JPH11138212A - プレス型 - Google Patents

プレス型

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Publication number
JPH11138212A
JPH11138212A JP30598197A JP30598197A JPH11138212A JP H11138212 A JPH11138212 A JP H11138212A JP 30598197 A JP30598197 A JP 30598197A JP 30598197 A JP30598197 A JP 30598197A JP H11138212 A JPH11138212 A JP H11138212A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
rotary cam
cam
holder
press die
rotary
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP30598197A
Other languages
English (en)
Inventor
Naoyuki Ishii
直行 石井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Motor Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toyota Motor Corp filed Critical Toyota Motor Corp
Priority to JP30598197A priority Critical patent/JPH11138212A/ja
Publication of JPH11138212A publication Critical patent/JPH11138212A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B21MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
    • B21DWORKING OR PROCESSING OF SHEET METAL OR METAL TUBES, RODS OR PROFILES WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
    • B21D19/00Flanging or other edge treatment, e.g. of tubes
    • B21D19/08Flanging or other edge treatment, e.g. of tubes by single or successive action of pressing tools, e.g. vice jaws
    • B21D19/082Flanging or other edge treatment, e.g. of tubes by single or successive action of pressing tools, e.g. vice jaws for making negative angles
    • B21D19/086Flanging or other edge treatment, e.g. of tubes by single or successive action of pressing tools, e.g. vice jaws for making negative angles with rotary cams

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Bending Of Plates, Rods, And Pipes (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 下型のホルダーに対してロータリーカムをそ
の径方向へ外れないように保持することにより、型反転
時にロータリーカムがホルダーから落下するのを防止す
るためにロータリーカムの径を敢えて大きく設定するな
どの無駄を解消する。 【解決手段】 上型24と共に昇降するスライドカム2
6がその下降によって下型10の側のロータリーカム2
0をワーク40の案内が可能な回転位置に回転させた
後、このスライドカム26がロータリーカム20に対し
て加工位置までスライドしてワーク40を曲げ加工する
形式のプレス型であって、前記ロータリーカム20と、
このロータリーカム20を回転可能に支持している下型
10のホルダー12との相互間に、ロータリーカム20
の回転を許容した状態で、かつホルダー12に対してロ
ータリーカム20がその径方向へ外れるのを規制する規
制手段が設けられている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ワークの曲げ加工
部に負角部分がある場合において、加工後のワークの取
り出しを可能とするために負角部分の加工にロータリー
カムを用いた形式のプレス型に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のロータリーカムを用いた
プレス型としては、例えば特開平8−1242号公報に
開示された技術が公知である。この技術では、上型側の
スライドカムが下降によって下型側のロータリーカムに
接触し、このロータリーカムを所定の回転位置に回転さ
せた後、スライドカムがロータリーカムに沿って加工位
置までスライドしてワークを曲げ加工するようになって
いる。
【0003】そして所定の回転位置で停止したときのロ
ータリーカムが、その下型に対する回転に必要なクリア
ランスの範囲でスライドカムのスライド方向へ移動する
ことを凹凸の係合による規制手段で規制している。これ
により、ロータリーカムと下型のワークセット面とのず
れを防止して高精度のプレス成形を可能としている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところでプレス型の保
守・点検などのための型反転時に、ロータリーカムが下
型のホルダーから落下するのを防止するための条件とし
て、ロータリーカムに対するホルダーのホールド角を20
0°以上に設定している。この条件については前記公報
に開示されている技術においても同様であり、これを成
立させるためにロータリーカムの径を大きくしたり、場
合によってはロータリーカムの採用を諦めたりしてい
る。
【0005】請求項1記載の発明の目的は、下型のホル
ダーに対してロータリーカムをその径方向へ外れないよ
うに保持することにより、型反転時にロータリーカムが
ホルダーから落下するのを防止するためにロータリーカ
ムの径を敢えて大きく設定するなどの無駄を解消するこ
とである。
【0006】請求項2又は3記載の発明の目的は、ホル
ダーに対してロータリーカムをその径方向へ外れないよ
うに保持するために構造が複雑になるのを回避すること
である。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
上型と共に昇降するスライドカムがその下降によって下
型の側のロータリーカムをワークの案内が可能な回転位
置に回転させた後、このスライドカムがロータリーカム
に対して加工位置までスライドしてワークを曲げ加工す
る形式のプレス型であって、前記ロータリーカムと、こ
のロータリーカムを回転可能に支持している下型のホル
ダーとの相互間に、ロータリーカムの回転を許容した状
態で、かつホルダーに対してロータリーカムがその径方
向へ外れるのを規制する規制手段が設けられている。
【0008】前記規制手段により、プレス型を保守・点
検するために反転させた場合でも前記ロータリーカムが
ホルダーから落下することは防止される。したがってこ
の落下防止の目的で、ロータリーカムに対するホルダー
のホールド角を200°以上に設定するといった条件は無
視でき、この条件を成立させるためにロータリーカムの
径を大きくしたり、採用を諦めたりしていたのを解消で
きる。
【0009】請求項2記載の発明は、請求項1記載のプ
レス型であって、前記規制手段が、ロータリーカムある
いはホルダーの一方に固定されてロータリーカムの軸線
方向の移動を規制する既設のサイドプレートストッパ
と、ロータリーカムあるいはホルダーの他方に形成され
てサイドプレートストッパの係合部がロータリーカムの
回転を許容した状態で係合したガイド溝とによって構成
されている。
【0010】このように既設のサイドプレートストッパ
を利用して前記規制手段を構成することにより、その構
造が複雑になるのを回避できる。
【0011】請求項3記載の発明は、請求項2記載のプ
レス型であって、前記サイドプレートストッパの係合部
が断面円形のピンであり、前記ガイド溝がロータリーカ
ムの回転軸線を中心とする円弧上に形成されている。
【0012】したがって前記ガイド溝はその成形が容易
な円弧形状となり、規制手段の構造がさらに簡素化され
る。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を説明
する。図1はロータリーカム形式のプレス型を表した構
成図である。この図面で示すようにプレスユニットの下
型10はホルダー12及びポンチ16を備え、これらに
よって構成されているカム溝14にはロータリーカム2
0がその軸心回りに回転できるように組み付けられてい
る。このロータリーカム20には、つぎに説明する上型
24のスライドカム26と接触するスライドプレート2
2が固定されている。またロータリーカム20はスプリ
ング(図示外)の力によって時計回り方向に付勢されて
いて、自由状態においては図面で示すようにスライドプ
レート22がホルダー12の上面から浮き上がった回転
位置(復帰位置)に保持されている。
【0014】一方、前記下型10に対して昇降可能に配
置された上型24の下面にはカム台25が固定されてい
る。そしてこのカム台25には、スライドカム26が図
1の矢印方向へスプリング(図示外)の力に抗してスラ
イドできるように支持されている。なお上型24におい
て下型10のポンチ16と対向する箇所には、パッド2
7がシリンダ28を介して上下に移動できるように支持
されている。このシリンダ28の内部には窒素ガスなど
が封入されていて、パッド27を常に押し下げる方向へ
付勢している。
【0015】図2は下型10の一部を拡大して表した構
成図、図3は図2のA−A線拡大断面図である。これら
の図面からも明らかなように、前記ホルダー12の側面
とロータリーカム20の端面との相互間にはサイドプレ
ートストッパ30が配置されている。このサイドプレー
トストッパ30は、図3で示すようにロータリーカム2
0に対してはその端面の切込み凹部21に嵌合させた位
置決め状態でボルト34により固定されているととも
に、ホルダー12に対してはその側面に軽く接触してい
る。
【0016】またホルダー12の側面には、ロータリー
カム20の回転軸線を中心とする円弧に沿ってガイド溝
36が形成されており、このガイド溝36に対して前記
サイドプレートストッパ30に固定された断面円形のピ
ン32が係合している。したがってガイド溝36は、ロ
ータリーカム20の回転に伴うピン32の移動量をカバ
ーする範囲にわたって形成されている。このようにピン
32とガイド溝36とを常に係合させておくことによ
り、前記カム溝14からロータリーカム20がその径方
向へ外れるのを規制するための「規制手段」が構成され
ている。なおサイドプレートストッパ30それ自体は、
ホルダー12に対するロータリーカム20の軸線方向へ
の移動を規制するための既設の部材である。
【0017】つづいて前記構成のプレス型による曲げ加
工について簡単に説明する。図1,2で示すワーク40
は上型24が上死点にあるときに下型10のポンチ16
の上に投入され、あるいはポンチ16の上から取り出さ
れる。そこでワーク40の投入が行われた後に上型24
が下降してくると、最初にパッド27がワーク40の上
面に接触し、このワーク40をポンチ16の上面に押さ
えつけて位置決めする。
【0018】つぎに上型24のスライドカム26がロー
タリーカム20のスライドプレート22に接触し、上型
24の下降に伴ってスライドカム26がスライドプレー
ト22を押し下げながらカム台25に対してスライドす
る。これによってロータリーカム20が曲げ加工のため
のワーク40の案内位置、つまり図2の仮想線で示すよ
うにスライドプレート22がホルダー12の上面に当た
って受け止められた位置まで回転し、その後にスライド
カム26が加工位置にスライドしてワーク40の曲げ加
工が行われる。
【0019】ワーク40の曲げ加工を終えて上型24が
上昇し始めると、パッド27がワーク40の上面から離
れるとともに、スライドカム26及びロータリーカム2
0がそれぞれのスプリングの力によって元の位置に戻さ
れる。なおワーク40の加工部の形状は負角になってい
るが、上型24が上死点に達した時点においては、ロー
タリーカム20が復帰位置に回転していることからワー
ク40を真上に取り出すことができる。
【0020】前記ロータリーカム20の回転によって前
記サイドプレートストッパ30のピン32が前記ガイド
溝36の中を移動する。つまりサイドプレートストッパ
30のピン32とガイド溝36とは常に係合状態に保た
れている。したがってプレス型を保守・点検するために
反転させた場合でも、前記ロータリーカム20が前記カ
ム溝14から落下するといった事態は防止される。この
結果、落下防止の目的で、ロータリーカム20に対する
ホルダー12のホールド角、すなわちロータリーカム2
0の外周とカム溝14との接触角を200°以上に設定す
るといった条件を無視することができる。
【0021】また前記の「規制手段」として既設のサイ
ドプレートストッパ30を利用したことにより、その構
造が複雑になるのを避けることができる。しかもサイド
プレートストッパ30のピン32を断面円形とすること
で、前記ガイド溝36はピン32の直径以上の溝幅でも
ってロータリーカム20の回転軸線を中心とする円弧状
に形成すればよく、その成形が容易となる。
【0022】なお前記の「規制手段」を構成しているサ
イドプレートストッパ30のピン32とホルダー12の
ガイド溝36とは、図面で示す構造とは逆の関係にする
ことも可能である。つまりサイドプレートストッパ30
をホルダー12の側面に固定し、ガイド溝36をロータ
リーカム20の端面に形成しても前記と同様の機能を果
たすことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】ロータリーカム形式のプレス型を表した構成
図。
【図2】下型の一部を拡大して表した構成図。
【図3】図2のA−A線拡大断面図。
【符号の説明】
10 下型 12 ホルダー 20 ロータリーカム 24 上型 26 スライドカム 30 サイドプレートストッパ 32 ピン 36 ガイド溝 40 ワーク

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上型と共に昇降するスライドカムがその
    下降によって下型の側のロータリーカムをワークの案内
    が可能な回転位置に回転させた後、このスライドカムが
    ロータリーカムに対して加工位置までスライドしてワー
    クを曲げ加工する形式のプレス型であって、 前記ロータリーカムと、このロータリーカムを回転可能
    に支持している下型のホルダーとの相互間に、ロータリ
    ーカムの回転を許容した状態で、かつホルダーに対して
    ロータリーカムがその径方向へ外れるのを規制する規制
    手段が設けられていることを特徴とするプレス型。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のプレス型であって、 前記規制手段が、ロータリーカムあるいはホルダーの一
    方に固定されてロータリーカムの軸線方向の移動を規制
    する既設のサイドプレートストッパと、ロータリーカム
    あるいはホルダーの他方に形成されてサイドプレートス
    トッパの係合部がロータリーカムの回転を許容した状態
    で係合したガイド溝とによって構成されていることを特
    徴としたプレス型。
  3. 【請求項3】 請求項2記載のプレス型であって、 前記サイドプレートストッパの係合部が断面円形のピン
    であり、前記ガイド溝がロータリーカムの回転軸線を中
    心とする円弧上に形成されていることを特徴とするプレ
    ス型。
JP30598197A 1997-11-07 1997-11-07 プレス型 Pending JPH11138212A (ja)

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JP30598197A JPH11138212A (ja) 1997-11-07 1997-11-07 プレス型

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JP30598197A JPH11138212A (ja) 1997-11-07 1997-11-07 プレス型

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ID=17951638

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JP30598197A Pending JPH11138212A (ja) 1997-11-07 1997-11-07 プレス型

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100432037B1 (ko) * 2002-06-29 2004-05-17 현대자동차주식회사 바디패널의 플랜지를 가공하기 위한 지그
JP2009050881A (ja) * 2007-08-24 2009-03-12 Kanto Auto Works Ltd ロータリーカム式プレス装置及びロータリーカムの支持治具
JP2010207891A (ja) * 2009-03-11 2010-09-24 Toyota Motor Corp プレス装置

Cited By (3)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100432037B1 (ko) * 2002-06-29 2004-05-17 현대자동차주식회사 바디패널의 플랜지를 가공하기 위한 지그
JP2009050881A (ja) * 2007-08-24 2009-03-12 Kanto Auto Works Ltd ロータリーカム式プレス装置及びロータリーカムの支持治具
JP2010207891A (ja) * 2009-03-11 2010-09-24 Toyota Motor Corp プレス装置

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