JP4467301B2 - カセッテの装着が簡単なx線写真撮影台 - Google Patents

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Description

本発明は、X線写真撮影台に関し、特に撮影台へのカセッテの装着が極めて簡単なX線写真撮影台に関する。
X線撮影台は、人体の内部を撮影するときに使用される。例えば、X線写真撮影台を用いて、人体の胸部を撮影する場合、撮影する人体が直立している前にX線フィルムを装着した医用放射線フィルムカセッテ(カセッテと略記する。)を装着配置し、人体の背後からX線を照射し、人体を透過したX線をフィルムに感光させて人体内部の映像を得る。
また、X線を用いて人体を撮影する撮影台の中に、人体を天板上に仰臥させたまま、人体の各部分をX線撮影を行うX線撮影台がある。
上記仰臥型のX線写真撮影台では、天板上に被写体である人体を仰臥させて天板下面に設けてあるブッキー上に人体の撮影部分を位置させた後、ブッキーの横に開けてあるスリットから生フィルムを装着したカセッテを挿入し、フィルムに人体の映像を撮影した後、カセッテを引き抜き、一人の撮影を終了する。その後、新たな人体の撮影を行う場合には、前記のような一連の撮影操作を繰り返す。
上述のような従来のX線撮影台では、被写体が変わるたびにブッキーのスリットへカセッテを挿入しなければならず、もしカセッテを挿入方向に対して傾斜させて挿入した場合、映像がフィルムに対して傾斜したまま撮影されるという不都合を生じるので、カセッテの挿入に気を遣う。カセッテに装着されているフィルムの形状が正方形でなく、矩形であるような場合、特に挿入方向に気を遣うこととなるが、このような問題を解決する明確な従来例は、見あたらない。
特開平08−262598号 特開2001−149358号
解決しようとする問題点は、上述のように、カセッテをブッキーに装着する際、挿入方向に対してある程度カセッテを傾斜させて挿入しても、必ず正確な位置に装着されるようなX線撮影台を提供することにある。
本願の請求項1に記載の発明は、2本のベルトを併走させ、同方向への走行でベルトと接触するカセッテをベルト走行方向に搬送し互いに逆方向の走行でこれと接触するカセッテを回転させるカセッテ搬送手段と、ベルトと接触しているカセッテの縁部を押し圧してカセッテの縁部をベルト走行方向と平行に揃えるY軸修正手段と、ベルトと接触しているカセッテの縁部を押し圧してカセッテの縁部をベルト走行方向に対して垂直方向に揃えるX軸修正手段と、上記修正手段で姿勢修正されたカセッテの所定位置に付されたマーク位置を検知する複数のマークセンサ手段と、複数個のマークセンサから得られるカセッテのマーク位置信号の組み合わせでカセッテの姿態を判定する判定手段と、該2本のベルトの逆方向走行で該判定手段で判定されたカセッテの姿態を変更する姿態変更手段と、を具備することを特徴とするカセッテの装着が簡単なX線写真撮影台を提供する。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明に加えて、カセッテをセットするブッキーには、カセッテ搬送手段の両端からカセッテ挿入が自在であることを特徴とするカセッテの装着が簡単なX線写真撮影台を提供する。
本願の請求項3に記載の発明は、請求項1に記載の発明に加えて、前記カセッテは長方形であることを特徴とするカセッテの装着が簡単なX線写真撮影台を提供する。
本願の請求項4に記載の発明は、請求項1に記載の発明に加えて、前記カセッテは正方形であることを特徴とするカセッテの装着が簡単なX線写真撮影台を提供する。
本願の請求項5に記載の発明は、請求項1に記載の発明に加えて、上記スリット近傍にカセッテの通過を検知するカセッテ挿入方向検知手段を設けたことを特徴とするカセッテの装着が簡単なX線写真撮影台を提供する。
本願の請求項6に記載の発明は、請求項1に記載の発明に加えて、X線写真撮影台は、仰臥型のX線写真撮影台であることを特徴とするカセッテの装着が簡単なX線写真撮影台を提供する。
本願の請求項7に記載の発明は、請求項1に記載の発明に加えて、カセッテに付されたマークは、表面から見てカセッテに付される中心線と重なる位置に付されていることを特徴とするカセッテの装着が簡単なX線写真撮影台を提供する。
本願発明は、カセッテをブッキーに装着する際、挿入方向に対してある程度カセッテを傾斜させて挿入しても、必ず正確な位置に装着されるので、患部の映像をフィルムの所望の位置に写し取ることが出来る。
カセッテを装着するブッキーの中にカセッテ位置修正機構を取りつけたので、常にカセッテを正確な位置に装着した後にX線撮影を行えるようになった。
次に本発明の一実施例を図面を用いて詳細に説明する。
図1は、被撮影者を天板(撮影台)2上に仰臥させた状態で撮影する仰臥型のX線写真撮影台1の斜視図を示すものであり、図において、3は基台、4は天板2を上下させる駆動装置である。駆動装置4の内部には、駆動モータと、この駆動力を天板2に伝えるパンタグラフ機構、制御装置などが設けられており、これらを蛇腹が取り囲んでいるが、その機構は要旨外であり、周知のものであるので、その構造の詳細な説明は省略する。天板2の下面と駆動装置4の上部との間には、隙間が形成されており、その隙間内に、カセッテを装着するブッキー5が設けられている。このブッキー5は、駆動装置4の上部に固定されている。ブッキー5の左右方向にはカセッテ6を挿入できる2カ所のスリットが設けられている。
図2は、ブッキー5の主要な内部部品の配置を示す平面図である。図2において、ブッキー5の左右には、それぞれカセッテ6を挿脱するスリット7、8が形成されている。スリット7、8の近傍には、カセッテ6の通過を検知する光センサ9、10が設けられている。これら光センサ9、10の内側には、ブッキー5内にあるカセッテ6を中心方向に運んだり、撮影済みのカセッテ6をスリット7、8から排出するための2本のベルトコンベア11、12が設けられており、これらベルトコンベア11、12はそれぞれ2個のパルスモータ13、14によって別個に駆動制御される。
2本のベルトコンベア11、12の外側には、互いに中央方向に移動することによってベルトコンベアで運ばれたカセッテを中央の所定位置に位置修正する上Y軸修正板15,下Y軸修正板16が設けられている。また、2本のベルトコンベア11、12の間には、互いに中央方向に移動して、ベルトコンベア上のカセッテを中央の所定位置に位置修正する左X軸修正板17,右X軸修正板18が設けられている。なお、左X軸修正板17,右X軸修正板18が両端のイニシアル位置にある時ベルトコンベアよりも上方に突出していると、搬入されるカセッテの移動の邪魔となるので、例えば、上下方向に高さを異ならしめたレールを用いるなどしてイニシアル位置(最外側位置)でこれらはベルトコンベア11、12の上面より低く下げられる構成を有する。なお、ベルトコンベア上の点線枠の6は、搬入されたカセッテ6の姿態を示す。19は後に述べるカセッテ6に付されているセンターマークを検知するセンターマークセンサであり、カセッテ6が正常位置にセットされたときにカセッテ6のセンターマークが来る位置にあって、これを検知する。また、20は左マークセンサ、21は右マークセンサで、カセッテ中央を横切る仮想水平線上に設けられ、左マークセンサ20は、中心の位置より左に来たセンターマークを検知し、また、右マークセンサ21は、中心の位置より右にあるセンターマークを検知する。これらマークセンサ19、20、21は、センターマークが光学的のものであれば、光学検知器となり、磁気的のものであれば、磁気センサとなるが、カセッテのセンサーマークを検知できるものであればこれの構造には拘らず、ただ、カセッテのセンターマークが検知できればよい。
ここで、カセッテの構造について、説明する。カセッテは、X線フィルムのJIS規格が制定されたことから、これを収容するカセッテを収納するカセッテの寸法もJIS規格で制定され、その規格で見ると、カセッテの殆どのものは縦長の長方形である。カセッテ外枠の中にフィルムを反り返らないように収納し、且つ片開きの裏蓋でフィルムを容易に挿脱できるような構造で、表面に中心線が明示されているものであればよい。図4(a)はカセッテを正面から見た概略的な線図で、CLは表面に描かれた中心線を示す。カセッテの位置、状態を明示するために、それぞれの角に符号を付す。そして、カセッテ6の上縁左角位置をsとし、それから、時計回り方向にp、q、rとする。中心線CL上であって、上縁spと交わる点より少し下側の裏蓋にセンターマークCMが付されている。このセンターマークCMは、例えば、永久磁石で構成する。
なお、これらベルトコンベア、修正板等の動作は、コンピュータ構成のプログラマブル・シーケンス・コントローラ(以後、PSCと称する)によって行われる。
次に、本発明の作用を、図3に示すフローチャートを中心にして説明する。
X線撮影を行うにあたって、カセッテ6をスリット7,8の何れか一方、例えば、左のスリット7からベルトコンベアの走行に対して少し斜めに傾斜させて挿入されたとする(図4(b)参照)。なお、この挿入に当たって、スリット7に挿入されたカセッテ6は、スリット7近傍に設けられた光センサ9の光ビームを遮る(ステップT1)。PSCはこの信号を受けてカセッテがブッキーの中に挿入されたことを知ると共に、記憶装置の中に、挿入されたスリット7を記憶(左側挿入記憶)しておく(ステップT2)。
光センサ9がカセッテ6の挿入を検知すると同時に、パルスモータ13,14が駆動されてベルトコンベア11,12が同方向に走行して、これの上に載置されているカセッテ6を傾斜したまま中央方向に運搬する。図2において、カセッテ6の位置を点線枠にて示す(ステップT3)。カセッテ6が中央付近に到達すると、パルスモータ13,14は停止し、ベルトコンベア11,12も停止する。なお、ベルトコンベア上で停止するカセッテ6の停止位置は、正確の位置で無くともよく、固定されるだいたいの位置付近であればよい。
ベルトコンベア11,12が停止すると間もなく、上下Y軸修正板15,16が中央方向に移動を始める(ステップT5)。そして、上下Y軸修正板15或いは16がベルトコンベア11,12上のカセッテ6と接触するとき、上Y軸修正板15と下Y軸修正板16は、カセッテ6の上下短辺を押し合って、これを移動(上下位置あわせして)させて図4(a)に示す姿態で停止する。この動作で、カセッテ6は上下方向の位置合わせが行われる。この停止が上下Y軸修正板15,16の停止等で確認されたとき(ステップT6)、上Y軸修正板15と下Y軸修正板16間の間隔を測定し、初期設定されているカセッテの長辺間隔と比較する(ステップT7)。測定された間隔と設定されている間隔が等しいときには、カセッテ6が縦長な正常姿勢になっていることになるので、フローは、次のステップT8に移る。
上記のような動作でカセッテ6は上下方向の位置合わせだけが行われたこととなり、左右の位置合わせはまだ行われていない。これを容易に行うために一旦カセッテ6の上下短辺と接触している上Y軸修正板15と下Y軸修正板16を、カセッテ6の上下短辺から少し離す(ステップT8)。この状態を取れば、カセッテ6は、自由に動ける。そして、ステップT9に示すように、左X軸修正板17,右X軸修正板18が、左右方向からカセッテ6に迫る。左X軸修正板17,右X軸修正板18は、最両端位置すなわちイニシアルポジションにあるときは、カセッテ6のベルトコンベア上での動きを邪魔しない様にするため、ベルトコンベアよりも下側に引っ込んでいるが、ステップT8に示す動作を行うと、これらはベルトコンベア11,12の走行面よりも上側に現れる。
そして、左X軸修正板17,右X軸修正板18はカセッテ6の左右長辺を押し合って、これを移動(左右位置あわせして)させて停止する(ステップT9)。この動作で、カセッテ6は左右方向の位置合わせが行われる。次いで、ステップT10のように、上Y軸修正板15と下Y軸修正板16は、再びカセッテ6の上下短辺を押さえつける。なおこの時、左X軸修正板17,右X軸修正板18のカセッテ6の締め付けを少しゆるめてカセッテ6の動きをスムースにしても良い。なお、カセッテ6が最初から図4(a)に示すような正確な姿態でスリット7に挿入されれても、上記のような位置修正動作は行われる。その後、カセッテ6が正常な位置にセットされたことを確認するために、線per上に配置されたセンターマークセンサ19によりカセッテ6上のセンターマークCMが読みとられる(ステップT11)。
なお、この動作を取ることの出来る範囲は、図4(b)、図4(c)に示すように、ベルトコンベアの走行方向と平行な水平線gに対して垂直な線perとのなす角θが鋭角で、且つカセッテの中心線CLがこの垂直な線perと重なるまでの位置である。
これまでの動作によって、カセッテ6は正確な位置に運ばれ、且つ上Y軸修正板15と下Y軸修正板16および左X軸修正板17,右X軸修正板18によりベルトコンベア上の正確な位置に固定され、カセッテ6にマークされたセンターマークCMは、センターマークセンサ19により検知されて、カセッテ6の正確なセットが確認され、一連のカセッテ6のセット動作は終わって、X線撮影が行われる。カセッテ6の撮影後、記憶装置からカセッテ6の挿入方向が読み出され、且つ、上Y軸修正板15と下Y軸修正板16および左X軸修正板17,右X軸修正板18はそれぞれイニシアルポジションに戻ると共に、ベルトコンベア11,10が挿入時と反対方向に動作し、カセッテ6を挿入したスリット7から外部に排出する。
上記フローのステップT7に戻って、上Y軸修正板15と下Y軸修正板16の間隔を測定したとき、測定された間隔と設定されている間隔が等しくないときすなわち、測定された間隔が設定されている間隔より大きいときは、カセッテ6がかなり傾斜されてスリット7に投入され、上Y軸修正板15と下Y軸修正板16が、カセッテの死点を押し圧して、身動きできないことを示す。
例えば、第4図(d)の状態は、角点s、qを結ぶ対角線dと進行方向を示す線(水平線)gとの間で為す角θが直角で上Y軸修正板15と下Y軸修正板16が、カセッテ6の死点s、qを押すこととなり、カセッテ6は身動きが出来ない状態である。
また、図4(e)に示すように、カセッテ6が傾斜されて投入された場合で、カセッテ6の進行方向を示す線gから上下方向に遠い角点p、rを結ぶ対角線dと進行方向を示す線gとの間で為す角θが鈍角の時で、角点Pが垂線per上の時の高さ(h)よりもP点の高さ(h’)が小さい状態、或いは、図4(f)に示すように、カセッテ6が傾斜されて投入された場合で、カセッテ6の進行方向を示す線gから上下方向に遠い角点s、qを結ぶ対角線d’と進行方向を示す線gとの間で為す角θが鋭角の時であっても、角点Sが垂線per上の時の高さ(h)よりもS点の高さ(h”)が小さい状態では、ステップT5で上下Y軸修正板15或いは16がベルトコンベア11,12上のカセッテ6と接触するとき、上Y軸修正板15と下Y軸修正板16は、カセッテ6の左右長辺を押し合うことになるので、カセッテ6は横に寝かされた位置となり、上下Y軸修正板15、16の間隔は、短辺と同じ間隔となる。これらの間隔はいずれも異常であるので、フローは、ステップT12に移る。
ステップT12では、上下Y軸修正板15、16は一旦元の位置に戻される。次いで、ステップT13で、上Y軸修正板15と下Y軸修正板16間の間隔が設定値より大きいときには、カセッテ6の死点となる角点sq或いはprが押されてカセッテ6は身動きできない状態である。この時、センターマークCMは、マークセンサ19、20、21の何れにも検知されない。この状態がPSCにより検知されると、パルスモータ13と14は互いに少し逆方向に回転される(ステップT14)。この動作で、ベルトコンベア11,12は互いに少し逆方向に動くので、カセッテ6は少し回転し、その死点は外される。そして、カセッテ6は、図4(a)、図4(c)、の何れかの位置を取るので、動作はステップT5に戻って、カセッテの位置修正動作が繰り返される。
ステップT13において、上Y軸修正板15と下Y軸修正板16間の間隔が設定値より小さく、その間隔がカセッテ6の短辺と同じ時には、カセッテ6が右方向に真横倒しとなっているか或いは、左方向に真横倒しとなっている場合である。この状態で、カセッテ6のセンターマークCMは、マークセンサ20、21の何れかに検知される。左マークセンサ20に検知された場合、カセッテ6は図4(e)の状態から横倒しされた場合であり、右マークセンサ21に検知された場合、カセッテ6は図4(f)の状態から横倒しされた場合である。
左マークセンサ20に検知された場合に、カセッテ6は図4(e)に示す位置から横倒しになっているので、フローはステップT16に移って、パルスモータ13を正転させ、パルスモータ14を逆転させる。これによるベルトコンベア11,12の動きで、カセッテ6は、ほぼ90度時計方向に回転されて、ほぼ図4(a)に示す位置までカセッテ6の姿態は回復する。そして、ステップT5に戻って、カセッテの位置修正動作が繰り返される。
右マークセンサ21に検知された場合に、カセッテ6は図4(f)に示す位置から横倒しになっているので、フローはステップT17に移って、パルスモータ13を逆転させ、パルスモータ14を正転させる。これによるベルトコンベア11,12の動きで、カセッテ6は、ほぼ90度反時計方向に回転されて、ほぼ図4(a)に示す位置までカセッテ6の姿態は回復する。そして、ステップT5に戻って、カセッテの位置修正動作が繰り返される。
なお、カセッテ6が天地を逆にしてスリットに挿入された場合が考えられる。このようなとき、図3のステップT11で、センターマークCMの読み取りが行われるが、カセットを天地逆に挿入された場合は、マークセンサ19,20,21の何れもセンタマークを検知しない。したがって、ステップT11においてマークセンサ19,20,21に検知信号が見いだされなかったときには、例えば、ステップT4の初めにフローを戻して、カセッテの位置修正動作を繰り返せばよい。
また、カセッテの種類によっては、これが正方形のもがある。この場合は、カセッテのセンターマークCMの位置の検知によってカセッテの位置を判断すればよい。
以上、本発明を上述の実施の形態により説明したが、本発明の主旨の範囲内で種々の変形や応用が可能であり、これらの変形や応用を本発明の範囲から排除するものではない。
カセッテを上下方向を気にせずブッキー投入してもオペレータに操作ミスが無くなるので、その発揮する効果は大きい。また、柱上を上下動するX線撮影装置のブッキーに適用することも出来る。
図1は、本発明の仰臥型のX線写真撮影台の斜視図である。 図2は、ブッキー5の主要な内部部品の配置を示す平面図である。 図3は、本発明の動作を説明するフロー図である。 図4は、カセッテの挿入状体を説明する説明図である。
符号の説明
1・・・仰臥型のX線写真撮影台
2・・・天板
3・・・基台
4・・・駆動装置
5・・・ブッキー
6・・・カセッテ
7・・・スリット
8・・・スリット
9・・・光センサ
10・・・光センサ
11・・・ベルトコンベア
12・・・ベルトコンベア
13・・・パルスモータ
14・・・パルスモータ
15・・・上Y軸修正板
16・・・下Y軸修正板
17・・・左X軸修正板
18・・・右X軸修正板
19・・・センターマークセンサ
CL・・・中心線
CM・・・センターマーク
g・・・・水平線
per・・・垂直な線

Claims (7)

  1. 2本のベルトを併走させ、同方向への走行でベルトと接触するカセッテをベルト走行方向に搬送し互いに逆方向の走行でこれと接触するカセッテを回転させるカセッテ搬送手段と、
    ベルトと接触しているカセッテの縁部を押し圧してカセッテの縁部をベルト走行方向と平行に揃えるY軸修正手段と、
    ベルトと接触しているカセッテの縁部を押し圧してカセッテの縁部をベルト走行方向に対して垂直方向に揃えるX軸修正手段と、
    上記修正手段で姿勢修正されたカセッテの所定位置に付されたマーク位置を検知する複数のマークセンサ手段と、
    複数個のマークセンサから得られるカセッテのマーク位置信号の組み合わせでカセッテの姿態を判定する判定手段と、
    該2本のベルトの逆方向走行で該判定手段で判定されたカセッテの姿態を変更する姿態変更手段と、
    を具備することを特徴とするカセッテの装着が簡単なX線写真撮影台。
  2. カセッテをセットするブッキーには、カセッテ搬送手段の両端からカセッテ挿入が自在であることを特徴とする請求項1に記載のカセッテの装着が簡単なX線写真撮影台。
  3. 前記カセッテは長方形であることを特徴とする請求項1に記載のカセッテの装着が簡単なX線写真撮影台。
  4. 前記カセッテは正方形であることを特徴とする請求項1に記載のカセッテの装着が簡単なX線写真撮影台。
  5. 上記スリット近傍にカセッテの通過を検知するカセッテ挿入方向検知手段を設けたことを特徴とする請求項1に記載のカセッテの装着が簡単なX線写真撮影台。
  6. X線写真撮影台は、仰臥型のX線写真撮影台であることを特徴とする請求項1に記載のカセッテの装着が簡単なX線写真撮影台。
  7. カセッテに付されたマークは、表面から見てカセッテに付される中心線と重なる位置に付されていることを特徴とする請求項1に記載のカセッテの装着が簡単なX線写真撮影台。
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