JP2007007165A - 遊技機 - Google Patents

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Abstract

【課題】大当り遊技が連続して行われる場合、遊技者に大当り遊技が継続して行われているように感じさせるとともに、遊技者に連続して行われる大当り遊技の演出に対し違和感を抱かせることなく大当り遊技を楽しませることができる。
【解決手段】ラウンド回数を複数回の大当り遊技で継続的に累積加算し、記憶する。この回数は、非確変状態中に大当りとなることをリセット条件とし、当該リセット条件が成立する迄の間、累積加算する。大当り遊技中は、ラウンド遊技において前記回数を報知する。このため、確変状態によって大当りが連続する場合には、回数の報知により(図6(d),(e)→(i),(j))、大当りが継続しているかのように感じられる。また、大当り遊技が連続する場合には、オープニング演出の演出内容を変更することにより(図6(b),(c)→(c)(h))、連続して行われる大当り遊技の演出に対し違和感を抱かせない。
【選択図】 図6

Description

本発明は、大当り遊技中に大当り遊技演出が行われる遊技機に関するものである。
従来から遊技機の一種であるパチンコ機では、表示装置にて3列の図柄を変動させる図柄変動ゲームを行い、該ゲームの結果が同一図柄による図柄組み合わせになった場合は大当りとなり、大当り遊技を行うようになっている。大当り遊技になった場合には、最初に大当り遊技が開始することを示すオープニング演出を行い、該オープニング演出にて「大当り」等の文字を表示することで、遊技者に大当りになったことを認識させるとともに、大当り遊技が開始することを認識させるようになっている。そして、オープニング演出終了後に1回目のラウンド遊技が行われ、続いて、2回目、3回目…のラウンド遊技が行われ、予め定められた最終回のラウンド遊技まで継続してラウンド遊技が行われる。このラウンド遊技では、表示装置にて画像による表示演出を行って遊技者にラウンド遊技(大当り遊技)を楽しませるようになっている。そして、最終回のラウンド遊技の終了後にエンディング演出を行うことにより、遊技者に大当り遊技が終了することを認識させるようになっている。
ところが、大当り遊技が短期間のうちに集中(連続)して行われる場合、大当り遊技(ラウンド遊技)の表示演出が毎回同じであると、遊技者は大当り遊技中の表示演出に対する楽しさが軽減してしまうため、特許文献1に記載のパチンコ機が提案されている。特許文献1では、連続的に大当り遊技が行われる場合、大当り遊技中に行われるラウンド遊技の回数を連続する大当り遊技を通して累積して表示するとともに、連続する大当り遊技を通して1つの表示演出を行うようにしている。
特開2004−89630号公報(段落番号[0024],[0106]〜[0116],図10〜図14)
しかし、特許文献1のパチンコ機では、大当り遊技の表示演出において、前述したオープニング演出及びエンディング演出の演出内容を考慮する必要がある。例えば、前回の大当り遊技が終了して連続的に今回の大当り遊技が行われる場合、いきなり前回の大当り遊技に続いた演出で今回の大当り遊技が開始されると、前回と今回の大当り遊技との繋がりや、今回と次回の大当り遊技との繋がりが不自然になってしまう虞があり、その場合には遊技者が違和感を覚えるといった問題があった。
本発明は、このような実情に鑑みてなされたものであり、その目的は、大当り遊技が連続して行われる場合、遊技者に大当り遊技が継続して行われているように感じさせるとともに、遊技者に連続して行われる大当り遊技の演出に対し違和感を抱かせることなく大当り遊技を楽しませることができる遊技機を提供することにある。
上記目的を達成するために、請求項1に記載の発明は、複数種類の図柄を変動させて行う図柄変動ゲームを表示する表示手段を備え、前記図柄変動ゲームの表示結果が予め定めた大当り表示結果となった場合、大当り遊技が開始され、該大当り遊技では、該大当り遊技中に遊技球の入賞が許容される入賞手段を開放するラウンド遊技が複数回行われる遊技機において、前記ラウンド遊技が行われるラウンド回数を複数回の大当り遊技で継続的に累積加算し、その累積加算された回数を記憶する回数記憶手段と、前記回数記憶手段に記憶されている前記ラウンド回数を予め定めたリセット条件が成立したことを契機にリセットするリセット手段と、前記大当り遊技の開始を示すオープニング演出、及び前記大当り遊技の終了を示すエンディング演出を含む大当り遊技演出を演出実行手段に実行させる演出制御手段とを備え、前記演出制御手段は、前記ラウンド回数がリセットされた状態で前記大当り遊技が開始される場合と、前記ラウンド回数がリセットされていない状態で前記大当り遊技が開始される場合とで、前記オープニング演出の演出内容を変更して前記演出実行手段に実行させるとともに、前記回数記憶手段に記憶されている前記ラウンド回数を報知手段に報知させることを要旨とする。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の遊技機において、前記演出制御手段は、前記ラウンド回数がリセットされた状態で次回の大当り遊技が行われる場合と、前記ラウンド回数がリセットされていない状態で次回の大当り遊技が行われる場合とで今回の大当り遊技における前記エンディング演出の演出内容を変更して前記演出実行手段に実行させることを要旨とする。
請求項3に記載の発明は、請求項1又は請求項2に記載の遊技機において、前記演出制御手段は、前記ラウンド回数がリセットされていない状態で大当り遊技が開始される場合、前記ラウンド回数がリセットされた状態で大当り遊技が開始される場合に比べて前記オープニング演出の演出時間を短縮させることを要旨とする。
請求項4に記載の発明は、請求項1〜請求項3のうちいずれか一項に記載の遊技機において、前記演出制御手段は、前記ラウンド回数がリセットされていない状態で次回の大当り遊技が行われる場合、前記ラウンド回数がリセットされた状態で次回の大当り遊技が行われる場合に比べて前記エンディング演出の演出時間を短縮させること要旨とする。
請求項5に記載の発明は、請求項1〜請求項4のうちいずれか一項に記載の遊技機において、前記大当り表示結果には、前記大当り遊技終了後の遊技状態として遊技者に有利な特典遊技状態が付与される第1の大当り表示結果と、前記特典遊技状態が付与されない第2の大当り表示結果とを含み、前記リセット手段は、前記特典遊技状態でない時に大当りとなったこと、又は前記特典遊技状態で前記第2の大当り表示結果に基づく大当りとなったことを前記リセット条件とし、前記ラウンド回数をリセットすることを要旨とする。
本発明によれば、大当り遊技が連続して行われる場合、遊技者に大当り遊技が継続して行われているように感じさせるとともに、遊技者に連続して行われる大当り遊技の演出に対し違和感を抱かせることなく大当り遊技を楽しませることができる。
以下、本発明をその一種であるパチンコ遊技機(以下、「パチンコ機」と示す)に具体化した一実施形態を図1〜図7に基づき説明する。
図1には、パチンコ機10の機表側が略示されており、機体の外郭をなす外枠11の開口前面側には、各種の遊技用構成部材をセットする縦長方形の中枠12が開閉及び着脱自在に組み付けられている。中枠12の前面側には、機内部に配置された遊技盤13を透視保護するための保護ガラスが装着されるガラス枠を備えた前枠14と上球皿15がそれぞれ横開き状態で開閉可能に組み付けられている。前枠14の前面側及び遊技盤13の遊技領域13aには、点灯(点滅)又は消灯し、発光装飾に基づく遊技演出(発光演出)を行う装飾ランプ(演出実行手段)16が設けられている。外枠11の下部には、各種音声を出力し、音声出力に基づく遊技演出(音声演出)を行うスピーカ(演出実行手段)17が配置されている。中枠12の下部には、下球皿18及び発射装置19が装着されている。
遊技盤13の遊技領域13aの略中央には、液晶ディスプレイ型の表示手段としての可変表示器(演出実行手段)20を備えた表示装置21が配設されている。可変表示器20では、変動画像(又は画像表示)に基づく遊技演出(表示演出)が行われるようになっている。そして、可変表示器20では、複数種類の図柄を複数列で変動させて表示する図柄組み合わせゲーム(図柄変動ゲーム)が行われるようになっている。本実施形態では、図柄組み合わせゲームで3列の図柄による組み合わせを導出し、その組み合わせを形成する各列の図柄の種類を1〜7の7種類の数字としている。
そして、遊技者は、図柄組み合わせゲームにおいて、最終的に表示(確定表示)された図柄組み合わせから大当り又ははずれを認識できる。可変表示器20に表示された全列の図柄が同一種類の場合には、その図柄組み合わせ([111][777]など)から大当りを認識できる。この大当りを認識できる図柄組み合わせが大当りの図柄組み合わせ(確定大当り表示結果)となる。大当りの図柄組み合わせが表示された場合、遊技者には、大当り遊技状態が付与される。また、可変表示器20に表示された全列の図柄が異なる種類の場合、又は1列の図柄がリーチを形成する図柄とは異なる種類の場合には、その図柄組み合わせ([234][122][767]など)からはずれを認識できる。このはずれを認識できる図柄組み合わせがはずれの図柄組み合わせとなる。
また、表示装置21の下方には、図示しないアクチュエータ(ソレノイド、モータなど)の作動により開閉動作を行う開閉羽根22を備えた始動入賞口23が配設されている。始動入賞口23の奥方には、入賞した遊技球を検知する始動口センサSE1(図2に示す)が設けられている。始動入賞口23は、遊技球の入賞検知を契機に、図柄組み合わせゲームの始動条件を付与し得る。また、始動入賞口23の下方には、図示しないアクチュエータ(ソレノイド、モータなど)の作動により開閉動作を行う大入賞口扉25を備えた大入賞口(入賞手段)24が配設されている。そして、大当り遊技状態が付与されると、大入賞口扉25の開動作によって大入賞口24が開放されて遊技球が入賞可能となるため、遊技者は、多数の賞球が獲得できるチャンスを得ることができる。大当り遊技状態中の遊技が大当り遊技となる。
大当り遊技は、図柄組み合わせゲームにて大当りの図柄組み合わせが確定表示されてから開始される。大当り遊技が開始すると、最初に大当り遊技の開始を示すオープニング演出が行われる。オープニング演出の終了後には、大入賞口24が開放されるラウンド遊技が予め定めた規定ラウンド数を上限(本実施形態では5ラウンド)として複数回行われる。大入賞口24は、大当り遊技中のラウンド遊技において開放されることから、大当り遊技中のみに遊技球の入賞が許容されることになる。1回のラウンド遊技は、大入賞口24が開放されてから閉鎖されるまでであり、1回のラウンド遊技中に大入賞口24は、規定入賞個数(本実施形態では10個)の遊技球が入賞するまでの間、又は規定時間(本実施形態では25秒)が経過するまでの間、開放される。また、ラウンド遊技では、ラウンド演出が行われる。本実施形態では、ラウンド演出にてラウンド遊技の回数が報知される。そして、最終のラウンド遊技が終了すると、エンディング演出が行われ、エンディング演出の終了によって大当り遊技が終了する。オープニング演出、各ラウンド演出及びエンディング演出では、夫々に対応した発光演出、音声演出及び表示演出が装飾ランプ16、スピーカ17及び可変表示器20で行われる。
また、本実施形態のパチンコ機10は、確率変動機能を備えている。確率変動機能は、大当りの図柄組み合わせが予め定めた確変図柄による組み合わせであることを条件に、大当り遊技終了後に、次回の大当り遊技開始時まで大当りの抽選確率が低確率である通常確率(例えば200分の1)から高確率(例えば20分の1)に変動する確率変動状態(特典遊技状態)を付与する機能である。本実施形態では、確変図柄を1,3,5,6,7の5種類の図柄と定めている。可変表示器20に確定表示された大当りの図柄組み合わせが[111][333][555][666][777]の何れかの場合に確変大当りとなる。確変大当りとなる大当りの図柄組み合わせが第1の大当り表示結果となる。一方で、本実施形態では、非確変図柄を2,4の2種類の図柄と定めている。可変表示器20に確定表示された大当りの図柄組み合わせが[222][444]の何れかの場合に非確変大当りとなる。非確変大当りとなる大当りの図柄組み合わせが第2の大当り表示結果となる。確率変動状態が付与されると、大当りの抽選確率が高確率に変動して大当りが生起されやすくなる(連続して大当りしやすくなる)ため、非確変大当りに比して確変大当りは遊技者にとってさらに有利であり、遊技者は確変大当りになることを期待しつつ遊技を行っている。「確変」とは「確率変動」の略である。
そして、本実施形態のパチンコ機10では、確変状態時に大当り表示結果が表示された場合と、非確変状態時に大当り表示結果が表示された場合とで、オープニング演出の演出内容と演出時間を変更させるようになっている。また、大当り表示結果が確変大当りの場合と、非確変大当りの場合とで、エンディング演出の演出内容と演出時間を変更させるようになっている。また、確変状態時に大当り表示結果が表示された場合と、非確変状態時に大当り表示結果が表示された場合とで、ラウンド演出の演出内容も変化させている。本実施形態では、非確変時に確変大当りをした場合、次に非確変大当りをするまでの間(確変大当りが連続している間)、大当り遊技で行われるラウンド遊技の回数(ラウンド回数)を累積加算し、遊技者に報知するようになっている。
そして、大当り表示結果が表示された場合、その大当り表示結果が表示された時点の遊技状態(確変状態又は非確変状態)と、大当りの種類(確変大当り又は非確変大当り)とに応じて、大当り遊技における大当り演出の演出態様(オープング演出、ラウンド演出、エンディング演出)を異ならせている。すなわち、今回の大当りが前回の大当りから連続的に付与されているか否かと、次の大当りも連続的に付与されるか否かにより大当り演出の演出態様を異ならせている。
次に、パチンコ機10の制御構成を図2〜図4に基づき説明する。
パチンコ機10の機裏側には、パチンコ機10全体を制御する主制御基板26が装着されている。主制御基板26は、パチンコ機10全体を制御するための各種の制御信号(制御コマンド)を演算処理し、その制御コマンドを出力する。また、機裏側には、演出制御基板27が装着されている。演出制御基板27は、主制御基板26が出力した制御コマンドに基づき、可変表示器20の表示態様(図柄、背景、文字などの表示画像)と、装飾ランプ16の発光態様(点灯(点滅)/消灯のタイミングなど)と、スピーカ17の音声出力態様(音声出力のタイミングなど)とを制御する。
以下、主制御基板26及び演出制御基板27の具体的な構成を図2に基づき説明する。
主制御基板26には、メインCPU26aと、ROM26bと、RAM26cとが設けられている。メインCPU26aには、始動入賞口23に入賞した遊技球を検知する始動口センサSE1が接続されている。また、メインCPU26aは、大当り判定用乱数、大当り図柄用乱数などの各種乱数の値を所定の周期毎に更新し、更新後の値をRAM26cの設定領域に記憶(設定)して更新前の値を書き換えている。また、ROM26bには、パチンコ機10全体を制御するためのメイン制御プログラムが記憶されている。また、ROM26bには、複数種類の変動パターンが記憶されている。変動パターンは、図柄が変動を開始(図柄組み合わせゲームが開始)してから全列の図柄が確定表示(図柄組み合わせゲームが終了)される迄の間の遊技演出(表示演出、発光演出、音声演出)のベースとなるパターンを示すものである。さらに、ROM26bには、大当り遊技中に実行される各種遊技演出(オープニング演出、ラウンド演出、エンディング演出)のベースとなる各種演出パターン(オープニングパターン、ラウンドパターン、エンディングパターン)が記憶されている。また、RAM26cには、パチンコ機10の動作中に適宜書き換えられる各種の情報(乱数の値、メイン側確変フラグ、遊技状態フラグなど)が設定されるようになっている。
変動パターンには、該変動パターン毎に、図柄組み合わせゲームの開始から終了までの変動時間が定められているとともに、大当り演出用の変動パターンとはずれ演出用の変動パターンとに分類されている。すなわち、変動パターンは、図柄組み合わせゲームの変動時間と演出内容が特定可能とされている。大当り演出は、図柄組み合わせゲームが、最終的に大当りの図柄組み合わせを確定表示させるように展開される演出である。はずれ演出は、図柄組み合わせゲームが、最終的にはずれの図柄組み合わせを確定表示させるように展開される演出である(はずれリーチ演出を含む)。
オープニングパターンでは、オープニング演出の演出時間と演出内容が特定可能とされている。オープニングパターンには、オープニングパターンOP1と、オープニングパターンOP2と、オープニングパターンOP3の3種類が用意されている。オープニングパターンOP1は、演出時間として時間T1(本実施形態では4秒)と、演出内容として非確変大当り用オープニング演出が特定可能なパターンとされている。オープニングパターンOP2は、演出時間として時間T1(本実施形態では4秒)と、演出内容として確変大当り用オープニング演出が特定可能なパターンとされている。そして、オープニングパターンOP1とオープニングパターンOP2は、演出時間は同じ(共に時間T1)で演出内容の異なるパターンとされている。また、オープニングパターンOP3は、演出時間として時間T1a(本実施形態では2秒)と、演出内容として続行用オープニング演出が特定可能なパターンとされている。オープニングパターンOP3は、オープニング演出に掛かる時間T1aが、オープニングパターンOP1及びオープニングパターンOP2のオープニング演出に掛かる時間T1に比して短縮された(T1a<T1)パターンとされている。
また、ラウンドパターンでは、ラウンド演出の演出時間と演出内容が特定可能とされている。ラウンドパターンは、規定ラウンド数が5ラウンドであることから5つ用意されており、ラウンドパターン毎にラウンド演出の演出時間と演出内容が特定可能なパターンとされている。
また、エンディングパターンでは、エンディング演出の演出時間と演出内容が特定可能とされている。エンディングパターンには、エンディングパターンEN1とエンディングパターンEN2の2種類が用意されている。エンディングパターンEN1は、演出時間として時間T2a(本実施形態では2秒)と、演出内容として確変大当り用エンディング演出が特定可能なパターンとされている。エンディングパターンEN2は、演出時間として時間T2(本実施形態では4秒)と、演出内容として非確変大当り用エンディング演出が特定可能なパターンとされている。そして、エンディングパターンEN1は、エンディングパターンEN2に比して演出時間が短縮(T2a<T2)されたパターンとされ、エンディングパターン毎に演出内容の異なるパターンとされている。
そして、メインCPU26aは、各種乱数を用いて図柄組み合わせゲームの制御を実行する。
具体的に言えば、メインCPU26aは、始動口センサSE1による遊技球の検知を契機に大当り判定用乱数の値と大当り図柄用乱数の値をRAM26cから読み出し、その読み出した値をRAM26cの所定の設定領域に設定する。そして、メインCPU26aは、図柄組み合わせゲームの開始直前に、RAM26cに設定されている前記大当り判定用乱数の値とROM26bに記憶されている大当り判定値とを比較して大当り判定を行う。本実施形態においてメインCPU26aは、非確変状態時において大当りの抽選確率を200分の1に設定して大当り判定を行い、確変状態時において大当りの抽選確率を20分の1に設定して大当り判定を行う。
そして、メインCPU26aは、大当り判定の判定結果に基づき、図柄組み合わせゲームにて確定表示させる最終的な図柄組み合わせを構成する図柄(大当り図柄又ははずれ図柄)を決定するとともに変動パターンを決定する。このとき、メインCPU26aは、大当り判定の判定結果が肯定(大当り判定用乱数と大当り判定値とが一致)の場合、大当りを決定する。大当りを決定したメインCPU26aは、RAM26cに記憶されている前記大当り図柄用乱数の値を読み出し、大当りの図柄組み合わせを構成する大当り図柄を決定する。また、メインCPU26aは、決定した大当り図柄が確変図柄(1,3,5,6,7)であるか否かを判定し、確変大当りとするか否かを決定する。メインCPU26aは、確変大当りを決定した場合、RAM26cに記憶されるメイン側確変フラグ(大当りとなる場合において該大当りが確変大当り又は非確変大当りの何れであるかを示すフラグ)に「1」を設定する。なお、メインCPU26aは、非確変大当りを決定した場合、メイン側確変フラグに「0」を設定する。本実施形態のパチンコ機10では、7種類の大当り図柄のうち、5種類の図柄を確変図柄と定めているので、確変大当りとなる割合が7分の5(71%)に設定されている。
また、メインCPU26aは、大当り判定の判定結果が肯定となった時(大当りを決定した時)の遊技状態(非確変状態又は確変状態)を示す遊技状態フラグをRAM26cに設定する。メインCPU26aは、確変状態時に大当りとなった場合、遊技状態フラグに「1」を設定し、非確変状態時に大当りとなった場合、遊技状態フラグに「0」を設定する。そして、メインCPU26aは、大当り演出用の変動パターンの中から1つの変動パターンを決定する。
一方、メインCPU26aは、大当り判定の判定結果が否定(大当り判定用乱数の値と大当り判定値とが不一致)の場合、はずれを決定するとともに、はずれの図柄組み合わせを構成するはずれ図柄を決定する。また、メインCPU26aは、はずれ演出用の変動パターンの中から1つの変動パターンを決定する。
そして、図柄及び変動パターンを決定したメインCPU26aは、所定の制御コマンドを所定のタイミングで演出制御基板27に出力する。具体的に言えば、メインCPU26aは、最初に変動パターンを指示するとともに、図柄組み合わせゲームの開始を指示する変動パターン指定コマンドを出力する。次に、メインCPU26aは、各列の図柄を指示する図柄指定コマンドを出力する。その後に、メインCPU26aは、指示した変動パターンに定められている変動時間の経過時に、各列の図柄の停止(確定表示)を指示する全図柄停止コマンドを出力する。
次に、大当りとなる図柄組み合わせゲームの終了後に行う大当り遊技の制御を説明する。
大当り遊技の制御においてメインCPU26aは、最初にオープニングパターンを選択し、該オープニングパターンを指示するとともにオープニング演出の開始を指示するオープニング指定コマンドを演出制御基板27に出力する。具体的には、メインCPU26aは、RAM26cに設定されるメイン側確変フラグと遊技状態フラグを確認し、大当りの種類(確変大当りであるか否か)と、大当り判定によって大当りが決定された時点の遊技状態を確認する。
そして、メインCPU26aは、RAM26cに設定されるメイン側確変フラグ及び遊技状態フラグに基づき、各オープニングパターンを指示するオープニング指定コマンドを出力する。メインCPU26aは、メイン側確変フラグが「0」で遊技状態フラグが「0」の場合、オープニングパターンOP1を指示するオープニング指定コマンドを出力し、メイン側確変フラグが「1」で遊技状態フラグが「0」の場合、オープニングパターンOP2を指示するオープニング指定コマンドを出力する。すなわち、メインCPU26aは、非確変状態時に非確変大当りを決定した場合には、オープニングパターンOP1を決定し、非確変状態時に確変大当りを決定した場合には、オープニングパターンOP2を決定する。
また、メインCPU26aは、メイン側確変フラグが「0」又は「1」の何れでも、遊技状態フラグが「1」の場合には、オープニングパターンOP3を指示するオープニング指定コマンドを出力する。すなわち、メインCPU26aは、確変状態時に大当り(確変大当り又は非確変大当り)を決定した場合には、オープニングパターンOP3を決定する。
続いて、メインCPU26aは、指示したオープニングパターンに定める演出時間の経過時(1回目のラウンド遊技の開始時)に、1回目のラウンド遊技に対応するラウンドパターンを選択し、該ラウンドパターンを指示するとともにラウンド演出の開始を指示するラウンド指定コマンドを演出制御基板27に出力する。以降、メインCPU26aは、各ラウンド遊技の開始時に、開始するラウンド遊技に対応するラウンドパターンを選択し、該ラウンドパターンを指示するとともにラウンド演出の開始を指示するラウンド指定コマンドを演出制御基板27に出力する。
その後、メインCPU26aは、最終のラウンド遊技(本実施形態では5回目のラウンド遊技)が終了すると、メイン側確変フラグを確認する。そして、メインCPU26aは、メイン側確変フラグに「1」が設定されている場合、エンディングパターンEN1を指示するとともに確変大当り用エンディング演出の開始を指示するエンディング指定コマンドを演出制御基板27に出力する。一方、メインCPU26aは、メイン側確変フラグに「0」が設定されている場合、エンディングパターンEN2を指示するとともに非確変用エンディング演出の開始を指示するエンディング指定コマンドを演出制御基板27に出力する。
次に、演出制御基板27について説明する。
演出制御基板27には、サブCPU27aと、ROM27bと、RAM27cとが設けられている。ROM27bには、遊技演出(表示演出、発光演出、音声演出)を制御するための演出制御プログラムが記憶されている。また、ROM27bには、各種の画像データ(図柄、背景、文字、演出キャラクタなどの画像データ)が記憶されている。また、RAM27cには、パチンコ機10の動作中に適宜書き換えられる各種情報が記憶(設定)されるようになっている。本実施形態において、大当り遊技中に係る情報としてRAM27cには、ラウンド遊技の回数を示すラウンド値(ラウンド回数)が記憶される。
そして、サブCPU27aは、メインCPU26aが出力した各種制御コマンドと演出制御プログラムに基づき各種制御を行い、図柄組み合わせゲームを実行させる。
サブCPU27aは、変動パターン指定コマンドと図柄指定コマンドを入力すると、指定された変動パターンに対応する変動時間と演出内容の図柄組み合わせゲームを可変表示器20で実行させ、該図柄組み合わせゲームにて図柄指定コマンドで指定された図柄を確定表示させる。また、サブCPU27aは、表示演出からなる図柄組み合わせゲームに同期させて装飾ランプ16に発光演出を実行させるとともに、スピーカ17に音声演出を実行させる。
また、サブCPU27aは、入力した変動パターン指定コマンドで指定された変動パターンが大当り演出用の変動パターンの場合、図柄組み合わせゲームにて図柄指定コマンドで指定される大当り図柄による大当りの図柄組み合わせを確定表示させるように可変表示器20を制御する。
一方、サブCPU27aは、入力した変動パターン指定コマンドで指定された変動パターンがはずれ演出用の変動パターンの場合、図柄組み合わせゲームにて図柄指定コマンドで指定されるはずれ図柄によるはずれの図柄組み合わせを確定表示させるように可変表示器20を制御する。
次に、大当りとなる図柄組み合わせゲームの終了後に行う大当り遊技の制御を説明する。
サブCPU27aは、メインCPU26aが出力した各種制御コマンドと演出制御プログラムに基づき、大当り開始処理(図3)、ラウンド開始処理(図4)、エンディング処理を行い、大当り遊技中の各種遊技演出(オープニング演出、ラウンド演出、エンディング演出)を実行させる。
図3に示す大当り開始処理においてサブCPU27aは、オープニング指定コマンドを入力したか否かを判定する(ステップS10)。この判定結果が否定(オープニング指定コマンドを入力していない)の場合、サブCPU27aは、大当り開始処理を終了する。一方、前記判定結果が肯定(オープニング指定コマンドを入力した)の場合、サブCPU27aは、オープニング指定コマンドに指定されるオープニングパターンがオープニングパターンOP1であるか否かを判定する(ステップS11)。この判定結果が肯定(オープニングパターンOP1が指定された)の場合、サブCPU27aは、RAM27cに設定されるラウンド値を「0」にリセットする(ステップS12)。そして、サブCPU27aは、オープニング指定コマンドで指定されたオープニングパターンOP1に基づき非確変大当り用オープニング演出を実行させる(ステップS13)。その後、サブCPU27aは、大当り開始処理を終了する。
ステップS11の判定結果が否定(オープニングパターンOP1が指定されていない)の場合、サブCPU27aは、オープニング指定コマンドに指定されるオープニングパターンがオープニングパターンOP2であるか否かを判定する(ステップS14)。この判定結果が肯定(オープニングパターンOP2が指定された)の場合、サブCPU27aは、RAM27cに設定されるラウンド値を「0」にリセットする(ステップS15)。そして、サブCPU27aは、オープニング指定コマンドで指定されたオープニングパターンOP2に基づき確変大当り用オープニング演出を実行させる(ステップS16)。その後、サブCPU27aは、大当り開始処理を終了する。
ステップS14の判定結果が否定(オープニングパターンOP2が指定されていない)の場合、オープニング指定コマンドでは、オープニングパターンOP3が指定されていることになる。このため、サブCPU27aは、オープニングパターンOP3に基づき続行用オープニング演出を実行させる(ステップS17)。そして、サブCPU27aは、大当り開始処理を終了する。
本実施形態のパチンコ機10の非確変大当り用オープニング演出では、可変表示器20に「大当り」が画像表示され、続いて「おめでとう」が画像表示される(図7(g)、(h)参照)。そして、確変大当り用オープニング演出では、可変表示器20に「大当りおめでとう」が画像表示され、続いて「チャンスタイム突入」が画像表示される(図6(b),(c)参照)。確変大当り用オープニング演出では、この大当りによって大当り遊技終了後に確変状態が付与され、次の大当りから大当りが連続的に行われる(連チャンする)ことを遊技者に認識させ得る演出内容となっている。また、続行用オープニング演出では、可変表示器20に「チャンスタイム続行」が画像表示される(図6(h)、図7(b)参照)。続行用オープニング演出では、確変状態時に大当りが開始され、前回の大当りに引き続き、今回の大当りが継続的に付与されていることを遊技者に認識させ得る演出内容となっている。
次に、図4に示すラウンド開始処理においてサブCPU27aは、ラウンド指定コマンドを入力したか否かを判定する(ステップS20)。この判定結果が否定の場合、サブCPU27aは、ラウンド開始処理を終了する。一方、ステップS20の判定結果が肯定の場合、サブCPU27aは、ラウンド値を+1(1加算)する(ステップS21)。続いて、サブCPU27aは、加算後のラウンド値を確認し、今回のラウンド遊技に伴うラウンド演出にて可変表示器20に画像表示させるラウンド遊技の回数を特定する(ステップS22)。そして、サブCPU27aは、ラウンド指定コマンドを入力したことにより、指定されたラウンドパターンに対応する演出内容のラウンド演出を実行させ、該ラウンド演出中にラウンド開始処理のステップS22で特定したラウンド遊技の回数を可変表示器20に画像表示させる。
本実施形態のパチンコ機10では、ラウンド開始処理(図4)においてラウンド遊技が1回実行される毎にラウンド値が+1(1加算)される。そして、ラウンド値は、大当り開始処理のステップS12,ステップS15にて「0」にリセットされる迄の間、累積される。すなわち、ラウンド値は、非確変状態時に大当りとなることをリセット条件として、当該リセット条件の成立によって「0」にリセットされ、確変状態時に大当りとなった場合には「0」にリセットされることなくラウンド開始処理にて累積加算される。このため、ラウンド値は、確変状態時に大当りとなるとき(すなわち、連チャンのとき)、複数回の大当り遊技で継続的に累積加算されることとなる(図6参照)。したがって、連チャン時には、複数回の大当り遊技を跨いでラウンド遊技の回数が継続的に報知される。例えば、前回の大当り遊技の最終ラウンド遊技で報知されたラウンド遊技の回数が「5」の場合、今回の大当り遊技において最初のラウンド遊技で報知されるラウンド遊技の回数は「6」となる。
また、サブCPU27aは、ラウンド演出において、大当り遊技毎に同一のテーマの画像を可変表示器20に表示させる。例えば、「宇宙」をテーマにして1回目のラウンド演出では「太陽」、2回目のラウンド演出では「土星」、3回目のラウンド演出では「彗星」、4回目のラウンド演出では「地球」、5回目のラウンド演出では「月」が表示され、同一のテーマ(「宇宙」のテーマ)の画像が表示される(図6(d),(e))。そして、次に行われる大当り遊技が連続して行われる場合には、「顔の表情」をテーマとした顔の表情を表す画像が各ラウンド演出で画像表示される(図6(i),(j))。本実施形態では、大当り遊技のラウンド演出で表示させるテーマの異なる画像を複数種類(例えば5種類)用意している。そして、確変大当りで大当りが連続する場合には、予め定めた順に前記テーマ毎のラウンド演出を実行する。そして、テーマが1巡した場合には、最初(初回の大当り)に戻って前記テーマ毎のラウンド演出を実行する。なお、非確変時の大当り(初回の大当り)の1回目のラウンド演出では、「宇宙」をテーマとした「太陽」から始まるラウンド演出が可変表示器20にて実行される。
次に、エンディング処理においてサブCPU27aは、エンディング指定コマンドを入力すると、そのエンディング指定コマンドで指定されたエンディングパターンがエンディングパターンEN1であるか又はエンディングパターンEN2であるかを判定する。そして、サブCPU27aは、エンディングパターンEN1が指定されている場合、確変大当り用エンディング演出を実行させる。一方で、サブCPU27aは、エンディングパターンEN2が指定されている場合、非確変大当り用エンディング演出を実行させる。
本実施形態のパチンコ機10の確変用エンディング演出では、可変表示器20に「チャンスタイムまだまだ続くよ」が画像表示される(図6(f),(k)参照)。確変用エンディング演出では、今回の大当り遊技終了後に確変状態が付与されることを遊技者に認識させ得る演出内容となっている。また、非確変用エンディング演出では、可変表示器20に「おわり」が画像表示される(図7(e),(k)参照)。非確変用エンディング演出では、今回の大当り遊技終了後に確変状態が付与されないことを遊技者に認識させ得る演出となっている。
本実施形態のパチンコ機10のサブCPU27aは、ラウンド値をリセットした状態で大当り遊技が開始される場合と、ラウンド値をリセットしていない状態で大当り遊技が開始される場合とで、オープニング演出の演出内容及び演出時間を変更する。このため、遊技者には、非確変状態時に大当りとなった場合と、確変状態時に大当りとなった場合とでオープニング演出の演出内容及び演出時間が変更していると認識させることができる。
また、サブCPU27aは、ラウンド値をリセットした状態で次回の大当り遊技が開始される場合と、ラウンド値をリセットしていない状態で次回の大当り遊技が開始される場合とで、エンディング演出の演出内容と演出時間とを変更する。このため、遊技者には、エンディング演出により次の大当りもラウンド回数が累積加算されるか否かを認識させることができる。なお、次回の大当りでラウンド値がリセットされるか否かは、今回の大当りの種類(確変大当り又は非確変大当り)から判別できる。すなわち、今回の大当りが確変大当りであればラウンド値はリセットされず、非確変大当りであればラウンド値はリセットされる。
本実施形態では、変動パターン指定コマンドやオープニングコマンドなどで指定された各種パターン(変動パターン、オープニングパターンなど)に基づき、遊技演出(表示演出、発光演出、音声演出)を実行させるサブCPU27aが演出制御手段として機能する。また、本実施形態では、大当り開始処理とラウンド開始処理を実行するサブCPU27aがリセット手段として機能し、RAM27cが回数記憶手段として機能する。また、ラウンド値に基づきラウンド遊技の回数を報知する可変表示器20が報知手段として機能する。
以下、本実施形態のパチンコ機10において大当り遊技が行われる態様を図5〜図7に基づき説明する。
図5(a)は、非確変状態時に確変大当りとなって大当り遊技が行われる場合の態様を示し、図5(b)は、確変状態時に確変大当りとなって大当り遊技が行われる場合の態様を示す。また、図5(c)は、確変状態時に非確変大当りとなって大当り遊技が行われる場合の態様を示し、図5(d)は、非確変状態時に非確変大当りとなって大当り遊技が行われる場合の態様を示す。図5では、確変大当り用オープニング演出を「OPa」、続行用オープニング演出を「OPb」、非確変大当り用オープニング演出を「OPc」、非確変大当り用エンディング演出を「ENa」、確変大当り用エンディング演出を「ENb」と示す。また、大当り遊技中に行われる1回目(最初)のラウンド遊技を「1ラウンド」、5回目(最終)のラウンド遊技を「5ラウンド」と示し、2回目〜4回目のラウンド遊技を省略している。図6の(a)〜(f)は、図5(a)の大当り遊技中の可変表示器20の画像表示を示し、図6の(g)〜(k)は、図5(b)の大当り遊技中の可変表示器20の画像表示を示す。また、図7(a)〜(e)は、図5(c)の大当り遊技中の可変表示器20の画像表示を示し、図7(f)〜(k)は、図5(d)の大当り遊技中の可変表示器20の画像表示を示す。以下の説明では、確変大当りとなった場合には大当り図柄を「7」とし、非確変大当りとなった場合には大当り図柄を「4」として説明する。
非確変状態時に確変大当りとなった場合の大当り遊技の態様を図5(a)及び図6に基づき説明する。非確変状態時に確変大当りが決定されると、図柄組み合わせゲームの表示結果として可変表示器20では、「777」が画像表示される(図6(a))。続いて、大当り遊技が開始し、図5(a)に示す時間T1を掛けて確変大当り用オープニング演出が実行される。確変大当り用オープニング演出では、可変表示器20に「大当りおめでとう」と、「チャンスタイム突入」という文字画像を表示し実行される(図6(b),(c))。確変大当り用オープニング演出の終了後、続いて、1回目のラウンド遊技が開始され、大入賞口扉25の開動作によって大入賞口24が開放されるとともに1回目のラウンド遊技に対応するラウンド演出が可変表示器20で実行される(図6(d))。1回目のラウンド遊技のラウンド演出では、非確変状態時に大当りとなってラウンド値が「0」にリセットされたことから、「ROUND1」という文字画像によってラウンド遊技の回数として「1」が報知され、「太陽」を示す画像が表示される。
1回目のラウンド遊技が終了すると、続いて2回目のラウンド遊技が開始され、以降、3回目、4回目及び5回目のラウンド遊技が順次行われる。なお、2回目、3回目、4回目及び5回目のラウンド遊技における各ラウンド演出は、ラウンド値がラウンド遊技毎に1加算されるので「ROUND2」、「ROUND3」、「ROUND4」、「ROUND5」というようにラウンド遊技の回数が報知されるとともに、テーマに因んだ画像が表示される。図6(e)は、5回目のラウンド遊技のラウンド演出を示している。5回目のラウンド遊技が終了すると、図5(a)に示す時間T2aを掛けて確変大当り用エンディング演出が実行される(図6(f))。確変大当り用エンディング演出は、可変表示器20に「チャンスタイムまだまだ続くよ」という文字画像を表示して実行される。その後、エンディング演出が終了すると、大当り遊技が終了される。大当り遊技終了後は、確変状態が付与される。なお、大当り遊技終了時におけるラウンド値は「5」となっている。
次に、図5(a)に示す大当り遊技終了後に引き続き確変大当りとなった場合の大当り遊技の態様を図5(b)及び図6に基づき説明する。確変状態時に確変大当りが決定されると、図柄組み合わせゲームの表示結果として可変表示器20では、「777」が画像表示される(図6(g))。続いて、大当り遊技が開始し、図5(b)に示す時間T1a(<T1)を掛けて続行用オープニング演出が実行される。続行用オープニング演出では、可変表示器20に「チャンスタイム続行」という文字画像を表示し実行される(図6(h))。続行用オープニング演出の終了後、続いて、1回目のラウンド遊技が開始され、大入賞口扉25の開動作によって大入賞口24が開放されるとともに1回目のラウンド遊技に対応するラウンド演出が可変表示器20で実行される(図6(i))。1回目のラウンド遊技のラウンド演出では、確変状態時に大当りとなってラウンド値が累積されたままであることから、前回の大当り遊技終了時のラウンド値「5」に1加算して「ROUND6」という文字画像によってラウンド遊技の回数として「6」が報知され、顔の表情を示す画像が表示される。
1回目のラウンド遊技が終了すると、続いて2回目のラウンド遊技が開始され、以降、3回目、4回目及び5回目のラウンド遊技が順次行われる。なお、2回目、3回目、4回目及び5回目のラウンド遊技における各ラウンド演出は、ラウンド値がラウンド遊技毎に1加算されるので「ROUND7」、「ROUND8」、「ROUND9」、「ROUND10」というようにラウンド遊技の回数が報知されるとともに、テーマに因んだ画像が表示される。図6(j)は、5回目のラウンド遊技のラウンド演出を示している。5回目のラウンド遊技が終了すると、図5(b)に示す時間T2aを掛けて確変大当り用エンディング演出が実行される(図6(k))。確変大当り用エンディング演出は、可変表示器20に「チャンスタイムまだまだ続くよ」という文字画像を表示して実行される。その後、エンディング演出が終了すると、大当り遊技が終了される。大当り遊技終了後は、確変状態が付与される。なお、大当り遊技終了時におけるラウンド値は「10」となっている。
次に、図5(a)に示す大当り遊技終了後に引き続き非確変大当りした場合の大当り遊技の態様を図5(c)及び図7に基づき説明する。確変状態時に非確変大当りが決定されると、図柄組み合わせゲームの表示結果として可変表示器20では、「444」が画像表示される(図7(a))。続いて、大当り遊技が開始し、図5(c)に示す時間T1a(<T1)を掛けて続行用オープニング演出が実行される。続行用オープニング演出では、可変表示器20に「チャンスタイム続行」という文字画像を表示し実行される(図7(b))。続行用オープニング演出の終了後、続いて、1回目のラウンド遊技が開始され、大入賞口扉25の開動作によって大入賞口24が開放されるとともに1回目のラウンド遊技に対応するラウンド演出が可変表示器20で実行される(図7(c))。そして、1回目〜5回目のラウンド遊技のラウンド演出では、図6(i),(j)と同様に演出が行われる(図7(c),(d))。5回目のラウンド遊技が終了すると、図5(c)に示す時間T2を掛けて非確変大当り用エンディング演出が実行される(図7(e))。非確変大当り用エンディング演出は、可変表示器20に「おわり」という文字画像を表示して実行される。その後、エンディング演出が終了すると、大当り遊技が終了される。大当り遊技終了後は、確変状態が付与されない。
次に、非確変状態時に非確変大当りが決定された場合の大当り遊技の態様を図5(d)及び図7に基づき説明する。非確変状態時に非確変大当りが決定されると、図柄組み合わせゲームの表示結果として可変表示器20では、「444」が画像表示される(図7(f))。続いて、大当り遊技が開始し、図5(d)に示す時間T1を掛けて非確変大当り用オープニング演出が実行される。非確変大当り用オープニング演出では、可変表示器20に「大当り」と、「おめでとう」という文字画像を表示し実行される(図7(g),(h))。非確変大当り用オープニング演出の終了後、続いて、1回目のラウンド遊技が開始され、大入賞口扉25の開動作によって大入賞口24が開放されるとともに1回目のラウンド遊技に対応するラウンド演出が可変表示器20で実行される(図7(i))。1回目のラウンド遊技のラウンド演出では、非確変状態時に大当りとなってラウンド値が「0」にリセットされたことから、「ROUND1」という文字画像によってラウンド遊技の回数として「1」が報知され、「太陽」を示す画像が表示される。そして、1回目〜5回目のラウンド遊技のラウンド演出では、図6(d),(e)と同様に演出が行われる(図7(i),(j))。5回目のラウンド遊技が終了すると、図5(d)に示す時間T2を掛けて非確変大当り用エンディング演出が実行される(図7(k))。非確変大当り用エンディング演出は、可変表示器20に「おわり」という文字画像を表示して実行される。その後、エンディング演出が終了すると、大当り遊技が終了される。大当り遊技終了後は、確変状態が付与されない。
本実施形態のパチンコ機10では、確変状態時に大当りとなった場合には、非確変状態時に大当りとなった場合に比してオープニング演出の演出時間を短縮させる。このため、確変状態時に大当りとなった場合には、大当り遊技自体の時間を短縮することができる。また、確変大当りとなった場合には、非確変大当りとなった場合に比してエンディング演出の演出時間を短縮させる。このため、確変状態時に確変大当りをした場合には、最も大当り遊技に掛かる時間が短縮された状態となる。
したがって、本実施形態によれば、以下に示す効果を得ることができる。
(1)サブCPU27aは、RAM27cによって複数回の大当り遊技で継続的に累積加算されたラウンド遊技の回数(ラウンド値)を可変表示器20に報知させる。このため、累積加算された前記回数が報知された場合、遊技者に連続した大当り遊技が1つの大当り遊技として継続的に行われているように感じさせることができる。また、累積加算された前記回数は、予め定めたリセット条件(非確変状態時に大当り)の成立を契機に、サブCPU27aによりリセットされる。そして、サブCPU27aは、前記回数をリセットした状態(ラウンド値が「0」である)で大当り遊技を開始させる場合と、前記回数をリセットしていない状態(ラウンド値が「0」でない)で大当り遊技を開始させる場合とで、オープニング演出の演出内容を変更して実行させるようにした。このため、大当り遊技中に前記回数が累積加算されている場合と、前記回数がリセットされた場合とは異なるオープニング演出を実行させることができる。すなわち、大当り遊技が継続的に行われる場合には、例えば、遊技者に大当り遊技と大当り遊技が継続しているように感じさせる演出内容に変更することで、遊技者が大当り遊技と大当り遊技の間に感じる違和感を解消することができる。したがって、大当り遊技が連続して行われる場合、遊技者に大当り遊技が継続して行われているように感じさせるとともに、遊技者に連続して行われる大当り遊技の演出に対し違和感を抱かせることなく大当り遊技を楽しませることができる。
(2)サブCPU27aは、ラウンド遊技の回数(ラウンド値)をリセットした状態で次回の大当り遊技が行われる場合と、前記回数をリセットしていない状態で次回の大当り遊技が行われる場合とで、今回の大当り遊技におけるエンディング演出の演出内容を変更させる。このため、エンディング演出の変更によって、遊技者に大当り遊技が継続して行われることを認識させることができる。すなわち、大当り遊技が継続的に行われる場合には、例えば、遊技者に大当り遊技と大当り遊技が継続しているように感じさせる演出内容に変更することで、遊技者が大当り遊技と大当り遊技の間に感じる違和感を解消することができる。したがって、連続して行われる大当り遊技の演出に対し、遊技者に違和感を抱かせることなく大当り遊技を楽しませることができる。
(3)連続的に大当り遊技が行われる場合、遊技者は、多くの賞球を獲得し得るために大当り遊技を早く消化し、次の大当りを早く獲得したいという思いを抱く。このため、確変状態時に大当りした場合、大当り演出のオープニング演出の演出時間を短縮させることにより、大当り遊技の消化時間を非確変状態時に大当りした場合に比して早くし、遊技者の抱く思いに応えることができる。また、連続的に大当り遊技が行われる場合には、大当り遊技の消化時間を短縮させることで、遊技効率を向上させることができる。
(4)また、確変大当りをした場合、大当り演出のエンディング演出の演出時間を短縮させることにより、大当り遊技の消化時間を非確変大当りをした場合に比して早くし、遊技者の抱く思いに応えることができる。また、連続的に大当り遊技が行われる場合には、大当り遊技の消化時間を短縮させることで、遊技効率を向上させることができる。
(5)サブCPU27aは、確変状態でない時(非確変状態の時)に大当りとなったことをリセット条件とし、ラウンド遊技の回数(ラウンド値)をリセットする。このため、大当りが付与された場合の遊技状態(確変状態又は非確変状態)と、大当り遊技の開始契機となる大当り表示結果の種類(確変大当り又は非確変大当り)とに基づき大当り遊技中の演出態様に変化を持たせることができる。したがって、大当り遊技中に行われる演出の変化態様に興味を持たせることができる。
(6)確変状態中は、大当り遊技が短期間に集中して行われる(連チャンする)状態である。そして、大当り遊技が集中(連続)して行われている場合には、オープニング演出の演出内容を変更することで、大当り遊技が集中(連続)していることを遊技者に認識させることができる。また、確変状態は遊技者にとって有利な状態であり、遊技者は確変状態を付与されていない場合と比べて優越感を抱くことができる。このため、オープニング演出の演出内容を変更することで、確変状態時に大当りした場合には、非確変状態時に大当りした場合と差別化することができる。したがって、大当り遊技の興趣を向上することができる。
(7)ラウンド遊技の回数(ラウンド値)がRAM27cに記憶され、その回数はリセット条件が成立(非確変状態時に大当り)したことを契機にサブCPU27aによってリセットされる。換言すれば、リセット条件が成立する迄の間は、前記回数が累積されることから、前記回数は複数回の大当り遊技を対象にカウントされた値にもなる。したがって、大当り遊技が連続して行われる場合においては、前回までの大当り遊技で行われたラウンド遊技の回数を含めた回数が今回の大当り遊技におけるラウンド遊技で報知されることになり、大当り遊技の連続性をより強調し得る。また、回数が多くなればなるほど、大当り遊技が連続していることになり、その回数表示によって遊技者に優越感を持たせることができる。
(8)確変状態時の非確変大当りなど大当りの連続が期待し難い状況になったときにラウンド遊技の回数(ラウンド値)がリセットされる。換言すれば、確変状態時に確変大当りとなった場合、すなわち、大当りの連続が期待できる場合のみに該回数が継続して累積される。このため、前回の大当りと今回の大当りとの連続性を明確にでき、ラウンド回数表示が前回の大当りから継続(累積)している場合には大当りが連続していることへの優越感を遊技者に持たせる一方で、回数表示がリセットされた場合には大当りを連続させることへの意欲を遊技者に持たせることができる。
尚、上記実施形態は、次のような別の実施形態(別例)にて具体化できる。
・上記実施形態において、エンディング演出の演出内容は変更しなくても良い。そして、エンディング演出の演出時間のみを変更するようにしても良い。この場合、短縮されたエンディング演出では、短縮されないエンディング演出の演出内容を短縮した時間で強制的に終了するようにする。こうすることで、ROM27bに記憶されるデータにおいて、エンディング演出用に記憶するデータを軽減することができる。
・上記実施形態において、ラウンド演出でラウンド遊技の回数のみを表示するようにしても良い。また、ラウンド遊技の回数とともに表示される表示画像は、大当り遊技毎に変更しなくても良い。
・上記実施形態は、変動時間短縮(時短)機能を備えたパチンコ機に具体化しても良い。時短機能は、普通図柄変動ゲームの変動時間を短縮させる時短状態(特典遊技状態)を付与する機能である。詳しくは、時短図柄による大当りの図柄組み合わせ(第1の大当り表示結果)が表示されると当該大当り遊技の終了後に時短状態が付与され、非時短図柄による大当りの図柄組み合わせ(第2の大当り表示結果)が表示されると時短状態が付与されない。時短状態中は、持ち球を大幅に減らすことなく、図柄組み合わせゲームの始動条件を得られるので遊技者にとって有利な状態である。そして、時短状態時に大当りとなった場合と、時短状態が付与されていない非時短状態時に大当りとなった場合とで、オープニング演出の演出内容を変更する。また、非時短状態時に大当りとなることをリセット条件としてラウンド値をリセットする。
・上記実施形態において、各オープニング演出と、各ラウンド演出及び各エンディング演出の演出内容は変更しても良い。例えば、続行用オープニング演出では、「続行」という文字表示をし、ラウンド演出では、「1ラウンド」という文字表示をしても良い。また、確変大当り用エンディング演出では、「まだまだ」という文字表示をし、各演出の表示態様は変更しても良い。
・上記実施形態において、オープニングパターンの種類は、例えば、2種類、4種類、5種類に変更しても良い。この場合、続行用オープニング演出として内容の異なる演出を行うパターンを3種類用意し、確変状態時に大当りする毎に乱数によって抽選するようにしても良い。
・上記実施形態は、大当りとなると予め定めた上限回数だけ確変大当りが付与される、所謂、権利物と呼ばれるパチンコ機に実現しても良い。この場合、最初の大当りを含め前記上限回数目の大当りが終了されるまでの間、ラウンド値は累積加算される。
・上記実施形態において、非確変大当りをした場合、当該大当りに伴う大当り遊技終了後にラウンド値をリセットしても良い。
・上記実施形態において、非確変大当りをすることをリセット条件としてラウンド値をリセットしても良い。
・上記実施形態において、サブCPU27aがオープニングパターン及びエンディングパターンを決定するようにしても良い。この場合、RAM27cにサブ側確変フラグ及びサブ側遊技状態フラグを記憶し、当該確変フラグ及び遊技状態フラグに基づき、各パターンを決定しても良い。そして、サブCPU27aは、メインCPU26aが大当りを決定した場合、その大当りとなる図柄組み合わせの種類から確変大当りであるか否かを確認し、サブ側確変フラグ及びサブ側遊技状態フラグを設定する。また、サブCPU27aは、確変大当り用変動パターン及び非確変大当り用変動パターンが用意される場合には、メインCPU26aが変動パターン指定コマンドで指定する変動パターンに基づきサブ側確変フラグ及びサブ側遊技状態フラグを設定しても良い。また、本別例の構成によれば、メインCPU26aが全てのパターンを決定する必要がなくなり、大当り遊技に関する制御負担を軽減することができる。
・上記実施形態において、オープニング演出及びエンディング演出の短縮率は50%(4秒から2秒に短縮)としているが、短縮率を20%、30%、80%などに変更して短縮しても良い。この場合、特に短縮率を50%を超える短縮率にすることで、オープニング演出及びエンディング演出の違いに遊技者を気付かせることができる。
・上記実施形態において、ラウンド値がリセットされた状態で(非確変状態時に)大当りとなった場合には、ラウンド値がリセットされていない状態で(確変状態時に)大当りとなった場合に比してオープニング演出の演出時間を延長するようにしても良い。そして、次の大当りでラウンド値がリセットされる(今回の大当りが非確変大当りである)場合には、次の大当りでラウンド値がリセットされない(今回の大当りが確変大当りである)場合に比してエンディング演出の演出時間を延長するようにしても良い。
・上記実施形態において、大当り遊技中のラウンド遊技の上限回数を、例えば、10回、15回に変更しても良い。
・上記実施形態において、オープニング演出及びエンディング演出の演出時間は、変更しなくても良い。
次に、上記実施形態及び別例から把握できる技術的思想を以下に追記する。
(イ)前記第1の大当り表示結果は前記特典遊技状態として確率変動状態が付与される確変大当りであり、前記第2の大当り表示結果は前記確率変動状態が付与されない非確変大当りであることを特徴とする請求項5に記載の遊技機。
パチンコ遊技機の機表側を示す正面図。 パチンコ遊技機の制御構成を示すブロック図。 大当り開始処理を示すフローチャート。 ラウンド開始処理を示すフローチャート。 (a)は非確変状態時に確変大当りとなった場合に大当り遊技が行われる態様を示す模式図。(b)は確変状態時に確変大当りとなった場合に大当り遊技が行われる態様を示す模式図。(c)は確変状態時に非確変大当りとなった場合に大当り遊技が行われる態様を示す模式図。(d)は非確変状態時に非確変大当りとなった場合に大当り遊技が行われる態様を示す模式図。 (a)〜(k)は、非確変状態時に確変大当りとなった場合と、確変状態時に確変大当りとなった場合の可変表示器の画像表示を示した模式図。 (a)〜(e)は、確変状態時に非確変大当りとなった場合の可変表示器の画像表示を示した模式図。(f)〜(k)は、非確変状態時に非確変大当りとなった場合の可変表示器の画像表示を示した模式図。
符号の説明
10…パチンコ機、16…装飾ランプ、17…スピーカ、20…可変表示器、27…演出制御基板、27a…サブCPU、27b…ROM、27c…RAM。

Claims (5)

  1. 複数種類の図柄を変動させて行う図柄変動ゲームを表示する表示手段を備え、前記図柄変動ゲームの表示結果が予め定めた大当り表示結果となった場合、大当り遊技が開始され、該大当り遊技では、該大当り遊技中に遊技球の入賞が許容される入賞手段を開放するラウンド遊技が複数回行われる遊技機において、
    前記ラウンド遊技が行われるラウンド回数を複数回の大当り遊技で継続的に累積加算し、その累積加算された回数を記憶する回数記憶手段と、
    前記回数記憶手段に記憶されている前記ラウンド回数を予め定めたリセット条件が成立したことを契機にリセットするリセット手段と、
    前記大当り遊技の開始を示すオープニング演出、及び前記大当り遊技の終了を示すエンディング演出を含む大当り遊技演出を演出実行手段に実行させる演出制御手段とを備え、
    前記演出制御手段は、前記ラウンド回数がリセットされた状態で前記大当り遊技が開始される場合と、前記ラウンド回数がリセットされていない状態で前記大当り遊技が開始される場合とで、前記オープニング演出の演出内容を変更して前記演出実行手段に実行させるとともに、前記回数記憶手段に記憶されている前記ラウンド回数を報知手段に報知させることを特徴とする遊技機。
  2. 前記演出制御手段は、前記ラウンド回数がリセットされた状態で次回の大当り遊技が行われる場合と、前記ラウンド回数がリセットされていない状態で次回の大当り遊技が行われる場合とで今回の大当り遊技における前記エンディング演出の演出内容を変更して前記演出実行手段に実行させることを特徴とする請求項1に記載の遊技機。
  3. 前記演出制御手段は、前記ラウンド回数がリセットされていない状態で大当り遊技が開始される場合、前記ラウンド回数がリセットされた状態で大当り遊技が開始される場合に比べて前記オープニング演出の演出時間を短縮させることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の遊技機。
  4. 前記演出制御手段は、前記ラウンド回数がリセットされていない状態で次回の大当り遊技が行われる場合、前記ラウンド回数がリセットされた状態で次回の大当り遊技が行われる場合に比べて前記エンディング演出の演出時間を短縮させることを特徴とする請求項1〜請求項3のうちいずれか一項に記載の遊技機。
  5. 前記大当り表示結果には、前記大当り遊技終了後の遊技状態として遊技者に有利な特典遊技状態が付与される第1の大当り表示結果と、前記特典遊技状態が付与されない第2の大当り表示結果とを含み、
    前記リセット手段は、前記特典遊技状態でない時に大当りとなったこと、又は前記特典遊技状態で前記第2の大当り表示結果に基づく大当りとなったことを前記リセット条件とし、前記ラウンド回数をリセットすることを特徴とする請求項1〜請求項4のうちいずれか一項に記載の遊技機。
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