JP5152047B2 - プレス装置 - Google Patents
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Description
上記技術によると、回転カム104の成形位置への位置決めが、スライド板105を下型103へ当接させることにより行われている。このため、スライド板105をある程度長めに設計する必要があった。ところが、スライド板105を長く設計した場合には、図10に示すように、スライド板105が吊りカム102と干渉しやすくなるため、上型101をかなり上方まで上昇させなければ、吊りカム102とスライド板105とを引き離せなかった。その結果、パネルWの取出開始までに回転カム104が十分戻りきらず、パネルWの取出時にパネルWと回転カム104とが干渉するおそれがあった。なお、この干渉を避けるためにパネルWの取出開始時期を遅らせることもできるが、この場合には、生産効率を低下させるという問題があった。
プレス装置10は、図1に示すように、昇降可能に設けられた上型11と、基台(図示略)に動かないように固定された下型40とを備えている。このプレス装置10は、図2に示すように、車両のアウター部品に用いられる湾曲したパネルWの、短手方向における両端部である左端部Wa及び右端部Wbを成形するものである。
U字溝51の一方面には、パネルWの左端部Waを内側から支持する支持部51aが形成されている。U字溝51の他方面には、第1の吊りカム20に備わるスライド板22をスライドさせるスライド面51bが設けられている。
被当接面52は、回転カム50の一部を平面で切り取った平面形状をなしている。被当接面52の下端には、後述する上下スライダ60の凸部61により押圧可能なトリガ53が、上下スライダ60側へ突出形成されている。なお、本実施形態の被当接面52が、本発明の「被当接部」に相当する。
シリンダ57は、下型40に固定されており、左右方向へ往復可能に設けられた往復部57aを備えている。往復部57aの先端は、回転カム50に連結されている。そして、シリンダ57が往復部57aを左方向又は右方向へ移動させると、それに伴って回転カム50が右回り又は左回りに回転する構成となっている。
スライド板62は、下型40に備わるスライド面40dに対してスライド可能な複数の板部材62a〜62cから構成されている。
まず、図1に示すように、成形対象となるパネルWを、下型40に設けられたポンチ41の支持面41aにセットする。その後、上型11を下降させていく。上型11の下降に伴って、シリンダ57は、往復部57aを右方向へ移動させる。そして、図4に示すように、切欠溝56が下死点ストッパ55に当接すると、回転カム50が成形位置に到着する。回転カム50が成形位置に到着すると、回転カム50の支持部51aは、パネルWの左端部Waを支持する。
図8に示すように、回転カム80には、軸方向における両端及び中央位置の3箇所に、上下スライダ60の当接板63(63a,63b)に当接される被当接面81が形成されている。
下型70には、軸方向における両端及び中央位置の3箇所に、上下スライダ60のスライド板62(62a〜62c)をスライドさせるスライド面71が形成されている。
そして、上下スライダ60は、軸方向における両端及び中央位置の3箇所に配置されている。各上下スライダ60は、スライド板62(62a〜62c)を下型70のスライド面71にスライドさせるとともに、各当接板63(63a,63b)を回転カムの被当接面81に当接させている。
11 上型
20 第1吊りカム
20a 成形部
21 スライド板
22 スライド板
23 スライド板
24 押圧板
25 リターンスプリング(第2復帰手段)
40 下型
40a カム溝
40b スライド面
40d スライド面
50 回転カム
51 U字溝
51a 支持部
51b スライド面
52 被当接面(被当接部)
55 下死点ストッパ(角度制限手段)
56 切欠溝(角度制限手段)
57 シリンダ(回転手段)
60 上下スライダ(回転規制部材)
61 凸部
62 スライド板(下型)
63 当接板(当接部)
64 リターンスプリング(第1復帰手段)
W パネル
Wa 左端部(負角部)
Wb 右端部
Claims (8)
- 上型にスライド可能に保持された吊りカムと、下型に回転可能に保持された回転カムと、下型にスライド可能に保持されて前記回転カムの回転を規制する回転規制部材とを備え、
前記回転カムは、成形対象となる板状素材を支持する支持部を有し、
前記吊りカムは、前記支持部に支持された板状素材を成形する成形部を有し、
前記回転規制部材は、前記回転カムに当接可能な当接部を有し、前記吊りカムに押圧されてスライドすることにより、前記当接部を前記回転カムに当接させて、前記板状素材の成形中に前記回転カムの回転を禁止すること、
前記回転カムは、前記吊りカムを成形位置へ案内するガイド溝を有していること、
前記板状素材の成形が終了後、前記吊りカムが前記ガイド溝から退出していくのに伴って、前記回転規制部材が上方へ移動すると、前記回転規制部材の前記当接部が前記回転カムから離間して、前記回転カムの回転が許可される
ことを特徴とするプレス装置。 - 請求項1に記載するプレス装置において、
前記当接部は、平面形状をなし、
前記回転カムは、前記当接部に当接可能な平面形状の被当接部を有し、
前記当接部と前記被当接部とは、面接触して当接する
ことを特徴とするプレス装置。 - 請求項1又は請求項2に記載するプレス装置において、
前記回転規制部材は、複数設けられている
ことを特徴とするプレス装置。 - 請求項1〜請求項3のいずれか一項に記載するプレス装置において、
前記吊りカムは、前記ガイド溝に対してスライド可能な第1スライド板を有している
ことを特徴とするプレス装置。 - 請求項1〜請求項4のいずれか一項に記載するプレス装置において、
前記吊りカムは、前記下型に対してスライド可能な第2スライド板を有している
ことを特徴とするプレス装置。 - 請求項1〜請求項5のいずれか一項に記載するプレス装置において、
前記回転カムを回転させる回転手段と、
前記回転カムの回転角度を、成形位置を越えない範囲に制限する角度制限手段とを有している
ことを特徴とするプレス装置。 - 請求項1〜請求項6のいずれか一項に記載するプレス装置において、
前記回転規制部材を、板状素材の成形後に初期位置へ戻す第1復帰手段を有している
ことを特徴とするプレス装置。 - 請求項1〜請求項7のいずれか一項に記載するプレス装置において、
前記吊りカムを、板状素材の成形後に初期位置へ戻す第2復帰手段を有している
ことを特徴とするプレス装置。
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