JP2534128Y2 - X線撮影装置 - Google Patents

X線撮影装置

Info

Publication number
JP2534128Y2
JP2534128Y2 JP1992051786U JP5178692U JP2534128Y2 JP 2534128 Y2 JP2534128 Y2 JP 2534128Y2 JP 1992051786 U JP1992051786 U JP 1992051786U JP 5178692 U JP5178692 U JP 5178692U JP 2534128 Y2 JP2534128 Y2 JP 2534128Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cassette
detection signal
holding
detecting
circuit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP1992051786U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH065604U (ja
Inventor
克裕 増尾
竜司 谷車
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shimadzu Corp
Original Assignee
Shimadzu Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Shimadzu Corp filed Critical Shimadzu Corp
Priority to JP1992051786U priority Critical patent/JP2534128Y2/ja
Publication of JPH065604U publication Critical patent/JPH065604U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2534128Y2 publication Critical patent/JP2534128Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Radiography Using Non-Light Waves (AREA)
  • Apparatus For Radiation Diagnosis (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は、カセッテを用いたX
線撮影装置に係り、特に、装填されたカセッテのサイズ
を自動的に検出する技術に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のX線撮影装置には、撮影
部位に応じた種々のサイズのカセッテが利用されるの
で、カセッテの中心を撮影位置(X線撮影中心)に一致
させたり、カセッテサイズに応じてX線照射野を調整す
るためにコリメータの開き量を制御する必要性から、装
填されたカセッテのサイズを検出するための機構を備え
ている。
【0003】従来のカセッテサイズ検出機構は、概ね次
のように構成されている。この種のX線撮影装置は、装
填されたカセッテを撮影位置まで搬送する搬送機構を備
えており、装填されたカセッテはこの搬送機構に備えら
れた移動ステージ上に機械的な摺動レバー等で挟み込ん
で固定される。前記摺動レバーには、磁石が取り付けら
れており、また、摺動レバーの移動に伴って移動する磁
石の経路に近接して、カセッテサイズの種類に応じた複
数個の磁気センサが配列配置されている。そして、装填
されたカセッテを摺動レバーを挟み込んで固定した際、
どの磁気センサが磁石の磁力を検出してON状態になっ
ているかによって、装填されたカセッテのサイズを検出
している。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
たようなカセッテサイズ検出機構によれば、カセッテサ
イズの種類に応じた多数の磁気センサが必要になるの
で、装置構成が複雑になり製作コストが嵩むという問題
点がある。また、多数の磁気センサを各カセッテサイズ
に応じた位置に取りつけるという煩雑な作業を伴うとい
う問題点もある。
【0005】この考案は、このような事情に鑑みてなさ
れたものであって、装填されたカセッテのサイズを比較
的簡単に検出することができるX線撮影装置を提供する
ことを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】この考案は、このような
目的を達成するために、次のような構成をとる。すなわ
ち、この考案は、カセッテを用いたX線撮影装置であっ
て、装填されたカセッテを両側から挟み込んで挟持する
一対の挟み枠と、前記挟み枠の奥側に配設されて、カセ
ッテが装填されたことを検出するカセッテ検出手段と、
前記挟み枠のうち少なくとも一方の挟み枠を駆動するモ
ータと、前記カセッテ検出手段がカセッテを検出したこ
とに基づいて、前記モータの駆動を開始する制御手段
と、前記モータの回転数を検出する検出手段と、前記検
出手段から検出信号を一定時間ごとに取り込み、前記検
出信号の現在値と前記検出信号の前回値とを保持する回
転数保持手段と、前記回転数保持手段に保持された検出
信号の現在値と前回値とを比較する比較手段と、前記比
較手段が検出信号の現在値と前回値とが一致したことを
検出することにより、前記回転数保持手段に保持された
検出信号の値に基づいてカセッテサイズを判別する判別
手段とを備えたものである。
【0007】
【作用】この考案の作用は次のとおりである。カセッテ
が装填されると、挟み枠の奥側に配設されているカセッ
テ検出手段によってカセッテの装填が検出され、制御手
段がモータの駆動を開始することにより、一対の挟み枠
のうち少なくとも一方の挟み枠が駆動される。挟み枠が
移動している間は、検出手段によって検出されたモータ
の回転数は時間の経過に伴って変化するので、回転数保
持手段に保持された回転数検出信号の現在値と前回値は
一致しない。一対の挟み枠がカセッテを挟持すると、モ
ータはそれ以上、回転しなくなるので、回転数保持手段
に保持された回転数検出信号の現在値と前回値とは一致
する。このとき回転数保持手段に保持された検出信号
は、挟み枠の移動量、すなわち、カセッテのサイズに応
じた値をとる。そこで、判別手段は、比較手段からの一
致信号により、回転数保持手段に保持された検出信号に
基づいてカセッテサイズを判別する。
【0008】
【実施例】以下、図面を参照してこの考案に係る一実施
例を説明する。図1はカセッテを用いたX線撮影装置の
概略構成を示した正面図である。図示しない被検体が横
臥される寝台1上に支柱2が立設され、この支柱2の先
端部分にX線管3と、X線照射野を調整するためのコリ
メータ4とが取り付けられている。X線管3の下方にあ
たる寝台1の下部にカセッテ搬送機構5が取り付けられ
ている。なお、図中の符号6は、カセッテを挿入するた
めのカセッテ挿入孔である。
【0009】以下、カセッテ搬送機構5の構成を図2〜
図4を参照して説明する。図2はカセッテ搬送機構5の
平面図、図3は図2のA−A矢視断面図、図4は図2の
B−B矢視断面図である。
【0010】図2において、符号7はカセッテ搬送機構
5が設けられる機枠であり、図2の上側がカセッテ挿入
孔6側にあたり、図中の符号XCはX線撮影中心(X線
撮影位置)にあたる。機枠7上には、カセッテ挿入孔6
側からX線撮影位置XCに向かって一対のガイドレール
8a,8bが並設されており、このガイドレール8a,
8bの上に、図中に鎖線で示したカセッテCが載置され
るキャリッジ9が摺動自在に搭載されている。
【0011】キャリッジ9上には、キャリッジ9の移動
方向に直交する方向に移動して、カセッテCを両側から
挟持する一対の挟み枠10a,10bが設けられてい
る。機枠7上には、モータ11によって正逆回転駆動さ
れる駆動プーリー12と、従動プーリー13とが設けら
れ、これらのプーリー12,13に無端ベルト14が架
設されている。このベルト14は、キャリッジ9上に設
けられたプーリー15a,15b,15cにも架け渡さ
れている。そして、プーリー15aからプーリー15b
に至るベルト14の一部が挟み枠10bに連結されると
ともに、プーリー15bからプーリー15cに至るベル
ト14の一部が挟み枠10aに連結されている。
【0012】キャリッジ9の奥側(撮影位置XC側)に
は、挿入されたカセッテCを受け止めるための受け止め
部材16があり、この受け止め部材16に、カセッテC
が受け止め部材16に当接したことを検出するための例
えば、マイクロスイッチ17が取り付けられている。こ
のマイクロスイッチ17は、この考案におけるカセッテ
検出手段に相当するものである。
【0013】また、機枠7上には、カセッテ装填位置
(図2に示したキャリッジ9の位置)においてキャリッ
ジ9の移動を停止するためのストッパ機構18が設けら
れている。このストッパ機構18は、ソレノイド19
と、ソレノイド19のロッドに一端が連結されて揺動駆
動されるL形のレバー20と、レバー20の他端に取り
付けられた係止ピン21とによって構成されている。さ
らに、機枠7の前側(カセッテ挿入孔6側)には、カセ
ッテCが撮影位置XCに送り込まれるときに、カセッテ
Cの後端を検出するための反射式の光センサ22が取り
付けられている。
【0014】図5は、上述したカセッテ搬送機構に装填
されたカセッテCのサイズの検出等を行う制御系の構成
を示したブロック図である。実施例装置の制御系は、大
きく分けて、カセッテCの幅を検出する幅検出回路30
と、カセッテCの長さを検出する長さ検出回路40と、
X線撮影装置の制御を司る装置制御回路50等を含む。
なお、この装置制御回路50は、この考案における制御
手段に相当するものである。
【0015】幅検出回路30は、モータ11の回転数を
検出する検出手段としてのポテンショメータ31と、A
/D変換器32と、現在の回転数を保持する現在値ホー
ルド回路33と、前回の回転数を保持する前回値ホール
ド回路34と、回転数の取り込みタイミングを与えるパ
ルス発生回路35と、回転数の現在値と前回値とを比較
する比較手段としての比較制御回路36と、カセッテC
の幅を判別する判別手段としての幅判別回路37とを含
む。ここで、モータ11の回転数を検出する検出手段と
しては、ポテンショメータ31に限らず、例えば、ロー
タリエンコーダとカウンタ等で構成することも可能であ
る。また、前記現在値ホールド回路33と前回値ホール
ド回路34とは、この考案における回転数保持手段に相
当している。
【0016】長さ検出回路40は、回転数の現在値と前
回値とが一致したときの回転数を保持する基準値ホール
ド回路41と、光センサ22でカセッテCの後端が検出
されたときの回転数と基準値ホールド回路41に保持さ
れた回転数との差分を算出する差分回路42と、差分回
路42の出力に基づいてカセッテCの長さを判別する長
さ判別回路43とを含む。
【0017】以下、上述した構成を備えたX線撮影装置
の動作を説明する。初期状態(カセッテCを装填する
際)において、キャリッジ9は図2に示すようにカセッ
テ装填位置にあり、ストッパ機構18のソレノイド19
がレバー20を押すことにより、係止ピン21によって
キャリッジ9の動きが規制されている。また、挟み枠1
0a,10bは、予め設定された開状態位置(初期位
置)にある。この状態で、オペレータがカセッテCをカ
セッテ挿入孔6から差し入れる。カセッテCが受け止め
部材16に当接すると、マイクロスイッチ17がこれを
検出して、装置制御回路50へカセット挿入信号aを送
る。これに基づき、装置制御回路50は、モータ11を
正方向(図2における時計回り)に駆動するためのモー
タ駆動信号bをモータ駆動回路23に送る。これによ
り、ベルト14が駆動され、挟み枠10a,10bは互
いに接近するように移動し、カセッテCを両側から挟持
することにより、カセッテCが位置決めされる。
【0018】上述した挟み枠10a,10bの挟持動作
に伴い、幅検出回路30は、以下のようにカセッテCの
幅を検出する。すなわち、挟み枠10a,10bが移動
している間、すなわち、モータ11が回転することによ
り、その回転数をポテンショメータ31が検出する。ポ
テンショメータ31から出力された回転数検出信号はA
/D変換器32でデジタル信号に変換された後、現在値
ホールド回路33に送られる。現在値ホールド回路33
は、パルス発生回路35から与えられたタイミング(例
えば、0.1秒ごとのタイミングパルス)ごとに、前記
回転数検出信号を保持する。比較制御回路36は、パル
ス発生回路35から与えられた前記と同じタイミング
で、現在値ホールド回路33に保持された現在の回転数
検出信号と、前回値ホールド回路34に保持されている
前回に取り込まれた回転数検出信号とを比較する。な
お、モータ駆動信号bがOFF状態(すなわち、モータ
11が回転してない初期状態)では、比較制御回路36
からのリセット信号cにより、前回値ホールド回路34
はリセットされている。
【0019】現在値ホールド回路33と前回値ホールド
回路34の両回転数検出信号が一致していない場合、比
較制御回路36は前回値ホールド回路34へホールド信
号dを送る。これにより、現在値ホールド回路33に保
持されていた回転数検出信号が前回値ホールド回路34
に保持される。そして、パルス発生回路35からの次の
タイミングパルスで、新たな回転数検出信号が現在値ホ
ールド回路33に保持され、その回転数検出信号と、前
回値ホールド回路34に保持された前回の回転数検出信
号とが比較制御回路36で比較される。以下、同様にし
て、一定の時間ごとに取り込まれたモータ11の回転数
検出信号の現在値と前回値とが比較される。挟み枠10
a,10bが移動している間、すなわち、カセッテCを
未だ挟持してない間は、ポテンショメータ31で検出さ
れたモータ11の回転数は変化し続け、現在値ホールド
回路33および前回値ホールド回路34の内容は一致な
いので、それぞれの内容が上述のように逐次更新され
る。
【0020】挟み枠10a,10bがカセッテCを挟持
すると、それ以上、モータ11が回転しなくなるので、
ポテンショメータ31の出力信号(回転数検出信号)が
変化しなくなる。これにより、現在値ホールド回路33
に保持された回転数検出信号の現在値と、前回値ホール
ド回路34に保持された回転数検出信号の前回値とが一
致し、比較制御回路36は一致信号eを出力する。この
一致信号eに基づき、幅判別回路37は現在値ホールド
回路33に保持された回転数検出信号を取り込む。この
回転数検出信号は、図2に示すように、初期位置にあっ
た挟み枠10a,10bがカセッテCを挟持するまでの
移動量Wに相当する。挟み枠10a,10bの移動量W
は、カセッテCの幅に応じて変化するので、移動量W、
すなわち、一致信号eが出力されたときの回転数検出信
号は、カセッテCの幅に応じた値となる。幅判別回路3
7は、カセッテCの幅に対応付けた回転数検出信号のテ
ーブルを備えており、このテーブルを参照することによ
り、取り込んだ回転数検出信号に基づいて、装填された
カセッテCの幅を判別する。判別された幅検出信号fは
装置制御回路50に与えられる。以上の動作により、カ
セッテCの幅サイズの検出が完了する。
【0021】比較制御回路36から一致信号eを与えら
れた装置制御回路50は、挟み枠10a,10bによっ
てカセッテCが位置決め挟持されたものと判断して、ソ
レノイド19に駆動信号gを送り、ストッパ機構18を
解除する。その結果、モータ11が再び回転して、ベル
ト14がキャリッジ9上のプーリー15aを係止した状
態で、キャリッジ9が撮影位置XC方向に移動する。ま
た、前記一致信号eは長さ検出回路40の基準値ホール
ド回路41にも与えられる。これにより、基準値ホール
ド回路41は、そのときに現在値ホールド回路33に保
持されている回転数検出信号(以下、基準検出信号とい
う)を保持する。
【0022】ストッパ機構18を解除されキャリッジ9
が移動している間、ポテンショメータ31の回転数検出
信号が変化し、その値は一定時間ごとに現在値ホールド
回路33に保持されている。そして、その回転数検出信
号は長さ検出回路40の差分回路42に送られる。キャ
リッジ9が撮影位置XC方向へ移動中、光センサ22が
カセッテCの後端を検出すると、光センサ22から装置
制御回路50へ後端検出信号hが送られる。これによ
り、装置制御回路50は、差分回路42および長さ判別
回路43にタイミング信号iを出力する。これにより、
差分回路42は、基準値ホールド回路41に保持されて
いる基準検出信号(すなわち、、キャリッジ9が移動を
開始した時点の回転数検出信号)と、光センサ22がカ
セッテCの後端を検出したときの回転数検出信号との差
分信号を出力する。この差分信号は、図2に示すよう
に、光センサ22からカセッテCの後端までの長さLに
対応する。この長さLは、装填されたカセッテCの長さ
に応じて変化するから、前記差分信号に基づいて、カセ
ッテCの長さを判別することができる。長さ判別回路4
3は、差分信号とカセッテCの長さを対応付けたテーブ
ルを備えており、このテーブルを参照することより、差
分回路42から与えられた差分信号に基づいて、装填さ
れたカセッテCの長さを判別する。判別された長さ検出
信号jは装置制御回路50に与えられる。以上の動作に
より、カセッテCの長さサイズの検出が完了する。
【0023】以上のようにして、カセッテCのサイズが
判れば、既に位置決めされているカセッテCの中心を、
撮影位置XCにまで移動させるのに必要なモータ11の
回転数を導き出すことができる。具体的には、装置制御
回路50は、カセッテサイズに応じて、各カセッテCの
中心を撮影位置XCにまで移動させるのに必要な回転数
をテーブルとして備えており、A/D変換器32から入
力された回転数検出信号が、検出されたカセッテサイズ
に対応した回転数に一致したときに、モータ駆動信号b
をOFF状態にすることにより、モータ11を停止させ
る。これにより、カセッテCの中心が自動的に撮影位置
XCにセットされる。
【0024】カセッテCが撮影位置XCにセットされる
と、装置制御回路50は、検出されたカセッテサイズに
応じたX線照射野が得られるように、図1に示したコリ
メータ4を制御した後、被検体のX線撮影を行う。撮影
を完了すると装置制御回路50は、モータ11を逆転さ
せてキャリッジ9をカセッテ装填位置に戻すとともに、
挟み枠10a,10bの間隔を初期状態に復帰させる。
【0025】なお、上述した実施例では、挟み枠10
a,10bが共に移動するように構成したが、一方の挟
み枠をキャリッジ上に固定設置しておき、他方の挟み枠
を移動可能に構成してもよい。この場合は、固定設置さ
れた一方の挟み枠を基準としてカセッテが位置決めれ、
他方の挟み枠の移動量を検出することによってカセッテ
の幅を判別することができる。
【0026】また、上述した実施例では、挟み枠10
a,10bの移動量に基づいて、装填されたカセッテC
の幅を検出しているが、キャリッジ9の移動方向に動く
同様の一対の挟み枠を個別に設け、この挟み枠でカセッ
テCを長手方向から挟持させ、そのときの挟み枠の移動
量を基づいて、カセッテCの長さを検出するようにして
もよい。
【0027】さらに、実施例では、いわゆるハード構成
によってカセッテサイズを検出したが、マイクロコンピ
ュータを使ったソフトウェアによっても同様な構成を実
現することができる。
【0028】
【考案の効果】以上の説明から明らかなように、この考
案によれば、装填されたカセッテを両側から挟み込む一
対の挟み枠をモータ駆動して、このモータの回転数を検
出し、その回転数検出信号が変化しなくなったときの、
回転数検出信号の値、すなわち、挟み枠の移動量に基づ
いて、カセッテのサイズを判別するようにしているの
で、従来装置のように、各カセッテサイズ検出用の多数
の磁気センサ等をそれぞれ位置調整して取り付けるとい
ったことが不要になり、種々のカセッテサイズを比較的
簡単に判別することができる。また、カセッテを一対の
挟み枠に装填するだけで挟持することができるので、挟
み枠を手で移動したりする必要がなくカセッテの装填を
極めて効率的にかつ容易に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の一実施例に係るX線撮影装置の概略
構成を示した正面図である。
【図2】実施例装置の要部であるカセッテ搬送機構の平
面図である。
【図3】図2のA−A矢視断面図である。
【図4】図2のB−B矢視断面図である。
【図5】実施例装置のカセッテサイズ検出部の概略構成
を示したブロック図である。
【符号の説明】
5…カセッテ搬送機構 10a,10b…挟み枠 11…モータ 30…幅検出回路 31…ポテンショメータ(回転数検出手段) 33…現在値ホールド回路(回転数保持手段) 34…前回値ホールド回路(回転数保持手段) 36…比較制御回路(比較手段) 37…幅判別回路(判別手段) 40…長さ検出回路 50…装置制御回路

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 カセッテを用いたX線撮影装置であっ
    て、装填されたカセッテを両側から挟み込んで挟持する
    一対の挟み枠と、前記挟み枠の奥側に配設されて、カセ
    ッテが装填されたことを検出するカセッテ検出手段と、
    前記挟み枠のうち少なくとも一方の挟み枠を駆動するモ
    ータと、前記カセッテ検出手段がカセッテを検出したこ
    とに基づいて、前記モータの駆動を開始する制御手段
    と、前記モータの回転数を検出する検出手段と、前記検
    出手段から検出信号を一定時間ごとに取り込み、前記検
    出信号の現在値と前記検出信号の前回値とを保持する回
    転数保持手段と、前記回転数保持手段に保持された検出
    信号の現在値と前回値とを比較する比較手段と、前記比
    較手段が検出信号の現在値と前回値とが一致したことを
    検出することにより、前記回転数保持手段に保持された
    検出信号の値に基づいてカセッテサイズを判別する判別
    手段とを備えたことを特徴とするX線撮影装置。
JP1992051786U 1992-06-29 1992-06-29 X線撮影装置 Expired - Fee Related JP2534128Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1992051786U JP2534128Y2 (ja) 1992-06-29 1992-06-29 X線撮影装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1992051786U JP2534128Y2 (ja) 1992-06-29 1992-06-29 X線撮影装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH065604U JPH065604U (ja) 1994-01-25
JP2534128Y2 true JP2534128Y2 (ja) 1997-04-30

Family

ID=12896631

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1992051786U Expired - Fee Related JP2534128Y2 (ja) 1992-06-29 1992-06-29 X線撮影装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2534128Y2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4572728B2 (ja) * 2005-04-19 2010-11-04 株式会社島津製作所 放射線撮像装置
JP5786995B2 (ja) * 2014-03-25 2015-09-30 コニカミノルタ株式会社 放射線画像撮影システム

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5815848A (ja) * 1981-07-20 1983-01-29 株式会社東芝 X線直接撮影台
JPH0470646A (ja) * 1990-07-06 1992-03-05 Toshiba Corp X線撮影装置のカセット保持装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPH065604U (ja) 1994-01-25

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH07264470A (ja) フィルム位置決め方法及び装置
JP2559544Y2 (ja) X線撮影装置
US4851938A (en) Cassette loading device
US3808603A (en) Method and apparatus for loading and unloading a facsimile system
JP2534128Y2 (ja) X線撮影装置
JPH0327888B2 (ja)
US4845733A (en) Cassette film transport
JP2705490B2 (ja) X線撮影装置
US4767113A (en) Sheet film feeder
KR930022307A (ko) 자기기록 재생장치 및 그 모드 제어방법
US4930147A (en) Cassette film transport
JPS60251561A (ja) 回転記録体のサ−ボロツク検出装置
US5568339A (en) Recording and/or reproducing device operable with a plurality of different size cassettes
JPH0614319Y2 (ja) ディスク搬送機構のトレイ移動時間調整装置
JPS6316040Y2 (ja)
JP2936435B2 (ja) タイムレコーダ用カード段送り装置
JPS6020189Y2 (ja) 磁気記録再生装置のストロボ装置
JP2715417B2 (ja) 編集装置
JPH0734513Y2 (ja) カセットテ−プレコ−ダの操作位置検出装置
JPH0348751Y2 (ja)
JPS61173231A (ja) フオ−ムスライド選択方法
JPH1139780A (ja) ディスク再生装置
JPH1062859A (ja) カメラの磁気記録装置
JPH0510736B2 (ja)
JPH09293300A (ja) カセット装着装置

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees