JP2794925B2 - リードフレーム折曲切断装置 - Google Patents

リードフレーム折曲切断装置

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JP2794925B2
JP2794925B2 JP2262819A JP26281990A JP2794925B2 JP 2794925 B2 JP2794925 B2 JP 2794925B2 JP 2262819 A JP2262819 A JP 2262819A JP 26281990 A JP26281990 A JP 26281990A JP 2794925 B2 JP2794925 B2 JP 2794925B2
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bending
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pinion gear
movable
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和之 堀井
貴弘 永松
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Toppan Printing Co Ltd
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【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、エッチング加工にて得られた金属製薄板状
の多面付リードフレームを、ハーフエッチング断裁線に
沿って繰り返し折り曲げて、単一面に小切れ断裁するた
めのリードフレーム折曲切断装置に関する。
(従来の技術) 従来は、手折り作業にて対応していたため、多面付け
された状態の一枚のリードフレームシート内に、例えば
30〜80面付けされている場合は、かなりの作業時間がか
かり、なお且つリードフレームに手で接触するため、リ
ードフレームを変形させたり汚れなどの発生の原因とな
っていた。例えば、リードフレームの折り曲げ断裁の自
動機としては、特願平01−340086号があるが、折り曲げ
動作の駆動機構が、エアーシリンダーなどのレシプロ駆
動源と、アーム若しくはクランクとの組合せによるもの
であった。
(発明の目的) 本発明は、従来の自動機に比較して各折り曲げユニッ
ト間の同調をとるための調整を行ない易くすることを目
的とするものである。
(発明の構成) 本発明は、ハーフエッチングによる所定の切断線が形
成されたリードフレームを該切断線に沿って折り曲げ切
断するためのリードフレーム折曲切断装置において、一
対のピニオンギアと、該ピニオンギアに噛合するラック
ギアと、該ラックギアを前記ピニオンギアに対し直線的
に反復相対移動させ該ピニオンギアを互いに同一方向に
反復回動させる送り機構と、前記ピニオンギア回動軸に
取付けられリードフレーム挟持用のクランプ部とを備え
た折曲機構の前記ピニオンギアを固定支持部に軸回動可
能に取り付けた固定折曲ユニットと、前記折曲機構のピ
ニオンギアを該固定ユニットに対して前記送り機構の直
線移動方向と同一方向に所定距離だけ往復相対移動させ
る移動機構を備えた可動支持部に軸支回動可能に取付け
た可動折曲ユニットとを隣設して設けたことを特徴とす
るリードフレーム折曲切断装置である。
また、本発明は、前記可動折曲ユニットが複数隣設し
て設けられていることを特徴とするリードフレーム折曲
切断装置である。
(発明の作用) 本発明は、多面付けされたリードフレームを固定折曲
ユニットと可動折曲ユニットのそれぞれクランプ手段を
ラックギアとピニオンギアとの組合せによって反復回動
動作でき、そのリードフレームのハーフエッチング切断
線近傍に沿って挟持し、クランプ手段を反復回動動作さ
せてリードフレームを繰り返し折り曲げ、且つその折り
曲げ動作によって生ずるリードフレーム全体の長さ方向
の繰り返し伸縮動作に追従して、前記可動折曲ユニット
のクランプ手段を固定折曲ユニットのクランプ手段に対
して相対的に、押圧カム、あるいは押圧カムとカムフォ
ロアによって接近・復帰の繰り返し移動動作をさせるこ
とができ、多面付けリードフレームをそのハーフエッチ
ング切断線に沿って単一面の小切れリードフレームを得
ることができる。
クランプ手段の正転・逆転反復回動動作の周期及び回
動量は、パルスモーターの回転方向及び回転数の設定に
よってラックギアのストローク動作を容易に制御するこ
とができ、また、可動折曲ユニットの固定折曲ユニット
に対する接近・復帰の移動動作における接近量は、押圧
カムの外周形状の適正な設定、あるいは押圧カムの反転
回動量の適正な設定により、可動折曲ユニットの接近・
復帰動作を容易に制御することができる。
(実施例) 本発明を、実施例に従って詳細に説明する。
第1図は、固定折曲ユニットUfと、可動折曲ユニット
Umとを備える本発明装置の一実施例の側面図であり、固
定折曲ユニットUf及び可動折曲ユニットUmは、装置本体
フレームなど上部支持部1a及び下部支持部1bからなる支
持部1の上部支持部1aに軸支回転可能に一対のピニオン
ギア2,2を備える。上部支持部1aに駆動回転可能なネジ
シャフト3aなどによる直線的に反復送り動作する送り機
構3を備える。前記ピニオンギア2,2に噛合しつつ、該
シャフト3aに沿って支持部1に対して反復相対移動し、
前記一対のピニオンギア2,2を互いに同一方向に回動さ
せるラックギア4を前記前記送り機構3の駆動回転する
ネジシャフト3aに螺着する。該ネジシャフト3aは、所定
のサイクルで正転・逆転可能な固定折曲ユニットUfのサ
ーボモーターあるいはパルスモーターM1、可動折曲ユニ
ットUmのパルスモーターM2(制動付き)によって回転駆
動する。前記ピニオンギア2,2のそれぞれ回動軸5,5と一
体に該軸5を中心にして回動し且つそれぞれ上下方向に
対向する一対の上部プレート6a,下部プレート6bからな
る開閉可能なプレート状のクランプ手段6,6を備える。
それぞれクランプ手段6の上部プレート6aは、前記回
動軸5に支持されたブラケット(図示せず)に取り付け
たマイクロエアーシリンダーなどにより動作し、対向す
る下部プレート6bに対して押圧閉鎖・開放可能に設けら
れる。
可動折曲ユニットUmの下部支持部1bには、該支持部1
本体を前記送り機構3のネジシャフト3aの直線的送り長
手方向と同一方向にスライド移動可能に移動機構7を設
ける。
なお、固定折曲ユニットUfと可動折曲ユニットUmのそ
れぞれラックギア4,4が互いに反対方向に直線的に反復
移動するようにそれぞれ前記モーターM1,M2の回転位相
が設定される。
該移動機構7は、前記下部支持部1bを送り機構3の直
線送り方向(図面水平方向)に平行に移動させる嵌合ス
ライドガイド部1cと、該下部支持部1bの送り方向一端部
に設けた押圧カム7aと、その他端部に前記押圧カム7a方
向に付勢させて設けたバネ部7bとを備える。前記押圧カ
ム7aは、前記ラックギア4,4の反復移動動作に同期させ
てパルスモーターmによって回転させ、可動折曲ユニッ
トUmの下部支持部1bの一端部を他端部方向に押圧して、
該ユニットUmの支持部1本体を図面左右に水平方向に反
復移動動作させる。該押圧カム7aが1サイクル動作し
て、支持部1が直線的に1往復する間に、前記ラックギ
ア4は、1/2サイクル動作するように設定される。
これによって、可動折曲ユニットUmの支持部1に軸支
された一対のピニオンギア2,2を、固定折曲ユニットUf
の支持部1に軸支された一対のピニオンギア2,2に対し
て、離間・近接させるために繰り返し往復移動が可能で
ある。
本発明装置に、リードフレームLを装填する際は、ま
ず固定折曲ユニットU1と可動折曲ユニットU2の各々クラ
ンプ手段6,6の上下プレート6a,6bを開放し且つ水平に維
持した状態で、折曲切断すべき面付けリードフレームL
を、各々クランプ手段6,6の各上下プレート6a,6b間に水
平に装填し、該リードフレームLの切断線の近傍に沿っ
てプレート6a,6bが位置するように位置決めした後、ク
ランプ手段を閉鎖動作してリードフレームLをクランプ
するものである。
第2図は、本発明装置の動作を説明する概略側面図で
あり、固定折曲ユニットUfのピニオンギア2,2と可動折
曲ユニットUmのピニオンギア2,2のそれぞれ回動軸5に
設けたクランプ機構6の上下クランプ板6a,6bによっ
て、リードフレームLをそのハーフエッチング断裁線近
傍に沿って上面と下面よりクランプし、回動軸5の回動
中心を切断線(折目)として繰り返し折曲げて切断する
動作を説明する概略側面図である。
これは、図面右側より順に、ブリッジl1,リードフレ
ームL1,ブリッジl2,リードフレームL2,ブリッジl3,リー
ドフレームL3,ブリッジl4からなる3連の多面付けリー
ドフレームLをハーフエッチング切断線相当部の回動軸
5にて繰り返し折曲げることにより、単一面の小断ちさ
れたリードフレームに切断することができる。
リードフレームLの折曲動作とともに図面第2図左右
の長手方向に該リードフレームLは伸縮し、それに見合
う分だけ、可動折曲ユニットU2のピニオンギア2,2の支
持部が移動するものである。
第3図は、本発明装置の一実施例の平面図、第4図
は、本発明装置における固定折曲ユニットUf及び可動折
曲ユニットUmの各一対のピニオンギア2と該ギア2に噛
合する互いに反対方向に直線的反復移動動作する各ラッ
クギア4と、該ラックギア4の直線的な反対方向移動に
より互いに反対方向に回動するピニオンギア2の反復回
動動作を説明する概略側面図であり、該ラックギア4,4
は、その下側に備えるナット部4aを備え、該ナット部4a
は、ネジシャフト3aに螺着され、ガイドシャフト3bに嵌
挿される。3cはネジシャフト3aとガイドシャフト3bの支
持ブラケットである。
第5図(a)は、本発明装置の他の実施例であり、可
動折曲ユニットUmを直線Dの位置で支持部1より二分割
でき、再び結合できる構造にしたものである。
二分割される各々前記支持部1の下部支持部1bの直下
に該支持部1bとは別体に、正転・逆転回転するパルスモ
ーター、あるいはロータリーエアシリンダーなどの駆動
源により駆動回転(この場合は正転・逆転の反転回転で
もよい)する押圧カム7aを設け、該支持部1bに一体に軸
支されたカムフォロワ7bを該押圧カム7aにより押圧し
て、支持部1bを、スライドガイド部1cに案内されながら
直線的に反復移動動作させるものである。
第5図(b)は、前記二分割した第2ユニットU2の一
方をスライドガイド部1cに沿って移動させ外方(図面左
側)に退避させた状態の平面図である。
第5図(a)の可動折曲ユニットUmを二分割する場合
は、外方に退避させる側の支持部に軸支されているピニ
オンギア2を取り外すか、あるいはラックギア4の噛合
を解除するなどして行なうものである。
これによって、第5図(c)に示すように、2連(装
置幅方向にハーフエッチング切断線が形成され、リード
フレームL1,L2とブリッジl1,l2,l3に区分された多面付
けリードフレーム)のリードフレームLの繰り返し折曲
切断を行なうものである。
第6図は、本発明装置におけるクランプ手段の反復回
動動作によるリードフレームLの折り曲げ動作と、反転
回転する押圧カム7aとそのカムフォロア7cにより前記折
曲動作に同期して移動動作する可動折曲ユニットUmの反
復移動動作を説明する平面図である。
本発明においては、固定折曲ユニットUf,可動折曲ユ
ニットUmの次に、該可動ユニットUmと同様の移動機構7
を備えた第2、第3・・・第nの可動折曲ユニットUm
順次隣接することによって、適宜連数の多面付けリード
フレームLの折曲切断を行なうことが可能である。
(発明の効果) 本発明装置は、多面付けされたリードフレームの切断
線(ハーフエッチング線)を折目として繰り返し折り曲
げ動作して、小片状のリードフレームに自動的に切断す
ることができ、多面付けリードフレームの小切れ切断作
業を能率的に実施できる。また、本発明装置は、リード
フレームのクランプ手段による切断線に沿った折曲回動
動作と、その折曲により生じた屈曲リードフレームの伸
縮に追従するクランプ手段の移動動作との同期調整を容
易に行なうことができ、また前記クランプ手段の折曲回
動量及び移動量の適正な設定が容易にできるなどの顕著
に効果を発揮するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明装置の一実施例の側面図、第2図は本発
明装置の折曲動作を説明する概要側面図、第3図は本発
明装置の一実施例の平面図、第4図は本発明装置のピニ
オンギアとラックギアによる反復回動機構の側面図、第
5図(a)は本発明装置の二分割できるユニットを備え
る他の実施例における支持部移動機構の平面図、第5図
(b)は第5図(a)二分割された状態を説明する平面
図、第5図(c)は第5図(b)の二分割した装置を用
いた折曲動作を説明する概要側面図、第6図は本発明装
置によるリードフレーム折曲回動動作と押圧カム動作に
よる支持部移動動作との関係を説明する平面図である。 1……支持部、1a……上部支持部、1b……下部支持部、
1c……スライドガイド部、2……ピニオンギア、3……
送り機構、3a……ネジシャフト、3b……ガイドシャフ
ト、3c……支持ブラケット、4……ラックギア、4a……
ナット部、5……回動軸、6……クランプ手段、6a……
上部プレート、6b……下部プレート、7……支持部移動
機構、7a……押圧カム、7b……バネ部、7c……カムフォ
ロア、U1,……固定折曲ユニット、U2……可動折曲ユニ
ット、M1,M2……モーター、L……多面付けリードフレ
ーム、L1,L2,L3……単一面リードフレーム、l1,l2,l3,l
4……ブリッジ

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ハーフエッチングによる所定の切断線が形
    成されたリードフレームを該切断線に沿って折り曲げ切
    断するためのリードフレーム折曲切断装置において、一
    対のピニオンギアと、該ピニオンギアに噛合するラック
    ギアと、該ラックギアを前記ピニオンギアに対し直線的
    に反復相対移動させ該ピニオンギアを互いに同一方向に
    反復回動させる送り機構と、前記ピニオンギア回動軸に
    取付けられリードフレーム挟持用のクランプ部とを備え
    た折曲機構の前記ピニオンギアを固定支持部に軸回動可
    能に取り付けた固定折曲ユニットと、前記折曲機構のピ
    ニオンギアを該固定ユニットに対して前記送り機構の直
    線移動方向と同一方向に所定距離だけ往復相対移動させ
    る移動機構を備えた可動支持部に軸支回動可能に取付け
    た可動折曲ユニットとを隣設して設けたことを特徴とす
    るリードフレーム折曲切断装置。
  2. 【請求項2】前記可動折曲ユニットが複数隣設して設け
    られている特許請求の範囲第1項記載の装置。
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