JP2007007251A - X線透視撮影装置のカセッテ速写装置 - Google Patents

X線透視撮影装置のカセッテ速写装置 Download PDF

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Abstract

【課題】 サイズの異なるカセッテであっても、容易に装填してキャリッジに設定姿勢できるようにする。
【解決手段】 カセッテ10をターンテーブル上載置した後に横アーム14,14を互いに接近する方向に移動する。横アーム14,14のいずれか一方がカセッテ10に線接触したときに、カセッテ10を設定角度回転する。それらを繰り返すことにより、横アーム14,14でカセッテ10を挟むように面接触させて二次元方向一方の位置決めを行う。しかる後に、縦アーム16をキャリッジ9の移動方向の手前側に移動させ、カセッテ10を横アーム14,14に設けた位置決め部材15,15に当接する位置まで移動させて二次元方向他方の位置決めを行い、カセッテ10の位置決めを行う。
【選択図】 図9

Description

この発明は、装置本体に、撮影位置と待機位置とに移動可能にキャリッジを設け、そのキャリッジに、被検体を透過したX線を受光するフィルムを収容したカセッテを載置するように構成したX線透視撮影装置のカセッテ速写装置に関する。
この種のものとしては、カセッテをキャリッジに設定姿勢で載置する、すなわち、位置決めをする必要があり、従来、次のようなものが知られている。
すなわち、カセッテを載置するベースプレート上に、カセッテの一方の側面に当接する第1の側板がねじで固着されている。その第1の側板に対向して第2の側板が設けられている。第2の側板の背面(カセッテの側面と対向する面と反対側の面)側に、ガイドバーの基端部が取り付けられている。また、ベースプレート上にガイドブロックが設けられ、そのガイドブロックにガイドバーが摺動可能に係合されている。ガイドバーにはスプリングが巻回され、第2の側板を第1の側板方向に付勢するように構成されている。
ベースプレート上に載置されるカセッテの前端面側にストッパプレートが設けられ、一方、カセッテの後端面に対して略垂直方向に移動可能にプッシュプレートが設けられている。プッシュプレートにナットが取り付けられ、モータによって回転されるねじ棒がナットに螺合され、ねじ棒をモータで回転することにより、プッシュプレートをカセッテの後端面に当接させてカセッテを移動できるように構成されている。
上記構成により、カセッテの一方の側面を第2の側板に当接させ、第2の側板をスプリングの付勢力に抗して押圧し、第2の側板を第1の側板より離反する方向に移動させた状態でカセッテをベースプレート上に載置する。その載置後、押圧力を解除することにより、スプリングの付勢力によって、第2の側板が第1の側板方向に移動し、カセッテの他方の側面を押圧し、カセッテの一方の側面を第1の側板に押圧し、カセッテの側面方向の位置決めが行われる。
次に、モータが駆動され、プッシュプレートがカセッテの後端面を押し、カセッテの前端面をストッパプレートに当接させて押圧し、他方の位置決めが行われるようになっている(例えば、特許文献1参照)。
実開平5−8558号
しかしながら、従来例の場合、カセッテをベースプレート上に載置する際に、カセッテの側面で第2の側板をスプリングの付勢力に抗して押圧しなければならず、ベースプレート上に載置する作業そのものが煩わしくて手間を要する欠点があった。
また、透視撮影台の天板をカセッテの挿入口側に移動させているような場合には、操作者側に天板が張り出し、操作者からカセッテの挿入箇所が見にくく、カセッテを適切な位置に装填しづらく、一層手間がかかる欠点があった。
また、X線の被曝量を必要最小限に抑えるとともに、フィルムを無駄に使用しないようにするために、手を撮影する場合は小さいサイズの8×10インチのカセッテを、そして、大腸や胸などを撮影する場合は大きいサイズの14×17インチのカセッテを使うといったように、撮影部位に応じ、異なるサイズのカセッテを使用するようになってきている。 ところが、従来例の場合、第1の側板がベースプレートに固着されているため、このようなサイズの変更には対応できない欠点があった。
この発明は、上述のような事情に鑑みてなされたものであって、サイズの異なるカセッテであっても、容易に装填してキャリッジに設定姿勢で載置できるようにすることを目的とする。
請求項1に係る発明は、上述のような目的を達成するために、次のような構成をとる。
すなわち、装置本体に、撮影位置と待機位置とに移動可能にキャリッジを設け、前記キャリッジに、被検体を透過したX線を受光するフィルムを収容したカセッテを載置するように構成したX線透視撮影装置のカセッテ速写装置において、
前記キャリッジに設けられて、前記キャリッジに載置された前記カセッテの姿勢が設定姿勢になるように前記カセッテを二次元方向で移動する位置決め手段を備えたことを特徴としている。
(作用・効果)請求項1に係る発明のX線透視撮影装置のカセッテ速写装置の構成によれば、キャリッジにカセッテを載置することにより、位置決め手段がカセッテを二次元方向に移動して設定姿勢にすることができる。
したがって、キャリッジにカセッテを載置するだけで、カセッテの横幅方向および奥行き方向のいずれにも位置決めできるから、サイズの異なるカセッテであっても、容易に装填してキャリッジに設定姿勢で載置できる。
また、請求項2に係る発明は、前述のような目的を達成するために、
請求項1に記載のX線透視撮影装置のカセッテ速写装置において、
位置決め手段を、(A1)キャリッジの移動方向に直交する水平方向にカセッテを挟むように移動して二次元方向一方の位置決めを行う横アームと、(A2)前記キャリッジの移動方向に移動して前記横アームに設けられた位置決め部材に当接させて二次元方向他方の位置決めを行う縦アームとから構成する。
(作用・効果)請求項2に係る発明のX線透視撮影装置のカセッテ速写装置の構成によれば、キャリッジに載置されたカセッテを横アームで挟んで二次元方向一方の位置決めを行い、縦アームを移動することによりカセッテを位置決め部材に当接させて二次元方向他方の位置決めを行うことができる。
したがって、キャリッジにカセッテを載置するだけで、カセッテの横幅方向および奥行き方向のいずれにも位置決めできるから、サイズの異なるカセッテであっても、容易に装填してキャリッジに設定姿勢で載置できる。
また、請求項3に係る発明は、前述のような目的を達成するために、
請求項1に記載のX線透視撮影装置のカセッテ速写装置において、
位置決め手段が、(B1)キャリッジに鉛直方向の軸心周りで回転可能に設けられてカセッテを載置するカセッテ載置手段と、(B2)前記カセッテ載置手段に載置された前記カセッテの姿勢を検出する姿勢検出手段と、(B3)前記姿勢検出手段で検出された姿勢に基づいて前記カセッテが設定姿勢になるように前記カセッテ載置手段を回転する回転制御手段と、(B4)前記キャリッジの移動方向に直交する水平方向にカセッテを挟むように移動して二次元方向一方の位置決めを行う横アームと、(B5)前記キャリッジの移動方向に移動して前記横アームに設けられた位置決め部材に当接させて二次元方向他方の位置決めを行う縦アームとから構成されたものであるX線透視撮影装置のカセッテ速写装置。
(作用・効果)請求項3に係る発明のX線透視撮影装置のカセッテ速写装置の構成によれば、カセッテ載置手段にカセッテを載置することにより、そのカセッテの載置姿勢を検出し、カセッテ載置手段を回転することによりカセッテをその側面が横アームと平行となる設定姿勢にし、その状態で、カセッテを横アームで挟んで二次元方向一方の位置決めを行い、縦アームを移動することによりカセッテを位置決め部材に当接させて二次元方向他方の位置決めを行うことができる。
したがって、カセッテ載置手段にカセッテを載置するだけで、カセッテの横幅方向および奥行き方向のいずれにも位置決めできるから、サイズの異なるカセッテであっても、容易に装填してキャリッジに設定姿勢で載置できる。
しかも、カセッテの載置姿勢が斜めになっている場合に、位置決めに先立ってカセッテ載置手段を回転してカセッテの側面が横アームと平行となる設定姿勢にするから、カセッテの角部が横アームに当接して擦れることを抑制でき、横アームなどの不測の損傷を回避して耐久性を向上できる。
請求項1に係る発明のX線透視撮影装置のカセッテ速写装置の構成によれば、キャリッジにカセッテを載置することにより、位置決め手段がカセッテを二次元方向に移動して設定姿勢にすることができ、キャリッジにカセッテを載置するだけで、カセッテの横幅方向および奥行き方向のいずれにも位置決めできるから、サイズの異なるカセッテであっても、容易に装填してキャリッジに設定姿勢で載置できる。
次に、この発明の実施例について、図面に基づいて詳細に説明する。
図1は、この発明のX線透視撮影装置のカセッテ速写装置の実施例に係るX線透視撮影装置の全体側面図であり、基台1に水平方向の軸心周りで回転可能に回転フレーム2が設けられ、その回転フレーム2に被検体載置用の天板3が設けられている。
回転フレーム2には、天板3を挟んで上方側に位置するように、X線照射手段としてのX線管4が支柱5を介して設けられ、一方、下方側に、被検体を透過したX線を検出するX線検出手段としてのイメージインテンシファイア6が設けられている。天板3の下方で、かつ、X線管4とイメージインテンシファイア6との間に位置させてカセッテ速写装置7が設けられている。
カセッテ速写装置7は、図2のカセッテ速写装置の斜視図、および、図3の要部の平面図に示すように、装置本体8に、撮影位置Sと待機位置Tとに移動可能にキャリッジ9を設け、そのキャリッジ9に、被検体を透過したX線を受光するフィルムを収容したカセッテ10が、装置本体8に形成された挿入口11より挿入して載置されるように構成されている。
キャリッジ9には、図3、および、図4の断面図(図3のX−X線断面図)に示すように、第1の電動モータ12によって鉛直方向の軸心周りで駆動回転可能にカセッテ載置手段としてのターンテーブル13が設けられ、斜め姿勢で載置されたカセッテ10の姿勢を所定の設定姿勢(カセッテ10の一方の対向する側面が横アーム14と平行になる設定姿勢)に修正できるように構成されている。
また、キャリッジ9には、図3、図4、図5の断面図(図3のY−Y線断面図)、および、図6の断面図(図3のZ−Z線断面図)に示すように、キャリッジ9の移動方向に直交する水平方向にカセッテ10を挟むように移動して二次元方向一方の位置決めを行う横アーム14と、キャリッジ9の移動方向に移動して横アーム14に設けられた位置決め部材15に当接させて二次元方向他方の位置決めを行う縦アーム16とが設けられている。
キャリッジ9には、両端側に互いに螺進方向が異なるようにネジ部17を形成した第1のネジ軸18が、キャリッジ9の移動方向に直交する水平方向の軸心周りで回転可能に設けられている。第1のネジ軸18に第1のギア式伝動機構19を介して正逆転可能な第2の電動モータ20が連動連結されている。また、第1のネジ軸18と平行に第1のガイド21が設けられている。
一対の横アーム14,14それぞれの下部には、第1のネジ軸18のネジ部17に螺合するネジ穴を形成した第1の係合板22と、第1のガイド21によって摺動案内される第1のガイド板23とが設けられ、第2の電動モータ20の正逆転により、横アーム14,14を対向する方向に移動し、カセッテ10を挟んで二次元方向一方の位置決めを行うようになっている。
また、キャリッジ9には、キャリッジ9の移動方向と平行な水平方向の軸心周りで回転可能に第2のネジ軸24が設けられている。第2のネジ軸24に第2のギア式伝動機構25を介して正逆転可能な第3の電動モータ26が連動連結されている。また、第2のネジ軸24と平行に第2のガイド27が設けられている。
縦アーム16の下部には、第2のネジ軸24に螺合するネジ穴を形成した第2の係合板28と、第2のガイド27によって摺動案内される第2のガイド板29とが設けられ、第3の電動モータ26の正逆転により、縦アーム16を奥行き方向に移動し、カセッテ10を位置決め部材15に当接させて二次元方向他方の位置決めを行うようになっている。
横アーム14,14それぞれのカセッテ10と接触する側の表面に、姿勢検出手段としての第1の圧力センサ30が設けられている。この姿勢検出手段としては、接触タイプのものに限らず、例えば、投光部と受光部とを備えた反射型の光センサなどの非接触タイプのものを用いるようにしても良い。
位置決め部材15,15それぞれのカセッテ10と接触する側の表面に第2の圧力センサ31が設けられている。
図7のブロック図に示すように、第1および第2の圧力センサ30,30,31がコントローラ32に接続され、コントローラ32に第1、第2および第3の電動モータ12,20,26が接続されている。
コントローラ32には、第1および第2の比較手段33,34、カセッテ姿勢判別手段35が備えられている。
第1の比較手段33には一方の第1の圧力センサ30からの検知信号が入力され、第2の比較手段34には他方の第1の圧力センサ30からの検知信号が入力され、設定圧力と比較して、設定圧力を超えたときにカセッテ検知信号を出力するようになっている。
カセッテ姿勢判別手段35では、第1および第2の比較手段33,34からのカセッテ検知信号に基づいて、局部的な線接触状態、横アーム14,14の一方にのみ面接触した状態、両方が面接触した状態のいずれであるかを判断し、その判断結果に基づいて所定の駆動Sン号を出力し、第1、第2および第3の電動モータ12,20,26のいずれかを駆動するようになっている。
次に、上記カセッテ速写装置における位置決め動作につき、図8のフローチャート、および、図9の動作説明に供する概略平面図を用いて説明する。
先ず、カセッテ10をキャリッジ9に載置し、その後に、第2の電動モータ20を駆動し、横アーム14,14を互いに接近する方向に移動する(S1)。
第1の圧力センサ30,30のいずれか一方がカセッテ10との接触を検知したかどうか、すなわち、局部的な線接触状態かどうかを判断し(S2)、図9の(a)に示すように、横アーム14,14のいずれか一方が接触するに伴い、ステップS3に移行して第2の電動モータ20の駆動を停止し、その後に第1の電動モータ12を駆動してターンテーブル13を設定角度回転し、図9の(b)に示すように、カセッテ10を横アーム14から離間する。
その後に、ステップS1に戻し、図9の(c)に示すように、横アーム14,14のいずれか一方が再度接触するまで横アーム14,14をを互いに接近する方向に移動し、接触するに伴い、ターンテーブル13を設定角度回転する。これらの動作を繰り返すに伴い、図9の(d)に示すように、横アーム14,14のいずれか一方が面接触する。
このことをステップS5で検知し、引き続き、第2の電動モータ20を駆動して横アーム14,14を互いに接近する方向に移動する。図9の(e)に示すように、両方の横アーム14,14がカセッテ10に面接触するに伴い、そのことを両第1の圧力センサ30,30で検知し、ステップS6に移行して第2の電動モータ20の駆動を停止し、その後に第3の電動モータ26を駆動して(S7)、縦アーム16を奥行き方向の手前側に移動させる。
カセッテ10の手前側の側面が位置決め部材15に当接するに伴って、そのことを第2の圧力センサ31が検知し(S8)、ステップS9に移行して第3の電動モータ26の駆動を停止する(S7)。以上の動作により、図9の(f)に示すように、カセッテ10の位置決めを行う。
上述のターンテーブル13と、第1の圧力センサ30,30と、その第1の圧力センサ30,30で検出された姿勢に基づいてカセッテ10が設定姿勢になるようにターンテーブル13を回転する回転制御手段と、二次元方向一方の位置決めを行う横アーム14,14と、横アーム14,14に設けられた位置決め部材15に当接させて二次元方向他方の位置決めを行う縦アーム16とから成る構成をして位置決め手段と称する。
本発明としては、ターンテーブル13を設けずに、二次元方向一方の位置決めを横アーム14,14によってのみ行い、二次元方向他方の位置決めを縦アーム16によって行うように構成するものでも良く、それらの構成をも位置決め手段と称する。
また、カセッテ10としては正方形に限らず、例えば、8×10インチ、10×12インチ、11×14インチ、14×17インチなどの長方形状のものもあり、縦横を誤ってカセッテ10を載置した場合にも対応できるように、次のように構成しても良い。
すなわち、使用するカセッテ10の種類を設定するキーを設けるとともに、第1の圧力センサ30において、検出電流値(あるいは電圧値)に基づいて接触長さをも検出できるように構成しておき、横アーム14,14のいずれか一方がカセッテ10に面接触したときに、設定カセッテ10の横アーム14,14と接触すべき長さと検出長さとを比較するように構成する。かつ、その比較した長さが異なっているときには、第2の電動モータ20を駆動して横アーム14,14をカセッテ10から離間し、その状態で第1の電動モータ12を駆動してターンテーブル13を90°回転し、その後に、第2の電動モータ20を駆動して横アーム14,14をカセッテ10に面接触させ、しかる後に、第3の電動モータ26を駆動して縦アーム16を移動して位置決めを行うように構成する。
上記実施例では、横アーム14および縦アーム16を駆動するのにネジ軸18,24を用いているが、例えば、スライドレール上を移動するように構成するとともにラックザピニオンを用いるとか、ワイヤーを利用するなど、各種の構成が採用できる。
この発明のX線透視撮影装置のカセッテ速写装置の実施例に係るX線透視撮影装置の全体側面図である。 カセッテ速写装置の斜視図である。 要部の平面図である。 図3のX−X線断面図である。 図3のY−Y線断面図である。 図3のZ−Z線断面図である。 ブロック図である。 この発明の実施例のカセッテ速写装置の位置決め動作のフローチャートである。 この発明の実施例のカセッテ速写装置の位置決め動作の説明に供する概略平面図である。
符号の説明
7…カセッテ速写装置
8…装置本体
9…キャリッジ
10…カセッテ
13…ターンテーブル(カセッテ載置手段)
14…横アーム
15…位置決め部材
16…縦アーム
30…第1の圧力センサ(姿勢検出手段)
35…カセッテ姿勢判別手段
S…撮影位置
T…待機位置

Claims (3)

  1. 装置本体に、撮影位置と待機位置とに移動可能にキャリッジを設け、前記キャリッジに、被検体を透過したX線を受光するフィルムを収容したカセッテを載置するように構成したX線透視撮影装置のカセッテ速写装置において、
    前記キャリッジに設けられて、前記キャリッジに載置された前記カセッテの姿勢が設定姿勢になるように前記カセッテを二次元方向で移動する位置決め手段を備えたことを特徴とするX線透視撮影装置のカセッテ速写装置。
  2. 請求項1に記載のX線透視撮影装置のカセッテ速写装置において、
    位置決め手段が、(A1)キャリッジの移動方向に直交する水平方向にカセッテを挟むように移動して二次元方向一方の位置決めを行う横アームと、(A2)前記キャリッジの移動方向に移動して前記横アームに設けられた位置決め部材に当接させて二次元方向他方の位置決めを行う縦アームとから構成されたものであるX線透視撮影装置のカセッテ速写装置。
  3. 請求項1に記載のX線透視撮影装置のカセッテ速写装置において、
    位置決め手段が、(B1)キャリッジに鉛直方向の軸心周りで回転可能に設けられてカセッテを載置するカセッテ載置手段と、(B2)前記カセッテ載置手段に載置された前記カセッテの姿勢を検出する姿勢検出手段と、(B3)前記姿勢検出手段で検出された姿勢に基づいて前記カセッテが設定姿勢になるように前記カセッテ載置手段を回転する回転制御手段と、(B4)前記キャリッジの移動方向に直交する水平方向にカセッテを挟むように移動して二次元方向一方の位置決めを行う横アームと、(B5)前記キャリッジの移動方向に移動して前記横アームに設けられた位置決め部材に当接させて二次元方向他方の位置決めを行う縦アームとから構成されたものであるX線透視撮影装置のカセッテ速写装置。
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