JPH0442025Y2 - - Google Patents

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、トランスフアプレス機械のフイード
バーをアドバンス、リターンさせる装置に関す
る。

〔従来技術〕

トランスフアプレス機械の複数の加工ステージ
にワークを順番に搬送するためにフイードバーを
アドバンス、リターンさせる装置は、従来、スラ
イドを上下動させるクランク軸の回転を偏心部
材、ラツク部材、ピニオン等からなる運動変換機
構によりレバーの支点を中心とした揺動に変換
し、このレバーにスライダを連結し、アドバン
ス、リターン方向に往復動自在なこのスライダに
フイードバーを連結することにより、レバーの揺
動によつてフイードバーをスライドの上下動と同
調させてアドバンス、リターンさせるようになつ
ていた。

以上において、プレス品成形用金型を交換した
場合、その金型に対応したものにフイードバーの
アドバンス、リターンストロークを変更しなけれ
ばならない場合がある。このため、従来、前記支
点をレバーに設けた長孔に沿つて摺動自在とした
滑り子で構成し、この滑り子を送りねじ軸の回転
により移動させるようにしたものがある。

ところで、例えば金型交換を行つた場合、金型
調整等のためにクランク軸を停止させたままフイ
ードバーだけを単独でアドバンス、リターンさ
せ、そしてフイードバーを停止させたままクラン
ク軸を微速回転させてスライドを単独で上下動さ
せることが行われる。このために従来ではクラン
ク軸からフイードバーまでのフイーバー駆動力伝
達系路中にクラツチ手段を設け、このクラツチ手
段の接続、切断によつてクランク軸の回転でフイ
ードバーを駆動させてプレス作業を行う自動運転
と、フイードバー、スライドの前記単独運転との
切り換えを行なえるようにし、フイードバーの単
独運転をトランスフアプレス機械に設けられた単
独運転用駆動手段によつて行つていた。

〔考案が解決しようとする問題点〕

以上のように従来ではフイードバーのアドバン
ス、リターンストロークを調整するための手段
と、自動運転、単独運転切り換えのための手段と
は別のものになつていた。

本考案の目的は、これら両手段の同一化を図
り、構造の簡単化を達成するところにある。

〔問題点を解決するための手段〕

このため本考案に係る装置は、スライドを上下
動させるクランク軸の回転を運動変換機構により
レバーの支点を中心とした揺動に変換し、このレ
バーにアドバンス、リターン方向に往復動自在と
なつたスライダを連結するとともに、このスライ
ダにフイードバーを連結することにより、レバー
の揺動によつてフイードバーをアドバンス、リタ
ーンさせるトランスフアプレス機械のアドバン
ス、リターン装置において、レバーの前記支点を
孔にピンが挿抜自在に挿入される構造のものと
し、この支点をレバーの長手方向に複数設け、こ
れによりピンを挿入する孔を選択できるように
し、かつスライダにはこのスライダをアドバン
ス、リターン方向に移動させるスライダ駆動手段
を分離自在に連結できるようにしている。

〔作用〕

自動運転時にはスライダ駆動手段はスライダか
ら分離され、前記ピンを挿入する孔の選択によつ
てレバーのレバー比が変更され、これによりフイ
ードバーのアドバンス、リターンストロークは調
整される。

自動運転から単独運転への切り換えのためには
全ての前記孔にピンを挿入せず、これによりピン
によるレバーの拘束を解除し、スライダにスライ
ダ駆動手段を連結することによりスライダをアド
バンス、リターン方向に移動させる。

〔実施例〕

第１図は本実施例に係る装置が適用されたトラ
ンスフアプレス機械の正面図で、第２図はその側
面図である。第１図の通りクラウン１の内部左右
にプレス機械前後方向を軸方向として配置された
クランク軸２，３にはコネクテイングロツド等を
介してスライド４が連結され、クランク軸２，３
の回転によるスライド４の上下動でワークは上型
５、下型６でプレス加工される。２本のフイード
バー７は駆動ユニツト８のフイードバー受け部材
９で支持され、この駆動ユニツト８およびこれか
ら説明する本実施例に係る装置によつてフイード
バー７がワーククランプのための接近、上昇、ア
ドバンス（第１図中右移動）、下降、ワークアン
クランプのための離間、リターンのワーク搬送作
動を繰り返すことにより、ワークは上型５、下型
６からなる金型の複数の加工ステージに順番に搬
送されてプレス加工される。

第３図の通りクランク軸２にはアーム部材１０
の基端が結合され、アーム部材１０の先端のピン
１１には移動体１２の長孔１２Ａに摺動自在に嵌
合した駒部材１３が設けられ、クランク軸２の回
転により移動体１２はガイドロツド１４で案内さ
れながら水平往復動する。

移動体１２には水平方向に延びるラツク部材１
５の端部が結合され、筒状ガイド部材１６で案内
されながら往復動するこのラツク部材１５には垂
直面内で回動するピニオン１７が噛合する。第４
図の通りピニオン１７は軸受１８，１９で支持さ
れた軸２０の一方の端部に固設され、ピニオン１
７の側面にはアーム部材２１が取り付けられる。
このアーム部材２１の先端のピン２２には駒部材
２３が回動自在に設けられ、第３図の通りこの駒
部材２３は上下方向に延びるレバー２４の上部の
長孔２４Ａに摺動自在に嵌合される。

第４図の通り軸２０の他方の端部側の構造は前
記一方の端部側の構造とピニオン１７を除き同じ
であり、軸２０の軸端に固設されたアーム部材２
５の先端のピン２６には駒部材２７が設けられ、
駒部材２７はレバー２８の上部の長孔２８Ａに摺
動自在に嵌合される。第２図の通り２個のレバー
２４，２８はプレス機械の前後方向に離れて平行
に設けられる。

第３図の通りレバー２４には３個の支点２９，
３０，３１がレバー２４の長手方向に離間して設
けられる。これらの支点２９，３０，３１は孔３
２，３３，３４と、レバー２４の直立時にこれら
の孔３２，３３，３４に挿抜自在に挿入される支
点ピンとしてのピストンロツドを有する油圧シリ
ンダ３５，３６，３７とを含んだものとして構成
される。

すなわち、支点３０について示す第５図の通
り、レバー２４に嵌合固設されたリング部材３８
の内周孔が孔３３となり、リング部材３８に対向
してフレーム３９に油圧シリンダ３６が横向きに
組み付けられる。油圧シリンダ３６のピストンロ
ツド４０は後端のプレート４１にロツド４２が挿
通されることにより回り止めされながら水平に進
退し、プレート４１はピストンロツド４０の進退
限を検出する図示しないリミツトスイツチを作動
させるものになつている。ピストンロツド４０が
前進するとその先部は前記孔３３を貫通してフレ
ーム３９に固設されたブツシユ４３の内周孔に嵌
合し、これによりピストンロツド４０は両持ち支
持状態でレバー２４の支点ピンとなる。

前記３個の油圧シリンダ３５，３６，３７は切
換弁で切り換えられ、自動運転時にはこれらの油
圧シリンダのうちのいずれか一つのピストンロツ
ドが前進してレバー２４の支点ピンとなる。第４
図で示したレバー２８にもレバー２４と同様の３
個の支点が設けられている。

第３図、第４図で明らかなように前記クランク
軸２の回転により移動体１２、ラツク部材１５の
往復動、ピニオン１７、軸２０の回動、アーム部
材２１，２５、ピン２２，２６の軸２０を中心と
した回動が行われ、レバー２４，２８は支点ピン
を中心に揺動するため、移動体１２、ラツク部材
１５、ピニオン１７、軸２０等によりクランク軸
２の回転をレバー２４，２８の揺動に変換する運
動変換機構４４が構成される。

第６図の通りレバー２４，２８の下端に設けら
れたピン状脚部２４Ｂ，２８Ｂは球面軸受４５，
４６に差し込まれ、これらの球面軸受４５，４６
はトランスフアプレス機械の前後方向の長さを有
するスライダ４７の両端に組み付けられ、レバー
２４，２８に球面軸受４５，４６を介してスライ
ダ４７が連結される。スライダ４７は３本のガイ
ドロツド４８によりアドバンス、リターン方向に
往復動自在である。スライダ４７がアドバンス、
リターン方向の移動中点に達したとき、レバー２
４，２８は第３図の通り直立姿勢になつている。
第６図の通りスライダ４７には２個の摺動体４９
が摺動自在に配置され、これらの摺動体４９のピ
ン５０に前記フイードバー７の端部が挿入され
る。従ってスライダ４７には摺動体４９、ピン５
０を介してフイードバー７が連結される。

スライダ４７の下方にはフレーム５１の上部の
取付部材５１Ａに取り付けられて２個の油圧シリ
ンダ５２が配置され、第７図、第８図の通りこれ
らの油圧シリンダ５２は平行にアドバンス、リタ
ーン方向に延びる長さを有する。またこれらの油
圧シリンダ５２はいわゆるロツドレスタイプのも
のであり、油圧で往復動する駆動部材に連結され
たスライド部材５３はガイドロツド５４で案内さ
れながらアドバンス、リターン方向に移動する。
２個の油圧シリンダ５２のスライド部材５３の上
部には板状の移動体５５が架け渡され、第８図の
通りそれぞれのスライド部材５３を連結する移動
体５５の両端下面には油圧シリンダ５６が固設さ
れる。第６図の通りこの油圧シリンダ５６は上向
きに固設され、前記スライダ４７の下面には油圧
シリンダ５６の上下動するピストンロツド５７が
内周孔に挿入するブツシユ５８が設けられる。

以上の油圧シリンダ５２、スライド部材５３、
移動体５５、油圧シリンダ５６等によりスライダ
４７を単独で駆動させるためのスライダ駆動手段
５９が構成される。このスライダ駆動手段５９と
スライダ４７とは油圧シリンダ５６のピストンロ
ツド５７で分離自在に連結され、ピストンロツド
５７は連結ピンとなつている。

第６図の通り前記フレーム５１の取付部材５１
Ａには２個の前記油圧シリンダ５２の間において
油圧シリンダ６０が固設され、第７図の通りこの
油圧シリンダ６０は上向きに固設されてピストン
ロツド６１が上下動する。ピストンロツド６１が
上昇すると図示の通り前記移動体５５の高さまで
達し、これにより移動体５５の移動は規制される
ことになる。油圧シリンダ６０の設置位置は移動
体５５がアドバンス、リターン方向の移動中点で
停止するように定められている。このように油圧
シリンダ６０は前記スライダ駆動手段５９の移動
体５５を所定位置で位置決め停止させるための位
置決め停止手段となつている。

次に作用について述べる。

プレス作業を行う自動運転時には油圧シリンダ
５６のピストンロツド５７は下降せしめられ、従
ってスライダ駆動手段５９とスライダ４７とは分
離状態になつている。また、前記３個の支点２
９，３０，３１を構成する孔３２，３３，３４の
うちいずれか一つに油圧シリンダ３５，３６，３
７のピストンロツドが挿入されている。

自動運転のためにクランク軸２，３が回転する
と前記運動変換機構４４を介してレバー２４，２
８が支点を中心に揺動し、この揺動が球面軸受４
５，４６を介して伝達されるスライダ４７がガイ
ドロツド４８で案内されながら往復動する。この
結果、フイードバー７は、アドバンス、リターン
の運動を繰り返し、ワークはフイードバーのフイ
ンガでクランプされながら加工ステージに順番に
搬送される。この自動運転時において、クランク
軸２の回転角度に対する前記ラツク部材１５の移
動量は前記アーム部材１０によりsinカーブとな
り、またラツク部材１５の移動量に対するスライ
ダ４７の移動量は前記ピニオン１７によりsinカ
ーブとなり、従ってクランク軸２の回転角度に対
するフイードバー７の移動量はsinの二乗カーブ
となる。このため、フイードバー７のアドバン
ス、リターンの各移動限における停留時間は長く
なり、この間に行われるフイードバーの前記接
近、離間、上昇、下降のための時間を長くでき
る。

金型交換によつてそれぞれの加工ステージの間
隔が変化し、フイードバー７のアドバンス、リタ
ーンストロークを変更することが必要になつた場
合には、クランク軸２，３を微速回転させて、レ
バー２４，２８を直立姿勢で停止させた後、３個
の支点２９，３０，３１における油圧シリンダ３
５，３６，３７の油圧切り換えを行つて孔３２，
３３，３４に対するピストンロツドの挿抜を行
い、支点ピンとしてのピストンロツドを挿入する
孔を選択し変更する。これによりレバー２４，２
８のレバー比が変わることになり、フイードバー
７のアドバンス、リターンストロークが調整され
ることになる。

例えば、金型交換時における金型調整作業等を
行うためにスライド４を停止させたまま、フイー
ドバー７を単独で駆動させ、そしてフイードバー
７を停止させたままスライド４を単独で駆動させ
る場合には、まず、クランク軸２，３を所定回転
角度位置まで微速回転させてレバー２４，２８を
直立姿勢にし、これによりスライダ４７をアドバ
ンス、リターン方向の移動中点まで移動させる。
このときには前記スライダ駆動手段５９の移動体
５５は油圧シリンダ６０の上昇したピストンロツ
ド６１で位置決め停止されているため、油圧シリ
ンダ５６のピストンロツド５７の真上にスライダ
４７の前記ブツシユ５８が達する。

次いで、ピストンロツド５７を上昇させてブツ
シユ５８の内周孔にその先端を挿入させ、これに
よりスライダ駆動手段５９とスライダ４７とを連
結状態とする。

この後、レバー２４，２８の支点ピンとなつて
いたピストンロツドを後退させ、３個の支点２
９，３０，３１の全ての孔３２，３３，３４から
ピストンロツドを抜き取り、さらに油圧シリンダ
６０のピストンロツド６１を下降させる。次にス
ライダ駆動手段５９の油圧シリンダ５２により移
動体５５をアドバンス、リターン移動限まで一回
往復動させて図示しないリミツトスイツチにより
ほぼ元の位置まで戻すと、スライダ４７およびフ
イードバー７も一回往復動し、ワークは次の加工
ステージに搬送される。このとき、レバー２４，
２８は支点による拘束から解除されているため上
部の前記ピン２２，２６を中心に揺動し、レバー
２４，２８の揺動がピニオン１７、ラツク部材１
５側に伝達されることはない。

以上のフイードバー単独運転の後、クランク軸
２，３の微速回転を行い、スライド４を１回上下
動させる。これにより前述の通り次の加工ステー
ジに搬送されたワークのプレス加工を行う。この
スライド単独運転時にはラツク部材１５の往復
動、ピニオン１７の回動、ピン２２，２６の軸２
０を中心とした回動が行われるが、支点による拘
束が解除されているレバー２４，２８は前記球面
軸受４５，４６を中心に揺動し、レバー２４，２
５の揺動がスライダ４７側に伝達されることはな
い。

以上のフイードバー単独運転とスライド単独運
転とを交互に繰り返すことにより、上型５と下型
６とからなる金型の各ステージにおけるワークの
プレス加工を確認、調整する作業を行なえること
になる。

以上のようにレバー２４，２８の全ての支点２
９，３０，３１の孔３２，３３，３４から支点ピ
ンとしてのピストンロツドを抜くことにより、単
独運転時においてクランク軸２側からフイードバ
ー７側に駆動力が伝達するのを防止でき、またス
ライダ駆動手段５９側からクランク軸２側に駆動
力が伝達するのも防止できる。すなわち、支点２
９，３０，３１は前述のアドバンス、リターンス
トローク調整のための手段と、自動運転、単独運
転の切り換えのためのクラツチ手段との両方の機
能を有し、手段の兼用化が図られている。

単独運転から自動運転に切り換える場合には、
スライダ駆動手段５９の移動体５５を油圧シリン
ダ５２で１回往復動させ、油圧シリンダ６０のピ
ストンロツド６１を上昇させることにより移動体
５５、スライダ４７をアドバンス、リターン方向
の移動中点で正確に停止させる。この後、クラン
ク軸２，３を微速回転させて前記自動運転から単
独運転への切り換え時と同じ所定の回転角度位置
で停止させる。これによりレバー２４，２８は直
立姿勢となり、このため、支点２９，３０，３１
の孔３２，３３，３４の中から任意に選択したい
ずれか１つの孔に支点ピンとしてのピストンロツ
ドを挿入できることとなる。この後、シリンダ５
６のピストンロツド５７を下降させてスライダ駆
動手段５９とスライダ４７とを分離することによ
り自動運転が可能となる。

以上の本実施例では支点２９，３０，３１を各
孔について油圧シリンダを設けたものとして構成
したが、油圧シリンダを１つとし、この油圧シリ
ンダを昇降動させて任意な孔にピストンロツドに
挿入する構成としてもよく、また作業者が１本の
支点ピンをいずれかの孔に選択して挿入する構成
としてもよい。

さらにクランク軸とレバーとの間の運動変換機
構の構成は本実施例のものに限定されず任意なも
のでよく、例えば偏心部材、セクタギヤによるも
のでもよく、要すればクランク軸の回転をレバー
の揺動に変換するものであればよい。

また、クランク軸の回転でスライドを上下動さ
せる機構もコネクテイングロツドによるものだけ
ではなく、リンクによるものであつてもよく、ス
ライド上下動機構は任意である。さらに本考案に
係る装置はフイードバーが三次元運動してワーク
を搬送するタイプのプレス機械だけではなく、フ
イードバーが上下動を行わずに二次元運動してワ
ークを搬送するプレス機械にも適用できる。

〔考案の効果〕

本考案によれば、レバーの支点がフイードバー
のアドバンス、リターンストローク調整用手段
と、自動運転、単独運転切り換え時における駆動
力伝達系路のクラツチ手段との両方の機能を有
し、このため部品点数の削減、構造の簡単化を図
ることができる。

【図面の簡単な説明】

第１図はトランスフアプレス機械の正面図、第
２図はその側面図、第３図はレバー周辺の構造を
示す縦断面図、第４図は第３図の−線断面
図、第５図は第３図の−線断面図、第６図は
スライダ周辺の構造を示す縦断面図、第７図は第
６図の−線断面図、第８図は第７図の−
線矢視図である。 ２，３……クランク軸、４……スライド、７…
…フイードバー、２４，２８……レバー、２９，
３０，３１……支点、３２，３３，３４……孔、
３５，３６，３７……油圧シリンダ、４０……支
点ピンであるピストンロツド、４４……運動変換
機構、４７……スライダ、５２，５６……油圧シ
リンダ、５７……連結ピンであるピストンロツ
ド、５９……スライダ駆動手段。

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. スライドを上下動させるクランク軸の回転を運
   動変換機構を介してレバーの支点を中心とした揺
   動に変換し、このレバーにアドバンス、リターン
   方向に往復動自在のスライダを連結し、このスラ
   イダにフイードバーを連結することにより前記レ
   バーの揺動でこのフイードバーをアドバンス、リ
   ターンさせるトランスフアプレス機械のアドバン
   ス、リターン装置において、前記支点は、前記レ
   バーの長手方向に複数設けられた孔と、これらの
   孔の一つに選択的に挿入自在であるとともに全て
   の孔から抜き取り自在となつたピンとを含んで構
   成され、かつ、前記スライダにはこのスライダを
   アドバンス、リターン方向に移動させるスライダ
   駆動手段が分離自在に連結されることを特徴とす
   るトランスフアプレス機械のアドバンス、リター
   ン装置。