JP2508930Y2 - トランスファのクランプアンクランプ及び リフトダウン装置 - Google Patents

トランスファのクランプアンクランプ及び リフトダウン装置

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JP2508930Y2
JP2508930Y2 JP1383893U JP1383893U JP2508930Y2 JP 2508930 Y2 JP2508930 Y2 JP 2508930Y2 JP 1383893 U JP1383893 U JP 1383893U JP 1383893 U JP1383893 U JP 1383893U JP 2508930 Y2 JP2508930 Y2 JP 2508930Y2
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幸利 木下
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案はトランスファプレスの各
工程の金型へワークを順に搬送するために用いるトラン
スファのクランプアンクランプ及びリフトダウン装置に
関し、サーボ式トランスファに適用するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、サーボ式トランスファは、フィー
ドバーにクランプアンクランプ運動を与えるクランプ機
構と、フィードバーにリフトダウン運動を与えるリフト
機構とに夫々サーボモータを配設し、サーボモータの出
力軸のピニオンにかみ合うラックに往復動を与え、この
運動を更にピニオンとラックを利用して1対のフィード
バーに同期してクランプアンクランプ運動を与え、ある
いはリフトダウン運動を与えていた。またクランプ機構
ではサーボモータに直結したボールスクリュに右ねじ部
と左ねじ部を設けることにより、クランプアンクランプ
運動を与えていた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】上述の従来の装置は、
クランプ機構とリフト機構とを夫々独立して設け、かつ
サーボモータとクランプ機構及びリフト機構との間に減
速機構を必要とするため装置が複雑となり、また大形化
するという欠点があった。本考案はこの欠点を除き、構
造を簡単化しかつ小形化することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本考案の構成は、1対の
フィードバーの下方に、フィードバーの長手方向と直角
方向を向くケースを設け、このケースの後端部に、第1
のサーボモータからギヤを介して水平面内に回転駆動さ
れるピニオンを設け、このピニオンに左右から対向して
かみ合う1対のラックに夫々連結され、ケースに案内さ
れて前記直角方向に摺動自在の1対のシャフトを設け、
これらのシャフトに摺動自在に嵌合し、フィードバーを
長手方向に案内するフィードバー受の軸を上下動自在に
案内し、互いに他のシャフトに夫々連結された1対のホ
ルダを設け、前記1対のシャフトの中間下方に平行して
保持され、前記フィードバー受の軸の下端を前記直角方
向に摺動自在に案内するガイドバーを両端部に有するブ
ロックを設け、このブロックの前記直角方向両端部に上
下方向に貫通螺合し、ケースの上下面間に回転自在に支
持され、第2のサーボモータからギヤを介して回転駆動
され、ブロック及びガイドバーを介してフィードバー受
を昇降させる1対のボールスクリュとを設けた。
【0005】
【作用】従って、第1のサーボモータを制御してピニオ
ンを回転駆動すれば、1対のラックを介して1対のシャ
フトが互いに逆方向に摺動し、1対のホルダ及びフィー
ドバー受を介して1対のフィードバーに互いに接近・離
隔するクランプアンクランプ運動を与えることができ
る。また第2のサーボモータを制御してボールスクリュ
を回転駆動すれば、ブロックが上下動し、ブロックのガ
イドバーを介してフィードバー受が上下動し、フィード
バーにリフトダウン運動を与えることができる。フィー
ドバー受の軸を、ホルダ及びガイドバーと摺動自在とし
たので、クランプアンクランプ運動とリフトダウン運動
とを同時に与えても円滑に動作し、各運動の動作範囲も
自在に制御できる。
【0006】
【実施例】図1及び図2に示すクランプアンクランプ及
びリフトダウン装置(1)は、図3に示すようにトラン
スファプレス(2)のベッド(3)の左右両側に前後方
向を向けて取付けられ、1対のフィードバー(4)、
(4)にクランプアンクランプ運動を与える第1のサー
ボモータ(5)は、クランプアンクランプ及びリフトダ
ウン装置(1)の後端部上面に取付け、またフィードバ
ー(4)、(4)にリフトダウン運動を与える第2のサ
ーボモータ(6)は中央部下面に取付けてある。左外側
端には、フィードバー(4)、(4)に長手方向の往復
動、すなわちフィード運動を与えるフィード装置(7)
であり、フィード装置(7)、クランプアンクランプ及
びリフトダウン装置(1)及びフィードバー(4)、
(4)によりトランスファプレス(2)のトランスファ
を構成している。
【0007】図1、図2及び図4において、本考案のク
ランプアンクランプ及びリフトダウン装置(1)の構造
の詳細を示す。クランプアンクランプ及びリフトダウン
装置(1)のケース(8)には、後端部上面に第1のサ
ーボモータ(5)を出力軸を下向にして取りつけ、この
出力軸と平行な軸を有するピニオン(9)をケース
(8)後端上部に回転自在に設け、ギヤー(10)、
(11)を介して第1のサーボモータ(5)に連結して
いる。ピニオン(9)は図2に示すように、ケース
(8)の左右方向(図では上下方向)の中央部に位置
し、左右両側から対向して1対のラック(12)、(1
2)をかみ合わせている。ラック(12)、(12)に
はシャフト(13)、(13)を同軸上に連結し、フィ
ードバー(4)、(4)の長手方向と直角方向を向けて
ケース(8)に摺動自在に設けている。
【0008】フィードバー(4)、(4)の夫々に対応
させて、シャフト(13)、(13)を両方とも貫通さ
せたホルダ(14)、(14)を設け、またフィードバ
ー(4)、(4)を長手方向に案内するフィードバー受
(15)、(15)を設け、フィードバー受(15)、
(15)の下面中央から下向に突設した軸(16)、
(16)を、図4に示すようにホルダ(14)、(1
4)中央の穴に摺動自在に嵌挿している。1対のホルダ
(14)、(14)は夫々他方のシャフト(13)、
(13)にピン(17)で固定している。この状態を図
2に示している。従って図2に示すピニオン(9)を回
転すると、ラック(12)、(12)はシャフト(1
3)、(13)と共に互いに逆方向に、例えば一点鎖線
で示すように移動し、ホルダ(14)、(14)は互い
に接近する方向に移動する。従って、図1に示すように
フィードバー(4)、(4)は一点鎖線で示す位置に移
動するクランプ運動を行う。ピニオン(9)を逆に回転
させれば、フィードバー(4)、(4)は元の位置に移
動するアンクランプ運動を行う。
【0009】図1に示すように、ケース(8)の下面中
央部には、1対のフィードバー(4)、(4)の間隔の
中央に対応させて、出力軸を上向きとした第2のサーボ
モータ(6)を取りつけている。1対のシャフト(1
3)、(13)の中央に対応する位置で、第2のサーボ
モータ(6)の出力軸を前後に挾んで2本の上下方向の
ボールスクリュ(18)、(18)を設け、これらの上
下両端をケース(8)で回転自在に保持している。ボー
ルスクリュ(18)、(18)に夫々設けたギヤー(1
9)、(19)をギヤー(20)を介して第2のサーボ
モータ(6)に連結している。2本のボールスクリュ
(18)、(18)に螺合したブロック(21)の前後
両端面にシャフト(13)、(13)と平行に、かつフ
ィードバー受(15)の軸(16)を左右から挾むよう
な間隔で、図4に示すようなガイドバー(22)、(2
2)を突設し、ガイドバー(22)、(22)に摺動自
在に案内されるガイド(23)を軸(16)、(16)
の下端に夫々設けた。なおガイドバー(22)とガイド
(23)との摺動構造は他の方法によることもできる。
【0010】図1に示すように、ガイドバー(22)、
(22)の先端には連結軸(24)を夫々設け、この連
結軸(24)、(24)に向上に対向するシリンダ(2
5)、(25)をケース(8)の底に設け、このシリン
ダ(25)、(25)のピストン(26)、(26)で
連結軸(24)、(24)を押し上げるようにし、シリ
ンダ(25)、(25)に供給する圧力エアを調節して
ピストン(26)、(26)の押上力をフィードバー
(4)、(4)、フィードバー受(15)、(15)及
びブロック(21)等の重量を平衡させて用いる。従っ
て、第2のサーボモータ(6)を制御してボールスクリ
ュ(18)、(18)を回転させ、ブロック(21)を
昇降させ、ガイドバー(22)、(22)によりフィー
ドバー受(15)、(15)を介してフィードバー
(4)、(4)を容易にかつ円滑にリフトダウン運動さ
せることができる。
【0011】
【考案の効果】以上の説明から明らかなように、 1) 昇降制御できるガイドバー(22)を設けたこと
により、フィードバー受(15)を昇降させるととも
に、フィードバー受(15)の軸の下端を案内させたの
で、リフト機構の構造が簡単となり、全体構造を小形化
することができる。 2) 回転制御できるピニオン(9)に対向してかみ合
うラック(12)、(12)にシャフト(13)、(1
3)を連結し、これをケース(8)で案内し、シャフト
(13)、(13)に夫々ホルダ(14)、(14)を
係合させ、かつ案内させたので、上述のガイドバー(2
2)と共にフィードバー受(15)の案内が円滑とな
り、かつ構造が簡単となった。 3) サーボモータ(5)、(6)を直接ケース(8)
に取りつけたので、リフト機構及びクランプ機構との間
の減速機構が不要又は簡単となり、構造を簡単化及び小
形化できた。
【図面の簡単な説明】
【図1】図2のI−I線に沿うクランプアンクランプ及
びリフトダウン装置の側断面図、
【図2】要部を示す図1の平面図、
【図3】トランスファプレスの要部平面図、
【図4】図2のIV−IV断面図、
【符号の説明】
1はクランプアンクランプ及びリフトダウン装置、2は
トランスファプレス、3はベッド、4はフィードバー、
5は第1のサーボモータ、6は第2のサーボモータ、7
はフィード装置、8はケース、9はピニオン、10、1
1、19、20はギヤー、12はラック、13はシャフ
ト、14はホルダ、15はフィードバー受、16は軸、
17はピン、18はボールスクリュ、21はブロック、
22はガイドバー、23はガイド、24は連結軸、25
はシリンダ26はピストンである。

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】トランスファプレスに用いるサーボ式トラ
    ンスファのクランプアンクランプ及びリフトダウン装置
    において、 1対のフィードバーの下方でケース部に案内され、クラ
    ンプアンクランプ運動を制御されて設けられ、1対のフ
    ィードバー受の軸(16)を上下動自在に案内する1対
    のホルダ(14)と、 1対のフィードバー受の軸(16)の下方で、軸(1
    6)の中心を通るクランプアンクランプ運動方向に設け
    られ、軸(16)の下端部を案内するガイドバー(2
    2)と、 ガイドバー(22)の長手方向中央部に、長手方向に間
    隔をあけて前記ケース部に回転自在に立設され、ガイド
    バー(22)の前記中央部のブロックに螺合し、同期回
    転制御されるボールスクリュ(18)と、 を具備することを特徴とするトランスファのクランプア
    ンクランプ及びリフトダウン装置。
JP1383893U 1993-02-15 1993-02-15 トランスファのクランプアンクランプ及び リフトダウン装置 Expired - Lifetime JP2508930Y2 (ja)

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