JP2004230424A - 異種ピッチ送りのトランスファ装置 - Google Patents
異種ピッチ送りのトランスファ装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2004230424A JP2004230424A JP2003021864A JP2003021864A JP2004230424A JP 2004230424 A JP2004230424 A JP 2004230424A JP 2003021864 A JP2003021864 A JP 2003021864A JP 2003021864 A JP2003021864 A JP 2003021864A JP 2004230424 A JP2004230424 A JP 2004230424A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- transfer
- process side
- orthogonal
- upstream
- downstream
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Images
Landscapes
- Press Drives And Press Lines (AREA)
Abstract
【解決手段】移送軸線上に上流工程側と下流工程側とが独立して設けられた2個のトランスファバー30,130と、これら2個のトランスファバー30,130を各々移送軸線に沿って独立して往復移動させる2組の直進方向往復機構10,110と、2個のトランスファバー30,130を各々移送軸線の直交方向に独立して移動させる2組の直交方向往復機構20,120と、工程別の各フィンガを開閉させる複数組のフィンガ開閉機構F1〜F7とを備え、数値制御手段により関連的に制御する。
【選択図】 図1
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、複数の加工工程により加工されるワークを順次下流工程へ移送する移送軸線上で上流工程側と下流工程側とが異なる移送ピッチで移送するトランスファ装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
トランスファ加工においては、下流工程側の絞り加工径に対してブランク径や上流工程側の絞り加工径が大きいので、加工されたワークを順次下流工程へ等ピッチで移送すると、絞り加工径が小さくなる下流工程側の工程間隔も、ブランキング工程と初絞り工程と間の最大の工程間隔による等ピッチにしなければならない。特に、成形品の外径に対して筒長の長い深絞りトランスファ加工では、加工工程数が多くなるとともに、ブランク径と最終絞り加工径との比が大きくなるので、等ピッチで移送する構成では、より大型のプレス機械にするか、複数台のプレス機械にしていた。
【0003】
これらを改良した従来の技術として、例えば、特許文献1の特開2002−35872号公報に開示されたトランスファスライドにおけるワーク送り量調整装置に係る発明や、特許文献2の特開2002−153997号公報に開示されたトランスファプレスに係る発明などが知られている。これらのうち、特許文献1の発明は、ブランキングの工程1と次の工程2との工程間隔が、工程2以降の基準工程間距離より長い場合のワーク送り量調整装置であって、第1トランスファ機構と第2トランスファ機構とを備えている。
【0004】
この特許文献1の第1トランスファ機構は、各工程のワークに対応する多数のフィンガを配置した第1トランスファバーが、ラムの上下動に同期するカムの駆動で間欠的に往復動し、工程2から最終工程までの基準工程間距離Pの移送ピッチで、ワークを工程1から最終工程まで1工程分ずつ順次移送する。また、第2トランスファ機構は上記第1トランスファバー上で、工程1のワークに対応するフィンガを同方向に移動可能に設けた第2トランスファバーを、工程1から次の工程2までの工程間距離P+pと工程2から最終工程までの基準工程間距離Pとの工程間距離差pだけさらに加えて移動させる。
【0005】
そして、第1トランスファバー上で、第2トランスファバーを上記工程間距離差pだけさらに加えて移動させることで、上記基準工程間距離Pに対応して移動する第1トランスファバーと、上記工程間距離差pに対応して移動する第2トランスファバーとの協働で、第2トランスファバーのフィンガにより、工程1で加工されたワークを把持して工程2に移送する。また、工程2から最終工程までのワークは、上記基準工程間距離Pに対応して移動する第1トランスファバーの移動で、各工程に対応する第1トランスファバーの各々のフィンガにより、工程2から最終工程までの各加工工程で加工された各ワークを把持して順次下流の工程に移送する。
【0006】
次いで、特許文献2の発明において、トランスファ駆動装置は、加工工程単独または加工工程群単位で取着した複数個のフィンガ案内レールに各々滑合する各々のフィンガ移動体が移送軸線に沿って個別に進退移動可能な複数組のフィンガ案内機構と、前記各フィンガ移動体に添装した可動子と前記各フィンガ案内レールに添装した固定子とにより各々のフィンガホルダを加工工程単独または加工工程群単位で各々往復移動させる複数個のトランスファ駆動リニアモータとを加工工程単独または加工工程群単位のユニットに構成したものである。
【0007】
【特許文献1】
特開2002−35872号公報(第2−6頁、第1−2図)
【特許文献2】
特開2002−153997号公報(第2−4頁、第1−5図)
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
上記、特許文献1の発明によれば、第1トランスファバー上で、第2トランスファバーを工程間距離P+pと基準工程間距離Pとの工程間距離差pだけさらに加えて移動させることで、第1トランスファバーと第2トランスファバーとの協働で、第2トランスファバーのフィンガにより、工程1で加工されたワークを把持して工程2に移送し、かつ、第1トランスファバーの移動で各々のフィンガにより、工程2から最終工程までの各加工工程で加工された各ワークを把持して順次下流工程に移送するものである。
【0009】
このため、第2トランスファバーでは、複数の上流工程側のワークを移送することができず、工程1のワークしか移送できない。したがって、絞り加工径が小さくなる下流工程側の工程間隔は、上流工程側の工程2と工程3との間の比較的大きな工程間距離にしなければならないので、多数の加工工程を要する場合には、より大型のプレス機械にするか、複数台プレス機械にしなければならないという問題があった。
【0010】の
また、特許文献2の発明は、フィンガ案内機構と、トランスファ駆動リニアモータとを加工工程単独または加工工程群単位のユニットに構成して設けられ、各加工工程の工程間隔は、隣接する相互のフィンガ案内機構とトランスファ駆動リニアモータが干渉しない距離を確保しなければならないので、多数の加工工程を要する場合には、より大型のプレス機械にするか、複数台のプレス機械にしなければならないという問題があった。
【0011】
本発明は、このような問題点に鑑みてなされたものであって、その目的とするところは、トランスファ加工で多数の加工工程を要する場合に、下流工程側の工程間隔を上流工程側と等ピッチにしなければならないので、より大型のプレス機械にするか、複数台のプレス機械にしなければならないという問題を解決しようとするものである。
【0012】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために請求項1に記載の異種ピッチ送りのトランスファ装置は、プレス機械において、複数の加工工程により加工されるワークを順次下流工程へ移送する移送軸線上で上流工程側と下流工程側とが異なる移送ピッチで移送するトランスファ装置であって、前記移送軸線上に上流工程側と下流工程側とが独立してかつ連続して設けられ前記加工工程毎に開閉可能な1組のフィンガを設けた上流工程側と下流工程側の2個のトランスファバーと、これら2個のトランスファバーを前記移送軸線と直交する方向に摺動可能に保持しつつ各々前記移送軸線に沿って独立して往復移動させる上流工程側と下流工程側の2組の直進方向往復機構と、前記2個のトランスファバーを前記移送軸線の方向に摺動可能に保持しつつ各々前記移送軸線と直交する方向に独立して移動させる上流工程側と下流工程側の2組の直交方向往復機構と、前記加工工程毎のフィンガを個別に開閉させる加工工程毎のフィンガ開閉機構と、前記2個のトランスファバーの直進方向往復移動および直交方向往復移動ならびに前記加工工程毎のフィンガの開閉を関連的に作動させるべく前記2組の直進方向往復機構、前記2組の直交方向往復機構および前記加工工程毎のフィンガ開閉機構を制御する数値制御手段とを備えているようにしたものである。
【0013】
この請求項1の発明によれば、上流工程側と下流工程側とのトランスファバーの直進方向往復移動と直交方向往復移動とを独立してかつ関連的に作動させるようにしたので、絞り加工径の大きい複数の上流工程側の移送ピッチと、絞り加工径の小さい複数の下流工程側の移送ピッチとは、それぞれの絞り加工径に応じて別々に設定することができる。このため、絞り加工径の小さい複数の下流工程側の工程間隔を小さくできるので、所定のボルスタ上に多数工程を設けることができる。
【0014】
次いで、請求項2に係る発明の前記2組の直進方向往復機構は、プレス機械枠体の前記上流工程側と前記下流工程側とのそれぞれに前記移送軸線と平行に少なくとも1個ずつが突設された上流工程側と下流工程側の案内軸と、これらの案内軸の各々と平行で回動可能に前記枠体に設けられた上流工程側と下流工程側の2個のボール雄ねじと、これら2個のボール雄ねじの各々と個別に螺合するボール雌ねじが一体的に設けられかつ前記2個のトランスファバーを各々前記直交方向に摺動可能に保持しつつ前記案内軸に案内されて前記トランスファバーを各々前記移送軸線に沿って独立して往復移動可能に取着した上流工程側と下流工程側の2個の直進移動台と、前記2個のボール雄ねじを各々独立して回動させる上流工程側と下流工程側の2個の直進サーボモータとで構成するようにしたものである。
【0015】
この請求項2の発明によれば、2組の直進方向往復機構は、上流工程側と下流工程側とのトランスファバーを各々直交方向に摺動可能に保持しつつ移送軸線に沿って独立して往復移動可能に取着した上流工程側と下流工程側との直進移動台を、上流工程側と下流工程側との直進サーボモータにより各々独立して直進方向へ駆動するようにしたので、装置が簡素にできるとともに、上流工程側と下流工程側との移送ピッチが異なっていても、各トランスファバーの移送距離をそれぞれに合わせることができると同時に、移送始め時期と終り時期とは各々の直進サーボモータの速度制御により、上流工程側下流工程側毎に違ったタイミングで揃えることができる。
【0016】
次いで、請求項3に係る発明の前記2組の直交方向往復機構は、プレス機械枠体の前記上流工程側と前記下流工程側とのそれぞれに前記移送軸線と直交して少なくとも1組ずつ設けられた上流工程側と下流工程側の各々の直交方向案内体と、これら直交方向案内体の各々とそれぞれ近接する所で前記枠体に前記移送軸線と平行で回動可能に各々支承された上流工程側と下流工程側の2個の歯車軸と、これら2個の歯車軸の各々に少なくとも1個ずつ止着された上流工程側と下流工程側の各々のピニオン歯車と、これらピニオン歯車の各々と個別に噛合可能なラックが各々一体的に設けられかつ前記トランスファバーを前記直進方向に往復移動可能に保持しつつ前記直交方向案内体に案内されて前記2個のトランスファバーを各々前記移送軸線と直交する方向に独立して移動可能に取着した上流工程側と下流工程側の各々に少なくとも1個ずつ設けられた直交方向移動台と、前記各々の歯車軸を個別に回動させる上流工程側と下流工程側の各々の直交サーボモータとで構成するようにしたものである。
【0017】
この請求項3の発明によれば、2組の直交方向往復機構は、上流工程側と下流工程側とのトランスファバーを、直進方向に往復移動可能に保持しつつ、移送軸線と直交する方向に独立して移動可能に取着した2個の直交方向移動台を、2個の直交サーボモータにより各々独立して直交方向へ駆動するようにしたので、装置が簡素にできるとともに、上流工程側と下流工程側との直交方向への移動量が異なっていても、移送距離をそれぞれに合わせることができると同時に、各トランスファバーの移動始め時期と終り時期とは各々の直交サーボモータの速度制御により、上流工程側下流工程側毎に違ったタイミングで揃えることができる。
【0018】
【発明の実施の形態】
本発明の異種ピッチ送りのトランスファ装置に係る実施の形態について、図1〜図7を参照して以下のとおり説明する。
【0019】
図1は異種ピッチ送りのトランスファ装置を示す上面図、図2は図5のA−A矢視縦断面図、図3は図1の上流工程側の拡大図、図4は図2の上流工程側の拡大図、図5は図4の左側面図、図6は直交方向移動台の前進端位置を示す図3のB−B矢視縦断面図、図7は直交方向移動台が図6の位置から後退端位置に達した図である。
【0020】
異種ピッチ送りのトランスファ装置は図1,図2に示すように、上流側の♯1〜♯3工程で加工されたワークW1〜W3を、フィンガ開閉機構F1〜F3により順次下流工程に移送する上流側のトランスファ装置1と、下流側の♯4〜♯7工程で加工されたワークW4〜W7を、フィンガ開閉機構F4〜F7により順次下流工程に移送する下流側のトランスファ装置101とが図示しない数値制御手段により関連的に作動されて、上流側のワークW1〜W3と、下流側のワークW4〜W7とを各々の中心線上の移送軸線に沿って、異なる移送ピッチで移送するように構成されている。
【0021】
これらの上流側のトランスファ装置1と下流側のトランスファ装置101とは、フィンガ開閉機構F1〜F7に把持されたワークW1〜W7が、移送軸線上を移送可能なように連続し、かつ、独立してプレス機械の枠体2,102およびボルスタ3上に配設されている。上流側のトランスファ装置1は、♯1〜♯3工程に対応して開閉可能なフィンガ開閉機構F1〜F3を設けた上流側のトランスファバー30と、このトランスファバー30を移送軸線方向に往復移動させる上流側の直進方向往復機構10と、トランスファバー30を移送軸線と直交する方向に往復移動させる上流側の直交方向往復機構20とで構成されている。
【0022】
また、下流側のトランスファ装置101は、♯4〜♯7工程に対応して開閉可能なフィンガ開閉機構F4〜F7を設けた下流側のトランスファバー130と、このトランスファバー130を移送軸線方向に往復移動させる下流側の直進方向往復機構110と、トランスファバー130を移送軸線と直交する方向に往復移動させる下流側の直交方向往復機構120とで構成されている。
【0023】
なお、上流側のトランスファ装置1と下流側のトランスファ装置101とは、図1に示すプレス機械の略中央を挟んでほぼ左右対称に対向して設けられ、各々の構成要素もフィンガ開閉機構の設置個数以外は同一であるので、以下の説明においては上流工程側を主体に説明し、下流工程側は上流工程側と異なる事項以外の詳細説明は省略する。その際、各機構の上流工程側に対応する下流工程側の符号は、上流工程側の同一要素の符号に対して100を加えて対応させ、フィンガ開閉機構については各加工工程の順番号を符号に付して説明する。
【0024】
上流側のトランスファバー30を移送軸線方向に往復移動させる直進方向往復機構10について説明する。プレス機械の枠体2に側板4が取着され、その側面に突設された図4に示す枠板11Aには、図1,図3に示すようなコ字状に形成されたコ形枠板11Bが側板4と平行に間隔をあけて一体的に止着されている。コ形枠板11Bのコ字状の左端には、モータ取着板11Cが止着されている。また、側板4とコ形枠板11Bとの間には、ボール雄ねじ12が移送軸線と平行で回動可能に支承され、このボール雄ねじ12を挟む平行で水平な両側には、2本の案内軸13,13が止着されている。
【0025】
これらの案内軸13,13には、側板4とコ形枠板11Bとの間に設けた直進移動台14が挿通され、案内軸13,13はこの直進移動台14を移動可能に案内する。直進移動台14の中央部にはボール雌ねじ15が、ボール雄ねじ12と螺合可能に内蔵されており、ボール雄ねじ12の回動により直進移動台14を往復移動させる。ボール雄ねじ12は、モータ取着板11Cに取着された直進サーボモータ16により、ボール雄ねじ12と直進サーボモータ16とを連結する継手17を介して回動される。
【0026】
また、直進移動台14の下部は、図5に示す横両端に支持腕14a,14aが突設されたコ字状に形成され、これら支持腕14a,14aには、2本の案内軸18,18が止着されている(図4,図5参照)。これらの案内軸18,18には、直進移動台14の支持腕14a,14aの間に設けた摺動片31が挿通され、この摺動片31を移送軸線と直交する方向に移動可能に案内する。この摺動片31には上流側のトランスファバー30が、移送軸線と平行かつ下流工程側に向かって、枠体2の抜き穴2aを貫通して止着されている。なお、上流側のトランスファバー30を支持し移動を案内する機構は後述する。
【0027】
このように構成された上流側の直進方向往復機構10は、直進サーボモータ16の駆動によりボール雄ねじ12を正逆回転させると、このボール雄ねじ12と螺合するボール雌ねじ15を介して直進移動台14が移送軸線方向に往復移動するので、上流側のトランスファバー30は、摺動片31とともに移送軸線方向に往復移動する。したがって、上流側のトランスファバー30の移送ピッチは、直進サーボモータ16の正逆回転量を制御することにより、上流工程側の各工程間隔で往復移動させることができる。
【0028】
次いで、上流側のトランスファバー30を移送軸線と直交する方向に往復移動させる直交方向往復機構20について説明する。プレス機械の枠体2には、図2,図4に示すようなL字状に形成されたL形ブラケット21が取着され、その水平板21a上に軸受台21Aが立設されている。また、プレス機械のボルスタ3上には、下流側と共通の共通台41が取着され、その敷板41a上に軸受台41Aが立設されている。
【0029】
これらの軸受台21Aと、軸受台41Aとには各々のころがり玉軸受により、歯車軸22が、移送軸線と平行に回動可能かつ下流工程側に向かって、枠体2の抜き穴2aを貫通して支承されている。この歯車軸22には、軸受台21Aの近傍の従動歯車23Aと、この従動歯車23Aと枠体2との間のピニオン歯車23Bと、共通台41の近傍のピニオン歯車23Cとがキーを介して止着されている。
【0030】
L形ブラケット21の水平板21aに取着された敷板21Bには、ピニオン歯車23Bを挟むようにしてレール台24,24が歯車軸22と直交方向に立設され、これらレール台24,24の各上面には、案内レール(直交方向案内体)25B,25Bが移送軸線と直交する方向で各々取着されている。これらの案内レール25B,25Bには、摺動体25A,25Aが摺動移動可能に各々設けられている。これらの摺動体25A,25Aの上面には、直交方向移動台34Aが、その上面に設けられた後述の移送軸線と平行な案内レール33Aに沿って上流側のトランスファバー30を移送軸線方向に往復移動可能に保持しつつ、この上流側のトランスファバー30を伴って移送軸線と直交する方向に移動可能に取着されている。
【0031】
また、共通台41の敷板41aには、ピニオン歯車23Cを挟むようにしてレール台44,44が歯車軸22と直交方向に立設され、これらレール台44,44の各上面には、案内レール(直交方向案内体)45B,45Bが移送軸線と直交する方向で各々取着されている。これらの案内レール45B,45Bには、摺動体45A,45Aが摺動移動可能に各々設けられている。これらの摺動体45A,45Aの上面には、直交方向移動台34Bが、その上面に設けられた後述の移送軸線と平行な案内レール33Bに沿って上流側のトランスファバー30を移送軸線方向に往復移動可能に保持しつつ、直交方向移動台34Aと協働で、上流側のトランスファバー30を伴って移送軸線と直交する方向に移動可能に取着されている。
【0032】
一方の直交方向移動台34Aの下面には、ラック35Aがピニオン歯車23Bと噛合可能に止着され、他方の直交方向移動台34Bの下面には、ラック35Bがピニオン歯車23Cと噛合可能に止着されている。そして、歯車軸22とともにピニオン歯車23B,23Cを正逆回動させることにより、ラック35Aを介して直交方向移動台34Aと、ラック35Bを介して直交方向移動台34Bとは、移送軸線と直交する各々の案内レール25B,25B,45B,45Bに沿って各々往復移動する。なお、ラック35A,35Bは、図3の図示上方に設けられたエアシリンダ46,46により、移送軸線と直交する方向に一定の押圧力で常時付勢し、噛合する各ピニオン歯車23B,23Cとのバックラッシュを除去する。
【0033】
また、直交方向移動台34A,34Bには、案内レール33A,33Bが移送軸線と平行に各々取着されて、各々の案内レール33A,33Bには、摺動体32A,32Bが摺動移動可能に各々設けられている。一方の摺動体32Aは、図5に示すように摺動片31に止着され、他方の摺動体32Bは、図6に示すように上流側のトランスファバー30を支持する金具36に各々止着されている。したがって、上流側のトランスファバー30は、直交方向移動台34A,34B上で移送軸線と平行な案内レール33A,33Bに沿って往復移動可能である。
【0034】
また、図3に示す軸受台21Aには、歯車軸26Aが歯車軸22と平行に回動可能に支承され、その一端側に原動歯車26が、従動歯車23Aと噛合可能に止着されている。また、L形ブラケット21の垂直板21bには、直交サーボモータ28が取着されて、継手27により歯車軸26Aと連結されている。
【0035】
このように構成された上流側の直交方向往復機構20は、直交サーボモータ28の駆動により歯車軸22とともにピニオン歯車23B,23Cを正逆回転させると、これらのピニオン歯車23B,23Cと噛合するラック35A,35Bを介して直交方向移動台34A,34Bが移送軸線と直交する方向に往復移動するので、上流側のトランスファバー30は、案内レール33A,33Bとともに移送軸線と直交する方向に往復移動する。したがって、上流側のトランスファバー30の移送軸線と直交する往復移動量は、直交サーボモータ28の正逆回転量を制御することにより設定できる。
【0036】
次いで、上流側および下流側のワークW1〜W7を把持するフィンガ開閉機構F1〜F7について説明する。図1において、上流側のトランスファバー30には、上流側の♯1〜♯3工程に各々対応して上流側のフィンガ開閉機構F1〜F3が設けられ、下流側のトランスファバー130には、下流側の♯4〜♯7工程に各々対応して下流側のフィンガ開閉機構F4〜F7が設けられている。
【0037】
なお、これらのフィンガ開閉機構F1〜F7は、♯1〜♯7の各工程で加工されるワークW1〜W7のそれぞれの外径が順次縮径されるので、各工程におけるフィンガ開閉機構F1〜F7のそれぞれのサイズは異なる。しかし、各々の機構原理は同一であるので、図3,図6に示す上流側の♯2工程で加工されたワークW2に対応するフィンガ開閉機構F2の説明により他の説明は省略する。
【0038】
上流側のトランスファバー30には、エアチャックf12が取着されており、その前面の図3の図示左右方向両側に、左右方向へ進退移動可能な一対の作動子f12a,f12aが設けられている。これら一対の作動子f12a,f12aは、図示しない電磁弁による空気圧の左右流動切り替えで、その空気圧により図3の図示左右方向へ開閉作動する。そして、一対の作動子f12a,f12aには一対のフィンガf22,f22が取着されており、これら一対のフィンガf22,f22の対向する内面には、♯2工程で加工されたワークW2を把持可能な半径の凹部が形成されている。
【0039】
このように構成された♯2工程のフィンガ開閉機構F2は、図7に示す後退位置で一対のフィンガf22,f22を開いて待機しており、加工されたワークW2を把持する際には、ピニオン歯車23Cが、直交サーボモータ28の駆動により時計方向に回転すると、ラック35Bが図示右方へ移動して、トランスファバー30とともにフィンガ開閉機構F2を図6に示す絞りダイD2上の把持位置まで前進させる。そして、図示しない電磁弁の作動により一対のフィンガf22,f22を閉じてワークW2を把持し、直進サーボモータ16の駆動によりトランスファバー30を移送軸線に沿って前進させて、ワークW2を次の♯3工程に移送する。
【0040】
なお、フィンガ開閉機構F2が図7に示す後退位置、または図6に示す絞りダイD2上の把持位置で待機する際と、後退位置と把持位置との間を往復移動する際には、エアシリンダ46によりラック35A,35Bを一定の押圧力で常時付勢しているので、ピニオン歯車23Cとラック35Bとの間のバックラッシュは除去され、後退位置と把持位置とが正確に位置決めできる。また、♯2工程の絞り加工をする下金型の絞りダイD2は、ボルスタ3上に設けられた下台5の上面にダイホルダH2が取着され、このダイホルダH2内に下金型の絞りダイD2が止着されている。これらの事項は、各加工工程においても同様である。
【0041】
引き続いて、本発明の異種ピッチ送りのトランスファ装置に係る実施の形態の作用について、図8〜図9を参照して♯2工程のワークを♯3工程へ移送する例により以下のとおり説明する。図8はフィンガの動作を示す簡略上面図、図9はトランスファ装置各部の作動を示す関係線図である。以下の説明においてフィンガの位置は、直進方向においては図9のトランスファバー(直進方向)の位置線図の記号を用い、直交方向においては図9のトランスファバー(直交方向)の位置線図の記号を用いる。また、動作は図9のラム(パンチ)の位置線図の記号を基準に、パンチ位置P1のように表現して説明する。
【0042】
図9において、図示しないラムとともに♯2工程の図示しないパンチが下降して、1工程から移送されたワークを絞り加工し、カム角度180°の下死点位置においてパンチが上昇に転じてパンチ位置P1に達すると、この絞り加工中に開いた状態の一対のフィンガf22,f22は、直交サーボモータ28の駆動により、図7に示すピニオン歯車23C、ラック35Bを介して、トランスファバー30とともに直進方向位置ScからSd(図8においてフィンガ位置TdからTa)に戻り、パンチ位置P1に達すると、直交方向位置CaからCb(図8においてフィンガ位置TaからTb)に前進を始めパンチ位置P2において到達する。
【0043】
さらにパンチが上昇してパンチ位置P3に達すると、開いていた一対のフィンガf22,f22が、図示しない電磁弁の切り替えで供給される空気圧により、内側へ移動するエアチャックf12の作動子f12a,f12aとともに閉じ始める。最大幅の開き終り位置Faから閉じ始め、パンチ位置P4において最小幅の閉じ終り位置Fbまで閉じて、これらフィンガf22,f22によりワークW2が把持される。
【0044】
さらに上昇するパンチがワークW2から離れパンチ位置P5に達すると、図8のフィンガ位置TbでワークW2を把持した一対のフィンガf22,f22が、直進サーボモータ16の駆動により、図4に示すボール雄ねじ12、ボール雌ねじ15を介してトランスファバー30とともに直進方向位置Saから移送軸線に沿って前進し、さらにパンチがカム角度360°の上死点位置で下降に転じてパンチ位置P6にきて、フィンガは直進方向位置Sb(図8においてフィンガ位置TbからTc)に達する。
【0045】
さらにパンチが下降してパンチ位置P7に達すると、閉じていた一対のフィンガf22,f22が、図示しない電磁弁の切り替えで供給される空気圧により、外側へ移動するエアチャックf12の作動子f12a,f12aとともに、開き始め位置Fcから開き始め、パンチ位置P8において最大幅の開き終り位置Fdまで開いて、これらフィンガf22,f22はワークW2の把持から解除される。
【0046】
さらにパンチが下降してパンチ位置P9に達すると、図8に示すフィンガ位置Tcで開いて待機していた一対のフィンガf22,f22が、直交サーボモータ28の駆動により、図7に示すピニオン歯車23C、ラック35Bを介して、トランスファバー30とともに直交方向位置Ccから移送軸線と直交する方向に後退し、さらにパンチ位置P10にきて、フィンガは後退端の直交方向位置Cd(図8においてフィンガ位置TcからTd)に達する。
【0047】
このように、パンチ位置P10において一対のフィンガf22,f22が後退端の直交方向位置Cd(図8に示すフィンガ位置Td)に達すると同時に、図8に示すフィンガ位置Tdの一対のフィンガf22,f22は、直進サーボモータ16の駆動により、図4に示すボール雄ねじ12、ボール雌ねじ15を介して、トランスファバー30とともに直進方向位置Scから移送軸線に沿って後退し、さらにカム角度180°の下死点位置でパンチが上昇に転じてパンチ位置P1にきて、フィンガは後退端の直進方向位置Sd(図8においてフィンガ位置TdからTa)に達して1サイクルの作動が終了する。
【0048】
なお、本発明に係る異種ピッチ送りのトランスファ装置は、上述した実施の形態に何ら限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲においてさまざまな形態に構成することができる。
【0049】
【発明の効果】
本発明は、上述したように構成したので、以下に記載するような効果を奏する。
【0050】
請求項1に係る発明の異種ピッチ送りのトランスファ装置は、上流工程側と下流工程側とのトランスファバーの直進方向往復移動と直交方向往復移動とを独立してかつ関連的に作動させるようにしたので、絞り加工径の大きい複数の上流工程側の移送ピッチと、絞り加工径の小さい複数の下流工程側の移送ピッチとは、それぞれの絞り加工径に応じて別々に設定することができる。このため、絞り加工径の小さい複数の下流工程側の工程間隔を小さくできるので、所定のボルスタ上に多数工程の金型を設けることができる。その結果、深絞りなどの多数工程を1台のプレス機械で加工できるようになり、生産性の向上と品質の安定を図ることができる。
【0051】
次いで、請求項2に係る発明の2組の直進方向往復機構は、上流工程側と下流工程側とのトランスファバーを直交方向に摺動可能に保持しつつ独立して往復移動可能に取着した2個の直進移動台を、2個の直進サーボモータにより各々独立して直進方向へ駆動するようにしたので、装置が簡素にできるとともに、上流工程側と下流工程側との移送ピッチが異なっていても、各トランスファバーの移送距離をそれぞれに合わせることができると同時に、移送始め時期と終り時期とは各々の直進サーボモータの速度制御により、上流工程側下流工程側毎に違ったタイミングで揃えることができる。その結果、深絞りなどの多数工程を高速度加工できるようになり、生産性の向上を図ることができる。
【0052】
次いで、請求項3に係る発明の2組の直交方向往復機構は、上流工程側と下流工程側とのトランスファバーを直進方向に摺動可能に保持しつつ移送軸線と直交する方向に独立して移動可能に取着した2個の直交方向移動台を、2個の直交サーボモータにより各々独立して直交方向へ駆動するようにしたので、装置が簡素にできるとともに、上流工程側と下流工程側との直交方向への移動量が異なっていても、移送距離をそれぞれに合わせることができると同時に、各トランスファバーの移動始め時期と終り時期とは各々の直交サーボモータの速度制御により、上流工程側下流工程側毎に違ったタイミングで揃えることができる。その結果、深絞りなどの多数工程を高速度加工できるようになり、生産性の向上を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る異種ピッチ送りのトランスファ装置を示す説明図であって、その上面図である。
【図2】同じく、図5のA−A矢視縦断面図である。
【図3】同じく、図1の上流工程側の拡大図である。
【図4】同じく、図2の上流工程側の拡大図である。
【図5】同じく、図4の左側面図である。
【図6】同じく、直交方向移動台の前進端位置を示す図3のB−B矢視縦断面図である。
【図7】同じく、直交方向移動台が図6の位置から後退端位置に達した図である。
【図8】同じく、フィンガの動作を示す簡略上面図である。
【図9】同じく、トランスファ装置各部の作動を示す関係線図である。
【符号の説明】
1,101 トランスファ装置
3 ボルスタ
10,110 直進方向往復機構
12,112 ボール雄ねじ
13,113 案内軸
14,114 直進移動台
15,115 ボール雌ねじ
18 案内軸
16,116 直進サーボモータ
20,120 直交方向往復機構
22,122 歯車軸
23A,123A 従動歯車
23B,23C,123B,123C ピニオン歯車
25B,33A,33B,45B 案内レール(直交方向案内体)
26,126 原動歯車
28,128 直交サーボモータ
30,130 トランスファバー
34A,34B,134A,134B 直交方向移動台
35A,35B ラック
46,146 エアシリンダ
F1〜F7 フィンガ開閉機構
f22 フィンガ
W1〜W7 ワーク
Claims (3)
- プレス機械において、複数の加工工程により加工されるワークを順次下流工程へ移送する移送軸線上で上流工程側と下流工程側とが異なる移送ピッチで移送するトランスファ装置であって、
前記移送軸線上に上流工程側と下流工程側とが独立してかつ連続して設けられ前記加工工程毎に開閉可能な1組のフィンガを設けた上流工程側と下流工程側の2個のトランスファバーと、これら2個のトランスファバーを前記移送軸線と直交する方向に摺動可能に保持しつつ各々前記移送軸線に沿って独立して往復移動させる上流工程側と下流工程側の2組の直進方向往復機構と、前記2個のトランスファバーを前記移送軸線の方向に摺動可能に保持しつつ各々前記移送軸線と直交する方向に独立して移動させる上流工程側と下流工程側の2組の直交方向往復機構と、前記加工工程毎のフィンガを個別に開閉させる加工工程毎のフィンガ開閉機構と、前記2個のトランスファバーの直進方向往復移動および直交方向往復移動ならびに前記加工工程毎のフィンガの開閉を関連的に作動させるべく前記2組の直進方向往復機構、前記2組の直交方向往復機構および前記加工工程毎のフィンガ開閉機構を制御する数値制御手段とを備えていることを特徴とする異種ピッチ送りのトランスファ装置。 - 前記2組の直進方向往復機構は、プレス機械枠体の前記上流工程側と前記下流工程側とのそれぞれに前記移送軸線と平行に少なくとも1個ずつが突設された上流工程側と下流工程側の案内軸と、これらの案内軸の各々と平行で回動可能に前記枠体に設けられた上流工程側と下流工程側の2個のボール雄ねじと、これら2個のボール雄ねじの各々と個別に螺合するボール雌ねじが一体的に設けられかつ前記2個のトランスファバーを各々前記直交方向に摺動可能に保持しつつ前記案内軸に案内されて前記トランスファバーを各々前記移送軸線に沿って独立して往復移動可能に取着した上流工程側と下流工程側の2個の直進移動台と、前記2個のボール雄ねじを各々独立して回動させる上流工程側と下流工程側の2個の直進サーボモータとで構成されていることを特徴とする請求項1に記載の異種ピッチ送りのトランスファ装置。
- 前記2組の直交方向往復機構は、プレス機械枠体の前記上流工程側と前記下流工程側とのそれぞれに前記移送軸線と直交して少なくとも1組ずつ設けられた上流工程側と下流工程側の各々の直交方向案内体と、これら直交方向案内体の各々とそれぞれ近接する所で前記枠体に前記移送軸線と平行で回動可能に各々支承された上流工程側と下流工程側の2個の歯車軸と、これら2個の歯車軸の各々に少なくとも1個ずつ止着された上流工程側と下流工程側の各々のピニオン歯車と、これらピニオン歯車の各々と個別に噛合可能なラックが各々一体的に設けられかつ前記トランスファバーを前記直進方向に往復移動可能に保持しつつ前記直交方向案内体に案内されて前記2個のトランスファバーを各々前記移送軸線と直交する方向に独立して移動可能に取着した上流工程側と下流工程側の各々に少なくとも1個ずつ設けられた直交方向移動台と、前記各々の歯車軸を個別に回動させる上流工程側と下流工程側の各々の直交サーボモータとで構成されていることを特徴とする請求項1または2に記載の異種ピッチ送りのトランスファ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003021864A JP4140707B2 (ja) | 2003-01-30 | 2003-01-30 | 異種ピッチ送りのトランスファ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003021864A JP4140707B2 (ja) | 2003-01-30 | 2003-01-30 | 異種ピッチ送りのトランスファ装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2004230424A true JP2004230424A (ja) | 2004-08-19 |
JP4140707B2 JP4140707B2 (ja) | 2008-08-27 |
Family
ID=32951084
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2003021864A Expired - Lifetime JP4140707B2 (ja) | 2003-01-30 | 2003-01-30 | 異種ピッチ送りのトランスファ装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4140707B2 (ja) |
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100889902B1 (ko) | 2008-07-04 | 2009-03-20 | 오승묵 | 교체가 용이한 다공정 프레스금형 |
KR100943005B1 (ko) | 2008-07-04 | 2010-02-18 | 오승묵 | 다공정 프레스금형 |
JP6386203B1 (ja) * | 2018-03-30 | 2018-09-05 | 旭精機工業株式会社 | 産業機械 |
JP2020199550A (ja) * | 2019-06-07 | 2020-12-17 | 株式会社フロンティア | 順送プレス用搬送装置及び順送プレス装置並びに金属製品の製造方法 |
JP2021183339A (ja) * | 2020-05-21 | 2021-12-02 | 株式会社フロンティア | 順送プレス用搬送装置及び順送プレス装置並びに金属製品の製造方法 |
JP2022115158A (ja) * | 2021-01-28 | 2022-08-09 | 旭精機工業株式会社 | トランスファプレス機 |
JP2022115157A (ja) * | 2021-01-28 | 2022-08-09 | 旭精機工業株式会社 | トランスファプレス機 |
-
2003
- 2003-01-30 JP JP2003021864A patent/JP4140707B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (12)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100889902B1 (ko) | 2008-07-04 | 2009-03-20 | 오승묵 | 교체가 용이한 다공정 프레스금형 |
KR100943005B1 (ko) | 2008-07-04 | 2010-02-18 | 오승묵 | 다공정 프레스금형 |
JP6386203B1 (ja) * | 2018-03-30 | 2018-09-05 | 旭精機工業株式会社 | 産業機械 |
JP2019177404A (ja) * | 2018-03-30 | 2019-10-17 | 旭精機工業株式会社 | 産業機械 |
JP2020199550A (ja) * | 2019-06-07 | 2020-12-17 | 株式会社フロンティア | 順送プレス用搬送装置及び順送プレス装置並びに金属製品の製造方法 |
JP7458630B2 (ja) | 2019-06-07 | 2024-04-01 | 株式会社フロンティア | 順送プレス用搬送装置及び順送プレス装置並びに金属製品の製造方法 |
JP2021183339A (ja) * | 2020-05-21 | 2021-12-02 | 株式会社フロンティア | 順送プレス用搬送装置及び順送プレス装置並びに金属製品の製造方法 |
JP7458629B2 (ja) | 2020-05-21 | 2024-04-01 | 株式会社フロンティア | 順送プレス用搬送装置及び順送プレス装置並びに金属製品の製造方法 |
JP2022115158A (ja) * | 2021-01-28 | 2022-08-09 | 旭精機工業株式会社 | トランスファプレス機 |
JP2022115157A (ja) * | 2021-01-28 | 2022-08-09 | 旭精機工業株式会社 | トランスファプレス機 |
JP7286260B2 (ja) | 2021-01-28 | 2023-06-05 | 旭精機工業株式会社 | トランスファプレス機 |
JP7322079B2 (ja) | 2021-01-28 | 2023-08-07 | 旭精機工業株式会社 | トランスファプレス機 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP4140707B2 (ja) | 2008-08-27 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
CN109940103B (zh) | 一种三通管的一体化自动成型设备及成型方法 | |
KR101439890B1 (ko) | 프로그래시브 인너 트랜스퍼 금형공정의 소재이송방법 | |
CN109013793B (zh) | 一种钣金折边生产线 | |
JPH0785819B2 (ja) | 鍛造プレスの自動搬送装置 | |
CN109789473B (zh) | 用于加工板状工件的机床和方法 | |
JP4140707B2 (ja) | 異種ピッチ送りのトランスファ装置 | |
JPS59163038A (ja) | トランスフアプレスにおけるワ−ク搬送用フインガ−の位置調整装置 | |
CN107030219B (zh) | 一种板料渐进成形自动夹持装置 | |
JPS6324776B2 (ja) | ||
JP2004074209A (ja) | 複数台プレストランスファ装置 | |
KR100722297B1 (ko) | 다공정 프레스 시스템용 프레스다이 | |
CN109940104B (zh) | 一种三通管的成型方法、成型装置及成型系统 | |
JPS5844922A (ja) | パンチプレス機 | |
JP3841827B2 (ja) | 板金パネル製造方法及び製造機械 | |
CN215845198U (zh) | 开料管端弯管一体加工设备 | |
JP6661470B2 (ja) | 多段式鍛造プレス機のトランスファ装置 | |
JP3792831B2 (ja) | 複合加工ラインにおける板材加工方法および複合加工機 | |
CN211464612U (zh) | 一种用于工件冲压的伺服摆臂系统 | |
JP4699634B2 (ja) | トランスファフィーダのワーク保持手段の交換方法およびその交換装置 | |
JP7458629B2 (ja) | 順送プレス用搬送装置及び順送プレス装置並びに金属製品の製造方法 | |
JP2003103326A (ja) | 板材加工機の板材位置決め装置及びその装置を用いた板材位置決め方法 | |
CN210306701U (zh) | 一种金属板材可调式单边滚压双角成型一体的数控加工机 | |
EP1369189B1 (en) | Transfer device for blanks | |
JP3988031B2 (ja) | 連続プレス加工方法及びその装置 | |
JP3783161B2 (ja) | プレストランスファー装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20040929 |
|
RD02 | Notification of acceptance of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422 Effective date: 20041007 |
|
RD12 | Notification of acceptance of power of sub attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7432 Effective date: 20041013 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20071121 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20080115 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20080603 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20080603 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110620 Year of fee payment: 3 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Ref document number: 4140707 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110620 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110620 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120620 Year of fee payment: 4 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120620 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130620 Year of fee payment: 5 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130620 Year of fee payment: 5 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
EXPY | Cancellation because of completion of term |