大きな捩りトルクが加わるので、この点からも大型か
つコスト高となる。
本考案は、上記事情に鑑みなされたもので、その目的と
するところは、構造簡単,特性安定およびリフトストロ
ークの調整等取扱の容易化を図りつつ設置スペースを非
常に小さくかつコストを従来構造に比較して半分以下の
如く大幅に引下げられるトランスファプレスのリフトダ
ウン装置を提供することにある。
[課題を解決するための手段] 本考案は、前後方向に伸びるガイドロッドによる摺動可
能に案内され前後方向の接近離反運動により一対のフィ
ードバーにクランプ・アンクランプ動作を行なわせるた
めの一対のクランプブロックのそれぞれに上下方向に摺
動自在に設けられた一対のリフトピンと、 各リフトピンの下端に前後方向が摺動自在かつ上下方向
が変位不能に係合されたリフトバーと、 各基端部が共通軸線上において機体に回転支持されかつ
各基端部から一定の距離を隔てた位置において該リフト
バーを回転支持する一対のリンクと、 リフトカムとカムホロワとを含み一対のリンクに揺動運
動を与えて該リフトバーに上下方向において該共通軸線
に離隔接近する平行運動を行なわせるリフト駆動手段
と、少なくともいずれか一方のリンクに係合し該カムホ
ロワを該リフトカムに常時的に密接させる外力を加える
シリンダ装置とを設け、両リフトピンに同期かつ同量の
上下運動を行なわせ両フィードバーをリフトダウン動作
するように構成したことを特徴とする。
[作用] 上記構成の本考案では、シリンダ装置で密接されたリフ
トカムとカムホロワとを含むリフト駆動手段によって一
対のリンキに揺動運動をさせれば、リフトバーが水平状
態を保持しながら上下運動する。
したがって、リフトバーに係合された一対のリフトピン
は、同時かつ同量だけクランプブロックに対して上下動
され、一対のフィードバーをリフトダウン動作させるこ
とができる。また、両リフトピンとリフトバーとは前後
方向に摺動自在に係合されているので、リフトダウン動
作中のフィードバーのクランプ・アンクランプ動作を許
容することができる。
[実施例] 以下、本考案の一実施例を図面に基づいて詳細に説明す
る。
まず、本リフトダウン装置の役割、有用性を明確とする
ために、第13図〜第15図を用いてトランスファプレ
スとの関係を説明する。
第14図(平面図)において、トランスファプレス1の
前面側には複数の金型4が一定ピッチで配設されてお
り、加工材はフィードバー20(20F,20B)のY
方向クランプ・アンクランプ動作.Z方向リフトダウン
動作およびX方向アドバンスリターン動作によって順次
X方向に搬送される。なお、加工材はフィードバー20
F,20Bに一体的に取付けられた図示しないフィンガ
ーによって挟持される。
そして、フィードバー20F,20Bにアドバンスリタ
ーン動作を行なわせるフィードユニット80は、トラン
スファプレス1の第14図で左側に設けられ、本リフト
ダウン装置を構成するリフトダウン動作のためのリフト
ユニット30(30L,30R)およびクランプ・アン
クランプ動作を行なわせるクランプユニット50(50
L,50R)は左右一対に設けられている。
また、各動作を第13図に示すスライド5の昇降動作と
一定の関係をもたせて行なわせるために、各ユニット3
0,50,80は、スライド5を昇降させるための図示
しないクランク軸に連結された入力軸6の回転動力で駆
動される。
具体的には、左側のリフトユニット30Lは、入力軸6
で回転される駆動歯車7によって後記カム体42を介し
て駆動され、右側のリフトユニット30Rは、リンク7
1,エコライズシャフト72,リンク73等からなる連
結機構70を介して左側リフトユニット30Lと同期運
転される。フィードユニット80は、駆動歯車7と噛合
う従動歯車8、太陽歯車機構81、スライダー84等を
介して駆動される。
また、左側クランプユニット50Lは、駆動歯車7に設
けられた詳細後記のカム体61,リンクレバー62で往
復駆動されるラック部材64で駆動され、右側のクラン
プユニット50Rは上記連結機構70を介して同期運転
されるものと構成されている。
なお、第13図〜第15図において、3はボルスタ、2
2はフィードバーガイド、67はクランプ用シリンダ、
66はクランプ駆動用ロッド、36はリフト駆動用ロッ
ドである。
以下、本リフトダウン装置を形成する左側のリフトユニ
ット30Lを第1図〜第9図を用いかつクランプユニッ
ト50(50R,50L)等の関係とともに説明する。
左側リフトユニット30Lは、第1図に示す如く、一対
のリンク33(33F,33B)と、両リンク33F,
33Bに渡設されかつ回転支持されたリフトバー31
と、このリフトバー31に係合された一対のリフトピン
32(32F,32B)とからなり、平行四辺形リンク
機構を構成する。なお、第1図は軸線Qを挟み左側と右
側とはリフトバー31の高さを変えて現している。
すなわち、リンク33F,33Bは、水平な共通軸線P
上に間隔Lをもって機体2に回転支持され、また、回転
中心から距離Lのところでリフトバー31の各端を回転
支持する。ここに、リフトバー31の両リンク33F,
33Bとの回転支持点間の寸法は上記間隔Lと同じ寸法
(L)である。したがって、リンク33F,33Bを揺
動させれば、リフトバー31を共通軸線Pに対し平行状
態を維持したまま第1図で上下動させることができる。
上下移動ストローク(リフトストローク)は、寸法Lを
一定とした場合、リンク33F,33Bの回転角度に関
係して定まる。
同じく第1図において、フィードバー20F,20Bの
リフトダウン動作は、リフトピン32F,32Bを介し
てリフトバー31の上下動により行なわれる。
各リフトピン32F,32Bは、第4図、第6図に示す
一対のクランプ駆動軸兼用のガイドロッド53R,53
Lのそれぞれに固定されたクランプブロック51F,5
1Bに摺動自在に装着されており、その下端部には第3
図に示す如くリフトバー31を貫通させる穴52が設け
られている。すなわち、各リフトピン32F,32Bの
下端部は、リフトバー31と前後方向摺動自在かつ上下
方向に変位不能に係合する。一方、各リフトピン32
F,32Bの上端には、第3図、第4図に示す如く、ラ
イナー23を介して第4図で左右方向に摺動案内すると
ともに第3図で左右方向および上下方向の位置を規制し
つつフィードバー20Fを保持するためのフィードガイ
ド22が一体的に取付けられている。したがって、リフ
トバー31は、クランプブロック51F,51B(フィ
ードバー20F,20B)がY方向に離隔接近運動(ク
ランプ・アンクランプ動作)し、さらには、フィードバ
ー20F,20BがX方向に往復移動(アドバンスリタ
ーン動作)していても両フィードバー20F,20Bを
共通軸線Pに平行として上下に昇降(リフトダウン動
作)させることができる。
このようにリンク33F,33Bを揺動運動させること
によりリフトバー31を上下動させるための手段として
リフト駆動手段41が設けられているのである。
リフト駆動手段41は、第6図、第7図、第8図に示し
たようにリフトバー31に第6図、第7図で左右方向
(Y方向)の引張力を加えるものとして構成されてい
る。但し、リフトバー31を昇降させ、あるいは一方の
リンク33F(33B)を回動させるよう形成してもよ
い。
第6図において、リフト駆動手段41は、機体2の垂直
軸線に回転可能に保持されたL字形状の駆動部材43と
基端部45が駆動部材43の一方部材43aに回転支持
されかつ先端部46がリフトバー31に回転支持された
連結杆47とからなり、駆動部材43の、他方部材43
bにはカムホロア48が設けられている。
そして駆動部材43の該垂直軸線を中心とする往復回動
運動は、リフトカム42が固定された駆動歯車7に噛合
う入力軸6の回転動力によりなされる。ここに、リフト
カム42は、スライド5の上下動とフィードバー20
F,20Bの上下動との関係を特定する形状である。か
かるスライド5の昇降とフィードバー20F,20Bの
リフトダウン動作との正確な連動を確立するために、リ
フトカム42とカムホロア48とを密接しなければなら
ない。このために第1図に示す如く、一方のリンク33
Fを反時計回転方向に付勢するリフト用シリンダ装置3
4が設けられているのである。したがって、リフトダウ
ン動作をする場合には、このシリンダ装置34は常時作
動される。
なお、これと並設されたシリンダ装置35は、フィード
バー20F,20Bにクランプ・アンクランプ動作とア
ドバンスリターン動作をさせかつリフトダウン動作を中
止していわゆる二次元トランスファーを実行する場合に
供するものとして設けられている。つまり、カムホロア
48をリフトカム42から引離す手段である。したがっ
て、第9図に示す如くリフト用シリンダ装置34を不動
作としかつこのシリンダ装置35を作動させれば、二次
元トランスファー運転ができる。
さて、トランスファプレス1の右側に設けられたリフト
ユニット30Rは、第10図,第11図に示す如く、丁
度第1図に示した左側リフトユニット30Lと勝手違い
の構成とされている。したがって、対応部品には同一の
符号を付しその説明を省略する。
ここに、両リフトユニット30R,30Lは、前記連結
機構70によって同期運転されるものと構成されてい
る。この実施例では、一つの前記リフト駆動手段41に
よって行なわれる。
すなわち、第1図において、左側リフトユニット30L
を形成するリフトバー31が左方向(フィードバー20
F,20Bが上昇する方向)に移動する場合を考える
と、リンク33Bおよびこれと摺接するリフト駆動用ロ
ッド36はともに左方向(第14図で上方向)に移動す
る。すると第14図に示す如く連結機構70(71,7
2,73)を介して右側リフトユニット30R側のリフ
ト駆動ロッド36は、下方向(第10図で左方向)に移
動する。よって、両リフトユニット30R,30F、フ
ィードバー20F,20Bの両端を同時に同量だけリフ
ト駆動させることができる。なお、この連結機構70を
介しての同期を保障するために第10図に示す右側リフ
トユニット30Rには、リンク33Bをリフト駆動ロッ
ド36に押付けるためのシリンダ装置35が設けられて
いる。因に左側リフトユニット30L側に設けられた二
次元トランスファー用のシリンダ装置34に相当するも
のは該シリンダ装置35で目的達成できるので右側リフ
トユニット30R側には設けらていない。
次に、左右のクランプユニット50R,50Lを説明す
る。
左側のクランプユニット50Lは、第6図(右側クラン
プユニット50Rについては勝手違いの第12図参照)
に示す如く、機体2にY方向(第6図で左右方向)に摺
動自在に設けられた一対のクランプ駆動軸兼用のガイド
ロッド53R,53Lと、各クランプ駆動軸53R,5
3Lに設けられたラック54R,54Lと噛合うピニオ
ン軸65と、クランプ駆動手段60とからなり、左側の
クランプブロック51Bは一方のクランプ駆動軸53R
にピン57で固定されかつ他方のクランプ駆動軸(ガイ
ドロッド)53Lに摺動自在に案内されている。これに
対し右側のクランプブロック51Fは反対の関係に装着
されている。したがって、ピニオン軸65を回動させれ
ば、両クランプブロック51F,51Bは、相互にY方
向に接離接近できる。つまり、クランプ・アンクランプ
動作が行なわれる。この際、リフトピン32F,32B
の下端部は、リフトバー31と左右方向に摺動自在とさ
れているので、リフトダウン動作とは関係なく実施でき
る。
このクランプ・アンクランプ動作を行なわせるためのク
ランプ駆動手段60は、第6図に示す如く、クランプカ
ム61,リンクレバー62,ラック部材64によってピ
ニオン軸65を回動させることにより行なう構成とされ
ている。このためクランプ用シリンダ装置67によって
リンクレバー62のカムホロア63をクランプカム61
に付勢して正確性を期している。
なお、右側のクランプユニット50Rは、第12図、第
4図に示すように前記連結機構70を介して同期運転さ
れる。
次に、フィードユニット80は、第6図に示す如く駆動
歯車7で駆動される従動歯車8の回転により太陽歯車機
構81、スライダー84等を介してフィードバー20
F,20BにX方向のアドバンス・リターン動作させる
構成である。但し、リフトユニット30とは直接関係な
いので詳細説明は省略する。
次に作用を説明する。
(リフトダウン装置) リフト用シリンダ装置34を、第1図に示す如く、作動
させてリンク33Fを反時計回転方向に付勢してリフト
バー31を介してリフト駆動手段41のカムホロア48
を、第6図に示す如く、リフトカム42に圧接する。こ
の際シリンダ装置35は不作動とする。
ここで、第13図,第6図に示す入力軸6を回転させる
と、駆動歯車7,リフトカム42が回転し、駆動部材4
3が揺動運動する。したがって、リフトバー31は連結
杆47を介して第7図に示すようにY方向に往復移動さ
れる。
ここに、両リンク33Bおよび33Fは同期して揺動運
動する。回転中心とリフトバー31との各回転支持部分
の距離はともにLであるから、リフトバー31は第1
図、第7図に示す如く共通軸線Pに平行に上下動する。
すると、両リフトピン32F,33Bは、第1図、第3
図、第4図に示すように同期してクランプブロック51
F,51B内を上下動する。このようにして、左側のリ
フトユニット30Lは、両フィードバー20F,20B
をZ方向に往復移動すなわちリフトダウン動作させるこ
とができる。この場合、リフトピン32F,32Bの下
端部は、リフトバー31とY方向に相対移動可能に係合
されているので、フィードバー20F,20Bのクラン
プ・アンクランプ動作を許容する。
次に、右側のリフトユニット30Rは、第1図、第14
図から明らかの通り、左側リフトユニット30Lが作動
すると左側のリフト用駆動ロッド36,連結機構70,
右側のリフト駆動ロッド36を介して、第10図、第1
1図に示す如く、リンク33Bを同期させて揺動させ
る。
すると、第10図から明らかの通り、シリンダ装置35
で付勢されたリンク33Fも揺動し、リフトバー31,
両リフトピン32F,32Bはともに上下動する。すな
わち、両フィードバー20F,20BをZ方向に往復移
動すなわちリフトダウン動作させる。
よって、両フィードバー20F,20Bは、左端が左端
リフトユニット30Lで右端が右端リフトユニット30
Rで同時に同量だけZ方向に往復移動され、リフトダウ
ン動作が行なわれる。
(クランプ・アンクランプ動作) 駆動歯車7が回転すると、第6図に示す如くクランプ駆
動手段60を形成するリンクレバー62は、クランプカ
ム61,カムホロア63を介して揺動される。その結
果、ラック部材64が往復移動し、ピニオン軸65が往
復回動する。したがって、両クランプ駆動(ガイド)用
ロッド53R,53Lは、相対的にY方向に離隔接近運
動する。このようにして、クランプブロック51F,5
1Bに支持されたフィードバー20F,20Bはクラン
プ・アンクランプ動作される。
そして、左側クランプユニット50Lが作動すると、右
側クランプユニット50Rも第6図、第12図、第14
図から明らかの通り連結機構70を介して同期作動す
る。
(アドバンスリターン動作) 第6図、第13図、第14図に見られるようなフィード
ユニット80によって行なわれる。
駆動歯車7が回転すると、従動歯車8が回転し太陽歯車
機構81を介しスライダー84がX方向に往復移動さ
れ、両フィードバー20F,20Bがアドバンスリター
ン動作する。
しかして、この実施例によれば、リフトダウン装置が一
対のリフトユニット30R,30Lから形成されかつ各
リフトユニットは一対のリフトピン32F,32B、リ
フトバー31、一対のリンク33F,33Bおよびリフ
ト駆動手段41で形成された平行四辺形リンク機構から
構成されているので、高価なラック等を必要とせず従来
方式に比べてコストを半減できる。
また、従来方式のシャフト11、クランクシャフト15
の如く大きな捩りトルクの加わる部品もないので、この
点からもコストを低減できる。
また、リフトストロークは、リンク33F,33Bの揺
動角度により定まり、従来のクランクシャフト15の回
転運動等がないので、非常に設置スペースの小さい小型
なものとなり、また、小ストロークでも正確に作動させ
ることができる。
[考案の効果] 本考案によれば、リフトピンに前後方向が摺動自在かつ
上下方向が変位不能に係合されたリフトバーと,このリ
フトバーを回転支持する一対のリンクとから平行四辺形
リンク機構を形成し、かつシリンダ装置で密接されたリ
フトカムとカムホロアとを含むリフト駆動手段でリフト
バーを上下方向に平行運動させる構成とされているの
で、構成簡単、特性安定およびリフトストロークの調整
等取扱が容易で、小型化とコスト半減とを達成できると
いう優れた効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第12図は本発明に係るリフトダウン装置の一
実施例を示し、第1図は左側リフトユニットの側面図、
第2図は同じく平面図、第3図はリフトピンの側面側か
ら見た断面図、第4図はリフトピンの正面側から見た断
面図、第5図はクランプ駆動軸兼用ガイドロッドを機体
に取付けた状態を説明するための図、第6図は左側リフ
トユニットの要部を示す平面図、第7図はリフト駆動手
段の要部を示す一部を断面した側面図、第8図は第7図
の矢視線VIII−VIIIに基づく断面図、第9図は右側リン
クとシリンダ装置との関係を示す図、第10図は右側リ
フトユニットの側面図、第11図は同じく平面図、第1
2図は右側クランプユニットの要部を示す平面図、第1
3図〜第15図はトランスファプレスとの関係を示す図
で第13図は正面図、第14図は平面図、第15図は右
側面図および第16図、第17図は従来のリフトダウン
装置を示す図で第16図はラックピニオン方式の場合で
第17図はクランク方式の場合である。 1……トランスファプレス、 2……機体、 6……入力軸、 7……駆動歯車、 8……従動歯車、 20(20B,20F)……フィードバー、 30(30R,30L)……リフトダウン装置を形成す
るリフトユニット、 31……リフトバー 32(32F,32B)……リフトピン、 33(33F,33B)……リンク、 41……リフト駆動手段、 43……駆動部材、 45……基端部、 50(50R,50L)……クランプユニット、 51(51F,51B)……クランプブロック、 60……クランプ駆動手段、 70……連結機構、 80……フィードユニット。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】前後方向に伸びるガイドロッドに摺動可能
    に案内され前後方向の接近離反運動により一対のフィー
    ドバーにクランプ・アンクランプ動作を行なわせるため
    の一対のクランプブロックのそれぞれに上下方向に摺動
    自在に設けられた一対のリフトピンと、 各リフトピンの下端に前後方向が摺動自在かつ上下方向
    が変位不能に係合されたリフトバーと、 各基端部が共通軸線上において機体に回転支持されかつ
    各基端部から一定の距離を隔てた位置において該リフト
    バーを回転支持する一対のリンクと、 リフトカムとカムホロワとを含み一対のリンクに揺動運
    動を与えて該リフトバーに上下方向において該共通軸線
    に離隔接近する平行運動を行なわせるリフト駆動手段
    と、 少なくともいずれか一方のリンクに係合し該カムホロワ
    を該リフトカムに常時的に密接させる外力を加えるシリ
    ンダ装置とを設け、両リフトピンに同期かつ同量の上下
    運動を行なわせ両フィードバーをリフトダウン動作する
    ように構成したことを特徴とするトランスファプレスの
    リフトダウン装置。
JP1989000281U 1989-01-05 1989-01-05 トランスファプレスのリフトダウン装置 Expired - Lifetime JPH0614906Y2 (ja)

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