JPH0715626Y2 - トランスファフィーダのストローク調整装置 - Google Patents
トランスファフィーダのストローク調整装置Info
- Publication number
- JPH0715626Y2 JPH0715626Y2 JP1988001654U JP165488U JPH0715626Y2 JP H0715626 Y2 JPH0715626 Y2 JP H0715626Y2 JP 1988001654 U JP1988001654 U JP 1988001654U JP 165488 U JP165488 U JP 165488U JP H0715626 Y2 JPH0715626 Y2 JP H0715626Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- lever
- feed
- lift
- stroke
- clamp
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Press Drives And Press Lines (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案はフィードバーのストロークを無段階に可変で
きるようにしたトランスファフィーダのストローク調整
装置に関する。
きるようにしたトランスファフィーダのストローク調整
装置に関する。
〔従来の技術〕 従来トランスファプレスに装備されたトランスファフィ
ーダは、互に平行する２本のフィードバーを有してい
て、これらフィードバーは駆動機構によりフィード方
向、リフト方向及びクランプ方向に移動されるようにな
っている。
ーダは、互に平行する２本のフィードバーを有してい
て、これらフィードバーは駆動機構によりフィード方
向、リフト方向及びクランプ方向に移動されるようにな
っている。
またフィードバーの移動ストロークはワークの大きさや
形状により種々に変るため、従来ではカム軸に複数のカ
ムを設けて、これらカムを切換えることにより所望のス
トロークが得られるように調整している。
形状により種々に変るため、従来ではカム軸に複数のカ
ムを設けて、これらカムを切換えることにより所望のス
トロークが得られるように調整している。
しかし上記カムによるストロークの切換え装置では、切
換え段数が多くなるに従いカムの数も増加するため、切
換え機構が複雑になると同時に、装置自体が大型かつ高
価となるなどの不具合があった。
換え段数が多くなるに従いカムの数も増加するため、切
換え機構が複雑になると同時に、装置自体が大型かつ高
価となるなどの不具合があった。
この考案は上記不具合を改善するためになされたもの
で、トランスファプレスに設けられたフィードバーを、
上記トランスファプレスのスライドに同期して回転され
るフィードカム、リフトカム及びクランプカムと、これ
らカムにより揺動されるフィードレバー、リフトレバー
及びクランプレバーによりフィード方向、リフト方向及
びクランプ方向へ駆動するようにしたトランスファフィ
ーダにおいて、上記フィードレバー、リフトレバー及び
クランプレバーの少なくとも１個と、これらレバーの動
きをフィードバーに伝達する連結杆の間をリンクにより
接続し、かつ各レバーにリンクと連結杆の枢着部を中心
とする円弧状の長孔を形成して、この長孔内に上記リン
クとレバーを接続するピンを移動自在に嵌合すると共
に、上記レバーにモータにより回転されるウォームとこ
れに噛合するウォームホィール及びウォームホイールに
螺合されて、ウォームホイールの回転により上記長孔に
沿って移動自在なねじ軸よりなるストローク調整機構を
設けて、このストローク調整機構により上記ピンを長孔
に沿って移動させることにより、フィードバーのストロ
ークを無段階に調整できるようにしたトランスファフィ
ーダのストローク調整装置を提供することを目的とする
ものである。
で、トランスファプレスに設けられたフィードバーを、
上記トランスファプレスのスライドに同期して回転され
るフィードカム、リフトカム及びクランプカムと、これ
らカムにより揺動されるフィードレバー、リフトレバー
及びクランプレバーによりフィード方向、リフト方向及
びクランプ方向へ駆動するようにしたトランスファフィ
ーダにおいて、上記フィードレバー、リフトレバー及び
クランプレバーの少なくとも１個と、これらレバーの動
きをフィードバーに伝達する連結杆の間をリンクにより
接続し、かつ各レバーにリンクと連結杆の枢着部を中心
とする円弧状の長孔を形成して、この長孔内に上記リン
クとレバーを接続するピンを移動自在に嵌合すると共
に、上記レバーにモータにより回転されるウォームとこ
れに噛合するウォームホィール及びウォームホイールに
螺合されて、ウォームホイールの回転により上記長孔に
沿って移動自在なねじ軸よりなるストローク調整機構を
設けて、このストローク調整機構により上記ピンを長孔
に沿って移動させることにより、フィードバーのストロ
ークを無段階に調整できるようにしたトランスファフィ
ーダのストローク調整装置を提供することを目的とする
ものである。
この考案の一実施例を図面を参照して詳述すると、図に
おいて１はトランスファプレスに装備されたトランスフ
ァフィーダで、ワーク搬送方向（矢印Ａ方向）に２本の
フィードバー３を有しており、これらフィードバー３は
トランスファプレス２の図示しないスライドの動作に同
期して回転されるフィードカム４、リフトカム５、クラ
ンプカム６によりフィード方向Ａ、リフト方向Ｂ及びク
ランプ方向Ｃへ往復動されるようになっている。
おいて１はトランスファプレスに装備されたトランスフ
ァフィーダで、ワーク搬送方向（矢印Ａ方向）に２本の
フィードバー３を有しており、これらフィードバー３は
トランスファプレス２の図示しないスライドの動作に同
期して回転されるフィードカム４、リフトカム５、クラ
ンプカム６によりフィード方向Ａ、リフト方向Ｂ及びク
ランプ方向Ｃへ往復動されるようになっている。
上記各カム4,5,6には一端側が軸支されたフィードレバ
ー７、リフトレバー８及びクランプレバー９のほぼ中間
部が当接されていて、カム4,5,6の回転に伴い他端側が
枢支部を中心に揺動されると共に、フィードレバー７の
他端側はフィードバー３をフィード方向へ移動するフィ
ードキャリヤ10に連結杆11を介して接続されている。
ー７、リフトレバー８及びクランプレバー９のほぼ中間
部が当接されていて、カム4,5,6の回転に伴い他端側が
枢支部を中心に揺動されると共に、フィードレバー７の
他端側はフィードバー３をフィード方向へ移動するフィ
ードキャリヤ10に連結杆11を介して接続されている。
またリフトレバー８の他端側には第２図に示すように円
弧状の長孔8aが穿設されていて、この長孔8aにリンク13
の一端がピン14を介して係合されていると共に、上記ピ
ン14はリフトレバー８の上端に設けられたストローク調
整機構15により長孔8aに沿って移動できるようになって
いる。
弧状の長孔8aが穿設されていて、この長孔8aにリンク13
の一端がピン14を介して係合されていると共に、上記ピ
ン14はリフトレバー８の上端に設けられたストローク調
整機構15により長孔8aに沿って移動できるようになって
いる。
上記ストローク調整機構15はモータ16により回転される
ウォーム15aと、このウォーム15aに噛合するウォームホ
イール15bと、ウォームホイール15bの中心部に螺合され
たねじ軸15cとより構成されていて、ねじ軸15cの下端に
取付けられたヨーク15dに上記ピン14が取付けられてい
て、モータ16によりウォーム15aを介してウォームホイ
ール15bを回転させることにより、ねじ軸15cを介してピ
ン14の位置が長孔8aに沿って移動調整できるようになっ
ていると共に、ねじ軸15cの上端側はケース15e内に収容
されている。
ウォーム15aと、このウォーム15aに噛合するウォームホ
イール15bと、ウォームホイール15bの中心部に螺合され
たねじ軸15cとより構成されていて、ねじ軸15cの下端に
取付けられたヨーク15dに上記ピン14が取付けられてい
て、モータ16によりウォーム15aを介してウォームホイ
ール15bを回転させることにより、ねじ軸15cを介してピ
ン14の位置が長孔8aに沿って移動調整できるようになっ
ていると共に、ねじ軸15cの上端側はケース15e内に収容
されている。
一方上記リンク13の他端側はピン17により連結杆18の一
端に枢着されており、連結杆18の他端側はラック及びピ
ニオンよりなるリフト機構19に接続されていて、このリ
フト機構19によりリフトキャリヤ20を介してフィードバ
ー３がリフト方向Ｂへ上下動されるようになっている。
端に枢着されており、連結杆18の他端側はラック及びピ
ニオンよりなるリフト機構19に接続されていて、このリ
フト機構19によりリフトキャリヤ20を介してフィードバ
ー３がリフト方向Ｂへ上下動されるようになっている。
またクランプレバー９の他端側は連結杆21を介してラッ
ク及びピニオンよりなるクランプ機構22に接続されてい
て、このクランプ機構22により各フィードバー３がクラ
ンプ方向Ｃへ駆動されるようになっている。
ク及びピニオンよりなるクランプ機構22に接続されてい
て、このクランプ機構22により各フィードバー３がクラ
ンプ方向Ｃへ駆動されるようになっている。
次に作用を説明すると、トランスファプレス２により成
形すべきワークはフィード方向Ａの上流側よりフィード
バー３に設けられたフィンガ（図示せず）によりクラン
プされてフィードバー３の動作とともにトランスファプ
レス２の加工位置へ順次搬送されるが、ワークの大きさ
に応じてフィードバー３のリフトストロークを変えたい
場合、ストローク調整機構15のモータ16によりウォーム
ホイール15bを回転してねじ軸15cを上下動させ、リフト
レバー８とリンク13を接続するピン14の位置を上下方向
へ移動する。
形すべきワークはフィード方向Ａの上流側よりフィード
バー３に設けられたフィンガ（図示せず）によりクラン
プされてフィードバー３の動作とともにトランスファプ
レス２の加工位置へ順次搬送されるが、ワークの大きさ
に応じてフィードバー３のリフトストロークを変えたい
場合、ストローク調整機構15のモータ16によりウォーム
ホイール15bを回転してねじ軸15cを上下動させ、リフト
レバー８とリンク13を接続するピン14の位置を上下方向
へ移動する。
これによってリフトレバー８の枢支点からピン14までの
距離が変るため、リフトストロークが無段階に調整でき
るようになる。
距離が変るため、リフトストロークが無段階に調整でき
るようになる。
なお、上記実施例ではリフトストロークを無段階に調整
する場合について説明したが、フィードレバー７、クラ
ンプレバー９にも同様なストローク調整機構15を設ける
ことにより、フィードストローク及びクランプストロー
クも無段階に調整することができるようになる。
する場合について説明したが、フィードレバー７、クラ
ンプレバー９にも同様なストローク調整機構15を設ける
ことにより、フィードストローク及びクランプストロー
クも無段階に調整することができるようになる。
この考案は以上詳述したように、フィードバーを駆動す
るフィードレバー、リフトレバー、クランプレバーの少
なくとも１個にストローク調整機構を設けてフィードバ
ーのストロークが無段階に調整できるようにしたことか
ら、ワークの大きさや形状に応じてフィードバーのスト
ローク調整が容易に行えると共に、従来の複数のカムを
切換えてストロークを切換えるものに比べて構造が簡単
で、かつ安価に提供することができるようになる。
るフィードレバー、リフトレバー、クランプレバーの少
なくとも１個にストローク調整機構を設けてフィードバ
ーのストロークが無段階に調整できるようにしたことか
ら、ワークの大きさや形状に応じてフィードバーのスト
ローク調整が容易に行えると共に、従来の複数のカムを
切換えてストロークを切換えるものに比べて構造が簡単
で、かつ安価に提供することができるようになる。
またストローク調整機構はウォーム及びウォームホィー
ルを介して上下動されるねじ軸により、レバーとリンク
の間を接続するピンを長孔に沿って移動することにより
ストロークを無段階に調整するようにしたことから、簡
単な構成で確実にストロークが可変できると共に、レバ
ー動作中でもストロークが可変できることから、ストロ
ーク調整が容易かつ正確に行える。
ルを介して上下動されるねじ軸により、レバーとリンク
の間を接続するピンを長孔に沿って移動することにより
ストロークを無段階に調整するようにしたことから、簡
単な構成で確実にストロークが可変できると共に、レバ
ー動作中でもストロークが可変できることから、ストロ
ーク調整が容易かつ正確に行える。
しかもストローク調整機構をレバー側に設けたことか
ら、従来のプレス側に設けたものに比べて、プレス側に
設置するためのスペースを必要としない上、クラウンの
高さが高さが高くなったり、構造が複雑となることがな
いので、プレス自体が高価となることもない。
ら、従来のプレス側に設けたものに比べて、プレス側に
設置するためのスペースを必要としない上、クラウンの
高さが高さが高くなったり、構造が複雑となることがな
いので、プレス自体が高価となることもない。
図面はこの考案の一実施例を示し、第１図は全体的な斜
視図、第２図はストローク調整機構の拡大側面図、第３
図は同斜視図でる。 ２はトランスファプレス、３はフィードバー、４はフィ
ードカム、５はリフトカム、６はクランプカム、７はフ
ィードレバー、８はリフトレバー、９はクランプレバ
ー、11,18,21は連結杆、15はストローク調整機構。
視図、第２図はストローク調整機構の拡大側面図、第３
図は同斜視図でる。 ２はトランスファプレス、３はフィードバー、４はフィ
ードカム、５はリフトカム、６はクランプカム、７はフ
ィードレバー、８はリフトレバー、９はクランプレバ
ー、11,18,21は連結杆、15はストローク調整機構。
Claims (1)
- 【請求項１】トランスファプレス２に設けられたフィー
ドバー３を、上記トランスファプレス２のスライドに同
期して回転されるフィードカム４、リフトカム５及びク
ランプカム６と、これらカム4,5,6により揺動されるフ
ィードレバー７、リフトレバー８及びクランプレバー９
によりフォード方向、リフト方向及びクランプ方向へ駆
動するようにしたトランスファフィーダにおいて、上記
フィードレバー７、リフトレバー８及びクランプレバー
９の少なくとも１個と、こらレバー7,8,9の動きをフィ
ードバー３に伝達する連結杆11,18,21の間をリンク13に
より接続し、かつ各レバー7,8,9に、リンク13と連結杆1
1,18,21の枢着部を中心とする円弧状の長孔8aを形成し
て、この長孔8a内に上記リンク13とレバー7,8,9を接続
するピン14を移動自在に嵌合すると共に、上記レバー7,
8,9に、モータ16により回転されるウォーム15aとこれに
噛合するウォームホィール15b及びウォームホィール15b
に螺合されて、ウォームホィール15bの回転により上記
長孔8aに沿って移動自在なねじ軸15cよりなるストロー
ク調整機構15を設けて、このストローク調整機構15によ
り上記ピン14を長孔8aに沿って移動させることにより、
フィードバー３のストロークを無段階に調整できるよう
にしてなるトランスファフィーダのストローク調整装
置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1988001654U JPH0715626Y2 (ja) | 1988-01-12 | 1988-01-12 | トランスファフィーダのストローク調整装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1988001654U JPH0715626Y2 (ja) | 1988-01-12 | 1988-01-12 | トランスファフィーダのストローク調整装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH01109327U JPH01109327U (ja) | 1989-07-24 |
| JPH0715626Y2 true JPH0715626Y2 (ja) | 1995-04-12 |
Family
ID=31201728
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1988001654U Expired - Lifetime JPH0715626Y2 (ja) | 1988-01-12 | 1988-01-12 | トランスファフィーダのストローク調整装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0715626Y2 (ja) |
Family Cites Families (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5153451Y2 (ja) * | 1972-04-11 | 1976-12-21 | ||
| JPS6016443U (ja) * | 1983-07-12 | 1985-02-04 | 井上産業株式会社 | 板状素材の剥離装置 |
| JPH0233944Y2 (ja) * | 1985-09-09 | 1990-09-12 |
-
1988
- 1988-01-12 JP JP1988001654U patent/JPH0715626Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH01109327U (ja) | 1989-07-24 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| CA2137023C (en) | Industrial robot, particularly for moving pieces from one press to the other in a line of presses | |
| CN113245806B (zh) | 一种取料机械手 | |
| JPS5823523A (ja) | プレスの送り装置 | |
| JPH0715626Y2 (ja) | トランスファフィーダのストローク調整装置 | |
| JPH0246291B2 (ja) | ||
| KR100284736B1 (ko) | 트랜스퍼 프레스의 공작물 반송 장치 | |
| JPH0669590B2 (ja) | ワーク自動送り装置 | |
| CA1255962A (en) | Apparatus for advancing and returning feed bars for a transfer press | |
| JP3749106B2 (ja) | 下ノックアウト装置 | |
| JPH08206882A (ja) | プレスにおけるラム駆動装置 | |
| US5701781A (en) | System and method for controlling movement of a transfer system | |
| US4703922A (en) | Mechanism for raising, rotating and lowering a part | |
| CN216334962U (zh) | 一种自动加紧及翻转装置 | |
| JPH0233944Y2 (ja) | ||
| JP3424191B2 (ja) | ミシンの布送り装置 | |
| JPS6010754Y2 (ja) | トランスファ加工における搬送部材の回転装置 | |
| JPS5814015Y2 (ja) | ３次元トランスフア−プレスに於けお２次元３次元切替え装置 | |
| CN220807234U (zh) | 一种翻转机构 | |
| JPS62240120A (ja) | プレス機械の多次元トランスフア装置 | |
| EP1752269B1 (en) | Drum-type press for clay products with a trimmer unit and functioning method therefor | |
| JPH0649380Y2 (ja) | トランスファプレス機械のフィードバー駆動装置 | |
| JPS6110916Y2 (ja) | ||
| JPS586587Y2 (ja) | トランスフアフイ−ダのフイ−ド長さ切換装置 | |
| JPH05208231A (ja) | 自動搬送装置、ことにプレス機間における被加工材の搬送装置 | |
| JPH10263708A (ja) | 折曲機における型幅調整装置 |