JP2007005924A - アンテナ - Google Patents

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Abstract

【課題】安価で,小型の,無指向性の偏波ダイバーシティアンテナを提供する。
【解決手段】垂直偏波用のアンテナ素子と,水平偏波用のアンテナ素子と,前記垂直偏波用のアンテナ素子で受信した信号を出力するか,前記水平偏波用のアンテナ素子で受信した信号を出力するか,を選択的に切換可能に構成した偏波切換部と,を軸線方向に配置し,前記垂直偏波用のアンテナ素子から引き出される給電線は,前記水平偏波用のアンテナ素子が形成する領域の略中心部を挿通するように構成した。
【選択図】 図1

Description

本発明は,主に移動体や無線LAN等の通信に利用されるアンテナに関し,特に安価に且つ小型で所望の特性を有する偏波ダイバーシティアンテナを提供する事にある。
従来,移動体通信用のアンテナとして,水平偏波と垂直偏波に対応するクロスダイポールアンテナをダイバーシティにした偏波ダイバーシティアンテナが知られている。
(例えば,特許文献1の従来技術参照)
また,無線LAN(Local Area Network)等に用いるアンテナとしては,垂直偏波や水平電波の信号に対応するよう,垂直偏波無指向性アンテナ若しくは水平偏波8の字指向性アンテナ等の,簡単且つ安価に実現できる構成のアンテナが一般的に使われている現実があった。
特開平9−130141号公報
しかし,クロスダイポールアンテナを用いた偏波ダイバーシティアンテナは,外形が大きくなることから,移動体や,携帯端末には使いづらいといった問題があった。
また,近年における多様な通信システムが提供されている現状においては,電波の効率的な使用を行うために,垂直偏波や水平偏波の電波が使用されることがあり,従来から使われている,垂直偏波無指向性アンテナ若しくは水平偏波8の字指向性アンテナのような,簡単な構成で実現できる一般的なアンテナ装置を備えただけの端末装置では,その使用状態や使用する場所などによって,電波が水平偏波であったり垂直偏波であったりで,偏波によって受信レベルが異なることになり通信品質の低下を招くといった問題があった。
そこで本願においては,こうした問題点を解決するためになされたものであり,
その目的は,簡単な構成で製造ができ,延いては製品の価格が安価にできる,垂直偏波と水平偏波に対応するアンテナを提供する事にある。
他の目的は,所望の性能を有する垂直偏波と水平偏波に対応するアンテナを提供することにある。
他の目的は,アンテナ径が細い外形のスマートな垂直偏波と水平偏波に対応するアンテナを提供することにある。
他の目的は,アンテナの外形が細くスマートで,所望の性能を有する偏波ダイバーシティアンテナを提供する事にある。
上記課題を解決するために,請求項1の発明は,垂直偏波無指向性アンテナ素子と水平偏波無指向性アンテナ素子を備えたアンテナにおいて,前記垂直偏波無指向性アンテナ素子はスリーブアンテナから成り,前記水平偏波無指向性アンテナ素子は円筒スロットアンテナ若しくは円形ダイポールの何れか一方を使用して構成した。
請求項2の発明は,請求項1の偏波ダイバーシティアンテナにおいて,前記垂直偏波無指向性アンテナ素子はコリニアアンテナから成るように構成した。
請求項3の発明は,請求項1又は請求項2の何れか一項に記載のアンテナにおいて,前記水平偏波用のアンテナ素子は,前記垂直偏波用のアンテナ素子の下側位置に配設し,当該垂直偏波用のアンテナ素子から引き出される給電線は,前記水平偏波用のアンテナ素子が軸線に直交する面上に形成する領域の略中心部を挿通するように配設した。
請求項4の発明は,請求項1乃至請求項3の何れか一項に記載のアンテナにおいて,前記垂直偏波用のアンテナ素子で受信した信号を出力するか,前記水平偏波用のアンテナ素子で受信した信号を出力するかを選択的に切換可能に構成した偏波切換部を備え,前記垂直偏波用のアンテナ素子と前記水平偏波用のアンテナ素子と当該偏波切換部とは,同一軸線方向に配設するように構成した。
請求項5の発明は,請求項1乃至請求項4の何れか一項に記載のアンテナにおいて,少なくとも,前記水平偏波用のアンテナ素子の軸線に直交する方向の断面は略円形であり,少なくとも前記垂直偏波用のアンテナ素子の軸線方向に直交する断面が,前記水平偏波用のアンテナ素子の略円形断面の投影範囲より外方向に突出しないように構成した。
本発明の請求項1若しくは請求項2によれば,垂直偏波用のアンテナ素子と水平偏波用のアンテナ素子を備えたアンテナにおいて,垂直偏波用のアンテナ素子はスリーブアンテナ若しくはコリニアアンテナ等の何れか1方式の垂直偏波無指向性アンテナ素子から成り,水平偏波用のアンテナ素子は円筒スロットアンテナ若しくは円形ダイポール等の何れか1方式の水平偏波無指向性アンテナ素子を使用したので,簡単な構成で製造ができ,延いては製品の価格が安価にできる,垂直偏波と水平偏波に対応するアンテナを提供できる。
また,請求項3に示すように,前記水平偏波用のアンテナ素子を,前記垂直偏波用のアンテナ素子の下側に配設すれば,上記のアンテナ素子が円筒スロットアンテナ若しくは円形ダイポールで構成されていることから,前記垂直偏波用のアンテナ素子から引き出される給電線を,前記水平偏波用のアンテナ素子(円形スロットアンテナならスロットが形成された金属筒,円形ダイポールアンテナなら線状素子)が形成する領域の略中心部を,該水平偏波用のアンテナ素子の特性に与える影響を少ない状態で挿通することができることができ,これによって所望の性能を有する垂直偏波と水平偏波に対応するアンテナを提供できる。
更には請求項4に示すように,前記垂直偏波用のアンテナ素子で受信した信号を出力するか,前記水平偏波用のアンテナ素子で受信した信号を出力するかを選択的に切換可能に構成した偏波切換部を備え,前記垂直偏波用のアンテナ素子と前記水平偏波用のアンテナ素子と当該偏波切換部とは,同一軸線方向に配設するように構成することによって,アンテナの外形が細くスマートで,所望の性能を有する偏波ダイバーシティに構成されたアンテナを提供できるのである。
また,請求項5に示すように構成し,前記垂直偏波用のアンテナ素子の軸線と,前記水平偏波用のアンテナ素子の軸線とを,同一軸線上若しくは近接する位置に並行に配設させることによって,アンテナ外形は前記水平偏波用のアンテナ素子の断面領域によって決められるので,細径でスマートな垂直偏波と水平偏波に対応するアンテナを提供できるのである。
更に,これによってアンテナの耐久性向上のために取付けるレドームを細径に形成できることから,デザイン的に優れるばかりでなく,耐風速に強い受風面積の小さなアンテナを提供できるのである。
以下に,本発明を具体化した実施形態の例を,図面を基に詳細に説明する。
図1は本発明に係るアンテナの第1の実施形態を示し,図2は第1の実施形態の異なる実施例である。図3は本発明に係るアンテナの第2の実施例を示す。図4は本発明に係るアンテナの第3の実施形態を示す。
図1は本願に示す偏波ダイバーシティアンテナ1の第1実施形態の構成例を示す図であり,同一軸線方向に上から垂直偏波受信用のアンテナ素子としてのスリーブアンテナ10,水平偏波受信用のアンテナ素子としての円筒スロットアンテナ20が配置されている。
前記スリーブアンテナ10は,中心導体12を装着した内部絶縁体13と,当該内部絶縁体13を覆うように導電材料で形成された外部導体15とからなる給電線11の先端を給電点14として,そこから上方に向けて1/4波長の前記中心導体12を露出させたエレメント部12aを形成し,下方に向けては,上端が前記外部導体15の先端部に接続された1/4波長の長さを有する同軸円管16(スリーブ)を,給電線11の外側にかぶせたものであり,図の如く配置した場合のスリーブアンテナ10の指向性は,垂直偏波に対して無指向性となる。
尚,前記給電線11は外部導体15として金属パイプを用いた例を示したが,合成樹脂材からなる外部絶縁体を有した所謂同軸ケーブルを用いて形成してもよいし,プリント配線板等を用いても良く,特にその構成は実施例に限定されるものではない。
前記円筒スロットアンテナ20は,導電性材料で形成され両端を開放した筒状の同軸円管26に,該同軸円管26の軸線方向に長さが1/2波長の長孔のスロット28を形成したものであり,そのスロット28の長辺側の略中央部に給電点24,24を設け,同軸円管26の下方向から同軸円管26に挿通された給電線21の中心導体と外部導体を,夫々前記給電点24,24に接続してなるように構成されたものであり,図の如く配置した場合の円筒スロットアンテナ20の指向性は,水平偏波に対して無指向性となる。
前記スリーブアンテナ10を構成すると共に,このアンテナ素子から引き出される給電線11は,前記円形スロットアンテナ20の同軸円管26の略中央部を挿通して下方向に所定の長さ引き出されている。
この時,前記同軸円管26の内周面に所定の方法で保持されると共に,前記給電線11を保持するための保持部材を備えさせれば,前記スリーブアンテナ10と円形スロットアンテナ20とを所定の寸法(1/4波長以下)だけ離して,該円形スロットアンテナ20は給電線11と固着することができる。
前記スロットアンテナ10の給電線11と,円形スロットアンテナ20の給電線21の他方端側は,偏波切換部50に所定の方法で接続されている。
この偏波切換部50は,例えば高周波リレーや電子スイッチからなる2系統の伝送経路を選択的に切換可能に構成された経路選択手段51を備えており,該経路選択手段51の接続端51aには前記スリーブアンテナ10からの給電線11が,経路選択手段51の接続端51bには前記円形スロットアンテナ20からの給電線21が夫々接続され,経路選択手段51の接続端51cはアンテナ1の接続端子5に接続されている。
53は前記経路選択手段51の制御手段であり,図には示されない,例えば,前記出力端子に接続された伝送線路に端末側から重畳されてくる電源信号を高周波信号から分離するための電源信号分離フィルタと,該電源信号分離フィルタによって分離された電源信号に基づいて前記経路選択手段51を切換制御するための制御信号を生成する,例えばトランジスタやオペアンプ等から構成される制御信号生成回路とから構成されている。
尚,本発明の実施例においては,偏波切換部50はアンテナに内蔵させた例を示したが,特にこの実施例に限定されるものではなく,例えば当該偏波切換部50を,このアンテナを接続する機器(無線LAN等)側に内蔵させて切換えるようにしても良い。この場合,このアンテナは図2に示すように,垂直偏波用と水平偏波用の2つの接続端子6,7を有する構成されるので,垂直偏波と水平偏波の電波を使って同時に通信するような使い方にも対応できる。
また,2周波用のアンテナとして構成させてもよい。
次に本発明の第2の実施形態として図3を参照して説明する。尚,以下の説明では,上記第1の実施形態のアンテナと同様の構成要素については時に明記しない限り同一符号を付与し,詳細な説明は省略する。
図2は本発明に係る第2実施形態の構成例を示しており,図にある2がアンテナ装置である。この実施例では前記水平偏波用のアンテナ素子として,円形ダイポールアンテナ30を用いて構成したものである。この円形ダイポールアンテナ30は長さが略1/2波長のフォールデッドダイポールアンテナから構成されており,このフォールデッドダイポールアンテナの放射素子である各線状導電体32,33を,前記フォールデッドダイポールアンテナの先端部が相互に接触することのないように湾曲に形成して,互いに対抗配置すると共に,前記フォールデッドダイポールアンテナの先端部とこのダイポールアンテナの給電点34,34とが互いに対向配置するように構成されており,図の如く配置した場合の円形ダイポールアンテナ30の指向性は,水平偏波に対して無指向性となる。尚,ここに示す実施例ではフォールデッドダイポールを湾曲に形成した例を示したが,ダイポールとしてはフォールデッドダイポールでなくてもよい。また,各線状導電体32,33は湾曲形成した例を示したが,多角形状に形成してもよい。
この円形ダイポールアンテナ30の給電点34,34には給電線31が接続され,該給電線31の先端側は偏波切換部50に接続されている。該偏波切換部50には整合回路55が備えられており,アンテナ素子からの前記給電線31のインピーダンスを75Ω又は50Ωのような所望のインピーダンスに変換した後に,経路選択手段51の接続端51bに接続されている。
また,前記円形ダイポールアンテナ30の上方には,前記スリーブアンテナ10が1/4波長と同じか狭い間隔で配設されており,該スリーブアンテナ10から引き出された給電線11は,前記円形ダイポールアンテナ30の前記線状導体32,33により囲まれる領域の略中心部を挿通させてから,前記偏波切換部50に接続している。
尚,この実施例においても前記第1の実施形態と同様に,前記偏波切換部50はアンテナに内蔵させても良いし,内蔵させなくてもよい。
次に図4を用いて本発明の第3の実施形態としてのアンテナ3を説明する。先ず,垂直偏波用のアンテナ素子は,略1/2波長の長さの垂直ダイポールを多段に接続し電力合成したコリニアアンテナ40からなる。
この垂直ダイポールは,中心導体42を装着した内部絶縁体43と,当該内部絶縁体43を覆うように金属パイプのような導電材料で形成された外部導体45の同軸構造からなり,本願の実施例では3つの垂直ダイポール40a,40b,40cを多段に組んだ例を示している。
100はシュペルトップであり,中心導体102を装着した内部絶縁体103と,当該内部絶縁体103を覆うように金属パイプのような導電材料で形成された外部導体105とからなる給電線101の先端を給電点として,前記コリニアアンテナと接続され,下方に向けては,上端が前記外部導体105に接続された略1/4波長の長さを有する同軸円管106(スリーブ)を,前記外部導体105の上端と接続させて給電線101の外側にかぶせたものである。
このように構成されたコリニアアンテナ40を図の如く配置した場合の指向性は,垂直偏波に対して無指向性となる。
尚,本願のコリニアアンテナの実施例では金属パイプを用いた同軸構造の伝送線路を用いて構成した例を示したが,合成樹脂材からなる外部絶縁体を有した,所謂同軸ケーブルを用いて形成してもよいし,プリント配線板等を用いても良く,特にその構成は実施例に限定されるものではない。
次に,水平偏波用のアンテナ素子として,前記第2の実施例に係る円形ダイポールアンテナ30a,30b,30cを多段に接続した物を具備した物である。
この実施例では,夫々の円形ダイポールアンテナを,該アンテナによって囲まれる領域の中心点を通過する軸線を同一線上となるように,該アンテナから放射される放射波の略1/2波長の長さだけ夫々離して配設すると共に,夫々の円形ダイポールアンテナの給電点34,34の位置が同一方向を向く位置に配設されると共に,各円形ダイポールアンテナは夫々位相を反転するように接続することによって指向特性がよく,利得の高い円形ダイポールアンテナ30が得られるように構成されている。
尚,前記円形ダイポールアンテナを上述のようにシリーズ給電する方法として,夫々の円形ダイポールアンテナにおける給電点34,34の位置が,同一方向を向く位置に配設されると共に,各アンテナ間の間隔を略1波長の長さだけ離して配設して同相で移相合成してもよい等,特に実施例に限定されるものではない。
また,夫々の円形ダイポールアンテナの給電点34,34の位置が同一方向を向かないように,等間隔ずつ異なる向きに配設し位相合成すれば,更に水平面の指向特性が改善される。
前記コリニアアンテナ40から引き出された給電線105は,上述の実施例と同様に前記円形ダイポールアンテナ30の線状導体32,33が形成する領域の略中心部を挿通させてから,前記偏波切換部50に接続されている。
尚,この実施例においても前記第1の実施形態と同様に,前記偏波切換部50はアンテナに内蔵させても良いし,内蔵させなくてもよい。
このように本願のアンテナによれば,垂直偏波用のアンテナ素子と,水平偏波用のアンテナ素子のように,異なる偏波を受信するアンテナを備えたアンテナにおいて,垂直偏波用のアンテナ素子はスリーブアンテナ若しくはコリニアアンテナ等の何れか1方式の垂直偏波無指向性アンテナ素子から成り,水平偏波用のアンテナ素子は円筒スロットアンテナ若しくは円形ダイポール等の何れか1方式の水平偏波無指向性アンテナ素子から成り,前記水平偏波用のアンテナ素子を,前記垂直偏波用のアンテナ素子の下側に配設することによって,該垂直偏波用のアンテナ素子が円筒スロットアンテナ若しくは円形ダイポールで構成されていることから,前記垂直偏波用のアンテナ素子から引き出される給電線を,前記水平偏波用のアンテナ素子(円形スロットアンテナならスロットが形成された金属筒,円形ダイポールアンテナなら線状素子)が形成する領域の略中心部を,該水平偏波用のアンテナ素子の特性に与える影響を少ない状態で挿通することができ,これによって所望の性能を有する垂直偏波と水平偏波に対応する無指向性のアンテナを提供できる。
尚,本願の実施例では水平偏波用のアンテナ素子として円形スロットアンテナ,円形ダイポールアンテナを用いたが,アンテナが構成する領域の略中心部に給電線を挿通可能に形成されたアンテナならば前記実施例に限定されるものではない。
加えて,前記水平偏波用のアンテナ素子と,前記垂直偏波用のアンテナ素子とを同一軸線上となるように配置させれば,更にアンテナ径が細い外形のスマートな垂直偏波と水平偏波に対応する無指向性のアンテナを提供できるのである。
また,上述のアンテナに,前記垂直偏波用のアンテナ素子で受信した信号を出力するか,前記水平偏波用のアンテナ素子で受信した信号を出力するかを選択的に切換可能に構成した偏波切換部を備え,前記垂直偏波用のアンテナ素子と前記水平偏波用のアンテナ素子と当該偏波切換部とは,同一軸線方向に配設するように構成することによって,アンテナの外形が細くスマートで,所望の性能を有する垂直偏波にも水平偏波にも対応する無指向性の偏波ダイバーシティアンテナを提供できるのである。
また,アンテナの軸線方向に直交する断面の,最大外形となる断面形状が略円形となっていることから,該アンテナに取付けるレドームの径を細く形成することができ,デザイン的にも,風などに対する耐久性にも優れたアンテナを提供できる。
尚,本発明は上記実施の形態に限定されるものではなく,本発明の趣旨を逸脱しない範囲で各部の構成を適宜に変更して実施することも可能である。
本発明に係るアンテナの第1の実施形態を示す構成図である。 第1の実施形態の異なる実施例である。 本発明に係るアンテナの第2の実施形態を示す。 本発明に係るアンテナの第4の実施形態を示す。
符号の説明
1・2・3…アンテナ装置,5,6,7…出力端子,10…スリーブアンテナ,11…給電線,12…中心導体,12a…エレメント部,13…内部絶縁体,14…給電点,15…外部導体,16…同軸円管(スリーブ),20…円形スロットアンテナ,21…給電線,25…給電点,28…スロット,30…円形ダイポールアンテナア,31…給電線,32…線状導体,33…線状導体,34…給電点,40…コリニアアンテナ,42…中心導体,43…内部絶縁体,45…外部導体,50…偏波切換部,51…経路選択手段,51a・51b・51c…接続端,53…制御手段,55…整合回路,100…シュペルトップ,101…給電線,102…中心導体,103…内部絶縁体,105…外部導体,106…同軸円管,

Claims (5)

  1. 垂直偏波用のアンテナ素子と水平偏波用のアンテナ素子を備えたアンテナにおいて,
    前記垂直偏波用のアンテナ素子はスリーブアンテナから成り,前記水平偏波用のアンテナ素子は円筒スロットアンテナ若しくは円形ダイポールの何れか一方を使用したことを特徴としたアンテナ。
  2. 前記垂直偏波用のアンテナ素子はコリニアアンテナであることを特徴とした請求項1に記載のアンテナ。
  3. 前記水平偏波用のアンテナ素子は,前記垂直偏波用のアンテナ素子の下側位置に配設し,当該垂直偏波用のアンテナ素子から引き出される給電線は,前記水平偏波用のアンテナ素子が軸線に直交する面上に形成する領域の略中心部を挿通するように配設したことを特徴とした請求項1又は請求項2の何れか一項に記載のアンテナ。
  4. 前記垂直偏波用のアンテナ素子で受信した信号を出力するか,前記水平偏波用のアンテナ素子で受信した信号を出力するかを選択的に切換可能に構成した偏波切換部を備え,前記垂直偏波用のアンテナ素子と前記水平偏波用のアンテナ素子と当該偏波切換部とは,同一軸線方向に配設して成る請求項1乃至請求項3の何れか一項に記載のアンテナ。
  5. 少なくとも,前記水平偏波用のアンテナ素子の軸線に直交する方向の断面は略円形であり,少なくとも前記垂直偏波用のアンテナ素子の軸線方向に直交する断面が,前記水平偏波用のアンテナ素子の略円形断面の投影範囲より外方向に突出しないことを特徴とした請求項1乃至請求項4の何れか一項に記載のアンテナ。
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