JP4232965B2 - トランスファ装置 - Google Patents
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Description
請求項1のトランスファ装置では、ワーク把持部を開いた状態にすれば、フィンガー部材とパンチとがワーク搬送方向で干渉しなくなり、フィンガーの昇降動作を行わずに、ワーク把持部の開閉動作とスライドベースの往復動作だけで、ワークを順次隣の加工工程に搬送することができる。これにより、フィンガーの昇降動作を行っていた従来のものより、高速運転が可能になる。また、本発明のトランスファ装置では、各フィンガー駆動部がスライドベースに対して接離し、揺動部材がフィンガー駆動部から受けた軸力をフィンガーに伝達することで、フィンガーのワーク把持部を開閉するので、従来のシーソー構造及び摺接機構を備えたものに比べて揺動部分の構造が簡素になって軽量化され、高速運転が可能になる。
請求項2のトランスファ装置では、摺動用の長孔構造を要さず、回動可能な軸支構造だけで構成したので、がたが少なくなり、安定してワークを把持・搬送することができる。
請求項3のトランスファ装置では、固定ベースがフィンガー駆動部とスライドベースの両方を案内しているので、各フィンガー駆動部と各フィンガーとの相対位置が安定し、ワークの把持動作を安定させることができる。
請求項4のトランスファ装置では、隣り合ったフィンガーのフィンガー部材同士が共通の第1ピンに軸支されているので、部品点数の削減及びスライドベースのコンパクト化が図られる。
請求項5のトランスファ装置では、弾性部材の弾発力によって1対のワーク把持部が閉じられるので、ワークを把持する際の衝撃及びワークの大きさのばらつきを、弾性部材の変形によって吸収することができる。
図1に示したプレス機10のダイホルダー11Aには、複数の成形孔19を有するダイ11が横並びに並べて設けられている。また、プレス機10に備えた図示しない可動台のうちダイ11と対向した部位には、成形孔19に対応させて複数のパンチ12が横並びに並べて固定されている。即ち、このプレス機10は、ワークを複数の加工工程に分けてプレス加工するように構成され、そのために、各加工工程毎にパンチ12及びダイ11が備えられている。そして、可動台が直動することで、各パンチ12が各成形孔19にワークWを押し込んで成形を行う。また、成形孔19内で成形されたワークWは、成形孔19の奥部に備えられたノックアウト14によって成形孔19から押し出される。そして、各加工工程でプレス加工したワークWを、それぞれ次の加工工程に順次搬送するためにトランスファ装置20が設けられている。
図7に示すように、スライドベース22が、往復動可能なストロークにおけるワーク搬送方向の前端(図7における左側端部)に位置し、各フィンガー21のワーク把持部25H,26Hが閉じられると、それらワーク把持部25H,26Hの内側空間が、各成形孔19に整合した状態となる。この状態で、図1に示した各パンチ12がダイ11の各成形孔19に突入することにより、ワークWにプレス加工(例えば絞り加工)が行われる。
本発明は、前記実施形態に限定されるものではなく、例えば、以下に説明するような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれ、さらに、下記以外にも要旨を逸脱しない範囲内で種々変更して実施することができる。
11 ダイ
12 パンチ
20 トランスファ装置
21 フィンガー
22 スライドベース
23 固定ベース
25,26,80 フィンガー部材
25H,26H,80H ワーク把持部
27 リンク部材
28 揺動部材
29 把持動作変換機構
45 係合溝(ガイド部)
50 プランジャ(フィンガー駆動部)
54 圧縮コイルバネ(弾性部材)
W ワーク
Claims (5)
- 複数の加工工程にワークを順次搬送するための複数のフィンガーと、
前記複数のフィンガーを保持したスライドベースと、
前記スライドベースをワーク搬送方向に往復動可能に支持した固定ベースと、
前記各フィンガーに設けられ、前記スライドベースに回動可能に軸支された1対のフィンガー部材と、
前記1対のフィンガー部材のそれぞれに形成されて互いに対向し、間に前記ワークを挟んで把持する1対のワーク把持部と、
前記固定ベースに直動可能に支持され、前記スライドベースの移動方向と直行する方向に往復動して、前記スライドベースに対して接離する複数のフィンガー駆動部と、
前記各フィンガー駆動部と前記各フィンガーとに両端部が回動可能に連結され、前記スライドベースの往復動に伴って揺動する複数の揺動部材とを備え、
前記1対のフィンガー部材は、前記スライドベースのうち前記ワーク搬送方向に並んだ1対の第1ピンにて別々に回動可能に軸支されると共に、前記ワーク搬送方向における前記1対の第1ピンの中間位置で互いに鋏状に交差し、その交差部分を挟んで前記フィンガー駆動部と反対側に前記1対のワーク把持部が配置され、
前記各フィンガー駆動部が前記揺動部材を押したときに前記1対のワーク把持部が閉じる一方、前記各フィンガー駆動部が前記揺動部材を引いたときに前記1対のワーク把持部が開き、前記ワーク把持部が開いた状態で前記スライドベースを往復動させたときに前記フィンガー部材が、前記加工工程に備えたパンチから前記各フィンガー駆動部側に離れた位置を通過するように構成したことを特徴とするトランスファ装置。 - 前記各フィンガーのうち一方の前記フィンガー部材には、前記ワーク搬送方向における前記1対の第1ピンの中間位置で他方の前記フィンガー部材との交差部分より前記フィンガー駆動部側に張り出した張り出し部が設けられ、その張り出し部に前記揺動部材が第2ピンにて回動可能に連結され、
前記他方のフィンガー部材のうち前記一方のフィンガー部材との交差部分に設けた第3ピンと前記第2ピンとに両端部を回動可能に支持されたリンク部材を設けたことを特徴とする請求項1に記載のトランスファ装置。 - 前記固定ベースには、前記スライドベースを往復動可能に案内するガイド部が設けられ、
前記スライドベースには、前記ガイド部に往復動可能に係合したレール部材から起立して前記ワーク搬送方向に平行に延びた1対の対向壁が設けられ、
前記1対の対向壁の間で前記各フィンガー部材に前記第1ピンが貫通すると共に、前記第1ピンの両端部が前記1対の対向壁にて支持され、
前記1対の対向壁の間で重ねられた前記一方のフィンガー部材と前記揺動部材と前記リンク部材とに前記第2ピンが貫通し、
前記ガイド部及び前記レール部材には、前記揺動部材が挿通された挿通孔が貫通形成されたことを特徴とする請求項2に記載のトランスファ装置。 - 隣り合った前記フィンガーの前記フィンガー部材同士が、共通の前記第1ピンに軸支されたことを特徴とする請求項2又は3に記載のトランスファ装置。
- 前記フィンガー駆動部が一方向に移動するときに弾性変形される弾性部材を備え、前記フィンガー駆動部が他方向に移動するときの前記弾性部材の弾発力によって、前記1対のワーク把持部が閉じられるように構成したことを特徴とする請求項1乃至4の何れかに記載のトランスファ装置。
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