JP3408404B2 - プレス機械用コイル材送り装置 - Google Patents

プレス機械用コイル材送り装置

Info

Publication number
JP3408404B2
JP3408404B2 JP18069297A JP18069297A JP3408404B2 JP 3408404 B2 JP3408404 B2 JP 3408404B2 JP 18069297 A JP18069297 A JP 18069297A JP 18069297 A JP18069297 A JP 18069297A JP 3408404 B2 JP3408404 B2 JP 3408404B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
gripper
eccentric
moving gripper
moving
coil material
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP18069297A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH1110260A (ja
Inventor
今西詔三
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Aida Engineering Ltd
Original Assignee
Aida Engineering Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Aida Engineering Ltd filed Critical Aida Engineering Ltd
Priority to JP18069297A priority Critical patent/JP3408404B2/ja
Publication of JPH1110260A publication Critical patent/JPH1110260A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3408404B2 publication Critical patent/JP3408404B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Press Drives And Press Lines (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、高速自動プレスに
付属させるプレス機械用コイル材送り装置に関し、固定
グリッパに向けて移動グリッパを自在に往復動させてコ
イル材をプレス機械に供給する装置で、送り速度と送り
精度を向上するとともに、最適の送りのタイミングが必
要な場合に有効である。
【0002】
【従来の技術】プレス機械用コイル材送り装置は、各種
あるが、ほとんど機械式のものであって、固定グリッパ
及び移動グリッパでコイル材をクランプ及びアンクラン
プするために、クランプにはカムを用い、アンクランプ
にはスプリングを用いている。また、移動グリッパを固
定グリッパに向けて往復運動させるために、偏心板の偏
心ピンと連結したもの、ファーガソンカムにより揺動す
るアームに連結したもの、揺動アームを2つ重ね、その
先端と連結したもの等をプレス機械に機械的に連結し、
連動させている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】移動グリッパを固定グ
リッパに向けて往復運動させる駆動方法のうち、偏心板
式のものは、偏心板が連続回転であるため、往復運動の
両端で停留時間がない。従って、グリッパのクランプの
切り換えタイミングの調整が難しく、コイル材の板厚を
変更する都度クランプ始めの位置調整に時間がかかると
言う煩わしさがあり、効率が低下する。また、ファーガ
ソンカムによる揺動アーム式のものは、カムの形により
往復運動の両端で停留時間を取ることが出来るので、ク
ランプのタイミング調整は容易になるが、カムの製作が
難しく、製作費が増加する。さらに、揺動アームを2つ
重ねたものは、揺動両端で揺動角速度が若干低下するの
で、わずかの停留時間があり、クランプのタイミング調
整は多少楽になるが、揺動アームを2つ重ねた駆動系の
合成が下がるので、駆動回転数を変えた場合に送り長さ
が変化する。その他、上述の方式のいずれの場合にも、
送り長さを変更するための構造が複雑となる等の欠点が
ある。また、カム、スプリングによるクランプ・アンク
ランプは、高速において動作の安定性が悪くなることが
避けられない。
【0004】本発明の目的は、上述の課題を解決し、固
定グリッパ及び移動グリッパの全ての動作を電気的に制
御することにより、クランプ・アンクランプのタイミン
グ調整が容易で、移動グリッパの往復運動が自在に制御
出来、動作の応答性がよく、高速化と送りの高精度化を
図り得るプレス機械用コイル材送り装置を提供すること
にある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上述の課題を解決するた
めに、本発明は、固定グリッパに向けて、送り方向に移
動グリッパを往復運動させるプレス機械用コイル材送り
装置において、固定グリッパと移動グリッパにクランプ
及びアンクランプ動作をさせる直動式アクチュエータ
と、移動グリッパを送り方向へ往復運動させる駆動手段
とを設け、アクチュエータと駆動手段とを所要のタイミ
ングで電気的に制御する。
【0006】上述のアクチュエータをピエゾアクチュエ
ータ、または超磁歪アクチュエータとする。
【0007】
【0008】上述の駆動手段として、送り方向と直角な
上下方向を向けて設けたエキセン軸と、このエキセン軸
の偏心部に外嵌した偏心ブッシュと、この偏心ブッシュ
に外嵌し、一端を移動グリッパに連結したコネクチング
ロッドと、エキセン軸に外嵌し、エキセン軸の偏心部及
び偏心ブッシュの下面に隣接して半径方向に張り出した
アームに、偏心ブッシュの下面に立設した偏心ピンを係
合させる半径方向の溝を有し、機体に回転支持された外
筒軸と、エキセン軸及びこの外筒軸にそれぞれ連結さ
れ、この両軸に所要の角度位相を保持させたまま同調回
転制御する複数のサーボモータとを具備する。
【0009】
【0010】
【0011】上述の移動グリッパとして、第1移動グリ
ッパ及び第2移動グリッパを設け、駆動手段として、第
1移動グリッパ及び第2移動グリッパにそれぞれ対応
し、送り方向と直角な水平方向を向けて機体に固設した
複数のサーボモータと、それぞれのサーボモータに直結
され、それぞれの中心から等距離の位置にある偏心ピン
を、それぞれ等長のリンクを介して第1移動グリッパ、
または第2移動グリッパに連結した偏心板とを具備す
る。
【0012】上述の移動グリッパとして、第1移動グリ
ッパ及び第2移動グリッパを設け、駆動手段として、第
1移動グリッパ及び第2移動グリッパの中間位置に、送
り方向と直角な水平方向を向けて180°反対方向で、
かつ中心から等距離の位置に設けた複数の偏心ピンをそ
れぞれ互いに等長のリンクを介して第1移動グリッパ及
び第2移動グリッパに連結した偏心板とを具備する。
【0013】
【発明の実施の形態】図1及び図2に本発明におけるプ
レス機械用コイル材送り装置の第1実施例を示す。以
下、同じ部材に対しては、同じ符号を用いて説明する。
機体1には、コイル材2の送り方向Fを向く水平方向の
ガイドロッド3、3を固設し、ガイドロッド3、3に
は、送り方向F端部に固定グリッパ4を固定し、送り方
向F入り口側に摺動自在に移動グリッパ5を設けてい
る。固定グリッパ4及び移動グリッパ5の側面図は、図
13に示すように、コの字状を成し、下部上面にグリッ
プ台6、上部にグリップ台6に向けて伸縮し、グリップ
台6との間にコイル材2をクランプ及びアンクランプす
る直動式アクチュエータ7を上下方向に設けている。ア
クチュエータ7には、電気的に制御され、通電で伸び、
停電で縮むピエゾアクチュエータ、または超磁歪アクチ
ュエータを使用する。超磁歪アクチュエータは、ピエゾ
アクチュエータよりも強力なクランプ力を発揮出来る。
【0014】アクチュエータ7を固定したホルダ8は、
外周にねじ部8Aを有し、移動グリッパ5に上下方向調
整可能に螺合している。コイル材2の板厚を変更した場
合に、上下に位置調整してアクチュエータ7を最適位置
に調整し、ナット9で固定する。移動グリッパ5の中央
下部には、送り方向Fを向く雌ねじ10を設け、これと
螺合するボールスクリュー11と機体1に固設したサー
ボモータ12とを連結している。サーボモータ12を正
逆転制御し、移動グリッパ5を所要の送り長さで往復さ
せ、アクチュエータ7を所要のタイミングでクランプ、
またはアンクランプさせれば、コイル材2を送ることが
出来る。必要に応じて、送りの両端で停留させることも
出来る。サーボモータ12及びアクチュエータ7は、電
気的に制御するので応答性がよく、高速運転に適すると
ともに、送り精度もよい。
【0015】図3から図8に本発明の第2実施例を示
す。図3及び図4において、機体1にガイドロッド3、
3を設け、固定グリッパ4及び移動グリッパ5にグリッ
パ台6及びアクチュエータ7等を設けたことは、第1実
施例と同じである。移動グリッパ5を往復動させる駆動
手段が異なる。移動グリッパ5の下部の送り線上に中心
を一致させて上端部を固定した連結軸13は、下端部を
コネクチングロッド14の一端部に固定している。
【0016】図5及び図6において、機体1に回転自在
に支持した外筒軸15に同心に回転自在にエキセン軸1
6を設けている。エキセン軸16の中心Oは、送り線上
に一致させている。エキセン軸16の上端部には、中心
Oから偏心量e1だけ偏心した中心O1を有する偏心部
17を設けている。偏心部17には、中心O1から偏心
量e2だけ偏心した中心O2を有する偏心ブッシュ18
を外嵌している。偏心ブッシュ18には、中心O2から
中心O1と反対方向に偏心した偏心ピン19を下向き突
設し、偏心ピン19にはスライダ20を回転自在に嵌合
している。偏心ブッシュ18に外嵌したコネクチングロ
ッド14には、他端部に連結軸13の下端部を連結して
いる。外筒軸16の上端部には、偏心部17、偏心ブッ
シュ18及びコネクチングロッド14の下面に隣接する
アーム21を所要の長さに張り出し、アーム21の上面
に設けた半径方向の溝22にスライダ20を滑合してい
る。
【0017】図3から図6に示すように、外筒軸16の
下端部にはタイミングプーリ23を、またエキセン軸1
6の下端部にはタイミングプーリ24を、それぞれ固設
し、機体1に固設したサーボモータ25、26とタイモ
ングベルト27、27で連結している。図6のように、
送り線上にエキセン軸16、その偏心部17、偏心ブッ
シュ18の中心O、O1、O2が並んだ状態の時、サー
ボモータ25、26を同調させて同一方向に連続して回
転制御すると、最大偏心量e=e1+e2の2倍の送り
長さを連結軸13を介して移動グリッパ5に与えること
が出来る。
【0018】図7は、送り線に対しエキセン軸16を、
サーボモータ26でタイミングプーリ24を介して図7
で下側へ60°回し、外筒軸15をサーボモータ25で
タイミングプーリ23を介して上側60°20′回すこ
とによって偏心ピン19を介して偏心ブッシュ18を回
した状態を示し、この角度位相を保持したままサーボモ
ータ25、26を同調させて回転制御すると、中心Oか
ら中心O2が最大偏心量eの約1/2偏心した状態が得
られ、移動グリッパ5に約1/2最大送り長さの往復動
を与えることが出来る。このようにして、所要の角度位
相をエキセン軸16と外筒軸15に与えることにより、
移動グリッパ5を所要の送り長さで往復動させることが
出来る。
【0019】図8は、サーボモータ25、26をプレス
機械のクランク角と同調させて運転する場合の固定グリ
ッパ4及び移動グリッパ5の動作の一例を示す。サーボ
モータ25、26は、一点鎖線に示すように、移動グリ
ッパ5の送りエンド及び戻りエンドで停止時間を瞬間と
するか、一定時間とすることも出来る。サーボモータの
制御プログラムを変えることによって、種々の運動を与
えることが出来る。
【0020】図9及び図10に本発明の第3実施例を示
す。機体1にガイドロッド3、3を設け、固定グリッパ
4及び移動グリッパ5等を設けることは、第1実施例及
び第2実施例と同じである。但し、本実施例では、移動
グリッパ5を第1移動グリッパ5Aと第2移動グリッパ
5Bとし、互いに対向して送りの方向Fに往復運動させ
る点が異なる。すなわち、第1移動グリッパ5Aの下部
中央に送り方向Fを向く右雌ねじ10Aを設け、第2移
動グリッパ5Bの下部中央に送り方向Fを向く左雌ねじ
10Bを右雌ねじ10Aと一直線上に設け、一端部を右
ねじ11A、他端部を左ねじ11Bとしたボールスクリ
ュー11をそれぞれ螺合させ、ボールスクリュー11の
端部に設けたタイミングプーリ28と機体1に固設した
サーボモータ29のタイミングプーリ30とをタイミン
グベルト31で連結し、サーボモータ29を正逆両方向
に回転制御して第1移動グリッパ5A及び第2移動グリ
ッパ5Bを送り方向Fに対向して往復運動を与える。
【0021】図10は、第1移動グリッパ5A及び第2
移動グリッパ5Bの往復動と、固定グリッパ4と第1移
動グリッパ5A及び第2移動グリッパ5Bとのアクチュ
エータの動作をプレス機械のクランク角と対応させて示
した一例である。固定グリッパ4のアクチュエータ7の
動作をプレス機械のクランク角180°前後で、クラン
ク角150°から210°の間、プレス加工に見合う一
時的なアンクランプを与えている。また、プレス加工を
行う場合、実際に金型が加工を行う時期に応じて、第1
移動グリッパ5A及び第2移動グリッパ5Bに送りエン
ド、戻りエンドで停止時間を与えることにより、送り及
び戻りに大きなクランク角範囲を与えることを示してい
る。こうすることにより、より高速なプレス機械に対応
出来る制御が可能である。
【0022】図11から図13に、本発明の第4実施例
及び第5実施例を示す。機体1にガイドロッド3、3を
設け、固定グリッパ4及び移動グリッパ等を設ける第4
実施例、固定グリッパ4及び第1移動グリッパ5A及び
第2移動グリッパ5B等を設ける第5実施例のこれらの
点は、第1実施例及び第2実施例、または第3実施例と
同じである。第4実施例は、送り方向Fと直角な水平方
向を向けて機体1に固設したサーボモータ32を移動グ
リッパ5に対応させて設け、サーボモータ32に直結し
た偏心板33の偏心ピン34と移動グリッパ5に設けた
ピン35とをリンク36で連結し、サーボモータ32を
角度θだけ正逆両方向へ回転制御し、移動グリッパ5の
送り長さを制御出来る。
【0023】第5実施例は、第1移動グリッパ5A及び
第2移動グリッパ5Bにそれぞれ対応するサーボモータ
32A、32Bを送り方向Fと直角な水平方向を向けて
機体1に固設し、それぞれに直結した偏心板33A、3
3Bの偏心ピン34A、34Bと、第1移動グリッパ5
A及び第2移動グリッパ5Bに設けたピン35A、35
Bとをリンク36A、36Bで連結し、サーボモータ3
2A、32Bを互いに反対回転方向へ角度θずつ同調さ
せて回転制御すれば、第1移動グリッパ5A及び第2移
動グリッパ5Bを対向して送り方向Fへ同じ送り長さで
往復動させることが出来る。動作のタイミングは、第3
実施例で説明した図10を参考にして、所要の制御を行
えばよい。
【0024】図14は、本発明の第6実施例を示す。機
体1にガイドロッド3、3を設け、固定グリッパ4と第
1移動グリッパ5A及び第2移動グリッパ5Bを設けた
場合で、第1移動グリッパ5A及び第2移動グリッパ5
Bの送り方向F中間に、送り方向Fと直角な水平方向を
向くサーボモータ31を機体1に固設し、サーボモータ
37に直結した偏心板38に、その中心から反対方向
に、かつ等距離の位置に第1偏心ピン39Aと第2偏心
ピン39Bを設け、これらのピンと第1移動グリッパ5
A及び第2移動グリッパ5Bとを等長のリンク40、4
0で連結し、サーボモータ37を正逆方向に往復回転制
御し、第1移動グリッパ5A及び第2移動グリッパ5B
を等しい送り長さで送り方向に往復運動させる。動作の
タイミングは、図10に従って行えばよい。
【0025】なお、上述の各実施例における移動グリッ
パの駆動手段は、設計上各種の変形を構成出来ること
は、言うまでもない。また、上述したサーボモータは、
現在の技術では極めて微少な角度制御が可能で、送り精
度は、従来の機械式よりもはるかによく、送り長さの設
定はデジタル押しボタンによりミクロン単位で行うこと
が出来、かつプレス運転中でも設定することが出来る。
【0026】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、制御が全て電気的に出来るので、応答性がよ
く、あらかじめ動作のプログラムしておけるので、便利
で、かつ効率がよい。また、アクチュエータとサーボモ
ータの制御を金型に応じて最適のタイミングとすること
が出来るので、プレス機械の高速化に対応出来る。さら
に、サーボモータを制御して送り長さの微少な調整が可
能であり、送り長さの再現性が確実であり、送り長さの
精度を向上出来る。送り長さの設定もミクロン単位で可
能であり、かつプレス機械の連続運転中にも可能であ
る。また、固定グリッパ及び移動グリッパのクランプ及
びアンクランプをピエゾアクチュエータ、または超磁歪
アクチュエータで行うので、クランプ力が強く、かつ作
動時間は数ミリ秒と極めて早い。さらには、構造が簡単
で保守が容易となる。
【図面の簡単な説明】
【図 1】本発明の第1実施例におけるプレス機械用コ
イル材送り装置の要部正面図
【図 2】同じく、要部平面図
【図 3】本発明の第2実施例におけるプレス機械用コ
イル材送り装置の要部正面図
【図 4】同じく、要部平面図
【図 5】同じく、移動グリッパに往復動を与える駆動
機構の要部正面図
【図 6】同じく、要部平面図
【図 7】同じく、送り長さを変更した場合の要部平面
【図 8】同じく、プレス機械のクランク角と対応させ
た各部の動作タイミング線図
【図 9】本発明の第3実施例における第1移動グリッ
パ及び第2移動グリッパを設けた場合の要部正面図
【図10】同じく、プレス機械のクランク角と対応させ
た各部の動作タイミング線図
【図11】本発明の第4実施例と第5実施例におけるプ
レス機械用コイル材送り装置の要部正面図
【図12】同じく、要部平面図
【図13】同じく、要部側面図
【図14】本発明の第6実施例におけるプレス機械用コ
イル材送り装置の要部正面図
【符号の説明】
1は機体、2はコイル材、3はガイドロッド、4は固定
グリッパ、5は移動グリッパ、5Aは第1移動グリッ
パ、5Bは第2移動グリッパ、6はグリップ台、7はア
クチュエータ、8はホルダ、8Aはねじ部、9はナッ
ト、10は雌ねじ、11はボールスクリュー、12はサ
ーボモータ、13は連結軸、14はコネクチングロッ
ド、15は外筒軸、16はエキセン軸、17は偏心部、
18は偏心ブッシュ、19は偏心ピン、20はスライ
ダ、21はアーム、22は溝、23、24、28、30
はタイミングプーリ、25、26、29、32、32
A、32B、37はサーボモータ、27、31はタイミ
ングベルト、33、33A、33B、38は偏心板、3
4、34A、34B、39A、39Bは偏心ピン、3
5、35A、35Bはピン、36、36A、36B、4
0はリンク、である。

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】固定グリッパに向けて、送り方向に移動グ
    リッパを往復運動させるプレス機械用コイル材送り装置
    に、前記固定グリッパと前記移動グリッパにクランプ及
    びアンクランプ動作をさせるピエゾアクチュエータまた
    は超磁歪アクチュエータと、前記移動グリッパを送り方
    向へ往復運動させる駆動手段とを設け、前記アクチュエ
    ータと前記駆動手段とを所要のタイミングで電気的に制
    御するプレス機械用コイル材送り装置において、前記駆
    動手段として、送り方向と直角な上下方向を向けて設け
    たエキセン軸と、このエキセン軸の偏心部に外嵌した偏
    心ブッシュと、この偏心ブッシュに外嵌し、一端を前記
    移動グリッパに連結したコネクチングロッドと、前記エ
    キセン軸に外嵌し、前記エキセン軸の偏心部及び前記偏
    心ブッシュの下面に隣接して半径方向に張り出したアー
    ムに、前記偏心ブッシュの下面に立設した偏心ピンを係
    合させる半径方向の溝を有し、機体に回転支持された外
    筒軸と、前記エキセン軸及びこの外筒軸にそれぞれ連結
    され、この両軸に所要の角度位相を保持させたまま同調
    回転制御する複数のサーボモータとを具備することを特
    徴とするプレス機械用コイル材送り装置
  2. 【請求項2】固定グリッパに向けて、送り方向に移動グ
    リッパを往復運動させるプレス機械用コイル材送り装置
    に、前記固定グリッパと前記移動グリッパにクランプ及
    びアンクランプ動作をさせるピエゾアクチュエータまた
    は超磁歪アクチュエータと、前記移動グリッパを送り方
    向へ往復運動させる駆動手段とを設け、前記アクチュエ
    ータと前記駆動手段とを所要のタイミングで電気的に制
    御するプレス機械用コイル材送り装置において、前記移
    動グリッパとして、第1移動グリッパ及び第2移動グリ
    ッパを設け、前記駆動手段として、前記第1移動グリッ
    パ及び第2移動グリッパにそれぞれ対応し、送り方向と
    直角な水平方向を向けて機体に固設した複数のサーボモ
    ータと、それぞれのサーボモータに直結され、それぞれ
    の中心から等距離の位置にある偏心ピンを、それぞれ等
    長のリンクを介して前記第1移動グリッパ、または第2
    移動グリッパに連結した偏心板とを具備することを特徴
    とするプレス機械用コイル材送り装置
  3. 【請求項3】固定グリッパに向けて、送り方向に移動グ
    リッパを往復運動させるプレス機械用コイル材送り装置
    に、前記固定グリッパと前記移動グリッパにクランプ及
    びアンクランプ動作をさせるピエゾアクチュエータまた
    は超磁歪アクチュエータと、前記移動グリッパを送り方
    向へ往復運動させる駆動手段とを設け、前記アクチュエ
    ータと前記駆動手段とを所要のタイミングで電気的に制
    御するプレス機械用コイル材送り装置において、前記移
    動グリッパとして、第1移動グリッパ及び第2移動グリ
    ッパを設け、前記駆動手段として、前記第1移動グリッ
    パ及び第2移動グリッパの中間位置に、送り方向と直角
    な水平方向を向けて180°反対方向で、かつ中心から
    等距離の位置に設けた複数の偏心ピンをそれぞれ互いに
    等長のリンクを介して前記第1移動グリッパ及び第2移
    動グリッパに連結した偏心板とを具備することを特徴と
    するプレス機械用コイル材送り装置
JP18069297A 1997-06-20 1997-06-20 プレス機械用コイル材送り装置 Expired - Fee Related JP3408404B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18069297A JP3408404B2 (ja) 1997-06-20 1997-06-20 プレス機械用コイル材送り装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18069297A JP3408404B2 (ja) 1997-06-20 1997-06-20 プレス機械用コイル材送り装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH1110260A JPH1110260A (ja) 1999-01-19
JP3408404B2 true JP3408404B2 (ja) 2003-05-19

Family

ID=16087645

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP18069297A Expired - Fee Related JP3408404B2 (ja) 1997-06-20 1997-06-20 プレス機械用コイル材送り装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3408404B2 (ja)

Families Citing this family (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
ATE442214T1 (de) 2007-01-08 2009-09-15 Bruderer Ag Vorrichtung zum intermittierenden zuführen eines band- oder drahtfírmigen halbzeugmaterials zu einer presse
CN108188241B (zh) * 2018-03-18 2019-07-26 南京金武仓储设备有限公司 一种多工序连续冲压的自动冲压方法
CN109093057B (zh) * 2018-07-26 2020-04-14 安徽省绩溪县飞奔链传动有限公司 一种链板自动加工生产线用连续快速下料装置
CN110000299A (zh) * 2019-05-10 2019-07-12 明勖(东莞)精密机械有限公司 一种冲压机的台盘升降装置
CN111229960B (zh) * 2020-01-17 2021-08-31 珠海格力智能装备有限公司 一种两器夹紧机构、两器加工装置及两器夹紧方法

Also Published As

Publication number Publication date
JPH1110260A (ja) 1999-01-19

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP2493797B1 (en) Material feeding apparatus with gripping member linkage
AU2016414530B2 (en) Numerically controlled four-roller plate rolling machine with three linked and adjustable rollers
EP0594864B1 (en) Apparatus for cutting glass plate
JP3408404B2 (ja) プレス機械用コイル材送り装置
US6745638B1 (en) Device mounted onto a slider crank for generating a displacement of a part mounted onto the slide in relation to the latter
KR20000029319A (ko) 재료공급장치
CN211030459U (zh) 一种增减材复合加工机头及设备
JPH04168018A (ja) エジェクト装置
JPH01192436A (ja) 空気圧又は油圧駆動されるクランク装置を備えた挟持送り装置
CN113478518A (zh) 一种用于机器人的便于调节的机械手
JPH0221151Y2 (ja)
CN1088639C (zh) 材料进给装置
US4610380A (en) Stagger feeder
JPH0442025Y2 (ja)
US20220331884A1 (en) Chuck
JP2000190098A (ja) サ―ボプレス機の制御装置
CN117662566A (zh) 一种冲压机液压系统
CN2566294Y (zh) 扫描头中镜头位置的自动调整机构
JP2005305529A (ja) トランスファプレス
JPS62240120A (ja) プレス機械の多次元トランスフア装置
JPH09150229A (ja) 送り装置
JP2003062628A (ja) プレス機における材料送り方法と装置
JPH07121540B2 (ja) クランク式射出機構
BG113011A (bg) Автоматична машина и метод за производство на арматурни заготовки
JPH03254320A (ja) 板材折曲げ機

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090314

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090314

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100314

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110314

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120314

Year of fee payment: 9

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees