JPS62240120A - プレス機械の多次元トランスフア装置 - Google Patents

プレス機械の多次元トランスフア装置

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JPS62240120A
JPS62240120A JP8251286A JP8251286A JPS62240120A JP S62240120 A JPS62240120 A JP S62240120A JP 8251286 A JP8251286 A JP 8251286A JP 8251286 A JP8251286 A JP 8251286A JP S62240120 A JPS62240120 A JP S62240120A
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JP
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dimensional
lever
clamp
clamping
cam
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JP8251286A
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Inventor
Shozo Imanishi
詔三 今西
Takashi Yagi
隆 八木
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Aida Engineering Ltd
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Aida Engineering Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、プレス機械の多次元トランスファ装置に係
り、加工素材を二次元的から三次元的トランスファフィ
ードへまたはその逆に迅速かつ簡単に切り換えできるよ
うするとともに機械効率の向上を図った多次元トランス
ファ装置の改良に関する。
〔背景技術とその問題点〕
加工素材をプレス機械の加工タイミングに合わせて二次
元的または三次元的にトランスファフィードするための
多次元トランスファ装置が知られている。
従来の多次元トランスファ装置を第5図を参照して説明
すると、ベッド100に立設されたコラム102の上方
部にクラウン103が形成されている。コラム102に
はスライドガイド136を介しスライダ135が昇降自
在に設けられ、その下方にボルスタ101を配設されて
いる。このようにしてプレス機械が構成されている。ク
ランプアンクランプ機構200は、回転軸113で回転
されるクランプ用カム111と、ブラケット105にシ
ャフト107で軸支されたクランプ用レバー106、こ
のクランプ用レバー106のローラ118をクランプ用
カム111に当接離脱させるためのロッド116を介し
連結されたクランプ用エヤシリンダ126およびロッド
116の上下動によって多次元トランスファ機構130
を介しフィードバー131,132を接近離反させて加
工素材をクランプ、アンクランプするためのクランプア
ンクランプ駆動機構125等から構成されている。なお
、127は、ロッド116の長さを微調整して最適クラ
ンプ状態を確保するための微調整手段、128は手動か
ら自動の切り換えのためクランプ用レバー106をカム
111に当接させるときの緩衝用のオイルダンパーであ
る。
また、リフトダウン機構300は、回転軸113で回転
されるリフト用カム112と、プラケット108にシャ
フト110で軸支されたリフト用レバー109、このリ
フト用レバー109のローラ119をリフト用カム11
2に当接離脱させるためのロッド117を介し連結され
たリフト用エヤシリンダ121およびロッド117の上
下動によって多次元トランスファ機構130を介しフィ
ードバー131,132を昇降させて加工素材をリフト
ダウンするためのリフトダウン駆動機構120等から構
成されている。なお、123は手動から自動の切り換え
のためリフト用レバー109をカム112に当接させる
ときの緩衝用のオイルダンパーである。
さらに、フィードバーガイド133.134に対しフィ
ードバー131,132を図面で紙面に垂直方向に往復
移動させるいわゆるアドバンスリターン機構(図示省略
)が設けられている。
従って、アドバンスリターン機構とクランプアンクラン
プ機構200を作動させれば図示なきフィンガーを介し
て加工素材を支持するフィードバー132.133をx
、y方向の二次元方向にトランスファフィードすること
ができる。さらに、これらに併せリフトダウン機構30
0をも作動させれば、三次元方向にトランスファフィー
ドすることができる。このようにして、プレス機械の加
工タイミングに併せ加工素材を多次元方向にトランスフ
ァフィードさせることによって自動的プレス加工が行な
える。
しかしながら、従来の多次元トランスファ装置には次の
ような問題点を有していた。すなわち、三次元トランス
ファフィードでは、リフトダウンモーションが加重され
るところ、第4図に示す通りモーションの1サイクル(
回転軸の1回転)は変わらない。このため二次元の場合
と三次元の場合とではクランプ用カム111,111の
形状を別異のものとしなければならない。かくして従来
のトランスファ装置においては、回転軸113に図示し
ない二次元用と三次元用との2つのクランプ用カム11
1,111を設け、これらをクランプ用レバー106に
切り換えて保合できるよう構成していたのである。
然して、その一般的な構成が回転軸113をスプライン
軸とし、各クランプ用カム111,111をスプライン
軸に摺動自在に装着し、油圧シリンダ等によってクラン
プ用カムを選択的に移動させて二次元または三次元の切
り換えをするような機械的構造としていたために、プレ
ス機械の高速加工性、高精度化を阻害する要因となって
いた。
〔発明の目的〕
本発明は、上記従来の問題点を解消し、機械効率を向上
させ、二次元または三次元の迅速かつ簡単な切り換えを
可能とする優れたプレス機械の多次元トランスファ装置
を提供することを目的とする。
c問題点を解決するための手段および作用〕(手段) この発明は、従来の手段が1つのクランプ用レバーに二
次元クランプ用カムと三次元クランプ用カムとを摺動機
構を介して切り換えていたことにより問題点が内存して
いたことに鑑み、二次元用と三次元用のクランプ用レバ
ーおよびカムを別個に設け、これらをクランプレバ−の
揺動方向の角度を調整することによって切り換えできる
ようしたのである。
これがため、回転軸で回転されるリフト用カムとリフト
用カムで揺動されるリフト用レバーとを含み形成された
リフトダウン機構および回転軸で回転されるクランプ用
カムとクランプ用カムで揺動されるクランプ用レバーを
含み形成されたクランプアンクランプ機構とを備え、加
工素材を二次元または三次元方向にトランスファフィー
ドできるよう構成されたプレス機械の多次元トランスフ
ァ装置において、 前記クランプ用カムおよびクランプ用レバーを二次元用
と三次元用との2組から形成するとともに両クランプ用
レバーの共通軸に対する相対回転角度を変化させるため
の角度調整手段を設け、この角度調整手段によって二次
用または三次元用のいずれか一方のクランプ用レバーが
当該カムによって揺動されるよう構成し前記目的を達成
しようとするのである。
(作用) 本発明は上記構成としたので、三次元クランプ用レバー
を三次元クランプ用カムに当接させるとともに三次元リ
フト用レバーを三次元リフト用カムに当接させ、かつ角
度調整手段によって二次元クランプ用レバーと三次元ク
ランプ用レバーとの共通軸に対する相対回転角度を変化
させる。この相対回転角度は二次元クランプ用レバーを
二次元クランプ用カムから離反させるものである。従っ
て、三次元クランプ用カムおよびリフト用カムが回転軸
と常に一体的に回転することができ、かつ、三次元クラ
ンプ用カムにクランプ用レバーがその揺動方向から当接
されるとともに三次元リフト用カムにリフト用レバーが
その揺動方向から当接されるのでスプライン軸によるガ
タ等が一掃され極めて機械効率の良い三次元的トランス
ファフィードがなされる。
一方、三次元クランプ用レバーおよびリフト用レバーを
三次元クランプ用カムおよびリフト用カムから離反させ
、かつ角度調整手段によって二次元クランプ用レバーと
三次元クランプ用レバーとの共通軸に対する相対回転角
度を変化させる。この相対回転角度は二次元クランプ用
レバーを二次元クランプ用カムに当接させるものである
従って、三次元クランプ用カムおよびリフト用カムに三
次元クランプ用レバーとリフト用レバーが当接すること
なく二次元クランプ用カムに二次元クランプ用レバーの
みがその揺動方向から当接されるので、この場合にもス
プライン軸によるガタ等が一掃され機械効率の良い二次
元的トランスファフィードがなされる。
このように、回転軸に一体的に設けられたカムに対し、
レバーをその揺動方向に角度変化させることによって二
次元と三次元との切り換えができるから極めて迅速かつ
簡単であり、高速加工かつ高精度加工のプレス機械の生
産能率に寄与すること絶大である。
〔実施例〕
本発明に係るプレス機械の多次元トランスファ装置の一
実施例を図面を参照しながら詳細に説明する。この実施
例は、第1図ないし第3図に示される。なお、前出第5
図に示した従来の多次元トランスファ装置と同一または
共通的構成要素には同一の符号を付するとともに主にプ
レス機械の主要部分については図示および説明を省略し
ている。
第1図、第2図において、回転軸113には、三次元ク
ランプ用カム(図示省略)、三次元リフト用カム112
と二次元クランプ用カム111がキー24等を介し一体
的に固着されている。三次元クランプ用レバー106は
、図示なき三次元クランプ用カムに対応されたローラ1
18を有し、ブラケット105に軸受20を介し回転可
能に支持されたシャフト107にキー25によって一体
的に設けられている。また、二次元クランプ用しバー1
は、二次元クランプ用カム111に対応されたローラ2
を有し、三次元クランプ用レバー106とネジ4で一体
的に結合されたボス3に回動可能に被嵌されている。
三次元リフト用レバー109は、三次元リフト用カム1
12に対応されたローラ119を有し、ブラケット10
8に軸受21を介し回転可能に支持されたシャフト11
0にキー26によって一体的に設けられている。なお、
シャフト107はカップリング30.エコライザ軸32
を介し、クラウン103の反対側に設けられた図示しな
い三次元クランプ用レバー等のシャフトと連結されてお
り、シャフト110もカンプリング31、エコライザ軸
33を介し同様な構造となっている。
このように、三次元クランプ用レバー106と二次元用
クランプ用レバー1とは別個に設けられ、各レバー10
6.1に設けられたカムフォロワーと作用する各ローラ
11B、2は、三次元クランプ用カム(図示省略)、二
次元クランプ用カム111にそれぞれ対応配設されてい
る。ここに、三次元用クランプ用レバー106と二次元
クランプ用レバー1とは、三次元クランプ用レバー10
6に軸6を介し回動可能に取り付けられた油圧シリンダ
5と、この油圧シリンダ5によって突出長が調整される
先端が軸8を介して二次元クランプ用レバー1に回動可
能に取り付けられた連結棒7とから形成された角度調整
手段10によって連結されている。従って、角度調整手
段10は、その連結棒7の突出長を変えることによって
両者106゜1の共通軸としてのシャフト107を中心
とした三次元クランプ用レバー106と二次元クランプ
用レバー1との相対回転角度を調整できることになる。
ところで、三次元クランプ用レバー106は一体的な軸
114、軸受22および上下動可能なロッド116によ
ってプレス機械のベッド100に固定されたクランプ用
エヤシリンダ126に連結されている。クランプ用エヤ
シリンダ126を作動させて三次元クランプ用レバー1
06のシャフト107に対する回転角度を変えることが
できる。
このロッド116は、一体的なラック35と、このラッ
ク35によって回転されるビニオン36と、このピニオ
ン36で往復移動されるラック37と、一対のフィード
バー131,132とをクランプまたはアンクランプす
る方向にトランスファするためのクランプ軸38と、か
ら形成されたクランプアンクランプ駆動機構125を起
動停止させる役目をもつ。
なお、127はクランプ調整手段であって、ロッド11
6の見掛は長さを調整し、良好なりランプ状態を確保す
るための手段である。
一方、三次元リフト用レバー109も、これと一体的な
軸115、軸受23および上下動可能なロッド117を
介しヘッド100に固定されたリフト用エヤシリンダ1
21に連結されている。従って、リフト用エヤシリンダ
121を作動させることによって三次元リフト用レバー
109のシャツ)110に対する回転角度を変化させる
ことができる。また、ロッド117は、一体的なラック
40、このラック40によって回転されるビニ第ン41
と、一対のフィードバー131,132とをリフトまた
はダウンさせる方向にトランスファするためのスプライ
ン軸42と、から形成されたリフトダウン駆動機構12
0を起動停止させる役目をもつ。ここに、多次元トラン
スファ機構130は、クランプアンクランプ駆動機構1
25のクランプ軸38でフィードバー131と132と
を相互に反対方向に移動させることができるようすると
ともにリフトダウン駆動機構120のスプライン軸42
でフィードバー131,132を同時に同方向に昇降さ
せることができるようするための手段から形成されてい
る。ゆえに、スプライン軸42は、リフトダウン駆動機
構120においても、両フィードバー131,132が
クランプ、アンクランプのために移動できるようするた
めにスプライン型とされているものである。
そして、クランプ用エヤシリンダ126、リフト用エヤ
シリンダ121、角度調整手段10、回転軸113等を
一定の手順で起動、停止するための制御装置(図示省略
)が設けられている。
次に、このように構成された実施例の作用、取り扱いに
ついて説明する。
(二次元トランスファフィード) 図示しない制御装置で二次元運転を選択することによっ
てまたは手動スイッチによってクランプ用エヤシリンダ
126とリフト用エヤシリンダ121とをロッド116
,117を突出する方向(第2図で上方側)に作動させ
る。これにより、三次元クランプ用レバー106はシャ
フト107を中心に反時計回転方向に回転し、一方三次
元リフト用レバー109はシャフト110を中心に時計
回転方向に回転する。従って、第3図(A)に示す如く
、三次元クランプ用カムから離反する方向となり、三次
元リフト用レバー109のローラ119側も三次元リフ
ト用カム112から離反するので、回転軸113が駆動
され三次元クランプ用カムおよびリフト用カムが回転し
たとしてもロッド116,117はそれに追従する上下
動は行わない。
このような状態において、角度調整手段10の油圧シリ
ンダ5を連結棒7が突出する方向に作動させる。すると
、三次元クランプ用レバー106を基準として二次元ク
ランプ用レバー1はボス3、シャフト107を中心とし
て時計回転方向に回転するから、両レバー106.1の
相対回転角度は変化し、二次元クランプ用レバー1のロ
ーラ2が二次元クランプ用カム111に当接される。
そこで、回転軸113を回転させるとカムフォロワーと
してのローラ2が二次元クランプ用カム111に追従す
る結果、二次元クランプ用レバー1が揺動される。本実
施例で軸8、連結棒7、軸6、油圧シリンダ5、三次元
クランプ用レバー106、軸114を介してロッド11
6が上下動される。この場合、三次元クランプ用レバー
106のローラ118が図示しない三次元クランプ用カ
ムには当接しないようクランプ用エヤシリンダ126、
角度調整手段10の油圧シリンダ5の有効ストロークは
予め定められているので問題はない。
その結果、二次元クランプ用カム1の形状に基づいて上
下動されるロッド116は、プレス機械の加工タイミン
グに合わせたフィードバー131゜132のトランスフ
ァ運転(X軸方向)を行う。
従って、図示省略した従来と同様のアドバンスリターン
駆動機構によるY軸方向のトランスファ運転と相俟って
フィードバー131.132に図示なきフィンガを介し
支持された加工素材を二次元的にトランスファフィード
することができる。
(三次元トランスファフィード) 三次元トランスファフィトの場合には、上記二次元トラ
ンスファフィードの場合と逆に、クランプ用エヤシリン
ダ126、リフト用エヤシリンダ121をロッド116
,117が下降する方向(第2図で下方側)に作動させ
る。これにより、三次元クランプ用レバー106はシャ
フト107を中心に時計回転方向に回転し、三次元リフ
ト用レバー109はシャフト110を中心に反時計方向
に回転される。従って、第3図(B)に示す如く、三次
元クランプ用カムに当接されるとともに三次元リフト用
レバー109のローラ119が三次元リフト用カム11
2に当接される。
なお、この実施例では、クランプ用エヤシリンダ126
を下降させるよう作動させる前に、予め角度調整手段1
0の油圧シリンダ5で連結棒7をもとの位置に戻してお
くようされている。このため三次元クランプ用レバー1
06のローラ118が図示しない三次元クランプ用カム
に当接されたときには二次元クランプ用レバー107の
ローラ2は二次元クランプ用カム111から離反された
ものとなる。
そこで、回転軸113を回転させるとカムフォロワーと
してのローラ118が図示しない三次元クランプ用カム
に追従し、三次元クランプ用レバー106はシャフト1
07とともに回転しつつ揺動される。同時に三次元リフ
ト用レバー109もローラ119を介し三次元リフト用
カム112の形状に基づいてシャフト110とともに回
転しつつ揺動される。
その結果、三次元クランプ用カムの形状に応じて上下動
されるロッド116は、クランプアンクランプ駆動機構
125を作動させ、プレス機械の加工タイミングに合わ
せたクランプアンクランプを行わせるためにフィードバ
ー131,132のトランスファ運転(X軸方向)を行
う。また、三次元リフト用カム112の形状に応じて上
下動されるロッド117は、リフトダウン駆動機構12
0を作動させ、加工タイミングに合わせたリフトダウン
を行わせるためにフィードバー131,132のトラン
スファ運転(X軸方向)を行う。従って、図示省略した
従来と同様のアドバンスリターン駆動機構によるY軸方
向のトランスファ運転と相俟って図示しないフィフグを
介しフィードバー131,132に支持された加工素材
の三次元的なトランスファフィードをすることができる
(切換運転) 二次元的トランスファフィード状態から三次元的トラン
スファフィード状態に切り換える場合には、まず、角度
調整手段1oの油圧シリンダ5を作動して連結棒7をも
との位置(突出長を短くする)に戻し、三次元クランプ
用レバー106と二次元クランプ用レバー1との相対回
転角度を小さくした後、クランプ用エヤシリンダ126
によってロッド116を介し三次元クランプ用レバー1
06を時計回転方向に回転させる。三次元リフト用レバ
ー109についてはリフト用エヤシリンダ121によっ
て反時計回転方向に回転させる。この結果、第3図(B
)に示すように三次元的トランスファフィード状態に切
り換える。
また、三次元的トランスファフィード状態から二次元的
トランスファフィード状態に切り換える場合には、第3
図(B)の状態から、三次元クランプ用レバー106を
クランプ用エヤシリンダ126によって反時計回転方向
に回転させるとともに三次元リフト用レバー109をリ
フト用エヤシリンダ121によって時計回転方向に回転
させ、その後角度調整手段10の油圧シリンダ5を作動
させてその連結棒7を突出させることによって二次元ク
ランプ用レバー1をシャフト107を中心に時計回転方
向に回転させる。これにより二次元クランプ用レバー1
07と三次元クランプ用レバー1との相対角度が拡大さ
れ二次元クランプ用力ム111に二次元クランプ用レバ
ー1のローラ2が当接される状態となる。このようにし
て第3図(A)に示す二次元的トランスファフィード状
態に切り換えることができる。
従って、二次元クランプ用レバー1および三次元クラン
プ用レバー106をこれらのレバー1゜106の揺動方
向に回転させて当該クランプ用カムに当接離反するよう
しているから機械効率の1い切り換えができる。また、
二次元クランプ用レバー1と三次元クランプ用レバー1
06とのシャフト107を中心とする相対回転角度を両
レバー1.106との間に装着した角度調整手段1oに
よって簡単かつ迅速に切り換えることができる。
この本実施例によれば、回転軸113に二次元クランプ
用カム111と三次元クランプ用カムとを固着し、それ
ぞれのクランプ用カムに対応させて二次元クランプ用レ
バー1と三次元クランプ用レバー106を設け、角度調
整手段1oによって二次元クランプ用レバー1と三次元
クランプ用レバー106との共通軸に対する相対回転角
度を変化させるよう構成している。従って、三次元クラ
ンプ用レバー106をその揺動方向に回転させることと
、三次元クランプ用レバー106に対して二次元クラン
プ用レバー1をその揺動方向に回転させること、の組み
合わせにより、二次元、三次元的トランスファフィード
を切り換えられるから、従来の如く1つのクランプ用レ
バーに対して2つのクランプ用カムをスプライン軸等に
対して変位交換するために生ずる機械的ガタ等がないの
で、極めて機械効率の高い切り換えができる。
また、二次元クランプ用レバー1等は、その揺動方向に
回転させて二次元クランプ用カム111等に当接させな
いようするからその回転角度を極めて小さくできるので
構造簡単でかつ迅速な切り換えができる。さらに、二次
元クランプ用レバー1と三次元クランプ用レバー106
との相対回転角度は、ある基準に対して大きな角度の回
転をさせる必要はなく三次元クランプ用レバー106に
対する二次元クランプ用レバー1の小さな角度の回転で
よいからこの点からも迅速な切り換えが促進されかつ一
層の構造簡単化ができる。
以上の実施例によれば、角度調整手段10は三次元クラ
ンプレバ−106と二次元クランプ用レバー1との間に
介装した油圧シリンダ5と連結棒7とから形成したが、
要は両者を揺動方向に相対回転できるようすればよいか
ら、上記実施例の場合のロッド116の上端部に各レバ
ーを回転させるための別個の油圧シリンダ等を設けるも
のであってもよい。もとより油圧シリンダに限定されな
い。同様にクランプ用、リフト用とも、クランプ用レバ
ー、リフト用レバーをシャフトに対し回転できればよい
から空気シリンダと限定されるものでない。
〔発明の効果〕
上述の通り、本発明は二次元用と三次元用のカムとレバ
ーとを別個に設けておき、両レバーの相対回転角度を変
えることによって選択切り換えできるようされているの
で、簡単な構造で迅速切換可能かつ機械効率の高い優れ
た効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係るプレス機械の多次元トランスファ
フィード装置の一実施例を示す平面図、第2図は同じく
第1図に対応させた側面図、第3図は同じく動作説明図
であって(A)は二次元の場合、(B)は三次元の場合
である。また、第4図は二次元と三次元との一般的なモ
ーション説明図および第5図は従来のプレス機械の多次
元トランスファ装置の全体図である。 1・・・二次元クランプ用レバー、5・・・油圧シリン
ダ、10・・・角度調整手段、100・・・ベッド、1
゜1・・・ボルスタ、102・・・コラム、103・・
・クラウン、106・・・三次元クランプ用レバー、1
09・・・三次元リフト用レバー、111・・・二次元
クランプ用カム、120・・・リフトダウン駆動機構、
125・・・クランプアンクランプ駆動機構、131,
132・・・フィードバー。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)回転軸で回転されるリフト用カムとリフト用カム
    で揺動されるリフト用レバーとを含み形成されたリフト
    ダウン機構および回転軸で回転されるクランプ用カムと
    クランプ用カムで揺動されるクランプ用レバーを含み、
    形成されたクランプアンクランプ機構とを備え、加工素
    材を二次元または三次元方向にトランスファフィードで
    きるよう構成されたプレス機械の多次元トランスファ装
    置において、 前記クランプ用カムおよびクランプ用レバーを二次元用
    と三次元用との2組から形成するとともに両クランプ用
    レバーの共通軸に対する相対回転角度を変化させるため
    の角度調整手段を設け、この角度調整手段によって二次
    用または三次元用のいずれか一方のクランプ用レバーが
    当該カムによって揺動されるよう構成されたことを特徴
    とするプレス機械の多次元トランスファ装置。
  2. (2)前記特許請求の範囲第1項において、前記角度調
    整手段は、前記二次元用または三次元用のいずれか一方
    のクランプ用レバーに軸支された連結棒と、その他方に
    取り付けられた該連結棒の突出長を増減させるための油
    圧シリンダとから形成されたことを特徴とするプレス機
    械の多次元トランスファ装置。
JP8251286A 1986-04-10 1986-04-10 プレス機械の多次元トランスフア装置 Pending JPS62240120A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0475628U (ja) * 1990-11-08 1992-07-02

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JPH0475628U (ja) * 1990-11-08 1992-07-02

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