JPS5844922A

JPS5844922A - パンチプレス機

Info

Publication number: JPS5844922A
Application number: JP14317681A
Authority: JP
Inventors: Kazuo Kurokome; 黒米　一雄
Original assignee: Anritsu Corp
Current assignee: Anritsu Corp
Priority date: 1981-09-12
Filing date: 1981-09-12
Publication date: 1983-03-16

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】この発明は、自動制御式のパンチプレス機、特に工作物
の移動位置決めを直線的な１軸方向しか行わず、他の１
軸、すなわち工作物の移動方向と直交した方向の位置決
めは、金製保持台、金型を駆動するプレス機構部を移動
させて行うよ５Ｋしたパンチプレス機に関するものであ
る。

従来のパンチプレス機は、加工を行う金型と金型を駆動
するプレス機構部とはパンチプレス機の定められた位置
にあるので、工作物のさまざまな位ｆｌＫ加工を行うた
めに工作物をＸ１ｌ１１．　Ｙ軸の２軸の直角座標系で
移動させ、加工したい場所を金製の位置に運び位置決め
し、しかる後にプレス機構部を作動し金型を駆動して工
作物に加工を行う方式であった。そのために工作物の位
置決めは、　□Ｘ軸方向の移動位置決め機構とＹ軸方向
の移動位置決め機構との２つの移動位置決め機構で行っ
て一′−た。

上記方式のパンチプレス機でロール材のように長くて重
たい工作物を変形なく加工位置に這ぶためには、工作物
をＸ軸、Ｙ軸の移動位置決め機構上に乗せて運ぶことが
必要となる。そこで、Ｘ軸。

Ｙ軸の移動位置決め機構は巨大な工作物を支えるため強
剛な構造となり、各移動位置決め機構は大きく重たいも
のとなる。したがって、各移動位置決め機構に作用する
力は工作物の巨大な重量と各−動位置決め機構自身の大
きな重量とＴするので、それらを駆動する制御駆動源は
極めて巨大なものとなり、現在の制御駆動源では５通常
の加工初送、り速度（１０ｍ／ｍｉｎ、以上）ならびに
通常の加工この発明は、上記の欠点を除去するためにな
されたものである。すなわち、工作物上の自由な位置に
加工を行わせるに必要なＸ軸、Ｙ軸の２制御位置決め系
を工作物の位置決めＩｃＩ軸、加工を行う金属側を動か
すために１軸と分けた構造とし。

さらに、上下金型を複数組用意しておき、指令で簡単に
所要の金製を使用しつるようｋするとともＫ、上下金型
の複数組を保持する金型保持台な外部に引き出して他の
金型保持台と簡単に交換できるようにしたものである。

以下、図面に基づいてこの発明を説明する。

第１図、第２図および第３図にこの発明の一実施例の正
面図、側面図および上面図である。これらの図において
、１は基台で、この基台１には直線状のレール２が固定
され、このレール２にはその上を往復摺動する可動台３
が取り付けられる。

この可動台３にはラック４と、工作物Ｗを保持するり゛
ランバ５とが取り付けらりる。また、基台１に制御モー
タ６が固着され、その軸にはラック４と噛み合うギヤ７
が取り付１すられる。さらに、基台１には工作物Ｗの重
量を支える支え台８が固着され、この上面には工作物Ｗ
をスムーズに移動させるための回転体８が取り付けられ
る。

また、基台１にはフレーム１０−が一体に設けられてお
り、この側１面には直線−のレール１１が固定され、こ
のレール１１にはその上を往復摺動する金型保持台１２
が取り付けられる。金製保持台１２は第４図に斜視図を
示すように、上金型保持台１２＾と下金型保持台１２Ｂ
とが端部で一体に結合され、端部上面にストッパ１３が
堆り付けられごこのストッパ１３により後述する組入基
準位１ｄにセットがなされる。そして、この金製保持台
１２にラック１４が取り付けられる。さらに、フレーム
１０には制御モータ１５が固着され１．その軸にはラッ
ク１４と噛み合うギヤ１６が取り付けられる。上、下金
型保持台１２Ａ、１２８にはそ４ぞれボ、ン−１−１７
ｍ、１７ｂとダイ［ｌｌａ、１８ｂとが取り付けられ、
両者間に位置する工作物Ｗを加工する。

１ｇはプレス機欅部で、フレーム１０を案内として摺動
可能に装置され、このプレス機構部１９には直線状のレ
ール２０が固定される。さらに。

このレール２０にはラック２１が皐り付けられる。

フレーム１０゛には制御モ〒り２２が固着され、その軸
にはラック２１と噛み合うギヤ２３が取り付けられる。

２４はガイド管で、その内部をスライダ２５が上下動し
、ポンチ１７ｍまたは１７町の頭を叩く。

２６は金型保持台案内台で、先端はフレーム１０の内側
に嵌合して固着され、後端は支脚２７により支承されて
いる。そして、上面には案内コロ２８が多数転動自在に
設けられ、金型保持台１２の引き出し、押し込みを容易
にしている。さらに、フレーム１０にはストッパピン２
９が取り付けられ。

金型保持台１２を押し込んだとき、そのストツノ（１３
が当接して正しい位置決めができるように構成されてい
る。そして、スジツバピン２９は金製保持台１２の初期
の位置決めに必要であり、その後はＮＣ制御により金型
保持台１２自体が工作物Ｗの送り方向と直角方向に移動
するのに邪魔にならないように、シリンダ式として最、
初のみ突出させ、位置決め後は引っ込めるように構成さ
れる。

次に、動作説勇をする。基台１上の定められた位置に停
止した可動台３に取り付けたクラツノ＜５に工作物Ｗを
保持し、制御装置（図示しな（１１例えばＮＣ制御装置
１）へ加工開始の信号を送ると、制御装置より制御モー
タ６、ＩＳ、２２へ所定量の回転指令が送られて制御モ
ータ６．１５．“２２は回転する。

制御モータ６．１５．２２の回転はギヤＬｌ　Ｂ。

２３とランク４，１４．２１＆Ｃより直ＩｉＡ運動に変
えられ、それぞれ可動台３．金型保持台１２とそれに取
り付けた他の部材、プレス機構部１９とそれに取り付け
られた部材を移動させる。可動台３を摺動させるレール
２と金型保持台１２を案内するレール１１およびプレス
機構部１９を案内するレール２．０とは互いに直交した
位置関係で基台１とフレーム１０とに固定されているの
で、レール２上を移動する可動台３．クランパ５、クラ
ンパ５に保持され支え台８上を移動する工作物Ｗとレー
ル１１ＶＣ案内される金型保持台１２．レール２０に案
内されるプレス機構部１９とは互いに直交（Ｘ軸１．Ｙ
軸）した動きとなる。この動作で工作物Ｗ上の指令され
た位置にポンチ１７ａ、ダイ１８ａとスライダ２５とを
設定する（第１図）。工作ｗｗの所定位ｔＫポンチ１７
ａ、　　ダイ゛ＩＬ’ｍと′スライダ２５とが設定され
ると、制御′装置よりパンチ指令がプレス機構部１　＠
Ｉ／Ｃ送られ、スライダ２５が下降しポンチ１７．．４
０頭を叩Ｃ％て下降させるので、ポンチ１７ｍとダイ１
８ｍとの間の工作物Ｗを加工する。しかる後、スライダ
２５は上昇に移り、スライダ２５が上昇を開始するとポ
ンチ１７ａも上昇し、ポンチ１７１．スライダ２５とも
に元の位置に戻ってｌサイクルの仕事が終る。

次の１サイクルで、ポンチ１７ｂとダイ１８ｂとを工作
物Ｗの所定位置に設定する指令が制御装置より制御モー
タ６．１５．２２に送られると、制御モータ６．１−５
．２２が回転し前述と同様各部を駆動し所定位置にポン
チ１７ｂ、ダイ１　Ｂ、ｂとスライダ２５とを設定する
。

制御装置よりパンチ指令がプレス機構部１　ｊＶｃ送ら
れ、前述と同様に工作物Ｗを加工する。

以上の動作が繰返されて加工が進行する。

工作物ＷＫ加工可能な範囲の加工が終了すると、工作物
Ｗを進行方向へ送る準備動作が行われる。

この動作は工作物固定具（図示省略）が作動して工作物
Ｗを固定すると、クラツノ（５が開き工作物Ｗの保持を
解く。次に、可動台３が第１図の右端から左端方向へレ
ール２上を摺動し、再びクランパ５が閉じ工作＊Ｗを保
持すると、工作物固定具は工作物Ｗの固定を解く。これ
で工作物Ｗの進行方向への送り動作が完了する。以後は
前述の加工動作を行う。

次に、金車保持台１２の交換作業について説明する。制
御モータ１５を駆動してラック１４を介して金型保持台
１２をラック１４とギヤ１Ｂとの噛み合一コが離れるま
で後退させる。このとぎ、金型保持台１２は次第に金型
保持台案内台２６上の案内コロ２８上に乗り、後退は円
滑に行われる。

ギヤ１６とラック１４の噛み合いが離れたところで、わ
ずかの外力を加えると、第２図、第３図のｉ線で示すよ
う金臘保持台１２は完全に外部に取り出される。

その後、次に使用する金型保持普１２を金型保持台案内
台２ｉの案内コ１−２８上に第２図、第３図のｆＩＡ線
で示すように載置する。そして、シリ／ンダに油圧、空
気圧等を作用させてストッパビン２９を突出させる。次
いで、力を加えて金型保持台１２を前進させ、ストッパ
１３がスＦツバビン２９１ＣＪ接するところまで押し込
む。これで初期の位置決めが正確になされ、後ぼＮＣ制
御等により上述した制御によりパンチプレスが行われる
。

なお、制御装置の方式としては７ナジグ制御。

ディジタル制御のいずれを用いてもよ−１，さらに。

複数の金型のうちどれを使うかは制御装置の指令で選択
すればよく、上述した順序に限るものでなく、金型の数
も適宜に験定することかできる。また、プレス機構部１
９としては叩く方式のみならず、押圧する方式のものも
採用することができる。

また、ストッパ１３の代りにドグ、ストッパ（ビン２８
の代りにミツトスイッチを用いてもよＬ’ことはもちろ
んである。

以上詳細に説明したように、この発明は、加工物の移動
位置決めのための移動手段と、ポンチとダイな保持する
金製保持台と、プレス機構部とのそれぞれの移動位置決
め手段の移動手段とを独立に別個のものとし、かつ、加
工物の移動位置決めのための移動手段と他の２つの移動
手段の移動方向は直交するように配置したので、各移動
位置決め機構が簡単な構造となり、かつ、工作物の電値
の大部分は基台が受けるので、工作物の移動位置決めの
ための移動手段は軽量となり、制御モータも小形のもの
でよい。したがって、消費電力も少なくなり、Ｎ度の良
い高速の位置決めが可能である。さらに、工作物も一方
向のみ移動させるので、工作物を切断せずに長尺のまへ
加工し、次の工程に移ることもできるので、多種少量の
製品も大量品と同じ流れ作業で加工を進めることかで錠
、製品ロット＃　Ｋ　＋Ｊ係なく能率の良い加工を行う
ことができる。また、複数の金型がレールに沿って設け
られているので、単に送り量を調整するだけで所要の金
型の選択が可能で、自動的に金型な選ぶことができ、か
つ、金型保持台を外部に引き出す金型保持台案内台を設
けたので、金型保持台全体、すなわち複数組の上下金属
を一度に交換でき、したがって、きわめて能率の高い加
工が可能である。

さらに、金型保持台の送り込み機構等を設ければ金製保
持台の交換も自動化できるなどの優れた利点がある。

【図面の簡単な説明】

第１図、第２図および第３図はこの発明の一実施例を示
す正面図、＠面図および上面図、第４図は同じく金型保
持台の斜視図である。図中、１は基台、２はレール、３は可動台、４はラック
、５はクランパ、６は制御モータ、７はギヤ、８は支え
台、９は回転体、１Ｇはフレーム、１１はレール、１２
は金型保持台、１３はストッパ、１４はラック、１５は
制御モータ、１６はギヤ、１７ｍ、１７ｂはポンチ、１
８瓢、１８ｂはダイ、１９はプレス機構部、２０はレー
ル、２１はガイド管、２５はスライダ、２６は金型保ｉ
ｉ内台、２７は支脚、２８は案内フロ、２９はストッパ
ビン、Ｗは工作物である。

Claims

【特許請求の範囲】

基台上に！［線状のレールを設け、このレール上に移動
可能に可動台を設け、この可動台に工作物を保持するク
ランパを取り付け、前記可動台を所定位置に移動位置決
めする手段を設け、前記基台上にフレームを固定し、こ
のフレームに前記レールと直交する直線状のレールを設
け、このレール上に移動可能に、かつ、このレールに沿
って配置された上下金型の複数組を保持する金型保持台
な設け、この金型保持台を交換のために外部に引き出す
金型保持台案内台と、前−記金聾保持台を所定位置に移
動位゛置決めする手段とを設け、さらに前記７レームに
設けたレールと並行して移動可能に削記金臘を駆動して
加工を行わしめるプレス機構部を設け、このプレス機１
８部を所定位置に移動位置決めする手段を設けたことを
特徴とする／＜ンチプレス機。