JPH0221152Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0221152Y2 JPH0221152Y2 JP4047584U JP4047584U JPH0221152Y2 JP H0221152 Y2 JPH0221152 Y2 JP H0221152Y2 JP 4047584 U JP4047584 U JP 4047584U JP 4047584 U JP4047584 U JP 4047584U JP H0221152 Y2 JPH0221152 Y2 JP H0221152Y2
- Authority
- JP
- Japan
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- cam
- lever
- feed
- switching
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- 238000001514 detection method Methods 0.000 description 6
- 230000003028 elevating effect Effects 0.000 description 6
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 3
- 239000012530 fluid Substances 0.000 description 1
- 238000000926 separation method Methods 0.000 description 1
- 230000001360 synchronised effect Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Press Drives And Press Lines (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案はトランスフアープレスに係り、さらに
詳細には、トランスフアープレスにおけるフイー
ドバーを2次元送り及び3次元送りに作動する作
動装置に関する。
詳細には、トランスフアープレスにおけるフイー
ドバーを2次元送り及び3次元送りに作動する作
動装置に関する。
従来、トランスフアープレスにおけるフイード
バーを2次元送りから3次元送りに、あるいはそ
の逆に切換えてフイードバーを作動することが行
なわれている。すなわち、トランスフアープレス
においては、フイードバーにクランプ・アンクラ
ンプの作動を行なわせしめる第1レバーを揺動自
在に備えると共に、フイードバーにリフトダウン
の作動を行なわせしめる第2レバーを揺動自在に
備えている。また、第1レバーに対応する第1カ
ムおよび第2レバーに対応する第2カムを備える
と共に、第2レバーと関連して第1レバーを揺動
するための第3カムを備えている。上記第1、第
2および第3のカムは共通のカム軸にスプライン
嵌合してあり、第1カムあるいは第3カムと第1
レバーとの相対関係の切換えは、少なくとも第1
カムと第3カムとをカム軸に沿つて一体的に移動
することによつて行なわれていた。ところが、単
に第1カムと第3カムとを一体的に設けた場合で
あつても、重量が大きく手動によつて直接移動す
ることが困難であるから、従来においては、カム
を移動するシフトレバーを、流体圧シリンダある
いはラツク・ピニオン機構等により作動する構成
が採られている。
バーを2次元送りから3次元送りに、あるいはそ
の逆に切換えてフイードバーを作動することが行
なわれている。すなわち、トランスフアープレス
においては、フイードバーにクランプ・アンクラ
ンプの作動を行なわせしめる第1レバーを揺動自
在に備えると共に、フイードバーにリフトダウン
の作動を行なわせしめる第2レバーを揺動自在に
備えている。また、第1レバーに対応する第1カ
ムおよび第2レバーに対応する第2カムを備える
と共に、第2レバーと関連して第1レバーを揺動
するための第3カムを備えている。上記第1、第
2および第3のカムは共通のカム軸にスプライン
嵌合してあり、第1カムあるいは第3カムと第1
レバーとの相対関係の切換えは、少なくとも第1
カムと第3カムとをカム軸に沿つて一体的に移動
することによつて行なわれていた。ところが、単
に第1カムと第3カムとを一体的に設けた場合で
あつても、重量が大きく手動によつて直接移動す
ることが困難であるから、従来においては、カム
を移動するシフトレバーを、流体圧シリンダある
いはラツク・ピニオン機構等により作動する構成
が採られている。
したがつて、従来においては、カム軸をスプラ
イン軸に形成すると共にカムにスプライン孔を形
成する必要があり、また全体的構成が大掛りで複
雑である等の問題があつた。
イン軸に形成すると共にカムにスプライン孔を形
成する必要があり、また全体的構成が大掛りで複
雑である等の問題があつた。
本考案は上記のごとき従来の問題に鑑み考案し
たもので、トランスフアープレスにおけるフイー
ドバーの2次元送りと3次元送りとの切換えを単
純な構成でもつて容易に行ない得るフイードバー
の作動装置を提供しようとするものである。すな
わち、本考案は、カム軸に沿つて第1カムや第3
カムを移動する構成に代えて、第1レバーを第1
カムに対応する状態と第3カムに対応する状態と
に切換える対応状態切換え装置を第1レバーに設
けることにより、トランスフアープレスにおける
フイードバーの2次元送りと3次元送りとの切換
えを、従来よりも簡単な構成でもつて容易に行な
え得るようにしたものである。
たもので、トランスフアープレスにおけるフイー
ドバーの2次元送りと3次元送りとの切換えを単
純な構成でもつて容易に行ない得るフイードバー
の作動装置を提供しようとするものである。すな
わち、本考案は、カム軸に沿つて第1カムや第3
カムを移動する構成に代えて、第1レバーを第1
カムに対応する状態と第3カムに対応する状態と
に切換える対応状態切換え装置を第1レバーに設
けることにより、トランスフアープレスにおける
フイードバーの2次元送りと3次元送りとの切換
えを、従来よりも簡単な構成でもつて容易に行な
え得るようにしたものである。
第1図、第2図を参照するに、トランスフアー
プレス1は、フレーム3と下型(図示省略)を装
着自在なボルスタ5を備えると共に、上型(図示
省略)を装着自在なラム7を昇降自在に備えてい
る。上記ボルスタ5の左側には第1作動装置9が
装着してあり、右側には第2作動装置11が装着
してある。上記第1作動装置9は左右方向へ延伸
して平行に設けたフイードバー13A,13Bの
一端部側を支承し、第2作動装置11はフイード
バー13A,13Bの他端部側を支承して、フイ
ードバー13A,13Bを作動するものである。
プレス1は、フレーム3と下型(図示省略)を装
着自在なボルスタ5を備えると共に、上型(図示
省略)を装着自在なラム7を昇降自在に備えてい
る。上記ボルスタ5の左側には第1作動装置9が
装着してあり、右側には第2作動装置11が装着
してある。上記第1作動装置9は左右方向へ延伸
して平行に設けたフイードバー13A,13Bの
一端部側を支承し、第2作動装置11はフイード
バー13A,13Bの他端部側を支承して、フイ
ードバー13A,13Bを作動するものである。
フイードバー13A,13Bの端部付近を支承
し作動する構成として、上記第1作動装置9と第
2作動装置11はほぼ同一の構成であつて、後述
するように、前記フイードバー13A,13Bに
クランプ−アンクランプ、アドバンス−リターン
およびリフト−ダウンの作動を行なわせしめるよ
うに構成してある。上記第1作動装置9は、前記
ラム7を昇降作動するための偏心軸15と連動連
結した伝動軸17を介することにより、偏心軸1
5と同期して作動するように連動連結してある。
この第1作動装置9と前記第2作動装置11は、
同期して作動するように、左右方向に延伸しかつ
前記フレーム3に回動自在に支承された第1、第
2の同期軸19,21を介して連動連結してあ
る。
し作動する構成として、上記第1作動装置9と第
2作動装置11はほぼ同一の構成であつて、後述
するように、前記フイードバー13A,13Bに
クランプ−アンクランプ、アドバンス−リターン
およびリフト−ダウンの作動を行なわせしめるよ
うに構成してある。上記第1作動装置9は、前記
ラム7を昇降作動するための偏心軸15と連動連
結した伝動軸17を介することにより、偏心軸1
5と同期して作動するように連動連結してある。
この第1作動装置9と前記第2作動装置11は、
同期して作動するように、左右方向に延伸しかつ
前記フレーム3に回動自在に支承された第1、第
2の同期軸19,21を介して連動連結してあ
る。
第3図を参照するに、前記第1作動装置9にお
けるケーシング9Cには左右方向(第3図におい
ては上下方向)に延伸したスライドガイド23が
設けてあり、このスライドガイド23にはスライ
ダ25が往復動自在に支承されている。このスラ
イダ25にはスライドガイド23と直交する方向
のガイドバー27が支承されており、このガイド
バー27に往復動自在に支承された第1のスライ
ドブロツク29A,29Bには、前記スライドバ
ー13A,13Bの一端部側を上下動自在に嵌合
支持するガイドポスト31A,31Bを垂直に備
えたホルダブロツク33A,33Bが装着してあ
る。上記ホルダブロツク33A,33Bは、スラ
イドブロツク29A,29Bの上面に形成した左
右方向(第3図においては上下方向)の溝29
AG,29BG内に係合してあり、スプリング等
の適宜の押圧手段により一定の押圧力で押圧され
て進退自在な押圧ホルダ35A,35Bによつて
溝29AG,29BG内に保持されている。
けるケーシング9Cには左右方向(第3図におい
ては上下方向)に延伸したスライドガイド23が
設けてあり、このスライドガイド23にはスライ
ダ25が往復動自在に支承されている。このスラ
イダ25にはスライドガイド23と直交する方向
のガイドバー27が支承されており、このガイド
バー27に往復動自在に支承された第1のスライ
ドブロツク29A,29Bには、前記スライドバ
ー13A,13Bの一端部側を上下動自在に嵌合
支持するガイドポスト31A,31Bを垂直に備
えたホルダブロツク33A,33Bが装着してあ
る。上記ホルダブロツク33A,33Bは、スラ
イドブロツク29A,29Bの上面に形成した左
右方向(第3図においては上下方向)の溝29
AG,29BG内に係合してあり、スプリング等
の適宜の押圧手段により一定の押圧力で押圧され
て進退自在な押圧ホルダ35A,35Bによつて
溝29AG,29BG内に保持されている。
上記押圧ホルダ35A,35Bは、ホルダブロ
ツク33A,33Bに溝29AG,29BGに沿
う方向の大きな外力が作用したときに、スライド
ブロツク29A,29Bに対するホルダブロツク
33A,33Bの移動を許容する安全装置の作用
をなすものである。
ツク33A,33Bに溝29AG,29BGに沿
う方向の大きな外力が作用したときに、スライド
ブロツク29A,29Bに対するホルダブロツク
33A,33Bの移動を許容する安全装置の作用
をなすものである。
上記構成より理解されるように、スライダ25
がスライドガイド23に沿つて往復動することに
より、フイードバー13A,13Bはアドバンス
リターンの作動として長手方向へ往復動されるこ
ととなり、また、スライドブロツク29A,29
Bがガイドバー27に沿つて往復動することによ
り、クランプ−アンクランプの作動として、フイ
ードバー13A,13Bは互に接近離反の作動を
行ない得ることとなる。
がスライドガイド23に沿つて往復動することに
より、フイードバー13A,13Bはアドバンス
リターンの作動として長手方向へ往復動されるこ
ととなり、また、スライドブロツク29A,29
Bがガイドバー27に沿つて往復動することによ
り、クランプ−アンクランプの作動として、フイ
ードバー13A,13Bは互に接近離反の作動を
行ない得ることとなる。
上記スライダ25をスライドガイド23に沿つ
て往復動するために、スライダ25の下面には後
方向(第3図においては左右方向)に長い溝25
Gが形成してあり、この長い溝25G内には、遊
星歯車機構等の適宜の減速機構における回転体3
7の偏心した位置に備えたローラ39が係合して
ある。上記回転体37は歯車41と適宜に連動連
結してあり、歯車41は中間歯車43,45を介
してカム軸47に備えた駆動歯車49と連動連結
してある。上記カム軸47は第1図、第2図より
明らかなように、前記伝動軸17と連結してあ
る。
て往復動するために、スライダ25の下面には後
方向(第3図においては左右方向)に長い溝25
Gが形成してあり、この長い溝25G内には、遊
星歯車機構等の適宜の減速機構における回転体3
7の偏心した位置に備えたローラ39が係合して
ある。上記回転体37は歯車41と適宜に連動連
結してあり、歯車41は中間歯車43,45を介
してカム軸47に備えた駆動歯車49と連動連結
してある。上記カム軸47は第1図、第2図より
明らかなように、前記伝動軸17と連結してあ
る。
上記構成により、スライダ25は、カム軸47
および伝動軸17等を介して偏心軸15の回転に
関連して往復動することとなる。すなわちフイー
ドバー13A,13Bが偏心軸15の回転に連動
して長手方向に往復動されることとなる。
および伝動軸17等を介して偏心軸15の回転に
関連して往復動することとなる。すなわちフイー
ドバー13A,13Bが偏心軸15の回転に連動
して長手方向に往復動されることとなる。
フイードバー13A,13Bによる2次元送り
のとき3次元送りのときに、クランプ−アンクラ
ンプの作動としてフイードバー13A,13Bを
互に接近離反せしめるために、第1作動装置9に
は、クランプ−アンクランプ作動機構51が設け
られていると共に、3次元送りのときにフイード
バー13A,13Bを上下動せしめるためのリフ
ト−ダウン作動機構53が設けられている。
のとき3次元送りのときに、クランプ−アンクラ
ンプの作動としてフイードバー13A,13Bを
互に接近離反せしめるために、第1作動装置9に
は、クランプ−アンクランプ作動機構51が設け
られていると共に、3次元送りのときにフイード
バー13A,13Bを上下動せしめるためのリフ
ト−ダウン作動機構53が設けられている。
より詳細には、第1作動装置9におけるケーシ
ング9Cには、前記スライダ25に隣接して、前
後方向(第3図においては左右方向)に延伸した
ガイド部材55が設けられており、このガイド部
材55には、第2のスライドブロツク57A,5
7Bが互に接近離反自在に支承されている。この
スライドブロツク57A,57Bには、前記フイ
ードバー13A,13Bを長手方向へのみ摺動自
在に支承するバーホルダ59A,59Bが上下動
自在に支承されている。上記スライドブロツク5
7A,57Bを互に接近離反作動するために、ほ
ぼ中央部に回転自在に設けた回転部材61の対称
的な偏心位置には、一端部をスライドブロツク5
7A,57Bに枢支連結した円弧状のリンク63
A,63Bの他端部が枢支連結してある。上記回
転部材61にはピニオン65が一体的に設けてあ
り、このピニオン65には、往復動自在に設けた
第1往復作動杆67に設けたラツク(図示省略)
が噛合してある。
ング9Cには、前記スライダ25に隣接して、前
後方向(第3図においては左右方向)に延伸した
ガイド部材55が設けられており、このガイド部
材55には、第2のスライドブロツク57A,5
7Bが互に接近離反自在に支承されている。この
スライドブロツク57A,57Bには、前記フイ
ードバー13A,13Bを長手方向へのみ摺動自
在に支承するバーホルダ59A,59Bが上下動
自在に支承されている。上記スライドブロツク5
7A,57Bを互に接近離反作動するために、ほ
ぼ中央部に回転自在に設けた回転部材61の対称
的な偏心位置には、一端部をスライドブロツク5
7A,57Bに枢支連結した円弧状のリンク63
A,63Bの他端部が枢支連結してある。上記回
転部材61にはピニオン65が一体的に設けてあ
り、このピニオン65には、往復動自在に設けた
第1往復作動杆67に設けたラツク(図示省略)
が噛合してある。
上記構成により、第1往復作動杆67を往復作
動して回転部材61を往復回動することにより、
スライドブロツク57A,57Bを介してフイー
ドバー13A,13Bは互に接近離反されること
となる。
動して回転部材61を往復回動することにより、
スライドブロツク57A,57Bを介してフイー
ドバー13A,13Bは互に接近離反されること
となる。
第3図、第4図を参照するに、前記スライドブ
ロツク57A,57Bにはそれぞれ昇降ロツド6
9A,69Bが上下動自在に支承されており、各
昇降ロツド69A,69Bの上部に前記バーホル
ダ59A,59Bが一体的に取付けてある。各昇
降ロツド69A,69Bの下端部には、ガイド部
材55と平行な方向のT溝69AT,69BT(6
9BTは図示されていない)が形成してあり、こ
のT溝69ATには、上部をT字形状に形成した
昇降プレート71の上部が係合してある。昇降プ
レート71は、前記T溝69ATに沿う方向に幅
広く設けてあり、ケーシング9Cに取付けたガイ
ドブラケツト73に上下動のみ自在支承されてい
る。
ロツク57A,57Bにはそれぞれ昇降ロツド6
9A,69Bが上下動自在に支承されており、各
昇降ロツド69A,69Bの上部に前記バーホル
ダ59A,59Bが一体的に取付けてある。各昇
降ロツド69A,69Bの下端部には、ガイド部
材55と平行な方向のT溝69AT,69BT(6
9BTは図示されていない)が形成してあり、こ
のT溝69ATには、上部をT字形状に形成した
昇降プレート71の上部が係合してある。昇降プ
レート71は、前記T溝69ATに沿う方向に幅
広く設けてあり、ケーシング9Cに取付けたガイ
ドブラケツト73に上下動のみ自在支承されてい
る。
上記昇降プレート71を上下動するために、ケ
ーシング9Cに取付けた軸承ブロツク75に回転
自在に支承された回転軸77の偏心した位置に
は、昇降プレート71に形成した長孔71Hに嵌
入したローラ79が回転自在に設けてある。上記
回転軸77に取付けたピニオン81には、第2往
復作動杆83に形成したラツク83Rが噛合して
ある。したがつて、第2往復作動杆83を往復動
することによりピニオン81が回動され、昇降プ
レート71を介して昇降ロツド69Aが上下動さ
れることとなる。すなわち、換言すれば、第2往
復作動杆83を往復動することによりフイードバ
ー13A,13Bが上下動されることが理解され
よう。
ーシング9Cに取付けた軸承ブロツク75に回転
自在に支承された回転軸77の偏心した位置に
は、昇降プレート71に形成した長孔71Hに嵌
入したローラ79が回転自在に設けてある。上記
回転軸77に取付けたピニオン81には、第2往
復作動杆83に形成したラツク83Rが噛合して
ある。したがつて、第2往復作動杆83を往復動
することによりピニオン81が回動され、昇降プ
レート71を介して昇降ロツド69Aが上下動さ
れることとなる。すなわち、換言すれば、第2往
復作動杆83を往復動することによりフイードバ
ー13A,13Bが上下動されることが理解され
よう。
第2図、第3図を再度参照するに、第1往復作
動杆67の端部は、前記第1同期軸19に取付け
た第1揺動アーム85の先端部に枢支連結してあ
り、第2往復作動杆83の端部は、第2同期軸2
1に取付けた第2揺動アーム87の先端部に枢支
連結してある。上記第1,第2の揺動アーム8
5,87には、フレーム3に装着したエアーシリ
ンダのごときシリンダ装置89,91のピストン
ロツドが枢支連結してある。このシリンダ装置8
9,91は、前記第1,第2の往復作動杆67,
83をそれぞれ一定の力で引張る作用をなすもの
である。
動杆67の端部は、前記第1同期軸19に取付け
た第1揺動アーム85の先端部に枢支連結してあ
り、第2往復作動杆83の端部は、第2同期軸2
1に取付けた第2揺動アーム87の先端部に枢支
連結してある。上記第1,第2の揺動アーム8
5,87には、フレーム3に装着したエアーシリ
ンダのごときシリンダ装置89,91のピストン
ロツドが枢支連結してある。このシリンダ装置8
9,91は、前記第1,第2の往復作動杆67,
83をそれぞれ一定の力で引張る作用をなすもの
である。
上記第1往復作動杆67を往復作動せしめるた
めに、また第2往復作動杆83を往復作動せしめ
るために、第1作動装置9のケーシング9Cに立
設固定した固定軸93には、第1レバー95及び
第2レバー97の基部がそれぞれ枢支されてい
る。すなわち、第1レバー95の先端部に形成し
た長孔95Hには、第1往復作動杆67に回動自
在に枢着したガイドブロツク99が嵌合してあ
り、また、第2レバー97の先端部に形成した長
孔97Hには、第2往復作動杆83に枢着したガ
イドブロツク101が嵌合してある。したがつ
て、第1レバー95を揺動することにより、また
第2レバー97を揺動することにより、第1、第
2の往復作動杆67,83をそれぞれ長手方向に
往復動できることとなる。
めに、また第2往復作動杆83を往復作動せしめ
るために、第1作動装置9のケーシング9Cに立
設固定した固定軸93には、第1レバー95及び
第2レバー97の基部がそれぞれ枢支されてい
る。すなわち、第1レバー95の先端部に形成し
た長孔95Hには、第1往復作動杆67に回動自
在に枢着したガイドブロツク99が嵌合してあ
り、また、第2レバー97の先端部に形成した長
孔97Hには、第2往復作動杆83に枢着したガ
イドブロツク101が嵌合してある。したがつ
て、第1レバー95を揺動することにより、また
第2レバー97を揺動することにより、第1、第
2の往復作動杆67,83をそれぞれ長手方向に
往復動できることとなる。
上記第1,第2のレバー95,97を揺動する
ために、前記カム軸47には第1レバー95と対
応する第1カム103および第2レバー97と対
応する第2カム105が取付けてある。上記第1
カム103は、2次元送りのときに第1レバー9
5等を介してフイードバー13A,13Bに接近
離反作動を行なわせしめるもので、第2カム10
5は、3次元送りのときに第2レバー97等を介
してフイードバー13A,13Bに上下動を行な
わせしめるものである。上記3次元送りのとき
に、第1レバー95等を介してフイードバー13
A,13Bに接近離反を行なわせしめるための第
3カム107がさらにカム軸47に取付けてあ
る。
ために、前記カム軸47には第1レバー95と対
応する第1カム103および第2レバー97と対
応する第2カム105が取付けてある。上記第1
カム103は、2次元送りのときに第1レバー9
5等を介してフイードバー13A,13Bに接近
離反作動を行なわせしめるもので、第2カム10
5は、3次元送りのときに第2レバー97等を介
してフイードバー13A,13Bに上下動を行な
わせしめるものである。上記3次元送りのとき
に、第1レバー95等を介してフイードバー13
A,13Bに接近離反を行なわせしめるための第
3カム107がさらにカム軸47に取付けてあ
る。
第5図、第6図を参照するに、第1レバー95
には、第1レバー95が第1カム103に対応す
る状態あるいは第3カム107に対応する状態に
切換える対応状態切換え装置109が装着してあ
り、第2レバー97には、第2カム105に当接
自在なカムフオロア111がブラケツト113を
介して回転自在に取付けてある。
には、第1レバー95が第1カム103に対応す
る状態あるいは第3カム107に対応する状態に
切換える対応状態切換え装置109が装着してあ
り、第2レバー97には、第2カム105に当接
自在なカムフオロア111がブラケツト113を
介して回転自在に取付けてある。
前記対応状態切換え装置109の1例の構成と
して、前記第1レバー95には、上壁115Uと
下壁115Lとを備えて内部に中空部115Cを
形成した支持框115が取付けてある。この支持
框115の中空部115C内には、垂直に設けた
ガイド支柱117に沿つて上下動自在なほぼT字
形状の切換えブロツク119が配置してあり、こ
の切換えブロツク119には、第1カム103お
よび第3カム107に選択的に当接自在なカムフ
オロア121が回転自在に支承されている。ま
た、切換えブロツク119の適宜位置にはドグ1
23が取付けてあり、支持框115には、切換え
ブロツク119が第1カム103又は第3カム1
07に対応しているか否かを検知するリミツトス
イツチあるいは近接スイツチのごとき適宜の検知
装置125,127がブケツト129を介して取
付けてある。この検知装置125,127は、
ON作動あるいはOFF作動に関連して、前記シリ
ンダ装置91の作動を制御するものである。
して、前記第1レバー95には、上壁115Uと
下壁115Lとを備えて内部に中空部115Cを
形成した支持框115が取付けてある。この支持
框115の中空部115C内には、垂直に設けた
ガイド支柱117に沿つて上下動自在なほぼT字
形状の切換えブロツク119が配置してあり、こ
の切換えブロツク119には、第1カム103お
よび第3カム107に選択的に当接自在なカムフ
オロア121が回転自在に支承されている。ま
た、切換えブロツク119の適宜位置にはドグ1
23が取付けてあり、支持框115には、切換え
ブロツク119が第1カム103又は第3カム1
07に対応しているか否かを検知するリミツトス
イツチあるいは近接スイツチのごとき適宜の検知
装置125,127がブケツト129を介して取
付けてある。この検知装置125,127は、
ON作動あるいはOFF作動に関連して、前記シリ
ンダ装置91の作動を制御するものである。
前記第1カム103および第3カム107に対
応する位置へ切換えブロツク119を切換えるた
めに、支持框115に回転自在に支承された操作
軸131の螺子部131Sと切換えブロツク11
9とが螺合してある。操作軸131にはキー13
3を介してフランジ部材135が軸方向にのみ摺
動自在に嵌合してあり、上端部は、適宜の工具が
係合し易いように適宜形状の工具係合部131T
に形成してある。上記フランジ部材135と支持
框115の上壁115Uとの間にはコイルスプリ
ングのごとき弾機137が弾装してあり、フラン
ジ部材135の複数箇所に突設した係合孔135
Hには、支持框115に取付けたほぼ筒状のキヤ
ツプ部材139に固定したピン141が嵌合して
いる。
応する位置へ切換えブロツク119を切換えるた
めに、支持框115に回転自在に支承された操作
軸131の螺子部131Sと切換えブロツク11
9とが螺合してある。操作軸131にはキー13
3を介してフランジ部材135が軸方向にのみ摺
動自在に嵌合してあり、上端部は、適宜の工具が
係合し易いように適宜形状の工具係合部131T
に形成してある。上記フランジ部材135と支持
框115の上壁115Uとの間にはコイルスプリ
ングのごとき弾機137が弾装してあり、フラン
ジ部材135の複数箇所に突設した係合孔135
Hには、支持框115に取付けたほぼ筒状のキヤ
ツプ部材139に固定したピン141が嵌合して
いる。
上記構成において、前記シリンダ装置89のピ
ストンロツドを突出作動して第1レバー95を第
1,第2カム103,105から離反した状態に
保持した後、操作軸131の工具係合部131T
に適宜に工具を係合し、弾機137に抗してフラ
ンジ部材135を下降せしめて、ピン141と係
合孔135Hとの係合を解除することにより、操
作軸131が回転可能となる。したがつて、上記
のごとき状態において操作軸131を回転するこ
とにより、切換えブロツク119を上下動して、
第1カム103域は第3カム107に対応する状
態の位置へ切換えることができるものである。
ストンロツドを突出作動して第1レバー95を第
1,第2カム103,105から離反した状態に
保持した後、操作軸131の工具係合部131T
に適宜に工具を係合し、弾機137に抗してフラ
ンジ部材135を下降せしめて、ピン141と係
合孔135Hとの係合を解除することにより、操
作軸131が回転可能となる。したがつて、上記
のごとき状態において操作軸131を回転するこ
とにより、切換えブロツク119を上下動して、
第1カム103域は第3カム107に対応する状
態の位置へ切換えることができるものである。
上記切換えブロツク119の対応状態の切換え
は、検知装置125,127によつて検知され
る。したがつて、2次元送りを行なうべく切換え
ブロツク119が第1カム103と対応した状態
にあるときには、検知装置125が切換えブロツ
ク119を検知作動するので、この場合には、シ
リンダ装置91のピストンロツドを突出作動し
て、第2レバー97を第2カム105から離反し
た非作動状態に切換え保持することにより、フイ
ードバー13A,13Bにおいては、2次元送り
が行なわれることとなる。逆に、検知装置127
が検知作動状態にあるときには、シリンダ装置9
1のピストンロツドを引込作動して、第2レバー
97を第2カム105に係合して連動する状態に
切換えることにより、フイードバー13A,13
Bにおいては3次元送りが行なわれ得るものであ
る。
は、検知装置125,127によつて検知され
る。したがつて、2次元送りを行なうべく切換え
ブロツク119が第1カム103と対応した状態
にあるときには、検知装置125が切換えブロツ
ク119を検知作動するので、この場合には、シ
リンダ装置91のピストンロツドを突出作動し
て、第2レバー97を第2カム105から離反し
た非作動状態に切換え保持することにより、フイ
ードバー13A,13Bにおいては、2次元送り
が行なわれることとなる。逆に、検知装置127
が検知作動状態にあるときには、シリンダ装置9
1のピストンロツドを引込作動して、第2レバー
97を第2カム105に係合して連動する状態に
切換えることにより、フイードバー13A,13
Bにおいては3次元送りが行なわれ得るものであ
る。
すなわち、シリンダ装置91は、ピストンロツ
ドを引込作動して往復作動杆83を引張ることに
より、第2レバー97に備えたカムフオロア11
1を第2カム105に接触せしめる作用をなすも
のであり、また、ピストンロツドを突出作動する
ことにより、第2カム105からカムフオロア1
11を離反した状態に保持するものである。すな
わちシリンダ装置91は、第2カム105に対す
るカムフオロア111の接触、離反の状態を切換
えて保持する切換保持装置を構成するものである
ことが理解されよう。
ドを引込作動して往復作動杆83を引張ることに
より、第2レバー97に備えたカムフオロア11
1を第2カム105に接触せしめる作用をなすも
のであり、また、ピストンロツドを突出作動する
ことにより、第2カム105からカムフオロア1
11を離反した状態に保持するものである。すな
わちシリンダ装置91は、第2カム105に対す
るカムフオロア111の接触、離反の状態を切換
えて保持する切換保持装置を構成するものである
ことが理解されよう。
なお、シリンダ装置91のピストンロツドが確
実に突出あるいは引込作動したか否かを確認する
ために、前記第2往復作動杆83に連動した適宜
位置にはドグ143が取付けてあり、ケーシング
9Cにはドグ143に対応するセンサー145が
取付けてある。
実に突出あるいは引込作動したか否かを確認する
ために、前記第2往復作動杆83に連動した適宜
位置にはドグ143が取付けてあり、ケーシング
9Cにはドグ143に対応するセンサー145が
取付けてある。
以上のごとき実施例の説明より理解されるよう
に、要するに本考案においては、第1カムなどを
移動するものではなく、第1レバーに備えた対応
切換え装置によつて第1レバーが第1カム、第3
カムに対応する状態を切換えるものであるから、
簡単な構成及び簡単な操作でもつて、トランスフ
アープレスにおける2次元送りと3元送りとを容
易に切換えることができるものである。
に、要するに本考案においては、第1カムなどを
移動するものではなく、第1レバーに備えた対応
切換え装置によつて第1レバーが第1カム、第3
カムに対応する状態を切換えるものであるから、
簡単な構成及び簡単な操作でもつて、トランスフ
アープレスにおける2次元送りと3元送りとを容
易に切換えることができるものである。
なお、本考案は前述の実施例のみに限るもので
はなく、適宜の変更を行なうことにより、その他
の態様でも実施し得るものである。
はなく、適宜の変更を行なうことにより、その他
の態様でも実施し得るものである。
第1図トランスフアープレスの正面図、第2図
は左側面図、第3図は第2図における−線に
沿つた拡大断面図、第4図は第3図における−
線に沿つた断面図で上下の関係を見易くするた
めに上下方向を合わせてある。第5図は第3図の
主要部拡大図、第6図は第5図における−線
に沿つた断面図である。 13A,13B…フイードバー、95…第1レ
バー、97…第2レバー、103…第1カム、1
05…第2カム、107…第3カム。
は左側面図、第3図は第2図における−線に
沿つた拡大断面図、第4図は第3図における−
線に沿つた断面図で上下の関係を見易くするた
めに上下方向を合わせてある。第5図は第3図の
主要部拡大図、第6図は第5図における−線
に沿つた断面図である。 13A,13B…フイードバー、95…第1レ
バー、97…第2レバー、103…第1カム、1
05…第2カム、107…第3カム。
Claims (1)
- 互に平行に設けられたフイードバー13A,1
3Bを互に接近離反自在および上下動自在かつ長
手方向へ往復動自在に備えてなるトランスフアー
プレスにおける上記フイードバー13A,13B
を互に接近離反せしめるためのクランプ−アンク
ランプ作動機構51を作動する第1レバー95及
びフイードバー13A,13Bを上下動せしめる
ためのリフト−ダウン作動機構53を作動する第
2レバー97をそれぞれ同方向へ揺動自在に設
け、前記第1レバー95に備えたカムフオロア1
21が接触離脱自在の第1カム103及び第2レ
バー97に備えたカムフオロア111が接触離脱
自在の第2カム105を、プレスにおける偏心軸
15と連動して回転自在に設けられたカム軸47
に装着して設け、上記第1カム103と一体に回
転する第3カム107を、第1カム103に隣接
して設け、第1レバー95に備えた前記カムフオ
ロア121を、第1カム103あるいは第3カム
107に対応する状態に対応状態を切換える対応
状態切換え装置109を第1レバー95に設け、
前記第2レバー97に備えたカムフオロア111
を第2カム105に対して接触せしめた状態ある
いは第2カム105から離反した状態に切換えて
保持する切換保持装置91を備えてなることを特
徴とするトランスフアープレスにおけるフイード
バー作動装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4047584U JPS60157030U (ja) | 1984-03-23 | 1984-03-23 | トランスフア−プレスにおけるフイ−ドバ−作動装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4047584U JPS60157030U (ja) | 1984-03-23 | 1984-03-23 | トランスフア−プレスにおけるフイ−ドバ−作動装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60157030U JPS60157030U (ja) | 1985-10-19 |
JPH0221152Y2 true JPH0221152Y2 (ja) | 1990-06-07 |
Family
ID=30549391
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4047584U Granted JPS60157030U (ja) | 1984-03-23 | 1984-03-23 | トランスフア−プレスにおけるフイ−ドバ−作動装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60157030U (ja) |
-
1984
- 1984-03-23 JP JP4047584U patent/JPS60157030U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS60157030U (ja) | 1985-10-19 |
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