JPH0434980Y2 - - Google Patents
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- JPH0434980Y2 JPH0434980Y2 JP1986100003U JP10000386U JPH0434980Y2 JP H0434980 Y2 JPH0434980 Y2 JP H0434980Y2 JP 1986100003 U JP1986100003 U JP 1986100003U JP 10000386 U JP10000386 U JP 10000386U JP H0434980 Y2 JPH0434980 Y2 JP H0434980Y2
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- JP
- Japan
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- lever
- dimensional
- clamp
- cam
- lift
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- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 238000003754 machining Methods 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
Description
【考案の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本考案は、トランスフアプレスにおける2次
元、3次元送りの切換装置に関するものである。
元、3次元送りの切換装置に関するものである。
(従来の技術)
トランスフア加工には、フイードバーをクラン
プ、アドバンス、アンクランプ、リターンの関係
で平面運動させる2次元送りと、クランプの次に
リフト並びにアドバンスの次にダウンを加えて立
体運動させる3次元送りとがあり、これらの運動
は何れの場合もクランク軸1回転の間で全行程が
終了するようになつている。そして2次元送り専
用機ではフイードバーをクランプ・アンクランプ
運動させる装置とアドバンス・リターン運動させ
る装置を具備し、又、3次元送りが可能な機種で
はアドバンス・リターン装置は前記と同様である
が、クランプ・アンクランプ装置にリフト・ダウ
ン機構が組み込まれており、さらに一般的には3
次元送り装置を使用してクランプ・アンクランプ
の2次元送りのみを行わせることができ、2次元
送りと3次元送りを選択して運転できるようにな
つている。
プ、アドバンス、アンクランプ、リターンの関係
で平面運動させる2次元送りと、クランプの次に
リフト並びにアドバンスの次にダウンを加えて立
体運動させる3次元送りとがあり、これらの運動
は何れの場合もクランク軸1回転の間で全行程が
終了するようになつている。そして2次元送り専
用機ではフイードバーをクランプ・アンクランプ
運動させる装置とアドバンス・リターン運動させ
る装置を具備し、又、3次元送りが可能な機種で
はアドバンス・リターン装置は前記と同様である
が、クランプ・アンクランプ装置にリフト・ダウ
ン機構が組み込まれており、さらに一般的には3
次元送り装置を使用してクランプ・アンクランプ
の2次元送りのみを行わせることができ、2次元
送りと3次元送りを選択して運転できるようにな
つている。
特開昭55−14227号公報の第13図、第14図
にトランスフアプレスにおけるフイードバーの2
次元、3次元送り用カムの切換装置が記載されて
いる。
にトランスフアプレスにおけるフイードバーの2
次元、3次元送り用カムの切換装置が記載されて
いる。
前記した従来例はスライドに設けた板状カムに
連動して上下方向に往復運動するロツドを設け、
該ロツドをフイードバーをクランプ・アンクラン
プおよびリフト・ダウン運動させる装置の入力軸
に接続していた。しかしながら、前記ロツドを往
復運動させるカムがスライドに設けられているの
で、スライドのストロークあるいはクランク軸の
偏心量の異なるプレスではカム形状を変更しなく
てはならず汎用性に欠けるといつた問題があつ
た。
連動して上下方向に往復運動するロツドを設け、
該ロツドをフイードバーをクランプ・アンクラン
プおよびリフト・ダウン運動させる装置の入力軸
に接続していた。しかしながら、前記ロツドを往
復運動させるカムがスライドに設けられているの
で、スライドのストロークあるいはクランク軸の
偏心量の異なるプレスではカム形状を変更しなく
てはならず汎用性に欠けるといつた問題があつ
た。
本願考案者は従来技術の問題点を解決するため
に実願昭60−137737号を出願し、切換用カムをク
ランク軸に連動して回転する円板カムとし、2次
元、3次元用に設けられたクランプ運動用の2枚
のカムと、これと連動させるレバーとを設け、前
記2枚のカムの何れか一方を選択して2次元、3
次元送りができる装置を提案した。
に実願昭60−137737号を出願し、切換用カムをク
ランク軸に連動して回転する円板カムとし、2次
元、3次元用に設けられたクランプ運動用の2枚
のカムと、これと連動させるレバーとを設け、前
記2枚のカムの何れか一方を選択して2次元、3
次元送りができる装置を提案した。
前記先行技術はレバーの取付位置を変更しない
で、カムを移動させていたが、回転する部材を軸
方向に移動させるために構造が複雑となるなどの
問題が新たに生じており、欠点ではないが解決さ
れなくてはならない問題となつていた。
で、カムを移動させていたが、回転する部材を軸
方向に移動させるために構造が複雑となるなどの
問題が新たに生じており、欠点ではないが解決さ
れなくてはならない問題となつていた。
さらに、レバー主体に2本の選択レバーを備
え、2次元、3次元時に2本のレバーの内1本を
選択する方式も考えられるが、構造が複雑でコス
ト高となる。
え、2次元、3次元時に2本のレバーの内1本を
選択する方式も考えられるが、構造が複雑でコス
ト高となる。
(考案が解決しようとする課題)
本考案が解決しようとする課題は、前記した先
行技術の問題点を解決するためになされたもので
あつて、カムの取付位置を固定しておき、当該カ
ムに接合させるレバーを移動させることにより、
フイードバーをより一層安定よく運動させる切換
装置を提供しようとするものである。
行技術の問題点を解決するためになされたもので
あつて、カムの取付位置を固定しておき、当該カ
ムに接合させるレバーを移動させることにより、
フイードバーをより一層安定よく運動させる切換
装置を提供しようとするものである。
(課題を解決するための手段)
本考案において課題を解決するための手段は、
クランク軸と同期回転する2次元用クランプカム
及び3次元用クランプカム並びにリフトカム、前
記2次元用及び3次元用クランプカムと対応する
クランプ用レバー、前記リフトカムと対応するリ
フト用レバー、前記クランプ用レバーの揺動にと
もなつて往復運動してフイードバーのクランプ・
アンクランプ機構を駆動する第1のロツド、前記
リフト用レバーの揺動にともなつて往復運動して
フイードバーのリフト・ダウン機構を駆動する第
2のロツドとを備えたトランスフア装置におい
て、前記クランク用レバーが、プレスのフレーム
に設けた軸受板に揺動自在に軸着されたレバー主
体、該レバー主体に当該レバー主体の枢着部の左
右位置に軸着しかつ前記クランプカムの配列方向
に平行する方向に移動可能に設けた移動レバー、
前記軸受板に設け前記移動レバーを移動させるエ
アシリンダ機構、前記移動レバーの端部に設け前
記2次元及び3次元用クランプカムと選択的に接
合するカムフオロアとを具備することを特徴とす
るするものである。
クランク軸と同期回転する2次元用クランプカム
及び3次元用クランプカム並びにリフトカム、前
記2次元用及び3次元用クランプカムと対応する
クランプ用レバー、前記リフトカムと対応するリ
フト用レバー、前記クランプ用レバーの揺動にと
もなつて往復運動してフイードバーのクランプ・
アンクランプ機構を駆動する第1のロツド、前記
リフト用レバーの揺動にともなつて往復運動して
フイードバーのリフト・ダウン機構を駆動する第
2のロツドとを備えたトランスフア装置におい
て、前記クランク用レバーが、プレスのフレーム
に設けた軸受板に揺動自在に軸着されたレバー主
体、該レバー主体に当該レバー主体の枢着部の左
右位置に軸着しかつ前記クランプカムの配列方向
に平行する方向に移動可能に設けた移動レバー、
前記軸受板に設け前記移動レバーを移動させるエ
アシリンダ機構、前記移動レバーの端部に設け前
記2次元及び3次元用クランプカムと選択的に接
合するカムフオロアとを具備することを特徴とす
るするものである。
(作用)
プレス運転によつてクランク軸10が回転する
と、2次元用クランプカム11、3次元用クラン
プカム12及びリフト用カム13が該クランク軸
10と同期して回転駆動される。又、これらのカ
ムの回転に伴つてクランプ用レバー14及びリフ
ト用レバー15が揺動し、第1及び第2のロツド
16,17を往復運動させてフイードバーのクラ
ンプ・アンクランプ機構ならびにリフト・ダウン
機構を駆動する。
と、2次元用クランプカム11、3次元用クラン
プカム12及びリフト用カム13が該クランク軸
10と同期して回転駆動される。又、これらのカ
ムの回転に伴つてクランプ用レバー14及びリフ
ト用レバー15が揺動し、第1及び第2のロツド
16,17を往復運動させてフイードバーのクラ
ンプ・アンクランプ機構ならびにリフト・ダウン
機構を駆動する。
エアシリンダ機構146により移動レバー14
4を移動させると、この移動レバー144の先端
に設けられているカムフオロア145が2次元用
クランプカム12又は3次元用クランプカム13
に切換接合されるために、クランプ用レバー14
は2枚のクランプカムのいずれか一方に選択的に
追従して揺動するために、2次元送りと3次元送
りとを随意切り換えることができる。
4を移動させると、この移動レバー144の先端
に設けられているカムフオロア145が2次元用
クランプカム12又は3次元用クランプカム13
に切換接合されるために、クランプ用レバー14
は2枚のクランプカムのいずれか一方に選択的に
追従して揺動するために、2次元送りと3次元送
りとを随意切り換えることができる。
(実施例)
第1図は全体を組立てた横断面図、第2図は同
正面図であり、第3図は本装置を組込んだプレス
機械の側面図である。
正面図であり、第3図は本装置を組込んだプレス
機械の側面図である。
まず、第3図において、プレス機械1はベツド
2とクラウン3とがコラム4が結合されており、
該コラム4内にスライド5が設けられると共に、
ベツド2にスライド5と対応するボルスタ6が設
けられている。又、プレス機械の側部には、フイ
ードバーをクランプ・アンクランプならびにリフ
ト・ダウン運動させるための機構が収容されてい
るユニツトケース7が設けられており、該ユニツ
トケース7の上面から2つのフイードバー受け8
が突設されている。
2とクラウン3とがコラム4が結合されており、
該コラム4内にスライド5が設けられると共に、
ベツド2にスライド5と対応するボルスタ6が設
けられている。又、プレス機械の側部には、フイ
ードバーをクランプ・アンクランプならびにリフ
ト・ダウン運動させるための機構が収容されてい
るユニツトケース7が設けられており、該ユニツ
トケース7の上面から2つのフイードバー受け8
が突設されている。
前記ユニツトケース7から突出させた各フイー
ドバー受け8にはフイードバー9が長手方向に摺
動可能に装着されている。又、前記クラウン3に
はスライド5を駆動するクランク軸10が軸架さ
れており、該クランク軸10に2次元用クランプ
カム11、3次元用クランプカム12及びリフト
カム13の3種類のカムが取り付けられており、
これらのカム11,12,13と連動して揺動す
るレバー、すなわち、2枚のクランプカム11,
12と選択的に対応するクランプ用レバー14、
ならびにリフトカム13と対応するリフト用レバ
ー15が設けられ、これら各レバー14,15と
連結した第1及び第2のロツド16,17が上下
方向に往復移動する。
ドバー受け8にはフイードバー9が長手方向に摺
動可能に装着されている。又、前記クラウン3に
はスライド5を駆動するクランク軸10が軸架さ
れており、該クランク軸10に2次元用クランプ
カム11、3次元用クランプカム12及びリフト
カム13の3種類のカムが取り付けられており、
これらのカム11,12,13と連動して揺動す
るレバー、すなわち、2枚のクランプカム11,
12と選択的に対応するクランプ用レバー14、
ならびにリフトカム13と対応するリフト用レバ
ー15が設けられ、これら各レバー14,15と
連結した第1及び第2のロツド16,17が上下
方向に往復移動する。
さらに又、前記第1及び第2のロツド16,1
7は、前記ユニツトケース7に隣接したドライブ
ユニツト18,19に接続されていて、該第1及
び第2のロツド16,17の運動をユニツトケー
ス7内の機構に伝達している。
7は、前記ユニツトケース7に隣接したドライブ
ユニツト18,19に接続されていて、該第1及
び第2のロツド16,17の運動をユニツトケー
ス7内の機構に伝達している。
次に本願考案の主題であるクランプ用レバー1
4の構造を第1図、第2図によつて説明する。
4の構造を第1図、第2図によつて説明する。
クランプ用レバー14は、2枚のレバー主体1
40と移動レバー144で構成されている。各レ
バー主体140はプレスのフレームに固定した軸
受板141に対して主軸142により揺動自在に
設けられると共に、該主軸142を挟んで左右に
ガイド軸143が設けられている。そして該ガイ
ド軸143には、一端をレバー主体140から突
出させた移動レバー144が前後方向に摺動自在
に取付けられており、さらに、移動レバー144
の突出部に2次元用クランプカム11と3次元用
クランプカム12と選択的に接合するカムフオロ
ア145が設けられている。
40と移動レバー144で構成されている。各レ
バー主体140はプレスのフレームに固定した軸
受板141に対して主軸142により揺動自在に
設けられると共に、該主軸142を挟んで左右に
ガイド軸143が設けられている。そして該ガイ
ド軸143には、一端をレバー主体140から突
出させた移動レバー144が前後方向に摺動自在
に取付けられており、さらに、移動レバー144
の突出部に2次元用クランプカム11と3次元用
クランプカム12と選択的に接合するカムフオロ
ア145が設けられている。
この他、前記レバー主体140には移動レバー
144を移動させるエアシリンダ機構が設けられ
ている。該エアシリンダ機構のエアシリンダ14
6がガイド軸143と平行方向に設けられてお
り、エアシリンダ146から突出するピストンロ
ツド147が前記移動レバー144に固定されて
いて、エアシリンダの動作によつて当該移動レバ
ー144をガイド軸143に沿つて移動させる。
144を移動させるエアシリンダ機構が設けられ
ている。該エアシリンダ機構のエアシリンダ14
6がガイド軸143と平行方向に設けられてお
り、エアシリンダ146から突出するピストンロ
ツド147が前記移動レバー144に固定されて
いて、エアシリンダの動作によつて当該移動レバ
ー144をガイド軸143に沿つて移動させる。
なお、レバー主体140の他端(カムフオロア
と反対側)には前記第1のロツド16が支軸14
8で連結されており、さらに前記主軸142と当
該支軸148との間にはフイードバーの手動アン
クランプ時又は2次元、3次元の切換時にカムフ
オロアを強制的にカムより離すための油圧シリン
ダ149のロツド端部が当接する軸149aが設
けられている。
と反対側)には前記第1のロツド16が支軸14
8で連結されており、さらに前記主軸142と当
該支軸148との間にはフイードバーの手動アン
クランプ時又は2次元、3次元の切換時にカムフ
オロアを強制的にカムより離すための油圧シリン
ダ149のロツド端部が当接する軸149aが設
けられている。
再び第3図において、リフトカム13と連動す
るリフト用レバー15は、中央部分が軸受151
に主軸152で揺動自在に取り付けられており、
レバーの先端に設けたカムフオロア153がリフ
トカム13と接合している。
るリフト用レバー15は、中央部分が軸受151
に主軸152で揺動自在に取り付けられており、
レバーの先端に設けたカムフオロア153がリフ
トカム13と接合している。
なお、前記各フオロア145,153を各カム
に圧接させるために、第1及び第2のロツド1
6,17の先端部分がベツド2に設けたエアシリ
ンダ20,21のピストンと結合されている。
に圧接させるために、第1及び第2のロツド1
6,17の先端部分がベツド2に設けたエアシリ
ンダ20,21のピストンと結合されている。
実施例は上記の構成であつて、第1図において
カム11,12,13は、手前から2次元用クラ
ンプカム11、3次元用クランプカム12、リフ
トカム13の順に配列されていて、図示した状態
はクランプ用レバー14のカムフオロア145が
3次元用クランプカム12と接合しており、この
場合はリフト用レバー15のカムフオロア153
がリフトカム13と接合している。従つて、この
状態でプレス運転を行うと、カム12,13によ
つてレバー14,15が共に揺動し、第1及び第
2のロツド16,17はユニツトケース7内の機
構を作動してフイードバー9を3次元運動させ
る。
カム11,12,13は、手前から2次元用クラ
ンプカム11、3次元用クランプカム12、リフ
トカム13の順に配列されていて、図示した状態
はクランプ用レバー14のカムフオロア145が
3次元用クランプカム12と接合しており、この
場合はリフト用レバー15のカムフオロア153
がリフトカム13と接合している。従つて、この
状態でプレス運転を行うと、カム12,13によ
つてレバー14,15が共に揺動し、第1及び第
2のロツド16,17はユニツトケース7内の機
構を作動してフイードバー9を3次元運動させ
る。
一方、2次元運動のみを希望するときは、エア
シリンダ146のピストンロツド147を引つ込
めて移動レバー144を手前に移動し、カムフオ
ロア145を3次元用クランプカム12から2次
元用クランプカム11に切り換える。又、同時に
リフト用レバー15のカムフオロア153はリフ
トカム13から離脱させる。
シリンダ146のピストンロツド147を引つ込
めて移動レバー144を手前に移動し、カムフオ
ロア145を3次元用クランプカム12から2次
元用クランプカム11に切り換える。又、同時に
リフト用レバー15のカムフオロア153はリフ
トカム13から離脱させる。
以上のように、クランプ用レバー14の移動レ
バー144をエアシリンダ機構によつて切換移動
させることによつてトランスフアフイードを2次
元及び3次元用に切り換えられるのである。
バー144をエアシリンダ機構によつて切換移動
させることによつてトランスフアフイードを2次
元及び3次元用に切り換えられるのである。
(考案の効果)
本考案は、クランク軸と同期回転する2次元用
クランプカム、3次元用クランプカム及びリフト
カムのうち、2枚のクランプカムに選択的に対応
するクランプ用レバーを、レバー主体及び当該レ
バー主体に移動可能に取り付けた移動レバーとで
構成し、この移動レバーを前記2枚のクランプカ
ムの配列方向に移動させることにより、移動レバ
ーの先端に設けたカムフオロアを2次元用クラン
プカム及び3次元用クランプカムに切換接合させ
てクランプ用レバーを選択的に前記カムと対応さ
せるようにしているために、トランスフアフイー
ドの2次元、3次元運動は移動レバーの位置を変
更させることにより簡単に切り換えられ、しかも
前記の構造によりレバー剛性も向上するので、フ
イードバーの運動は高速安定性が良好となる効果
がある。
クランプカム、3次元用クランプカム及びリフト
カムのうち、2枚のクランプカムに選択的に対応
するクランプ用レバーを、レバー主体及び当該レ
バー主体に移動可能に取り付けた移動レバーとで
構成し、この移動レバーを前記2枚のクランプカ
ムの配列方向に移動させることにより、移動レバ
ーの先端に設けたカムフオロアを2次元用クラン
プカム及び3次元用クランプカムに切換接合させ
てクランプ用レバーを選択的に前記カムと対応さ
せるようにしているために、トランスフアフイー
ドの2次元、3次元運動は移動レバーの位置を変
更させることにより簡単に切り換えられ、しかも
前記の構造によりレバー剛性も向上するので、フ
イードバーの運動は高速安定性が良好となる効果
がある。
さらに本考案は、2次元用クランプカム及び3
次元用クランプカムに選択的に対応して揺動する
クランプ用レバーを構成する移動レバーを2次元
用クランプカム及び3次元用クランプカムの配列
方向に移動させて2次元送りと3次元送りとを切
り換えるようにしているので、クランプ用レバー
は定位置で揺動するためにカムフオロアの位相が
同一になり、このため、2次元用クランプカム及
び3次元用クランプカムの間の位相調整を行う必
要性がなく、従つて、これらクランプカムの軸へ
の取付作業性が改善される。
次元用クランプカムに選択的に対応して揺動する
クランプ用レバーを構成する移動レバーを2次元
用クランプカム及び3次元用クランプカムの配列
方向に移動させて2次元送りと3次元送りとを切
り換えるようにしているので、クランプ用レバー
は定位置で揺動するためにカムフオロアの位相が
同一になり、このため、2次元用クランプカム及
び3次元用クランプカムの間の位相調整を行う必
要性がなく、従つて、これらクランプカムの軸へ
の取付作業性が改善される。
第1図は全体を組立てた横断面図であるが、詳
しくは第2図のA−A線の断面図である。第2図
は同正面図、第3図は本願装置を組込んだプレス
機械の側面図である。 1……プレス機械、2……ベツド、3……クラ
ウン、4……コラム、5……スライド、6……ボ
ルスタ、7……ユニツトケース、8……フイード
バー受、9……フイードバー、10……クランク
軸、11,12,13……カム、14……クラン
プ用レバー、140……レバー主体、141……
軸受板、142……主軸、143……ガイド軸、
144……移動レバー、145……カムフオロ
ア、146……エアシリンダ、147……ピスト
ンロツド、148……支軸、149……シリン
ダ、15……リフト用レバー、151……軸受、
152……主軸、153……カムフオロア、15
4……シリンダ、16……第1のロツド、17…
…第2のロツド、18,19……ドライブユニツ
ト。
しくは第2図のA−A線の断面図である。第2図
は同正面図、第3図は本願装置を組込んだプレス
機械の側面図である。 1……プレス機械、2……ベツド、3……クラ
ウン、4……コラム、5……スライド、6……ボ
ルスタ、7……ユニツトケース、8……フイード
バー受、9……フイードバー、10……クランク
軸、11,12,13……カム、14……クラン
プ用レバー、140……レバー主体、141……
軸受板、142……主軸、143……ガイド軸、
144……移動レバー、145……カムフオロ
ア、146……エアシリンダ、147……ピスト
ンロツド、148……支軸、149……シリン
ダ、15……リフト用レバー、151……軸受、
152……主軸、153……カムフオロア、15
4……シリンダ、16……第1のロツド、17…
…第2のロツド、18,19……ドライブユニツ
ト。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 クランク軸と同期回転する2次元用クランプカ
ム及び3次元用クランプカム並びにリフトカム、
前記2次元用及び3次元用クランプカムと対応す
るクランプ用レバー、前記リフトカムと対応する
リフト用レバー、前記クランプ用レバーの揺動に
ともなつて往復運動してフイードバーのクラン
プ・アンクランプ機構を駆動する第1のロツド、
前記リフト用レバーの揺動にともなつて往復運動
してフイードバーのリフト・ダウン機構を駆動す
る第2のロツドとを備えたトランスフア装置にお
いて、 前記クランク用レバーが、プレスのフレームに
設けた軸受板に揺動自在に軸着されたレバー主
体、該レバー主体に当該レバー主体の枢着部の左
右位置に軸着しかつ前記クランプカムの配列方向
に平行する方向に移動可能に設けた移動レバー、
前記軸受板に設け前記移動レバーを移動させるエ
アシリンダ機構、前記移動レバーの端部に設け前
記2次元及び3次元用クランプカムと選択的に接
合するカムフオロアとを具備することを特徴とす
るトランスフアプレスにおける2次元、3次元送
りの切換装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1986100003U JPH0434980Y2 (ja) | 1986-06-30 | 1986-06-30 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1986100003U JPH0434980Y2 (ja) | 1986-06-30 | 1986-06-30 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6366527U JPS6366527U (ja) | 1988-05-02 |
JPH0434980Y2 true JPH0434980Y2 (ja) | 1992-08-19 |
Family
ID=30969406
Family Applications (1)
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-
1986
- 1986-06-30 JP JP1986100003U patent/JPH0434980Y2/ja not_active Expired
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Also Published As
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