JPH022507Y2 - - Google Patents

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JPH022507Y2
JPH022507Y2 JP1983176064U JP17606483U JPH022507Y2 JP H022507 Y2 JPH022507 Y2 JP H022507Y2 JP 1983176064 U JP1983176064 U JP 1983176064U JP 17606483 U JP17606483 U JP 17606483U JP H022507 Y2 JPH022507 Y2 JP H022507Y2
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cam
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案はトランスフアー装置に係り、さらに詳
細には、2次元移送と3次元移送とを簡単な構成
でもつて容易に切替えることのできるトランスフ
アー装置に関する。
トランスフアー装置において、2次元移送と3
次元移送とを初替える技術として、例えば特公昭
55−36410号公報、実公昭56−37872号公報および
実公昭58−14015号公報に示されるごとき先行例
がある。先行例においては、フイードバーにクラ
ンプ・アンクランプの運動を行なわせしめるため
のレバーと2次元移送用カム或いは3次元移送用
カムとの係合を切替えるとき、レバーあるいはカ
ムの少なくとも一方をシフト運動する構成であ
る。したがつて、従来においては、シフト運動を
行なわせしめるための機構が必要であり、それだ
け構成が複雑化するという問題があつた。この考
案は、上述のごとき従来の問題点に鑑みてなされ
たもので、以下、図面を用いて実施例について詳
細に説明する。
第1図には小形のトランスフアープレス1を例
示してあり、ラム3を昇降駆動する偏心機構(図
示省略)の回転角度に連動した駆動軸5がボルス
タ7の左端に設けたギヤーボツクス9へ導かれて
いる。
第2図は下型(図示省略)の上に設けた1対の
フイードバー11,11と、このフイードバー1
1,11にとりつけた多数対のクランプ爪13と
半製品Wとの関係を示したものである。
第3図はクランプ爪13の運動を示したもの
で、1対のクランプ爪13,13が接近する動き
をクランプ運動m1、半製品Wをクランプして水
平方向に移動する動きをフイード運動m2、クラ
ンプ爪が互いに離れる方向に移動する動きがアン
クランプ運動m3、クランプ爪13がスタート位
置へ向つて水平に移動する動きをリターン運動
m4と呼んでいる。
m1,m2,m3,m4のサイクルを行うのが2次
元移送と呼ばれる移送方法である。
またクランプ運動m1の後にクランプ爪13が
上昇する移動がリフト運動m5で、上昇後にフイ
ード運動m2を行つてから下降する移動がダウン
運動m6であり、その後はアンクランプ運動m3と
リターン運動m4を経てスタート位置に復帰する。
m1,m5,m2,m6,m3,m4を経過するサイ
クルが3次元トランスフアーである。
上記のようにプレスのトランスフアー装置15
には、半製品Wが例えばブランクに穴を打ち抜い
ただけの平面的な場合には2次元の移送で充分で
あるが、紋り加工などを加えた半製品Wの場合に
は3次元の移送でなければならないことになる。
第4,5,6,7,8図は第1図、第2図に示
したギヤーボツクス9の中の駆動機構関係を示し
たものであり、言い変えれば駆動軸5(第5図参
照)からの入力がフイードバー11(第7図、第
8図参照)に伝達される機構を示してある。
前記したフイード運動m2とリターン運動m4と
は、第5図に示した中間ギヤー17・スプロケツ
ト19・チエン21を介して例えば偏心ピンを備
えたスプロケツト(図示省略)に伝えられ、更に
上記偏心ピン(図示省略)によつて往復移動する
ラツク23(第7図参照)に伝えられる。
前記したフイードバー11は少なくともその1
端で第7図に示したように、フイード・リターン
方向に移動自在なスライダー25にフイード・リ
ターン方向の移動を規制され、クランプ・アンク
ランプ方向に移動自在に支承されている。
したがつて前記したラツク23と係合するピニ
オンギヤー27の偏心位置に植設された軸ピン2
9に駆動されるこま31は前後左右に移動し、こ
ま31がスライダー25に設けた左右方向のガイ
ドレール33に案内されて左右に摺動自在である
ために、フイードバー11をフイード・リターン
方向にだけ往復動させるのである。
次にクランプ・アンクランプとリフト・ダウン
の方向にフイードバー11を移動する機構につい
て説明する。
前記した駆動軸5からスプロケツト35・チエ
ン37を介してカム軸39が駆動され、このカム
軸39に3枚のカム41,43,45がキー47
で固定されている。
上記カム41は2次元移送時のクランプ・アン
クランプ用カムであり、カム43は3次元移送時
のクランプ・アンクランプ用カムであり、カム4
5が3次元移送時にだけ使用するリフト・ダウン
用カムである。
第5図にもつとも明らかな左右方向の上ロツド
49は、フイードバー11をクランプ運動m1と
アンクランプ運動m3させるロツドであり、下ロ
ツド51はフイードバー11をリフト運動m5と
ダウン運動m6させるロツドである。
前記両ロツド49と51は、左端に流体圧シリ
ンダ53,55を備え、レバー57を介しては前
記カム41,43に対するカムフオロワー59,
61を、レバー63を介してはカムフオロワー6
5を前記カム45に押圧したり離隔したりする。
前記したロツド49と51は流体圧シリンダ5
3,55との間にそれぞれターンバツクル67,
69と前記したカムフオロワーの押圧と離隔の状
態を検出するスイツチ装置71,73が設けてあ
る。
また前記したレバー57,63は軸ピン75,
77と長穴79,81でロツド49,51に連結
してあつてて、共通の軸83のまわりを揺動自在
である。
更に前記したカムフオロワー59と61とは、
第6図に拡大して示した揺動体85の先端に設け
てあり、前記揺動体85は軸ピン87のまわりを
揺動自在である。
第6図に明らかなように揺動体85の先端は例
えばクレビス状に分岐していて、カムフオロワー
59と61とは高低差が設けてあるとともに後端
にはピン穴89,91が設けてある。
レバー57にもピン穴89,91に対応するピ
ン穴93,95が設けてあつて、揺動体85を揺
動させて何れかのピン穴89,91,93,95
を組み合わせて軸ピン87を挿嵌することで、カ
ムフオロワー59と61の何れかをカム41,4
3の外周と当接するように設定することができる
のである。
第8図にもつとも明らかなように前記したロツ
ド49の右端にはラツク97が設けてあつて、ピ
ニオンギヤー99を正逆転させる。
上記ピニオンギヤー99の上方には偏心ピン1
01,103が植設された回転板105が設けて
あつて、第7図に示した1対のコネクテイングロ
ツド107,109によつてスライド支柱11
1,111を昇降自在に保持するブラケツト11
3,113を互いに接近・離反する方向に移動さ
せている。
第7図・第8図にはブラケツト113が接近・
離反の移動をするガイドレール115が示してあ
る。
第8図に示したようにフイードバー11のスラ
イド支柱111は、昇降部材117の上方に設け
た例えばT溝部119に案内されており、昇降部
材117はロツド51の右端に設けたラツク12
1に駆動されて正逆転するピニオンギヤー123
に植設した1本の偏心軸ピン125に連結されて
いる。
前記偏心軸ピン125と係合するこま127が
前記した昇降部材117の窓部129の中で水平
方向には移動自在に構成してあるために、昇降部
材117はピニオンギヤー123の正逆転によつ
て垂直方向にだけ移動させられる。
第8図のラツク121の右側に示したストツパ
ーボルト131は、流体圧シリンダ55を駆動し
てラツク121を右方向に移動し、ラツク121
がストツパーボルト131に当接したときに、リ
フト・ダウン用のカムフオロワー65がカム45
から離れていて、フイードバー11が2次元の移
動をする場合の高さを1定に設定するものであ
る。
なお第1図に示したギヤーボツクス9はトラン
スフアープレス1のボルスタ7の片側にしか示し
てないが、ボルスタ7の右側にも連動するギヤー
ボツクスと内部機構をを設置することも自由であ
る。
以上詳記したところで明らかなように、本実施
例の装置は流体圧シリンダ55を駆動してリフ
ト・ダウンの動きを除外し、揺動体85とレバー
57に設けた4つのピン穴87,89,91,9
3を選択してピンを挿嵌するだけで、3次元移送
から2次元移送に簡単に変更できるし、逆の変更
も同様に容易である。
以上のごとき実施例の説明より理解されるよう
に、要するにこの考案の要旨は実用新案登録請求
の範囲に記載のとおりであるから、レバーに取付
けた揺動体の揺動方向を選択してレバーに固定す
る簡単な構成でもつてフイードバーの2次元移送
あるいは3次元移送を選択できるものである。し
たがつて、従来のごとく、カムあるいはレバーの
シフト運動を行なう必要がなく、2次元移送と3
次元移送とを簡単な構成でもつて容易に行なうこ
とができるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図はトランスフアープレスの正面図、第2
図は同上トランスフアー部分の平面図、第3図は
2次元トランスフアーと3次元トランスフアーを
示した説明図、第4図はクランプ・アンクランプ
とリフト・ダウンの作動機構を示した立面図で、
第5図の−断面矢視図に相当する図、第5図
は同上平面図、第6図は揺動体の斜視図、第7図
は本考案のフイードバー駆動部の平面図、第8図
は同上立面図である。 図面の主要部を表わす符号の説明、11……フ
イードバー、15……トランスフアー装置、39
……カム軸、53……流体圧シリンダ、57……
レバー、63……レバー、85……揺動体、89
……ピン穴、91……ピン穴、93……ピン穴、
95……ピン穴、111……スライド支柱、11
7……昇降部材。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 対向した一対のフイードバー11にそれぞれ対
    向したクランプ爪13を設け、上記フイードバー
    11にクランプ運動とアンクランプ運動を行なわ
    せしめるための第1のロツド49と、フイートバ
    ー11にリフト運動とダウン運動とを行なわせし
    めるための第2のロツド51とを往復動自在に備
    え、かつ第1のロツド49を往復動するための第
    1のレバー57及び第2のロツド51を往復動す
    るための第2のレバー63を揺動自在に備え、さ
    らに第1のレバー57を揺動するための2次元移
    送用の第1カム41および3次元移送用の第2カ
    ム43を備えると共に、第2のレバー63を揺動
    するための第3カム45を備えてなり、前記フイ
    ードバー11に2次元移送と3次元移送とを切替
    自在に構成してなるトランスフアー装置にして、
    第1カム41に接触従動自在な第1のカムフオロ
    ワー59を備えると共に第2カム43に接触従動
    自在な第2のカムフオロワー61を備えた揺動体
    85を、前記第1のレバー57に揺動自在かつ第
    1カム41と第1カムフオロワー59との接触あ
    るいは第2カム43と第2カムフオロワー61と
    の接触を選択して、固定可能に設け、前記第2の
    レバー63に設けた第3のカムフオロワー65を
    前記第3カム45に対して押圧自在かつ隔離自在
    に設けてなることを特徴とするトランスフアー装
    置。
JP17606483U 1983-11-16 1983-11-16 トランスフア−装置 Granted JPS6084134U (ja)

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JP17606483U JPS6084134U (ja) 1983-11-16 1983-11-16 トランスフア−装置

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JPS6084134U JPS6084134U (ja) 1985-06-10
JPH022507Y2 true JPH022507Y2 (ja) 1990-01-22

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Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0434980Y2 (ja) * 1986-06-30 1992-08-19
JPH0515386Y2 (ja) * 1986-11-12 1993-04-22

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5536410A (en) * 1978-09-07 1980-03-14 Mitsui Toatsu Chem Inc Preparation of 2,2'-bis(4-(1,1,3,3-tetramethylbutyl)phenol)sulfide
JPS5637872U (ja) * 1979-08-31 1981-04-10
JPS5814015U (ja) * 1981-07-21 1983-01-28 三菱電機株式会社 車内循環風量自動制御装置

Patent Citations (3)

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