JP3841827B2 - 板金パネル製造方法及び製造機械 - Google Patents
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Description
本発明は、1対の対向素材ホルダ及び協働して曲げラインを形成する少なくとも1つのブレード及び1つの相手ブレードを少なくともツールとして有する曲げユニットにより1つまたは複数の曲げ部がパネル内に形成され、曲げられるべきパネルがユニットに対して設けられたマニピュレータの一部を形成するグリップ手段により掴まれかつ移動され、及び曲げ部を形成するために、パネル内に1つまたは複数のプログラミングされた曲げ部を形成するように同期させてツール及びグリップ手段の相対運動が与えられる、少なくとも1つの曲げられた縁を設けた板金パネル製造方法及び製造機械に関するものである。
この種の方法及び機械はきわめて多くの先行する資料により知られている。引用される資料の例は、スイス特許公開第216009号、米国特許第2734552号、米国特許第3058512号、米国特許第4242898号、欧州特許公開第0027122号、欧州特許公開第0077314号及び欧州特許公開第0298056号を含む。
これらのすべての資料においては曲げはプレス上で行われ、プレスにおいて、ブレード及び相手ブレードはプレスが曲げようとする縁の最大長さより長くなっている。これは、大部分の時間プレスは能力以下で使用されることを意味し、たとえばその最長辺が1mよりはるかに短い板金の縁を曲げるために2m長さの曲げブレード及び相手ブレードを有するプレスが使用されることが普通である。
一方、パネルメーカーは、パネルの1辺の長さがパネルメーカーのプレスのブレード及び相手ブレードの長さより長い曲げられた縁を設けたパネルを製造することが必要な場合がある。これは、このような作業がたとえ稀ではあっても、メーカーが通常の製造のために使用するプレスよりはるかに能力の大きいプレスを設備したり、またはこのような作業を断ったりしなければならないことを意味する。
低コストで小型の単一機器上で、たとえば数cmから2mにわたる不定長さの曲げられた縁を設けたパネルを、好ましくはパネルの曲げ及びハンドリング作業全体を数値制御により製造することを可能にする上記のタイプの方法及び機械を提供することが本発明の主な目的である。
本発明により、この目的は請求項に記載の方法及び機械により達成される。
本発明の本質は、長さの短い、たとえば数cmの少なくとも1つのブレード及び1つの相手ブレードを有する曲げユニットを使用すること、及びたとえばパネルをステップごとに曲げユニットに沿って移動させることにより、またはその代わりにパネルを固定してユニットを曲げラインに沿ってステップごとに移動させることにより連続ステップまたは線分ごとに曲げ部を形成することにある。ツールと金属パネルグリップ手段との相対運動はすべて数値制御により行われ、これは、きわめて多様性のある全自動マシンサイクルが達成可能であることを意味する。
本発明の好ましい実施態様においては、曲げユニットは、まず1つのパンチ及びそのダイを、一方が可動で一方が固定の2つの対向ツールホルダブロックと単に交換し、1つまたは複数のパネル掴みクランプを有するマニピュレータの形状のパネルグリップ及び移動手段をプレスと組み合わせて用いることにより、選択的に制御される複数のパンチを含むパンチプレス内に装着することができる。
本発明は、限定されることのない例として与えられた付属図面に関する以下の説明からさらに明確に理解されよう。ここで、
図1は本発明による曲げられた縁を設けた板金パネルの製造用機械の略斜視図であり、
図2は図1における面II−IIによる機械の縦断面図であり、
図3は図1における水平面III−IIIによる部分断面平面図であり、
図4は図1ないし3に示した機械の部分断面部分詳細略斜視図であり、
図5及び6は、図5においては中立状態にありまた図6においては作業状態にある、機械の一部を形成する曲げユニットの一実施例の部分断面立面図であり、
図7は図5及び6のユニットに使用されるブレードの部分斜視図であり、
図8及び9は板金パネルの1つの縁を曲げるサイクルにおける2つの異なるステップを示した略斜視図であり、
図10ないし13は矩形パネルの縁を曲げるサイクルの一実施例を示した略平面図であり、及び
図14ないし35はスロット入りパネルの外部縁及び内部縁を曲げるサイクルの他の実施形態を示した略平面図である。
添付図面は本発明による曲げを行うために改造されたパンチプレスを使用する機械及び方法を示しているが、本発明は曲げユニット及びこのユニットに結合されたマニピュレータを含む他の機械に適用可能であることは明らかである。
同様に、これらの図面は、パネルが移動し曲げユニットが固定したままである実施態様を示しているが、本発明は同様に、パネルと曲げユニットとの間の種々の相対運動に対して適用可能である。
図面及びそれに関する説明は、パネルが水平でありかつ機械が垂直運動によりパネルを加工するケースについてのみ行われているが、本発明は可動部品の向き及びそれらが空間で移動する方向には無関係に適用可能である。
図1ないし3を参照すると、機械は相互に一体にかつ相互に間隔を有して対向配置された2つの部品を備えた頑強でほぼC形状の固定フレーム10を含む。これらの部分の一方はより大きい下部アーム12であり、他方はより小さい上部アーム14である。
下部アーム12は概して16で示したマニピュレータ用ベースとして働く。
マニピュレータ16はたとえば既知のボールタイプの水平テーブル18を含む。テーブル18は、ローディング及びアンローディング作業の間に、ならびに機械それ自身における曲げ作業の間に図1ないし3には示されていない板金パネルを支持するためのものである。
ベッド12に沿って、テーブル18の両側に1対の縦方向案内路20が伸長し、案内路20に沿ってテーブル18の上方にブリッジの形状に配置されたクロス部材の形状の第1の往復台22が移動可能である。
往復台22は、図1及び3において二重矢印Xで示すように、上部アーム14の方向及び上部アーム14から離れる方向に移動可能である。
第2の往復台24は、二重矢印Y(図1及び3)で示すように、方向Xに直角に、第1の往復台22を構成するクロス部材に沿って前後に移動可能である。
方向X及びYの向きは後に詳細に説明する。
2つの往復台22及び24は各々それぞれに固有のねじ及びナット形動力駆動装置により移動され、駆動装置のねじにはそれぞれ符号26及び28がつけられている。各ねじ26及び28はそれ自身の数値制御モータ30,32により回転可能である。
第2の往復台24は1対のクランプ34を支持している。
クランプ34は制御開閉式の周知のタイプであり、以下の説明からよくわかるように、クランプ34はパネルを掴みかつすぐ後で説明する曲げユニットに対して移動させるための手段として働く。
さらに図1ないし3を参照すると、フレーム10の下部部分10及び上部部分14は各々それぞれのタレット36,38を支持している。2つのタレット36,38は相互に間隔をなして配置されかつ共通の垂直軸Z1の周りに一体に回転可能であり、前記共通垂直軸Z1はテーブル18及び2つの方向X及びYにより形成される水平面に対し直角であり、したがって曲げを受けるパネルの全面に直角である。
これらの結合回転のために、2つのタレット36及び38はそれらの運動をそれぞれのタイミングベルト42を介して共通の駆動軸40から受け取る。軸40はその運動を好ましくはステッピングタイプのモータ44から受け取る。
2つのタレット36及び38はマルチパンチプレスで使用される普通のタイプである。
既知のように、タレット36、38の各々はシートリングを有し、シートリングは各々回転軸Z1と同軸の円C(図3)内で他方のタレットのシートと芯出しされる。芯出しされた1対のシートにおいて、またはこれらの対の少なくともいくつかにおいて、一方のシートは下部ダイ46を含み、他方のシートは協働する上部パンチ48を含む。
既知のように、パンチ48を含む上部タレット38を支持するフレーム10の上部部分14はラム50を支持している。ラム50は油圧または空圧シリンダ54のピストン52により、軸Z1に平行な軸Z2に沿って移動可能である。
ラム50はテーブル18に最も近い位置にあり、既知のように、タレット36及び38のインデックス(割出し)回転によりラムの下側位置に移動されたパンチ48に作用する。
本発明により、2つのタレット36及び38上の芯出しされた1対のシート内に、全体符号54を有する曲げユニットが装着されている。
ここで、ユニット54を図4ないし6によりさらに詳細に説明する。
2つのタレット36及び38により形成される構造物は2つの対向ツールホルダブロック、すなわち下部ブロック56及び上部ブロック58を支持している。
ブロック56はカップ形状シート60内に固定され、一方カップ形状シート60は下部タレット36内で回転可能である。
上部ブロック58はスリーブ62の形状のシート内に装着され、一方スリーブ62は上部タレット38内で回転可能である。
下部ブロック56内に下部素材ホルダ64及び曲げブレード66が組み込まれている。
上部ブロック58はその下側にブーツに似た突起部68を有し、突起部68は素材ホルダとして働き、かつ相手ブレードとして作用する突起部70を有している。
上部ブロック58がラム50の下側にきたとき、ラム50の下方方向運動がブロック58をそのシート62内で下降させるように配置がなされている。
ブロック58が下降することは、図5及び6に示すように、パネルPを2つの素材ホルダ68及び64の間に挟み付ける効果を有する。上部素材ホルダ68が下降を続けることは下部素材ホルダ64を下方に駆動し、下部素材ホルダ64は下部ブロック56内に組み込まれているレバー72を介してブレード66を上昇させ、これにより図6に示すように曲げ部を形成させる。上部ブロック58、下部素材ホルダ64及びブレード66の運動はばね74により抵抗され、ばね74の機能は、ラム50が上部ブロック58への作用を停止したとき、装置を図6の状態から図5の状態に戻すことである。
図6はブレード66がパネルP内に直角曲げ部を形成した終局位置を示すが、上部ツールホルダブロック58の下降を、プログラミングされた方法たとえば数値制御により制御することにより、任意の角度の曲げ部、とくに後に説明するように次第に近づけられた角度の曲げ部を形成することが可能である。
図4ないし6に示した2つのブロック56及び58のツーリング装置は単なる一例にすぎない。特殊ツーリング装置は同じ日付で同じ出願人により出願された2つの特許出願内に開示されかつ説明され、これらの両方の特許出願は「金属シート用曲げ装置」というタイトルを有している。
既に記載したように、2つのブロック56及び58はそれらのそれぞれのタレット36及び38内で回転可能である。これらの回転のために、2つのブロック56、58はモータ駆動されかつ軸Z1に平行な、したがって図4からわかるような曲げられるべきパネルPの面に直角な垂直軸Z2の周りに一体としてインデックス(割出し)回転される。ブロック56,58の回転駆動のために、各ブロックはそれ自身の数値制御ステップモータ76,78に結合され、ステップモータ76,78はそれに対応するブロックをそれぞれのタイミングベルト80,82を介して回転させる。
後の説明からさらによくわかるように、X及びYに平行なライン上で、またはこれらの軸と平行ではない曲げラインに沿って曲げ部を形成するために、2つのモータ76,78は2つのブロック56,58を一体として軸Z2の周りにインデックス回転させる。
図7に示す好ましい特徴は、ブレード66の能動エッジ84の各端部86にベベルが設けられていることである。これらのベベルを設けた端部86の目的は、後に図8及び9の説明において記載する。
図8において、Bはブレード66及び相手ブレード70の能動エッジにより形成される直線曲げラインを示す。
本発明により、ブレード66及び相手ブレード70はラインAに沿って形成されるべき1つまたは複数の曲げ部の長さより小さい長さLを有している。たとえば長さLは10cmであり、一方Aに沿った曲げ部の長さ、すなわちパネルPの1辺の長さは1m以上であってもよい。
曲げ部を形成するために、ブレードの運動及びユニット54及びマニピュレータ16のグリップ手段34(クランプ等)の相対運動は、曲げサイクルを行うために数値制御装置等により同期される。
このサイクルの好ましい実施態様を図8及び9により説明する。
ブレード66及び相手ブレード70は最初図8の右側限界位置にあり、パネルPの縁の第1の部分S1の曲げ部を形成する。
部分S1が曲げられた後、素材ホルダ64,70の分離運動に続いてクランプ34がパネルPを1ステップだけ矢印Y1の方向に移動させ、その後素材ホルダが再び閉じてパネルPを掴み、ブレード66は相手ブレード70と協働して第2の部分S2の曲げ部を形成する。
次に、曲げは図8における左側端部まで連続部分S3...Sn上で連続的に行われる。
1つの部分S1,S2...から次の部分への移動は、ツール66,70とパネルPとの相対運動の方向に対して前方側に設けられている対応ベベル86により容易となる。
図8に示す工程により形成される曲げ部の角度は希望する角度より小さいかもしれない。
ツール66,70が図8の左側のそれらの相対移動の終端に到達したとき、図9における矢印Y2で示すような反対方向に、ツールがこの図の右側端部上に位置する相対位置に戻るまでパネルPをクランプ34により移動させることにより、前進ステップにおいて行われた曲げと同じ工程を反対方向に行ってもよい。
この点において、希望の角度を有する曲げ部が完成されよう。
図9のケースにおいて曲げ部の一部分から次の部分に移動することは、ツール66,70とパネルPとの相対運動に対して前方側に設けられている他のベベル86により容易となる。
図8及び9に示した作業は、最終曲げ角度を達成するために必要な回数だけ反復される。
ここで、矩形パネルの4辺を曲げるための1つの可能な方法を図10ないし13により説明する。
図10ないし13において、既に説明しかつはじめの図面に示した部分が同じ符号で示されている。
図10ないし13において、Sは、金属シートの輪郭の内側に、曲げられるべき2つのパネルP1及びP2が存在する板金を示す。
前の図に示した機械とは異なる機械上で、金属シートSの輪郭の内側に、曲げられるべきパネルP1及びP2の形状に対応する形状を有する切断原型を形成するために、シートSにまず切断作業が行われる。この切断作業において、シートSの輪郭をコーナーまたは少なくともいくつかのこれらのコーナーに結合する金属ブリッジBが残される。
ここで曲げサイクルを説明するために図10ないし13を参照するが、サイクルに使用されるツールに関しては図5及び6もまた参照される。
I − 図10に示した状態に到達する前に、素材ホルダ64,68が相互に間隔をなして保持されかつブレード66及び相手ブレード70が作動していない状態でシートSがクランプ34により保持され、パネルP1の第1の縁E1がツールの間に位置する図10に示す位置に移動される。このようにして、形成されるべき曲げ部のラインは上記曲げラインA(図8)に対応し、ツールは縁E1の開始部分のいずれかのサイド上に位置決めされる。
II − この点において、パネルP1が2つの素材ホルダ64,68間に挟み付けられ、ブレード66及び相手ブレード70は曲げ部の第1の部分を形成し、この間パネルP1はユニット54に対して固定されている。
III − 曲げ部の第1の部分が形成された後、2つの素材ホルダ64,70が相互に引き離され、クランプ34は、ブレード及び相手ブレードの長さL(図8)に等しいかまたは僅かに小さい距離だけシートSをパネルP1と共に図10における右方向に移動する。
IV − 第2の部分(S2−図8)に対応する位置に到達したとき、パネルP1が2つの素材ホルダ64,68間に挟み付けられ、S2に対応する次の曲げ部部分がブレード66及び相手ブレード70により形成される。
V − 縁E1の最終端部(図10における右側)まで曲げ部を連続形成するために必要な回数だけステップIII及びIVが反復される。
このあと、上記のようにして形成された曲げ部がまだ完成されていない場合、たとえば90°の希望の二面角に到達しなかった場合、上記の開始部分(図10に示した状態)まで反対方向にシートS及びそのパネルP1に相対運動を与えて類似ステップが実行される。それでもまだ希望の角度が達成されなかった場合、希望の最終角度を達成するのに必要な回数だけ、図1,3及び4において二重矢印Yで示すように一方向または他方向に複数回のステップが実行される。
縁E1が完全に曲げられたとき、素材ホルダ64及び68が解放された後、ユニット54を図11に示す位置に導くようにクランプ34がシートSを移動し、その間に上記と同じ方法で縁E2の曲げを行うために90°だけ回転する。
縁E2の曲げの間、シートSはクランプ34により図1,3及び4のX方向にステップごとに移動される。
図11に示すように第2の縁E2が曲げられたとき、ユニット54が第3の縁E3上に来るようにシートSは再びクランプ34により移動される。次に、図1,3及び4の二重矢印Yに沿ってシートSを前後にステップごとに移動させることにより縁E3の曲げが上記のように行われる。
次に、図13に示す位置までシートSが移動され、それに続いて図1,3及び4の二重矢印Xの方向にシートSを前後にステップごとに移動させることにより、上記と類似の工程により第4の縁E4が曲げられる。
パネルP1の4つの縁E1,E2,E3,E4のすべての曲げが完成されたとき、クランプ34はシートSを移動して第2のパネルP2を図10におけるパネルP1の位置に対応する位置に置く。次に、第2のパネルP2の4つの縁の曲げが上記のように行われる。
2つのパネルP1及びP2の、シートSの残り部分からの分離は、後にブリッジBを破断または除去することにより行われる。
Sのようなシートは2つより多い予備切断パネルを含んでもよいことは明らかである。同様に、パネルは図10ないし13に示した矩形形状とは異なる多角形形状を有してもよい。その場合、方向X及びYの中間の所定の成分に沿って、すべてねじ26及び27により同期駆動されて行われる(図1ないし3)。
たとえばドアまたは窓フレームとして設計されたスロット入りパネルP3の外部及び内部の縁の曲げのために、本発明による機械上で行うことが可能な他の方法を説明するために、ここで図14ないし35を参照する。
図14ないし35において、クランプは同様に符号34で示され、往復台は同様に符号24で示され、曲げユニットは同様に符号54で示されている。
矩形形状のパネルP3は曲げられるべき4つの外部縁F1,F2,F3,F4及び同様に曲げることが必要な4つの内部縁G1,G2,G3,G4を有している。
図14ないし35の場合も全く同様に、縁G1,G2,G3,G4により囲まれた中央スロットを形成するために、パネルP3には予備切断作業が行われている。
図から明らかなように、図に示すケースにおいてはクランプ34は最初縁F3を掴んでいる。
前に図10ないし13により説明したのと全く同様に、クランプ34が縁F3を掴んだままユニット54により次に示す曲げ部が連続して形成される。
図14及び15:外部縁F1が曲げられ;
図16及び17:内部縁G3が曲げられ;
図18:ユニット54が180°回転され;
図19及び20:内部縁G1が曲げられ;
図21:ユニット54が90°回転され;
図22及び23:内部縁G2が曲げられ;
図24及び25:外部縁F4が曲げられ;
図26:ユニット54が180°回転され;
図27及び28:内部縁G4が曲げられ;
図29及び30:外部縁F2が曲げられ;
図31:ユニット54が90°回転され、ユニット54は、2つの素材ホルダ64,68(図4ないし6)が既に曲げられた縁F1及びG1の間の中央でパネルP3を掴む位置に戻され;
図32:既に曲げられた縁F1をクランプ34に挿入するようにユニット54及びパネルP3が180°回転され;
図33:クランプ34が縁F1を掴み、素材ホルダ64,68が解放され;
図34:ユニット54を最後に曲げられる縁F3の上方に置くようにパネルP3が移動され;及び
図35:前記の工程により縁F4が徐々に曲げられる。
図からわかるように、図31,32及び33に示した作業において、2つの素材ホルダ64,68(図4ないし6)はクランプ34で示したメイングリップ手段の代わりをする補助グリップ手段として作用する。
この種の方法及び機械はきわめて多くの先行する資料により知られている。引用される資料の例は、スイス特許公開第216009号、米国特許第2734552号、米国特許第3058512号、米国特許第4242898号、欧州特許公開第0027122号、欧州特許公開第0077314号及び欧州特許公開第0298056号を含む。
これらのすべての資料においては曲げはプレス上で行われ、プレスにおいて、ブレード及び相手ブレードはプレスが曲げようとする縁の最大長さより長くなっている。これは、大部分の時間プレスは能力以下で使用されることを意味し、たとえばその最長辺が1mよりはるかに短い板金の縁を曲げるために2m長さの曲げブレード及び相手ブレードを有するプレスが使用されることが普通である。
一方、パネルメーカーは、パネルの1辺の長さがパネルメーカーのプレスのブレード及び相手ブレードの長さより長い曲げられた縁を設けたパネルを製造することが必要な場合がある。これは、このような作業がたとえ稀ではあっても、メーカーが通常の製造のために使用するプレスよりはるかに能力の大きいプレスを設備したり、またはこのような作業を断ったりしなければならないことを意味する。
低コストで小型の単一機器上で、たとえば数cmから2mにわたる不定長さの曲げられた縁を設けたパネルを、好ましくはパネルの曲げ及びハンドリング作業全体を数値制御により製造することを可能にする上記のタイプの方法及び機械を提供することが本発明の主な目的である。
本発明により、この目的は請求項に記載の方法及び機械により達成される。
本発明の本質は、長さの短い、たとえば数cmの少なくとも1つのブレード及び1つの相手ブレードを有する曲げユニットを使用すること、及びたとえばパネルをステップごとに曲げユニットに沿って移動させることにより、またはその代わりにパネルを固定してユニットを曲げラインに沿ってステップごとに移動させることにより連続ステップまたは線分ごとに曲げ部を形成することにある。ツールと金属パネルグリップ手段との相対運動はすべて数値制御により行われ、これは、きわめて多様性のある全自動マシンサイクルが達成可能であることを意味する。
本発明の好ましい実施態様においては、曲げユニットは、まず1つのパンチ及びそのダイを、一方が可動で一方が固定の2つの対向ツールホルダブロックと単に交換し、1つまたは複数のパネル掴みクランプを有するマニピュレータの形状のパネルグリップ及び移動手段をプレスと組み合わせて用いることにより、選択的に制御される複数のパンチを含むパンチプレス内に装着することができる。
本発明は、限定されることのない例として与えられた付属図面に関する以下の説明からさらに明確に理解されよう。ここで、
図1は本発明による曲げられた縁を設けた板金パネルの製造用機械の略斜視図であり、
図2は図1における面II−IIによる機械の縦断面図であり、
図3は図1における水平面III−IIIによる部分断面平面図であり、
図4は図1ないし3に示した機械の部分断面部分詳細略斜視図であり、
図5及び6は、図5においては中立状態にありまた図6においては作業状態にある、機械の一部を形成する曲げユニットの一実施例の部分断面立面図であり、
図7は図5及び6のユニットに使用されるブレードの部分斜視図であり、
図8及び9は板金パネルの1つの縁を曲げるサイクルにおける2つの異なるステップを示した略斜視図であり、
図10ないし13は矩形パネルの縁を曲げるサイクルの一実施例を示した略平面図であり、及び
図14ないし35はスロット入りパネルの外部縁及び内部縁を曲げるサイクルの他の実施形態を示した略平面図である。
添付図面は本発明による曲げを行うために改造されたパンチプレスを使用する機械及び方法を示しているが、本発明は曲げユニット及びこのユニットに結合されたマニピュレータを含む他の機械に適用可能であることは明らかである。
同様に、これらの図面は、パネルが移動し曲げユニットが固定したままである実施態様を示しているが、本発明は同様に、パネルと曲げユニットとの間の種々の相対運動に対して適用可能である。
図面及びそれに関する説明は、パネルが水平でありかつ機械が垂直運動によりパネルを加工するケースについてのみ行われているが、本発明は可動部品の向き及びそれらが空間で移動する方向には無関係に適用可能である。
図1ないし3を参照すると、機械は相互に一体にかつ相互に間隔を有して対向配置された2つの部品を備えた頑強でほぼC形状の固定フレーム10を含む。これらの部分の一方はより大きい下部アーム12であり、他方はより小さい上部アーム14である。
下部アーム12は概して16で示したマニピュレータ用ベースとして働く。
マニピュレータ16はたとえば既知のボールタイプの水平テーブル18を含む。テーブル18は、ローディング及びアンローディング作業の間に、ならびに機械それ自身における曲げ作業の間に図1ないし3には示されていない板金パネルを支持するためのものである。
ベッド12に沿って、テーブル18の両側に1対の縦方向案内路20が伸長し、案内路20に沿ってテーブル18の上方にブリッジの形状に配置されたクロス部材の形状の第1の往復台22が移動可能である。
往復台22は、図1及び3において二重矢印Xで示すように、上部アーム14の方向及び上部アーム14から離れる方向に移動可能である。
第2の往復台24は、二重矢印Y(図1及び3)で示すように、方向Xに直角に、第1の往復台22を構成するクロス部材に沿って前後に移動可能である。
方向X及びYの向きは後に詳細に説明する。
2つの往復台22及び24は各々それぞれに固有のねじ及びナット形動力駆動装置により移動され、駆動装置のねじにはそれぞれ符号26及び28がつけられている。各ねじ26及び28はそれ自身の数値制御モータ30,32により回転可能である。
第2の往復台24は1対のクランプ34を支持している。
クランプ34は制御開閉式の周知のタイプであり、以下の説明からよくわかるように、クランプ34はパネルを掴みかつすぐ後で説明する曲げユニットに対して移動させるための手段として働く。
さらに図1ないし3を参照すると、フレーム10の下部部分10及び上部部分14は各々それぞれのタレット36,38を支持している。2つのタレット36,38は相互に間隔をなして配置されかつ共通の垂直軸Z1の周りに一体に回転可能であり、前記共通垂直軸Z1はテーブル18及び2つの方向X及びYにより形成される水平面に対し直角であり、したがって曲げを受けるパネルの全面に直角である。
これらの結合回転のために、2つのタレット36及び38はそれらの運動をそれぞれのタイミングベルト42を介して共通の駆動軸40から受け取る。軸40はその運動を好ましくはステッピングタイプのモータ44から受け取る。
2つのタレット36及び38はマルチパンチプレスで使用される普通のタイプである。
既知のように、タレット36、38の各々はシートリングを有し、シートリングは各々回転軸Z1と同軸の円C(図3)内で他方のタレットのシートと芯出しされる。芯出しされた1対のシートにおいて、またはこれらの対の少なくともいくつかにおいて、一方のシートは下部ダイ46を含み、他方のシートは協働する上部パンチ48を含む。
既知のように、パンチ48を含む上部タレット38を支持するフレーム10の上部部分14はラム50を支持している。ラム50は油圧または空圧シリンダ54のピストン52により、軸Z1に平行な軸Z2に沿って移動可能である。
ラム50はテーブル18に最も近い位置にあり、既知のように、タレット36及び38のインデックス(割出し)回転によりラムの下側位置に移動されたパンチ48に作用する。
本発明により、2つのタレット36及び38上の芯出しされた1対のシート内に、全体符号54を有する曲げユニットが装着されている。
ここで、ユニット54を図4ないし6によりさらに詳細に説明する。
2つのタレット36及び38により形成される構造物は2つの対向ツールホルダブロック、すなわち下部ブロック56及び上部ブロック58を支持している。
ブロック56はカップ形状シート60内に固定され、一方カップ形状シート60は下部タレット36内で回転可能である。
上部ブロック58はスリーブ62の形状のシート内に装着され、一方スリーブ62は上部タレット38内で回転可能である。
下部ブロック56内に下部素材ホルダ64及び曲げブレード66が組み込まれている。
上部ブロック58はその下側にブーツに似た突起部68を有し、突起部68は素材ホルダとして働き、かつ相手ブレードとして作用する突起部70を有している。
上部ブロック58がラム50の下側にきたとき、ラム50の下方方向運動がブロック58をそのシート62内で下降させるように配置がなされている。
ブロック58が下降することは、図5及び6に示すように、パネルPを2つの素材ホルダ68及び64の間に挟み付ける効果を有する。上部素材ホルダ68が下降を続けることは下部素材ホルダ64を下方に駆動し、下部素材ホルダ64は下部ブロック56内に組み込まれているレバー72を介してブレード66を上昇させ、これにより図6に示すように曲げ部を形成させる。上部ブロック58、下部素材ホルダ64及びブレード66の運動はばね74により抵抗され、ばね74の機能は、ラム50が上部ブロック58への作用を停止したとき、装置を図6の状態から図5の状態に戻すことである。
図6はブレード66がパネルP内に直角曲げ部を形成した終局位置を示すが、上部ツールホルダブロック58の下降を、プログラミングされた方法たとえば数値制御により制御することにより、任意の角度の曲げ部、とくに後に説明するように次第に近づけられた角度の曲げ部を形成することが可能である。
図4ないし6に示した2つのブロック56及び58のツーリング装置は単なる一例にすぎない。特殊ツーリング装置は同じ日付で同じ出願人により出願された2つの特許出願内に開示されかつ説明され、これらの両方の特許出願は「金属シート用曲げ装置」というタイトルを有している。
既に記載したように、2つのブロック56及び58はそれらのそれぞれのタレット36及び38内で回転可能である。これらの回転のために、2つのブロック56、58はモータ駆動されかつ軸Z1に平行な、したがって図4からわかるような曲げられるべきパネルPの面に直角な垂直軸Z2の周りに一体としてインデックス(割出し)回転される。ブロック56,58の回転駆動のために、各ブロックはそれ自身の数値制御ステップモータ76,78に結合され、ステップモータ76,78はそれに対応するブロックをそれぞれのタイミングベルト80,82を介して回転させる。
後の説明からさらによくわかるように、X及びYに平行なライン上で、またはこれらの軸と平行ではない曲げラインに沿って曲げ部を形成するために、2つのモータ76,78は2つのブロック56,58を一体として軸Z2の周りにインデックス回転させる。
図7に示す好ましい特徴は、ブレード66の能動エッジ84の各端部86にベベルが設けられていることである。これらのベベルを設けた端部86の目的は、後に図8及び9の説明において記載する。
図8において、Bはブレード66及び相手ブレード70の能動エッジにより形成される直線曲げラインを示す。
本発明により、ブレード66及び相手ブレード70はラインAに沿って形成されるべき1つまたは複数の曲げ部の長さより小さい長さLを有している。たとえば長さLは10cmであり、一方Aに沿った曲げ部の長さ、すなわちパネルPの1辺の長さは1m以上であってもよい。
曲げ部を形成するために、ブレードの運動及びユニット54及びマニピュレータ16のグリップ手段34(クランプ等)の相対運動は、曲げサイクルを行うために数値制御装置等により同期される。
このサイクルの好ましい実施態様を図8及び9により説明する。
ブレード66及び相手ブレード70は最初図8の右側限界位置にあり、パネルPの縁の第1の部分S1の曲げ部を形成する。
部分S1が曲げられた後、素材ホルダ64,70の分離運動に続いてクランプ34がパネルPを1ステップだけ矢印Y1の方向に移動させ、その後素材ホルダが再び閉じてパネルPを掴み、ブレード66は相手ブレード70と協働して第2の部分S2の曲げ部を形成する。
次に、曲げは図8における左側端部まで連続部分S3...Sn上で連続的に行われる。
1つの部分S1,S2...から次の部分への移動は、ツール66,70とパネルPとの相対運動の方向に対して前方側に設けられている対応ベベル86により容易となる。
図8に示す工程により形成される曲げ部の角度は希望する角度より小さいかもしれない。
ツール66,70が図8の左側のそれらの相対移動の終端に到達したとき、図9における矢印Y2で示すような反対方向に、ツールがこの図の右側端部上に位置する相対位置に戻るまでパネルPをクランプ34により移動させることにより、前進ステップにおいて行われた曲げと同じ工程を反対方向に行ってもよい。
この点において、希望の角度を有する曲げ部が完成されよう。
図9のケースにおいて曲げ部の一部分から次の部分に移動することは、ツール66,70とパネルPとの相対運動に対して前方側に設けられている他のベベル86により容易となる。
図8及び9に示した作業は、最終曲げ角度を達成するために必要な回数だけ反復される。
ここで、矩形パネルの4辺を曲げるための1つの可能な方法を図10ないし13により説明する。
図10ないし13において、既に説明しかつはじめの図面に示した部分が同じ符号で示されている。
図10ないし13において、Sは、金属シートの輪郭の内側に、曲げられるべき2つのパネルP1及びP2が存在する板金を示す。
前の図に示した機械とは異なる機械上で、金属シートSの輪郭の内側に、曲げられるべきパネルP1及びP2の形状に対応する形状を有する切断原型を形成するために、シートSにまず切断作業が行われる。この切断作業において、シートSの輪郭をコーナーまたは少なくともいくつかのこれらのコーナーに結合する金属ブリッジBが残される。
ここで曲げサイクルを説明するために図10ないし13を参照するが、サイクルに使用されるツールに関しては図5及び6もまた参照される。
I − 図10に示した状態に到達する前に、素材ホルダ64,68が相互に間隔をなして保持されかつブレード66及び相手ブレード70が作動していない状態でシートSがクランプ34により保持され、パネルP1の第1の縁E1がツールの間に位置する図10に示す位置に移動される。このようにして、形成されるべき曲げ部のラインは上記曲げラインA(図8)に対応し、ツールは縁E1の開始部分のいずれかのサイド上に位置決めされる。
II − この点において、パネルP1が2つの素材ホルダ64,68間に挟み付けられ、ブレード66及び相手ブレード70は曲げ部の第1の部分を形成し、この間パネルP1はユニット54に対して固定されている。
III − 曲げ部の第1の部分が形成された後、2つの素材ホルダ64,70が相互に引き離され、クランプ34は、ブレード及び相手ブレードの長さL(図8)に等しいかまたは僅かに小さい距離だけシートSをパネルP1と共に図10における右方向に移動する。
IV − 第2の部分(S2−図8)に対応する位置に到達したとき、パネルP1が2つの素材ホルダ64,68間に挟み付けられ、S2に対応する次の曲げ部部分がブレード66及び相手ブレード70により形成される。
V − 縁E1の最終端部(図10における右側)まで曲げ部を連続形成するために必要な回数だけステップIII及びIVが反復される。
このあと、上記のようにして形成された曲げ部がまだ完成されていない場合、たとえば90°の希望の二面角に到達しなかった場合、上記の開始部分(図10に示した状態)まで反対方向にシートS及びそのパネルP1に相対運動を与えて類似ステップが実行される。それでもまだ希望の角度が達成されなかった場合、希望の最終角度を達成するのに必要な回数だけ、図1,3及び4において二重矢印Yで示すように一方向または他方向に複数回のステップが実行される。
縁E1が完全に曲げられたとき、素材ホルダ64及び68が解放された後、ユニット54を図11に示す位置に導くようにクランプ34がシートSを移動し、その間に上記と同じ方法で縁E2の曲げを行うために90°だけ回転する。
縁E2の曲げの間、シートSはクランプ34により図1,3及び4のX方向にステップごとに移動される。
図11に示すように第2の縁E2が曲げられたとき、ユニット54が第3の縁E3上に来るようにシートSは再びクランプ34により移動される。次に、図1,3及び4の二重矢印Yに沿ってシートSを前後にステップごとに移動させることにより縁E3の曲げが上記のように行われる。
次に、図13に示す位置までシートSが移動され、それに続いて図1,3及び4の二重矢印Xの方向にシートSを前後にステップごとに移動させることにより、上記と類似の工程により第4の縁E4が曲げられる。
パネルP1の4つの縁E1,E2,E3,E4のすべての曲げが完成されたとき、クランプ34はシートSを移動して第2のパネルP2を図10におけるパネルP1の位置に対応する位置に置く。次に、第2のパネルP2の4つの縁の曲げが上記のように行われる。
2つのパネルP1及びP2の、シートSの残り部分からの分離は、後にブリッジBを破断または除去することにより行われる。
Sのようなシートは2つより多い予備切断パネルを含んでもよいことは明らかである。同様に、パネルは図10ないし13に示した矩形形状とは異なる多角形形状を有してもよい。その場合、方向X及びYの中間の所定の成分に沿って、すべてねじ26及び27により同期駆動されて行われる(図1ないし3)。
たとえばドアまたは窓フレームとして設計されたスロット入りパネルP3の外部及び内部の縁の曲げのために、本発明による機械上で行うことが可能な他の方法を説明するために、ここで図14ないし35を参照する。
図14ないし35において、クランプは同様に符号34で示され、往復台は同様に符号24で示され、曲げユニットは同様に符号54で示されている。
矩形形状のパネルP3は曲げられるべき4つの外部縁F1,F2,F3,F4及び同様に曲げることが必要な4つの内部縁G1,G2,G3,G4を有している。
図14ないし35の場合も全く同様に、縁G1,G2,G3,G4により囲まれた中央スロットを形成するために、パネルP3には予備切断作業が行われている。
図から明らかなように、図に示すケースにおいてはクランプ34は最初縁F3を掴んでいる。
前に図10ないし13により説明したのと全く同様に、クランプ34が縁F3を掴んだままユニット54により次に示す曲げ部が連続して形成される。
図14及び15:外部縁F1が曲げられ;
図16及び17:内部縁G3が曲げられ;
図18:ユニット54が180°回転され;
図19及び20:内部縁G1が曲げられ;
図21:ユニット54が90°回転され;
図22及び23:内部縁G2が曲げられ;
図24及び25:外部縁F4が曲げられ;
図26:ユニット54が180°回転され;
図27及び28:内部縁G4が曲げられ;
図29及び30:外部縁F2が曲げられ;
図31:ユニット54が90°回転され、ユニット54は、2つの素材ホルダ64,68(図4ないし6)が既に曲げられた縁F1及びG1の間の中央でパネルP3を掴む位置に戻され;
図32:既に曲げられた縁F1をクランプ34に挿入するようにユニット54及びパネルP3が180°回転され;
図33:クランプ34が縁F1を掴み、素材ホルダ64,68が解放され;
図34:ユニット54を最後に曲げられる縁F3の上方に置くようにパネルP3が移動され;及び
図35:前記の工程により縁F4が徐々に曲げられる。
図からわかるように、図31,32及び33に示した作業において、2つの素材ホルダ64,68(図4ないし6)はクランプ34で示したメイングリップ手段の代わりをする補助グリップ手段として作用する。
Claims (18)
- 1対の対向素材ホルダ(64,68)及び協働して曲げラインを形成する少なくとも1つのブレード(66)及び1つの相手ブレード(70)を少なくともツールとして有する曲げユニット(54)により1つまたは複数の曲げ部がパネル内に形成され、
曲げられるべきパネル(P,P1,P3)がユニット(54)に対して設けられたマニピュレータ(16)の一部を形成するグリップ手段(34)により掴まれかつ移動され、及び
曲げ部を形成するために、パネル内に1つまたは複数のプログラミングされた曲げ部を形成するように同期させてツール(64,66,68,70)及びグリップ手段(34)の相対運動が与えられる、
少なくとも1つの曲げられた縁を設けた板金パネル製造方法において、
曲げユニット(54)が、ブレード(66)及び相手ブレード(70)の曲げライン方向の長さ(L)が形成されるべき1つまたは複数の曲げ部の長さより小さい前記ブレード(66)及び相手ブレード(70)を使用することと、及び
曲げ部を形成するために、ツール(64,66,68,70)の運動及びユニット(54)及びマニピュレータ(16)のグリップ手段(34)の相対運動が、次の連続作業サイクル、すなわち
I − 素材ホルダ(64,68)が相互に間隔をなして保持されかつブレード(66)及び相手ブレード(70)が作動していない状態でパネル(P,P1,P3)がグリップ手段(34)により保持され、次に、パネルがツール(64,66,68,70)の間に位置し、形成されるべき曲げ部のラインが上記曲げラインに対応し、ツールが曲げられるべき縁の開始部分(S1)のいずれかのサイド上に位置する相対位置に導くようにパネルと曲げユニット(54)との間に相対運動が与えられるステップと、
II − パネル(P,P1,P3)が2つの素材ホルダ(64,68)間に挟み付けられ、パネルと曲げユニット(54)との間に相対運動を与えることなくブレード(66)及び相手ブレード(70)により曲げ部の第1の部分が形成されるステップと、
III − 2つの素材ホルダ(64,68)が引き離され、ブレード(66)及び相手ブレード(70)の曲げライン方向の上記長さ(L)にほぼ等しいかまたはそれより僅かに小さい距離だけパネル(P,P1,P3)と曲げユニット(54)との間に相対運動が与えられるステップと、
IV − パネル(P,P1,P3)が2つの素材ホルダ(64,68)間に挟みつけられ、曲げ部の次の部分(S2,S3,... Sn)がブレード(66)及び相手ブレード(70)により形成されるステップと、
V − 曲げが行われている縁の最終端部まで曲げ部を連続形成するために必要な回数だけステップIII及びIVが反復されるステップと、
VI − 2つの素材ホルダ(64,68)が引き離され、パネルを取り除くかまたは同じパネル上の他の曲げ部に対してステップIを開始するために、パネル(P,P1,P3)と曲げユニット(54)との間に相対運動が与えられるステップと、
を実行するように同期させて与えられることを特徴とし、
上記のステップI,II及びIVにおいて、ユニット(54)が固定されかつパネル(P1,P2)またはシート(S)が直線上を移動され、同一線上にない2つの連続する曲げ部が形成される場合、これらの2つの曲げ部により形成される角度だけユニットが回転されることを特徴とし、
メイングリップ手段が外部縁(F3)に沿ってパネル(P3)を保持する1つまたは複数のクランプ(34)からなり、この外部縁を曲げるために、曲げユニット(54)の素材ホルダ(64,68)が、上記のステップI乃至VIに先立ち、次の連続ステップを実行する、すなわち
− 素材ホルダ(58,64)によりパネル(P3)を掴み、パネル(P3)を1つまたは複数のクランプ(34)から解放するステップと、
− 曲げユニット(54)と1つまたは複数のクランプ(34)とに対してパネルに直角な軸の周りの相対回転を与え、パネル(P3)の他方の縁(F1)を1つまたは複数のクランプ(34)の間に置くようにそれらに相対運動を与えるステップと、及び
− 前記外部縁(F1)に沿って1つまたは複数のクランプ(34)によりパネル(P3)を掴み、パネル(P3)を素材ホルダ(58,64)から解放するステップと、
を実行するように補助グリップ手段として使用されること、を特徴とする、
少なくとも1つの曲げられた縁を設けた板金パネル製造方法。 - ステップIII及びIVにおいて、及びそれらのステップの反復において、その二面角が希望の最終二面角より小さい部分曲げ部が形成され、ステップIII及びIVの反復が終了してこの部分曲げ部が完成されたとき、曲げ部の二面角を増大するために、可能ならば希望の最終二面角を達成するために、反対方向(Y2)に上記ステップIの開始部分(S1)までパネル(P,P1,P3)と曲げユニット(54)との間に相対運動が与えられながら類似ステップが実行されることと、及び
希望の最終角度が達成されなかった場合、希望の最終角度を達成するために、一方向(Y1)及び他方向(Y2)に、必要回数の類似ステップが実行されることと、
を特徴とする請求項1の方法。 - 板金シート(S)またはパネル(P1,P3)の周辺の内部に位置する少なくとも1つの縁の曲げを行うために、シート(S)またはパネル(P)に対しこの内部縁(E1,E2,E3,E4;G1,G2,G3,G4)を形成するための予備切断作業がシートまたはパネルに対して行われることと、及び
ステップI,III及びIVの間に、及びそれらのステップの反復の間にグリップ手段(34)が、曲げられるべき内部縁と干渉しない1つまたは複数の位置においてパネルを保持することと、
を特徴とする請求項1または2の方法。 - シート(S)の周辺の内部に位置する同一線上にない少なくとも2つの連続する縁(E1,E2,E3,E4)の曲げを行うために、シート(S)に対してこれらの内部縁を形成するために予備切断作業が行われ、これらの縁の隣接する端部間の各点においてメタルブリッジ(B)が残され、その後に請求項1または2のステップにより各縁が曲げられ、1つの縁の曲げステップと次の縁の曲げステップとの間の移行が、上記内部縁間の角度に等しい角度だけシート(S)と曲げユニット(54)との間に相対回転が与えられる中間ステップを含み、すべての曲げ部が形成された後に上記ブリッジ(B)が破断または除去されることを特徴とする請求項3の方法。
- 多角形の少なくとも1辺に曲げられた縁(E1,E2,E3,E4)を設けた多角形輪郭を有するパネル(P1,P2)を製造するために、
シートの輪郭の内部に、製造されるべきパネルの多角形形状に対応する多角形形状の切断形状を形成するために予備切断作業が行われ、多角形形状の少なくともあるコーナーに対してシート(S)の輪郭を接続する金属ブリッジを残し、その後に曲げられるべき1つまたは複数の縁(E1,E2,E3,E4)が請求項1または2のステップにより曲げられ、一方グリップ手段(54)は多角形形状の輪郭の外部でシート(S)の1つまたは複数の点を保持し、1つの縁の曲げステップと次の縁のオプションの曲げステップとの間の移行が、上記内部縁間の角度に等しい角度だけシート(S)と曲げユニット(54)との間に相対運動が与えられる中間ステップを含み、最後に上記ブリッジ(B)が破断または除去されることを特徴とする請求項1または2の方法。 - 多角形形状の複数の連続パネル(P1,P2)が上記の方法で金属シート(S)から形成されることを特徴とする請求項5の方法。
- ツール(64,66,68,70)及びグリップ手段(34)の相対運動が数値制御装置により同期されることを特徴とする前記請求項のうちのいずれか1項記載の方法。
- 1対の対向素材ホルダ(64,68)及び協働して曲げラインを形成する少なくとも1つのブレード(66)及び1つの相手ブレード(70)を少なくともツールとして有する曲げユニット(54)と、
− ユニット(54)に対して設けられ、かつパネル(P,P1,P3)がそれから製造されるべき板金を掴むための手段(34)を有するマニピュレータ(16)と、及び
− パネルの少なくとも1つの縁に沿って1つまたは複数のプログラミングされた曲げ部を形成するように、ツール(64,66,68,70)及びグリップ手段(34)の相対運動を同期させるための手段と、
を含む少なくとも1つの曲げられた縁を設けた板金パネル製造機械において、
− 曲げられるべきパネル(P,P1,P3)の面内に含まれる少なくとも2つの軸(X,Y)の一方が曲げラインに平行な前記少なくとも2つの軸(X,Y)に沿って、駆動手段により、曲げユニット(54)及びグリップ手段(34)が相互に相対的に移動されることと、及び
− ブレード(66)及び相手ブレード(70)が曲げラインの方向にこのような長さ(L)を有し、同期される駆動手段が、次の連続作業サイクル、すなわち
I − 素材ホルダ(64,68)が相互に間隔をなして保持されかつブレード(66)及び相手ブレード(70)が作動していない状態でパネル(P,P1,P3)がグリップ手段(34)により保持され、次に、パネル(P,P1,P3)がツール(64,66,68,70)の間に位置し、形成されるべき曲げ部のラインが上記曲げラインに対応し、ツールが曲げられるべき縁の開始部分(S1)のいずれかのサイド上に位置する相対位置に導くようにパネル(P,P1,P3)と曲げユニット(54)との間に相対運動が与えられるステップと、
II − パネル(P,P1,P3)が2つの素材ホルダ(64,68)間に挟みつけられ、パネルと曲げユニット(54)との間に相対運動を与えることなくブレード(66)及び相手ブレード(70)により曲げ部の第1の部分が形成されるステップと、
III − 2つの素材ホルダ(64,68)が引き離され、ブレード及び相手ブレードの曲げライン方向の上記長さ(L)にほぼ等しいかまたはそれより僅かに小さい距離だけパネル(P,P1,P3)と曲げユニット(54)との間に相対運動が与えられるステップと、
IV − パネルが2つの素材ホルダ間に挟みつけられ、曲げ部の次の部分がブレード(66)及び相手ブレード(70)により形成されるステップと、
V − 曲げが行われている縁の最終端部まで曲げ部を連続形成するために必要な回数だけステップIII及びIVが反復されるステップと、
VI − 2つの素材ホルダ(64,68)が引き離され、パネルを取り除くかまたは同じパネル上の他の曲げ部に対してステップIを開始するために、パネル(P,P1,P3)と曲げユニット(54)との間に相対運動が与えられるステップと、
を実行するように設けられていることを特徴とし、
上記のステップI,II及びIVにおいて、ユニット(54)が固定されかつパネル(P1,P2)またはシート(S)が直線上を移動され、同一線上にない2つの連続する曲げ部が形成される場合、これらの2つの曲げ部により形成される角度だけユニットが回転されることを特徴とし、
メイングリップ手段が外部縁(F3)に沿ってパネル(P3)を保持する1つまたは複数のクランプ(34)からなり、この外部縁を曲げるために、曲げユニット(54)の素材ホルダ(64,68)が、上記のステップI乃至VIに先立ち、次の連続ステップを実行する、すなわち
− 曲げユニット(54)と1つまたは複数のクランプ(34)とに対してパネルに直角な軸の周りの相対回転を与え、パネル(P3)の他方の縁(F1)を1つまたは複数のクランプ(34)の間に置くようにそれらに相対運動を与えるステップと、及び
− 前記外部縁(F1)に沿って1つまたは複数のクランプ(34)によりパネル(P3)を掴み、パネル(P3)を素材ホルダ(58,64)から解放するステップと、
を実行するように補助グリップ手段として使用されること、を特徴とする、
少なくとも1つの曲げられた縁を設けた板金パネル製造機械。 - ブレード(66)または各ブレードが能動エッジ(84)を有し、既に形成された曲げ部の部分とこれから曲げられる曲げ部の部分とを平滑に接続するために、前記能動エッジ(84)の少なくとも1つの開始端部(86)にベベルが設けられていることを特徴とする請求項8の機械。
- ステップIII及びIVにおいて、及びそれらのステップの反復において、その二面角が希望の最終二面角より小さい部分曲げ部を形成し、ステップIII及びIVの反復が終了してこの部分曲げ部が完成されたとき、曲げ部の二面角を増大するために、可能ならば希望の最終二面角を達成するために、反対方向(Y2)に上記ステップIの開始部分(S1)までパネル(P,P1,P3)と曲げユニット(54)との間に相対運動を与えながら類似ステップを実行し、及び希望の最終角度を達成するために、一方向(Y1)及び他方向(Y2)に、必要回数の類似ステップを実行するように、上記の同期される駆動手段が設けられていることを特徴とする請求項9の機械。
- 前記ブレード(66)または各ブレードが能動エッジ(84)を有し、既に形成された曲げ部の部分とこれから曲げられる曲げ部の部分とを平滑に接続するために、前記能動エッジ(84)の少なくとも1つの開始端部(86)にベベルが設けられていることを特徴とする請求項10の機械。
- 前記曲げユニット(54)が固定され、グリップ手段(34)が少なくとも曲げラインに平行な方向(Y)及びこのラインに直角な方向(X)に移動可能であることを特徴とする請求項8ないし11のいずれかの方法。
- 前記グリップ手段(34)が、
− 固定ベッド(10)と、
− ベッド上で曲げユニット(54)に向かう方向及び曲げユニット(54)から離れる方向に移動可能に設けられた第1の被駆動往復台(22)と、
− 第1の往復台(22)上で第1の往復台の運動方向に対し直角に移動可能に設けられた第2の被駆動往復台(24)と、及び
− 第2の往復台(24)上に装着されたパネル(P,P1,P3)を掴むための少なくとも1つの掴みクランプ(34)と、
を含むマニピュレータ(16)の一部であることを特徴とする請求項12の機械。 - 2つの往復台(22,24)がそれぞれのねじ及びナット形動力駆動装置(26,28)により移動されることを特徴とする請求項13の機械。
- 機械が2つの対向ツールホルダブロック(56,58)を支持する構造物を含み、前記ツールホルダブロック(56,58)の間にパネル(P,P1,P3)が挿入され、前記ツールホルダブロック(56,58)は同期された駆動手段の制御下で相互に向かう方向及び相互に離れる方向のそれぞれに移動可能であり、各々が素材ホルダ(64,68)の一方及び少なくとも1つのブレード(66)または1つの相手ブレード(70)を含むことを特徴とする前記請求項のうちのいずれか1項記載の機械。
- ブロック(56,58)の各々は、その上記の構造物内において、曲げられるべきパネル(P,P1,P3)の面に直角な軸(Z2)の周りに回転可能であること、及び
同一線上になくかつ相互に平行でない縁を曲げるために、2つのブロックは同期された駆動手段により駆動され、一体としてこの垂直軸(Z2)の周りに位置決めされることと、
を特徴とする請求項15の機械。 - 機械は相互に一体にかつ相互に間隔を有して対向配置された2つの部分(12,14)を備えたほぼC形状の固定フレーム(10)を含むことと、
各フレーム部分はそれぞれのタレット(36,38)を支持し、2つのタレットは相互に間隔配置されかつフレームの2つの部分(12,14)の間に挿入されたパネル(P,P1,P3)の面に直角な共通軸(Z1)の周りに回転可能であることと、
タレット(36,38)の各々はシートリングを有し、各シートリングはタレットの回転軸(Z1)と同軸の円(C)内で他方のタレットのシートと芯合せされることと、
芯合せされた少なくとも1対のシートにおいて、一方のシートが固定ツールホルダブロック(56)を含み、他方のシートが可動ツールホルダブロック(58)を含み、前記ブロックの一方が素材ホルダ(64,68)の一方を含み、他方が少なくとも1つのブレード(66)または相手ブレード(70)を含むことと、
芯合せされた他の対のシートの少なくともいくつかにおいて、一方のシートはダイ(46)を含み、他方のシートは協働するパンチ(48)を含み、1つまたは複数のダイ(46)は固定ツールホルダブロック(56)を含むタレット(36)内に配置され、一方、1つまたは複数のパンチ(48)は可動ツールホルダブロック(58)を含むタレット(36)内に配置されていることと、
1つまたは複数のパンチ(48)及び可動ツールホルダブロック(58)は各々タレットの回転軸(Z1)と平行なそれぞれ固有の軸に沿って移動可能であることと、及び
1つまたは複数のパンチ(48)及び可能ツールホルダブロック(58)を含むタレット(38)を支持するフレーム部分(14)はラム(50)を支持し、ラム(50)は、1つまたは複数のパンチ(48)または可動ツールホルダブロック(58)が、タレットの回転軸(Z1)の周りのタレット(36,38)の対応位置を占めているラム(50)と芯合せされたとき、前記1つまたは複数のパンチ(48)または前記可動ツールホルダブロック(58)に選択的に作用するように選択的に制御されることと、
を特徴とする請求項15の機械。 - 2つのツールホルダブロック(56,58)が可動ブロック(58)の運動軸と一致する共通軸(Z2)の周りのそれらのシート内で回転可能であり、2つのタレット(36,38)の間に挿入されたパネル(P,P1,P3)内の、相互に同一線上になくかつ相互に平行でない縁を曲げるために、ブロック(56,58)を一体としてそれらの軸(Z2)の周りに回転させるための手段(76,78)が各タレット(36,38)に設けられていることを特徴とする請求項17の機械。
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